JP7251940B2 - 斜視内視鏡 - Google Patents

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本開示は、斜視内視鏡に関する。
被観察体を斜め方向から捉えるために光軸が内視鏡軸に対し所定の傾斜角度を以て配置された対物レンズと、この対物レンズで得られる光学像をプリズムを介して撮像する撮像素子と、を備えた斜視型電子内視鏡が知られている(例えば特許文献1参照)。この斜視型電子内視鏡は、内視鏡軸に対して鋭角の挟角を有して傾斜する傾斜端面を先端面に有する。対物レンズの近傍には、照射窓から光を照射するためのライトガイドが配置される。ライトガイドは、傾斜端面において、対物レンズの傾斜側と反対側(つまり、内視鏡軸に沿って先端に突出する側)に配置される。
特開平09-122071号公報
しかしながら、従来の斜視型電子内視鏡は、ライトガイドが対物レンズの傾斜側と反対側に配置されているため、ライトガイドの十分な配索スペース(つまり、屈曲空間)を確保することができなかった。斜視型電子内視鏡は、ライトガイドの屈曲空間が十分に確保できないと、屈曲部の曲率半径が小さくなり、放射損失が大きくなる可能性が高くなり、被観察体を十分に明るく照明することが困難となる課題があった。
本開示は、上記従来の事情に鑑みて案出され、先端面に傾斜端面を有する硬性部において、カメラより後方の硬性部内空間に、ほぼ直径方向に渡る収容空間を確保できる斜視内視鏡を提供することを目的とする。
本発明は、斜視内視鏡の軸線に沿って延びる前記斜視内視鏡の先端に設けられ、前記軸線に対して前記斜視内視鏡の最先端部から前記斜視内視鏡の基端部に向かう方向に傾斜して延び、照射窓と、撮像窓とを有する傾斜端面を有する硬性部と、前記硬性部の内空間から、前記撮像窓を介して撮像するカメラと、前記硬性部の内空間から、前記照射窓を介して光を照射する光ファイバと、を備え、前記撮像窓は、前記傾斜端面において前記照明窓よりも前記最先端部の近くに配置され、前記光ファイバは、前記照明窓に固定されている固定部分と、前記斜視内視鏡の断面視点において前記固定部分から延び、かつ前記軸線に交差するように屈曲する屈曲部分と、前記屈曲部分から前記斜視内視鏡の基端部に延び、かつ前記斜視内視鏡の断面視点において前記照射窓と反対側の内径側へ延在する延在部分と、を有する、斜視内視鏡を提供する。
本開示によれば、先端面に傾斜端面を有する硬性部を有する斜視内視鏡において、カメラより後方の硬性部内空間に、ほぼ直径方向に渡る収容空間を確保することができる。
実施の形態1に係る内視鏡システムの外観例を示す斜視図 図1に示した硬性部の側面図 図2に示した硬性部の正面図 図3に示した第1の仮想線による側断面図 図3に示した第2の仮想線による側断面図 内視鏡システムのハードウェア構成例を示すブロック図
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る斜視内視鏡の構成および作用を具体的に開示した実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図1は、実施の形態1に係る内視鏡システム11の外観例を示す斜視図である。ここで用いられる用語として、水平面に載置されたビデオプロセッサ13の筐体の鉛直上方向と鉛直下方向をそれぞれ「上」、「下」と称する。また、斜視内視鏡15の先端前方側を「前(先)」と称し、ビデオプロセッサ13に接続される側を「後」と称する。
内視鏡システム11は、斜視内視鏡15と、ビデオプロセッサ13と、モニタ17とを含む構成である。斜視内視鏡15は、医療用の例えば硬性鏡または軟性鏡である。ビデオプロセッサ13は、被写体である観察対象(例えば、人体、人体内部の患部)を撮像することで得られる撮像画像(例えば、静止画、動画を含む)に対して画像処理する。モニタ17は、ビデオプロセッサ13から出力される表示用信号に従って、画像を表示する。画像処理は、例えば、色補正、階調補正、ゲイン調整を含むが、これらの処理に限定されない。
斜視内視鏡15は、観察対象を撮像する。斜視内視鏡15は、観察対象の内部に挿入されるスコープ19と、スコープ19の後端部が接続されるプラグ部21とを備える。また、スコープ19は、比較的長い可撓性を有する軟性部23と、軟性部23の先端に設けられた剛性を有する硬性部25とを含む構成である。
ビデオプロセッサ13は、筐体27を有し、撮像画像に対して画像処理を施し、画像処理後の表示信号を出力する。筐体27の前面には、プラグ部21の基端部29が挿入されるソケット部31が配置される。プラグ部21がソケット部31に挿入され、斜視内視鏡15とビデオプロセッサ13とが電気的に接続されることで、斜視内視鏡15とビデオプロセッサ13との間で電力および各種信号(例えば撮像画像信号、あるいは制御信号)の送受信が可能となる。これらの電力および各種信号は、スコープ19の内部に挿通された伝送ケーブル(図示略)を介して、プラグ部21から軟性部23に伝送される。また、硬性部25の内側に設けられたイメージセンサ33(図4参照)から出力される撮像画像信号は、伝送ケーブルを介して、プラグ部21からビデオプロセッサ13に伝送される。
ビデオプロセッサ13は、伝送ケーブルを介して伝送された撮像画像信号に対し、画像処理を施し、画像処理後の画像データを表示用信号に変換して、モニタ17に出力する。
モニタ17は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)あるいはCRT(Cathode Ray Tube)等の表示デバイスにより構成される。モニタ17は、斜視内視鏡15によって撮像された被写体の撮像画像を表示する。モニタ17は、観察対象を照明するための可視光(つまり、白色光)の照明により撮像された可視光画像と、観察対象を蛍光発光させるための励起光により発生した蛍光が撮像された蛍光画像とを表示する。
ビデオプロセッサ13の筐体27には、励起光の一例としてのIR(Infrared Ray)励起光の光源であるIR励起光源35が設けられる。斜視内視鏡15には、照明手段である導光体が内部に挿通される。斜視内視鏡15では、プラグ部21がソケット部31に挿入されることで、IR励起光源35から照射されるIR励起光が斜視内視鏡15の導光体に伝送される。
図2は、図1に示した硬性部25の側面図である。例えば円柱状に形成される硬性部25は、先端に、傾斜端面37を有する。傾斜端面37は、円柱の軸線39に鋭角の挟角αを有して傾斜する。なお、軸線39は、斜視内視鏡15の軸線でもある。実施の形態1では、硬性部25において最も被写体側の先端、つまり最先端部に、軸線直交端面41が形成される。つまり、傾斜端面37は、軸線直交端面41から後方に向かって挟角αの余角(つまり、(90-α)度)で傾斜する面となる。ここで、傾斜端面37は、軸線39に沿って先端より後退する側(具体的には、図2に矢印aで示す側)を傾斜側と称す。なお、硬性部25は、上記の軸線直交端面41が省略され、全てが傾斜端面37であってもよい。
硬性部25内には、カメラ43(図4参照)が設けられる。カメラ43は、傾斜端面37の略中央部に、光学中心軸45が略垂直に配置される。図2において、斜視内視鏡15の視野方向は、例えば光学中心軸45を軸線39に対する伏角βとした下向きとすることができる。伏角βは、例えば30度程度とすることができる。言い換えれば、傾斜端面37は、軸線直交端面41に対して伏角βに相当する角度で後方に向かって傾斜する。なお、斜視内視鏡15は、実際の運用時、管内を360度の任意角度で回転して観察が行われる。そのため、180度回転された場合には、伏角βは、仰角(an angle of elevation)となる。カメラ43は、光学中心軸45を中心に角度θの視野を有する。実施の形態1において、「視野」とは、光学系で鮮明に結像される物(体)空間の範囲を言う。
図3は、図2に示した斜視内視鏡15の硬性部25の正面図である。硬性部25の傾斜端面37には、撮像窓47が配置される。撮像窓47は、被写体からの光を入射する。撮像窓47は、傾斜端面37の略中央部において、傾斜端面37を略円形(円形を含む)に彫り込んだ凹部として形成される。この撮像窓47の底部には、レンズカバーガラス49が配置される。
斜視内視鏡15は、蛍光観察用の励起光(例えばIR励起光)を被写体の被観察領域に照射し、励起光の照射に基づいて被写体に予め投与された蛍光薬剤(例えば、ICG(Indocyanine Green))あるいは皮膚内の自家蛍光物質から発せられる蛍光を撮像し、蛍光画像を取得できる。蛍光観察では、例えば自家蛍光観察では波長405nmの光、赤外光観察では例えば波長690nm~820nmのIR励起光が用いられる。以下、実施の形態1では、蛍光観察用の励起光として、IR励起光を用いる例を説明するが、励起光はこれに限定されない。
また、硬性部25の傾斜端面37には、照射窓51が穿設される。照射窓51は、撮像窓47と同様に傾斜端面37を円形に彫り込んだ凹部として形成される。この照射窓51の底部には、照明手段である導光体(例えば光ファイバ53)の先端が配置される。光ファイバ53は、この先端が光出射端面となる。光ファイバ53は、光出射端面と反対側の基端がプラグ部21に接続される。光ファイバ53は、IR励起光源35からのIR励起光を伝送することで照射窓51からIR励起光を出射する。光ファイバ53は、カメラ43の光学中心軸45に対して傾斜側の傾斜端面37に、照明光軸55が略垂直となるように配置される。なお、光学中心軸45および照明光軸55の角度は上述の角度に限らず、傾斜端面37に対して垂直でなくてもよい。
更に、硬性部25の傾斜端面37には、照射窓57が穿設される。照射窓57は、撮像窓47と同様に傾斜端面37を円形に彫り込んだ凹部として形成される。この照射窓57の底部には、照明光軸55が略垂直に配置される自発光体(例えば、LED(Light Emitting Diode)素子)が配置される。
自発光体は、図3において、光学中心軸45と光ファイバ53の照明光軸55とを通る第1の仮想線59から平行にずれた(言い換えると、シフトした)第2の仮想線61の位置にオフセットして配置される。実施の形態1においてこの自発光体(例えばLED63)は、被写体を照明するための白色照明光を出射するが、照明光の色は特に限定されない。
従って、斜視内視鏡15では、照明手段である導光体(例えば光ファイバ53)がIR励起光源35に接続されてIR励起光を出射し、自発光体であるLED63が白色照明光を出射する。
図4は、図3に示した第1の仮想線59による側断面図である。硬性部25は、カメラ43を収容する。カメラ43は、光路を構成する複数の光学部品(例えばレンズ)を有し、被写体からの光を光路に入射させて結像する。ここでいう被写体からの光は、例えば被写体における可視光(白色光)に対する反射光、もしくは、被写体に予め投与された蛍光薬剤(例えばインドシアニンググリーン(ICG))を蛍光発光させるための励起光により励起された蛍光を含む。カメラ43は、複数の光学部品(例えばレンズ)を収容するための円筒状の鏡筒65を有する。鏡筒65の先端外周は、撮像窓47に固定される。
鏡筒65の内部には、光学部品であるレンズカバーガラス49、絞り50、第1レンズ67、スペーサ69、第2レンズ71、第3レンズ73および第4レンズ75が、先端側より順に収容される。スペーサ69は、第1レンズ67と第2レンズ71との間に挟入され、例えば斜視内視鏡15の軟性部23などの屈曲時に双方の凸曲面同士が接触することを防止する。第4レンズ75の後方には、イメージセンサ33が配置される。
実施の形態1において、イメージセンサ33は、固体撮像素子(例えばCCD(Charge Coupled Device)もしくはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)と、その撮像素子の光入射面側に撮像素子の保護用のセンサカバーガラス77とが一体に成形されたものとして構成される。
イメージセンサ33は、連結部材79の内方に嵌合されて鏡筒65と同時に連結される。これにより、イメージセンサ33は、センサ中心が光学中心軸45に位置決めされる。
イメージセンサ33の光入射面側には、第1励起光カットフィルタ81が蒸着されたフィルタ蒸着ガラスが固定される。
また、斜視内視鏡15では、第2励起光カットフィルタ83が、最も被写体側に配置される第1レンズ67よりも更に被写体側に配置される。第2励起光カットフィルタ83は、外周が例えば鏡筒65の内周に固定される。
イメージセンサ33の背面には、複数のパッドが設けられる。イメージセンサ33の背面には、可撓基板85がこのパッドを介して導通接続される。可撓基板85は、イメージセンサ33と伝送ケーブル(図示略)との間に配置される。可撓基板85には、複数本の線状導体をパターン印刷した伝送回路が形成される。可撓基板85は、伝送ケーブルに束ねられているそれぞれの電線を、この伝送回路に導通接続する。これにより、イメージセンサ33は、可撓基板85を介して伝送ケーブルと接続される。可撓基板85としては、複数の帯状薄板からなる導体を絶縁シート材で覆って、可撓性を有する帯状ケーブルに形成したFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)、可撓性を有する絶縁基板に線状導体をパターン印刷したFPC(フレキシブル・プリント・配線板)等を用いることができる。
カメラ43の下方に配置される光ファイバ53は、外周が金属パイプ87により覆われる。この金属パイプ87は、外周が更に樹脂パイプ89により覆われている。
光ファイバ53は、光出射端面が照射窓51に固定されている。光ファイバ53の光出射端面は、本実施形態の固定部分の一例である。また、光ファイバ53は、照明光軸55に沿って、照射窓51と反対側の内径側へ向けて、つまり、硬性部25の最先端部側の辺に沿って延在する(図4参照)光ファイバ53において硬性部25の最先端部側の辺に沿って延在する部分は、本実施形態の延在部分の一例である。さらに、光ファイバ53は、カメラ43より後方の硬性部内空間において、軸線39に沿う方向に曲がる屈曲部91を有する。屈曲部91は、斜視内視鏡15の断面視点において、軸線39と交差するように屈曲している(図4参照)。屈曲部91は、本実施形態の屈曲部分の一例である。
図5は、図3に示した第2の仮想線61による側断面図である。カメラ43に対してオフセットされたLED63は、傾斜端面37の背面側に配置される。LED63は、光出射端面が照射窓57の内周に、水密に嵌合される。LED63は、例えば実装回路体93に実装される。実装回路体93には、伝送ケーブルが導通接続される。
図6は、内視鏡システム11のハードウェア構成例を示すブロック図である。斜視内視鏡15は、可撓基板85に第1駆動回路95を備える。第1駆動回路95は、駆動部として動作し、イメージセンサ33の電子シャッタをオンまたはオフする。イメージセンサ33は、第1駆動回路95によって電子シャッタがオンにされた場合、撮像面に結像した光学像を光電変換することで、撮像画像信号を出力する。光電変換では、光学像の露光および画像信号の生成および読み出しが行われる。
第1励起光カットフィルタ81は、イメージセンサ33の前側(受光側)に配置され、レンズを通る光のうち、被写体で反射されたIR励起光を遮光し、IR励起光による蛍光発光の光および可視光を透過させる。
ビデオプロセッサ13は、コントローラ97、第2駆動回路99、IR励起光源35、イメージプロセッサ101、およびディスプレイプロセッサ103を備える。
コントローラ97は、斜視内視鏡15における被写体の撮像処理の動作手順を統括的に制御する。コントローラ97は、第2駆動回路99に対して発光制御し、内視鏡内の第1駆動回路95に対して駆動制御する。第2駆動回路99は、IR励起光と、LED63とを発光制御する。
第2駆動回路99は、例えば光源駆動回路であり、IR励起光源35を駆動し、撮像期間中に発光制御する。なお、IR励起光源35の発光制御について特に限定する必要はなく、IR励起光源35はIR励起光を、例えば、連続的に、間欠的にまたは単発的に発光してもよい。
この撮像期間は、観察部位を斜視内視鏡15で撮像する期間を示す。撮像期間は、例えば、内視鏡システム11が、ビデオプロセッサ13または斜視内視鏡15に設けられたスイッチをオンにするユーザ操作を受け付けてから、オフにするユーザ操作を受け付けるまでの期間である。
IR励起光源35は、レーザダイオード(LD:図示略)を有し、LDから光ファイバ53を通った690nm~820nmの波長帯域を有するレーザ光(つまり、IR励起光)を出射する。
第2駆動回路99は、LED63を駆動し、発光制御し、例えば、可視光(白色光)をパルス発光させる。LED63は、撮像期間において、例えば、可視光画像を撮像するタイミングで、可視光を被写体にパルス照射する。なお、一般に、蛍光発光の光は微弱な明るさである。一方、可視光は短いパルスでも強い光が得られる。なお、LED63の発光制御について特に限定する必要はなく、LED63は可視光を、例えば、連続的に、間欠的にまたは単発的に発光してもよい。
内視鏡システム11の第2駆動回路99は、可視光と励起光とを交互に出力する。内視鏡システム11では、可視光の照射タイミングと、励起光により発生した蛍光画像の撮像タイミングが重複しないようになされている。
イメージプロセッサ101は、イメージセンサ33から交互に出力される蛍光発光画像と可視光画像とに対して画像処理し、画像処理後の画像データを出力する。なお、イメージセンサ33内で露光制御することによって可視光と励起光との重複を回避することができる。
ディスプレイプロセッサ103は、イメージプロセッサ101から出力される画像データを、映像表示に適したNTSC(National Television System Committee)信号等の表示用信号に変換し、モニタ17に出力する。
モニタ17は、ディスプレイプロセッサ103から出力される表示用信号に従い、蛍光発光画像と可視光画像とを、例えば同一の領域に表示する。モニタ17は、可視光画像および蛍光画像を同一の画面上に、重畳または個別に表示する。これにより、ユーザは、モニタ17に表示された蛍光発光画像と可視光画像とを、同一撮像画像に重ねて、或いは個別に見ながら、観察対象を高精度に確認できる。
なお、斜視内視鏡15は、照明手段が、IR励起光を出射する自発光体であってもよい。この場合、硬性部25には、傾斜端面37に照明光軸55が略垂直に配置されて白色照明光を出射する上記と同様の自発光体(例えばLED63)が設けられる。
次に、上記した実施の形態1に係る斜視内視鏡15の作用を説明する。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15は、斜視内視鏡15の先端に設けられ、斜視内視鏡15の軸線39に鋭角の挟角を有して傾斜する傾斜端面37が形成される硬性部25を有する。また、斜視内視鏡15は、傾斜端面37に設けられた撮像窓47と、硬性部25に設けられ、撮像窓47を介して撮像するカメラ43とを有する。また、斜視内視鏡15は、傾斜端面37に設けられ、傾斜端面37において撮像窓47よりも後方に配置される照射窓51と、硬性部25に設けられ、照射窓51を介して照射する照明手段とを有する。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15では、カメラ43より後方の硬性部内空間に、ほぼ直径方向に渡る収容空間を確保することができる。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15では、カメラ43は、撮像窓47から傾斜端面37の垂直方向に配置される。また、照明手段は、照射窓51から傾斜端面37の垂直方向に配置される。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15では、照射手段はカメラ43の後方に配置されるため、照射手段を配置するための空間を確保することができる。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15では、カメラ43は、光学中心軸45が傾斜端面37に対して略垂直となるよう配置される。また、照明手段は、照明光軸55が傾斜端面37に対して略垂直となるよう配置される。また、カメラ43は、光学中心軸45が照明手段の照明光軸55に対して略平行となるように配置される。
実施の形態1に係る斜視内視鏡15では、照明手段の照明光軸55が、カメラ43の光学中心軸45よりも傾斜側(つまり、軸線39に沿って先端より後退する側)の傾斜端面37に配置される。言い換えれば、照明手段が、カメラ43よりも傾斜側の傾斜端面37に配置される。カメラ43の光学中心軸45と、照明手段の照明光軸55とは、ともに傾斜端面37に対して略垂直に配置される。従って、光学中心軸45と照明光軸55とは、ほぼ平行となり、相互に干渉せずに配置される。照明手段は、導光体である場合、傾斜端面37に略垂直な方向の延在長が、カメラ43の光学中心軸45に沿う長さよりも長くなる。このため、カメラ43の後方には、硬性部内空間の確保が容易となる。この硬性部内空間は、照明手段が導光体である場合、傾斜端面37に略垂直な方向に傾斜配置された導光体(例えば光ファイバ53)を、軸線39に沿う方向に曲げるための有効なスペースとなる。
従って、実施の形態1に係る斜視内視鏡15によれば、先端面に傾斜端面37を有する硬性部25において、カメラ43より後方の硬性部内空間に、ほぼ直径方向に渡る収容空間を確保することができる。
また、斜視内視鏡15では、照明手段は、線状の導光体により構成され、かつカメラ43より後方の硬性部内空間において軸線39に沿う方向に曲がる屈曲部91を有する。
この斜視内視鏡15では、照明手段が線状の導光体により構成される。導光体は、例えば光ファイバ53とすることができる。光ファイバ53は、1本の光ファイバ53でもよいが、例えば光ファイバ素線を複数本束ねて、その両端を棒状に一体化したファイババンドルとすることができる。ファイババンドルは、先端で束ねた複数本の光ファイバ素線を接着剤により固め、その先端を研磨して光出射端面とする。そのため、ファイババンドルは、先端近傍が硬質の棒状となる。この導光体は、光出射端面が、傾斜端面37に穿設された照明光用の照射窓51(つまり、穿孔)に接続される。言い換えれば、研磨された導光体の光出射端面は、傾斜端面37と平行となる。照明光軸55が傾斜端面37に略垂直に接続された導光体の先端近傍は、硬質であるため、所定長が傾斜端面37に垂直な方向で硬性部内空間に収容される。
ここで、硬性部25は、正面視において、例えば円形となる。硬性部25を正面視した円形において、光学中心軸45と照明光軸55を通る第1の仮想線59は、円形の直径方向となる。導光体は、この直径方向の一端側(つまり、傾斜端側)に、光出射端面が配置される。導光体は、照明光軸55が光学中心軸45とほぼ平行となり、カメラ43と干渉せずに配置されるため、傾斜端面37に略垂直な方向の延在長が、カメラ43の光学中心軸45に沿う長さよりも長くなる。そのため、導光体は、傾斜配置した先端近傍の直線長を長くとれる。
導光体は、傾斜端側に光出射端面が配置されるので、図4に示した硬性部25の側面視において、延在長が直角三角形の斜辺に相当する。この直角三角形は、高さが、硬性部25の略内径となる。
従って、斜視内視鏡15では、カメラ43の傾斜側で、かつ後方側に、硬性部25の略内径を高さとした直角三角形に囲まれる十分な配索スペース(屈曲空間105)を確保することができる。
また、従来構造に比べ、十分な屈曲空間105が確保された導光体は、硬性部内空間において、曲率半径の大きな屈曲部91を収容できる。その結果、導光体は、光導波路からの曲げによる放射損失を生じにくくした収容が可能となる。
また、斜視内視鏡15では、硬性部25には、傾斜端面37に照明光軸55が略垂直に配置される自発光体が設けられる。
この斜視内視鏡15では、硬性部25が、照明手段に加え、自発光体(例えばLED63)を有する。これにより、斜視内視鏡15は、それぞれの長所を活かした異なるタイプの照明手段を搭載できる。近年、自発光体は、十分な光強度の白色照明を出射するものが開発されている。一方、自発光体では十分な光強度が得られないIR励起光には、IR励起光源35に接続した導光体(例えば光ファイバ53)を使用できる。斜視内視鏡15は、白色照明用に自発光体を用いることで、白色照明用とIR励起光用の双方に導光体を使用した場合に比べ、コストを大幅に抑制できる。また、斜視内視鏡15は、自発光体を用いることにより、軽量化が可能となる。斜視内視鏡15は、常に医者あるいはその補助者(以下「医者等」)により把持されて施術が行われることが多い。このため、軽量化された斜視内視鏡15は、医者等の負担を軽減できる。
また、斜視内視鏡15では、自発光体は、光学中心軸45と照明手段の照明光軸55とを通る第1の仮想線59から平行にシフトした第2の仮想線61の位置にオフセットして配置される。
この斜視内視鏡15では、第1の仮想線59上に、照明手段、カメラ43、および自発光体を並べて配置する場合に比べ、自発光体が第2の仮想線61にオフセットされる分、直径方向の収容密度が緩和される。その結果、カメラ43、照明手段、自発光体の直径が特定される場合には、硬性部25の小径化が可能となる。また、逆に、硬性部25の内径が特定されている場合には、直径の大きいカメラ43、照明手段、自発光体の搭載が可能となる。
また、斜視内視鏡15では、照明手段は、IR励起光源35に接続され、被写体を蛍光発光させるための励起光(例えばIR励起光)を出射し、自発光体は被写体を広範に照明するための白色照明光を出射する。
この斜視内視鏡15では、被写体に白色照明光(可視光)を照射することにより、被写体の可視光画像が得られる。これに加え、例えば手術等の前に予め被写体内に投与された蛍光薬剤にIR励起光を照射することで、蛍光発光による例えば深層の血管情報が得られる。即ち、可視光観察と赤外光観察との双方が可能となる。
また、斜視内視鏡15では、照明手段は、被写体を蛍光発光させるための励起光(例えばIR励起光)を出射する自発光体であり、硬性部25には、傾斜端面37に照明光軸55が略垂直に配置され、被写体を広範に照明するための白色照明光を出射する自発光体が設けられる。
この斜視内視鏡15では、照明手段は、被写体を蛍光発光させるためのIR励起光を出射する自発光体となる。これに加え、被写体を広範に照明するための白色照明光を出射する自発光体も設けられる。従って、斜視内視鏡15は、IR励起光および白色照明光の双方が、異なる自発光体から出射される。この斜視内視鏡15では、導光体が不要となるので、導光体を使用した場合に比べ、コストを更に抑制できる。また、更なる軽量化が可能となる。また、更なる軽量化により、医者等の負担をより一層軽減できる。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、先端面に傾斜端面を有する硬性部において、カメラより後方の硬性部内空間に、ほぼ直径方向に渡る収容空間を確保できる斜視内視鏡として有用である。
15 斜視内視鏡
19 スコープ
25 硬性部
35 IR励起光源
37 傾斜端面
39 軸線
43 カメラ
45 光学中心軸
47 撮像窓
53 光ファイバ
55 照明光軸
57 照射窓
59 第1の仮想線
61 第2の仮想線
63 LED(自発光体)
91 屈曲部

Claims (10)

  1. 斜視内視鏡の軸線に沿って延びる前記斜視内視鏡の先端に設けられ、前記軸線に対して前記斜視内視鏡の最先端部から前記斜視内視鏡の基端部に向かう方向に傾斜して延び、照射窓と、撮像窓とを有する傾斜端面を有する硬性部と、
    前記硬性部の内空間から、前記撮像窓を介して撮像するカメラと、
    前記硬性部の内空間から、前記照射窓を介して光を照射する光ファイバと、を備え、
    前記撮像窓は、
    前記傾斜端面において前記照明窓よりも前記最先端部の近くに配置され、
    前記光ファイバは、
    前記照明窓に固定されている固定部分と、前記斜視内視鏡の断面視点において前記固定部分から延び、かつ前記軸線に交差するように屈曲する屈曲部分と、前記屈曲部分から前記斜視内視鏡の基端部に延び、かつ前記斜視内視鏡の断面視点において前記照射窓と反対側の内径側へ延在する延在部分と、を有する、
    斜視内視鏡。
  2. 前記カメラは、前記撮像窓から前記傾斜端面の垂直方向に配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  3. 前記カメラは、前記カメラの光学中心軸が前記傾斜端面に対して略垂直となるよう配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  4. 前記光ファイバは、前記照射窓から前記傾斜端面の垂直方向に配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  5. 前記光ファイバは、前記光ファイバの照明光軸が前記傾斜端面に対して略垂直となるよう配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  6. 前記カメラは、前記カメラの光学中心軸が前記光ファイバの照明光軸に対して略平行となるように配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  7. 前記カメラは、前記硬性部の内空間において、前記屈曲部分より前記最先端部の近くに配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  8. 前記硬性部に設けられている自発光体を備え、
    前記自発光体は、前記自発光体の照明光軸が前記傾斜端面に対して略垂直となるように配置される、
    請求項1に記載の斜視内視鏡。
  9. 前記自発光体は、前記カメラの光学中心軸と前記光ファイバの照明光軸とを通る第1の仮想線から平行にシフトした第2の仮想線上の位置にオフセットして配置される、
    請求項8に記載の斜視内視鏡。
  10. 前記光ファイバは、励起光源に接続され、被写体を蛍光発光させるための励起光を出射し、
    前記自発光体は、前記被写体を照明するための白色照明光を出射する、
    請求項8または9に記載の斜視内視鏡。
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