JP5747013B2 - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、電磁誘導加熱方式の定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置では、記録媒体にトナー像を定着する定着装置の熱源としてハロゲンヒーター等が広く使用されていたが、近年のウォームアップ時間の短縮や、省エネルギーの要請から、交番磁界を磁性導体に鎖交させ、渦電流を発生させることによって加熱する誘導加熱(IH:Induction Heating)方式が提案されている。
誘導加熱方式では、加熱ローラーや定着ベルト等の加熱部材の幅方向(用紙搬送方向と直交する方向)に延在するボビンの外周面に沿ってリッツ線が巻回された誘導加熱コイルに高周波電流を印加することにより、高周波磁束が発生する。この高周波磁束が加熱ローラーまたは定着ベルトの誘導発熱層に作用し、誘導発熱層の磁束の周りに渦電流が生じるため、誘導発熱層内の材質固有の抵抗に起因するジュール熱が発生して加熱ローラー、或いは定着ベルト等の加熱部材が加熱される。IH方式の定着装置では、加熱部材の熱容量を小さくできるので、ウォームアップ時間が短縮され、コンパクトで高い熱変換効率が得られる。
上記のIH方式においては、加熱部材に対するコイルの配置方法として各種の構成が提案されている。そのうち、加熱部材の外部にコイルを配置する一形態として、加熱部材が加熱ローラーの場合は回転軸方向(長手方向)に、加熱部材が加熱ベルトの場合はベルト幅方向に誘導加熱コイルを巻回する構成がある。以下、この構成を外包型(軸方向巻き)コイルと称する。
一方、IH方式の定着装置においては、コイルの温度が耐熱温度以上に上昇するのを防ぐために、ファンを用いてコイルに送風する冷却機構を備えたものがある。例えば特許文献1〜4には、コイルの長手方向に通風する冷却機構を備えたIH方式の定着装置が開示されている。
また、特許文献5には、用紙の通紙方向(コイルの長手方向と直交する方向)に通風する冷却機構を備え、コイルの冷却に用いた空気流を定着ニップ部における用紙の分離に使用するIH方式の定着装置が開示されている。
特開2000−321903号公報 特開2002−72764号公報 特開2005−321622号公報 特開2006−285216号公報 特開2012−88355号公報
特許文献1〜4のようにコイルの長手方向に通風する構成では、通風ダクトを比較的容易に、且つコンパクトに設計できるという長所を有している。しかし、通風ダクトを通過する空気流を、通風方向に対し上流側の端部において適切な冷却効果が得られる流速に調整すると、通風方向に対し下流側の端部では上流側に比べて流速が低下する。その結果、下流側の端部におけるコイルの冷却効果が低下するという問題点があった。
一方、特許文献5のようにコイルの長手方向と直交する方向に通風する構成では、コイルの冷却効果は長手方向全域に亘ってほぼ等しくなる。従って、コイルの長手方向における温度差は発生し難くなる。しかし、通風ダクトの設計が困難であり、ダクトの大型化、複雑化に繋がるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、コイルの長手方向における冷却効果を略均一にすることができ、且つ構成も簡単なコイル冷却機構を備えた誘導加熱方式の定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、誘導発熱層を有する加熱部材と、加熱部材に所定の圧力で圧接される加圧部材と、から成る定着部材と、加熱部材の誘導発熱層を磁束によって誘導加熱する誘導加熱部と、を備え、定着部材の定着ニップ部に記録媒体を挿通させてトナー像の定着処理を行う定着装置である。誘導加熱部は、加熱部材の長手方向に沿ってループ状に巻回され前記加熱部材を誘導加熱する磁束を発生させるコイルと、コイルの近傍に記録媒体の搬送方向に直交する方向に配設され、加熱部材の誘導発熱層に磁束を導く磁性体コアと、加熱部材の表面に対向して配置され、前記加熱部材に対向する面と反対側の取り付け面にコイルが取り付けられるコイルボビンと、コイルボビンに対向して配置され、磁性体コアが取り付けられるコアホルダーと、磁性体コアとコイルを覆うようにコイルボビンに取り付けられるカバー部材と、カバー部材とコアホルダーとの間に配置され、カバー部材の長手方向の一端に設けた吸気口に連通するとともにコアホルダーに形成された複数のホルダー開口部の一部に重なる開口穴を有する補助ダクトと、を有している。そして、吸気口から補助ダクト及びホルダー開口部を介してコアホルダーとコイルボビンとの間に空気流を流入させ、コイルの熱により暖められた空気流をカバー部材の他端に形成された排気口から排出することにより、コイルの長手方向における空気流の流量を調整することを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、カバー部材の吸気口とコアホルダーのホルダー開口部との間に補助ダクトを配置してコイルの長手方向における空気流の流量を調整することにより、簡単なダクト構成で、コイルの長手方向全域に亘ってコイルを略均一に、且つ効率良く冷却することができる。
本発明の定着装置5を備えた画像形成装置100の概略構成図 本発明の一実施形態に係る定着装置5の側面断面図 本実施形態の定着装置5に用いられる誘導加熱部30の構成を示す側面断面図 図3の下側(コイルボビン38側)から見たアーチコアホルダー45に対するアーチコア41の配置を示す平面図 図3の上側(アーチコアホルダー45側)から見たコイルボビン38に対するコイル37とセンターコア42及びサイドコア43の配置を示す平面図 カバー部材47を図3の上側から見た平面図 誘導加熱部30を長手方向Xに沿って切断した側面断面図 カバー部材47の吸気口47aと補助ダクト60の上流側立壁部60bとの間に隙間61を設けた構成を示す誘導加熱部30の部分断面図 補助ダクト60の位置決め機構を示す部分断面図 本発明の定着装置5の他の実施形態を示す側面断面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の定着装置5を備えた画像形成装置100の概略構成を示す図である。画像形成装置100は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、記録媒体である用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラー8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送部3に備えられた用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に支持された感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像部14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤーを備えており、この帯電ワイヤーからのコロナ放電によって感光体ドラム11表面に所定電位を与えると、感光体ドラム11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体ドラム11に照射されると、感光体ドラム11の表面電位が選択的に減衰され、感光体ドラム11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像部14が感光体ドラム11表面の静電潜像を現像し、感光体ドラム11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体ドラム11と転写部15との間に供給される用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では用紙9が加熱及び加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラー対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による用紙9へのトナー像の転写後、感光体ドラム11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体ドラム11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体ドラム11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2は、本発明の一実施形態に係る定着装置5を概略的に示す側面断面図である。定着装置5は、誘導加熱方式の熱源を用いたIH方式を採用しており、加熱部材である加熱ベルト26と、加圧部材である加圧ローラー19と、加熱ベルト26の内側に配置される定着ローラー18と、加熱ベルト26に磁束を供給する誘導加熱部30と、を備える。加圧ローラー19及び定着ローラー18は定着装置5のハウジング(図略)の長手方向に回転可能に支持され、誘導加熱部30はハウジングに固定支持される。
加熱ベルト26は、無端状の耐熱ベルトであり、内周側から順に、例えば厚み30〜50μmの電鋳ニッケルからなる誘導発熱層26aと、例えば厚み200〜500μmのシリコーンゴム等からなる弾性層26bと、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等のフッ素樹脂からなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cと、が積層されて構成される。
定着ローラー18は、加熱ベルト26と一体となって回転可能とするために、加熱ベルト26の内周面を張架している。例えば、定着ローラー18は、外径39.8mmに設定され、ステンレス鋼の芯金18a上に厚み5〜10mmのシリコーンゴム製の弾性層18bを有し、弾性層18bは加熱ベルト26を張架している。
加圧ローラー19は、円筒型の芯金19aと、芯金19a上に形成される弾性層19bと、弾性層19bの表面を覆う離型層19cと、を備える。例えば、加圧ローラー19は、外径35mmに設定され、ステンレス鋼の芯金19a上に厚み2〜5mmのシリコーンゴム製の弾性層19bを有し、弾性層19b上にPFA等のフッ素樹脂からなる離型層19cを有する。また、加圧ローラー19は図示しないモーター等の駆動源によって回転駆動させられ、加圧ローラー19の回転によって加熱ベルト26は従動回転する。加圧ローラー19と加熱ベルト26との圧接する部分にニップ部Nが形成され、ニップ部Nでは、搬送される用紙9上の未定着トナー像を加熱及び加圧し用紙9上にトナー像を定着する。
誘導加熱部30は、コイル37と、コイルボビン38と、磁性体コア39とを備え、電磁誘導により加熱ベルト26を発熱させるものである。誘導加熱部30は、長手方向(図2の紙面と垂直な方向)に延びて、加熱ベルト26の外周の略半分を囲うように加熱ベルト26に対向して配設される。
コイル37は、加熱ベルト26の幅方向(図2の紙面と垂直な方向)に沿ってループ状に複数回巻回してコイルボビン38に取り付けられる。またコイル37は、図示しない電源に接続され、電源から供給される高周波電流により交流磁束を発生させる。さらに、図示しないサーミスターによって加熱ベルト26の長手方向(軸方向)中央部と端部の表面温度が検知され、検知結果に基づいて電源からコイル37に供給される高周波電流が制御される。コイル37からの磁束は磁性体コア39を通過し、図2の紙面に平行な方向に導かれ、加熱ベルト26の誘導発熱層26aに沿って通過する。誘導発熱層26aを通過する磁束の交流的な強さの変化によって誘導発熱層26aには渦電流が生じる。誘導発熱層26aに渦電流が流れると、誘導発熱層26aの電気抵抗によってジュール熱が発生して、加熱ベルト26が発熱(自己発熱)することになる。
加熱ベルト26が加熱され所定の温度に昇温すると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラー19によって加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが用紙9に溶融定着される。このように、加熱ベルト26は薄肉の熱伝導性の良好な材質からなり熱容量が小さいため、短時間でウォームアップを行なうことができ、画像形成が迅速に開始される。
図3は、本実施形態の定着装置5に用いられる誘導加熱部30の側面断面図である。誘導加熱部30は、前述のようにコイル37と支持部材であるコイルボビン38と磁性体コア39とを備え、磁性体コア39は第1コアであるアーチコア41と、第2コアであるセンターコア42、及びサイドコア43からなる。さらに誘導加熱部30は、アーチコア41を取り付けるためのアーチコアホルダー45と、磁性体コア39とコイル37を覆うカバー部材47と、を備える。
コイルボビン38は、加熱ベルト26の表面と所定の間隔を隔てて定着ローラー18の回転中心軸と同心に配置され、加熱ベルト26の円周表面の略半分を囲う円弧部38iと、円弧部38iの両端に延設されるフランジ部38dとを有する。円弧部38iとフランジ部38dは、コイルボビン38の主たる骨格を構成し、その骨格部における強度を維持するために例えば厚み1〜2mm、望ましくは厚み1.5mmであって、また、加熱ベルト26からの放熱に耐えるためにLCP樹脂(液晶ポリマー)、PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の耐熱性樹脂にて形成される。
コイルボビン38の円弧部38iは、加熱ベルト26の表面と所定の間隔を隔てて対向する対向面38aと、この対向面38aの反対側に位置する円弧状の取り付け面38bとを有する。取り付け面38bの略中央、つまり、定着ローラー18と加圧ローラー19(図2参照)の各回転中心軸を結ぶ直線上には、一対のセンターコア42が接着剤によって取り付けられる。センターコア42の周囲には、取り付け面38bから立設する立壁部38cが長手方向(図3の紙面と垂直な方向)に延びて形成される。また、取り付け面38bにはコイル37が取り付けられる。加熱ベルト26の表面とコイルボビン38の対向面38aとの間隔は、加熱ベルト26が回転するときに接触しないように、例えば1.5〜3mmに設定され、センターコア42が加熱ベルト26表面から4mm離間して配置される。
コイル37は、複数本を撚り合せたエナメル線に融着層をコートしたものを用い、例えば、耐熱温度が略200℃であるAIW線を用いる。コイル37は、取り付け面38bに沿った断面視円弧状で長手方向(図3の紙面と垂直な方向)の周りをループ状に巻回した状態で加熱することで融着層を溶融させ、その後冷却することで所定の形状(ループ状)に成形される。所定形状に固化されたコイル37は、コイルボビン38の立壁部38cの周りに配置されてシリコン接着剤等によって取り付け面38b上に取り付けられる。
各フランジ部38d、38dの円弧部38i側には、長手方向に複数個配列されたサイドコア43が接着剤によって取り付けられる。またフランジ部38dの外縁側には、アーチコアホルダー45が取り付けられる。
アーチコアホルダー45は、コイルボビン38のフランジ部38dに取り付けられるホルダーフランジ部45aと、各ホルダーフランジ部45aからアーチ状に形成され長手方向に複数個形成されるコア装着部45bと、を有する。各コア装着部45bには、コア装着部45bと略同じアーチ形状のアーチコア41が接着剤によって取り付けられる。
従って、上述のようにアーチコア41とセンターコア42及びサイドコア43が夫々コイルボビン38及びアーチコアホルダー45の所定の位置に取り付けられると、アーチコア41とサイドコア43はコイル37の外側を囲むことになり、また、センターコア42はアーチコア41に比べて加熱ベルト26の表面に近接して配置されることになる。さらに、コイル37は、加熱ベルト26の表面と、サイドコア43と、アーチコア41、及びセンターコア42により取り囲まれることになる。コイル37に高周波電流が供給されると、コイル37から発生した磁束は、サイドコア43、アーチコア41及びセンターコア42に導かれ加熱ベルト26に沿って流れる。このとき加熱ベルト26の誘導発熱層26aには渦電流が生じることで、誘導発熱層26aの電気抵抗によって誘導発熱層26aにジュール熱が発生し、加熱ベルト26が発熱することになる。
カバー部材47は、誘導加熱部30から発せられる磁気をシールドするものであり、例えばアルミニウム製の板材にてコイル37と磁性体コア39をコイルボビン38の反対側から四囲を覆うように構成される。カバー部材47の取り付けは、コイルボビン38のフランジ部38d上にアーチコアホルダー45のホルダーフランジ部45aとカバー部材47のフランジ部とを順に積み重ねた状態で、ネジ51をナット52に締結することによって行われる。
アーチコアホルダー45とカバー部材47の間には補助ダクト60が配置されている。補助ダクト60は、カバー部材47の吸気口47a(図6参照)から流入し、アーチコアホルダー45とカバー部材47の間に流れる空気流の流路を調整する。補助ダクト60の構成及び作用については後述する。
図4は、図3の下側(コイルボビン38側)から見たアーチコアホルダー45に対するアーチコア41の配置を示す平面図であり、図5は、図3の上側(アーチコアホルダー45側)から見たコイルボビン38に対するコイル37とセンターコア42及びサイドコア43の配置を示す平面図である。
図4に示すように、アーチコアホルダー45には、アーチコア41を所定の位置に取り付けるためのコア装着部45bが形成される。コア装着部45bは長手方向X(用紙搬送方向Yに直交する方向)に略等間隔で複数個形成される。隣接するコア装着部45bの間にはホルダー開口部45cが形成され、またコア装着部45bの周りには、アーチコアホルダー45をコイルボビン38(図3参照)に取り付けるためのネジ51(図3参照)を嵌装する複数のネジ孔45dが形成される。アーチコア41は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって断面視矩形でアーチ状に形成されている。
図5に示すように、コイルボビン38には、取り付け面38bの中央部に長手方向Xに沿って立設された立壁部38cと、取り付け面38bの両側に長手方向Xに沿って延設されたフランジ部38dと、を有している。フランジ部38dには、ネジ51(図3参照)を嵌装する複数のネジ孔38eが形成されている。フランジ部38dには複数のサイドコア43が取り付けられる。サイドコア43は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって直方体状に形成されている。
コイルボビン38の立壁部38cは、長手方向Xに延びて互いに対向する直線状の壁部と、該対向する壁部間に延在し長手方向Xの両端部の外縁を形成する円弧状の壁部とを有する。
立壁部38cの外縁は、巻回したコイル37のループ内に形成された中空部37aと略同じ形状で構成され、コイル37の中空部37aを嵌め込むことによりコイル37を取り付け可能となっている。例えば、コイル37の中空部37aの内寸は、長手方向Xに330mmで、長手方向Xと直交するY方向(用紙搬送方向)に10mmに設定される。一方、立壁部38cの外寸は、長手方向Xに329mmでY方向に9.4mmに設定される。
立壁部38cの内縁には、一対のセンターコア42を配置するための矩形の空間が形成される。この矩形の空間は、長手方向Xにおいて定着可能な最大サイズの用紙9の通紙領域に対応する長さを有する。立壁部38cの厚みは、励磁したコイル37の熱がセンターコア42へ放射、伝導するのを抑制するように設定され、例えば立壁部38cの厚み(外縁から内縁までの長さ)を1.5mmとし、矩形空間のY方向長さを6.4mmに設定している。
立壁部38cの矩形空間には一対のセンターコア42、42が取り付けられる。一対のセンターコア42、42は、最大サイズの用紙9より小サイズの用紙9がニップ部Nに通紙されたときに、小サイズの用紙9の通紙領域の両端部に形成される非通紙領域に対応するように配置される。センターコア42は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって直方体状に形成されている。
図6は、カバー部材47を図3の上側から見た平面図である。図7は、誘導加熱部30を長手方向Xに沿って切断した側面断面図である。尚、図7では、カバー部材47内に収容されているアーチコア41、センターコア42、及びサイドコア43の記載を省略している。図6及び図7を用いて誘導加熱部30のコイル冷却機構について説明する。
誘導加熱部30に磁束を発生させるためにコイル37に通電されると、コイル37は自己発熱し、カバー部材47内の温度が上昇する。そこで、コイル37の温度上昇を抑えるためのコイル冷却機構として、吸気ダクト53、排気ダクト54、吸気ファン55、排気ファン57、及び補助ダクト60が設けられている。
カバー部材47の上面には吸気口47a及び排気口47bが形成されている。吸気口47a及び排気口47bは、夫々カバー部材47の長手方向Xの両端側に設けられる。吸気口47aには吸気ダクト53が連結され、また、排気口47bには排気ダクト54が連結される。空気流の流通方向(図7の左から右方向)に対し、吸気ファン55は吸気ダクト53の上流側に対向して配置され、排気ファン57は排気ダクト56の下流側に対向して配置される。また、カバー部材47の長手方向の端縁に沿って、ネジ51(図3参照)を嵌装する複数のネジ孔47cが形成されている。
カバー部材47とアーチコアホルダー45との間のスペースには、合成樹脂製の補助ダクト60が配置されている。補助ダクト60は、アーチコアホルダー45の上面に接する底面60aと、送風方向に対し底面60aの上流側端縁、及び下流側端縁にそれぞれ立設された上流側立壁部60b、下流側立壁部60cと、送風方向に平行な端縁に立設された一対の側方立壁部60dと、を有する。底面60aには複数の開口穴60eが形成されている。各開口部60eは、アーチコアホルダー45のホルダー開口部45cに重なる位置に形成されている。
吸気ファン55が回転駆動すると、吸気ダクト53から吸気口47aを介して補助ダクト60内に外部の空気が流入する。補助ダクト60内の空気流は、開口穴60e及びホルダー開口部45cを通過してアーチコアホルダー45とコイルボビン38との間のスペースに流入する。そして、流入した空気流によってコイル37から発生する熱が奪われ、コイル37が冷却される。
コイル37から発生する熱によって暖められた空気流は、排気ファン57の回転によりホルダー開口部45cを上向きに通過し、再びアーチコアホルダー45との間のスペースに流入する。その後、排気口47bを介して排気ダクト54から外部に排気される。
ここで、カバー部材47の吸気口47aに対向する部分では、吸気ダクト53から流入した空気流がアーチコアホルダー45のホルダー開口部45cを介して直接コイル37まで到達すると、空気流の流通方向に対しコイル37の上流側端部(図7の左端部)の温度が狙い以上に下がってしまう場合がある。一方、コイル37の長手方向中央部から下流側端部(図7の右端部)には十分な量の空気流が流れないため、この部分のコイル温度が耐熱温度以上に上昇するおそれがある。
そこで、本実施形態では、誘導加熱部30の長手方向におけるコイル37への送風量を調整するために、アーチコアホルダー45との間のスペースに補助ダクト60を配置している。
具体的には、カバー部材47の吸気口47aに対向する部分については、補助ダクト60の底面60aに開口穴60eを形成しない。そして、補助ダクト60の底面60aの、コイル37の長手方向中央部の少し上流側付近から少し下流側付近に対向する部分に開口穴60eを形成する。これにより、空気流の流通方向に対しコイル37の上流側端部に到達する空気流の流量が抑えられ、コイル37の長手方向中央部の少し上流側付近から下流側に至る領域に到達する空気流の流量が多くなる。従って、長手方向全域に亘ってコイル37を略均一に、且つ効率良く冷却することができる。
空気流の流通方向における補助ダクト60の長さについては、少なくともコイル37の長手方向中央部よりも下流側に延長した長さとする。これは、コイル37の長手方向中央部から下流側にかけて熱がこもりやすいため、その部分に到達する空気流の流量を多くして効果的に冷却するためである。しかし、補助ダクト60をコイル37の下流側端部まで延在させると、コイル37の下流側端部に到達する空気流の流量が多くなりすぎてしまい、コイル37の長手方向中央部から上流側にかけての冷却効果が低下する。
そのため、図6に示すように、カバー部材47の吸気口47aの上流側開口端から排気口47bの下流側開口端までの長さをL1、空気流の流通方向における補助ダクト60の長さをL2とした場合、(1/2)L1<L2<(3/4)L1の範囲で補助ダクト60の長さを設定すればよい。
また、図7に示すように、補助ダクト60の下流側立壁部60cの内面を、空気流の流通方向に下り勾配となるように(空気流の流通方向に対し上流側から下流側に向かってアーチコアホルダー45に近づく方向に)傾斜を持たせてもよい。この構成によれば、補助ダクト60の下流側端部に到達した空気流が下流側立壁部60cの内面の傾斜に沿ってアーチコアホルダー45方向に流れるため、ホルダー開口部45cを介して空気流をコイル37に円滑に到達させることができる。
また、コイル37の長手方向の温度バランスを調整するためにコイル37の上流側の冷却効果を高めたい場合も考えられる。その場合は、図8に示すように、カバー部材47の吸気口47aと補助ダクト60の上流側立壁部60bとの間に隙間61を設けることで、吸気ダクト53から隙間61、ホルダー開口部45cを介してアーチコアホルダー45とコイルボビン38の間に若干の風を導入することが可能である。隙間61の寸法は数mm〜5mm程度が適当である。
次に、補助ダクト60の位置決め、及び固定方法について説明する。図9は、補助ダクト60の位置決め機構を示す部分断面図である。補助ダクト60は、カバー部材47とアーチコアホルダー45の対向面(即ち、アーチコアホルダー45における、カバー部材47に対向する面)に平行な方向、具体的にはコイル37の長手方向(図9の左右方向)、及びコイル37の断面円周方向(図9の紙面と垂直な方向)においては、アーチコアホルダー45の段差部63に補助ダクト60の角部を当接させたり、或いは補助ダクト60の底面60aから下方に突設されたリブ65をホルダー開口部45cに係合させたりすることで位置決めする。
なお、アーチコアホルダー45に代えてコイルボビン38に段差部63を設けることもできる。また、補助ダクト60の開口穴60eに係合するリブをアーチコアホルダー45に形成しておくこともできる。さらに、補助ダクト60の位置決め機構として、リブ65が係合する係合穴をホルダー開口部45cとは別個に設けても良いし、アーチコアホルダー45またはコイルボビン38側にリブを設け、補助ダクト60側に係合穴を設けても良い。
また、カバー部材47とアーチコアホルダー45の対向面に垂直な方向、具体的にはコイル37の高さ方向(図9の上下方向)においては、アーチコアホルダー45とカバー部材47で底面60aと上流側立壁部60b、下流側立壁部60c、側方立壁部60dの上端とを挟み込むことで補助ダクト60を位置決めする。この状態で、図3に示すように、ネジ51をカバー部材47のネジ孔47c(図6参照)、アーチコアホルダー45のネジ孔45d(図4参照)に挿入し、ナット52に締結することによって、カバー部材47と共に補助ダクト60が固定される。
以上説明したように、補助ダクト60はアーチコアホルダー45上の所定箇所に載置してカバー部材47をビス51で共締めすることで固定される構成であるため、補助ダクト60自体をビス等で固定する必要がない。従って、誘導加熱部30の組み立て工数も増加せず、簡単に組み立て可能となる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、加熱ベルト26が定着ローラー18に張架される定着装置5に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、図10に示すような、誘導加熱部30に対向配置されるヒートローラー80と加圧ローラー19を圧接させる定着ローラー18との間で、無端状の加熱ベルト26が張架される定着装置5に適用してもよい。
また、無端状の加熱ベルトを加熱する誘導加熱部と、加熱ベルトの外周面を圧接させる加圧ローラーと、加熱ベルトの内周面に配設され加圧ローラーとの間で用紙と加熱ベルトとを圧接させる押圧部材と、を備える定着装置に適用してもよい。さらに、加圧ローラーと加圧ローラーに圧接される加熱ローラーとを備え、加熱ローラーが誘導発熱層を内包するとともに誘導加熱部に対向配置される定着装置等、誘導加熱部を備える種々の定着装置に適用することができる。
また、上記実施形態では、アーチコア41とサイドコア43とを夫々別設する構成を示したが、本発明はこれに限らず、アーチコア41をサイドコア43側にさらに延ばし、サイドコア43の機能をアーチコア41に代用させるように構成してもよい。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等に用いるIH方式の定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、コンパクトで簡単なダクト構成を用いてコイルの過熱による劣化を効果的に防止できるIH方式の定着装置を提供することができる。
5 定着装置
18 定着ローラー
19 加圧ローラー(加圧部材)
26 加熱ベルト(加熱部材)
26a 誘導発熱層
30 誘導加熱部
37 コイル
38 コイルボビン
39 磁性体コア
45 アーチコアホルダー(コアホルダー)
45c ホルダー開口部
47 カバー部材
47a 吸気口
47b 排気口
51 ネジ
52 ナット
53 吸気ダクト
54 排気ダクト
55 吸気ファン
57 排気ファン
60 補助ダクト
60a 底面
60b 上流側立壁部
60c 下流側立壁部
60d 側方立壁部
60e 開口穴
61 隙間
63 段差部
65 リブ
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 誘導発熱層を有する加熱部材と、
    該加熱部材に所定の圧力で圧接される加圧部材と、から成る定着部材と、
    前記加熱部材の誘導発熱層を磁束によって誘導加熱する誘導加熱部と、
    を備え、前記定着部材の定着ニップ部に記録媒体を挿通させてトナー像の定着処理を行う定着装置において、
    前記誘導加熱部は、
    前記加熱部材の長手方向に沿ってループ状に巻回され前記加熱部材を誘導加熱する磁束を発生させるコイルと、
    該コイルの近傍に前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に配設され、前記加熱部材の誘導発熱層に磁束を導く磁性体コアと、
    前記加熱部材の表面に対向して配置され、前記加熱部材に対向する面と反対側の取り付け面に前記コイルが取り付けられるコイルボビンと、
    該コイルボビンに対向して配置され、前記磁性体コアが取り付けられるコアホルダーと、
    前記磁性体コアと前記コイルを覆うように前記コイルボビンに取り付けられるカバー部材と、
    該カバー部材と前記コアホルダーとの間に配置され、前記カバー部材の長手方向の一端に設けた吸気口に連通するとともに前記コアホルダーに形成された複数のホルダー開口部の一部に重なる開口穴を有する補助ダクトと、
    を有し、
    前記補助ダクトは、空気流の流通方向に対し上流側の端縁に立設される上流側立壁部と前記吸気口の上流側端縁との間に隙間を設けて配置され、
    前記吸気口から前記補助ダクト及び前記ホルダー開口部を介して前記コアホルダーと前記コイルボビンとの間に空気流を流入させ、前記コイルの熱により暖められた空気流を前記カバー部材の他端に形成された排気口から排出することにより、前記コイルの長手方向における空気流の流量を調整することを特徴とする定着装置。
  2. 空気流の流通方向に対し前記吸気口の上流側端縁から前記排気口の下流側端縁までの長さをL1、空気流の流通方向における前記補助ダクトの長さをL2とするとき、
    (1/2)L1<L2<(3/4)L1を満たすことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記補助ダクトは、空気流の流通方向に対し下流側の端縁に立設される下流側立壁部の内面が空気流の流通方向に対し上流側から下流側に向かって前記コアホルダーに近づくような傾斜を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記補助ダクトは、前記カバー部材の長手方向において前記吸気口に重ならない位置に前記開口穴が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記補助ダクトは、前記コアホルダーまたは前記コイルボビンに係合することで前記カバー部材と前記コアホルダーの対向面に平行な方向に位置決めされるとともに、前記カバー部材と前記コアホルダーとを固定することで前記カバー部材と前記コアホルダーの前記対向面に垂直な方向に位置決めされることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置
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