JP5710564B2 - 電磁アクチュエータ及びそれを有する電動弁 - Google Patents

電磁アクチュエータ及びそれを有する電動弁 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、冷凍・冷蔵サイクルの電動弁などに好適な電磁アクチュエータ、及び、この電磁アクチュエータを有する電動弁に関する。
従来の冷凍サイクルにおける電動弁として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1に記載された電動弁800は、図14に示すように、円筒状の電磁アクチュエータ801と、電磁アクチュエータ801によって回転駆動されるマグネットロータ882及びマグネットロータ882の回転動作により図中上下方向に移動される弁部材883等を収容した円柱状の電動弁本体881と、を有している。
電磁アクチュエータ801の上部には、帯板状の板金を略C字形状に屈曲させて形成したブラケット856が開口851aをまたぐようにして取り付けられている。ブラケット856の両端部には、C字形状の内側に突出した一対の突部856aが互いに対向するように設けられている。そして、電磁アクチュエータ801は、その内側に電動弁本体881の上部881aが挿入されて、ブラケット856により電動弁本体881の上部881aを挟み込むことにより、電動弁本体881に固定されていた。
特開2006−20479号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電動弁800は、電動アクチュエータ801と電動弁本体881との間に微少なクリアランスが設けられているので、ブラケット856によって電磁アクチュエータ801を電動弁本体881の上部881aに固定しただけでは、コンプレッサーなどの外部装置からの振動などの影響を受けて、電磁アクチュエータ801の下部と電動弁本体881とが衝突して振動音が生じてしまうおそれがあり、そのため、静音の観点から改善の余地があった。
そこで、本発明は、電動弁本体との衝突により生じる振動音を抑制できる電磁アクチュエータ及びそれを有する電動弁を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータであって、前記電動弁本体を内側に挿入可能な筒状の本体部と、前記本体部の一方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する一方向に押圧する一方向押圧部を有する第1取付部材と、前記本体部の他方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する、前記一方向とは異なる他方向に押圧する他方向押圧部を少なくとも1つ有する第2取付部材と、を有し、前記他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、前記電動弁本体を前記一方向に直交する方向に押圧するように構成されていることを特徴とする電磁アクチュエータである。
請求項2に記載された発明は、上記目的を達成するために、電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータであって、前記電動弁本体を内側に挿入可能な筒状の本体部と、前記本体部の一方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する一方向に押圧する一方向押圧部を有する第1取付部材と、前記本体部の他方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する、前記一方向とは異なる他方向に押圧する他方向押圧部を少なくとも1つ有する第2取付部材と、を有し、前記本体部の内周面と前記電動弁本体の外周面との間に、隙間が設けられていることを特徴とする電磁アクチュエータである。
請求項に記載された発明は、請求項に記載された発明において、前記他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、前記電動弁本体を前記一方向に直交する方向に押圧するように構成されていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載された発明において、前記第2取付部材が、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する3つの押圧部を有し、前記3つの押圧部のうち少なくとも1つの押圧部が前記他方向押圧部とされていることを特徴とするものである。
請求項記載された発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載された発明において、前記第2取付部材が、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する1つの押圧部を有し、前記1つの押圧部が前記他方向押圧部とされていることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載された発明において、前記第2取付部材が、環状本体部と、前記環状本体部の内側に突出するように当該環状本体部と一体に設けられたバネ片状の前記他方向押圧部と、を有していることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、請求項1〜のいずれか一項に記載された発明において、前記本体部が、電線が巻き付けられた円筒状のボビンと、前記ボビンを覆うケースと、前記ボビンと前記ケースとの間に充填後固化された樹脂部材と、を有し、前記第2取付部材が、前記樹脂部材に埋設される固定部を有していることを特徴とするものである。
請求項に記載された発明は、上記目的を達成するために、電動弁本体と、前記電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータとを有する電動弁において、前記電磁アクチュエータが、請求項1〜のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータで構成されていることを特徴とする電動弁である。
請求項1に記載された発明によれば、電動弁本体を内側に挿入可能な筒状の本体部の一方の端部に設けられ、本体部の内側に挿入された電動弁本体を挿入方向に直交する一方向に押圧する一方向押圧部を有する第1取付部材と、本体部の他方の端部に設けられ、本体部の内側に挿入された電動弁本体を挿入方向に直交する、上記一方向とは異なる他方向に押圧する他方向押圧部を少なくとも1つ有する第2取付部材と、を有している。これにより、第1取付部材の一方向押圧部によって、電動弁本体が、本体部又は第1取付部材における一方向押圧部と電動弁本体を介して対向する箇所等に押しつけられて、第1取付部材が設けられた本体部の一方の端部が電動弁本体に固定される。また、第2取付部材の他方向押圧部によって、電動弁本体が、本体部又は第2取付部材における他方向押圧部と電動弁本体を介して対向する箇所等に押しつけられて、第2取付部材が設けられた本体部の他方の端部が電動弁本体に固定される。つまり、本体部の両端部において、電動弁本体が互いに異なる方向に押しつけられて固定されるので、電動弁本体との衝突を効果的に抑えて、電動弁本体との衝突により生じる振動音を抑制できる。また、請求項1に記載された発明によれば、他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、電動弁本体を一方向に直交する方向に押圧するように構成されているので、本体部の両端部において、電動弁本体が少なくとも互いに直交する二方向に押しつけられて固定されるので、電動弁本体との衝突をより効果的に抑えることができ、電動弁本体との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、電動弁本体を一方向に直交する方向に押圧するように構成されているので、本体部の両端部において、電動弁本体が少なくとも互いに直交する二方向に押しつけられて固定されるので、電動弁本体との衝突をより効果的に抑えることができ、電動弁本体との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、第2取付部材が、本体部の内側に挿入された電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する3つの押圧部を有し、3つの押圧部のうち少なくとも1つの押圧部が前記他方向押圧部とされているので、本体部の両端部において、電動弁本体が互いに異なる方向に押しつけられて固定されるとともに、特に、その他方の端部において、互いに異なる3つの方向に押しつけられて固定され、そのため、電動弁本体との衝突をより効果的に抑えて、電動弁本体との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、第2取付部材が、本体部の内側に挿入された電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する1つの押圧部を有し、1つの押圧部が他方向押圧部とされているので、第2取付部材において押圧部を1つのみ備えた簡易な構成により、電動弁本体との衝突を効果的に抑えて、電動弁本体との衝突により生じる振動音を抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、第2取付部材が、環状本体部と、この環状本体部の内側に突出するように当該環状本体部と一体に設けられたバネ片状の他方向押圧部と、を有しているので、他方向押圧部が設けられる環状本体部を環状に形成することにより、簡易な形状で剛性を高めることができ、そのため、環状本体部によって他方向押圧部を精度良く位置決めして支持することができ、電動弁本体との衝突をより効果的に抑えて、電動弁本体との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、本体部が、電線が巻き付けられた円筒状のボビンと、ボビンを覆うケースと、ボビンとケースとの間に充填後固化された樹脂部材と、を有し、第2取付部材が、樹脂部材に埋設される固定部を有しているので、第2取付部材の固定部が固化した樹脂部材に埋設されることにより、第2取付部材が確実に本体部の他端に固定され、そのため、電動弁本体との衝突を確実かつ効果的に抑えて、電動弁本体との衝突により生じる振動音を確実に抑制できる。
請求項に記載された発明によれば、電動弁本体と、電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータとを有する電動弁において、電磁アクチュエータが、請求項1〜のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータで構成されているので、電磁アクチュエータの本体部の両端部において、電動弁本体が互いに異なる方向に押しつけられて固定され、そのため、電動弁本体と電磁アクチュエータとの衝突を効果的に抑えて、これらの衝突により生じる振動音を抑制できる。
本発明の一実施形態である電動弁の縦断面図である。 図1の電動弁が備える電磁アクチュエータの縦断面図である。 図2の電磁アクチュエータの分解立体図である。 図2の電磁アクチュエータが備える第2取付部材の斜視図である。 図2の電磁アクチュエータの組み立てにおいて、注型樹脂を充填する前の状態を示す第2取付部材側から見た斜視図である。 図2の電磁アクチュエータの組み立てにおいて、注型樹脂を充填した後の状態を示す第2取付部材側から見た斜視図である。 図1の電動弁の第2取付部材側から見た斜視図である。 図1の電動弁における、電動弁本体と、第1取付部材及び第2取付部材との、関係を模式的に示す平面図である。 図4の第2取付部材の変形例の構成を示す斜視図である。 図1の電動弁において図2の取付部材に代えて図4の取付部材を設けた電動弁における、電動弁本体と、第1取付部材及び第2取付部材との、関係を模式的に示す平面図である。 図2の電磁アクチュエータの変形例の構成を示す縦断面図である。 図11の電磁アクチュエータが備える第2取付部材の斜視図である。 図12の第2取付部材の変形例の構成を示す斜視図である。 従来の電動弁の縦断面図である。
以下に、本発明の一実施形態としての電磁アクチュエータ、及び、この電磁アクチュエータを有する電動弁を、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である電動弁の縦断面図である。図2は、図1の電動弁が備える電磁アクチュエータの縦断面図である。図3は、図2の電磁アクチュエータの分解立体図である。図4は、図2の電磁アクチュエータが備える第2取付部材の斜視図である。図5は、図2の電磁アクチュエータの組み立てにおいて、注型樹脂を充填する前の状態を示す第2取付部材側から見た斜視図である。図6は、図2の電磁アクチュエータの組み立てにおいて、注型樹脂を充填した後の状態を示す第2取付部材側から見た斜視図である。図7は、図1の電動弁の第2取付部材側から見た斜視図である。図8は、図1の電動弁における、電動弁本体と、第1取付部材及び第2取付部材との、関係を模式的に示す平面図である。なお、以下の説明における「上下」の概念は、図1における上下に対応しており、各部材の相対的な位置関係を示すものであって、絶対的な位置関係を示すものではない。
図1に示すように、電動弁200は、電動弁本体101と、電磁アクチュエータ1と、を有している。
まず、電動弁本体101について説明する。
電動弁本体101は、図1に示すように、弁ハウジング110と、支持部材120と、弁ホルダ130と、弁体140と、ロータ部150と、を有している。
弁ハウジング110は、周壁部111と、周壁部111の下端を塞ぐ下壁部112と、を有している。周壁部111の外径は、後述する電磁アクチュエータ1のボビン20の内径より若干小さくされている。弁ハウジング110内側には、円筒シリンダ状の弁室110Aが形成されている。また、弁ハウジング110には、周壁部111の開口111aに挿入嵌合されて弁室110Aに連通する一次側継手管A1が取り付けられるとともに、下壁部112の開口112aに挿入嵌合された二次側継手管A2が取り付けられている。さらに、下壁部112の開口112a内には、二次側継手管A2より弁室110A側に弁座部115が配設されている。そして、弁座部115には、弁室110Aと二次側継手管A2とを連通する貫通孔115aが設けられており、この貫通孔115aにより、弁ポート118が画定されている。
支持部材120は、弁ハウジング110の上部に取り付けられている。支持部材120には弁ハウジング110の軸心と重なる軸線L上に沿ってガイド孔120aが形成されており、このガイド孔120aには円筒状の弁ホルダ130が軸線L方向に摺動可能に嵌合されている。なお、本実施形態において、「円筒状」とは、円筒状及び略円筒状を含むものである。また、他の形状についても同様である。
弁ホルダ130は、その軸心が軸線Lと重なるように弁室110A内に配置されている。この弁ホルダ130の下端部には、ニードル弁141を端部に有する弁体140が固着されている。また、弁ホルダ130内には、バネ受け135が軸線L方向(図1上下方向)に移動可能に設けられ、バネ受け135と弁体140との間には圧縮コイルバネ136が所定の荷重を与えられた状態で取り付けられている。
ロータ部150は、ケース151と、マグネットロータ152と、ロータ軸153と、を有している。
ケース151は、円筒状の周壁部151aと、周壁部151aの上端を塞ぐ上壁部151bと、を有している。周壁部151aの外径は、弁ハウジング110の周壁部111の外径と同一にされている。ケース151は、その軸心が軸線Lに重なるように、周壁部151aの下端が溶接等によって弁ハウジング110の上端に気密に固定されている。
マグネットロータ152は、その軸心が軸線Lに重なるように、ケース151内に回転可能に収容されている。マグネットロータ152には、ロータ軸153が同軸に固着されている。ロータ軸153の上端部は、ケース151の上壁部151bから垂下された円筒状のガイド154内に回転可能に嵌合されている。また、ケース151の外周には、後述する電磁アクチュエータ1が配設されており、この電磁アクチュエータ1(具体的には、励磁コイル23)にパルス信号が与えられることにより、そのパルス数に応じてマグネットロータ152が回転される。そして、このマグネットロータ152の回転によってマグネットロータ152と一体のロータ軸153が回転する。なお、ガイド154の外周にはマグネットロータ152に対する回転ストッパ機構156が設けられている。
弁ホルダ130の上端部はロータ軸153の下端部に係止して取り付けられ、弁ホルダ130はロータ軸153に対して回転可能に吊り下げた状態で支持されている。また、ロータ軸153には雄ねじ部153aが形成されており、この雄ねじ部153aは支持部材120に形成された雌ねじ部120bに螺合している。
次に、電磁アクチュエータ1について説明する。
電磁アクチュエータ1は、図2、図3に示すように、本体部10と、第1取付部材60と、第2取付部材70と、を有している。
本体部10は、円筒状のボビン20と、ボビン20が内側に嵌入されるフレームヨーク30と、ボビン20及びフレームヨーク30を内側に収容する円筒状のケース本体40と、ボビン20及びケース本体40の間の空間を封止する樹脂部材としての注型樹脂50と、を有している。本体部10は、全体として円筒状に形成されている。
ボビン20は、環状のステータヨーク21と、ステータヨーク21と一体となって円筒状に成形された樹脂製のボビン本体22と、ボビン本体22の外周面に巻回された励磁コイル23と、を有している。ボビン20の内側(具体的には、ボビン本体22の内側)に電動弁本体101(具体的には、弁ハウジング110及びケース151)を挿入可能とするために、ボビン20の内径は、電動弁本体101の外径より若干大きくされ、これにより、ボビン20の内周面と電動弁本体101の外周面との間には微少なクリアランスが設けられている。フレームヨーク30は、鋼板を円筒状に巻いて形成され、鋼板の両端部30a、30bが互いに離間して対向されて円筒の周壁部の一部が軸方向に沿って開いた形状になっている。
ケース本体40は、円筒状の周壁部41と、周壁部41の一方の端部を塞ぐように当該周壁部41と一体に設けられた上壁部42と、を有している。周壁部41の一部41aは、ボビン20に設けられた端子25等を収容するために外側に張り出されている。上壁部42の中央には円形の開口42aが設けられている。開口42aの径は、ボビン20の内径と同一にされている。注型樹脂50は、例えば、ウレタン樹脂やエポキシ樹脂などであり、ボビン20の外側面とケース本体40の内側面との間に形成される空間に注ぎ込まれて充填され、その後硬化(即ち、固化)されることにより、ボビン20、フレームヨーク30及びケース本体40を互いに固定する。また、注型樹脂50は、第2取付部材70をボビン20の下端部に重ねられた状態で固定する。
第1取付部材60は、帯板状の板金を折り曲げて形成したブラケットである。第1取付部材60は、半円状に曲げられた中央部分61と、中央部分61の両端に連接されるとともに互いに離れる方向に折り曲げられた両端部62、63と、を有している。中央部分61の両端近傍には、その内側に突出するように半球状に形成された一対の突部64、65が、互いに向き合うように設けられている。一対の突部64、65の間に電動弁本体101を狭持可能とするために、一対の突部64、65の間隔は、電動弁本体101の外径より若干狭くされている。両端部62、63は、ケース本体40の開口42aに挿入されるとともに、ケース本体40とボビン20との間に挟まれた状態で固定される。これにより、中央部分61が、開口42aをまたぐように配置される。一方の突部64は、電動弁本体101を他方の突部65に押しつけ、また、他方の突部65は、電動弁本体101を一方の突部64に押しつけている。即ち、一対の突部64、65は電動弁本体101を互いに押しつけ合うことにより、電動弁本体101を挟み込んで保持している。一対の突部64、65のうちの一方が、一方向押圧部に相当する。
第1取付部材60は、一対の突部64、65によって、本体部10の内側にその軸心に軸線Lが重なるようにして挿入された電動弁本体101を、軸線L方向(即ち、挿入方向)に直交する方向H1、H2(図8参照。方向H1、H2は、図1紙面手前−奥方向と平行である。)に向けて押圧して狭持する。本明細書において直交とは、互いになす角度が概ね80度から100度までの範囲のことをいう。
第2取付部材70は、環状に打ち抜かれた板金を折り曲げて形成されている。第2取付部材70は、環状本体部71と、3つの押圧部72a、72b、72cと、3つの固定部73a、73b、73cと、位置決め部74と、を一体に有している。環状本体部71は、平板環状に形成されている。環状本体部71の内径は、電動弁本体101(具体的には、ケース151)の外径より若干大きくされている。3つの押圧部72a、72b、72cは、バネ片状に形成されており、環状本体部71の内側に突出するように当該環状本体部71の内縁に互いに等間隔に設けられている。3つの押圧部72a、72b、72cの間に電動弁本体101を狭持可能とするために、3つの押圧部72a、72b、72cの内側に接する仮想円の直径は、電動弁本体101の外径より若干狭くされている。3つの固定部73a、73b、73cは、L字状に折り曲げられた舌片状に形成されており、環状本体部71の外縁に互いに等間隔に設けられている。位置決め部74は、舌片状に形成されており、環状本体部71の外縁における押圧部72aと対向する箇所に設けられている。3つの押圧部72a、72b、72cが、他方向押圧部に相当する。
第2取付部材70は、図5に示すように、環状本体部71の中心がボビン20の軸心に重なるように当該ボビン20の下端部に重ねて配置される。このとき、第2取付部材70は、位置決め部74がボビン20に設けられた凹部24に挿入されることにより押圧部72aが方向H3及びその逆方向(図8参照。方向H3は、図1左右方向と平行である。)に弾性変形する向きとなるように位置決めされる。そして、この状態において、注型樹脂50がボビン20の外側面とケース本体40の内側面との間に形成される空間に注ぎ込まれて充填され、その後硬化(即ち、固化)されることにより、図6に示すように、第2取付部材70は、3つの固定部73a、73b、73cが注型樹脂50に埋設されて、本体部10に固定して取り付けられる。
第2取付部材70は、本体部10の内側にその軸心に軸線Lが重なるようにして挿入された電動弁本体101を、3つの押圧部72a、72b、72cによって、軸線L方向(即ち、挿入方向)に直交する、方向H1、H2とは異なる3つの方向H3、H4、H5(図8参照)から押圧して狭持する。特に、押圧部72aは、電動弁本体101を、方向H1、H2に直交する方向H3に向けて押圧する。
これら電動弁本体101と電磁アクチュエータ1との組み立ては、まず、電磁アクチュエータ1の下側開口(第2取付部材70の設けられた側の開口)に電動弁本体101のケース151を挿入する。
そして、電動弁本体101の挿入をさらに進めると、電磁アクチュエータ1のケース本体40の開口42a(第1取付部材60の設けられた側の開口)からケース151の一部が突出され、この開口42aから突出されたケース151の一部が、第1取付部材60の中央部分61の内側に進入して、第1取付部材60の一対の突部64、65によって一方向としての方向H1(又は、方向H2)に向けて押圧されて固定される。これにより、電磁アクチュエータ1の一端が電動弁本体101に固定される。
また、このとき、電動弁本体101におけるケース151と弁ハウジング110との接合箇所付近が、第2取付部材70の3つの押圧部72a、72b、72cによって、他方向としての3つの方向H3、H4、H5に向けて押圧されて固定される。特に、押圧部72aによって、一対の突部64、65の押圧方向H1、H2に直交する方向H3に向けて押圧される。これにより、電磁アクチュエータの他端が電動弁本体101に固定される。
このようにして、電動弁本体101に電磁アクチュエータ1が固定して取り付けられる。
以上の構成により、電磁アクチュエータ1によってマグネットロータ152が回転駆動されると、このマグネットロータ152の回転に伴ってロータ軸153は軸線L方向に移動して、このロータ軸153の軸線L方向の移動によって弁ホルダ130と共に弁体140が軸線L方向に移動する。そして、弁体140は、ニードル弁141の部分で弁ポート118の開口面積を増減し、一次側継手管A1から二次側継手管A2へ流れる冷媒の流量を制御する。
以上説明したように、本実施形態の電磁アクチュエータ1は、電動弁本体101に取り付けられる電磁アクチュエータであって、電動弁本体101を内側に挿入可能な筒状の本体部10と、本体部10の一方の端部に設けられ、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する方向H1、H2に押圧する一対の突部64、65を有する第1取付部材60と、本体部10の他方の端部に設けられ、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する、方向H1、H2とは異なる方向H3、H4、H5に押圧する押圧部72a、72b、72cを有する第2取付部材70と、を有している。
また、第2取付部材70の3つの押圧部72a、72b、72cのうち1つの押圧部72aが、電動弁本体101を方向H1、H2に直交する方向H3に押圧するように構成されている。
また、第2取付部材70が、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する方向H3、H4、H5に押圧する3つの押圧部72a、72b、72cを有し、3つの押圧部72a、72b、72cの全てが、第1取付部材60の一対の突部64、65の押圧する方向H1、H2と異なる方向H3、H4、H5に押圧するように構成されている。
また、第2取付部材70が、環状本体部71と、環状本体部71の内側に突出するように当該環状本体部71と一体に設けられたバネ片状の押圧部72a、72b、72cと、を有している。
また、本体部10が、電線が巻き付けられた円筒状のボビン20と、ボビン20を覆うケース本体40と、ボビン20とケース本体40との間に充填後固化された注型樹脂50と、を有し、第2取付部材70が、注型樹脂50に埋設される固定部73a、73b、73cを有している。
また、本実施形態の電動弁200は、電動弁本体101と、電動弁本体101に取り付けられる上述した電磁アクチュエータ1とを有している。
以上より、本実施形態の電磁アクチュエータ1によれば、電動弁本体101を内側に挿入可能な筒状の本体部10の一方の端部に設けられ、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する方向H1、H2に押圧する一対の突部64、65を有する第1取付部材60と、本体部10の他方の端部に設けられ、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する、方向H1、H2とは異なる方向H3、H4、H5に押圧する3つの押圧部72a、72b、72cを有する第2取付部材70と、を有している。これにより、第1取付部材60の一対の突部64、65が電動弁本体101を互いに押しつけ合うことにより狭持して、第1取付部材60が設けられた本体部10の一方の端部が電動弁本体101に固定される。また、第2取付部材70の3つの押圧部72a、72b、72cが電動弁本体101を互いに押しつけ合うことにより狭持して、第2取付部材70が設けられた本体部10の他方の端部が電動弁本体101に固定される。つまり、本体部10の両端部において、電動弁本体101が互いに異なる方向H1、H2及びH3、H4、H5に押しつけられて固定されるので、電動弁本体101との衝突を効果的に抑えて、電動弁本体101との衝突により生じる振動音を抑制できる。
また、第2取付部材70の3つの押圧部72a、72b、72cのうち1つの押圧部72aが、電動弁本体101を方向H1、H2に直交する方向H3に押圧するように構成されているので、本体部10の両端部において、電動弁本体101が互いに直交する二方向に押しつけられて固定されるので、電動弁本体101との衝突をより効果的に抑えることができ、電動弁本体101との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
また、第2取付部材70が、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する方向H3、H4、H5に押圧する3つの押圧部72a、72b、72cを有し、3つの押圧部72a、72b、72cの全てが、第1取付部材60の一対の突部64、65の押圧する方向H1、H2と異なる方向H3、H4、H5に押圧するように構成されているので、本体部10の両端部において、電動弁本体101が互いに異なる方向に押しつけられて固定されるとともに、特に、その他方の端部において、互いに異なる3つの方向H3、H4、H5に押しつけられて固定されるので、電動弁本体101との衝突をより効果的に抑えて、電動弁本体101との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
また、第2取付部材70が、環状本体部71と、環状本体部71の内側に突出するように当該環状本体部71と一体に設けられたバネ片状の押圧部72a、72b、72cと、を有しているので、環状本体部71を環状に形成することにより、簡易な形状で剛性を高めることができ、そのため、環状本体部71によって押圧部72a、72b、72cを精度良く位置決めして支持することができ、電動弁本体101との衝突をより効果的に抑えて、電動弁本体101との衝突により生じる振動音をさらに抑制できる。
また、本体部10が、電線が巻き付けられた円筒状のボビン20と、ボビン20を覆うケース本体40と、ボビン20とケース本体40との間に充填後固化された注型樹脂50と、を有し、第2取付部材70が、注型樹脂50に埋設される固定部73a、73b、73cを有しているので、第2取付部材70の3つの固定部73a、73b、73cが固化した注型樹脂50に埋設されることにより、第2取付部材70が確実に本体部10の他端に固定され、そのため、電動弁本体101との衝突を確実かつ効果的に抑えて、電動弁本体101との衝突により生じる振動音を確実に抑制できる。
また、本実施形態の電動弁200によれば、電動弁本体101と、電動弁本体101に取り付けられる上述した電磁アクチュエータ1とを有しているので、電磁アクチュエータ1の本体部10の両端部において、電動弁本体101が互いに異なる方向に押しつけられて固定され、そのため、電動弁本体101と電磁アクチュエータ1との衝突を効果的に抑えて、これらの衝突により生じる振動音を抑制できる。
上述した本実施形態では、第2取付部材70が、3つの押圧部72a、72b、72cを有する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、第2取付部材70に代えて、図9に示すように、1つの押圧部72aを有する構成の第2取付部材70Aを用いてもよい。
この第2取付部材70Aは、上述した第2取付部材70と同様に、環状に打ち抜かれた板金を折り曲げて形成されている。第2取付部材70Aは、環状本体部71と、1つの押圧部72aと、4つの固定部73a、73b、73c、73dと、位置決め部74と、を一体に有している。環状本体部71は、平板環状に形成されている。環状本体部71の内径は、電動弁本体101(具体的には、ケース151)の外径より若干大きくされている。1つの押圧部72aは、バネ片状に形成されており、環状本体部71の内側に突出するように当該環状本体部71の内縁に設けられている。1つの押圧部72aと環状本体部71の内縁における押圧部72aと対向する箇所との間に電動弁本体101を狭持可能とするために、1つの押圧部72a及び上記箇所の内側に接する仮想円の直径は、電動弁本体101の外径より若干狭くされている。4つの固定部73a、73b、73c、73dは、L字状に折り曲げられた舌片状に形成されており、環状本体部71の外縁に互いに間隔を開けて設けられている。位置決め部74は、舌片状に形成されており、環状本体部71の外縁における押圧部72aと反対側の箇所に設けられている。1つの押圧部72aが、他方向押圧部に相当する。
第2取付部材70は、環状本体部71の中心がボビン20の軸心に重なるように当該ボビン20の下端部に重ねて配置される。このとき、第2取付部材70は、位置決め部74がボビン20に設けられた凹部24に挿入されることにより押圧部72aが方向H6及びその逆方向(図10参照。方向H6は、図1左方向に一致する。)に弾性変形する向きとなるように位置決めされる。第2取付部材70Aは、4つの固定部73a、73b、73c、73dが注型樹脂50に埋設されて、本体部10に固定して取り付けられる。
第2取付部材70Aは、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を、1つの押圧部72aによって、軸線L方向に直交する、方向H1、H2とは異なる1つの方向H6(図10参照)から押圧して狭持する。特に、押圧部72aは、電動弁本体101を、方向H1、H2に直交する方向H6に向けて押圧する。方向H1、H2と方向H6とのなす角度は、90度にされている。
このように、第2取付部材70Aが、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する方向に押圧する1つの押圧部72aを有し、1つの押圧部72aが第1取付部材60の一対の突部64、65の押圧する方向H1、H2と異なる方向H6に押圧するように構成されていることにより、第2取付部材70Aにおいて押圧部72aを1つのみ備えた簡易な構成により、電動弁本体101と電磁アクチュエータ1との衝突を効果的に抑えて、これらの衝突により生じる振動音を抑制できる。つまり、第2取付部材が、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を挿入方向に直交する、第1取付部材60の一対の突部64、65の押圧方向とは異なる他方向に押圧する押圧部を少なくとも1つ有するものであれば、本発明の目的に反しない限り、押圧部の個数は任意である。
また、上述した本実施形態では、第2取付部材70が、固定部73a、73b、73cを注型樹脂50に埋設されることにより本体部10に固定して取り付けられている構成であったが、これに限定されるものではない。
例えば、図11に示す電磁アクチュエータ1Aのように、ボビン20の下端に拡径部26を設け、この拡径部26の内側に図12、図13に示すような第2取付部材70B、70Cを配設した構成としてもよい。
図12に示す第2取付部材70Bは、帯状に打ち抜かれた板金を円筒状に折り曲げて形成されている。第2取付部材70Bは、環状本体部71Bと、3つの押圧部72a、72b、72cと、4つの固定爪75a、75b、75c、75dと、を一体に有している。環状本体部71Bは、円筒状に形成されている。環状本体部71Bの内径は、電動弁本体101(具体的には、ケース151)の外径より若干大きくされている。3つの押圧部72a、72b、72cは、バネ片状に形成されており、環状本体部71Bの内側に突出するように当該環状本体部71Bの一方の端部に連接して互いに等間隔に設けられている。3つの押圧部72a、72b、72cの間に電動弁本体101を狭持可能とするために、3つの押圧部72a、72b、72cの内側に接する仮想円の直径は、電動弁本体101の外径より若干狭くされている。4つの固定爪75a、75b、75c、75dは、舌片状に形成されており、環状本体部71Bの外側に突出するように当該環状本体部71Bの他方の端部に連接して互いに間隔をあけて設けられている。
第2取付部材70Bは、環状本体部71Bの中心がボビン20の軸心に重なるように当該ボビン20の下端部に設けられた拡径部26に挿入嵌合して配置される。このとき、第2取付部材70Bは、4つの固定爪75a、75b、75c、75dが拡径部26に係止して、本体部10に固定して取り付けられる。
第2取付部材70Bは、本体部10の内側に挿入された電動弁本体101を、3つの押圧部72a、72b、72cによって、上述した第2取付部材70と同様に、軸線L方向に直交する方向H1、H2とは異なる3つの方向H3、H4、H5から押圧して狭持する。特に、押圧部72aは、電動弁本体101を、方向H1、H2に直交する方向H3に向けて押圧する。
このような構成の電磁アクチュエータ1Aにおいても、上述した本実施形態の電磁アクチュエータ1と同様の作用効果を奏する。また、図13に示す第2取付部材70Cについても、環状本体部71Bに代えて平板環状の環状本体部71を有する以外は、第2取付部材70Bと同様の構成を有しているので、電磁アクチュエータ1Aにおいて第2取付部材70Bに代えて第2取付部材70Cを備えた構成のものにおいても、上述した本実施形態の電磁アクチュエータ1と同様の作用効果を奏する。
また、上述した本実施形態では、第2取付部材70が、環状に形成された環状本体部71によって3つの押圧部72a、72b、72cを支持する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、中心角が120度以下となる円弧状の本体部及び当該本体部に一体に設けられた1つ押圧部からなる取付部分を3つ有し、これら3つの取付部分をそれぞれの本体部が円形状に連なるように配置して構成された第2取付部材など、本発明の目的に反しない限り、第2取付部材は、環状に形成された環状本体部以外の本体部を備えた構成であってもよい。
また、上述した本実施形態の電動弁200では、一次側継手管A1を入口側とし、二次側継手管A2を出口側とするものであったが、これに限らず、入口側と出口側とを逆にするものであってもよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1、1A 電磁アクチュエータ
10 本体部
20 ボビン
30 フレームヨーク
40 ケース本体
50 注型樹脂(樹脂部材)
60 第1取付部材60
64、65 一対の突部(一方向押圧部)
70、71A、70B、70C 第2取付部材
71、71B 環状本体部
72a、72b、72c 押圧部(他方向押圧部)
73a、73b、73c、73d 固定部
74 位置決め部
101 電動弁本体
110 弁ハウジング
115 弁座部
118 弁ポート
120 支持部材
130 弁ホルダ
140 弁体
141 ニードル弁
150 ロータ部
151 ケース
152 マグネットロータ
153 ロータ軸
200 電動弁
H1、H2 一対の突部の押圧方向(一方向)
H3、H4、H5、H6 押圧部の押圧方向(他方向)

Claims (8)

  1. 電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータであって、
    前記電動弁本体を内側に挿入可能な筒状の本体部と、
    前記本体部の一方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する一方向に押圧する一方向押圧部を有する第1取付部材と、
    前記本体部の他方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する、前記一方向とは異なる他方向に押圧する他方向押圧部を少なくとも1つ有する第2取付部材と、
    を有し
    前記他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、前記電動弁本体を前記一方向に直交する方向に押圧するように構成されていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータであって、
    前記電動弁本体を内側に挿入可能な筒状の本体部と、
    前記本体部の一方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する一方向に押圧する一方向押圧部を有する第1取付部材と、
    前記本体部の他方の端部に設けられ、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する、前記一方向とは異なる他方向に押圧する他方向押圧部を少なくとも1つ有する第2取付部材と、
    を有し
    前記本体部の内周面と前記電動弁本体の外周面との間に、隙間が設けられていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  3. 前記他方向押圧部のうち少なくとも1つの他方向押圧部が、前記電動弁本体を前記一方向に直交する方向に押圧するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記第2取付部材が、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する3つの押圧部を有し、前記3つの押圧部のうち少なくとも1つの押圧部が前記他方向押圧部とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記第2取付部材が、前記本体部の内側に挿入された前記電動弁本体を挿入方向に直交する方向に押圧する1つの押圧部を有し、前記1つの押圧部が前記他方向押圧部とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記第2取付部材が、環状本体部と、前記環状本体部の内側に突出するように当該環状本体部と一体に設けられたバネ片状の前記他方向押圧部と、を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  7. 前記本体部が、電線が巻き付けられた円筒状のボビンと、前記ボビンを覆うケースと、前記ボビンと前記ケースとの間に充填後固化された樹脂部材と、を有し、
    前記第2取付部材が、前記樹脂部材に埋設される固定部を有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータ。
  8. 電動弁本体と、前記電動弁本体に取り付けられる電磁アクチュエータとを有する電動弁において、
    前記電磁アクチュエータが、請求項1〜のいずれか一項に記載の電磁アクチュエータで構成されていることを特徴とする電動弁。
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