JP3785908B2 - 内視鏡の観察窓洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用等として用いられる内視鏡において、その挿入部の先端に設けた観察窓を洗浄するための内視鏡の観察窓洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療用の内視鏡として一般的に用いられている内視鏡の観察窓洗浄装置の概略構成を図8に示す。同図において、1は本体操作部、2は挿入部、3はユニバーサルコードである。挿入部2の先端硬質部2aには、照明窓等と共に観察窓4が設けられている。観察窓4には対物光学系が臨んでおり、この対物光学系の結像位置には固体撮像素子等が設けられている。観察窓4には対物光学系の最先端レンズまたはカバーガラスからなるレンズ面が位置しており、挿入部2を体腔内に挿入した時に、この観察窓4を構成するレンズ面に体液等の汚損物が付着する可能性があり、この汚損物によって観察視野が制約され、体腔内を十分に観察できなくなる。
【0003】
観察窓洗浄装置は、このように、体腔内等で観察窓4のレンズ面に汚損物が付着した時に、この汚損物を取り除いて、レンズ面を洗浄するためのものである。観察窓4の洗浄は、まず洗浄水を所定の圧力で噴射させて、そのレンズ面から汚損物を洗い流し、次いで加圧エアを吹き付けて、レンズ面に付着している液滴を排除する。
【0004】
このために、エアポンプ5と洗浄水タンク6とを備え、エアポンプ5からの加圧エア配管7をユニバーサルコード3に接続する。また、この加圧エア配管7を分岐させて、タンク加圧配管8として洗浄水タンク6に接続する。また、洗浄水タンク6には洗浄水配管9が接続されている。ここで、タンク加圧配管8は洗浄水タンク6の液面上に開口しており、また洗浄水配管9は洗浄水タンク6の液面下、望ましくはタンク底面近傍に開口している。そして、加圧エア配管7及び洗浄水配管9はユニバーサルコード3から本体操作部1にまで延在されて、この本体操作部1に設けた送気送水バルブ10に接続されている。
【0005】
送気送水バルブ10には、また送気管11と送水管12とが接続されており、これら送気管11及び送水管12は挿入部2の先端近傍で合流して合流管13となり、この合流管13は先端硬質部2aに穿設した流体通路14に連通している。流体通路14は先端硬質部2aの先端面に開口しており、この開口部には噴射ノズル15が接続されている。噴射ノズル15は流体通路14を流れる洗浄水及び加圧エアからなる洗浄用流体の方向を観察窓4に向くように方向転換させると共に、これら洗浄水及び加圧エアを所定の圧力をもって噴射させるためののもであり、従ってその噴射口は観察窓4に向いている。
【0006】
送気送水バルブ10は、本体操作部1を把持する手の指で操作可能なものであり、常時においては、洗浄水配管9と送水管12との連通を遮断し、かつ加圧エア配管7は送気管11と接続しているが、送気送水バルブ10に設けた大気連通路(図示せず)を介して大気とも連通した状態に保持される。これが送気・送水停止状態であり、加圧エア配管7は大気と連通しているので、エアポンプ5は実質的に無負荷状態となる。送気送水バルブ10の大気連通路を遮断すると、エアポンプ5が負荷状態になり空気を加圧して、この加圧エアが加圧エア配管7から送気管11に供給され、この加圧エアは流体通路14から噴射ノズル15に供給される。また、この圧力はタンク加圧配管8から洗浄水タンク6内にも導かれ、洗浄水タンク6が加圧されるが、洗浄水配管9は送気送水バルブ10により送水配管12と遮断されているので、噴射ノズル15に向けて洗浄水が供給されることはない。
【0007】
送気送水バルブ10を図示の状態から押し込むと、加圧エア配管7と送気管11との連通が遮断され、かつ洗浄水配管9と送水管12とが連通する。また、エアポンプ5からの加圧エアはタンク加圧配管8から洗浄水タンク6内に導入されるから、洗浄水タンク6が加圧されて、洗浄水が所定の圧力をもって洗浄水配管9から送水管12を経て流体通路14に供給される。その結果、洗浄水は噴射ノズル15から観察窓4に向けて噴射することになる。
【0008】
ここで、従来技術による噴射ノズル15は、例えば図9に示したように、流体通路14に通じる筒状部15aと、この筒状部15aの先端部分に概略90°曲成させた噴射通路部15bとから構成され、その先端開口部が噴射口15cである。ここで、噴射通路部15bは扁平な通路を有するものである。この通路は筒状部の中間部分を90°曲成して扁平になるように潰すようにして形成することもできるが、図示したものにあっては、下側の部分を切断除去して、先端硬質部2aの表面に当接させるようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、噴射ノズル15の噴射口15cから噴射される洗浄水,加圧エア等の洗浄用流体は、正確に観察窓4に向け、かつ観察窓4の全体に及ぶようにしなければならない。しかも、噴射ノズル15の壁面が観察窓4による視野の範囲内に入らないようにする必要もある。このために、噴射口15cは観察窓4からある程度離れた位置に配置しなければならない。従って、先端硬質部2aにおける噴射ノズル15の位置及び噴射通路部15bの方向は観察窓4の位置により定まることになる。また、噴射ノズル15は照明窓の位置にも規制される。つまり、噴射ノズル15が照明窓に近接した位置に配置されていると、照明光がこの噴射ノズル15に反射して、観察窓4方向に反射光が向けられて、観察窓4には有害光が入り込んで良好な観察像が得られない。従って、噴射ノズル15は照明窓からもある程度離れていなければならない。勿論、照明窓は観察窓4の位置に依存する。即ち、観察窓4による観察視野の全体にわたってほぼ均一な照明光を照射しなければならないから、照明窓は観察窓4の左右両側において、この観察窓4にある程度近接した位置に配置される。
【0010】
挿入部2の先端硬質部2aにおける観察窓4は観察視野の関係から、その配設位置は限定される。つまり、通常、挿入部2における先端硬質部2aの基端側はアングル部となっており、このアングル部は先端硬質部2aを所望の方向に向けるために、上下及び左右に湾曲操作されるものである。従って、このアングル部の湾曲方向と観察窓4の位置とは一定の関係、つまり中央部乃至アングル部の湾曲方向におけるアップ方向側の位置に配置する方が操作性が良好となる。また、挿入部2には鉗子その他の処置具を導出するための処置具導出部が設けられており、この処置具導出部の位置も観察窓4の位置と密接な関係がある。つまり、処置具導出部から導出された処置具は必ず観察窓4の観察視野内に入るようなっていなければならない。しかも、噴射ノズル15はこの処置具導出部と干渉するように配置することはできない。要するに、観察窓4は先端硬質部2aの所定の位置に配置される必要があり、このように観察窓4の位置が設定されると、照明窓及び処置具導出部の配置がそれに追従して定まるものであり、さらに噴射ノズル15もほぼ定まった位置となる。
【0011】
噴射ノズル15は先端硬質部2aに設けた流体通路14に接続されるものであり、しかもその噴射通路部15bは洗浄用流体が観察窓4に向けて整流された状態で流通させなければならず、従って噴射通路部15bの幅方向における中心線は、ほぼ観察窓4の観察中心に向けられ、しかも左右の壁部は直線状態にするか、または噴射口15c側に向けて左右に拡開させるように形成する。そして、噴射通路部15aを処置具導出部等の位置と干渉しないようになし、もって噴射ノズル15の装着位置が定まる。これに伴って流体通路14の位置が確定するが、先端硬質部2aにアングル部が連設されているから、流体通路14に接続される合流管13は軟性のチューブで構成しなければならない。しかも、挿入部2が曲がった時等に合流管13が座屈しないように、チューブにある程度の厚みを持たせる必要がある。このために、先端硬質部2aから延在させた合流管13の外径はある程度大きなものとなる。そして、挿入部2のうち、先端硬質部2aより基端側に位置するアングル部内には、ライトガイドや信号ケーブル、処置具挿通チャンネル等といった種々の部材が設けられており、合流管13の引き出し部は、これら他の部材と干渉しないように配置しなければならない。
【0012】
例えば、対物光学系を構成する一部のレンズを光軸方向に移動させて、変倍等を行うように構成した場合には、この可動レンズを遠隔操作により移動させる機構を設ける必要がある。この可動レンズの移動は可撓性スリーブ内に密着コイルを挿通させたコントロールケーブル等により行うようにするが、コントロールケーブル等を挿入部2の内部に配置した時には、合流管13はこのコントロールケーブルとも干渉しないように配置する必要がある。従って、相互依存性のある各部材を配置した上で、コントロールケーブル等を設けるようにすると、挿入部2がさらに太径化することになる。
【0013】
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、先端硬質部において、流体通路の配置に自由度を持たせることにより、挿入部内におけるデッドスペースを最小限に抑制できるようになし、もって挿入部の細径化等が図られるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明は、内視鏡の挿入部の先端硬質部に、対物光学系が臨む観察窓に向けて洗浄用流体を供給する観察窓洗浄装置であって、前記先端硬質部に穿設した流体通路と、この流体通路に接続した噴射ノズルとを備え、前記噴射ノズルは、前記流体通路に連通する連通孔と、この連通孔からの洗浄用流体をほぼ直角方向に向けるように、前記先端硬質部の表面にトンネル状に形成した噴射通路部と、前記観察窓に向けて流体を噴射する所定幅の噴射口とから構成され、前記連通孔は前記対物光学系の光軸方向に向けられ、また前記噴射通路部のうち、前記噴射口から所定の長さ分は流路の幅方向における中心線が前記観察窓による観察中心とほぼ一致する整流流路となし、この整流流路と前記連通孔との間には流路の方向を変える方向転換流路とする構成としたことをその特徴とするものである。
【0015】
ここで、噴射ノズルの噴射通路部を構成する整流流路は所定幅を有する直線状または前記噴射口側に向けて左右に拡開する流路のいずれかからなり、方向転換流路は、この整流流路と流体通路との位置のずれを補正するために、曲線的な曲げ流路で構成することができる。そして、対物光学系を構成する一部のレンズは、遠隔操作により光軸方向に移動可能な可動レンズとなし、この可動レンズを駆動するために、例えば可撓性スリーブ内に密着コイルを挿通させたコントロールケーブル等からなる駆動手段を挿入部内に設ける構成とした場合には、噴射ノズルの整流流路は、駆動手段の延長線上の位置に配置し、また方向転換流路はこの駆動手段を避けた位置に配置した流体通路に接続するように流路を曲げるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1乃至図8に基づいて詳細に説明する。ここで、観察窓洗浄装置の構成のうち、流体通路及び噴射ノズル以外の構成は従来技術で説明したものと実質的に同じであり、従って、以下においては、観察窓洗浄装置の構成のうち、流体通路及び噴射ノズル以外については説明は省略する。
【0017】
まず、図1に挿入部20の先端部分の断面を示し、また図2にその先端面を示す。図中において、21は先端硬質部、22はアングル部である。アングル部22は、周知のように、複数のアングルリング23を順次枢着してなるものである。ここで、挿入部20全体構成において、先端硬質部21から最先端のアングルリング23aと、それに連結されるアングルリング23との枢着位置Pまでは硬質部分であり、それより基端側は湾曲可能な部分となっている。
【0018】
先端硬質部21は、先端部本体24と絶縁キャップ25とから構成される。先端部本体24は金属で形成された先端硬質部21における強度部材であり、絶縁キャップ25はこの先端部本体24を外部に露出しないように覆っている。そして、アングル部22におけるアングルリングを覆うように外皮層26が被着されており、この外皮層26の先端は絶縁キャップ25の端面に当接させて、糸巻き及び接着により固定されている。なお、図中27は絶縁キャップ25を先端部本体24に対して固定するための止めねじである。この止めねじ27は絶縁キャップ25の内部に埋め込まれており、その上にシール材が充填されている。これによって、止めねじ27が外部に露出しないようになっている。
【0019】
図2から明らかなように、先端硬質部21の先端面には、観察窓30が設けられると共に、この観察窓30を挟む左右両側に照明窓31,31が設けられている。照明窓31にはライトガイドの出射端が臨んでおり、このライトガイドから観察対象部に向けて照明が行われることになる。また、先端硬質部21の先端面には鉗子その他の処置具を導出するための処置具導出部32が開口しており、この処置具導出部32は絶縁キャップ25から先端部本体24を貫通する通路となっている。処置具導出部32には接続パイプ33の一部が挿嵌されており、この接続パイプ33には可撓性のあるチューブ体からなる処置具挿通チャンネル34の先端が嵌合されて、処置具挿通チャンネル34の抜け止め用の固定リング35により固定されている。ここで、処置具挿通チャンネル34は、曲げ方向に可撓性を有するが、形状保持性を良好にするために、所定の厚みを有するものから構成される。さらに、先端硬質部21の先端面にはジェット噴射口36が開口している。
【0020】
図3に観察窓30に臨むように装着した内視鏡観察機構の構成を示す。内視鏡観察機構は、光学アセンブリ40と撮像手段41とを備えており、光学アセンブリ40は対物光学系42及びその駆動手段43から構成される。一方、撮像手段41は対物光学系42の結像位置に配置した固体撮像素子44を有し、対物光学系42の光路を90°曲折するためにプリズム45が設けられる。
【0021】
対物光学系42は、それぞれ1枚乃至数枚のレンズからなる固定レンズ群46a,46bと、光軸方向に移動可能なそれぞれ1枚乃至複数枚のレンズからなる可動レンズ群47a,47bとから構成され、これらはハウジング48内に設けられている。ここで、可動レンズ群47a,47bは固定レンズ群46a,46b間に配置されており、相互に近接・離間する方向に移動させることによって、例えばズーミング動作等を行えるようになっている。
【0022】
対物光学系42を構成する固定レンズ群46a,46bは固定レンズ枠49F,49Lに装着され、両固定レンズ枠49F,49L間には、2組の可動レンズ群47a,47bを装着した可動レンズ枠50F,50Lを有し、これら可動レンズ枠50F,50Lはカム部材により光軸方向に移動可能となっている。このために、可動レンズ枠50F,50Lにはアーム51a,51bが連設されており、これらのアーム51a,51bの先端部にはリング部材52a,52bが形成されている。
【0023】
対物光学系42の光軸と平行で、この対物光学系42から離れた位置にカム軸53が設けられ、このカム軸53の周胴部には2箇所にカム溝54a,54bが形成されている。また、リング部材52a,52bには、それぞれカム溝54a,54bに係合するカムピン55a,55bが連結して設けられている。カム軸53を正逆方向に回動させると、カムピン55a,55bがこれら各カム溝54a,54bに沿って摺動乃至転動するから、リング部材52a,52b及びアーム51a,51bを介して連設されている可動レンズ枠50F,50Lに装着した可動レンズ群47a,47bがその光軸方向に変位する。
【0024】
カム軸53を回動させるための回転駆動手段としてコントロールケーブル56を備えている。コントロールケーブル56は、ハウジング48に連結して設けた可撓性スリーブ57内に密着コイル等からなるフレキシブルシャフト58を挿通させたものであり、このフレキシブルシャフト58の先端にはカム軸53が連結して設けられ、また基端部にはモータ等の回転駆動手段が接続される。従って、フレキシブルシャフ58の基端部を軸回りに回転させると、その回転力がカム軸53に伝達されて、カム軸53が回転することになり、その結果可動レンズ枠50F,50Lが相互に近接・離間する方向に変位する。なお、図3において、59はハウジング48の先端面に止着したキャップである。
【0025】
ハウジング48は光学アセンブリ40の支持部材を構成するものであり、図4に示したように、上部側が光学系保持部48a、下部側がカム部材装着部48bとなっており、これら光学系保持部48a及びカム部材装着部48bは、ともに円形となっており、その間は幅の狭い連結部48cにより掛け渡されている。そして、光学系保持部48a内には固定レンズ枠49F,49Lが固定的に保持されており、また可動レンズ枠50F,50Lを光軸方向に移動ガイドするガイド面を備えている。一方、カム部材装着部48bには、内部にカム軸53等のカム部材が装着される。さらに、連結部48cの内部には可動レンズ枠50F,50Lのアーム51a,51bが配置されている。
【0026】
以上のように、内視鏡観察機構を構成する光学アセンブリ40における対物光学系42の可動レンズ群50F,50Lを光軸方向に移動させる駆動手段43としてのコントロールケーブル56は、ハウジング48を構成する連結部48cによりコントロールケーブル56の位置を対物光学系42及び撮像手段41と干渉しない位置にまで延在されている。ただし、ハウジング48及びコントロールケーブル56は先端部本体24の基端側に位置しており、先端硬質部21の先端面までは延在されていない。その結果、先端硬質部21の先端面において、コントロールケーブル56の延長線上の位置は、例えば処置具導出部32やジェット噴射口36等の開口を設けることはできない。
【0027】
ところで、観察窓30には、対物光学系42を構成するレンズ、具体的には固定レンズ群49Fの最先端レンズ(このレンズはカバーガラスを兼ねるものであり、レンズ機能を発揮しない平行平面板からなるカバーガラスであっても良い)が外部に臨んでいる。挿入部20を体腔内等に挿入した時において、この観察窓30を構成するレンズ面に汚損物が付着した時に、この汚損物を洗い流すために観察窓洗浄装置が設けられる。この観察窓洗浄装置は、観察窓30に向けて洗浄水と加圧エアとからなる洗浄用流体を噴射するためのものであり、洗浄水供給及び加圧エアの供給機構は、送気送水バルブを含めて、従来技術と同様の構成となっている。
【0028】
然るに、図5に示したように、観察窓30に向けて洗浄用流体を噴射させる噴射ノズル60及び合流管61が接続されて、この合流管61と噴射ノズル60との間を連通させるために、先端部本体24に穿設した流体通路62とを含むものである。
【0029】
噴射ノズル60は、観察窓30の全面に向けて洗浄用流体を供給するためのものであり、流体通路62に接続される筒状部63と、この筒状部63の先端部に連設されて、挿入部20における先端硬質部21の軸線方向と概略平行に設けた流体通路62から供給される洗浄用流体の流れ方向を概略90°曲げて、観察窓30に設けたレンズ面にほぼ沿うように洗浄用流体の方向を変えて観察窓30に噴射する噴射通路部64を含むものである。
【0030】
流体通路62の先端側における所定の長さ分は大径部となっており、噴射ノズル60の筒状部63は、この流体通路62の大径部に嵌合されている。そして、流体通路62内には連結パイプ65が挿入されており、筒状部63はこの連結パイプ65に嵌合することにより固定されている。さらに、厚肉の可撓性チューブ体からなる合流管61も連結パイプ65の基端側に挿嵌されている。噴射ノズル60における噴射通路部64は、洗浄用流体の流れ方向を変えるためのものであって、通路そのものはトンネル状となっており、先端硬質部21の絶縁キャップ25の表面も通路の一部を構成するようになっている。なお、噴射通路部の部分は筒状部を扁平に潰すようにすることもできる。いずれにしろ、噴射通路部64の壁面は絶縁キャップ25から所定高さだけ突出する状態になる。
【0031】
図2から明らかなように、噴射ノズル60の噴射通路部64から噴射される洗浄用流体の幅は、少なくとも全長に及ぶものとする。また、噴射通路部64から噴射される洗浄用流体は観察窓30に向けてほぼ直進性を確保する必要がある。そして、噴射ノズル60の噴射通路部64は先端硬質部21の先端面から突出している。従って、その噴射口64cから観察窓30まではある程度の距離を持たせるようにする。噴射口64cをあまり観察窓30に近接した位置に配置すると、観察窓30による観察視野がこの噴射ノズル60により制限される可能性がある。また、観察窓30の両側に照明窓31が配置されているので、照明窓31から照射される照明光が噴射ノズル60の壁面に反射して、この反射光が有害光として観察窓30に取り込まれる可能性もある。
【0032】
以上のことから、図2において、噴射ノズル60は処置具導出部32の開口位置に近接した位置に配置しなければならない。しかも、噴射通路部64から噴出する洗浄用流体は所定の幅寸法Aを有するものであり、かつこの幅方向の中心線Bは観察窓30の中心位置C乃至その近傍を通るようにする。そして、噴射口55を観察窓30に対して所定の位置に配置した時に、洗浄用流体が確実に観察窓30に向けて噴射させるために、噴射通路部64の所定の長さ分は洗浄用流体に直進性を与えるように、前述した中心線Bと平行な(または左右に拡開する)通路としている。つまり、噴射通路部64の所定の長さ分Lは洗浄用流体を直進させるようにガイドする整流流路64aとする。また、この長さL分の整流流路64aの基端側はカーブした方向転換流路64bとしている。そして、この方向転換流路64bの基端部には流体通路62内には連結パイプ65に通じる筒状部63と連なるようにする。一方、整流流路64aの先端は噴射口64cとなっている。これによって、先端部本体24に穿設される流体通路62の位置は噴射口64cの位置に規制されず、任意の位置に設定できる。
【0033】
而して、先端硬質部21の先端面において、対物光学系42における可動レンズ群47a,47bを駆動するためのコントロールケーブル56を接続したハウジング48の延長線上の位置は何等の部材も設けられていないスペースとなっており、しかもこのスペースに隣接するように処置具導出部32が開口している。そこで、まず噴射ノズル60における噴射通路部64を構成する部分をこのスペースに配置する。一方、図6に示したように、流体通路62に接続した合流管61は、処置具挿通チャンネル34とコントロールケーブル56との間に生じている空間に配置する。
【0034】
挿入部20における先端部本体24の基端面部には、処置具挿通チャンネル34が接続されており、またハウジング48のカム部材装着部48bに接続したコントロールケーブル56が挿入部20の軸線と直交する方向に張り出すように設けられている。さらに、ライトガイド70等も接続されている。そして、アングル部22には遠隔操作用のアングル操作ワイヤ71が上下及び左右の4箇所に設けられ、ジェット噴射口36に通じるチューブ72も設けられている。このために、先端部本体21の基端側のスペースは極めて狭いが、前述した各部材のうち、処置具挿通チャンネル34とコントロールケーブル56とが大径の部材であり、かつそれらは隣接した位置に配置されている。このために、コントロールケーブル56と処置具挿通チャンネル34との間において、合流管61を挿通させることができる小さい空間が生じている。
【0035】
以上のことから、この処置具挿通チャンネル34とカム部材装着部48bとの間に合流管61を配置して、先端部本体24には、その合流管61の延長線の位置に流体通路62を設けるようにする。しかしながら、図2において、流体通路62の中心の延長線位置Dと観察窓30の中心位置Cとを結ぶ線と平行であり、しかも観察窓30の全面に洗浄用流体を及ぼすことができる幅Aを有する噴射通路部64を配置した場合には、噴射ノズル60の噴射通路部64を形成する壁が処置具導出部32上を通るようになってしまう。
【0036】
これを避けるために、噴射通路部64を一度処置具導出部32を迂回する方向にカーブさせた曲げ通路からなる方向転換流路64bとしている。そして、処置具導出部32を避けた位置から、整流流路64aとなし、その中心線Bを観察窓30の中心位置C乃至その近傍に向けるようにする。これによって、噴射口64cから観察窓30に対して洗浄水及び加圧エアからなる洗浄用流体をその全面にわたって確実に噴射させることができ、観察窓30に付着した汚損物の洗い流し及びその後の水滴除去を極めて効率的に行うことができる。
【0037】
要するに、噴射ノズル60に形成され、先端硬質部21の表面に沿って形成される噴射通路部64を、整流状態で観察窓30に向けて直進する整流流路64aと、挿入部20内に合流管61を挿通可能なスペースが得られる位置にこの合流管61及びそれに連なる流体通路62を設けて、整流流路64aからこの流体通路62に連通させるために、任意の方向に向けて、任意の角度だけ曲げた迂回経路となる方向転換流路64bとから構成しているので、挿入部20内に生じるスペースを極めて有効に活用でき、デッドスペースが生じるのを最小限に抑制できる。その結果、挿入部20の細径化が図られることになる。
【0038】
而して、処置具挿通チャンネル34は接続パイプ33に嵌合させるようにして連結され、しかもこの処置具挿通チャンネル34の先端部には抜け止め用の固定リング35が嵌合されており、固定リング35を嵌合した部分が最も太くなる。また、合流管61も連結パイプ65に嵌合されているから、その嵌合部が最も太くなる。しかしながら、図5から明らかなように、処置具挿通チャンネル34の接続パイプ34への嵌合部を先端部本体24の基端面直後の位置に設け、洗浄用流体を供給する合流管61の連結パイプ65への嵌合部を処置具挿通チャンネル34の固定リング35の嵌合部より基端側であって、最先端のアングルリング23と、それに連結されるアングルリングとの枢着位置P(図1参照)までの硬質部分の内部に配置して、それらの太径になる部分の位置をずらせることによって、挿入部20内のスペースをさらに有効に活用できる。
【0039】
特に、図7に示した噴射ノズル160のように、流体通路162の中心と観察窓130の中心とを結ぶ線Fがほぼ処置具導出部132の直近位置を横切るような位置関係に設けたとしても、噴射ノズル160における噴射通路部164の方向転換流路164bを概略90°乃至それに近い角度曲げるようにした上で、整流流路164aを所定の長さ分だけ確保する。そして、この整流流路164aの先端における噴射口164cを観察窓130に向ける。これによって、洗浄用流体の流れの向きを観察窓130に向けて直進するように方向転換させ、しかも実質的に整流状態で噴射口164cから観察窓130に噴射することができ、この観察窓130を効率的、かつ完全に洗浄できるようになる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、先端硬質部において、流体通路の配置に自由度を持たせることにより、挿入部内におけるデッドスペースを最小限に抑制できるようになし、もって挿入部の細径化が図られる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す内視鏡の挿入部の先端部分の断面図である。
【図2】図1の挿入部の先端面の外観図である。
【図3】内視鏡観察機構の構成説明図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】図2のX−X断面図である。
【図6】図1のY−Y断面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す図2と同様の図である。
【図8】一般的な内視鏡の観察窓洗浄装置の概略構成図である。
【図9】従来技術による噴射ノズルの外観斜視図である。
【符号の説明】
20 挿入部 21 先端硬質部
22 アングル部 24 先端部本体
25 絶縁キャップ 30 観察窓
31 照明窓 32,132 処置具導出部
33 接続パイプ 34 処置具挿通チャンネル
40 光学アセンブリ 42 対物光学系
43 駆動手段 46a,46b 固定レンズ群
47a,47b 可動レンズ群 48 ハウジング
56 コントロールケーブル 60,160 噴射ノズル
61 合流管 62 流体通路
64,164 噴射通路部 64a,164a 整流流路
64b,164b 方向転換流路 64c,164c 噴射口
Claims (3)
- 内視鏡の挿入部の先端硬質部に、対物光学系が臨む観察窓に向けて洗浄用流体を供給する観察窓洗浄装置において、
前記先端硬質部に穿設した流体通路と、
この流体通路に接続した噴射ノズルとを備え、
前記噴射ノズルは、前記流体通路に連通する連通孔と、この連通孔からの洗浄用流体をほぼ直角方向に向けるように、前記先端硬質部の表面にトンネル状に形成した噴射通路部と、前記観察窓に向けて流体を噴射する所定幅の噴射口とから構成され、
前記連通孔は前記対物光学系の光軸方向に向けられ、また前記噴射通路部のうち、前記噴射口から所定の長さ分は流路の幅方向における中心線が前記観察窓による観察中心とほぼ一致する整流流路となし、この整流流路と前記連通孔との間には流路の方向を変える方向転換流路とする
構成としたことを特徴とする内視鏡の観察窓洗浄装置。 - 前記整流流路は所定幅を有する直線状または前記噴射口側に向けて左右に拡開する流路のいずれかであり、前記方向転換流路は曲線的な曲げ流路であることを特徴とする請求項1記載の内視鏡の観察窓洗浄装置。
- 前記対物光学系を構成する一部のレンズは、遠隔操作により光軸方向に移動可能な可動レンズとなし、この可動レンズを駆動する駆動手段を前記挿入部内に設け、前記噴射ノズルの整流流路は、前記駆動手段の延長線上の位置に配置し、前記方向転換流路は、この駆動手段を避け、かつ前記先端硬質部の先端面に設けた他の部材を避けた位置に配置した流体通路に接続するように流路を迂回させるようにしたものであることを特徴とする請求項1記載の内視鏡の観察窓洗浄装置。
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