JPH10225426A - 蛍光観察装置 - Google Patents

蛍光観察装置

Info

Publication number
JPH10225426A
JPH10225426A JP9032323A JP3232397A JPH10225426A JP H10225426 A JPH10225426 A JP H10225426A JP 9032323 A JP9032323 A JP 9032323A JP 3232397 A JP3232397 A JP 3232397A JP H10225426 A JPH10225426 A JP H10225426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
fluorescence
observation
lens
white light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9032323A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kaneko
守 金子
Isami Hirao
勇実 平尾
Masahiko Iida
雅彦 飯田
Masaya Yoshihara
雅也 吉原
Sakae Takehata
栄 竹端
Hitoshi Ueno
仁士 上野
Akira Yokota
朗 横田
Shinya Matsumoto
伸也 松本
Yoshiharu Takasugi
芳治 高杉
Seiji Iwasaki
誠二 岩▲崎▼
Shigeto Magai
成人 真貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9032323A priority Critical patent/JPH10225426A/ja
Publication of JPH10225426A publication Critical patent/JPH10225426A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/04Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
    • A61B1/043Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances for fluorescence imaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単に蛍光観察を行うことができる蛍光
観察装置の提供。 【解決手段】蛍光観察装置1は光源装置3として通常観
察用キセノンラプ24と蛍光観察のための励起光発生用
のレーザ25を有し、それぞれ内視鏡2に設けた白色光
用及び励起光用ライトガイド21、22を介し、その先
端面から照明レンズ31を介して観察部位側に出射す
る。照明レンズ31は励起光用ライトガイド21の先端
面に対向する部分は白色光用ライトガイド21の先端面
に対向する凹面の部分よりも曲率が大きく白色光よりも
広く拡開して出射し、通常観察の状態で湾曲操作等の視
野を変更する操作を必要とすることなく、蛍光観察状態
に切り換えることにより通常観察の視野内の殆ど任意の
部分に対して蛍光観察できる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検部位を照射する通
常観察用光源装置及び蛍光観察用光源装置と通常観察用
撮像装置及び蛍光観察用撮像装置とを付け換えることな
く、通常内視鏡画像と蛍光内視鏡画像とを得る蛍光観察
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体からの自家蛍光や生体へ注入
した薬物の蛍光を2次元画像として検出し、その蛍光像
から生体組織の変性や癌等の疾患状態(例えば、疾患の
種類や浸潤範囲)を診断する技術が米国特許45560
57号や5042494号に示されている。
【0003】生体組織に光を照射するとその励起光より
長い波長の蛍光が発生する。生体内の蛍光物質として
は、例えばコラーゲンのNADH(ニコチンアミドアデ
ニンヌクレオチド)やFMN(フラビンモノヌクレオチ
ド),ピリジンヌクレオチド等があり、最近では、これ
らの生体内因物質と疾患との相互関係が明確になりつつ
ある。
【0004】また、HpD(ヘマトポルフィリン),P
hotofrin,ALA(δ−amino levu
linic acid)などの蛍光剤は、癌への集積性
があり、これら蛍光剤を生体内に注入することによっ
て、蛍光観察を行うことによって疾患部位を診断するこ
とができる。
【0005】このような場合、蛍光観察と共に、白色光
を利用した通常観察による診断も併用できるようにされ
ている。この従来例として例えば特開平7−22271
2号公報がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では蛍光観察を行うための光源としてレーザを使用して
おり、レーザ特有の狭い照射角のため、つまりは小さな
NAのため、照明手段よりも狭い一部の範囲のみに照射
している。
【0007】このため、白色光の照明手段で照明した視
野内の狭い一部の範囲に対してしか蛍光観察ができない
という欠点があった。
【0008】そこで、通常観察視野内に存在して観察で
きる部位でもその蛍光観察を行うためには湾曲部を湾曲
させたり、先端部を移動したりして励起光の照射範囲に
設定するなどの操作が必要になり、蛍光観察に時間がか
かり、より簡単に蛍光観察することができる装置が望ま
れる状況にあった。
【0009】(発明の目的)本発明は上記事情に鑑みて
なされたもので、より簡単に蛍光観察を行うことができ
る蛍光観察装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】白色光を伝送する白色光
用ライトガイドと、励起光を伝送する励起光用ライトガ
イドと、を有し、経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する
蛍光観察装置において、前記励起光を前記白色光よりも
拡散して照射する励起光照射手段を設けることにより、
湾曲操作等の視野の移動をあまり行わなくても通常観察
の視野の大部分の部位に対する蛍光観察が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
蛍光観察装置の全体構成を示し、図2は白色光用ライト
ガイド及び励起光用ライトガイドによる光伝送手段及び
その出射側の照明レンズの構成を示し、図3は図2のA
−A′断面を示し、図4ないし図6は照明レンズの変形
例を示す。
【0012】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の蛍光観察装置1は生体内に挿入される光学式内視鏡
(以下内視鏡と記載)2と、この内視鏡2に照明光を供
給する光源装置3と、内視鏡2に撮像アダプタ4を介し
て装着される通常TVカメラ5及び蛍光撮像カメラ6
と、通常TVカメラ5により撮像された通常観察撮像信
号を信号処理して通常画像を生成する処理を行うカメラ
コントロールユニット(CCUと略記)7と、蛍光撮像
カメラ6により撮像された蛍光撮像信号を信号処理して
蛍光画像を生成する処理を行う蛍光画像処理装置8と、
CCU7及び蛍光画像処理装置8からの画像信号が入力
され、画像表示を制御する画像表示制御装置9と、この
画像表示制御装置9により通常画像と蛍光画像とが表示
されるモニタ10と、通常観察と蛍光観察との切替及び
画像表示制御装置9の切替の操作を行うフットスイッチ
11と、蛍光画像処理装置8からの出力信号により蛍光
像撮像カメラ6内のイメージインテンシファイヤ(I.
I.で略記)12の光増幅のゲインを制御するI.I.
制御手段12と、タイミング制御を行うタイミングコン
トローラ13とを有する。
【0013】内視鏡2は細長の挿入部14とその後端の
操作部15とその後端の接眼部16と、操作部15から
延出されたライトガイドケーブル17とを有し、ライト
ガイドケーブル17の端部にはコネクタ18が設けられ
ており、光源装置3に着脱自在で接続することができ
る。
【0014】この挿入部14、操作部15、ライトガイ
ドケーブル17内には白色光と励起光をそれぞれ伝送す
る白色光用ライトガイド21及び励起光用ライトガイド
22とが励起光用ライトガイド22が中心部側となるよ
うにして挿通されている。
【0015】より具体的には、図3に示すように励起光
用ライトガイド22の周囲に白色光用ライトガイド21
が同心状に配置した状態で挿通され、コネクタ18内で
分離されてそれぞれ光入射端21a,22aになってい
る。
【0016】光源装置3内には、通常観察用照明光源と
しての例えば、光束の広がり(NA)が大きいキセノン
ランプ24と、蛍光観察用に励起光を発生する励起光発
生光源として例えば、NAが小さいHe−Cdレーザ光
を発生するレーザ25とが備えられている。なお、キセ
ノンランプ24の代わりにハロゲンランプを用いても良
い。
【0017】そして、キセノンランプ24の光は集光レ
ンズ26を介して白色光用ライトガイド21の光入射端
21aに供給される。また、レーザ25のHe−Cdレ
ーザ光は直接励起光用ライトガイド22の光入射端22
aに供給される。
【0018】本実施の形態では白色光用ライトガイド2
1は多成分系ガラスのファイバで形成したライトガイド
が採用され、励起光用ライトガイド22は低NAで高透
過率の石英ガラスのファイバで形成したライトガイドが
採用されている。なお、キセノンランプ24とレンズ2
6との間の光路中には遮光板27が待避可能に配置さ
れ、ドライバ28により駆動される。
【0019】このドライバ28はタイミングコントロー
ラ13からの制御信号により駆動が制御される。つま
り、通常観察の場合には、遮光板27は点線で示すよう
に退避した状態に設定され、蛍光観察の場合には、タイ
ミングコントローラ13は制御信号をドライバ28に送
り、ドライバ28により遮光板27は実線で示すように
キセノンランプ24の光を遮光する状態に設定される。
【0020】そして、白色光用ライトガイド21及び励
起光用ライトガイド22により伝送された光は挿入部1
4の先端部29の照明窓に固定された先端面からさらに
照明レンズ31を経て拡開して体腔内の臓器表面等の被
写体側に照射される。
【0021】この照明窓に隣接して観察窓が設けてあ
り、この観察窓には対物レンズ32が取り付けてあり、
照明された被写体からの反射光或いは励起光により励起
されて放射される蛍光は対物レンズ32によりその結像
位置に像を結ぶ。
【0022】この結像位置にはイメージガイド33の先
端面が配置され、挿入部14内等を挿通されたこのイメ
ージガイド33によりその後端面に伝送する。この後端
面に対向して接眼部16に取り付けられた接眼レンズ3
4を介して、通常観察像に対しては肉眼で拡大観察する
ことができる。
【0023】この接眼部16に撮像アダプタ4が装着さ
れた場合には、この撮像アダプタ4内には接眼レンズ3
4に対向してレンズ36が配置され、この後方に可動ミ
ラー37が配置され、この可動ミラー37で反射された
光路側にレンズ38が配置され、さらにこのレンズ38
に対向し、通常TVカメラ5の結像レンズ39を介して
CCD40に像を結ぶ。CCD40により光電変換され
た信号はCCU7に入力され、映像信号に変換された
後、画像表示制御回路9を介してモニタ10に表示され
る。
【0024】なお、可動ミラー37はドライバ41によ
り駆動される。このドライバ41はタイミングコントロ
ーラ13により制御される。つまり、通常観察の場合に
は、可動ミラー37は実線で示す状態に設定され、蛍光
観察の場合には、タイミングコントローラ13は制御信
号をドライバ28に送り、ドライバ28により可動ミラ
ー37は点線で示すように退避した状態に設定される。
【0025】また、レンズ36に対向してレンズ42が
配置され、このレンズ42に対向して蛍光撮像カメラ6
内の結像レンズ43が配置され、このレンズ43に対向
して回転フィルタ44が配置されている。
【0026】この回転フィルタ44はモータ45により
回転駆動される。回転フィルタ44には2つの開口が設
けてあり、それぞれ異なるフィルタが取り付けてある。
これらのフィルタを通した光はI.I.46に入射さ
れ、増幅された後、CCD47に像を結ぶ。
【0027】このCCD47により光電変換された信号
は蛍光画像処理装置8に入力され、映像信号に変換され
た後、画像表示制御回路9を介してモニタ10に表示さ
れる。
【0028】蛍光観察用カメラ6に配設される回転フィ
ルタ44には、480〜520nm帯域用の第1のフィ
ルタと630nm以上の帯域用の第2フィルタとが配設
されている。
【0029】このことにより、光源装置3からHe−C
dレーザ光の紫色光442nmを励起光用ライトガイド
22に導光し生体を照射して蛍光画像を観察する場合、
組織からは前記He−Cdレーザ光による紫色光442
nmより長い波長の自家蛍光が発生するので、この蛍光
を蛍光観察用カメラ6に配設されている回転フィルタ4
4の第1のフィルタと第2のフィルタとで順次撮像して
蛍光内視鏡画像を得るようにしている。
【0030】なお、図示しないが、前記紫色光の励起光
で得られる可視領域の蛍光強度は、正常部位では強く、
癌などの病変部では弱くなり、特に、480〜520n
m帯域では蛍光強度がかなり強くなることが知られてい
る。一方、第2フィルタを通した波長帯域では正常部位
と病変部とで殆ど依存性を示さない蛍光強度となりこの
蛍光強度との比率を比べることにより、正常部或いは病
変部であるかの区別がし易いようにしている。
【0031】また、蛍光観察用カメラ6に配設されてい
るI.I.46は、前記回転フィルタ44の第1のフィ
ルタ及び第2のフィルタを透過した微弱な蛍光内視鏡画
像を増強するためのものであり、図示しないファイバプ
レートの光電面に結ばれた光学像を一度電子像に変換
し、マイクロチャンネルプレート(以下MCPと略記)
を通過させることによって電子倍増を行い、蛍光面に入
射させて再び光学像に変換するものである。このI.
I.46によって電子増強された蛍光内視鏡画像はCC
D47に受光される。また、蛍光画像処理装置の出力は
I.I.制御手段12に入力され、このI.I.制御手
段12はI.I.46のゲインを制御し、適切なゲイン
にする。
【0032】本実施の形態では図2に示すように照明レ
ンズ31における励起光用ライトガイド22の光出射端
に対向する凹面部分22bの曲率半径R1を小さく(曲
率は大きく)、これに対して白色光用ライトガイド21
の光出射端に対向する凹面部分21bの曲率半径R2は
大きくなっている。
【0033】そして、点線及び細線で示すように励起光
用ライトガイド22から出射される励起光の方が、白色
光よりも拡開して被写体側に照射できるようにした励起
光出射手段を形成していることが特徴となっている。
【0034】なお、図2において、白色光用ライトガイ
ド21により伝送された白色光はその先端面から出射さ
れる場合、その一部が照明レンズ31の中央部の曲率の
大きい部分を透過して拡開されるが、励起光の場合に比
べてその割合は小さい。
【0035】例えば励起光用ライトガイド22の先端面
を前方に突出させ、照明レンズ31の中央部の凹面部分
22bに接近させる等すればこのような成分を大幅に小
さくしたり無視できる程度に小さくできる。
【0036】また、本実施の形態ではフットスイッチ1
1により通常画像の撮像と蛍光画像の撮像とを周期的に
行う状態を選択した場合にはモニタ10に表示される画
像を選択できると共に、通常画像の撮像及び観察状態
(表示状態)に設定したり蛍光画像との撮像及び観察状
態に設定したりすることができるようにしている。
【0037】例えばフットスイッチ11のモード選択ス
イッチをONすることにより通常画像の撮像と蛍光画像
の撮像とを周期的に行う状態を選択した場合には、フッ
トスイッチ11の表示選択スイッチにより通常画像の表
示と蛍光画像の表示とを選択できる。
【0038】一方、モード選択スイッチをOFFにした
場合には通常画像の撮像及び観察状態(表示状態)とな
り、さらに表示選択スイッチの操作により通常画像の撮
像及び観察状態から蛍光画像の撮像及び観察状態に選択
できるようにしている。
【0039】次に本実施の形態の作用を説明する。フッ
トスイッチ11のモード選択スイッチを操作しないOF
Fの状態ではこの蛍光観察装置1は通常観察の撮像及び
観察状態(表示状態)に設定される。この状態では光源
装置3の遮光板27は点線、撮像アダプタ4の可動ミラ
ー37は実線で示す状態に設定されている。
【0040】そして、この状態ではキセノンランプ24
の白色光が白色光用ライトガイド21を介して伝送さ
れ、内視鏡2の先端部29に取り付けられた先端面から
さらに照明レンズ31を介して観察対象部位側に出射さ
れ、その部位側を照明する。
【0041】照明された部位は対物レンズ32によって
イメージガイド33の先端面に結像され、その像は伝送
されて接眼部16側の後端面に伝送され、レンズ36等
を介してCCD39に結像される。
【0042】このCCD39により光電変換されてCC
U7に入力され、映像信号に変換された後、画像表示制
御回路9を介してモニタ10で表示される。なお、この
通常観察の場合にもレーザ25から励起光が出射されて
いるが、白色照明光に比較すると、弱い光出力となるの
で、白色光による観察には殆ど影響しない。もっとも、
レーザ25の前にさらに第2の遮光板を配置して白色照
明の状態ではこの第2の遮光板27でレーザ26の励起
光を遮光するようにしても良い。
【0043】患部等を可視光の照明の下で観察し、蛍光
診断を望む場合には、フットスイッチ11の表示選択ス
イッチを踏んで、蛍光観察(蛍光画像の撮像及び観察)
への切り替えを指示すると、タイミングコントローラ1
3は蛍光観察への制御信号を発生する。
【0044】そして、ドライバ28により遮光板27を
実線で示す状態にして白色光を遮光すると共に、ドライ
バ41により可動ミラー37を点線で示す状態に設定す
る。この状態ではレーザ25のレーザ光のみが励起光用
ライトガイド22によって伝送され、照明レンズ31の
中央付近の曲率の大きい部分を透過し、その際に白色光
の場合よりも大きく拡開して被写体側に照射される。
【0045】照射された部位では蛍光を発生し、その蛍
光は対物レンズ32によりイメージガイド33の先端面
に結像され、その後端面に伝送される。この伝送された
像の光はレンズ43等を介して回転フィルタ44の図示
しないフィルタを透過しI.I.46で増幅された後、
CCD47に結像される。
【0046】このCCD47により光電変換されて蛍光
画像処理装置8に入力され、蛍光像に対応する映像信号
に変換された後、画像表示制御回路9を介してモニタ1
0に蛍光画像が表示される。上記のように白色光よりも
拡開して照射するので、白色光による通常観察用照明の
下での観察視野の殆ど全域に励起光を照射でき、その視
野内の殆ど任意の部位に対して湾曲操作等の視野を移動
することなく、蛍光観察を行うことができる。このた
め、通常観察での視野での対比も容易にできる。
【0047】このように本実施の形態によれば、照明光
よりも励起光を広く照射する手段を設けているので、通
常観察の視野の状態で、湾曲操作等で視野を移動するこ
となく、蛍光観察状態に設定することにより、その視野
内の任意の部位に対して蛍光観察することができる。ま
た、励起光の出射手段を白色光の出射手段と同心状でそ
の中央部に設けているので、白色光による照明状態と殆
ど同様の照明ができ、照明のずれを解消できる。
【0048】図4及び図5に示す変形例のようにしても
良い。図4では励起光用ライトガイド22の先端面にマ
イクロチップレンズ51を配置し、このマイクロチップ
レンズ51により点線で示すように角φで拡開して出射
し、白色光用ライトガイド21の先端面から細線で示す
出射角θよりもより広く出射する。
【0049】図5では励起光用ライトガイド22の先端
面にディフューザレンズ(拡散レンズ)52或いはホロ
グラムレンズを配置し、このディフューザレンズ52或
いはホログラムレンズにより点線で示すように拡開して
出射し、白色光用ライトガイド21の先端面から出射さ
れる出射角よりも広く出射する。
【0050】また、図6に示すように例えば図5の前に
さらに照明レンズ53を配置しても良い。この場合に
も、白色光の照明範囲よりも広い範囲に励起光を照射す
る。従って、これらの変形例の場合でも、第1の実施の
形態と殆ど同様の作用及び効果がある。
【0051】なお、例えば第1の実施の形態において、
照明レンズ31はレーザ光が出射される部分に対向する
レンズ部分の曲率を大きくして白色光よりも拡開して出
射するように設定しているが、キセノンランプ24の白
色光の広がり角に対し、レーザ25のレーザ光の広がり
角は小さいので、(被写体側に出射される光の広がり角
が)トータルとして同じ広がり角となるように設定して
も良い。このように設定すると、励起光を余計に広がら
ないようにできるので、視野の外側を励起させるような
無駄になることもない。
【0052】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図7ないし図8は本発明の第2
の実施の形態に係り、図7(A)は先端部の構造を示
し、図7(B)は光源装置の構造を示し、図8は図7
(A)の正面図を示し、図9は図8の状態で可動部材を
回動させた状態での正面図を示す。なお、図7(A)は
図8のB−B′線断面の状態で示す。
【0053】第1の実施の形態では白色光を伝送する白
色用ライトガイド21と励起光を伝送する励起光用ライ
トガイド22とをそれぞれ設けたしたが、本実施の形態
では共通のライトガイド61を用いたものである。
【0054】本実施の形態の内視鏡は図1の内視鏡2に
おいて、白色光用ライトガイド21と励起光を伝送する
励起光用ライトガイド22の機能を兼ねる共通のライト
ガイド61とし、かつ先端部29を図7(A)に示すよ
うに先端部本体29aとこの先端部本体29aに対し、
回動自在で、対物前レンズ32aと白色光用照明レンズ
62と蛍光用照明レンズ63が取り付けられた可動部材
29bとし、この可動部材29bを回動する回動機構6
4を設けている。
【0055】白色光用照明レンズ62と蛍光用照明レン
ズ63とは凹レンズで形成され、かつ蛍光用照明レンズ
63を形成する凹レンズの焦点距離の方が白色光用照明
レンズ62の焦点距離よりも短く、従ってより拡開して
光を出射する機能を有している。
【0056】図7(A)及び図8のように、対物前レン
ズ32aは中央に配置され、その奥にイメージガイド3
3が配置され、ライトガイド61は周方向の2箇所に配
置され、また可動部材29bにおける前記2箇所のライ
トガイド61の先端面に対向する2箇所に白色光用照明
レンズ62が設けてある。
【0057】また、図8の状態から可動部材29bを図
8で矢印で示す時計回り方向に所定角度回動した場合に
は前記2箇所のライトガイド61の先端面に対向する2
箇所に励起光用照明レンズ63が設けてある。
【0058】さらに、この内視鏡にはチャンネル65が
設けてあり、このチャンネル65に対向する可動部材2
9bには円弧状の長孔66が設けてある。この長孔66
は図8の状態から所定角度回動した場合にも、長孔66
にチャンネル65の先端が開口するようにしている。
【0059】また、可動部材29bには例えば永久磁石
のピン67が先端部本体29a側の円弧状溝部に突出
し、かつ先端部本体29a側にはコイル68が配置さ
れ、コイル68に流す直流電流の向きを変更することに
より、円弧状溝に沿って可動部材29bを回動移動させ
図8或いは図9の状態に設定できるようにしている。
【0060】このコイル68はリード線を介して図示し
ないコイル駆動回路に接続され、このコイル駆動回路は
タイミングコントローラ13により制御される。つま
り、通常観察の場合には、図7(A)又は図8の状態に
設定されており、蛍光観察が選択された場合にはコイル
駆動回路を介してコイル68に逆向きの直流電流を流し
て図9の状態に設定する。
【0061】また、本実施の形態ではこの内視鏡のライ
トガイド61が挿通されたライトガイドケーブル17の
コネクタ18が接続される光源装置69は図7(B)に
示すように光源用アダプタ71と、この光源用アダプタ
71に接続される通常観察用光源装置72と励起光用光
源としてのレーザ装置73とから構成されている。な
お、ライトガイド61は操作部等少なくとも挿入部の先
端部よりも後方側で2本から1本にされている。
【0062】通常観察用光源装置72はキセノンランプ
などのランプ74とその白色光を集光するレンズ75と
を有し、このレンズ75を経た白色光はこのレンズ75
に対向するレンズ76及び可動ミラー77で反射され、
その反射光路上のレンズ78を介してライトガイド61
の光入射端に入射される。
【0063】また、レーザ装置73のレーザ光はレーザ
光ガイド79を介して伝送され、さらにレンズ80を介
してこのレンズ80に対向するレンズ78を介してライ
トガイド61の光入射端に入射される。
【0064】可動ミラー77は第1の実施の形態と同様
にドライバ28で制御される。つまり、通常観察の状態
では実線の状態に設定されており、蛍光観察が選択され
た場合にはドライバ28により点線で示す位置に回動設
定され、ランプ74の光を遮光し、かつレーザ光をライ
トガイド61に導光する。本実施の形態は第1の実施の
形態とほぼ同様に通常観察の視野の状態で観察を望む任
意の部位に対して蛍光観察状態に設定することにより、
湾曲等の視野を移動する操作を必要とすることなく蛍光
観察ができる。また、2箇所から光を照射することによ
り、より強度分布のむらを少なくできる。
【0065】(第3の実施の形態)図10は本発明の第
3の実施の形態における主要部を示す。第3の実施の形
態は第2の実施の形態において、ライトガイド61の先
端面の前に2つの光出射手段の機能を兼ねるズームレン
ズ系82が配置され、例えばその一方のレンズは圧電素
子83でその光軸方向に移動可能にしている。
【0066】そして、タイミングコントローラ13によ
り図示しない圧電素子駆動回路を介して圧電素子83を
駆動し、ズームレンズ系82による照明光を拡開して出
射する角度を変更するようにしている。
【0067】そして、通常観察の場合に対して蛍光観察
を選択した場合には、圧電素子83によりレンズを移動
してより拡開して照明光を出射する。この場合、ランプ
74による白色光をライトガイド61の先端面から出射
する際の光の広がり角に対し、レーザ光をライトガイド
61の先端面から出射する際の光の広がり角をそれ以上
に設定している。
【0068】このような構成にすることによって、通常
観察の視野の状態から蛍光観察の状態に設定することに
より、湾曲等の操作を行わなくても、視野内の大部分の
部位に対する蛍光観察が可能になる。
【0069】なお、蛍光観察の状態ではさらにズームレ
ンズ系82のレンズ状態を変更可能に設定しても良い。
そして、蛍光観察しようとする部位が視野の中央側にあ
る場合にはその部位を含む中央側に照射範囲を絞るよう
にしても良い。また、最初は全域に対して蛍光観察を行
い、より詳細に蛍光観察等を行いたい場合にはその部位
を視野の中央側に設定してその部位を含む中央側に照射
範囲を絞ることにより、蛍光入射量を大きくしてより正
確な診断を行うことができるようにしても良い。
【0070】つまり、蛍光観察の場合には励起光の照射
範囲を変更する手段を形成しても良い。
【0071】図11は変形例を示す。この変形例ではズ
ームレンズ系82の代わりに液晶レンズ85を配置し、
電池86の電圧をアナログスイッチ87を介して印加す
るようにしている。このアナログスイッチ87はタイミ
ングコントローラ13により制御される。
【0072】この変形例でも、液晶レンズ85の屈折率
を可変制御して、通常観察の場合に対して蛍光観察を選
択した場合には、より拡開して照明光を出射する。
【0073】例えば、通常観察の状態では液晶レンズ8
5に電圧を印加しない状態で、この状態では液晶レンズ
85の屈折率は小さく、出射する際の光の広がり角は小
さいが、蛍光観察の場合にはアナログスイッチ87をO
Nにして液晶レンズ85に電池86の電圧を印加するこ
とにより液晶レンズ85の屈折率を大きくし、出射する
際の光の広がり角を大きくする。
【0074】(第4の実施の形態)図12は本発明の第
4の実施の形態の蛍光観察装置1Dを示す。この蛍光観
察装置1Dは例えば図1に示す第1の実施の形態におい
て、内視鏡2にチャンネル90を設け、このチャンネル
90内に補助励起光導光プローブ91を挿通し、この補
助励起光導光プローブ91の基端、つまり光入射端には
さらに別の励起用光源92から励起光を供給している。
【0075】この補助励起光導光プローブ91の先端付
近には湾曲部93が設けられ、かつ補助励起光導光プロ
ーブ91の基端側にはこの湾曲部93を電気的に湾曲駆
動する湾曲駆動部94が設けられている。
【0076】また、蛍光画像処理装置8はコンピュータ
95を介して湾曲制御部96に接続され、コンピュータ
95は蛍光画像に対して画像処理を行い、病変部の特性
を示す部位を検出すると、湾曲制御部96に制御信号を
送り、湾曲駆動部94を駆動して湾曲部93の湾曲方向
及び湾曲角を制御し、病変部の特性を示す部位に対して
励起光光源92の励起光を照射し、より正確に病変の判
別を行うことができるようにしている。
【0077】また、図1において、I.I.制御手段1
2を設けていない。その他の構成は図1に示すのもと同
様であり、またその他の作用は第1の実施の形態と殆ど
同様の作用効果を有する。
【0078】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図13及び図14を参照して説明する。図
13は内視鏡の先端部29付近と光源装置の一部を示
し、図14は先端面の正面図を示す。
【0079】上述の各実施の形態に対し、励起用光源の
出力が小さい場合には拡開して照射範囲を広げると、励
起光の単位面積当たりの強度が小さくなり、得られる蛍
光画像のS/Nが小さくなってしまう場合がる。本実施
の形態はこれに対応したもので、本実施の形態における
内視鏡では白色光用ライトガイド101の他に、2本の
励起光ライトガイド102、103を別体で設けてい
る。
【0080】そして、先端部29では中心付近に配置さ
れたイメージガイド33及び対物レンズ32の例えば上
下に励起光ライトガイド102、103の先端面を配置
し、それぞれ対向する励起光照明レンズ104、105
を介して前方の観察部位106側に出射する。
【0081】図14に示すように対物レンズ32の両側
には(白色光用ライトガイド101の先端面に対向し
た)白色光照明レンズ106とチャンネル107とが配
置されている。
【0082】また、ライトガイドケーブルを挿通された
2本の励起光ライトガイド102、103の端部側は、
白色光用ライトガイド101のコネクタと分離して2本
の励起光ライトガイド102、103を一体化した励起
光ライトガイドコネクタ111にして、かつこの励起光
ライトガイドコネクタ111はプランジャ112の先端
に固定され、プランジャ駆動回路113に制御信号を送
ることにより、プランジャ112を介して上下方向に移
動自在にしている。
【0083】励起光ライトガイドコネクタ111に対向
して励起光となるレーザ光を発生するレーザ光源部11
5及びそのレーザ光を集光するレンズ116とが枠体1
17に取り付けてあり、プランジャ112を駆動しない
場合にはその光軸上に一方の励起光ライトガイド102
の端面が位置するように設定され、この状態でプランジ
ャ112を駆動した場合にはその光軸と直交する上方向
に励起光ライトガイドコネクタ111を移動して光軸上
には他方の励起光ライトガイド103の端面が位置する
ように設定している。
【0084】なお、上下方向に離間して配置した2つの
励起光照明レンズ104、105により上下方向に拡開
して照射される範囲は白色光照明レンズ106により上
下方向に拡開して照射される範囲より大きくしている。
【0085】本実施の形態では術者は切替スイッチ11
4により、励起光が一方の励起光ライトガイド102
(又は103)に入射されるようにして蛍光観察を行
う。そして、図13に示すように蛍光観察範囲内でも、
観察部位106に凸部等が存在すると、その凸部のため
に励起光が届かなくなる影となったり、照射強度が他の
部分よりも小さくなってしまう部分107が存在する
と、蛍光診断ができなくなってしまうが、そのような場
合には切替スイッチ114を操作する。
【0086】この操作ににより、他方の励起光ライトガ
イド103(又は102)に励起光が入射されるように
なり、前記影等になる部分107に対して励起光を照射
することができるので蛍光診断を行うことができる。
【0087】なお、本実施の形態では励起光ライトガイ
ドコネクタ111を移動する構成で説明したが、光源側
の枠体7を移動する構成にしても良いことは明らかであ
り、この構成でも同様の作用及び効果を有する。
【0088】なお、上述の各実施例では可視領域での通
常観察のために白色光で照明すると説明したが、その代
わりに赤(R)、緑(G)及び青(B)等の3つの波長
域の照明光で順次照明する面順次光照明の場合にも適用
できる。なお、上述の各実施の形態等を部分的等で組み
合わせる等して構成される実施の形態等も本発明に属す
る。
【0089】[付記] 1.白色光を伝送する白色光用ライトガイドと、励起光
を伝送する励起光用ライトガイドと、を有し、経内視鏡
的に生体内の蛍光を観察する蛍光観察装置において、前
記励起光を前記白色光よりも拡散して照射する励起光照
射手段を設けたことを特徴とする蛍光観察装置。
【0090】2.経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する
蛍光観察装置において、内視鏡を介し、白色光を伝送す
る白色光用ライトガイドと、内視鏡を介し、励起光を伝
送する励起光用ライトガイドと、前記白色光用ライトガ
イドより照射する白色光を生体内で拡散し、照射する白
色光用照明手段と、前記励起光用ライトガイドより照射
する励起光を生体内で拡散し、照射する励起光用照明手
段と、前記励起光用照明手段は白色光用照明手段よりも
光を広角に広げる作用を持つことを特徴とする蛍光観察
装置。
【0091】3.経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する
蛍光観察装置において、白色光または励起光を切り替え
て照射する光源と、前記光源の光を伝送するライトガイ
ドと、内視鏡先端に配置された白色光用照明レンズと励
起光用照明レンズと、前記光源の白色光と励起光の選択
に同期して照射角を変化する手段とを持つことを特徴と
する蛍光観察装置。
【0092】4.経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する
蛍光観察装置において、前記内視鏡内に内蔵されたライ
トガイドと接続される第1の励起光源と、前記内視鏡の
チャンネルに挿通可能で、先端側に湾曲機構を有する光
プローブと、前記光プローブと接続される第2の励起光
源と、蛍光画像を生成する蛍光画像処理装置と、前記蛍
光画像を処理し、前記光プローブの湾曲を制御する制御
部とを持つことを特徴とする蛍光観察装置。
【0093】5.経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する
蛍光観察装置において、前記内視鏡に内蔵された複数の
ライトガイドと、励起光源と、前記励起光源からの光を
選択的に前記複数のライトガイドに導光する手段とを持
つことを特徴とする蛍光観察装置。
【0094】6.付記2において、前記励起光用ライト
ガイドは白色光用ライトガイドの当該中心部に配置され
ている。 7.付記6において、前記励起光用照明手段は白色光用
照明手段と共通の照明レンズの中央部に形成され、当該
中央部の曲率が周辺部に比べて大きい。 8.付記1において、前記励起光用ライトガイドの先端
部に光を拡散する拡散部材を有する。
【0095】9.付記8において、前記拡散部材はレン
ズ、又はディフーザレンズ、又はホログラムレンズであ
る。 10.付記3において、照射角を変化する手段は2つの
照射角の異なるレンズの選択で形成される。 11.付記3において、照射角を変化する手段はズーム
機構で形成される。 12.付記11において、ズーム機構はレンズ、或いは
液晶レンズである。
【0096】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、白色
光を伝送する白色光用ライトガイドと、励起光を伝送す
る励起光用ライトガイドと、を有し、経内視鏡的に生体
内の蛍光を観察する蛍光観察装置において、前記励起光
を前記白色光よりも拡散して照射する励起光照射手段を
設けているので、白色光の下での照射部分の大部分の領
域に励起光を照射できるので、湾曲操作等の視野の移動
を行わなくても大部分の部位に対する蛍光観察が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の蛍光観察装置の全
体を示す構成図。
【図2】白色光及び励起光を照射する光学系部分を示す
図。
【図3】図2のA−A′線断面図。
【図4】第1の実施の形態の第1変形例におけるライト
ガイドの先端から白色光及び励起光を照射する光学系部
分を示す図。
【図5】第1の実施の形態の第2変形例におけるライト
ガイドの先端から白色光及び励起光を照射する光学系部
分を示す図。
【図6】第1の実施の形態の第3変形例におけるライト
ガイドの先端から白色光及び励起光を照射する光学系部
分を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態における内視鏡の先
端部及び光源装置の構成を示す図。
【図8】図7(A)の正面図。
【図9】図8の可動部材を回動した場合の正面図。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるライトガ
イドの先端から白色光及び励起光を照射する光学系部分
を示す図。
【図11】第3の実施の形態の変形例におけるライトガ
イドの先端から白色光及び励起光を照射する光学系部分
を示す図。
【図12】本発明の第4の実施の形態の蛍光観察装置の
全体を示す構成図。
【図13】本発明の第5の実施の形態の照明系の主要部
を示す図。
【図14】図13の先端部の正面図。
【符号の説明】
1…蛍光観察装置 2…内視鏡 3…光源装置 4…撮像アダプタ 5…通常観察用カメラ 6…蛍光観察用カメラ 7…CCU 8…蛍光画像処理装置 9…画像表示制御装置 10…モニタ 11…フットスイッチ 13…タイミングコントローラ 21…白色光用ライトガイド 21b,22b…凹面部分 22…励起光用ライトガイド 24…キセノンランプ 25…レーザ 31…照明レンズ 32…対物レンズ 33…イメージガイド 40,47…CCD 44…回転フィルタ 46…I.I.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 雅也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 竹端 栄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上野 仁士 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 横田 朗 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 松本 伸也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 高杉 芳治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岩▲崎▼ 誠二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 真貝 成人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 白色光を伝送する白色光用ライトガイド
    と、 励起光を伝送する励起光用ライトガイドと、 を有し、経内視鏡的に生体内の蛍光を観察する蛍光観察
    装置において、 前記励起光を前記白色光よりも拡散して照射する励起光
    照射手段を設けたことを特徴とする蛍光観察装置。
JP9032323A 1997-02-17 1997-02-17 蛍光観察装置 Withdrawn JPH10225426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9032323A JPH10225426A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 蛍光観察装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9032323A JPH10225426A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 蛍光観察装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10225426A true JPH10225426A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12355742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9032323A Withdrawn JPH10225426A (ja) 1997-02-17 1997-02-17 蛍光観察装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10225426A (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6821245B2 (en) 2000-07-14 2004-11-23 Xillix Technologies Corporation Compact fluorescence endoscopy video system
US6826424B1 (en) 2000-12-19 2004-11-30 Haishan Zeng Methods and apparatus for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US6899675B2 (en) 2002-01-15 2005-05-31 Xillix Technologies Corp. Fluorescence endoscopy video systems with no moving parts in the camera
KR100583250B1 (ko) * 2004-03-05 2006-05-24 한국전기연구원 개선된 영상 검출 모듈을 갖는 형광 내시경 장치
JP2007020775A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Pentax Corp 蛍光観察内視鏡システム
JP2007236550A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
JP2010046354A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
JP2010220890A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Olympus Corp 蛍光観察装置および蛍光観察方法
JP2011518389A (ja) * 2009-03-27 2011-06-23 宸鴻光電科技股▲分▼有限公司 タッチ装置とレーザー光源構造
JP2011147757A (ja) * 2009-09-29 2011-08-04 Fujifilm Corp 医療機器及び内視鏡装置
JP2012055351A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Fujifilm Corp 画像撮像装置および画像撮像装置の照射窓の洗浄方法
JP2012196307A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Fujifilm Corp 内視鏡システム及びその操作補助方法
JP2013017607A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Fujifilm Corp 内視鏡装置
WO2013089093A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 オリンパス株式会社 光源システム
WO2013089103A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 オリンパス株式会社 複数の導光部材を有する照射モジュール
US9386909B2 (en) 2006-07-28 2016-07-12 Novadaq Technologies Inc. System and method for deposition and removal of an optical element on an endoscope objective
JP2016180869A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 三菱電線工業株式会社 細径スコープ及び対象物の観察方法
US9642532B2 (en) 2008-03-18 2017-05-09 Novadaq Technologies Inc. Imaging system for combined full-color reflectance and near-infrared imaging
US9814378B2 (en) 2011-03-08 2017-11-14 Novadaq Technologies Inc. Full spectrum LED illuminator having a mechanical enclosure and heatsink
US9877654B2 (en) 2006-02-07 2018-01-30 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
US10182709B2 (en) 2002-01-15 2019-01-22 Novadaq Technologies ULC Filter for use with imaging endoscopes
US10293122B2 (en) 2016-03-17 2019-05-21 Novadaq Technologies ULC Endoluminal introducer with contamination avoidance
WO2019239942A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 ソニー株式会社 手術用観察装置、手術用観察方法、手術用光源装置、及び手術用の光照射方法
US10694152B2 (en) 2006-12-22 2020-06-23 Novadaq Technologies ULC Imaging systems and methods for displaying fluorescence and visible images
US10869645B2 (en) 2016-06-14 2020-12-22 Stryker European Operations Limited Methods and systems for adaptive imaging for low light signal enhancement in medical visualization
USD916294S1 (en) 2016-04-28 2021-04-13 Stryker European Operations Limited Illumination and imaging device
US10980420B2 (en) 2016-01-26 2021-04-20 Stryker European Operations Limited Configurable platform
US10992848B2 (en) 2017-02-10 2021-04-27 Novadaq Technologies ULC Open-field handheld fluorescence imaging systems and methods
US11930278B2 (en) 2015-11-13 2024-03-12 Stryker Corporation Systems and methods for illumination and imaging of a target

Cited By (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7341557B2 (en) 2000-07-14 2008-03-11 Novadaq Technologies Inc. Compact fluorescence endoscopy video system
US6821245B2 (en) 2000-07-14 2004-11-23 Xillix Technologies Corporation Compact fluorescence endoscopy video system
US9968244B2 (en) 2000-07-14 2018-05-15 Novadaq Technologies ULC Compact fluorescence endoscopy video system
US8961403B2 (en) 2000-07-14 2015-02-24 Novadaq Technologies Inc. Compact fluorescence endoscopy video system
US7722534B2 (en) 2000-07-14 2010-05-25 Novadaq Technologies, Inc. Compact fluorescence endoscopy video system
US6826424B1 (en) 2000-12-19 2004-11-30 Haishan Zeng Methods and apparatus for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US6898458B2 (en) 2000-12-19 2005-05-24 Haishan Zeng Methods and apparatus for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US7115841B2 (en) 2000-12-19 2006-10-03 Perceptronix Medical, Inc. Imaging methods for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US7190452B2 (en) 2000-12-19 2007-03-13 Perceptronix Medical, Inc. Imaging systems for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US7253894B2 (en) 2000-12-19 2007-08-07 Perceptronix Medical, Inc. Image detection apparatus for fluorescence and reflectance imaging and spectroscopy and for contemporaneous measurements of electromagnetic radiation with multiple measuring devices
US10182709B2 (en) 2002-01-15 2019-01-22 Novadaq Technologies ULC Filter for use with imaging endoscopes
US6899675B2 (en) 2002-01-15 2005-05-31 Xillix Technologies Corp. Fluorescence endoscopy video systems with no moving parts in the camera
KR100583250B1 (ko) * 2004-03-05 2006-05-24 한국전기연구원 개선된 영상 검출 모듈을 갖는 형광 내시경 장치
JP2007020775A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Pentax Corp 蛍光観察内視鏡システム
US9877654B2 (en) 2006-02-07 2018-01-30 Novadaq Technologies Inc. Near infrared imaging
JP2007236550A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
US9386909B2 (en) 2006-07-28 2016-07-12 Novadaq Technologies Inc. System and method for deposition and removal of an optical element on an endoscope objective
US11025867B2 (en) 2006-12-22 2021-06-01 Stryker European Operations Limited Imaging systems and methods for displaying fluorescence and visible images
US10694152B2 (en) 2006-12-22 2020-06-23 Novadaq Technologies ULC Imaging systems and methods for displaying fluorescence and visible images
US10694151B2 (en) 2006-12-22 2020-06-23 Novadaq Technologies ULC Imaging system with a single color image sensor for simultaneous fluorescence and color video endoscopy
US11770503B2 (en) 2006-12-22 2023-09-26 Stryker European Operations Limited Imaging systems and methods for displaying fluorescence and visible images
US10779734B2 (en) 2008-03-18 2020-09-22 Stryker European Operations Limited Imaging system for combine full-color reflectance and near-infrared imaging
US9642532B2 (en) 2008-03-18 2017-05-09 Novadaq Technologies Inc. Imaging system for combined full-color reflectance and near-infrared imaging
JP2010046354A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡システム
US8743190B2 (en) 2009-03-24 2014-06-03 Olympus Corporation Fluoroscopy apparatus and fluoroscopy method
JP2010220890A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Olympus Corp 蛍光観察装置および蛍光観察方法
JP2011518389A (ja) * 2009-03-27 2011-06-23 宸鴻光電科技股▲分▼有限公司 タッチ装置とレーザー光源構造
JP2011147757A (ja) * 2009-09-29 2011-08-04 Fujifilm Corp 医療機器及び内視鏡装置
JP2012055351A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Fujifilm Corp 画像撮像装置および画像撮像装置の照射窓の洗浄方法
US9814378B2 (en) 2011-03-08 2017-11-14 Novadaq Technologies Inc. Full spectrum LED illuminator having a mechanical enclosure and heatsink
JP2012196307A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Fujifilm Corp 内視鏡システム及びその操作補助方法
JP2013017607A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Fujifilm Corp 内視鏡装置
US9835782B2 (en) 2011-12-13 2017-12-05 Olympus Corporation Irradiation module having light guides
WO2013089103A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 オリンパス株式会社 複数の導光部材を有する照射モジュール
CN103997947A (zh) * 2011-12-13 2014-08-20 奥林巴斯株式会社 具有多个导光部件的照射模块
JP2013125609A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Olympus Corp 光源システム
US9477026B2 (en) 2011-12-13 2016-10-25 Olympus Corporation Light source system having a plurality of light source modules each having an irradiation module with light guide
JP2013123477A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Olympus Corp 複数の導光部材を有する照射モジュール
WO2013089093A1 (ja) * 2011-12-13 2013-06-20 オリンパス株式会社 光源システム
JP2016180869A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 三菱電線工業株式会社 細径スコープ及び対象物の観察方法
US11930278B2 (en) 2015-11-13 2024-03-12 Stryker Corporation Systems and methods for illumination and imaging of a target
US10980420B2 (en) 2016-01-26 2021-04-20 Stryker European Operations Limited Configurable platform
US11298024B2 (en) 2016-01-26 2022-04-12 Stryker European Operations Limited Configurable platform
US10293122B2 (en) 2016-03-17 2019-05-21 Novadaq Technologies ULC Endoluminal introducer with contamination avoidance
USD916294S1 (en) 2016-04-28 2021-04-13 Stryker European Operations Limited Illumination and imaging device
US11756674B2 (en) 2016-06-14 2023-09-12 Stryker European Operations Limited Methods and systems for adaptive imaging for low light signal enhancement in medical visualization
US10869645B2 (en) 2016-06-14 2020-12-22 Stryker European Operations Limited Methods and systems for adaptive imaging for low light signal enhancement in medical visualization
US11140305B2 (en) 2017-02-10 2021-10-05 Stryker European Operations Limited Open-field handheld fluorescence imaging systems and methods
US10992848B2 (en) 2017-02-10 2021-04-27 Novadaq Technologies ULC Open-field handheld fluorescence imaging systems and methods
WO2019239942A1 (ja) * 2018-06-15 2019-12-19 ソニー株式会社 手術用観察装置、手術用観察方法、手術用光源装置、及び手術用の光照射方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10225426A (ja) 蛍光観察装置
JP3487933B2 (ja) 蛍光観察装置
US20070213593A1 (en) Endoscope system
JP3853931B2 (ja) 内視鏡
JP4954858B2 (ja) 蛍光観察装置および内視鏡装置
US8021295B2 (en) Endoscope system and observation method using the same
JP5415805B2 (ja) 診断支援装置
US20120248333A1 (en) Device For Fluorescence Diagnosis
JPH08224208A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JPH07155285A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP2011206227A (ja) 内視鏡装置
US20110164249A1 (en) Light spectrum detection method
JPH11104060A (ja) 蛍光観察装置
JP2008521453A (ja) エンドスコープ
JP4727886B2 (ja) 皮膚異常検出用可搬型システム
JPH11113839A (ja) 内視鏡装置
JP2008043383A (ja) 蛍光観察内視鏡装置
JP4648683B2 (ja) 内視鏡システム
JP2004243119A (ja) 組織の画像診断用装置
WO2019176253A1 (ja) 医療用観察システム
JP2008259591A (ja) 蛍光観察用光源装置及びそれを用いた蛍光観察装置
EP0554643A1 (en) High-sensitivity system for examining an object using a low intensity light source
JP3896190B2 (ja) 光線力学的治療装置
JP2016021978A (ja) Pdt用内視鏡システム
JP2009022653A (ja) 電子内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511