JP5711078B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
その第1特徴構成は、
前記エンジンの温度を検出するエンジン温度検出手段が備えられ、
前記制御手段が、前記エンジン温度検出手段の検出結果に基づいて、前記エンジンが前記エンジン始動処理を実行するのに適した温度であるエンジン適温状態であるか否かを判別する適温状態判別処理、及び、その適温状態判別処理にて前記エンジン適温状態であることが判別されると、そのことを報知手段にて報知させる適温状態報知処理を実行するように構成され、
前記エンジン停止処理により前記エンジンの作動が停止している状態であることを表示手段に表示させるように構成されている点にある。
尚、このとき、エンジンが作動しているのでエンジンの温度は徐々に上昇することになり、報知手段にてエンジン適温状態になったことを報知手段にて確認したのちは、他の操作具の操作に基づくエンジン停止処理を実行させることが可能となる。
本発明の第6特徴構成は、前記制御手段が、人為操作式の報知状態切換手段の指令に基づいて、前記適温状態報知処理を実行する状態と実行しない状態とに切り換え自在に構成されている点にある。
第6特徴構成によれば、報知状態切換手段の指令に基づいて前記適温状態報知処理を実行する状態に切り換えておくと、エンジン適温状態でないときは、運転者が報知手段の報知状態よりそのことを判断することができる。
そして、報知状態切換手段の指令に基づいて前記適温状態報知処理を実行しない状態に切り換えておくと、エンジン適温状態であることが判別される毎に、報知処理が行われることがないので、このような報知が必要とされない場合における報知状態の紛らわしさを回避することができる。
このように適温状態報知処理を実行する状態と実行しない状態のうちの運転者が希望する所望の状態に切り換えて使用することができ、使い勝手がよいものとなる。
本発明の第7特徴構成は、前記エンジン温度検出手段が、前記エンジンの温度としてエンジン冷却水の温度を検出するように構成されている点にある。
主変速装置41は、ステアリングハンドル14の左脇に配備された変速操作具としての主変速レバー53(キースイッチ90以外の他の操作具Dの一例)で変速操作されるよう構成されている。
すなわち、図4及び図5に示すように、ステアリングハンドル14を支持するように立設されたハンドルポスト55には支持ブラケット56が固着され、この支持ブラケット56の左側端部には、支軸57を介してデテント板58が横向き支点a周りに前後揺動可能に支持され、このデテント板58に主変速レバー53が前後向き支点b周りに左右揺動可能に支持されている。ハンドルポスト55を立設支持する支持枠59に、横向き支点c周りに回動可能に中継回動部材60が支持されており、この中継回動部材60とデテント板58とが連係ロッド61を介して連係され、さらに、この中継回動部材60と、主変速装置41の変速操作軸62に連結された変速アーム63とが操作ロッド64を介して連係されている。
すなわち、図5及び図6に示すように、主変速レバー53の基部に、棒体を略L字形に折り曲げて形成された基端側案内部53aが一体的に固定される状態で設けられている。この基端側案内部53aがデテント板58にて前後向き支点bの周りで回動自在に支持されており、案内溝66を上下に貫通しており、案内溝66と基端側案内部53aとの係合案内作用によって主変速レバー53を所定の段違い操作経路に沿って前後に揺動すべく案内するように構成されている。
又、案内溝66における前進側中立位置Nfとエンジン停止位置Qとの間には、バネ板からなる弾性抵抗部材79が設けられ、前進側中立位置Nfからエンジン停止位置Qへの移動に適度の抵抗が付与されるように構成されている。
主変速レバー53が前進変速操作経路Fに操作されている前進走行状態、あるいは、後進変速操作経路Rに操作されている後進走行状態において、機体停止用のブレーキ操作具52が踏み込み操作されると、主変速レバー53が中立位置Nにまで強制的に復帰操作されるように、主変速レバー53とブレーキ操作具52とが連動連係されている。
なお、牽制作動部材81の牽制金具81aを位置調節することで、第1接当ピン82および第2接当ピン83を共に牽制作動部材81に接当させて中継回動部材60を正確に中立復帰させることができる。
従って、この実施形態では、情報表示部36が、エンジン適温状態であることを報知する報知手段100と、エンジン作動時間の積算値やエンジン停止時間の積算値を表示する表示手段101とを兼用する構成となっている。
このときの情報表示部36の表示内容としては、例えば、図12(b)に示すように、数値表示部37を利用してエンジン作動時間の積算値を数値で表示する(アワーメータ表示)。図12に示す例では、エンジン作動時間の積算値が「250時間」であることを表している。
(1)上記実施形態では、ステップ4にて報知牽制スイッチ32にて適温状態報知処理を実行しない状態が指令されていることが判別されると、すぐに、情報表示部36の表示内容を変更する構成としたが、適温状態報知処理を実行しない構成としては、次の(1−1)、(1−2)に記載の構成としてもよい。
又、モード切換スイッチ33を備えずに、制御装置Hが常に停止処理実行モードに設定される構成としてもよい。
又、上記実施形態では、情報表示部36を表示手段101に兼用する構成としたが、表示手段10として1、報知手段100とは異なる専用の表示装置を備える構成としてもよい。
30 冷却ファン
32 報知状態切換手段
33 動作モード切換手段
90 キースイッチ
100 報知手段
101 表示手段
D 他の操作具
H 制御手段
ST エンジン始動位置
S3 エンジン温度検出手段
Claims (10)
- キースイッチがオン操作されている状態において、前記キースイッチ以外の他の操作具の操作に基づいてエンジンの作動を停止させるエンジン停止処理、及び、そのエンジン停止処理にて前記エンジンの作動を停止させたのちに前記エンジンを始動させるエンジン始動処理を実行する制御手段が備えられている作業車であって、
前記エンジンの温度を検出するエンジン温度検出手段が備えられ、
前記制御手段が、
前記エンジン温度検出手段の検出結果に基づいて、前記エンジンが前記エンジン始動処理を実行するのに適した温度であるエンジン適温状態であるか否かを判別する適温状態判別処理、及び、その適温状態判別処理にて前記エンジン適温状態であることが判別されると、そのことを報知手段にて報知させる適温状態報知処理を実行するように構成され、
前記エンジン停止処理により前記エンジンの作動が停止している状態であることを表示手段に表示させるように構成されている作業車。 - 前記制御手段が、前記エンジン温度検出手段の検出結果にかかわらず、前記他の操作具の操作に基づいて前記エンジン停止処理を実行する停止処理実行モードに設定されている請求項1記載の作業車。
- 前記制御手段が、前記エンジン適温状態でないと判別すると、前記他の操作具の操作にかかわらず前記エンジン停止処理を実行しないように構成されている請求項1記載の作業車。
- 前記制御手段が、人為操作式の動作モード切換手段の指令に基づいて、
前記エンジン温度検出手段の検出結果に基づいて、前記エンジン適温状態でないと判別すると、前記他の操作具の操作にかかわらず前記エンジン停止処理を実行しない停止処理牽制モードと、
前記エンジン温度検出手段の検出結果にかかわらず、前記他の操作具の操作に基づいて前記エンジン停止処理を実行する停止処理実行モードとに切り換え自在に構成されている請求項1記載の作業車。 - 前記制御手段が、
前記エンジン停止処理にて前記エンジンの作動を停止させてから前記エンジン始動処理を実行するまでの間のエンジン停止時間の積算値を求めるように構成され、
前記エンジン停止処理により前記エンジンの作動が停止している状態であることの表示として、前記エンジン適温状態であることの表示と前記エンジン停止時間の積算値とを設定周期毎に交互に切り換えて、前記表示手段に表示させるように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業車。 - 前記制御手段が、人為操作式の報知状態切換手段の指令に基づいて、前記適温状態報知処理を実行する状態と実行しない状態とに切り換え自在に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車。
- 前記エンジン温度検出手段が、前記エンジンの温度としてエンジン冷却水の温度を検出するように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の作業車。
- 前記制御手段が、
前記エンジン停止処理にて前記エンジン並びに前記エンジンにて駆動される冷却ファンの作動を停止させたのちに、前記エンジン温度検出手段にて検出される前記エンジンの温度が上限値を超えると、前記エンジン始動処理を実行するように構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業車。 - 前記制御手段が、前記キースイッチがエンジン始動位置に操作されると、前記エンジン温度検出手段の検出結果にかかわらず、前記エンジンを始動させるように構成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の作業車。
- 前記制御手段が、
前記エンジンが作動を開始してから作動を停止するまでの間のエンジン作動時間の積算値を求めるように構成され、且つ、前記キースイッチがオン操作されると、前記エンジン作動時間の積算値を前記表示手段に表示させるように構成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の作業車。
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