JP5320233B2 - 蛍光画像撮像装置 - Google Patents

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本発明は、蛍光薬剤が投与された被観察部に励起光を照射することによって、被観察部の蛍光薬剤から発せられた蛍光を受光して蛍光画像を撮像する蛍光画像撮像装置に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡システムが広く知られており、白色光の照射によって体腔内の被観察部を撮像して通常画像を得、この通常画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡システムが広く実用化されている。
また、上記のような内視鏡システムとして、たとえば、特許文献1や特許文献2には、ICG(インドシアニングリーン)などの蛍光薬剤を予め生体内に投与し、励起光を被観察部に照射して血管内のICGの蛍光を検出することによって血管の蛍光画像を取得する蛍光内視鏡システムも提案されている。
ところで、ICGは血中からのクリアランスが速いため、時間の経過とともに血中ICG濃度が低下してしまい、鮮明な蛍光画像が得られなくなるという問題がある。
そこで、特許文献3においては、蛍光薬剤の濃度を常時測定し、濃度が一定値以下になった場合に自動投与装置によってICGを自動的に投与する方法が提案されている。
特開2001−299676号公報 特開2007−244746号公報 特開2007−125355号公報
しかしながら、特許文献3に記載の方法では、たとえば、脂肪下にある太い動脈などの蛍光強度を維持できるものの、その周囲にある静脈からの蛍光発光も大きいため、この静脈の蛍光発光が周囲にある脂肪により拡散されて不要なバックグラウンド光になり、結果的に観察したい動脈の蛍光画像のコントラストが著しく低下する問題がある。また、特許文献3に記載の方法では、必要な観察時間だけ蛍光薬剤を投与し続ける必要があるため、蛍光薬剤の総投与量が多くなるという問題もある。
また、特許文献3に記載の方法では、長い観察時間の間、蛍光画像を撮像し続けるのでそのデータ量が膨大になる問題もある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、蛍光薬剤の投与量を増加させることなく、コントラストの高い動脈の蛍光画像を確実に撮像することができるとともに、蛍光画像のデータ量を削減することができる蛍光画像撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の蛍光画像撮像装置は、蛍光薬剤が投与された被観察部に励起光を照射する励起光照射部と、その励起光の照射によって被観察部の蛍光薬剤から発せられた蛍光を受光して所定の撮像間隔で蛍光画像を撮像する撮像部とを備えた蛍光画像撮像装置において、撮像部が、蛍光薬剤が投与された後、第1の撮像間隔で蛍光画像を撮像し、その後、第1の撮像間隔よりも長い第2の撮像間隔に切り替えて蛍光画像を撮像するものであることを特徴とする。
また、上記本発明の蛍光画像撮像装置においては、蛍光薬剤が投与された時点からの経過時間を計測する経過時間計測部をさらに設け、撮像部を、予め設定された経過時間が経過時間計測部によって計測されるまでの間、第1の撮像間隔で蛍光画像の撮像を行った後、第2の撮像間隔での蛍光画像の撮像に切り替えるものとすることができる。
また、撮像部を、撮像した蛍光画像の輝度情報に基づいて、第1の撮像間隔での撮像と第2の撮像間隔での撮像とを切り替えるものとすることができる。
また、撮像部を、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像の輝度情報が最初に極大値になった後、輝度情報が所定の閾値以下になったときに第2の撮像間隔での撮像に切り替えるものとすることができる。
また、撮像部を、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像の輝度情報が最初に極大値になった後、輝度情報の減少率が所定の閾値以下になったときに第2の撮像間隔での撮像に切り替えるものとすることができる。
また、撮像部を、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像の輝度情報が最初に極大値になった後、輝度情報の増加率が所定の閾値以上になったときに第2の撮像間隔での撮像に切り替えるものとすることができる。
また、撮像部を、第1の撮像間隔での撮像と第2の撮像間隔での撮像との間において、第2の撮像間隔よりも長い第3の撮像間隔で蛍光画像の撮像を行うものとすることができる。
また、撮像部によって第1の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を最大輝度蛍光画像として取得する最大輝度蛍光画像取得部をさらに設けることができる。
また、撮像部によって第2の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を次最大輝度蛍光画像として取得する次最大輝度蛍光画像取得部をさらに設けることができる。
本発明の蛍光画像撮像装置によれば、蛍光薬剤が投与された後、第1の撮像間隔で蛍光画像を撮像し、その後、第1の撮像間隔よりも長い第2の撮像間隔に切り替えて蛍光画像を撮像するようにしたので、静脈よりも早く蛍光発光を開始するとともに血流速度の速い動脈の蛍光画像の撮像時においては、相対的に短い第1の撮像間隔で蛍光画像を撮像することによってより多くの蛍光画像を取得してコントラストの高い動脈の蛍光画像を確実に取得することができ、動脈の後に蛍光発光するとともに血流速度の遅い静脈の蛍光画像の撮像時においては、相対的に長い第2の撮像間隔で蛍光画像を撮像することによって蛍光画像のデータ量を少なくすることができる。
また、特許文献3に記載の方法のように、継続的に蛍光薬剤を投与する必要がなく、最初の一回だけ蛍光薬剤を投与すればよいので、蛍光薬剤の総投与量を少なくすることができる。
また、動脈の蛍光発光と静脈の蛍光発光との間には、一旦暗くなる期間がある。そして、このような期間に撮像されるデータはあまり必要のないものである。
したがって、第1の撮像間隔での撮像と第2の撮像間隔での撮像との間において、第2の撮像間隔よりも長い第3の撮像間隔で蛍光画像の撮像を行うようにした場合には、暗く期間において無駄に蛍光画像を撮像するのを回避することができ、さらにデータ量を削減することができる。
また、撮像部によって第1の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を最大輝度蛍光画像として取得するようにした場合には、コントラストが良好な動脈の蛍光画像を容易に取得することができる。
また、撮像部によって第2の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を次最大輝度蛍光画像として取得するようにした場合には、コントラストが良好な静脈の蛍光画像を容易に取得することができる。
本発明の蛍光画像撮像装置の一実施形態を用いた腹腔鏡システムの概略構成図 硬質挿入部の概略構成図 撮像ユニットの概略構成図 画像処理装置および光源装置の概略構成を示すブロック図 画像処理部の概略構成を示すブロック図 薬剤自動注入装置の概略構成を示す図 高感度撮像素子の撮像間隔の切替タイミングを示す図 蛍光画像、通常画像および合成画像の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の蛍光画像撮像装置の一実施形態を用いた腹腔鏡システムについて詳細に説明する。図1は、本実施形態の腹腔鏡システム1の概略構成を示す外観図である。
本実施形態の腹腔鏡システム1は、図1に示すように、白色の通常光および特殊光を同時に射出する光源装置2と、光源装置2から射出された通常光および特殊光を導光して被観察部に照射するとともに、通常光の照射により被観察部から反射された反射光に基づく通常像および特殊光の照射により被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像を撮像する硬性鏡撮像装置10と、硬性鏡撮像装置10によって撮像された画像信号に所定の処理を施す画像処理装置3と、画像処理装置3において生成された表示制御信号に基づいて被観察部の通常画像および蛍光画像を表示するモニタ4とを備えている。
硬性鏡撮像装置10は、図1に示すように、腹腔内に挿入される硬質挿入部30と、硬質挿入部30によって導光された被観察部の通常像および蛍光像を撮像する撮像ユニット20とを備えている。
また、硬性鏡撮像装置10は、図2に示すように、硬質挿入部30と撮像ユニット20とが着脱可能に接続されている。そして、硬質挿入部30は接続部材30a、挿入部材30b、ケーブル接続口30c、および照射窓30dを備えている。
接続部材30aは、硬質挿入部30(挿入部材30b)の一端側30Xに設けられており、たとえば撮像ユニット20側に形成された開口20aに嵌め合わされることにより、撮像ユニット20と硬質挿入部30とが着脱可能に接続される。
挿入部材30bは、腹腔内の撮影を行う際に腹腔内に挿入されるものであって、硬質な材料から形成され、たとえば、直径略5mmの円柱形状を有している。挿入部材30bの内部には、被観察部の像を結像するための対物レンズ群が収容されており、他端側30Yから入射された被観察部の通常像および蛍光像は対物レンズ群を介して一端側30Xの撮像ユニット20側に射出される。
挿入部材30bの側面にはケーブル接続口30cが設けられており、このケーブル接続口30cに光ケーブルLCが機械的に接続される。これにより、光源装置2と挿入部材30bとが光ケーブルLCを介して光学的に接続されることになる。
照射窓30dは、硬質挿入部30の他端側30Yに設けられており、光ケーブルLCによって導光された通常光および特殊光を被観察部に対し照射するものである。なお、挿入部材30b内にはケーブル接続口30cから照射窓30dまで通常光および特殊光を導光するライトガイドが収容されており(図示せず)、照射窓30dはライトガイドによって導光された通常光および特殊光を被観察部に照射するものである。
図3は、撮像ユニット20の概略構成を示す図である。撮像ユニット20は、硬質挿入部30内のレンズ群により結像された被観察部の蛍光像を撮像して被観察部の蛍光画像信号を生成する第1の撮像系と、硬質挿入部30内の対物レンズ群により結像された被観察部の通常像を撮像して通常画像信号を生成する第2の撮像系とを備えている。これらの撮像系は、通常像を反射するとともに、蛍光像を透過する分光特性を有するダイクロイックプリズム21によって、互いに直交する2つの光軸に分けられている。
第1の撮像系は、被観察部において反射し、ダイクロイックプリズム21を透過した特殊光をカットする特殊光カットフィルタ22と、硬質挿入部30から射出され、ダイクロイックプリズム21および特殊光カットフィルタ22を透過した蛍光像L4を結像する第1結像光学系23と、第1結像光学系23により結像された蛍光像L4を撮像する高感度撮像素子24とを備えている。
第2の撮像系は、硬質挿入部30から射出され、ダイクロイックプリズム21を反射した通常像L3を結像する第2結像光学系25と、第2結像光学系25により結像された通常像L3を撮像する撮像素子26を備えている。
高感度撮像素子24は、蛍光像の波長帯域の光を高感度に検出し、蛍光画像信号に変換して出力するものである。高感度撮像素子24はモノクロの撮像素子である。
撮像素子26は、通常像の波長帯域の光を検出し、通常画像信号に変換して出力するものである。撮像素子26の撮像面には、3原色の赤(R)、緑(G)および青(B)、またはシアン(C)、マゼンダ(M)およびイエロー(Y)のカラーフィルタがベイヤー配列またはハニカム配列で設けられている。
また、撮像ユニット20は、撮像制御ユニット27を備えている。撮像制御ユニット27は、高感度撮像素子24から出力された蛍光画像信号および撮像素子26から出力された通常画像信号に対し、CDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理を施し、ケーブル7(図1参照)を介して画像処理装置3に出力するものである。また、撮像制御ユニット27は、撮像素子26および高感度撮像素子24を駆動制御するものである。
画像処理装置3は、図4に示すように、通常画像入力コントローラ31、蛍光画像入力コントローラ32、画像処理部33、メモリ34、ビデオ出力部35、操作部36、TG(タイミングジェネレータ)37およびCPU38を備えている。
通常画像入力コントローラ31および蛍光画像入力コントローラ32は、所定容量のラインバッファを備えており、撮像ユニット20の撮像制御ユニット27から出力された1フレーム分の通常画像信号および蛍光画像信号をそれぞれ一時的に記憶するものである。そして、通常画像入力コントローラ31に記憶された通常画像信号および蛍光画像入力コントローラ32に記憶された蛍光画像信号はバスを介してメモリ34に格納される。
画像処理部33は、メモリ34から読み出された1フレーム分の通常画像信号および蛍光画像信号が入力され、これらの画像信号に所定の画像処理を施し、バスに出力するものである。画像処理部33のより具体的な構成を図5に示す。
画像処理部33は、図5に示すように、入力された通常画像信号に対し、通常画像に適した所定の画像処理を施して出力する通常画像処理部33aと、入力された蛍光画像信号に対し、縮小処理を施すとともに、蛍光画像に適した所定の画像処理を施して出力する蛍光画像処理部33bと、蛍光画像処理部33bにおいて画像処理の施された蛍光画像信号に対して、血管を表す画像信号を抽出する処理を施して蛍光血管画像信号を生成する血管抽出部33cと、血管抽出部33cにおいて生成された蛍光血管画像信号と通常画像処理部33aから出力された通常画像信号とを合成して合成画像信号を生成する画像合成部33dとを備えている。
ビデオ出力部35は、画像処理部33から出力された通常画像信号、蛍光画像信号および合成画像信号がバスを介して入力され、所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力するものである。
操作部36は、種々の操作指示や制御パラメータなどの操作者による入力を受け付けるものである。また、TG37は、撮像ユニット20の高感度撮像素子24、撮像素子26および後述する光源装置2のLDドライバ45を駆動するための駆動パルス信号を出力するものである。また、CPU36は装置全体を制御するものである。
光源装置2は、図4に示すように、約400〜700nmの広帯域の波長からなる通常光(白色光)L1を射出する通常光源40と、通常光源40から射出された通常光L1を集光する集光レンズ42と、集光レンズ42によって集光された通常光L1を透過するとともに、後述する特殊光L2を反射し、通常光L1および特殊光L2とを光ケーブルLCの入射端に入射させるダイクロイックミラー43とを備えている。なお、通常光源40としては、たとえばキセノンランプが用いられる。また、通常光源40と集光レンズ42との間には、絞り41が設けられており、ALC(Automatic light control)からの制御信号に基づいてその絞り量が制御される。
また、光源装置2は、700nm〜800nmの可視から近赤外帯域の光であり、たとえば蛍光色素としてICG(インドシアニングリーン)を用いた場合には750〜790nmの近赤外光を特殊光L2として射出するLD光源44と、LD光源44を駆動するLDドライバ45と、LD光源44から射出された特殊光L2を集光する集光レンズ46と、集光レンズ46によって集光された特殊光りL2をダイクロイックミラー43に向けて反射するミラー47とを備えている。
なお、特殊光L2としては、広帯域の波長からなる通常光よりも狭帯域の波長が用いられる。そして、特殊光L2としては上記波長域の光に限定されず、蛍光色素の種類もしくは自家蛍光させる生体組織の種類によって適宜決定される。
LDドライバ45は、画像処理装置3のCPU38およびTG37から出力された制御信号に基づいてLD光源44を駆動するものであり、画像処理装置3のCPU38は、画像処理装置3に接続されたフットスイッチ6の押下信号に基づいてTG37に制御信号を出力し、TG37はフットスイッチ6が踏まれているときにLD光源44から特殊光L2が射出されるようにLDドライバ45に駆動パルス信号を出力するものである。
また、光源装置2は、光ケーブルLCを介して硬性鏡撮像装置10に光学的に接続されている。
また、本実施形態の腹腔鏡システムは、被検者の体内に薬剤を自動的に注入する薬剤自動注入装置5を備えている。図6に、薬剤自動注入装置5の概略構成を示す。薬剤自動注入装置5は、薬剤が充填されるシリンジ50と、シリンジ50がセットされる薬剤自動注入装置本体51と、制御部52とを備えている。薬剤自動注入装置本体51は、シリンジ50の押し子53を移動させるための送りねじ54、キャリッジ55およびパルスモータ56を備えている。制御部52は、画像処理装置3のCPU38から蛍光薬剤の投与量を示す制御信号に基づいてパルスモータ56を駆動するための駆動パルス信号を出力するものである。
そして、蛍光薬剤が充填されたシリンジ50が薬剤自動注入装置本体51にセットされ、制御部52からの駆動パルス信号によりパルスモータ56が駆動されると、送りねじ54によりキャリッジ55が移動し、これにより押し子53が移動し、シリンジ50から被検者の体内に向けて蛍光薬剤が送出される。
なお、画像処理装置3のCPU38は、画像処理装置3に接続されたフットスイッチ6の押下信号に基づいて制御部52に制御信号を出力し、制御部52はフットスイッチ6が踏まれたときに蛍光薬剤が送出されるように駆動パルス信号を出力するものである。
また、本実施形態の腹腔鏡システムの画像処理装置3にはタイマー39が設けられており、タイマー39は、画像処理装置3に接続されたフットスイッチ6の押下信号に基づいて、蛍光薬剤の投入開始時点からの経過時間を計測するものである。
そして、画像処理装置3のCPU38は、タイマー39によって計測された経過時間が、所定時間になったときにTG37に制御信号を出力し、TG37は、その入力された制御信号に基づいて、撮像ユニット20の高感度撮像素子24の撮像間隔(フレームレート)を切り替えるものである。より具体的な作用については後で詳述する。
次に、本実施形態の腹腔鏡システムの作用について説明する。
まず、光ケーブルLCが接続された硬質挿入部30およびケーブル7が撮像ユニット20に取り付けられた後、光源装置2および撮像ユニット20および画像処理装置3の電源が投入され、これらが駆動される。
次に、操作者により硬質挿入部30が腹腔内に挿入され、硬質挿入部30の先端が被観察部の近傍に設置される。
そして、まず、通常画像の撮像および表示が行われる。具体的には、光源装置2の通常光源40から射出された通常光L1が、集光レンズ42、ダイクロイックミラー43および光ケーブルLCを介して硬質挿入部30に入射され、硬質挿入部30の照射窓30dから被観察部に照射される。
そして、通常光L1の照射によって被観察部から反射された反射光に基づく通常像が撮像される。具体的には、通常像の撮像の際には、通常光L1の照射によって被観察部から反射された反射光に基づく通常像L3が挿入部材30bの先端30Yから入射し、挿入部材30b内の対物レンズ群により導光されて撮像ユニット20に向けて射出される。
撮像ユニット20に入射された通常像L3は、ダイクロイックプリズム21により撮像素子26に向けて直角方向に反射され、第2結像光学系25により撮像素子26の撮像面上に結像され、撮像素子26によって撮像される。
撮像素子26から出力された通常画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル7を介して画像処理装置3に出力される。
画像処理装置3に入力された通常画像信号は、通常画像入力コントローラ31において一時的に記憶された後、メモリ34に格納される。そして、メモリ34から読み出された1フレーム毎の通常画像信号は、画像処理部33の通常画像処理部33aにおいて階調補正処理およびシャープネス補正処理が施された後、ビデオ出力部35に出力される。
そして、ビデオ出力部35は、入力された通常画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて通常画像を表示する。
次に、蛍光画像を撮像および表示する作用について説明する。
蛍光画像の撮像は、操作者がフットスイッチ6を踏むことによって開始される。具体的には、操作者によってフットスイッチ6が踏まれるとその押下信号が画像処理装置のCPU38に入力される。
そして、CPU38は、入力された押下信号に応じてTG37に制御信号を出力し、TG37は、入力された制御信号に応じて光源装置2のLDドライバ45に駆動パルス信号を出力するとともに、撮像ユニット20の高感度撮像素子24に駆動パルス信号を出力する。
そして、LDドライバ45が、入力された駆動パルス信号に応じてLD光源44が駆動してLD光源44からの特殊光L2の射出が開始されるとともに、撮像ユニット20の高感度撮像素子24による撮像が開始される。
また、このときCPU38は、薬剤自動注入装置5の制御部52にも制御信号を出力する。制御部52からの駆動パルス信号によりパルスモータ56が駆動され、送りねじ54によりキャリッジ55が移動し、これにより押し子53が移動し、シリンジ50から被検者の体内に向けて蛍光薬剤が送出される。
本実施形態においては、蛍光薬剤としてICGが用いられ、蛍光薬剤の投与量は、予め操作部36によって設定入力されており、その投与量の蛍光薬剤が1回送出される。
一方、このときCPU38は、タイマー39にも制御信号を出力し、タイマー39によって蛍光薬剤投入開始時からの経過時間の計測を開始する。
すなわち、上記のように操作者によってフットスイッチ6が踏まれることによって、特殊光の被観察部への照射、高感度撮像素子24による蛍光像の撮像およびタイマー39による経過時間の計測が同時に開始される。
蛍光像の撮像は、具体的には、特殊光L2の照射によって被観察部から発せられた蛍光に基づく蛍光像L4が挿入部材30bの先端30Yから入射し、挿入部材30b内の対物レンズ群により導光されて撮像ユニット20に向けて射出される。
撮像ユニット20に入射された蛍光像L4は、ダイクロイックプリズム21および特殊光カットフィルタ22を通過した後、第1結像光学系23により高感度撮像素子24の撮像面上に結像され、高感度撮像素子24によって撮像される。
ここで、高感度撮像素子24は、第1の撮像間隔と第2の撮像間隔とを切り替え可能に構成されている。本実施形態においては、第1の撮像間隔として30fps、第2の撮像間隔として10fpsが予め設定されている。そして、高感度撮像素子24は、タイマー39によって計測された経過時間に基づいて、図7(a)に示すように、蛍光薬剤の投入開始時(t0)から所定時間経過時(t1)までは、第1の撮像期間30fpsで撮像を行うように制御され、所定時間経過時(t1)以降は、第2の撮像間隔10fpsで撮像を行うように制御される。
ここで、蛍光薬剤投入開始時(t0)から撮像間隔の切替タイミング(t1)までの時間は10秒以下に設定することが望ましく、本実施形態では10秒に設定されている。このように設定する理由を以下に示す。
ブタを用いた実験で耳静脈から蛍光薬剤を急速静注して蛍光観察を行ったところ、以下のような現象が確認できた。
まず、蛍光薬剤投入した時点から数秒間にわたって被観察部の動脈が蛍光発光し、その後一旦全体的に視野が暗くなった後、次に、被観察部の静脈が10数秒間だけ蛍光発光した。そして、再び全体的に視野が暗くなった後、弱い強度で血管の蛍光発光が持続し、このとき動脈は明確には視認できなかった。そして、徐々に血管の蛍光発光が弱まっていった。
すなわち、被観察部の動脈が数秒間蛍光発光した後に被観察部の静脈が蛍光発光することがわかった。
一方、一般的に、直径2mm〜6mm程度の動脈の血流速度は20cm/s〜50cm/s、直径5mm〜10mm程度の静脈の血流速度は15cm/s〜20cm/sと言われている。すなわち、動脈の血流速度の方が静脈の血流速度よりも早いことがわかっている。
したがって、上記実験結果と血流速度と考慮すると、蛍光薬剤投入開始から10秒間(図7(a)のt0〜t1)は、蛍光薬剤が動脈内を早い速度で通過することになるので、この間の蛍光画像を逃さず確実に取得するため、相対的に短い第1の撮像間隔30fpsで撮像を行うこととした。
一方、蛍光薬剤投入開始から10秒間を経過した後は、静脈の蛍光発光を撮像する必要があるが、蛍光薬剤が静脈内を通過する速度は動脈内を通過する速度よりも遅くなるので、動脈を撮像するときの第1の撮像間隔30fpsよりも相対的に長い第2の撮像間隔10fpsで撮像を行うこととした。これにより必要以上にデータを取得することがないのでメモリの節約にもなる。
また、特殊光L2の照射と蛍光画像の撮像の時間は、蛍光薬剤の投入開始時点から約54秒〜60秒に設定することが望ましく、本実施形態では60秒に設定している。その理由を以下に示す。
成人男子の循環血液量は75ml/kgで、体重60kgの場合、4500mlとなる。一方、成人男子の安静時の心拍出量は70ml〜80ml/sなので、体全体を血液が1回循環するのに要する時間は約54秒〜60秒となる。したがって、血液中に投入された蛍光薬剤は、投入開始時から54秒〜60秒の間に被観察部を通過することになる。
したがって、この54秒〜60秒の間さえ撮影しておけば十分であり、その後も継続して特殊光L2を照射したのでは被観察部が特殊光L2の照射によって受けるダメージが大きくなり、また、データ量も無駄に多くなってしまうからである。
よって、本実施形態では、タイマー39によって計測された経過時間に基づいて、蛍光薬剤の投入開始時点から60秒経過したときに、LD光源44からの特殊光の射出と高感度撮像素子24における撮像動作が停止される。
そして、蛍光薬剤の投入開始時点から60秒までの間に高感度撮像素子24から出力された蛍光画像信号は、撮像制御ユニット27においてCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施された後、ケーブル7を介して画像処理装置3に出力される。
そして、画像処理装置3に入力された蛍光画像信号は、蛍光画像入力コントローラ32において一時的に記憶された後、メモリ34に格納される。そして、メモリ34から1フレーム毎の蛍光画像信号が順次読み出され、画像処理部33の蛍光画像処理部33bにおいて所定の画像処理が施された後、ビデオ出力部35に出力される。
そして、ビデオ出力部35は、入力された蛍光画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて蛍光画像を表示する。
なお、蛍光画像については、上述したように、蛍光薬剤の投入開始時点から60秒までの間しか撮像を行わないが、通常画像は継続して撮像が行われる。したがって、蛍光画像については60秒間の間に撮像した動脈の蛍光画像および/または動脈の蛍光画像を、60秒経過後も静止画として表示し、通常画像については動画として表示することが望ましい。
そして、静止画として表示させる蛍光画像としては、たとえば、CPU38が、第1の撮像間隔で10秒間撮像した複数の蛍光画像のうちその輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を動脈の蛍光画像として取得し、第2の撮像間隔で撮像した複数の蛍光画像のうちその輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像を静脈の蛍光画像として取得するようにすればよい。なお、上記輝度情報としては、たとえば、蛍光画像の各画素の輝度値の最大値、平均輝度値などを用いることができ、コントラストはCPU38において算出するものとする。
次に、上記のようにして取得した通常画像信号および蛍光画像信号に基づいて、合成画像を表示する作用について説明する。
まず、上記のようにして取得した蛍光画像信号が、画像処理部33の血管抽出部33cに入力される。そして、血管抽出部33cにおいて血管抽出処理が施される。なお、このとき血管抽出処理が施される蛍光画像信号としては、第1の撮像間隔で10秒間撮像した複数の蛍光画像信号のうちその輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像信号を動脈の蛍光画像信号として用い、第2の撮像間隔で撮像した複数の蛍光画像信号のうちその輝度情報またはコントラストが最大となる蛍光画像信号を静脈の蛍光画像信号として利用することが望ましい。
血管抽出処理は、たとえば、エッジ検出を用いた線分抽出処理を行うことによって行われる。エッジ検出方法としては、たとえば、1次微分を用いたキャニー法や、ノイズを減らすためのガウシアンフィルタ処理と2次微分処理とを行ってエッジを抽出するラプラシアンフィルタを組み合わせたLOG(Laplace of Gaussian)フィルタを用いた方法などがある。
そして、蛍光画像信号に対して血管抽出処理を施すことによって蛍光血管画像信号が生成され、この蛍光血管画像信号は画像合成部33dに出力される。そして、画像合成部33dには、通常画像処理部33aから出力された通常画像信号も入力され、この通常画像信号と蛍光血管画像信号とが合成されて合成画像信号が生成される。
そして、画像合成部33dにおいて生成された合成画像信号は、ビデオ出力部35に出力される。
ビデオ出力部35は、入力された合成画像信号に所定の処理を施して表示制御信号を生成し、その表示制御信号をモニタ4に出力する。そして、モニタ4は、入力された表示制御信号に基づいて合成画像を表示する。図8に、通常画像、蛍光画像および合成画像の一例を示す。
なお、合成画像については、通常画像に動脈の蛍光画像と静脈の蛍光画像との両方を合成し、1つの合成画像を生成するようにしてもよいし、動脈の蛍光画像または静脈の蛍光画像の一方のみを合成するようにしてもよい。また、通常画像に動脈の蛍光画像を合成した合成画像と通常画像に静脈の蛍光画像を合成した合成画像とを別個に生成し、これらを別個に表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、動脈が蛍光発光している時間、すなわち、蛍光薬剤の投入開始時点から10秒間経過した時点で第1の撮像間隔30fpsから第2の撮像間隔10fpsに切り替えるようにしたが、これに限らず、たとえば、図7(b)に示すように、静脈が蛍光発光を開始する時点(t2)で第1の撮像間隔から第2の撮像間隔に切り替えるようにしてもよい。なお、図7の輝度情報のグラフは、蛍光薬剤の投入開始時点(t0)からの蛍光画像の輝度情報の時間変化を模式的に示したものである。蛍光薬剤を投入してから最初の輝度情報のピークが動脈の蛍光画像を表し、2番目の輝度情報のピークが静脈の蛍光画像を表している。
また、動脈の蛍光発光の期間と静脈の蛍光発光の期間との間は、上述したように全体的に暗くなりデータを取得する必要性があまりないので、図7(c)に示すように、第2の撮像間隔10fpsよりもさらに長い第3の撮像間隔5fpsに切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、画像処理装置3のタイマー39によって計測された経過時間に基づいて撮像間隔を切り替えるようにしたが、これに限らず、撮像した蛍光画像信号の輝度情報に基づいて撮像間隔を切り替えようにしてもよい。
具体的には、たとえば、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像信号の輝度情報が最初に極大値になった後、その輝度情報が所定の閾値以下になった時点で撮像間隔を切り替えるようにすることができる。
また、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像信号の輝度情報が最初に極大値になった後、その輝度情報の減少率が所定の閾値以下になったときに撮像間隔を切り替えるようにしてもよい。
また、蛍光薬剤が投入され、撮像した蛍光画像信号の輝度情報が最初に極大値になった後、その輝度情報の増加率が所定の閾値以上になったときに撮像間隔を切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、通常光源としてキセノンランプを用いるようにしたがこれに限らず、GaN系半導体レーザーを用いた高輝度白色光源(商品名:マイクロホワイト、日亜化学工業(株)製)を用いるようにしてもよい。この高輝度白色光源は、波長445nmの半導体レーザーから出射する光を,光学レンズを用いて光ファイバーに導光し,蛍光体材料を塗布した光ファイバーのもう一方の端面から,全光束が501nmの白色光を放出させるものである。
また、上記実施形態においては、特殊光源としてLD光源を用いるようにしたが、これに限らず、キセノンランプに励起フィルタを付加し、通常光と特殊光とを時系列に照射するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、第1の撮像系により蛍光画像を撮像するようにしたが、これに限らず、被観察部への特殊光の照射による被観察部の吸光特性に基づく画像を撮像するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、血管画像を抽出するようにしたが、これに限らず、たとえば、リンパ管などのその他の管部分を表す画像を抽出するようにしてもよい。
また、上記実施形態は、本発明の内視鏡装置を腹腔鏡システムに適用したものであるが、これに限らず、たとえば、軟性内視鏡装置を有するシステムに適用してもよい。
1 腹腔鏡システム
2 光源装置
3 画像処理装置
4 モニタ
5 薬剤自動注入装置
6 フットスイッチ
10 硬性鏡撮像装置
20 撮像ユニット
24 高感度撮像素子
26 撮像素子
30 硬質挿入部
33 画像処理部
33c 血管抽出部
33d 画像合成部
39 タイマー
40 通常光源
44 LD光源

Claims (4)

  1. 蛍光薬剤が投与された被観察部に励起光を照射する励起光照射部と、該励起光の照射によって前記被観察部の蛍光薬剤から発せられた蛍光を受光して所定の撮像間隔で蛍光画像を撮像する撮像部とを備えた蛍光画像撮像装置において、
    前記蛍光薬剤が投与された時点からの経過時間を計測する経過時間計測部を備え、
    前記撮像部が、前記蛍光薬剤が投与された時点から予め設定された経過時間が前記経過時間計測部によって計測されるまでの間、第1の撮像間隔で前記蛍光画像を撮像し、その後、前記第1の撮像間隔よりも長い第2の撮像間隔に切り替えて前記蛍光画像を撮像するものであることを特徴とする蛍光画像撮像装置。
  2. 前記撮像部が、前記第1の撮像間隔での撮像と前記第2の撮像間隔での撮像との間において、前記第2の撮像間隔よりも長い第3の撮像間隔で前記蛍光画像の撮像を行うものであることを特徴とする請求項1記載の蛍光画像撮像装置。
  3. 前記撮像部によって前記第1の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる前記蛍光画像を最大輝度蛍光画像として取得する最大輝度蛍光画像取得部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の蛍光画像撮像装置。
  4. 前記撮像部によって前記第2の撮像間隔で所定期間撮像された複数の蛍光画像のうち、輝度情報またはコントラストが最大となる前記蛍光画像を次最大輝度蛍光画像として取得する次最大輝度蛍光画像取得部を備えたことを特徴とする請求項1からいずれか1項記載の蛍光画像撮像装置。
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