JP3293458B2 - 内視鏡の流体噴射装置 - Google Patents
内視鏡の流体噴射装置Info
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
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- A61B1/00071—Insertion part of the endoscope body
- A61B1/0008—Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
- A61B1/00091—Nozzles
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- A61B1/126—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with cooling or rinsing arrangements provided with means for cleaning in-use
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡の挿入部の先端に設けた観察窓及び照明
窓を洗浄するために、洗浄用の流体を噴射する流体噴射
装置に関するものである。
いられる内視鏡の挿入部の先端に設けた観察窓及び照明
窓を洗浄するために、洗浄用の流体を噴射する流体噴射
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は体腔内等に挿入されて、その内
部の検査を行い、また必要に応じて鉗子等の処置具を用
いて患部の摘出、細胞の採取や、出血部分の止血等の処
置を行うために用いられるものである。体腔内の検査を
行うために、挿入部の先端部本体には照明窓及び観察窓
が設けられる。そして、照明窓には照明用の発散レンズ
が装着されており、このレンズにはライトガイドの出射
端を臨むように設けて、ライトガイドにより照明光を伝
送させて、照明窓から体腔内等に照明光が照射される。
また、観察窓には対物レンズが臨んでおり、この対物レ
ンズの結像位置に固体撮像素子またはイメージガイドの
入射端を臨ませるようにしている。さらに、鉗子等の処
置具を挿通させるために、挿入部には先端面に開口する
処置具挿通チャンネルが設けられる。
部の検査を行い、また必要に応じて鉗子等の処置具を用
いて患部の摘出、細胞の採取や、出血部分の止血等の処
置を行うために用いられるものである。体腔内の検査を
行うために、挿入部の先端部本体には照明窓及び観察窓
が設けられる。そして、照明窓には照明用の発散レンズ
が装着されており、このレンズにはライトガイドの出射
端を臨むように設けて、ライトガイドにより照明光を伝
送させて、照明窓から体腔内等に照明光が照射される。
また、観察窓には対物レンズが臨んでおり、この対物レ
ンズの結像位置に固体撮像素子またはイメージガイドの
入射端を臨ませるようにしている。さらに、鉗子等の処
置具を挿通させるために、挿入部には先端面に開口する
処置具挿通チャンネルが設けられる。
【0003】そこで、図6に従来技術による挿入部の先
端部分の外観を示す。図中において、内視鏡1は体腔内
等への挿入部2を有し、挿入部2の先端部分は、先端部
本体2aであって、この先端部本体2aにはアングル部
2b及び軟性部2cが順次連設されている。先端部本体
2aの先端面には、2箇所の照明窓3,3が設けられて
おり、またこれら両照明窓3,3間の部位に観察窓4が
設けられ、さらに処置具挿通チャンネル5が開口してい
る。
端部分の外観を示す。図中において、内視鏡1は体腔内
等への挿入部2を有し、挿入部2の先端部分は、先端部
本体2aであって、この先端部本体2aにはアングル部
2b及び軟性部2cが順次連設されている。先端部本体
2aの先端面には、2箇所の照明窓3,3が設けられて
おり、またこれら両照明窓3,3間の部位に観察窓4が
設けられ、さらに処置具挿通チャンネル5が開口してい
る。
【0004】挿入部2が挿入される体腔内には体液等が
あり、また出血部分があると血液が体内に充満する等汚
損物が存在しており、先端部本体2aの先端面にこれら
の汚損物が付着することになる。観察窓4に汚損物が付
着すると、観察視野が得られなくなるために、観察窓4
の洗浄機構を備えている。この洗浄機構は、図7に示し
たように、先端部本体2aの先端面に設けられ、観察窓
4に向けて開口する噴射ノズル6から構成される。この
噴射ノズル6は、先端部本体2aに設けられ、この先端
面に開口する流体室7に装着されており、その噴射口6
は観察窓4に設けたカバーガラス8に向けて開口してい
る。従って、このカバーガラス8が汚損されて、対物レ
ンズ9及びプリズム10を経て撮像手段11に観察対象
部の像を結像できなくなった時に、噴射ノズル6から洗
浄用の流体を供給して、汚損物の除去及び洗浄が行われ
る。
あり、また出血部分があると血液が体内に充満する等汚
損物が存在しており、先端部本体2aの先端面にこれら
の汚損物が付着することになる。観察窓4に汚損物が付
着すると、観察視野が得られなくなるために、観察窓4
の洗浄機構を備えている。この洗浄機構は、図7に示し
たように、先端部本体2aの先端面に設けられ、観察窓
4に向けて開口する噴射ノズル6から構成される。この
噴射ノズル6は、先端部本体2aに設けられ、この先端
面に開口する流体室7に装着されており、その噴射口6
は観察窓4に設けたカバーガラス8に向けて開口してい
る。従って、このカバーガラス8が汚損されて、対物レ
ンズ9及びプリズム10を経て撮像手段11に観察対象
部の像を結像できなくなった時に、噴射ノズル6から洗
浄用の流体を供給して、汚損物の除去及び洗浄が行われ
る。
【0005】噴射ノズル6からは、洗浄液及び加圧エア
が選択的に噴出できるようになっており、このために図
8に示した洗浄用流体の供給制御機構を備えている。即
ち、この洗浄用流体の供給機構は、噴射ノズル6が設け
られている流体室7に接続した流体供給路12を有し、
この流体供給路12は挿入部2内で洗浄液供給路13と
加圧エア供給路14とに分岐して、挿入部2に連結して
設けた本体操作部内に設けた送気送水バルブ15に接続
されている。そして、この送気送水バルブ15には図示
しない洗浄液供給源及び加圧エア供給源からの流路1
6,17が接続されており、送気送水バルブ15の操作
により、洗浄用流体の供給停止状態と、洗浄液供給状態
及び加圧エア供給状態に切り換えられる構成となってい
る。
が選択的に噴出できるようになっており、このために図
8に示した洗浄用流体の供給制御機構を備えている。即
ち、この洗浄用流体の供給機構は、噴射ノズル6が設け
られている流体室7に接続した流体供給路12を有し、
この流体供給路12は挿入部2内で洗浄液供給路13と
加圧エア供給路14とに分岐して、挿入部2に連結して
設けた本体操作部内に設けた送気送水バルブ15に接続
されている。そして、この送気送水バルブ15には図示
しない洗浄液供給源及び加圧エア供給源からの流路1
6,17が接続されており、送気送水バルブ15の操作
により、洗浄用流体の供給停止状態と、洗浄液供給状態
及び加圧エア供給状態に切り換えられる構成となってい
る。
【0006】以上のように構成することによって、観察
窓4が汚損された時には、送気送水バルブ15を操作し
て、まず洗浄液供給路13から流体供給路12に洗浄液
を供給して、噴射ノズル6から観察窓4に洗浄液を噴射
することによって、観察窓4に付着する汚損物を洗い流
す。そして、洗い流した後に観察窓4に付着している液
滴を除去するために、送気送水バルブ15により流路を
加圧エア供給路14に切り換えて、流体供給路12から
噴射ノズル6を介して観察窓4に加圧エアを供給する。
これによって、観察窓4が清浄化されることになる。
窓4が汚損された時には、送気送水バルブ15を操作し
て、まず洗浄液供給路13から流体供給路12に洗浄液
を供給して、噴射ノズル6から観察窓4に洗浄液を噴射
することによって、観察窓4に付着する汚損物を洗い流
す。そして、洗い流した後に観察窓4に付着している液
滴を除去するために、送気送水バルブ15により流路を
加圧エア供給路14に切り換えて、流体供給路12から
噴射ノズル6を介して観察窓4に加圧エアを供給する。
これによって、観察窓4が清浄化されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】噴射ノズル6は観察窓
4に向けて開口しているから、この観察窓4の洗浄は可
能であるが、照明窓3に汚損物が付着しても、この噴射
ノズル6では照明窓3に洗浄用流体を供給できない。照
明窓3が多少汚損されたとしても、照明光の光量が低下
するものの、それ自体では体腔内の観察が不能とはなら
ない。ただし、照明窓3の汚損が著しくなると、照明光
量が極端に低下して、実質的に観察を行えなくなるおそ
れがあり、このような状態になると、体腔内から挿入部
2を抜き出して、先端部本体2aを拭き取るようにしな
ければならなくなる。また、照明窓3に血液等が付着し
たまま検査等を継続すると、観察窓3にこびり付くよう
になり、使用後の洗浄・消毒が極めて面倒になる等の問
題点がある。そこで、照明窓に対しても噴射ノズルを設
けることも考えられるが、そうすると、挿入部が太径化
することになる。照明窓は1箇所乃至2箇所設けられる
が、特に照明窓が2箇所設けられている場合には、各々
の照明窓に噴射ノズルを設ける必要があり、さらに挿入
部が太径化するという欠点がある。
4に向けて開口しているから、この観察窓4の洗浄は可
能であるが、照明窓3に汚損物が付着しても、この噴射
ノズル6では照明窓3に洗浄用流体を供給できない。照
明窓3が多少汚損されたとしても、照明光の光量が低下
するものの、それ自体では体腔内の観察が不能とはなら
ない。ただし、照明窓3の汚損が著しくなると、照明光
量が極端に低下して、実質的に観察を行えなくなるおそ
れがあり、このような状態になると、体腔内から挿入部
2を抜き出して、先端部本体2aを拭き取るようにしな
ければならなくなる。また、照明窓3に血液等が付着し
たまま検査等を継続すると、観察窓3にこびり付くよう
になり、使用後の洗浄・消毒が極めて面倒になる等の問
題点がある。そこで、照明窓に対しても噴射ノズルを設
けることも考えられるが、そうすると、挿入部が太径化
することになる。照明窓は1箇所乃至2箇所設けられる
が、特に照明窓が2箇所設けられている場合には、各々
の照明窓に噴射ノズルを設ける必要があり、さらに挿入
部が太径化するという欠点がある。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、単一の噴射ノズルを
用いて観察窓のみならず、照明窓も洗浄できるようにす
ることにある。
あって、その目的とするところは、単一の噴射ノズルを
用いて観察窓のみならず、照明窓も洗浄できるようにす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、観察窓及び照明窓を設けた挿入部の
先端面にノズル本体を設け、このノズル本体に接続した
流体室から洗浄用流体を前記観察窓及び照明窓に向けて
噴射するものであって、前記ノズル本体は周胴部と天蓋
部とから構成され、前記周胴部には、少なくとも前記観
察窓に向けた噴射口と、前記照明窓に向けた噴射口とを
形成し、また前記ノズル本体内には、このノズル本体に
設けた前記各噴射口と前記流体室とを連通可能な流路を
形成する回転駒を設け、前記回転駒は前記流体室から供
給される流体圧により回転可能となし、前記回転駒の回
転に応じて、前記流路を前記ノズル本体に形成した前記
観察窓に向けた噴射口に連通する状態から、前記照明窓
に向けた噴射口と連通する状態に移行可能な構成とした
ことをその特徴とするものである。
ために、本発明は、観察窓及び照明窓を設けた挿入部の
先端面にノズル本体を設け、このノズル本体に接続した
流体室から洗浄用流体を前記観察窓及び照明窓に向けて
噴射するものであって、前記ノズル本体は周胴部と天蓋
部とから構成され、前記周胴部には、少なくとも前記観
察窓に向けた噴射口と、前記照明窓に向けた噴射口とを
形成し、また前記ノズル本体内には、このノズル本体に
設けた前記各噴射口と前記流体室とを連通可能な流路を
形成する回転駒を設け、前記回転駒は前記流体室から供
給される流体圧により回転可能となし、前記回転駒の回
転に応じて、前記流路を前記ノズル本体に形成した前記
観察窓に向けた噴射口に連通する状態から、前記照明窓
に向けた噴射口と連通する状態に移行可能な構成とした
ことをその特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の一形態について説明する。而して、図1は挿入
部における先端部本体の先端面を示す外観図であり、ま
た図2はこの先端部本体における洗浄用流体の噴射装置
の装着部の断面図であり、図3は図2のX−X断面図、
さらに図4は噴射装置の分解斜視図である。
の実施の一形態について説明する。而して、図1は挿入
部における先端部本体の先端面を示す外観図であり、ま
た図2はこの先端部本体における洗浄用流体の噴射装置
の装着部の断面図であり、図3は図2のX−X断面図、
さらに図4は噴射装置の分解斜視図である。
【0011】図1に示したように、挿入部20の先端部
本体21には、一対からなる照明窓22,22及び観察
窓23が設けられ、また処置具挿通チャンネル24が開
口している点については、前述した従来技術のものと格
別の差異はない。また、図2に示したように、先端部本
体21の先端面には流体室25が設けられ、この流体室
25には噴射ノズルのノズル本体26が設けられて、こ
の流体室25には洗浄液または加圧エアが選択的に供給
され、ノズル本体26からこの流体を噴出させる点につ
いても、従来技術のものと基本的には同じである。従っ
て、この流体室25には洗浄用流体の供給制御機構が接
続されるが、この洗浄用流体の供給制御機構の構成につ
いては、図8に示したものと実質的に同じであるから、
その図示及び詳細な説明は省略する。
本体21には、一対からなる照明窓22,22及び観察
窓23が設けられ、また処置具挿通チャンネル24が開
口している点については、前述した従来技術のものと格
別の差異はない。また、図2に示したように、先端部本
体21の先端面には流体室25が設けられ、この流体室
25には噴射ノズルのノズル本体26が設けられて、こ
の流体室25には洗浄液または加圧エアが選択的に供給
され、ノズル本体26からこの流体を噴出させる点につ
いても、従来技術のものと基本的には同じである。従っ
て、この流体室25には洗浄用流体の供給制御機構が接
続されるが、この洗浄用流体の供給制御機構の構成につ
いては、図8に示したものと実質的に同じであるから、
その図示及び詳細な説明は省略する。
【0012】流体室25に装着したノズル本体26は、
天蓋部26aと周胴部26bとを有するキャップ状のも
のである。周胴部26bは円形に形成した周壁からな
り、また天蓋部26aは周胴部26bに曲面形状で連な
るもので、先端面はほぼ平坦な形状となっている。そし
て、このノズル本体26は先端部本体21の先端に設け
た2箇所の照明窓22,22及び観察窓23からそれぞ
れ所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
天蓋部26aと周胴部26bとを有するキャップ状のも
のである。周胴部26bは円形に形成した周壁からな
り、また天蓋部26aは周胴部26bに曲面形状で連な
るもので、先端面はほぼ平坦な形状となっている。そし
て、このノズル本体26は先端部本体21の先端に設け
た2箇所の照明窓22,22及び観察窓23からそれぞ
れ所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
【0013】ノズル本体26の周胴部26bには、円周
方向に所定の角度を置いて複数の噴射口27が設けられ
ている。ここで、複数の噴射口27は全て同じ開口面積
を持ったものであっても良いが、例えば、図3に示した
形状にすることができる。即ち、観察窓23に直接対面
する部位は、最も広い噴射口27aとなし、この噴射口
27aの左右に、2箇所の比較的広い開口面積を有する
噴射口27b,27bを設け、次いで広い開口面積を有
する噴射口27c.27cが照明窓22,22に向く位
置に形成されている。そして、観察窓23にも、また照
明窓22にも対面しない部位には、さらに小さな開口を
有する噴射口27dを所要ピッチ間隔で設けるように構
成できる。ここで、噴射口27のピッチ間隔は、後述す
る流路形成部29に依存するものであり、この流路形成
部29の幅より短いピッチ間隔とする。
方向に所定の角度を置いて複数の噴射口27が設けられ
ている。ここで、複数の噴射口27は全て同じ開口面積
を持ったものであっても良いが、例えば、図3に示した
形状にすることができる。即ち、観察窓23に直接対面
する部位は、最も広い噴射口27aとなし、この噴射口
27aの左右に、2箇所の比較的広い開口面積を有する
噴射口27b,27bを設け、次いで広い開口面積を有
する噴射口27c.27cが照明窓22,22に向く位
置に形成されている。そして、観察窓23にも、また照
明窓22にも対面しない部位には、さらに小さな開口を
有する噴射口27dを所要ピッチ間隔で設けるように構
成できる。ここで、噴射口27のピッチ間隔は、後述す
る流路形成部29に依存するものであり、この流路形成
部29の幅より短いピッチ間隔とする。
【0014】ノズル本体26の内部には回転する流路が
形成される。このために、図4からも明らかなように、
ノズル本体26内には回転駒28が設けられている。ノ
ズル本体26の天蓋部26aの内面は凹円錐形状となっ
ており、回転駒28の頂部28aはこの天蓋部26aの
円錐形状と略一致する円錐形状となっている。また、回
転駒28の周胴部28bは、ノズル本体26の周胴部2
6bの内径とほぼ一致する外径を有する。さらに、回転
駒28の周胴部28bには、その軸線方向に向けて円錐
状の頂部28aに至るまでの部位に凹部が形成されてお
り、この凹部が流路形成部29となる。
形成される。このために、図4からも明らかなように、
ノズル本体26内には回転駒28が設けられている。ノ
ズル本体26の天蓋部26aの内面は凹円錐形状となっ
ており、回転駒28の頂部28aはこの天蓋部26aの
円錐形状と略一致する円錐形状となっている。また、回
転駒28の周胴部28bは、ノズル本体26の周胴部2
6bの内径とほぼ一致する外径を有する。さらに、回転
駒28の周胴部28bには、その軸線方向に向けて円錐
状の頂部28aに至るまでの部位に凹部が形成されてお
り、この凹部が流路形成部29となる。
【0015】流体室25は、先端部本体21への開口部
から所定の深さまでは、ノズル本体26の外径と一致す
る孔径となっており、途中位置からこのノズル本体26
の厚み分以下の段差を有するように縮径され、ノズル本
体26はこの段差の部位まで嵌合されて、接着剤等を用
いて固定される。そして、ノズル本体26を流体室25
内に固定した状態では、噴射口27は先端部本体21の
先端面から突出した位置に配置されている。また、この
段部から所定の深さ位置に第2段目の段差が形成され
て、さらに縮径されている。この部位の段差は、回転駒
28を軸線方向に位置決めするためのものであって、回
転駒28は、この段差とノズル本体26の天蓋部26a
とに当接することにより、軸線方向に固定されている。
ただし、この2段目の段差は回転駒28に設けた流路形
成部29を閉塞させない内径となっている。この2段目
の段差により縮径された部位に流体供給路が接続される
ことになる。
から所定の深さまでは、ノズル本体26の外径と一致す
る孔径となっており、途中位置からこのノズル本体26
の厚み分以下の段差を有するように縮径され、ノズル本
体26はこの段差の部位まで嵌合されて、接着剤等を用
いて固定される。そして、ノズル本体26を流体室25
内に固定した状態では、噴射口27は先端部本体21の
先端面から突出した位置に配置されている。また、この
段部から所定の深さ位置に第2段目の段差が形成され
て、さらに縮径されている。この部位の段差は、回転駒
28を軸線方向に位置決めするためのものであって、回
転駒28は、この段差とノズル本体26の天蓋部26a
とに当接することにより、軸線方向に固定されている。
ただし、この2段目の段差は回転駒28に設けた流路形
成部29を閉塞させない内径となっている。この2段目
の段差により縮径された部位に流体供給路が接続される
ことになる。
【0016】回転駒28は、流体室25に流体が供給さ
れると、この流体の流れによりノズル本体26内で回転
駆動される。このために、回転駒28における流路形成
部29内の部位には、流路回転部材30が設けられてい
る。この流路回転部材30は流路形成部29を形成する
凹部の平坦部29aに固定して設けた板体からなり、そ
の板面は、回転駒28の軸線に対して所定の角度傾斜し
ている。ここで、この流路回転部材30は、ノズル本体
26の内面に当接するか、またはある程度接近した位置
となる高さを有するものであり、少なくとも流路回転部
材30をノズル本体26の内面に当接させている場合に
は、この流路回転部材30は流路形成部29を構成する
左右の側面部29b,29bと所定間隔だけ離間させた
状態に保持する。
れると、この流体の流れによりノズル本体26内で回転
駆動される。このために、回転駒28における流路形成
部29内の部位には、流路回転部材30が設けられてい
る。この流路回転部材30は流路形成部29を形成する
凹部の平坦部29aに固定して設けた板体からなり、そ
の板面は、回転駒28の軸線に対して所定の角度傾斜し
ている。ここで、この流路回転部材30は、ノズル本体
26の内面に当接するか、またはある程度接近した位置
となる高さを有するものであり、少なくとも流路回転部
材30をノズル本体26の内面に当接させている場合に
は、この流路回転部材30は流路形成部29を構成する
左右の側面部29b,29bと所定間隔だけ離間させた
状態に保持する。
【0017】洗浄用流体の噴射装置を以上のように構成
することによって、流体室25内に所定の流速を持って
流体を供給すると、ノズル本体26における各噴射口2
7から流体が順次噴出することになる。
することによって、流体室25内に所定の流速を持って
流体を供給すると、ノズル本体26における各噴射口2
7から流体が順次噴出することになる。
【0018】即ち、流体室25内に、洗浄用流体とし
て、洗浄液が所定の圧力で供給されると、この洗浄液
は、図5に矢印Fで示したように、流路形成部29に沿
って軸線方向の流路が形成されるが、流路形成部29に
は、この流路に対して流路回転部材30が所定の角度傾
斜した状態にして配置されているから、この流路回転部
材30が洗浄液の流れの作用を受ける。この結果、回転
駒28は矢印Rで示したように回転駆動され、回転駒2
8に形成されている流路形成部29が回転することにな
る。この流路形成体29は、流体室25とノズル本体2
6の周胴部26aに複数形成した噴射口27のいずれか
との間を連通させるものであるから、回転駒28の回転
によって、各噴射口27から洗浄液が噴射される。ここ
で、回転駒28は流体の作用により回転するものである
が、回転駒28はノズル本体26のみと摺接しているか
ら、回転駒28及びノズル本体26を滑りの良い部材で
形成しておけば、流体室25の内壁に格別の加工を施さ
なくても、回転駒28の円滑な回転が確保される。
て、洗浄液が所定の圧力で供給されると、この洗浄液
は、図5に矢印Fで示したように、流路形成部29に沿
って軸線方向の流路が形成されるが、流路形成部29に
は、この流路に対して流路回転部材30が所定の角度傾
斜した状態にして配置されているから、この流路回転部
材30が洗浄液の流れの作用を受ける。この結果、回転
駒28は矢印Rで示したように回転駆動され、回転駒2
8に形成されている流路形成部29が回転することにな
る。この流路形成体29は、流体室25とノズル本体2
6の周胴部26aに複数形成した噴射口27のいずれか
との間を連通させるものであるから、回転駒28の回転
によって、各噴射口27から洗浄液が噴射される。ここ
で、回転駒28は流体の作用により回転するものである
が、回転駒28はノズル本体26のみと摺接しているか
ら、回転駒28及びノズル本体26を滑りの良い部材で
形成しておけば、流体室25の内壁に格別の加工を施さ
なくても、回転駒28の円滑な回転が確保される。
【0019】図3にも示されているように、ノズル本体
26に設けた噴射口27のうち、噴射口27aは観察窓
23を向いており、従って回転駒28の流路形成部29
が、この部位に向いた時には、噴射口27aから洗浄液
が噴射されて、観察窓23に付着した汚損物を洗い流す
ことができる。また、回転駒28がこの位置から回転し
て、噴射口27b,噴射口27cに向くに応じて、洗浄
液は観察窓23に向けて噴射する状態から照明窓22に
向けて噴射する状態に移行することになり、従って観察
窓23と共に照明窓22に付着する汚損物も洗い流すこ
とができる。照明窓22は観察窓23を挟んで2箇所設
けられているが、両照明窓22に向けて噴射口27bが
開口しているから、両照明窓22が順次洗浄される。こ
れによって、単一の噴射装置によって、観察窓23のみ
ならず、この観察窓23の両側に設けた2箇所の照明窓
22,22も同時に洗浄できる。
26に設けた噴射口27のうち、噴射口27aは観察窓
23を向いており、従って回転駒28の流路形成部29
が、この部位に向いた時には、噴射口27aから洗浄液
が噴射されて、観察窓23に付着した汚損物を洗い流す
ことができる。また、回転駒28がこの位置から回転し
て、噴射口27b,噴射口27cに向くに応じて、洗浄
液は観察窓23に向けて噴射する状態から照明窓22に
向けて噴射する状態に移行することになり、従って観察
窓23と共に照明窓22に付着する汚損物も洗い流すこ
とができる。照明窓22は観察窓23を挟んで2箇所設
けられているが、両照明窓22に向けて噴射口27bが
開口しているから、両照明窓22が順次洗浄される。こ
れによって、単一の噴射装置によって、観察窓23のみ
ならず、この観察窓23の両側に設けた2箇所の照明窓
22,22も同時に洗浄できる。
【0020】ここで、照明窓22にも、また観察窓23
にも向かない部位、即ち処置具挿通チャンネル24側に
向いている所定の角度分は洗浄液を噴射させる必要はな
く、噴射口としては、実質的に噴射口27a,27bだ
けを設けておけば良いのであるが、そうすると、回転駒
28の流路形成部29が密閉状態となり、洗浄液が封じ
込められて、流れが形成されなくなってしまう。回転駒
28は洗浄液の流れの作用により回転するものであるか
ら、回転駒28の回転が停止してしまう。このために、
この方向にも噴射口27cを所定のピッチ間隔、即ち流
路形成部29の幅より短いピッチ間隔で所要箇所形成す
る。ただし、この方向では、回転駒28が停止するのを
防止するためのものであるから、噴射口27cは比較的
小さな開口面積とする。これによって、観察窓23及び
照明窓22に効率的に洗浄液を噴射させることができ
る。
にも向かない部位、即ち処置具挿通チャンネル24側に
向いている所定の角度分は洗浄液を噴射させる必要はな
く、噴射口としては、実質的に噴射口27a,27bだ
けを設けておけば良いのであるが、そうすると、回転駒
28の流路形成部29が密閉状態となり、洗浄液が封じ
込められて、流れが形成されなくなってしまう。回転駒
28は洗浄液の流れの作用により回転するものであるか
ら、回転駒28の回転が停止してしまう。このために、
この方向にも噴射口27cを所定のピッチ間隔、即ち流
路形成部29の幅より短いピッチ間隔で所要箇所形成す
る。ただし、この方向では、回転駒28が停止するのを
防止するためのものであるから、噴射口27cは比較的
小さな開口面積とする。これによって、観察窓23及び
照明窓22に効率的に洗浄液を噴射させることができ
る。
【0021】そして、照明窓22及び観察窓23に付着
する汚損物が洗浄液で洗い流された後には、加圧エアを
同様の方法で供給することによって、それらに付着する
液滴が除去され、これによって観察窓23だけでなく、
照明窓22も同時に洗浄できるようになる。従って、常
に良好な観察視野を得ることができると共に、照明効率
が低下することもなくなる。この結果、内視鏡による体
腔内等の観察が極めて良好になり、検査精度が著しく向
上する。また、照明窓22に血液等が付着してこびり付
く等のおそれもないから、使用後における内視鏡の洗浄
・消毒も容易になる。
する汚損物が洗浄液で洗い流された後には、加圧エアを
同様の方法で供給することによって、それらに付着する
液滴が除去され、これによって観察窓23だけでなく、
照明窓22も同時に洗浄できるようになる。従って、常
に良好な観察視野を得ることができると共に、照明効率
が低下することもなくなる。この結果、内視鏡による体
腔内等の観察が極めて良好になり、検査精度が著しく向
上する。また、照明窓22に血液等が付着してこびり付
く等のおそれもないから、使用後における内視鏡の洗浄
・消毒も容易になる。
【0022】以上のようにして、単一の噴射ノズルを用
いて照明窓22及び観察窓23を洗浄することができる
が、広い範囲にわたって効率的な洗浄を行うには、回転
駒28を円滑に回転させる必要がある。この回転駒28
は流体圧の作用によりノズル本体26に対して摺動回転
することから、回転をより円滑に行わせるには、回転駒
28とノズル本体26との摺動面積をできるだけ少なく
する必要がある。回転駒28の周胴部28bとノズル本
体26の周胴部26bとは摺接しなければならないが、
回転駒28の頂部28aは、ノズル本体26の天蓋部2
6a内面とは必ずしも摺接させる必要はない。そこで、
天蓋部26aの内面の円錐形状の角度を回転駒28の頂
部28aの角度より大きくしておけば、回転駒28の頂
点部分のみが天蓋部26aに当接することになり、摺動
面積を小さくできる。
いて照明窓22及び観察窓23を洗浄することができる
が、広い範囲にわたって効率的な洗浄を行うには、回転
駒28を円滑に回転させる必要がある。この回転駒28
は流体圧の作用によりノズル本体26に対して摺動回転
することから、回転をより円滑に行わせるには、回転駒
28とノズル本体26との摺動面積をできるだけ少なく
する必要がある。回転駒28の周胴部28bとノズル本
体26の周胴部26bとは摺接しなければならないが、
回転駒28の頂部28aは、ノズル本体26の天蓋部2
6a内面とは必ずしも摺接させる必要はない。そこで、
天蓋部26aの内面の円錐形状の角度を回転駒28の頂
部28aの角度より大きくしておけば、回転駒28の頂
点部分のみが天蓋部26aに当接することになり、摺動
面積を小さくできる。
【0023】ところで、観察窓23が汚損されると、観
察機構により検出できるが、照明窓22が汚損された時
には、照明光量が低下するから、全くこの照明窓22が
汚損されたことを検出できない訳ではないが、照明窓2
2の汚損を直接検出することはできない。しかしなが
ら、観察窓23と照明窓22とは極めて近い位置にある
ことから、通常の状態では、観察窓23が汚損される
と、同時に照明窓22も汚損され、また洗浄液を供給す
ることによって、観察窓23が清浄化されると、照明窓
22も清浄化される。従って、観察窓23が汚損された
時に、洗浄液及び加圧エアからなる洗浄用流体の供給を
行うようにすれば良い。
察機構により検出できるが、照明窓22が汚損された時
には、照明光量が低下するから、全くこの照明窓22が
汚損されたことを検出できない訳ではないが、照明窓2
2の汚損を直接検出することはできない。しかしなが
ら、観察窓23と照明窓22とは極めて近い位置にある
ことから、通常の状態では、観察窓23が汚損される
と、同時に照明窓22も汚損され、また洗浄液を供給す
ることによって、観察窓23が清浄化されると、照明窓
22も清浄化される。従って、観察窓23が汚損された
時に、洗浄液及び加圧エアからなる洗浄用流体の供給を
行うようにすれば良い。
【0024】なお、回転駒に形成される流路形成部は、
この回転駒の外面部に凹部を設けることにより形成した
が、ノズル本体の噴射口に通じる通路を回転駒の内部に
穿設すること等によっても形成できる。また、流路回転
部材は、板状の部材で形成したが、例えば回転駒に螺旋
状の溝を設けたり、回転駒の下端部に回転翼を設ける等
の構成としても良い。さらに、先端部本体には2箇所の
照明窓を設けたものを示したが、照明窓は1箇所しか設
けられていないものにも適用できる。
この回転駒の外面部に凹部を設けることにより形成した
が、ノズル本体の噴射口に通じる通路を回転駒の内部に
穿設すること等によっても形成できる。また、流路回転
部材は、板状の部材で形成したが、例えば回転駒に螺旋
状の溝を設けたり、回転駒の下端部に回転翼を設ける等
の構成としても良い。さらに、先端部本体には2箇所の
照明窓を設けたものを示したが、照明窓は1箇所しか設
けられていないものにも適用できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、先端部
本体に固定して設けたノズル本体の周胴部に観察窓に向
けた噴射口と照明窓に向けた噴射口とを形成し、このノ
ズル本体内に摺動回転する回転駒を設け、この回転駒に
流路を設けて、この流路を観察窓に向けた噴射口と連通
する状態から照明窓に向けた噴射口に接続する状態に移
行できるように構成したので、単一の噴射ノズルを用い
て観察窓のみならず、照明窓も極めて効率的に洗浄でき
る等の効果を奏する。
本体に固定して設けたノズル本体の周胴部に観察窓に向
けた噴射口と照明窓に向けた噴射口とを形成し、このノ
ズル本体内に摺動回転する回転駒を設け、この回転駒に
流路を設けて、この流路を観察窓に向けた噴射口と連通
する状態から照明窓に向けた噴射口に接続する状態に移
行できるように構成したので、単一の噴射ノズルを用い
て観察窓のみならず、照明窓も極めて効率的に洗浄でき
る等の効果を奏する。
【図1】挿入部における先端部本体の先端面を示す外観
図である。
図である。
【図2】先端部本体における洗浄用流体の噴射装置の装
着部の断面図である。
着部の断面図である。
【図3】図2のX−X拡大断面図である。
【図4】噴射装置の分解斜視図である。
【図5】噴射装置の作用説明図である。
【図6】内視鏡における挿入部の先端部分の外観図であ
る。
る。
【図7】従来技術による流体噴射装置を示す挿入部の先
端部本体の断面図である。
端部本体の断面図である。
【図8】内視鏡における洗浄用流体の供給制御機構の構
成説明図である。
成説明図である。
20 挿入部 21 先端部本体 22 照明窓 23 観察窓 25 流体室 26 ノズル本体 27,27a,27b,27c,27d 噴射口 28 回転駒 29 流路形成部 30 流路回転部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24
Claims (3)
- 【請求項1】 観察窓及び照明窓を設けた挿入部の先端
面にノズル本体を設け、このノズル本体に接続した流体
室から洗浄用流体を前記観察窓及び照明窓に向けて噴射
するものにおいて、 前記ノズル本体は周胴部と天蓋部とから構成され、 前記周胴部には、少なくとも前記観察窓に向けた噴射口
と、前記照明窓に向けた噴射口とを形成し、 また前記ノズル本体内には、このノズル本体に設けた前
記各噴射口と前記流体室とを連通可能な流路を形成する
回転駒を設け、 前記回転駒は前記流体室から供給される流体圧により回
転可能となし、 前記回転駒の回転に応じて、前記流路を前記ノズル本体
に形成した前記観察窓に向けた噴射口に連通する状態か
ら、前記照明窓に向けた噴射口と連通する状態に移行可
能な 構成としたことを特徴とする内視鏡の流体噴射装
置。 - 【請求項2】 前記回転駒は、前記ノズル本体の内面に
沿って摺動回転するものであり、この回転駒に軸線方向
に向けて形成した凹部を形成することにより、前記流路
を形成し、かつこの凹部に前記流路回転部材を構成する
回転翼を装着する構成としたことを特徴とする請求項1
記載の内視鏡の流体噴射装置。 - 【請求項3】 前記ノズル本体の周胴部には、さらに前
記流路の幅より短いピッチ間隔で複数の噴射口を形成す
る構成としたことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の
流体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09296496A JP3293458B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 内視鏡の流体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09296496A JP3293458B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 内視鏡の流体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09253034A JPH09253034A (ja) | 1997-09-30 |
JP3293458B2 true JP3293458B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=14069121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09296496A Expired - Fee Related JP3293458B2 (ja) | 1996-03-25 | 1996-03-25 | 内視鏡の流体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3293458B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2131719B1 (en) * | 2007-03-01 | 2016-07-06 | Medtronic Xomed, Inc. | Systems for biofilm removal, including a biofilm removal endoscope for use therewith |
JP2021526943A (ja) * | 2018-09-04 | 2021-10-11 | プロフェッサー ライモント ウント ヘッツェル ゲゼルシャフト ビュルガーリヒェン レヒツProf. Reymond & Hetzel GbR | 体腔内に物質を方向付けて導入する医療器具および医療器具のためのツール |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116096A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Pentax Corp | 内視鏡の送水装置 |
JP2011188984A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fujifilm Corp | 内視鏡アタッチメント |
JP5685406B2 (ja) | 2010-09-06 | 2015-03-18 | 富士フイルム株式会社 | 画像撮像装置およびその作動方法 |
JP5904929B2 (ja) * | 2012-11-14 | 2016-04-20 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
CN106137001B (zh) * | 2015-04-08 | 2020-04-14 | 青岛市黄岛区中心医院 | 手持式理疗保健棒 |
CN107063907A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-08-18 | 浙江理工大学 | 一种用于测量固液两相磨损的试验装置 |
WO2021044633A1 (ja) * | 2019-09-06 | 2021-03-11 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
-
1996
- 1996-03-25 JP JP09296496A patent/JP3293458B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2131719B1 (en) * | 2007-03-01 | 2016-07-06 | Medtronic Xomed, Inc. | Systems for biofilm removal, including a biofilm removal endoscope for use therewith |
JP2021526943A (ja) * | 2018-09-04 | 2021-10-11 | プロフェッサー ライモント ウント ヘッツェル ゲゼルシャフト ビュルガーリヒェン レヒツProf. Reymond & Hetzel GbR | 体腔内に物質を方向付けて導入する医療器具および医療器具のためのツール |
US11224687B2 (en) | 2018-09-04 | 2022-01-18 | Prof. Reymond & Hetzel Gbr | Medical instrument for the targeted introduction of a substance into a body cavity, and tool therefor |
JP7038905B2 (ja) | 2018-09-04 | 2022-03-18 | プロフェッサー ライモント ウント ヘッツェル ゲゼルシャフト ビュルガーリヒェン レヒツ | 体腔内に物質を方向付けて導入する医療器具および医療器具のためのツール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09253034A (ja) | 1997-09-30 |
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