JP2000279370A - 内視鏡の観察窓洗浄装置 - Google Patents

内視鏡の観察窓洗浄装置

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JP2000279370A
JP2000279370A JP11091796A JP9179699A JP2000279370A JP 2000279370 A JP2000279370 A JP 2000279370A JP 11091796 A JP11091796 A JP 11091796A JP 9179699 A JP9179699 A JP 9179699A JP 2000279370 A JP2000279370 A JP 2000279370A
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distal end
nozzle
observation window
cap
passage
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Hirotaka Kawano
裕隆 川野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップにノズルを一体に設けて、このキャ
ップの周胴部におけるノズルと対向する位置に負圧吸引
力が作用する排出口を形成して、極めて簡単な構成でノ
ズルを形成でき、かつ先端構成部における各部材の配置
関係に全く影響されずに、レンズ面に付着した水滴を確
実に除去できるようにする。 【解決手段】 先端構成部2に着脱可能に装着されるキ
ャップ30はゴム等の弾性部材からなり、先端構成部2
の先端部本体4の周囲に止着される周胴部31と、洗浄
用流体を噴出させるためのノズル32とを一体的に設け
たものであり、周胴部31と先端部本体4との間には、
ノズル32と観察窓11に装着したレンズ面20を挟ん
だ反対側の位置に開口する排出口37が開口しており、
この排出口37は液体排出通路38及び連通路39を介
して、吸引通路として機能する処置具挿通チャンネル1
8に連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用等として用
いられる内視鏡において、その挿入部に設けた観察窓に
汚物等が付着した時に、この観察窓を洗浄する内視鏡の
観察窓洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、一般に、本体操作部に体腔内
等への挿入部を連設し、また本体操作部から光源装置等
に接続するためのユニバーサルコードを引き出すことに
より大略構成される。挿入部は、本体操作部への連設部
から大半の長さは任意の方向に曲がる軟性部で、この軟
性部の先端にアングル部を連設し、またアングル部の先
端には先端構成部が連設される。内視鏡観察機構は先端
構成部に設けられており、この観察機構は、暗所である
体腔内を照明するための照明手段と、この照明手段によ
る照明下で体腔内を観察する観察手段とから構成され
る。照明手段は、先端構成部の先端面に設けた照明窓に
装着した照明用レンズと、この照明用レンズに対面する
位置に出射端が臨むライトガイドから構成される。ま
た、観察手段は、照明窓に近接した位置に配置した観察
窓に臨む対物光学系と、この対物光学系の結像位置に配
置した固体撮像素子(またはイメージガイド)を備える
構成としている。
【0003】挿入部が挿入される体腔内には体液等が存
在しており、この体液その他の汚損物が観察窓に付着す
ると、観察視野が阻害される。このために、内視鏡に
は、通常、観察窓の洗浄機構が設けられる。この観察窓
の洗浄は、まず洗浄液、通常は洗浄水を観察窓に供給し
て汚損物を洗い流し、次いで観察窓に付着する水滴を除
去するために、加圧エアを観察窓に吹き付ける。従っ
て、観察窓の洗浄機構としては、送気流路と送水流路と
を備え、これら送気流路及び送水流路はそれぞれ独立
に、または途中で合流して単一の送気送水流路とした上
で、挿入部における先端構成部にまで導くようにする。
観察窓には、対物光学系を構成するレンズまたはカバー
ガラスが装着されており、洗浄水及び加圧エアからなる
洗浄用流体はこのレンズまたはカバーガラスの表面、つ
まりレンズ面に沿って噴出させることになる。このため
に、観察窓の洗浄は、具体的にはこのレンズ面に付着し
た汚損物を洗浄により除去するものである。
【0004】ここで、送気流路及び送水流路を個別に設
けるにしろ、また送気送水流路として構成するにしろ、
洗浄用流体は挿入部内では、挿入部の軸線方向に向けて
流れることになる。観察窓におけるレンズ面は、先端構
成部における先端面と平行に配置されているので、その
流路を概略90°曲げなければ、レンズ面に向けて洗浄
用流体を噴射できない。そこで、レンズ面洗浄を行うた
めに、先端構成部の先端面にノズルを装着する構成とす
るのが一般的である。ノズルは先端構成部の先端面から
突出して設けられ、この先端面に開口する送気流路及び
送水流路、また送気送水流路の開口位置をほぼ完全に覆
う部材である。また、このノズルの噴出口は細いスリッ
ト状となし、この噴出口をレンズ面の方向に向ける。そ
して、この噴出口から噴出する洗浄用流体は先端構成部
の先端面に沿って流れるようになる。このように、ノズ
ルは洗浄用流体の方向転換を行わせるものであって、流
体の方向転換部には流体圧が直接作用すること等から、
このノズルを安定的に保持し、体腔内で脱落しないよう
にするために、先端構成部に固定的に保持させるように
構成しなければならない。
【0005】ところで、内視鏡は体腔内に挿入されるこ
とから、二次感染の防止等の観点から、使用の都度洗浄
する必要がある。送気流路及び送水流路や、送気送水流
路を構成する通路の内部に対しても完全に洗浄しなけれ
ばならない。流路の洗浄はブラシを挿入することにより
行えるが、前述したように、これらの通路の開口がノズ
ルで覆われていると、このノズルを取り外さなければブ
ラシを挿入して洗浄できないことになる。このために、
流路洗浄作業が極めて面倒になるという問題点がある。
【0006】以上の点を考慮して、例えば特開平8−1
40923号公報には、挿入部における先端構成部に先
端キャップを着脱可能に装着し、この先端キャップと一
体的にノズルを設ける構成としたものが開示されてい
る。ここで、この公知のノズルを一体に設けた先端キャ
ップとしては、先端構成部に容易に着脱でき、かつ装着
時には脱落しないように固定される構成としている。ま
た、先端キャップを装着した時には、ノズルから噴出す
る洗浄用流体、特に加圧エアは正確にレンズ面に向くよ
うに指向させなければならない。そこで、先端キャップ
において、その先端構成部への着脱の容易性及び装着時
の安定性の観点から、先端構成部を囲繞する周胴部をゴ
ム材料で構成し、またこのゴム材料の周胴部に連設した
ノズルの部分は洗浄用流体の指向性を良好にするため
に、形状安定性の観点から硬質のプラスチック材で形成
する構成としている。
【0007】また、実公平6−41530号公報には、
挿入部における先端構成部に透明なプラスチック材料か
らなるフードを装着し、このフードに洗浄用流体の供給
通路の開口部分を覆い、洗浄用流体をレンズ面に向けて
噴出させるノズルを一体に設ける構成としたものが開示
されている。しかも、先端構成部におけるレンズ面を挟
んだノズルの噴出口とは反対側の位置に吸引口を形成す
ると共に、ノズルからレンズ面を経て吸引口に至る凹溝
を形成する構成としている。これによって、ノズルから
洗浄用流体を噴出させた時に、それと同時に吸引口から
吸引を行うことによって、この洗浄用流体が凹溝を流れ
て、レンズ面に確実に供給され、その後に確実に吸引口
から排出できるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、ノズル
を先端構成部に着脱可能に装着する構成とすると、この
ノズルを先端構成部から脱着させることによって、洗浄
用流体の供給流路の洗浄を容易に行えるようになる。し
かしながら、特開平8−140923号公報に示されて
いるノズル一体型のキャップにあっては、形状安定性を
有するノズルから噴出した洗浄用流体は正確にレンズ面
に向けて供給できるので、洗浄を効率的に行うことがで
き、かつ周胴部はゴムで形成されているので、先端構成
部に容易に装着でき、かつ装着状態で固定的に保持でき
る。しかしながら、このキャップは材質の異なる2部材
を一体化しなければならないことから、製造が極めて困
難になり、かつ高価なものとなってしまう。
【0009】一方、実公平6−41530号公報に示さ
れているノズル一体型のフードについては、ノズルから
洗浄用流体を噴出させるだけでなく、レンズ面を通過し
た洗浄用流体を吸引口からの吸引力で排出を促進するよ
うにしているので、レンズ面の洗浄効果、特に洗浄水の
供給によりレンズ面に付着する水滴等の除去を効率的に
行える。しかしながら、先端構成部の先端面において、
ノズルとレンズ面と吸引口とを概略一直線に配置しなけ
ればならず、このために各部材の配置が著しく限定され
ることになり、内視鏡の挿入部にとって極めて重要な細
径化を図る上で著しい制約を受ける等といった問題点が
ある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、極めて簡単な構成で
ノズルを形成でき、かつ先端構成部における各部材の配
置関係に全く影響されずに、レンズ面に付着した水滴を
確実に除去できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、少なくとも照明窓,観察窓,吸引通
路及び洗浄用流体の供給通路を形成した挿入部の先端構
成部に着脱可能に装着される弾性部材からなり、前記先
端構成部の外周を囲繞し、しかもこの先端構成部の先端
面から所定長さ突出する周胴部と、前記供給通路からの
洗浄用流体を前記観察窓に向けるように方向転換させて
噴出させる噴出口を形成したノズルとを一体に設けたキ
ャップと、前記先端構成部の外周面と前記キャップの周
胴部との間に形成され、このノズルの噴出口と対向する
位置に所定の角度分だけ開口する排出口、及びこの排出
口に連通する排出通路と、前記先端構成部の外周面に設
けられ、前記排出通路と前記吸引通路とを連通させる連
通路とから構成したことをその特徴とするものである。
【0012】ここで、送水通路と送気通路とを合流させ
て、単一の送気送水通路として先端構成部の先端面に開
口させるようにしても良いが、洗浄の容易性等の観点か
らは、通路の分岐部等をなくす方が望ましい。このため
には、送水通路と送気通路とを別々に設ける。また、先
端構成部の先端面に凹部を形成して、この凹部内にそれ
ぞれ送気口及び送水口として開口させ、キャップに連設
したノズルをこの凹部に嵌合させて設け、またこのノズ
ルには、それぞれ送気口に通じる加圧エア噴出口と、送
水口に通じる洗浄水噴出口とを設ける構成とすることが
できる。さらに、排出口はノズルの加圧エア噴出口から
の加圧エアの噴出角度とほぼ一致する角度分乃至それ以
上の角度にわたって形成するのが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。まず、図1に内
視鏡の挿入部1における先端部分の構成を示す。同図か
ら明らかなように、挿入部1の最先端部は先端構成部2
であって、この先端構成部2にはアングル部3が連設さ
れており、先端構成部2を所望の方向に向けるために、
このアングル部3を遠隔操作で湾曲させるようにしてい
る。
【0014】先端構成部2は、加工性に優れ、かつ高い
強度を有する金属または硬質プラスチックからなる先端
部本体4を有し、この先端部本体4には複数の透孔が形
成され、これら各透孔には種々の部材が装着されてい
る。図2に先端構成部2の先端面を示す。同図から明ら
かなように、先端構成部2の先端面には左右一対の照明
窓10,10が設けられ、これら両照明窓10,10間
の位置には観察窓11が設けられている。ここで、観察
窓11は先端構成部2の先端面における概略中心位置に
配置するのが望ましい。図1から明らかなように、観察
窓11には対物光学系を構成する鏡胴12が装着され、
この対物光学系の結像位置には固体撮像素子13が設け
られている。そして、固体撮像素子13の基板13aか
らはケーブル14が引き出されている。また、照明窓に
は照明用レンズ15が臨んでおり、この照明用レンズ1
5に対面するようにライトガイド16の出射端が臨んで
いる。さらに、先端構成部2の先端面には、鉗子その他
の処置具を導出するための処置具導出部17を開口させ
ており、この処置具導出部17には処置具挿通チャンネ
ル18が接続パイプ19を介して接続されている。ここ
で、処置具挿通チャンネル18には、前述したように、
鉗子その他の処置具を導出させて、適宜の処置を施すこ
とができるだけでなく、体液等を吸引するための吸引通
路としても利用される。
【0015】ここで、観察窓11には、対物光学系を構
成するレンズまたはカバーガラスが臨んでおり、その表
面20(以下、レンズ面20という)に体液その他の汚
損物が付着すると、十分な観察視野が得られなくなって
しまう。このために、内視鏡には観察窓洗浄装置を備え
ている。この観察窓11の洗浄、つまりレンズ面の洗浄
は、洗浄水と加圧エアとをレンズ面20に供給すること
により行われる。即ち、レンズ面20に汚損物が付着す
ると、まず洗浄水をレンズ面20に噴出させて、汚損物
を洗い流す。そして、洗浄水を噴出させた結果、レンズ
面20に付着する水滴を除去するために、加圧エアをレ
ンズ面20に向けて噴出させる。このために、図3に示
したように、送水チューブ21と送気チューブ22とを
挿入部1に装着して、これら送水チューブ21及び送気
チューブ22を先端部本体4に形成した送水通路23及
び送気通路24にそれぞれ連結パイプ25,26を介し
て接続する。また、これら送水通路23及び送気通路2
4は、先端部本体4の先端面に形成したノズル装着用凹
部27の底面にそれぞれ送水口23a,送気口24aと
して開口させている。
【0016】送水チューブ21から送水通路23にかけ
ての送水流路、及び送気チューブ22から送気通路24
に至る送気流路は挿入部1の前方、つまり挿入部1の軸
線方向に向いているので、これら洗浄水及び加圧エアか
らなる洗浄用流体をレンズ面20に向けるためには、ほ
ぼ90°方向転換を行わせなければならない。このため
に、先端構成部2にはキャップ30を装着して、このキ
ャップ30に洗浄用流体を方向転換させて、レンズ面2
0に向けて噴出させるノズルの機能を発揮させるように
構成している。従って、キャップ30は、図4乃至図7
に示したように構成され、その全体は好ましくはゴム等
の弾性部材からなり、先端構成部2の先端部本体4の周
囲に止着される概略円環状の周胴部31と、洗浄用流体
を噴出させるためのノズル32とを一体的に設けたもの
である。
【0017】周胴部31は所定の厚み寸法を有し、先端
構成部2における先端部本体4に嵌合されて、この先端
部本体4において、照明窓10,観察窓11等を設けた
先端面から所定の長さだけ突出している。周胴部31に
連設したノズル32は、ノズル本体32aと天板部32
bとから構成され、この天板部32bは周胴部31の先
端から所定の角度分だけ半径方向の内向きに延在させて
おり、またノズル本体32aは周胴部31と平行な方向
に延在させたもので構成される。ノズル本体32aに
は、その軸線方向に向けて一対の凹溝が形成されてお
り、この凹溝は天板部32aに至り、この天板部32b
の内面に沿うようにして、この天板部32bの内側端に
開口している。そして、キャップ30を先端構成部2に
装着した時には、ノズル本体32aは先端部本体4に設
けたノズル装着用凹部27に挿嵌される。そして、ノズ
ル本体32aの外周面に上下2箇所に係合突起32cを
形成することによって、ノズル装着用凹部27に嵌合さ
せた時における固定性が良好になるようにしている。
【0018】而して、キャップ30の装着時において、
ノズル32を構成するノズル本体32aから天板部32
bにかけて設けた凹溝は先端部本体4に設けたノズル装
着用凹部27の周壁と先端面との間で洗浄用流体の流通
路33,34となるものであり、これら両流通路33,
34はノズル本体32aから天板部32bへの移行部に
おいては概略90°乃至それより僅かに鋭角な方向に方
向転換されるようになっている。流通路33は、送水通
路23に通じる送水用の流通路であり、従って天板部3
2bの端部において開口する部位は洗浄水噴出口33a
であり、また流通路34は送気通路24に通じる送気用
の流通路であり、天板部32bの端部には加圧エア噴出
口34aである。そして、これら洗浄水噴出口33a及
び加圧エア噴出口34aは概略スリット状に形成されて
おり、それぞれ観察窓11に向くように指向させてい
る。ここで、ノズル32は観察窓11における観察視野
がけられない位置であって、しかもできるだけ観察窓1
1に近接した位置に配置する。また、ノズル32を観察
窓11に近づけるために、天板部32bの外面は噴出口
33a,34aを形成した側が最も薄肉となし、観察窓
11から遠ざかる方向に向けて斜め上方に立ち上がる傾
斜面となっている。
【0019】キャップ30は、その周胴部31が先端構
成部2の先端面から所定の長さだけ突出した状態に嵌合
され、しかも着脱可能となっており、かつ装着時にはキ
ャップ30は安定的に保持され、みだりに脱落しないよ
うに保持する構成となっている。このために、先端部本
体4の基端側、つまりアングル部3への連結側を大径部
4aとなし、また先端側を小径部4bとしており、キャ
ップ30の周胴部31はこの小径部4bに嵌合される。
そして、キャップ30が装着された状態で、挿入部1の
先端部分に実質的に段差が生じないようにするために、
キャップ30における周胴部31は小径部4bに嵌合さ
れるものであり、その厚み寸法は、大径部4aと小径部
4bとの径差とほぼ一致させている。また、先端部本体
4の小径部4bには、その中間部分に、複数箇所、例え
ば4箇所に半径方向外方に向けて張り出すようにストッ
パ部5が設けられている。そして、周胴部31の内面に
は、ストッパ部5が嵌合する円環状の係止溝35が、ス
トッパ部5の突出形状に対応する雌形の形状となってい
る。
【0020】周胴部31は先端部本体4の先端面から所
定の高さだけ突出しており、この突出部はノズル32を
連設した部分を含む所定角度分だけは内側への回り込み
部31aが形成されており、キャップ30を先端部本体
4に装着した時には、この回り込み部31aは先端部本
体4の外周面から先端面への移行部に密着することにな
る。また、ノズル32を設けた部位に対向する位置に
は、回り込み部31aを欠落させて切欠部31bとして
いる。この切欠部31bにおける内面は、従って先端部
本体4の外周面及び先端面とは所定の間隔だけ離間する
ことになる。さらに、周胴部31における係止溝35を
形成した部分と回り込み部31aとの間の位置には所定
角度分だけ円弧状凹溝36が形成されており、この円弧
状凹溝36は切欠部31bと一部オーバーラップしてい
る。
【0021】この結果、キャップ31の周胴部31は先
端部本体4の先端面の全周を覆う周壁となっている。そ
して、図8に示したように、ノズル32の装着部を含む
所定の範囲は回り込み部31aを含めて先端部本体4と
密着している。また、ノズル32と対向する位置には、
図9に示したように、切欠部31bにより区画形成され
る排出口37が形成され、また周胴部31の内面に形成
した円弧状凹溝36により、それと先端部本体4の側面
との間に、この排出口37に通じる液体排出通路38が
形成される。そして、図10に示したように、円弧状凹
溝36における切欠部31bからなる排出口37の端部
位置からは液体排出通路38はトンネル状になり、また
先端部本体4の外周面には、処置具導出部17に通じる
連通路39が穿設されており、この連通路39は液体排
出通路38と通じている。これによって、先端部本体4
において、キャップ31の周胴部31により形成される
周壁の内部においては、ノズル32に対向する位置にお
ける排出口37から先端部本体4の外周面を所定角度分
だけ回り込むように形成した液体排出通路38を通り、
さらに連通路39から処置具導出部17に至る液体排出
用の流路が形成される。なお、先端構成部2に独立の吸
引通路を設けている場合には、連通路39はこの吸引通
路に開口させる。
【0022】以上のように構成することによって、挿入
部1を体腔内に挿入した状態で、観察窓11に装着した
レンズ面20が体液等の汚損物で汚損された時に、この
汚損物を有効に除去して、観察視野を良好に保つことが
できる。図示は省略するが、周知のように、挿入部1に
連設した本体操作部には送気送水バルブが設けられてお
り、この送気送水バルブを操作することによって、レン
ズ面20に向けて洗浄水を噴出させ、またその後に加圧
エアを噴出させる。このためには、挿入部1を体内に挿
入する前の段階でキャップ30を先端構成部2に装着す
る。
【0023】キャップ30は、その周胴部31が先端構
成部2における先端部本体4の小径部4bに嵌合され
て、その係止溝35をストッパ部5に係合させる。ここ
で、キャップ30は、その全体が弾性部材で形成されて
いるので、周胴部31を拡開させることにより容易に装
着でき、しかも装着状態では極めて安定した状態に固定
される。そして、このキャップ30の装着時には、ノズ
ル32のノズル本体32aをノズル装着用凹部27に嵌
合させることによって、ノズル32の方向性を正確に設
定できる。その結果、ノズル32に形成した洗浄水噴出
口33a及び加圧エア噴出口34aは共にレンズ面20
に向けられる。また、これら洗浄水噴出口33a及び加
圧エア噴出口34aのレンズ面20を挟んだ反対側の位
置には排出口37が開口する状態となる。
【0024】そこで、挿入部1を体腔内に挿入して、体
腔内の観察を行っている間において、レンズ面20の洗
浄を行うには、送気送水バルブを操作して、まず洗浄水
を供給する。洗浄水は送水チューブ21から送水通路2
3を経てノズル32に設けた流通路33に供給され、こ
の流通路33内で挿入部1の軸線方向から概略90°方
向転換して、洗浄水噴出口33aから噴出する。この結
果、洗浄水は洗浄水噴出口33aから所定の液圧で噴出
して、レンズ面20の表面に沿って流れることになり、
これによってレンズ面20に付着する汚損物が洗い流さ
れる。次に、洗浄水の供給を断って、送気チューブ22
から送気通路24を介して加圧エアを流通路34に供給
する。これによって、加圧エア噴出口34aから加圧エ
アがレンズ面20に向けて噴出される。その結果、レン
ズ面20に付着している洗浄水の水滴等が除去されて、
レンズ面20は完全に清浄な状態になる。
【0025】ここで、洗浄用流体を噴出させる洗浄水噴
出口33a及び加圧エア噴出口34aはレンズ面20に
向けて開口しているが、ノズル32を含むキャップ30
全体は、先端構成部2への着脱の容易性を考慮して、弾
性部材で構成されている関係から、必ずしもこれらの噴
出口33a,34aの開口形状が一定しない。洗浄水は
洗浄水噴出口33aから噴出した後に左右に広がりなが
ら進行することから、確実にレンズ面20上を通過す
る。従って、汚損物の除去は可能である。しかしなが
ら、加圧エアは単にレンズ面20を通過すれば良いので
はなく、水滴等を押し出すだけの圧力を作用させる必要
がある。加圧エアの圧力を高くしたとしても、加圧エア
噴出口34aの形状によっては必ずしも十分な圧力をレ
ンズ面20に作用させることができない場合がある。
【0026】以上のことから、遅くとも加圧エア噴出口
34aから加圧エアを噴出させる際に、また好ましくは
洗浄水噴出口33aから洗浄水を噴出した以後に、処置
具挿通チャンネル18内に負圧吸引力を作用させる。こ
こで、処置具挿通チャンネル18には連通路39及び液
体排出通路38を介して排出口37と連通しているの
で、処置具挿通チャンネル18に作用する負圧吸引力が
この排出口37を介して先端構成部2の先端面に作用す
る。そして、排出口37は加圧エア噴出口34aと対向
する位置に配置されているので、加圧エア噴出口34a
から噴出した加圧エアは、排出口37側に生じる負圧に
よりその間の差圧が大きくなる。従って、加圧エアはレ
ンズ面20に沿って円滑に流れ、レンズ面20の表面に
付着している水滴等が加圧エアの噴出圧と排出口34a
からの負圧吸引力の作用によって確実に除去できる。さ
らに、キャップ30における周胴部31は先端構成部2
の先端面より突出しており、この周胴部31の内部に液
体等は負圧吸引力によって除去できる。従って、先端部
構成部2の先端面は、レンズ面20に付着すると視野が
阻害されるおそれのある液体等が存在しない状態に常時
保持できるようになり、洗浄後にレンズ面20が再汚損
されるおそれはない。
【0027】以上のように、周胴部31とノズル32と
からなるキャップ30を確実に先端構成部2に着脱可能
に固定し、かつ固定状態で安定させるために、キャップ
30の全体を弾性部材で構成することによって、一体成
形が可能になり、安価に製造できるので、使用の都度使
い捨てが可能になり、かつ先端構成部2への着脱も容易
であるから、洗浄流体の供給通路の洗浄も容易になる。
そして、このようにノズル32を弾性部材で形成してい
るが、洗浄用流体を噴出させる際に、この噴出部に対し
て、レンズ面20を挟んだ反対側の位置で吸引している
ので、洗浄用流体は確実にレンズ面20を通過するよう
に方向付けられ、特に加圧エアによるレンズ面20に付
着する水滴等に対する押し出し力を大きくできるので、
レンズ面20の洗浄をより確実に、かつより完全に行え
る。さらに、処置具挿通チャンネル18を洗浄用流体の
吸引を行うための流路として利用しているが、処置具挿
通チャンネル18には連通路39及び液体排出通路38
を介して排出口37と連通しており、しかも液体排出通
路38は先端部本体4の外周部を回り込むようになって
いるので、処置具挿通導出部17の位置はノズル32及
びレンズ面20の位置に制約を受けることがなくなり、
従って挿入部1の細径化を図る上で、また処置具の操作
にとって最も有利な位置に処置具導出部17を開口させ
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、極
めて簡単な構成でノズルを形成でき、かつ先端構成部に
おける各部材の配置関係に全く影響されずに、レンズ面
に付着した水滴を確実に除去できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す挿入部の先端部分
の断面図である。
【図2】図1の挿入部の先端面を示す外観図である。
【図3】図2のA−A位置での断面図である。
【図4】キャップの平面図である。
【図5】キャップの底面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】図4のC−C断面図である。
【図8】図2のD−D断面図である。
【図9】図2のE−E断面図である。
【図10】図2のF−F断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 2 先端構成部 4 先端部本体 5 ストッパ部 10 照明窓 11 観察窓 17 処置具導出部 18 処置具挿通チャ
ンネル 20 レンズ面 21 送水チューブ 22 送気チューブ 23 送水通路 24 送気通路 27 ノズル装着用凹
部 30 キャップ 31 周胴部 31a 回り込み部 31b 切欠部 32 ノズル 32a ノズル本体 32b 天板部 33,34 流通路 33a 洗浄水噴出口 34a 加圧エア噴出
口 35 係止溝 36 円弧状凹溝 38 液体排出通路 39 連通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも照明窓,観察窓,吸引通路及
    び洗浄用流体の供給通路を形成した挿入部の先端構成部
    に着脱可能に装着される弾性部材からなり、前記先端構
    成部の外周を囲繞し、しかもこの先端構成部の先端面か
    ら所定長さ突出する周胴部と、前記供給通路からの洗浄
    用流体を前記観察窓に向けるように方向転換させて噴出
    させる噴出口を形成したノズルとを一体に設けたキャッ
    プと、前記先端構成部の外周面と前記キャップの周胴部
    との間に形成され、このノズルの噴出口と対向する位置
    に所定の角度分だけ開口する排出口、及びこの排出口に
    連通する排出通路と、前記先端構成部の外周面に設けら
    れ、前記排出通路と前記吸引通路とを連通させる連通路
    とから構成したことを特徴とする内視鏡の観察窓洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 前記先端構成部の先端面に凹部を形成
    し、前記供給通路はこの凹部内にそれぞれ送水口及び送
    気口として開口させる構成となし、前記キャップのノズ
    ルは、この凹部に嵌合させて設けられるものであり、ま
    たこのノズルに前記送水口に通じる洗浄水噴出口と前記
    送気口に通じる加圧エア噴出口とを設ける構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の内視鏡の観察窓洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 前記排出口は、少なくとも前記ノズルの
    加圧エア噴出口からの加圧エアの噴出角度とほぼ一致す
    る角度分だけ形成する構成としたことを特徴とする請求
    項2記載の内視鏡の観察窓洗浄装置。
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