JP4193365B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、観察用光の発熱伝導による先端硬質部の高温化を防止することができる内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用に使用される電子内視鏡は、光源ユニット及び画像処理ユニットに接続されて使用される。光源ユニットからの観察用照明光は、内視鏡に配設されたライトガイドを介して内視鏡先端硬質部の照明窓から被検部に向けて照射される。この患部は、先端硬質部の観察窓を介して固体撮像素子(CCD)で撮像され、そして、固体撮像素子からの出力信号を画像処理ユニットで画像処理することにより、患部がモニタに表示される。このモニタに表示された患部を観察しながら術者が内視鏡を操作し施術を行う。
【0003】
また、先端硬質部には、前記観察窓に向けてエアや水を噴射するノズルが設けられたものがあり、観察窓が施術中に汚れた時に、送気・送水口から観察窓にエアや水を噴射して観察窓を洗浄している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の電子内視鏡は、電子内視鏡を光源ユニットに接続した状態で放置すると、内視鏡先端硬質部の照明窓から観察用照明光が照射されたままなので、放置時間(不使用時間)が長くなると、観察用光の発熱伝導で先端硬質部が高温になるという欠点があった。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、不使用時における先端硬質部の高温化を防止することができる内視鏡を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するために、内視鏡挿入部の先端硬質部に、光源から供給される観察用照明光を照射する照明窓と、観察窓と、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射するノズルとを設け、前記観察窓を介して被写体を撮像する撮像部と、前記エア又は水を供給する供給手段とを備えた内視鏡であって、前記撮像部からの出力信号を監視し、その出力信号の不変時間を計測するタイマと、前記光源がON状態で、前記タイマで計測された不変時間が継続して所定時間経過すると前記供給手段をON制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】
また、本発明は、前記目的を達成するために、内視鏡挿入部の先端硬質部に、光源から供給される観察用照明光を照射する照明窓と、観察窓と、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射するノズルとを設け、前記エア又は水を供給する供給手段とを備えた内視鏡であって、前記照明光の照射時間を計測するタイマと、前記タイマで計測された照明光の照射時間が継続して所定時間経過すると、前記供給手段をON制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明は、臨床時外で内視鏡が放置された時に内視鏡の撮像部から出力される信号、例えば輝度(RGB)信号は変化しないことに着目してなされたものである。本発明によれば、輝度信号の不変時間をタイマで計測する。そして、光源がON状態で、タイマで計測された前記不変時間が継続して所定時間経過すると、すなわち、これ以上放置すると先端硬質部が高温(約40℃)になる時間を経過すると、制御手段が供給手段を制御して、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射して先端硬質部を冷却する。これにより、不使用時における先端硬質部の高温化を防止できる。前記エア又は水の噴射は所定時間実施され、その後に停止されるが、その後においても内視鏡が継続して放置される場合には、前述した制御が繰り返し実施される。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、タイマで計測された照明光の照射時間が継続して所定時間経過すると、すなわち、これ以上照射すると先端硬質部が高温(約40℃)になる時間を経過すると、制御手段が供給手段を制御して、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射して先端硬質部を冷却する。
【0012】
請求項に記載の発明によれば、前記ノズルは、前記照明窓及び前記観察窓の少なくともいずれか一方を洗浄する洗浄ノズルを兼ねているので、ノズルの本数を削減できる。
【0013】
請求項に記載の発明によれば、前述したノズルの他に、専用の冷却用ノズルを先端硬質部に設け、これを前記供給手段に接続している。よって、本発明によれば、専用の冷却用ノズルを設けることで先端硬質部の冷却時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の好ましい実施の形態について詳説する。
【0015】
図1に示す電子内視鏡10は、手元操作部12と、この手元操作部12の先端ジョイント14に接続された挿入部16とを有している。挿入部16は、軟性部18、湾曲部20、先端硬質部22から構成されており、湾曲部20は、軟性部18内に挿通された図示しないアングル操作用ワイヤを介して、手元操作部12の一対のアングル操作用ツマミ24、24に連結されている。したがって、アングル操作用ツマミ24、24を術者が操作すると、湾曲部20が上下左右方向に湾曲され、先端硬質部22が所望の方向に向けられる。符号26は処置具挿入口であり、この処置具挿入口26を介して鉗子等の処置具が挿入部16に挿入される。
【0016】
先端硬質部22の端面23には、図2に示す鉗子口28が形成され、この鉗子口28が図1の処置具挿入口26に不図示のチャンネルを介して接続されている。また、先端硬質部22の端面23には、観察窓50を挟んで両側に照明窓3030が設けられている。これらの照明窓30の後方には、図示しないライトガイドの光出射端が配置され、このライトガイドは図1に示す湾曲部20、軟性部18、手元操作部12、及び軟性ケーブル32に挿通され、この軟性ケーブル32に連結されたライトガイドコネクタ34のライトガイド棒36に接続されている。
【0017】
ライトガイドコネクタ34は、図3に示す光源ユニット38に接続される。光源ユニット38には、キセノンランプ40及びエアポンプ42等が内蔵されている。キセノンランプ40による観察用照明光は、赤外線カットフイルタ44を通過することで余分な赤外線がカットされた後、集光レンズ46によって集光され、そして、所定の絞り値に設定されている絞り48を介してライトガイド棒36の光入射端に照射される。これにより、観察用照明光がライトガイドコネクタ34からライトガイドに伝送され、ライトガイドの光出射端から図2の照明窓30、30を介して外部に出射される。これにより、被検部が照明される。
【0018】
また、先端硬質部22の端面23には、観察窓50が設けられ、観察窓50の後方には不図示の対物レンズ光学系、CCD(撮像部)が配置されている。したがって、前記照明光で照明された患部の画像が観察窓50から対物レンズ光学系を介してCCDの受光面に結像される。CCDの基板に接続されている信号線は、図1に示す湾曲部20、軟性部18、手元操作部12、軟性ケーブル32、及びライトガイドコネクタ34に挿通されるとともに、ライトガイドコネクタ34から可撓管52に挿通されて電気コネクタ54に接続されている。電気コネクタ54は、プロセッサと称される不図示の画像処理ユニットに接続される。したがって、CCDからの出力信号は、画像処理ユニットに送信され、ここで映像信号に変換されて不図示のモニタに出力される。これにより、モニタに患部が表示され、術者はモニタに表示された患部の画像を見ながら施術を行う。
【0019】
なお、CCDからの出力信号のうち、図4に示す輝度(RGB)信号56は、画像処理ユニットに内蔵されたマイコン(制御手段)58に出力される。輝度信号がマイコン58に出力されると、マイコン58のタイマ60が作動するが、信号が変化した時にはタイマがリセットされるように制御されている。また、輝度信号にかえて、絞り48を制御するALC(Auto Light Control) 信号をマイコン58で監視してもよい。要するに、ALC信号は、輝度信号に伴って変化するからである。
【0020】
一方、図2に示す先端硬質部22の端面23には、図2上破線で示す送気・送水口62が形成される。送気・送水口62にはノズル66が取り付けられており、このノズル66の噴射口68は観察窓50の表面に向けて形成される。したがって、噴射口68から噴射されたエア又は水は、端面23を伝わって観察窓50の表面を流れ、この表面を洗浄する。
【0021】
送気・送水口62は図3に示すように、送気送水管70に接続される。送気送水管70は、図1に示す湾曲部20、軟性部18、手元操作部12、及び軟性ケーブル32に挿通され、この軟性ケーブル32に連結されたライトガイドコネクタ34に接続されている。ライトガイドコネクタ34が光源ユニット38に接続されると、光源ユニット38に内蔵されたエアポンプ42の電磁弁76の一方のポートに、送気管77を介して接続される。したがって、電磁弁76の一方のポートが開放されると、エアポンプ42からの圧縮エアが送気管77、送気送水管70、送気・送水口62を介してノズル66の噴射口68から噴射される。
【0022】
電磁弁76の他方のポートには、送気管78が接続される。送気管78は、ライトガイドコネクタ34が光源ユニット38に接続されると、ライトガイドコネクタ34に内設された管路80を介して、水タンク82のエア供給管84に接続される。また、水タンク82には、水供給管86が接続され、この水供給管86は、ライトガイドコネクタ34内で送気送水管74に接続されている。したがって、電磁弁76の他方のポートが開放されると、エアポンプ42からの圧縮エアが送気管78、管路80、及びエア供給管84を介して水タンク82に供給される。これにより、水タンク82の圧力が上昇するので、その圧力によって水タンク82内の水83が水供給管86を介して送気送水管70に供給される。よって、ノズル66の噴射口68から水が噴射される。
【0023】
電磁弁76の切り換えは、図3の手元操作部12に設けられた送気・送水スイッチ88を操作することにより行われる。この送気・送水スイッチ88は、2段操作スイッチと称されるスイッチであり、図5の如く、本体90に上下動自在に支持された押下部92、基板94に取り付けられた接点96、98、100等から構成される。押下部92を1段押下操作すると、弾性部材で形成された接点96が押下部92に押されて弾性変形し、接点98に接触する。これにより、送気・送水スイッチ88の所定の端子が導通され、その信号が信号線102、102を介して図4のマイコン58に出力される。マイコン58は、前記信号に基づいて図3の電磁弁76を制御し、電磁弁76の一方のポートを開にし、他方のボートを閉にする。これにより、ノズル66からエアが噴射される。
【0024】
この状態で、図5の押下部92を2段押下操作すると、接点96が接点98に接触した状態で接点96と接点98とが弾性変形し、接点100に接触する。これにより、送気・送水スイッチ88の所定の端子が導通され、その信号が信号線102、102を介して図4のマイコン58に出力される。マイコン58は、前記信号に基づいて電磁弁76を制御し、電磁弁76の一方のポートを閉にし、他方のボートを開にする。これにより、ノズル66から水が噴射される。なお、図3上で符号104は吸引スイッチであり、符号106はシャッタボタンであり、その詳細説明は省略する。
【0025】
次に、前記の如く構成された電子内視鏡10の不使用時における動作について図6のフローチャートを参照して説明する。
【0026】
タイマ60は、常にスタートするように制御されているが(S100)、光源スイッチ41から光源OFF信号が出力されている場合には(S110)、タイマ60がリセットされる(S120)。
【0027】
一方、光源スイッチ41から光源ON信号が出力されている場合には(S110)、CCDから出力される輝度信号をマイコン58が監視し、輝度信号が変化した場合(S130)、すなわち、電子内視鏡10が使用中の場合には、タイマ60がリセットされる(S120)。
【0028】
輝度信号が変化せず、その不変状態が所定時間(X秒:120〜180秒)経過した場合(S140)、すなわち、これ以上放置すると、観察用照明光の熱伝導で先端硬質部22が高温(人体の組織が火傷する温度:約40℃)になる時間を経過すると、マイコン58がエアポンプ42のスイッチ43をON制御するとともに、電磁弁76を制御して、エア(水でもよい)をノズル66から先端硬質部22の端面23に噴射して先端硬質部22を冷却する。
【0029】
これにより、不使用時における先端硬質部22の高温化を防止できる。前記エアの噴射は所定時間実施され、その後に自動停止又は電磁弁スイッチの操作で停止されるが(S160)、その後においても電子内視鏡10が継続して放置される場合には、前述した制御が繰り返し実施される。前記電磁弁スイッチは、光源ユニット38に設けられた手動スイッチであり、このスイッチが操作されると、エアポンプ42が停止する。
【0030】
上記実施例では、輝度信号に基づいて電子内視鏡10が使用中であるか不使用であるかを判断したが、これに限定されるものではなく、例えば、絞りを制御するALC信号に基づいて判断してもよい。ALC信号は、電子内視鏡10の不使用時には変化せず一定であるから、ALC信号の不変時間をタイマ60で計測することで同様の作用効果を得ることができる。
【0031】
また、前記信号にとらわれることなく、タイマ60で計測された照明光の照射時間が継続して所定時間経過すると、すなわち、これ以上照射すると先端硬質部が高温(約40℃)になる時間を経過すると、マイコン58がエアポンプ42のスイッチ43をON制御するとともに、電磁弁76を制御して、エア(水でもよい)をノズル66から先端硬質部22の端面23に噴射してもよい。
【0032】
更に、先端硬質部22に図3の如く温度センサ108を取り付け、この温度センサ108で計測された先端硬質部22の温度が所定温度(約40℃)を超えると、マイコン58がエアポンプ42のスイッチ43をON制御するとともに、電磁弁76を制御して、エア(水でもよい)をノズル66から先端硬質部22の端面23に噴射してもよい。これらの場合においては、検査中に不用意にエアが出ないようにマイコン58がエアポンプ42のスイッチ43を制御するのを停止させるスイッチを光源ユニット38等に設ける。
【0033】
図7は、第2の実施の形態の電子内視鏡110を示す構造図であり、図3に示した第1の実施の形態の電子内視鏡10と同一又は類似の部材については同一の符号を付して説明する。
【0034】
この内視鏡110の手元操作部12には、送気・送水バルブ112が設けられ、この送気・送水バルブ112に隣接して吸引バルブ114、及びシャッタボタン106が並設されている。
【0035】
送気・送水バルブ112は、シリンダ116、ピストン118、及び操作ボタン120から構成されている。シリンダ116には、給気管122、及び給水管124の各々の先端部が接続されている。給気管122は、軟性ケーブル32を介してライトガイドコネクタ34に延設され、その接続端122Aがライトガイドコネクタ34から突出されている。接続端122Aは、ライトガイドコネクタ34が光源ユニット装置38に接続されると、エアポンプ42に送気管78及び電磁弁76を介して接続される。これによって、エアポンプ42からの空気が給気管122を介してシリンダ116に供給される。シリンダ116に供給された空気は、操作ボタン120の空気リーク孔121を術者の指で閉塞することにより、シリンダ116に接続された送気送水管70に供給される。したがって、電磁弁76の一方のポートは常時開放されており、空気リーク孔121を閉塞すると、エアポンプ42からの圧縮エアが送気管78、給気管122、及び送気送水管70を介してノズル66の噴射口68から先端硬質部22の端面に噴射される。
【0036】
給気管122は、ライトガイドコネクタ34内で分岐配管126に接続されている。この分岐配管126の接続端126Aは、ライトガイドコネクタ34から突出され、送気管128を介して給水タンク82に接続される。給水タンク82には、送水管130が接続され、この送水管130は、ライトガイドコネクタ34から突出された前記給水管124の接続端124Aに接続されている。したがって、送気・送水バルブ112の空気リーク孔121を閉塞した状態で、ピストン118を押下操作すると、ポンプ42からの空気は分岐配管126に流れ、そして、送気管128を介して給水タンク82に吹き出される。これにより、給水タンク82内の内圧が高くなり、この圧力で給水タンク82内の水83が送水管130を介して給水管124に流れ、そして、シリンダ116に供給される。シリンダ116に供給された水は、シリンダ116に接続された送水チューブ132に供給される。この送水チューブ132は、送気送水管70に接続されている。したがって、送水チューブ132に供給された水は、送気送水管70を介してノズル66の噴射口68から先端硬質部22の端面に噴射される。
【0037】
ところで、この内視鏡110は、送気送水管70の他に冷却専用の送気管134が配設されている。この送気管134は、先端硬質部22、湾曲部20、軟性部18、手元操作部12、及び軟性ケーブル32に挿通され、この軟性ケーブル32に連結されたライトガイドコネクタ34に接続されている。ライトガイドコネクタ34が光源ユニット38に接続されると、その接続端134Aがエアポンプ42の電磁弁76の他方のポートに、送気管77を介して接続される。したがって、電磁弁76の他方のポートが開放されると、エアポンプ42からの圧縮エアが送気管77から送気管134に供給される。送気管134の先端部は、図8に示す先端硬質部22の端面23に形成された送水口136(図8上破線で示す)に接続されている。また、送水口136にはノズル138が取り付けられ、このノズルの噴射口140は、端面23の中央部23Aに向けられている。これにより、噴射口140から噴射された圧縮エアは、端面23の中央部23Aに向かって流れ、先端硬質部22を冷却する。
【0038】
このように、先端硬質部冷却専用の送気管134を設け、この送気管134から供給される圧縮エアで先端硬質部22を冷却することにより、バルブ構造の内視鏡においても先端硬質部22を冷却することができる。なお、送気管134に圧縮エアに代えて水を供給する装置を設けてもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る内視鏡によれば、撮像部から出力される出力信号の不変時間をタイマで計測し、そして、光源がON状態で、タイマで計測された前記不変時間が継続して所定時間経過した時に、制御手段が供給手段を制御して、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射して先端硬質部を冷却するので、不使用時における先端硬質部の高温化を防止できる。
【0040】
また、本発明によれば、タイマで計測された照明光の照射時間が継続して所定時間経過した時に、制御手段が供給手段を制御して、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射して先端硬質部を冷却するので、不使用時における先端硬質部の高温化を防止できる。
【0041】
更に、本発明によれば、センサで計測された先端硬質部の温度が所定温度を超えた時に、制御手段が供給手段を制御して、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射して先端硬質部を冷却するので、不使用時における先端硬質部の高温化を防止できる。
【0042】
また、本発明によれば、先端硬質部冷却専用のノズルを先端硬質部に設けることで、バルブ構造の内視鏡においても先端硬質部を冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の電子内視鏡を示した全体図
【図2】図1の電子内視鏡の先端硬質部の端面を示した図
【図3】図1に示した電子内視鏡の構造図
【図4】図1に示した電子内視鏡のブロック図
【図5】送気・送水スイッチの構造を示す断面図
【図6】図1に示した電子内視鏡の不使用時における動作を説明したフローチャート
【図7】第2の実施の形態の電子内視鏡を示した構造図
【図8】第2の実施の形態の電子内視鏡の先端硬質部の端面を示した図
【符号の説明】
10、110…電子内視鏡、12…手元操作部、16…挿入部、22…先端硬質部、23…端面、30…照明窓、40…キセノンランプ、42…エアポンプ、50…観察窓、54…電気コネクタ、58…マイコン、62、64…送気・送水口、66、68…ノズル、88…送気・送水スイッチ、108…温度センサ

Claims (4)

  1. 内視鏡挿入部の先端硬質部に、光源から供給される観察用照明光を照射する照明窓と、観察窓と、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射するノズルとを設け、前記観察窓を介して被写体を撮像する撮像部と、前記エア又は水を供給する供給手段とを備えた内視鏡であって、前記撮像部からの出力信号を監視し、その出力信号の不変時間を計測するタイマと、前記光源がON状態で、前記タイマで計測された不変時間が継続して所定時間経過すると前記供給手段をON制御する制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡。
  2. 内視鏡挿入部の先端硬質部に、光源から供給される観察用照明光を照射する照明窓と、観察窓と、エア又は水を先端硬質部の端面に噴射するノズルとを設け、前記エア又は水を供給する供給手段とを備えた内視鏡であって、前記照明光の照射時間を計測するタイマと、前記タイマで計測された照明光の照射時間が継続して所定時間経過すると、前記供給手段をON制御する制御手段とを備えたことを特徴とする内視鏡。
  3. 前記ノズルは、前記照明窓及び前記観察窓の少なくともいずれか一方を洗浄する洗浄ノズルを兼ねることを特徴とする請求項1、又は2に記載の内視鏡。
  4. 前記内視鏡挿入部の先端硬質部の端面には、前記照明窓及び前記観察窓の少なくともいずれか一方を洗浄する洗浄ノズルとは別に、先端硬質部の端面にエア又は水を噴射して先端硬質部を冷却する冷却用ノズルが設けられ、該冷却用ノズルは前記供給手段に接続されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の内視鏡。
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