JPH0415202Y2 - - Google Patents

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JPH0415202Y2
JPH0415202Y2 JP1987145519U JP14551987U JPH0415202Y2 JP H0415202 Y2 JPH0415202 Y2 JP H0415202Y2 JP 1987145519 U JP1987145519 U JP 1987145519U JP 14551987 U JP14551987 U JP 14551987U JP H0415202 Y2 JPH0415202 Y2 JP H0415202Y2
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port
suction port
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JP1987145519U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、狭い機械の内部や生体体腔内に挿
入部先端側を挿入し、それらの内部を観察するこ
とのできる内視鏡に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、人が入り込むことができない狭い機
械の内部や生体体腔内等に挿入部を挿入し、それ
ら内部を観察したり或いはそれら内部の各種処置
を行うことができる内視鏡が各種開発されてい
る。
この内視鏡は、例えば生体観察用等として使用
されるものの場合、可撓性を有する細長い挿入部
先端側の処置面上に、体腔内を照射するための照
明窓と、この照明された体腔内を観察するための
観察窓と、挿入部を体内に挿入する際にこの観察
窓が汚損した場合これに洗浄水を噴射して洗浄す
る送水口と、体腔内の観察部位を洗浄すると共に
これら体腔内に送り出した洗浄水を吸引し体外に
除去する吸引口を兼用した鉗子口等とを備えてい
る。
〔解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成の内視鏡にあつ
ては、例えば観察窓洗浄のため送水口から観察窓
に洗浄水を噴射し、その後この洗浄水を吸引口か
ら吸引除去しようとする際に、その洗浄水が観察
窓に対して表面張力を起こし強く付着しているよ
うなときには、十分な水切り動作を行うことがで
きず、確実な観察作業が行えない虞れがある。
そこで、この考案は、従来の欠点に鑑み、吸引
力を高めて観察窓に付着する洗浄水の確実な水切
り除去を行うことができる内視鏡を提供すること
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕 即ち、この考案の内視鏡は、挿入部先端側を被
挿入体内に挿入し、その挿入部先端側の処置面上
に設けた照明窓から前記被挿入体内に向けて照明
光を照明し、観察窓を介して、その被挿入体内部
の観察を行えるように構成されていると共に、前
記観察窓に向けて洗浄液を噴射する窓洗浄用送水
口を設け、かつ、吸引手段が接続される挿入部基
端側の操作口と連通する主吸引口を上記処置面上
に設けた内視鏡において、上記処置面上の観察窓
に関して窓洗浄用送水口と反対側に、被挿入体内
壁に向けて洗浄液を噴射するとともに、上記窓洗
浄用送水口から噴射される洗浄液を吸引し外部に
除去するための噴射兼吸引口を少なくとも前記主
吸引口よりも小径に形成して被挿入体に向う方向
に設け、この噴射兼吸引口と連通した挿入部基端
側の操作口に噴射手段を取付けたものである。
〔作用〕
この考案の内視鏡は、観察窓を設けた処置面上
の観察窓に関して窓洗浄用送水口とは反対側に噴
射兼吸引口を設けており、例えばその観察窓に表
面張力を起こして強く付着する洗浄水等に対して
も、強い吸引力を発生する噴射兼吸引口から強力
な吸引力によつて確実にその洗浄水を吸引除去で
きるものである。
〔実施例〕
以下この考案の実施例について添付図面を参照
しながら説明する。
第1図及び第2図はこの考案に係る内視鏡を示
すものであり、この内視鏡は、生体観察用のもの
であり、側視型のものに適用されており、挿入部
1先端側の処置面1a上に、ウオータジエツト用
噴射兼吸引口2及び主吸引口3が設けられている
と共に、傾斜した段差面1b上に送気送水口4b
が設けられている。
なお、図中符号5は照明窓、6は観察窓であ
り、これらは共に従来のものと同様の構成となつ
ている。即ち、照明窓5には図示外の光源から導
光フアイバー5aを介して送られてきた照明光を
拡散させるための凹レンズ5bが、観察窓6には
対物レンズ6aが夫々取付られている。またこの
対物レンズ6aから取り込まれた像光はプリズム
6b、導光フアイバー6cを介して図示外の接眼
レンズ側に導光されるようになつている。なお、
図中符号7は傾斜した段差面1b上に設けた照明
窓である。
噴射兼吸引口2は、被挿入体内の内壁に付着
した汚物等を洗い流したり、染料を吹き付けたり
するのと同時に、送気送水口から噴射される洗浄
液を強力に吸引し、外部へ除去するためのもので
ある。このため、この噴射兼吸引口2は、挿入部
1内に形成した通路2aを介して挿入部1基端側
の操作口2b(第3図参照)と連通されている。
また、上記操作口2bは、第3図に示す注射筒9
等を用いた噴射手段に接続でき、また通常は栓に
よつて閉塞されているものである。
主吸引口3は、鉗子や処置具等が挿入して取付
けられる鉗子口を兼用しており、この主吸引口3
にその鉗子等を挿入して使用する場合にも洗浄水
の吸引動作が可能になつている。即ち、この吸引
口3は、挿入部1内に形成した通路3aを介して
挿入部1基端側の操作口(図略)と接続されてお
り、この実施例の操作口には周知のエアーポンプ
等が接続されている。そして、第4図に示すよう
に、これら主吸引口3側の通路3aと噴射兼吸引
口2側の通路2aの間の挿入部1内には、主吸引
口3からの洗浄水の吸引に併せて噴射兼吸引口2
よりの吸引の向上を図りその流れ(図中実線で示
す)をスムースに行うため、所定の角度に分岐し
た連結管8が設けられている。即ち、この連結管
8は、通路3aから主通路2aに分岐する際のそ
の分岐角度が第3図中左方の挿入部1先端側に向
けて鋭角をなす角度βになるよう設定されてい
る。また、連通管8が主通路2aから通路3aに
分岐する際の分岐角度は、患部への洗浄水噴射の
ため噴射兼吸引口2に行けて洗浄水の流れ(図中
破線で示す)をスムースに行うため、別言すれ
ば、連結管8を通り通路3aに入り込み主吸引口
3から噴出せぬように、第3図中右方の挿入部1
基端側に行けて鋭角度αになるよう設定されてい
る。
送気送水口4は、観察窓6洗浄のためその観察
窓を構成する対物レンズ6aにむけて洗浄水を噴
射させると共に、噴射後その対物レンズ6aに付
着した洗浄水を対物レンズ6aから除去するため
空気を吹きかけるためのものであり、先端側が細
く狭まつたノズル状をなしており、対物レンズ6
aに向けて傾斜した状態で取付けられている。そ
して、この送気送水口4は、挿入部1内に設けた
連通路4aを介して挿入部1基端側の操作口(図
略)と連通されており、この操作口には周知の送
気送水装置が接続される。
従つて、この実施例の内視鏡によれば、例えば
主吸引口3に処置具を挿入してこの主吸引口3を
閉鎖した後、手許の操作ボタンを押圧操作して通
路4aを介して送水送気して対物レンズ6aの表
面を洗浄できる。また、手許の操作ボタンを操作
し吸引動作することにより、主吸引口からのみな
らずウオータジエツト用の噴射兼吸引口2からも
途中連結管8を介して強力に吸引されるため、対
物レンズ6aの表面に付着した水滴等を吸引除去
できるものである。
次に、この考案の他の実施例について第5図を
参照しながら説明する。
この実施例の内視鏡は、挿入部10先端面側に
形成した処置面10a上に複数の吸引口、即ちウ
オータジエツト用の噴射兼吸引口11と、主吸引
口12とが設けられている。なお、図中符号13
は照明窓、14は観察窓、15は送気送水口であ
り、これらは共に従来と同様のものが用いられて
いる。
噴射兼吸引口11は、観察窓14近傍に設けら
れており、より詳細には、送気送水口15から噴
射される観察窓洗浄用の洗浄水を吸引し易いよ
う、その観察窓14を挟み送気送水口15と対峙
する位置に設けられている。そして、この噴射兼
吸引口11は、先の実施例のものと同様に、挿入
部10内に設けた連通路(図略)を介して挿入部
10基端側の操作口に接続されている。
主吸引口12は、先の実施例のものと同様に、
鉗子や各種処置具等を挿入する鉗子口を兼用して
おり、周知の如くエアーポンプ等の吸引手段とを
接続している。
なお、これらの実施例にあつては、この内視鏡
を生体観察用として用いているが、例えば狭い機
械内部等の観察用等に用いることも勿論可能であ
る。
〔効果〕
以上説明してきたように、この考案に係る内視
鏡によれば、洗浄水を吸引して除去するための吸
引口として処理面上の観察窓に関して窓洗浄用送
水口とは反対側に噴射口と兼用した噴射兼吸引口
を設けており、口の狭い噴射口兼吸引口から洗浄
水を吸引して除去する際の吸引力を大幅にアツプ
させているため、例えば表面張力等によつて観察
窓に頑固に付着した洗浄水等が確実に除去でき、
換言すれば正確な観察を行うことができ、ひいて
は信頼度の高い高品質の内視鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る側視型の内視鏡を説明
するための概略要部平面図、第2図は第1図に示
すI−I矢視断面図、第3図はこの考案に係る送
気送水口に高圧力の洗浄水を噴射させるための注
射筒の接続状態を説明するための概略斜視図、第
4図はこの考案に係る内視鏡の挿入部内部の主連
通路と連通路との接続状態を説明するための概略
断面図、第5図はこの考案に係る他の実施例の内
視鏡を説明する要部斜視図である。 1,10……挿入部、1a,10a……処置
面、5,13……照明窓、6,14……観察窓、
4,15……送水口、2,11……噴射兼吸引
口、3,12……主吸引口、2a,3a……通
路、8……連結管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 挿入部先端側を被挿入体内に挿入し、その挿入
    部先端側の処置面上に設けた照明窓から前記被挿
    入体内に向けて照明光を照明し、観察窓を介し
    て、その被挿入体内部の観察を行えるように構成
    されていると共に、前記観察窓に向けて洗浄液を
    噴射する窓洗浄用送水口を設け、かつ、吸引手段
    が接続される挿入部基端側の操作口と連通する主
    吸引口を上記処置面上に設けた内視鏡において、 上記処置面上の観察窓に関して窓洗浄用送水口
    と反対側に、被挿入体内壁に向けて洗浄液を噴射
    するとともに、上記窓洗浄用送水口から噴射され
    る洗浄液を吸引し外部に除去するための噴射兼吸
    引口を少なくとも前記主吸引口よりも小径に形成
    して被挿入体に向う方向に設け、 この噴射兼吸引口と連通した挿入部基端側の操
    作口に噴射手段を取付けたことを特徴とする内視
    鏡。
JP1987145519U 1987-09-24 1987-09-24 Expired JPH0415202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987145519U JPH0415202Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987145519U JPH0415202Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6449203U JPS6449203U (ja) 1989-03-27
JPH0415202Y2 true JPH0415202Y2 (ja) 1992-04-06

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ID=31414182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987145519U Expired JPH0415202Y2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327434Y2 (ja) * 1973-05-23 1978-07-11

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Publication number Publication date
JPS6449203U (ja) 1989-03-27

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