JP5763408B2 - 作業機のエンジン制御装置 - Google Patents
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Description
前記他の操作具が、走行用変速装置を中立位置から前進側及び後進側に操作自在な走行用の変速操作具であり、前記中立位置にエンジン停止用の所定操作位置が接続されて、前記変速操作具が前記中立位置から前記所定操作位置に操作自在且つ前記所定操作位置から前記中立位置に操作自在であり、
前記変速操作具の前記中立位置から前記所定操作位置への操作に抵抗を与え、且つ、前記変速操作具の前記所定操作位置から前記中立位置への操作に抵抗を与える抵抗部材が備えられ、
前記変速操作具が前記所定操作位置に操作されたことを検出するエンジン停止用操作検出手段と、機体の走行を停止させるための機体走行停止操作が行われたことを検出する走行停止操作検出手段と、機体に装備された作業装置による作業を実行する作業状態であるか、前記作業装置による作業を実行しない非作業状態であるかを検出する作業状態検出手段と、が備えられ、
前記制御手段が、
前記エンジン停止用操作検出手段の検出情報に基づいて、前記変速操作具が前記所定操作位置に操作された状態が設定時間以上継続したことが検出されると、前記エンジン自動停止処理を実行するように構成され、
前記エンジン自動停止処理を実行したのちにおいて、前記走行停止操作検出手段にて前記機体走行停止操作が行われたことが検出されると、前記エンジン自動始動処理を実行するように構成され、
前記作業状態検出手段にて前記非作業状態であることが検出されると、前記エンジン自動停止処理及び前記エンジン自動始動処理を実行しないように構成されている点にある。
機体の操縦を行うときに常に操作される変速操作具を所定操作位置に操作することにより、エンジンを停止させることができるので、運転者は操作の煩わしさの少ない状態でエンジンを停止させることができる。
非作業状態であるときは、例えば、圃場内での作業が終了して圃場の外に移動するために走行したり、あるいは、路上を走行している場合等があるが、このような非作業状態においては、エンジンを停止させないようにして、移動走行を阻害する等の不利を回避できる。
以下、本発明に係る作業機のエンジン制御装置の第1実施形態を作業機の一例としての乗用型田植機に適用した場合について図面に基づいて説明する。
主変速装置41は、ステアリングハンドル14の左脇に配備された変速操作具としての主変速レバー53(キースイッチ以外の他の操作具Dの一例)で変速操作されるよう構成されている。
すなわち、図4,5に示すように、ステアリングハンドル14を支持するように立設されたハンドルポスト55には支持ブラケット56が固着され、この支持ブラケット56の左側端部には、支軸57を介してデテント板58が横向き支点a周りに前後揺動可能に支持され、このデテント板58に主変速レバー53が前後向き支点b周りに左右揺動可能に支持されている。ハンドルポスト55を立設支持する支持枠59に、横向き支点c周りに回動可能に中継回動部材60が支持されており、この中継回動部材60とデテント板58とが連係ロッド61を介して連係され、さらに、この中継回動部材60と、主変速装置41の変速操作軸62に連結された変速アーム63とが操作ロッド64を介して連係されている。
すなわち、図5,7に示すように、主変速レバー53の基部に、棒体を略L字形に折り曲げて形成された基端側案内部53aが一体的に固定される状態で設けられている。この基端側案内部53aがデテント板58にて前後向き支点bの周りで回動自在に支持されており、案内溝66を上下に貫通しており、案内溝66と基端側案内部53aとの係合案内作用によって主変速レバー53を所定の段違い操作経路に沿って前後に揺動すべく案内するように構成されている。
又、案内溝66における前進側中立位置Nfとエンジン停止位置Qとの間には、バネ板からなる弾性抵抗部材79が設けられ、前進側中立位置Nfからエンジン停止位置Qへの移動に適度の抵抗が付与されるように構成されている。
主変速レバー53が前進変速操作経路Fに操作されている前進走行状態、あるいは、後進変速操作経路Rに操作されている後進走行状態において、機体停止用のブレーキ操作具52が踏み込み操作されると、主変速レバー53が中立位置Nにまで強制的に復帰操作されるように、主変速レバー53とブレーキ操作具52とが連動連係されている。
なお、牽制作動部材81の牽制金具81aを位置調節することで、第1接当ピン82および第2接当ピン83を共に牽制作動部材81に接当させて中継回動部材60を正確に中立復帰させることができる。
又、キースイッチ90が電源切り位置(OFF)に操作されても、直ちに電源の供給が停止されるのではなく、自己保持回路91によって電源供給が継続されるようになっており、キースイッチ90が電源切り位置(OFF)に操作されたときにおける各部の動作状態を図示しない不揮発性メモリに書き込み記憶させたのちに、自己保持回路91を遮断して電源供給を停止するように構成されている。また、キースイッチ90が始動位置(ST)に操作されたときには、バッテリーVとエンジン始動用モータ93との間の電源供給路に介装されたスターター起動用のリレー92をオン状態に切り換えてエンジン始動用モータ93を作動させてエンジン12を始動させることになる。
尚、図示はしていないが、エンジン12に対する燃料供給量を変更調節自在な調速装置が備えられ、主変速レバー53の操作状態に対応して速度が大になるほど燃料供給量を増加させるように調速装置を連動操作する連動操作機構が備えられている。
ちなみに、エンジン12を停止させるための構成としては、エンジン12に供給する燃料供給を遮断する燃料遮断弁74を遮断状態に切り換える構成である。尚、エンジン12を停止させるための構成として、エンジン12が点火プラグを備えるものであれば、点火プラグに対する通電を遮断する構成とするものでもよい。
ハンドル姿勢検出センサS5のオン状態が検出されてステアリングハンドル14が操縦姿勢であると検出され、且つ、副変速センサS3のオン状態が検出されて副変速装置47が植付け変速状態であることが検出されると、ステップ3以降の処理を実行するが、ハンドル姿勢検出センサS5のオフ状態が検出されるか、又は、副変速センサS3のオフ状態が検出されると、以降の処理は実行しない(ステップ1,2)。
このときの情報表示部36の表示内容としては、例えば、図12(d)に示すように、数値表示部37を利用して「N―ST」という表示を行うように構成されている。
以下、本発明に係る作業機のエンジン制御装置の第2実施形態について図面に基づいて説明する。
この実施形態では、運転座席15から運転者が離れた状態で、エンジン12を始動させたり、停止させたりすることができるように構成されているが、このようなエンジン制御に係る構成以外の構成は第1実施形態と同様であるから、同じ構成については説明は省略し、異なる構成について説明する。
着座センサS7がオフ状態となり運転座席15に運転者が着座していない状態が検出されると(ステップ31)、アーム位置検出センサS8にて検出される操作アーム100の位置が、図17に示すように格納位置C1と作業位置C4との間の中間に設定された第1操作位置C2と格納位置C1との間における格納側領域W1に位置しているときは、そのときエンジン12が作動していればエンジン12の作動を停止させる(ステップ32,33,34)。
(1)上記第1実施形態では、案内溝66における前進側中立位置Nfの横外側にエンジン停止位置Qが設定される構成としたが、図19に示すように、案内溝66における後進側中立位置Nrの横外側にエンジン停止位置Qが設定される構成としてもよい。又、この場合、主変速レバー53を中立位置Nにおいて後進側中立位置Nrに向けて移動付勢する構成としてもよい。
14 ステアリングハンドル
15 運転座席
41 走行用変速装置
12 エンジン
51 ブレーキ
52 ブレーキ操作具
53 変速操作具
79 抵抗部材
90 キースイッチ
D 他の操作具
ET エンジン停止用操作検出手段
H 制御手段
J 作業状態検出手段
N 中立位置
ST 走行停止操作検出手段
Q 所定操作位置
Z 移動用経路
Claims (4)
- キースイッチがオン操作されている状態において、前記キースイッチ以外の他の操作具の操作に基づいてエンジンの作動を停止させるエンジン自動停止処理、及び、そのエンジン自動停止処理にて前記エンジンの作動を停止させたのちに前記エンジンを始動させるエンジン自動始動処理を実行する制御手段が備えられている作業機のエンジン制御装置であって、
前記他の操作具が、走行用変速装置を中立位置から前進側及び後進側に操作自在な走行用の変速操作具であり、前記中立位置にエンジン停止用の所定操作位置が接続されて、前記変速操作具が前記中立位置から前記所定操作位置に操作自在且つ前記所定操作位置から前記中立位置に操作自在であり、
前記変速操作具の前記中立位置から前記所定操作位置への操作に抵抗を与え、且つ、前記変速操作具の前記所定操作位置から前記中立位置への操作に抵抗を与える抵抗部材が備えられ、
前記変速操作具が前記所定操作位置に操作されたことを検出するエンジン停止用操作検出手段と、機体の走行を停止させるための機体走行停止操作が行われたことを検出する走行停止操作検出手段と、機体に装備された作業装置による作業を実行する作業状態であるか、前記作業装置による作業を実行しない非作業状態であるかを検出する作業状態検出手段と、が備えられ、
前記制御手段が、
前記エンジン停止用操作検出手段の検出情報に基づいて、前記変速操作具が前記所定操作位置に操作された状態が設定時間以上継続したことが検出されると、前記エンジン自動停止処理を実行するように構成され、
前記エンジン自動停止処理を実行したのちにおいて、前記走行停止操作検出手段にて前記機体走行停止操作が行われたことが検出されると、前記エンジン自動始動処理を実行するように構成され、
前記作業状態検出手段にて前記非作業状態であることが検出されると、前記エンジン自動停止処理及び前記エンジン自動始動処理を実行しないように構成されている作業機のエンジン制御装置。 - 前記変速操作具による前記所定操作位置から前記中立位置への移動用経路が屈曲形成されている請求項1に記載の作業機のエンジン制御装置。
- 前記エンジン自動始動処理における前記機体走行停止操作が、ブレーキを制動状態に操作するブレーキ操作具、及び、主クラッチを切り操作するクラッチ操作具の少なくともいずれか1つの操作であり、
前記ブレーキ操作具及び前記クラッチ操作具のうちの少なくともいずれか1つが操作されると、前記走行用変速装置が強制的に中立状態に復帰操作されるように、前記ブレーキ操作具及び前記クラッチ操作具のうちの少なくともいずれか1つと、前記変速操作具又は前記走行用変速装置とが連動連係されている請求項1又は2に記載の作業機のエンジン制御装置。 - 機体操縦部に備えられたステアリングハンドルが、運転座席に着座している運転者が操作自在な操縦姿勢と、上方に退避移動して乗降用空間を確保する退避姿勢とにわたり姿勢切り換え自在に構成され、
前記作業状態検出手段が、前記ステアリングハンドルが前記操縦姿勢にあれば作業状態であり、前記ステアリングハンドルが前記退避姿勢にあれば非作業状態であると検出するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業機のエンジン制御装置。
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