JP5685406B2 - 画像撮像装置およびその作動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光源から射出された照射光を照射窓を介して被観察部に照射して画像を撮像する画像撮像装置および画像撮像装置の照射窓の洗浄方法に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡システムが広く知られており、白色光の照射によって体腔内の被観察部を撮像して通常画像を得、この通常画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡システムが広く実用化されている。
また、このような内視鏡システムの1つとして、被検体の生体組織表面から一定の深さ以上に存在する通常画像上には現れない血管を確認するため、ICG(インドシアニングリーン)を予め体内に投入し、近赤外光を被観察部に照射して血管内のICGの蛍光を検出することによって血管の蛍光画像を取得する内視鏡システムも提案されている。
ここで、上述したような内視鏡システムを用いて内視鏡外科手術を行う際には、体腔内に挿入される挿入部の先端に煙やミストなどが付着し、内視鏡の撮像レンズや照射窓が汚れることが多く、その都度体腔外へ内視鏡を抜出して清掃することが行われている。
特に、上述したような近赤外域の蛍光観察を行う内視鏡システムにおいては、近赤外レーザ光を広い範囲に照射するため、かつ被観察部における照射面での近赤外レーザ光の集中を避けるため、通常、コヒーレントなレーザ光を拡散させて使用することが多く、このため一般的には近赤外光の照射窓の面積を大きくする必要がある。
そのため、近赤外光の照射窓に、上述したような汚れが付着する可能性が高くなり、内視鏡を清掃する頻度が高くなるが、汚れが付着する度に体腔外へ内視鏡を抜き出し、清掃後に再び内視鏡を挿入するようにしたのでは、その清掃の間は手術が停止してしまい、かつ再び内視鏡を挿入した際には視界(視野)が変更になってしまうため手術時間に対して大きなロスとなる問題がある。
また、上述したように内視鏡システムにおいて、レーザ光源などの比較的パワー密度が高い光源を用いる場合には、内視鏡先端に装備された照明窓に血液等の汚れが付着した場合には、その汚れが照射光によって焦げ付き、必要な照明ができなくなる問題がある。また、照射窓における焦げ付きや照射窓からの反射光の増加によって、照射窓までの導光部材の温度が上昇し焼き付きなどの問題も生じる。
そこで、たとえば、特許文献1から特許文献4においては、内視鏡挿入部の先端に洗浄機構を設け、内視鏡挿入部を体腔外に取り出すことなく、撮像レンズや照射窓を清掃可能な内視鏡装置が提案されている。
特開2009−279291号公報 特開2008−279202号公報 特開平9−253034号公報 特開平7−289514号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献4に記載の内視鏡システムにおいては、たとえば、通常画像を観察中において挿入部先端の撮像レンズ面に汚れが付着した場合には、実際に撮影された画像を操作者が観察することによって挿入部先端に汚れが付着しているか否かを判断することができるが、たとえば、通常画像を観察中において近赤外光の照射窓のみに汚れが付着している場合には、その汚れの付着に気づくことができず、通常画像の観察から蛍光画像の観察に切り替えた際も、近赤外光は不可視なため、その照度の減少に気づくのが困難であり、上述した照射窓における焦げ付きが発生する問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、照射窓の汚れの洗浄を適切なタイミングで行うことができ、照射窓における汚れの焦げ付きなどを効果的に防止することができる画像撮像装置および画像撮像装置の照射窓の洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明の画像撮像装置の照射窓洗浄方法は、光源から射出された照射光を照射窓を介して被観察部に照射する光照射部と、照射光の照射によって被観察部から発せられた光を受光して画像を撮像する撮像部とを備えた画像撮像装置の照射窓の洗浄方法であって、照射光の照射開始の指示を受け付け、その照射光の照射開始の指示に応じて照射窓に向けて液体を射出することを特徴とする。
本発明の画像撮像装置は、光源から射出された照射光を照射窓を介して被観察部に照射する光照射部と、照射光の照射によって被観察部から発せられた光を受光して画像を撮像する撮像部とを備えた画像撮像装置において、照射窓に向けて液体を射出する照射窓洗浄部と、照射光の照射開始の指示を受け付ける照射開始指示受付部とを備え、照射窓洗浄部が、照射光の照射開始の指示に応じて液体を射出するものであることを特徴とする。
また、上記本発明の画像撮像装置は、光照射部を、体腔内に挿入される体腔挿入部を備えたものとし、照射窓を体腔挿入部の先端に設けることができる。
また、光照射部を、照射光として励起光を照射窓を介して被観察部に照射するものとし、撮像部を、励起光の照射によって被観察部から発せられた蛍光を受光して蛍光画像を撮像するものとできる。
また、光源としてレーザ光源またはLED(Light Emitting Diode)光源を用いることができる。
また、撮像部を、被観察部から発せられた光を撮像レンズを介して受光するものとし、撮像レンズに向けて液体を射出する撮像レンズ洗浄部と照射窓洗浄部とを別個に設けることができる。
また、照射窓洗浄部を、照射光の照射開始の指示に応じて、撮像レンズ洗浄部および照射窓洗浄部のうちの照射窓洗浄部のみから液体を射出するものとできる。
また、光照射部を、照射光として励起光を励起光用の照射窓を介して被観察部に照射するものとするとともに、照射光として白色光を白色光用の照射窓を介して被観察部に照射するものとし、撮像部を、励起光の照射によって被観察部から発せられた蛍光を受光して蛍光画像を撮像するものとするとともに、白色光の照射によって被観察部から発せられた反射光を受光して通常画像を撮像するものとし、照射窓洗浄部を、液体を射出するノズルを有するものとし、1つのそのノズルによって励起光用の照射窓と白色光用の照射窓との両方に向けて液体を射出するものとできる。
また、光照射部を、照射光として励起光を励起光用の照射窓を介して被観察部に照射するものとするとともに、照射光として白色光を白色光用の照射窓を介して被観察部に照射するものとし、撮像部を、励起光の照射によって被観察部から発せられた蛍光を撮像レンズを介して受光して蛍光画像を撮像するものとするとともに、白色光の照射によって被観察部から発せられた反射光を撮像レンズを介して受光して通常画像を撮像するものとし、照射窓洗浄部を、液体を射出するノズルを有するものとし、1つのそのノズルによって励起光用の照射窓と白色光用の照射窓と撮像レンズとに向けて液体を射出するものとできる。
また、照射射窓洗浄部を、体腔挿入部の周囲に設けられる外套管に設けることができる。
本発明の画像撮像装置の照射窓の洗浄方法によれば、光源から射出された照射光を照射窓を介して被観察部に照射し、その照射光の照射によって被観察部から発せられた光を受光して画像を撮像する画像撮像装置において、照射光の照射開始の指示に応じて照射窓洗浄部から照射窓に向けて液体を射出して洗浄を行うようにしたので、照射光を射出する際には必ず照射窓の洗浄を行うことができ、照射窓における汚れの焦げ付きなどを効果的に防止することができる。
本発明の画像撮像装置の一実施形態を用いた硬性鏡システムの概略構成図 体腔挿入部の概略構成図 体腔挿入部の先端部の概略構成図 図3の4−4’線断面図 体腔挿入部の各投光ユニットによって照射される光のスペクトルおよびその光の照射によって被観察部から発せられる蛍光および反射光のスペクトルを示す図 撮像ユニットの概略構成を示す図 撮像ユニットの分光感度を示す図 画像処理装置および光源装置の概略構成を示す図 送気送水装置の概略構成を示す図 本発明の画像撮像装置の一実施形態を用いた硬性鏡システムの作用を説明するためのフローチャート 送気送水装置のその他の実施形態の概略構成を示す図 本発明の画像撮像装置のその他の実施形態を用いた硬性鏡システムの洗浄ノズルを示す図 本発明の画像撮像装置のその他の実施形態を用いた硬性鏡システムの洗浄ノズルを示す図
以下、図面を参照して本発明の画像撮像装置の一実施形態を用いた硬性鏡システムについて詳細に説明する。本実施形態は、体内に挿入される挿入部の先端に設けられた照射窓の洗浄タイミングに特徴を有するものであるが、まずは、そのシステム全体の構成から説明する。図1は、本実施形態の硬性鏡システム1の概略構成を示す外観図である。
本実施形態の硬性鏡システム1は、図1に示すように、青色光と近赤外光を射出する光源装置2と、光源装置2から射出された青色光を波長変換した白色光と近赤外光を被観察部に照射するとともに、白色光の照射により被観察部から反射された反射光に基づく通常像と近赤外光の照射により被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像を撮像する硬性鏡撮像装置10と、硬性鏡撮像装置10によって撮像された画像信号に所定の処理を施すとともに、光源装置2と後述する送気送水装置5とに制御信号を出力するプロセッサ3と、プロセッサ3において生成された表示制御信号に基づいて被観察部の蛍光画像および通常画像を表示するモニタ4と、プロセッサ3からの制御信号に応じて硬性鏡撮像装置10に生理食塩水および炭酸ガスを供給する送気送水装置5とを備えている。
硬性鏡撮像装置10は、図1に示すように、腹腔や胸腔などの体腔内に挿入される体腔挿入部30と、体腔挿入部30によって導光された被観察部の通常像および蛍光像を撮像する撮像ユニット20とを備えている。
また、硬性鏡撮像装置10は、図2に示すように、体腔挿入部30と撮像ユニット20とが着脱可能に接続されている。そして、体腔挿入部30は接続部材30a、挿入部材30b、およびケーブル接続口30cを備えている。
接続部材30aは、体腔挿入部30(挿入部材30b)の一端側30Xに設けられており、たとえば撮像ユニット20側に形成された開口20aに嵌め合わされることにより、撮像ユニット20と体腔挿入部30とが着脱可能に接続される。
挿入部材30bは、体腔内の撮影を行う際に体腔内に挿入されるものであって、硬質な材料から形成され、たとえば、直径略5mmの円柱形状を有している。挿入部材30bの内部には、被観察部の像を結像するためのレンズ群が収容されており、先端側30Yから入射された被観察部の通常像および蛍光像はレンズ群を介して一端側30Xの撮像ユニット20側に射出される。
挿入部材30bの側面にはケーブル接続口30cが設けられており、このケーブル接続口30cに光ケーブルLCが機械的に接続される。これにより、光源装置2と挿入部材30bとが光ケーブルLCを介して光学的に接続されることになる。
また、図3に体腔挿入部30の先端側30Yの構成を示す。図3に示すように、体腔挿入部30の先端側30Yには、通常像および蛍光像を結像する撮像レンズ30dと、その撮像レンズ30dを挟んで略対称に白色光を照射する白色光用照射レンズ30e,30fと近赤外光を照射する近赤外光用照射レンズ30g,30hが設けられている。このように白色光用照射レンズ30e,30fおよび近赤外光用照射レンズ30g,30hを撮像レンズ30dに対して対称に2つ設けるようにしているのは、被観察部の凹凸によって通常像および蛍光像に陰影ができないようにするためである。
さらに、体腔挿入部30の先端側30Yには、送気送水装置5から供給された生理食塩水や炭酸ガスを射出する撮像レンズ用洗浄ノズル7と、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8と、第2の照射レンズ用洗浄ノズル9とが設けられている。
そして、撮像レンズ用洗浄ノズル7の開口部7aは、撮像レンズ30dに向けられており、その開口部7aから撮像レンズ30dに向けて生理食塩水や炭酸ガスが射出されるように構成されている。
また、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8の開口部8aは、白色光用照射レンズ30fおよび近赤外光用照射レンズ30hの方に向けられており、その開口部8aから白色光用照射レンズ30fおよび近赤外光用照射レンズ30hに向けて生理食塩水や炭酸ガスが射出されるよう構成され、また、第2の照射レンズ用洗浄ノズル9の開口部9aは、白色光用照射レンズ30eおよび近赤外光用照射レンズ30gの方に向けられており、その開口部9aから白色光用照射レンズ30eおよび近赤外光用照射レンズ30gに向けて生理食塩水や炭酸ガスが射出されるよう構成されている。
また、図4に、図3の4-4’線断面図を示す。図4に示すように、体腔挿入部30内には、白色投光ユニット70と近赤外投光ユニット60とが設けられている。
白色投光ユニット70は、青色光を導光するマルチモード光ファイバ71と、マルチモード光ファイバ71によって導光された青色光の一部を吸収して励起され、緑色〜黄色の可視光を発する蛍光体72とを備えている。蛍光体72は、複数種類の蛍光物質から形成されており、たとえば、YAG系蛍光体、あるいはBAM(BaMgAl1017)等の蛍光物質などを含んで形成される。
そして、蛍光体72の外周を覆うように筒状のスリーブ部材73が設けられており、スリーブ部材73の内部には、マルチモード光ファイバ71を中心軸として保持するフェニール74が挿入されている。さらに、フェニール74の後端側(先端側とは逆側)から延出されるマルチモード光ファイバ71には、その外皮を覆うフレキシブルスリーブ75がスリーブ部材73との間に挿入されている。
また、近赤外投光ユニット60は、近赤外光を導光するマルチモード光ファイバ61を備えており、マルチモード光ファイバ61と近赤外光用照射レンズ30hとの間には空間62が設けられている。
また、近赤外投光ユニット60にも、空間62の外周を覆うように筒状のスリーブ部材63が設けられており、白色投光ユニット70と同様に、フェニール64およびフレキシブルスリーブ65が設けられている。
また、各投光ユニットにおいて使用されるマルチモード光ファイバとしては、たとえば、コア径105μm、クラッド径125μm、外皮となる保護層を含めた径が直径0.3mm〜0.5mmの細径なものを使用することができる。
なお、上記では、白色光用照射レンズ30fを含む白色投光ユニット70と近赤外光用照射レンズ30hを含む近赤外光投光ユニット60について説明したが、白色光用照射レンズ30eを含む白色投光ユニットと近赤外光用照射レンズ30gを含む近赤外光投光ユニットも同様の構成である。
ここで、各投光ユニットによって被観察部に照射される光のスペクトルおよびその光の照射によって被観察部から発せられる蛍光および反射光のスペクトルを図5に示す。図5には、白色投光ユニット70の蛍光体72を透過して照射された青色光スペクトルS1と、白色投光ユニット70の蛍光体72において励起されて照射された緑色〜黄色の可視光スペクトルS2と、近赤外投光ユニット60によって照射された近赤外光スペクトルS3と、近赤外投光ユニット60による近赤外光スペクトルS3の照射によって発せられたICG蛍光スペクトルS4とが示されている。
なお、本明細書における白色光とは、厳密に可視光の全ての波長成分を含むものに限らず、たとえば、基準光であるR(赤)、G(緑)、B(青)等、特定の波長帯の光を含むものであればよく、たとえば、緑色から赤色にかけての波長成分を含む光や、青色から緑色にかけての波長成分を含む光なども広義に含むものとする。したがって、白色投光ユニット70は、図5に示すような青色光スペクトルS1と可視光スペクトルS2とを照射するものであるが、これらのスペクトルからなる光も白色光であるとする。
図6は、撮像ユニット20の概略構成を示す図である。撮像ユニット20は、体腔挿入部30内のレンズ群により結像された被観察部の蛍光像を撮像して被観察部の蛍光画像信号を生成する第1の撮像系と、体腔挿入部30内のレンズ群により結像された被観察部の通常像を撮像して通常画像信号を生成する第2の撮像系とを備えている。これらの撮像系は、通常像を反射するとともに、蛍光像を透過する分光特性を有するダイクロイックプリズム21によって、互いに直交する2つの光軸に分けられている。
第1の撮像系は、体腔挿入部30から射出された蛍光像を透過するとともに、近赤外光をカットする近赤外光カットフィルタ22と、体腔挿入部30から射出され、ダイクロイックプリズム21および近赤外光カットフィルタ22を透過した蛍光像L2を結像する第1結像光学系23と、第1結像光学系23により結像された蛍光像L2を撮像する高感度撮像素子24とを備えている。
第2の撮像系は、体腔挿入部30から射出され、ダイクロイックプリズム21を反射した通常像L1を結像する第2結像光学系25と、第2結像光学系25により結像された通常像L1を撮像する撮像素子26を備えている。
高感度撮像素子24は、蛍光像L2の波長帯域の光を高感度に検出し、蛍光画像信号に変換して出力するものである。高感度撮像素子24はモノクロの撮像素子である。
撮像素子26は、通常像の波長帯域の光を検出し、通常画像信号に変換して出力するものである。撮像素子26の撮像面には、3原色の赤(R)、緑(G)および青(B)のカラーフィルタがベイヤー配列またはハニカム配列で設けられている。
ここで、図7に、撮像ユニット20の分光感度のグラフを示す。具体的には、撮像ユニット20は、第1の撮像系がIR(近赤外)感度を有し、第2の撮像系がR(赤)感度、G(緑)感度、B(青)感度を有するように構成されている。
また、撮像ユニット20は、撮像制御ユニット27を備えている。撮像制御ユニット27は、プロセッサ3から出力されたCCD駆動信号に基づいて高感度撮像素子24および撮像素子26を駆動制御するとともに、高感度撮像素子24から出力された蛍光画像信号および撮像素子26から出力された通常画像信号に対し、CDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理を施し、ケーブルを介してプロセッサ3に出力するものである。
図8は、光源装置2およびプロセッサ3の概略構成を示す図である。プロセッサ3は、図8に示すように、通常画像入力コントローラ31、蛍光画像入力コントローラ32、画像処理部33、メモリ34、ビデオ出力部35、操作部36、TG(タイミングジェネレータ)37、および制御部38を備えている。
通常画像入力コントローラ31および蛍光画像入力コントローラ32は、所定容量のラインバッファを備えており、撮像ユニット20の撮像制御ユニット27から出力された1フレーム毎の通常画像信号および蛍光画像信号をそれぞれ一時的に記憶するものである。そして、通常画像入力コントローラ31に記憶された通常画像信号および蛍光画像入力コントローラ32に記憶された蛍光画像信号はバスを介してメモリ34に格納される。
画像処理部33は、メモリ34から読み出された1フレーム毎の通常画像信号および蛍光画像信号が入力され、これらの画像信号に所定の画像処理を施し、バスに出力するものである。
ビデオ出力部35は、画像処理部33から出力された通常画像信号および蛍光画像信号がバスを介して入力され、所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力するものである。
操作部36は、近赤外光の照射開始指示、すなわち通常画像撮影モードから蛍光画像撮影モードへの切り替え指示や制御パラメータなどの操作者による入力を受け付けるものである。なお、本実施形態においては、近赤外光の照射開始指示を操作部36によって受け付けるようにしたが、これに限らず、たとえば、フットペダルの押下によって近赤外光の照射開始指示を受け付けるようにしてもよい。
また、TG37は、撮像ユニット20の高感度撮像素子24、撮像素子26および後述する光源装置2のLDドライバ43,46,49を駆動するための駆動パルス信号を出力するものである。
制御部38は、システム全体を制御するものであるが、本実施形態においては、特に操作部36によって受け付けられた近赤外光の照射開始指示信号に応じて、送気送水装置5に対して送水のための制御信号を出力するものである。そして、この近赤外光の照射に連動した送水制御は、近赤外光出射連動モードとして予め設定されるものであるが、本実施形態においては、この近赤外光出射連動モードは、操作者が操作部36を用いてオン/オフ可能なように構成されている。
光源装置2は、図8に示すように、445nmの青色光を射出する青色LD光源40と、青色LD光源40から射出された青色光を集光して光ファイバスプリッタ42に入射させる集光レンズ41と、集光レンズ41によって入射された青色光を光ケーブルLC1と光ケーブルLC2との両方に同時に入射する光ファイバスプリッタ42と、青色LD光源40を駆動するLDドライバ43とを備えている。
そして、光ケーブルLC1およびLC2は、それぞれ白色投光ユニット70のマルチモード光ファイバ71に光学的に接続されるものである。
また、光源装置2は、750〜790nmの近赤外光を射出する複数の近赤外LD光源44,47と、各近赤外LD光源44,47から射出された近赤外光を集光して光ケーブルLC3,LC4に入射する複数の集光レンズ45,48と、各近赤外LD光源44,47を駆動する複数のLDドライバ46,49とを備えている。
そして、光ケーブルLC3およびLC4は、それぞれ近赤外投光ユニット60のマルチモード光ファイバ61に光学的に接続されているものとする。
また、本実施形態においては、励起光として近赤外光を用いるようにしたが、上記近赤外光に限定されず、被検者に投入される蛍光色素の種類もしくは自家蛍光させる生体組織の種類によって適宜決定される。
また、本実施形態においては、レーザ光源を用いるようにしたが、LED光源を用いるようにしてもよい。
図9は、送気送水装置5の概略構成を示すブロック図である。送気送水装置5は、図9に示すように、COボンベ501、液体貯蔵タンク502、送圧・流量調整部503、送気送水制御部504、流量センサ505,506、3方弁507、およびヒータ部508を備えている。
COボンベ501は、COガスを貯蔵しており、COボンベ501のCOガスは管路601を介して送圧・流量調整部503に送られる。送圧・流量調整部503は、COガスの圧力および流量を調整し、管路602を介して液体貯蔵タンク502に送気する。また、液体貯蔵タンク502は、たとえば、生理食塩水を貯蔵するものであり、管路602を介して送気されたCOガスにより生理食塩水を管路603に送水することができるように構成されている。また、液体貯蔵タンク502は、COガスを管路604に送気することもできるものである。
3方弁507は、管路603からの生理食塩水と、管路604からのCOガスを切り替えて送気送水管路605に送気送水し、生理食塩水またはCOガスを送気送水管路605を介して撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8、および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9に供給するものである。
流量センサ505は管路603を流れる生理食塩水の流量を検出するセンサであり、流量センサ506は管路604を流れるCOガスの流量を検出するセンサである。
ヒータ部508は、液体貯蔵タンク502内の生理食塩水を所定温度に保持するヒータであり、温度センサを内蔵している。
送気送水制御部504は、プロセッサ3の制御部38から出力された制御信号および流量センサ505,506からの検出信号に基づき、送圧・流量調整部503、3方弁507およびヒータ部508を制御するものである。
次に、本実施形態の硬性鏡システムの作用について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、被験者の静脈から標識試薬が投与されるとともに、送気送水装置5によってCOガスを体腔内に供給して気腹する。なお、このとき送気送水制御部504は、ヒータ部508を制御して生理食塩水を所定温度に保持する(S10)。
次に、操作者によってプロセッサ3の操作部36を用いて通常画像撮影モードが選択され、その選択信号が制御部38によって受け付けられ、制御部38によって各装置が制御され、通常画像の撮像および表示が行われる(S12)。
通常画像撮像モードが選択された場合には、光源装置2の青色LD光源40から射出された青色光が、集光レンズ41および光ファイバスプリッタ42を介して光ケーブルLC1およびLC2の両方に同時に入射される。そして、さらに青色光は光ケーブルLC1,LC2により導光されて体腔挿入部30に入射され、体腔挿入部30内の白色投光ユニット70のマルチモード光ファイバ71によって導光される。そして、マルチモード光ファイバ71の出射端から出射された青色光は、一部は蛍光体72を透過して被観察部に照射され、一部以外は蛍光体72によって緑色〜黄色の可視光に波長変換され、その可視光が被観察部に照射される。すなわち、青色光と緑色〜黄色の可視光とからなる白色光が被観察部に照射される。
そして、白色光の照射によって被観察部から反射された通常像が挿入部材30bの先端30Yの撮像レンズ30dから入射し、挿入部材30b内のレンズ群により導光されて撮像ユニット20に向けて射出される。
撮像ユニット20に入射された通常像は、ダイクロイックプリズム21によって直角方向に反射され、第2結像光学系25によって撮像素子26の撮像面に結像され、撮像素子26によって撮像される。
そして、撮像素子26からそれぞれ出力されたR、G、Bの画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介してプロセッサ3に出力される。
そして、プロセッサ3に入力された通常画像信号は、通常画像入力コントローラ31において一時的に記憶された後、メモリ34に格納される。そして、メモリ34から読み出された1フレーム毎の通常画像信号は、画像処理部33において階調補正処理およびシャープネス補正処理が施された後、ビデオ出力部35に順次出力される。
そして、ビデオ出力部35は、入力された通常画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、1フレーム毎の表示制御信号をモニタ4に順次出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて通常画像を表示する。
そして、上記のようにして通常画像が表示された状態において、医師などが所望の被観察部について蛍光画像の撮影が行いたいと考えた場合には、蛍光画像撮影モードに切り替えられる(S14,YES)。
蛍光画像撮影モードへの切替え指示は操作部36において行われ、その切替指示に応じて制御部38からTG37を介して近赤外LD光源44,47を駆動するLDドライバ46,49に近赤外光出射開始の制御信号が出力され、その制御信号に応じてLDドライバ46,49は近赤外光LD光源44,47から近赤外光を出射させる。
一方、蛍光画像撮影モードへの切替え指示が操作部36において行われた際、制御部38は、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8と第2の照射レンズ用洗浄ノズル9とからの送水が、近赤外光出射連動モードに設定されているか否かを確認する(S16)。
そして、近赤外光出射連動モードに設定されている場合には(S16,YES)、制御部38は、蛍光画像撮影モードへの切替え指示の受け付けに応じて、送気送水装置5の送気送水制御部504に制御信号を出力し、送気送水装置5は、入力された制御信号に応じて送水を開始する(S18)。
具体的には、送圧・流量調整部503によってCOボンベ501のCOガスの圧力および流量が調整され、管路602を介して液体貯蔵タンク502に送気され、この送気によって液体貯蔵タンク502内の生理食塩水が管路603に送水される。
そして、管路603を流れる生理食塩水が3方弁507を通過して送気送水管路605に供給され、送気送水管路605を介して撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8、および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9に供給され、撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9から生理食塩水が出射されて白色光用照射レンズ30e,30fと近赤外光用照射レンズ30g,30hと撮像レンズ30dとが洗浄される。
そして、上述したようなレンズの洗浄とともに、蛍光画像の撮影が開始される。具体的には、光源装置2の近赤外LD光源44,47から射出された近赤外光が、集光レンズ45,48を介して光ケーブルLC3,LC4に入射され、光ケーブルLC3,LC4を介して体腔挿入部30に入射され、体腔挿入部30内の近赤外投光ユニット60のマルチモード光ファイバ61によって導光されて被観察部に照射される。
そして、近赤外光の励起光の照射によって被観察部から発せられたICG蛍光像が挿入部材30bの先端30Yの撮像レンズ30dから入射し、挿入部材30b内のレンズ群により導光されて撮像ユニット20に向けて射出される。
撮像ユニット20に入射されたICG蛍光像は、ダイクロイックプリズム21および近赤外光カットフィルタ22を透過した後、第1結像光学系23により高感度撮像素子24の撮像面上に結像され、高感度撮像素子24によって撮像される。高感度撮像素子24から出力されたICG蛍光画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル5を介してプロセッサ3に出力される。
そして、プロセッサ3に入力された蛍光画像信号は、蛍光画像入力コントローラ32において一時的に記憶された後、メモリ34に格納される。そして、メモリ34から読み出された1フレーム毎の蛍光画像信号は、画像処理部33において所定の画像処理が施された後、ビデオ出力部35に順次出力される。
そして、ビデオ出力部35は、入力された蛍光画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、1フレーム毎の表示制御信号をモニタ4に順次出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて蛍光画像を表示する。
一方、S16において、近赤外光出射連動モードが設定されていない場合には(S16,NO)、このとき特に送水制御は行われず、後述するマニュアルモードでの送気送水制御となる。
次に、S14に戻り、蛍光画像撮影モードが選択されていないとき、すなわち通常画像撮影モードが継続して選択されている場合には、撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9からの生理食塩水などの出射は、操作者によるマニュアルモードとなる。
具体的には、たとえば、操作者によって通常画像上において汚れが付着していると判断され、操作者によってプロセッサ3の操作部36を用いて送気送水スイッチの操作が行われた場合には、送気送水制御部504は、送圧・流量調整部503、3方弁507を制御して手動による送気送水を実行する。
具合的には、操作者によって撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9から送水を行うよう操作された場合には、送圧・流量調整部503によってCOボンベ501のCOガスの圧力および流量が調整され、管路602を介して液体貯蔵タンク502に送気され、この送気によって液体貯蔵タンク502内の生理食塩水が管路603に送水される。
そして、管路603を流れる生理食塩水が3方弁507を通過して送気送水管路605に供給され、送気送水管路605を介して撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9に供給されて射出される。
また、操作者によって撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9から送気を行うよう操作された場合には、3方弁507が管路604側に切り替えられ、液体貯蔵タンク502内を通過したCOガスが管路604に送気され、その送気されたCOガスが3方弁507を通過して送気送水管路605に供給され、送気送水管路605を介して撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9に供給されて射出される。
そして、硬性鏡システム1による手技が終了するまで、上記S12〜S20の処理が繰り返される(S22)。
なお、上記第1の実施形態の硬性鏡システムにおいては、通常画像撮影モードと蛍光画像撮影モードとを切り替えるようにしたが、これに限らず、通常画像撮影モードと蛍光画像撮影モードとの両方の選択を受け付け、通常画像と蛍光画像の撮影を両方同時に行うようにしてもよい。この場合においても、蛍光画像の撮像の際には、制御部38によって近赤外光出射連動モードが設定されているか否かが確認され、近赤外光出射連動モードが設定されている場合には、上述したように近赤外光の出射に連動して撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9から生理食塩水が出射される。そして、近赤外光出射連動モードが設定されていない場合にはマニュアルモードでの送気送水制御が行われる。
また、上記実施形態においては、近赤外光出射連動モードが設定されている場合には、近赤外光の出射に連動して、撮像レンズ30dと近赤外光用照射レンズ30g,30hとの両方を洗浄するようにしたが、これに限らず、このとき近赤外光用照射レンズ30g,30hのみ洗浄し、撮像レンズ30dの洗浄については近赤外光の出射に連動させないようにしてもよい。
具体的には、たとえば、図11に示すように、3方弁507よりも下流側に2方弁509を設け、蛍光画像撮影モードへの切替え指示が行われた際には、照射レンズ側管路605aを介して第1および第2の照射レンズ用洗浄ノズル8,9からのみ生理食塩水が射出されるようにし、撮像レンズ側管路605bには、このとき生理食塩水を送水しないようにしてもよい。
このように撮像レンズ30d側の洗浄を行わないことによって、洗浄水により不用意に通常画像または蛍光画像の撮像を妨げるのを防止することができ、術者へストレスを与えるのを防止することができる。
なお、このとき撮像レンズ30dの洗浄については、たとえば、上述したようマニュアルモードで行うようにすればよい。
また、撮像レンズ30dの洗浄を近赤外光の出射に連動させるか否かについて選択指示を受け付けるようにし、その選択指示に基づいて、撮像レンズ30dの洗浄を近赤外光の出射に連動させたり、マニュアルモードにしたり切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、撮像レンズ用洗浄ノズル7、第1の照射レンズ用洗浄ノズル8および第2の照射レンズ用洗浄ノズル9の3つの洗浄ノズルを設けるようにしたが、これに限らず、たとえば、図12に示すように、1つの洗浄ノズル80によって全てのレンズを洗浄するようにしてもよい。なお、図12に示す実施形態においては、近赤外光投光ユニット60を1つだけ設けるようにし、近赤外光照射レンズ30iを楕円形として照射範囲が広くなるように構成されている。
また、上記実施形態においては、送気送水管路を体腔挿入部30内に内挿して、体腔挿入部30の先端に洗浄ノズルを設けるようにしたが、これに限らず、図13に示すように、体腔挿入部30の側面周囲に設けられる外套管90に送気送水管路を設けるとともに、その先端に第1の洗浄ノズル91、第2の洗浄ノズル92および第3の洗浄ノズル93を設けるようにしてもよい。外套管90は、体腔挿入部30に固定されているわけではないので、第1〜第3の洗浄ノズル91,92,93の位置を体腔挿入部30の先端の円周上において任意の場所に設置することができ、洗浄箇所の自由度をもたせることができる。
また、上記実施形態は、本発明の画像撮像装置を硬性鏡システムに適用したものであるが、これに限らず、たとえば、軟性内視鏡装置を有するその他の内視鏡システムに適用してもよい。また、内視鏡システムに限らず、体内に挿入される挿入部を備えていない、いわゆるビデオカメラ型の医用画像撮像装置に適用してもよい。
1 硬性鏡システム
2 光源装置
3 プロセッサ
4 モニタ
5 送気送水装置
7 撮像レンズ用洗浄ノズル
7 撮像レンズ用洗浄ノズル
7a 開口部
8 照射レンズ用洗浄ノズル
8a 開口部
9 照射レンズ用洗浄ノズル
9a 開口部
10 硬性鏡撮像装置
20 撮像ユニット
24 高感度撮像素子
26 撮像素子
30 体腔挿入部
30d 撮像レンズ
30e,30f 白色光用照射レンズ
30g,30h 近赤外光用照射レンズ
30i 近赤外光照射レンズ
36 操作部
38 制御部
40 青色LD光源
44,47 近赤外光LD光源
60 近赤外投光ユニット
70 白色投光ユニット
80 洗浄ノズル
90 外套管
91 第1の洗浄ノズル
92 第2の洗浄ノズル
93 第3の洗浄ノズル
504 送気送水制御部

Claims (2)

  1. 光源から射出された照射光を照射窓を介して被観察部に照射する光照射部と、前記照射光の照射によって前記被観察部から発せられた光を撮像レンズを介して受光して画像を撮像する撮像部とを備えた画像撮像装置において、
    前記照射窓に向けて液体を射出する照射窓洗浄部と、
    該照射窓洗浄部とは別個に設けられた、前記撮像レンズに向けて液体を射出する撮像レンズ洗浄部と、
    前記照射光の照射開始の指示を受け付ける照射開始指示受付部とを備え、
    前記照射光の照射開始の指示が受け付けられた時点において、前記撮像レンズ洗浄部および前記照射窓洗浄部のうちの前記照射窓洗浄部のみから前記液体が射出されることを特徴とする画像撮像装置。
  2. 照射開始指示受付部と、光照射部と、照射窓洗浄部と、該照射窓洗浄部とは別個に設けられた撮像レンズ洗浄部と、撮像部とを備えた画像撮像装置の作動方法であって、
    前記照射開始指示受付部が、照射光の照射開始の指示を受け付け、
    前記光照射部が、前記照射光の照射開始の指示が受け付けられた時点において前記照射光を照射窓を介して被観察部に対して射出し、
    前記撮像部が、前記照射光の射出によって前記被観察部から発せられた光を撮像レンズを介して受光して画像を撮像し、
    前記照射光の照射開始の指示が受け付けられた時点において、前記照射窓洗浄部および前記撮像レンズ洗浄部のうち前記照射窓洗浄部のみが前記照射窓に向けて液体を射出し、前記撮像レンズ洗浄部は前記撮像レンズに向けて液体を射出しないことを特徴とする画像撮像装置の作動方法。
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