JP5682444B2 - ロジン変性フェノール樹脂、印刷インキ用ワニス、および印刷インキ - Google Patents

ロジン変性フェノール樹脂、印刷インキ用ワニス、および印刷インキ Download PDF

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本発明は、ロジン変性フェノール樹脂、印刷インキ用ワニス、および印刷インキに関する。
従来、オフセット印刷インキ用のバインダー樹脂としては、印刷インキの諸性能(光沢、乾燥性、耐乳化性等)を発揮させやすいことから、一般にはロジン変性フェノール樹脂が使用されている。
ところで、オフセット印刷においては、採算性の改善や印刷物の短納期化により印刷機の高速化が進んでいるが、印刷機から多量のインキミストが飛散して作業環境が悪化する等の問題が発生している。
そこで本出願人は、印刷インキの諸性能を満足させつつミスチングを低減させるバインダー樹脂として、例えば、低分子量成分を所定量の範囲にまで低減させたロジン変性フェノール樹脂を提案したが(特許文献1参照)、印刷インキの流動性において更なる改善が求められていた。
特開2007−238795号公報
本発明は、光沢、乾燥性、耐乳化性等の諸性能のみならず、耐ミスチング性および流動性にも優れる印刷インキを製造可能なロジン変性フェノール樹脂を提供することを主たる課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、特定品種の松に由来するロジン類を使用したロジン変性フェノール樹脂により前記課題を解決し得ることを見出した。
即ち本発明は、スラッシュ松に由来するロジン類(a−1)を含有するロジン類(A)および/またはその変性物(A’)、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール及びドデシルフェノールからなる群より選ばれる少なくとも1種のフェノールとホルムアルデヒドの縮合物(B)、ならびに、トリオール類および/またはテトラオール類からなるポリオール類(C)の反応物である、酸価が10〜30mgKOH/gのロジン変性フェノール樹脂;当該ロジン変性フェノール樹脂ならびに植物油類および/または石油系溶剤を含有する印刷インキ用ワニス;当該印刷インキ用ワニスを含有する印刷インキ、に関する。
本発明のロジン変性フェノール樹脂は、その製造時において溶融粘度が過度に上昇しないため、撹拌が容易になるなど生産性が優れており、不溶物も生じ難い。また、このロジン変性フェノール樹脂は印刷インキ溶剤に溶解し易く、不溶物のない印刷インキ用ワニスが得られる。また、この印刷インキ用ワニスは適度な流動性を有しており、調製容器から取り出し易い。
そして、本発明のロジン変性フェノール樹脂によれば、光沢、乾燥性、耐乳化性等の諸性能のみならず、耐ミスチング性および流動性にも優れる印刷インキが得られる。それゆえ、本発明のロジン変性フェノール樹脂は、特にオフセット枚葉インキ(枚葉インキ)、オフセット輪転インキ(オフ輪インキ)、新聞インキ等の、湿し水が使用されるオフセットインキに適する。また、凸版印刷インキやグラビア印刷インキ等のバインダー樹脂としても好適である。
本発明のロジン変性フェノール樹脂は、スラッシュ松に由来するロジン類(a−1)(以下、成分(a−1)という)を含有するロジン類(A)(以下、成分(A)という)および/またはその変性物(A’)(以下、成分(A’)という)、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール及びドデシルフェノールからなる群より選ばれる少なくとも1種のフェノールとホルムアルデヒドの縮合物(B)(以下、成分(B)という)、ならびにトリオール類および/またはテトラオール類からなるポリオール類(C)(以下、成分(C)という)の反応物である。
スラッシュ松(英語名:Slash Pine、学術名:Pinus Elliottii)とは、アメリカ合衆国南東部を主な原産地とするマツ科の植物であり、現在は、中国や東南アジア、タイなどでも植林されている。また、特に中国を産地とするスラッシュ松は、湿地松と別称されることがある。
成分(a−1)であるロジン類は、前記スラッシュ松に由来するロジンであれば特に限定されず、例えば、スラッシュ松から採取されたガムロジンや、スラッシュ松材を使用して得られるトール油ロジン、ウッドロジン等が挙げられ、これらは精製したものであってもよい。
また、成分(A)には、更に、スラッシュ松以外の松に由来するロジン類(a−2)(以下、成分(a−2)という)を含有させることができる。そのような松としては、馬尾松(学術名:Pinus massoniana)やメルクシ松(学術名:Pinus merukusii)、思茅松(学術名:Pinus kesiya)等が挙げられる。(a−2)成分としては、具体的には、それら松から採取されたガムロジンや、ウッドロジン等が挙げられ、これらは精製したものであってもよい。
成分(A)における成分(a−1)の含有量は特に限定されないが、ロジン変性フェノール樹脂の生産性や、印刷インキ性能(インキの耐乳化性・ミスチング性・流動性、インキ塗膜の乾燥性・光沢等)のバランスを考慮すると、通常は5〜100重量%程度、好ましくは25〜100重量%程度、いっそう好ましくは45〜100重量%である。また、成分(a−2)の含有量は、通常95〜0重量%程度、好ましくは75〜0重量%程度、いっそう好ましくは55〜0重量%である。
成分(A’)は、成分(A)を各種方法で変性したものである。具体的には、成分(A)の重合反応物、不均化反応物、水素化反応物や、成分(A)とα,β不飽和カルボン酸類とのディールス・アルダー反応物等が挙げられる。成分(A’)がディールス・アルダー反応物である場合には、印刷インキの耐乳化性や耐ミスチング性、特に印刷インキ塗膜の乾燥性等が良好になるため好ましい。
前記α,β不飽和カルボン酸類としては、例えば、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸等のα,β不飽和ジカルボン酸類や、アクリル酸、メタクリル酸等のα,β不飽和モノカルボン酸類等が挙げられ、これらの中でもα,β不飽和ジカルボン酸類が好ましい。α,β不飽和カルボン酸類の使用量は、成分(A)100重量部に対して通常1〜50重量部程度、好ましくは20〜40重量部である。
成分(B)としては、各種公知のレゾール型フェノール樹脂やノボラック型フェノール樹脂等を特に制限なく使用することができる。レゾール型フェノール樹脂としては、各種塩基性触媒の存在下において、フェノール類(P)とホルムアルデヒド(F)とをF/P(モル比)が通常1〜3程度となる範囲内で付加・縮合反応させた縮合物が挙げられる。また、ノボラック型フェノール樹脂としては、各種酸触媒の存在下において、F/Pが通常0.5〜2程度となる範囲内で、付加・縮合反応させた縮合物が挙げられる。また、各縮合物は中和・水洗したものであってよい。また、各縮合物の製造は、水や有機溶剤(キシレン等)の存在下で実施できる。成分(B)としては、ロジン変性フェノール樹脂を高分子量化しやすいことから、レゾール型フェノール樹脂が好ましい。
前記フェノール類としてはブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、ドデシルフェノール等が挙げられる。また、前記ホルムアルデヒドとしては、ホルマリン、パラホルムアルデヒド等が挙げられる。また、前記塩基性触媒としては有機アミン、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸亜鉛等が挙げられる。また、前記酸性触媒としては、塩酸、硫酸、シュウ酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸等が挙げられる。これらは1種を単独で、或いは2種以上を組合せて使用できる。
成分(C)としては、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン等のトリオール類および/またはペンタエリスリトール、ジグリセリン、ジトリメチロールプロパン等のテトラオール類を用いるこれらはロジン変性フェノール樹脂の物性(軟化点、重量平均分子量等)を制御し易いため好ましい。
成分(A)および/または成分(A’)、成分(B)、ならびに成分(C)の使用量(固形分換算)は特に限定されないが、印刷インキ性能のバランスを考慮すると、通常は、全成分の使用量を合計100重量%とした場合において、成分(A)および/または成分(A’)が41〜88重量%程度、好ましくは46〜74重量%程度であり、成分(B)が9〜50重量%程度、好ましくは22〜46重量%程度であり、成分(C)が3〜9重量%程度、好ましくは4〜8重量%程度である。
なお、成分(A)および/または成分(A’)と成分(C)は、成分(C)の全ヒドロキシル基当量数(OH)と成分(A)および/または成分(A’)の全カルボキシル基当量数(COOH)との比(OH/COOH)が通常0.5〜1.5程度となる範囲で使用するのが好ましい。かかる範囲の場合、ロジン変性フェノール樹脂を後述の重量平均分子量とし易くなり、また、印刷インキの耐乳化性が良好になる。
ロジン変性フェノール樹脂の物性は特に限定されないが、例えば重量平均分子量(ゲルパーメーションクロマトグラフィーにおけるポリスチレン換算値をいう。以下、同様。)が通常50,000〜300,000程度、好ましくは80,000〜300,000程度、更に好ましくは100,000〜300,000である。かかる重量平均分子量のロジン変性フェノール樹脂を使用して調製した印刷インキ用ワニスは反応容器から取り出し易い。また、そのようなロジン変性フェノール樹脂によれば、印刷インキの諸性能のバランスをとりやすくなる。
また、酸価(JISK5601)、特に印刷インキの耐乳化性を考慮すると10〜30mgKOH/gである。
また、軟化点(JIS K5601)は特に限定されないが、通常120〜200℃程度、好ましくは140〜200℃である。かかる軟化点のロジン変性フェノール樹脂は後述する印刷インキ溶剤(植物油、石油系溶剤)への溶解性に優れており、また、得られる印刷インキ用ワニスも安定になる。
ロジン変性フェノール樹脂は、成分(A)および/または成分(A’)、成分(B)、ならびに成分(C)を反応させることにより製造できる。各成分の反応順序は特に限定されず、例えば、全成分を同時に反応させる方法や、成分(A)および/または成分(A’)と成分(B)との反応生成物に成分(C)を反応させる方法、成分(A)および/または成分(A’)と成分(C)との反応生成物に成分(B)を反応させる方法が挙げられる。また、反応温度は通常100〜300℃程度、反応時間は通常1〜24時間程度である。また、反応に際して前記酸性触媒や塩基性触媒を使用できる。
本発明の印刷インキ用ワニスは、本発明のロジン変性フェノール樹脂ならびに植物油類および/または石油系溶剤を含有するものである。
前記植物油類としては、印刷インキ溶剤として用いられる種々の植物油および/またはその誘導体が挙げられる。具体的には、植物油としては、例えば、アマニ油、桐油、サフラワー油、脱水ヒマシ油、大豆油等が、またその誘導体としては、アマニ油脂肪酸メチル、大豆油脂肪酸メチル、アマニ油脂肪酸エチル、大豆油脂肪酸エチル、アマニ油脂肪酸プロピル、大豆油脂肪酸プロピル、アマニ油脂肪酸ブチル、大豆油脂肪酸ブチル等の植物油モノエステルが挙げられ、1種を単独で、或いは2種以上を組合せて使用できる。植物油類の使用は、特に環境対策面より好ましい。
石油系溶剤としては、例えば、新日本石油(株)製の石油系溶剤である0号ソルベント、4号ソルベント、5号ソルベント、6号ソルベント、7号ソルベント、AFソルベント4号、AFソルベント5号、AFソルベント6号、AFソルベント7号等が挙げられ、1種を単独で、或いは2種以上を組合せて使用できる。石油系溶剤を使用すると、印刷物の乾燥性が良好になるため好ましい。また、これらの中でも、特に環境対策面から沸点が200℃以上で芳香族炭化水素の含有率が1重量%以下のものが好ましい。
印刷インキ用ワニスを製造する際には、各種公知のゲル化剤を使用できる。具体的には、例えば、オクチル酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリブトキシド、アルミニウムジプロポキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムジブトキシドモノアセチルアセテート、アルミニウムトリアセチルアセテート等のアルミニウム系ゲル化剤が挙げられ、1種を単独で、或いは2種以上を組合せて使用できる。
印刷インキ用ワニスの製造方法としては、例えば、本発明に係るロジン変性フェノール樹脂および前記ゲル化剤を、前記植物油類および/または石油系溶剤の中で、通常100〜240℃程度の温度で反応させる方法が挙げられる。なお、反応の際には、酸化防止剤等の添加剤を使用できる。
印刷インキは前記印刷インキ用ワニスを用いてなるものである。具体的には、前記インキ用ワニス、顔料(黄、紅、藍、墨等)、および必要に応じて前記植物油類ならびにインキ用石油系溶剤、ならびに界面活性剤、ワックス等の添加剤を、ロールミルやボールミル、アトライター、サンドミル等のインキ製造装置を用いて練肉し、適切なインキ恒数となるように調製したものである。
以下、製造例、実施例をあげて本発明を更に具体的に説明するが、本発明を限定するものではない。
なお、「部」とは重量部を示す。また、「33重量%アマニ油粘度」とは、ロジン変性フェノール樹脂とアマニ油を1対2の重量比で加熱混合したものを、日本レオロジー(株)製コーン・アンド・プレート型粘度計を用いて25℃で測定した粘度をいう。また、「重量平均分子量」は、市販ゲルパーメーションクロマトグラフィー装置(東ソー(株)製、HLC−8220GPC)、市販カラム(東ソー(株)製TSK−GELカラム)、および展開溶媒としてテトラヒドロフランを使用して測定したポリスチレン換算値である。
製造例1(成分(B)の製造)
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応容器に、p−t−ブチルフェノール1,000部、92%パラホルムアルデヒド543部、キシレン661部および水500部を仕込み、撹拌下に50℃まで昇温した。次いで、同反応容器に45%水酸化ナトリウム水溶液89部を仕込み、反応系を90℃まで徐々に昇温した後、2時間保温し、更に硫酸を滴下してpHを6付近に調整した。その後、ホルムアルデヒドなどを含んだ水層部を除去し、再度水洗した後に内容物を冷却して、レゾール型ブチルフェノール樹脂の70重量%キシレン溶液を得た。
製造例2(成分(B)の製造)
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応容器に、p−t−ブチルフェノール800部、p−t−オクチルフェノール200部、92%パラホルムアルデヒド434部、キシレン529部および水500部を仕込み、撹拌下に50℃まで昇温した。次いで、同反応容器に45%水酸化ナトリウム水溶液89部を仕込み、反応系を90℃まで徐々に昇温した後、2時間保温し、更に硫酸を滴下してpHを6付近に調整した。その後、ホルムアルデヒドなどを含んだ水層部を除去し、再度水洗した後に内容物を冷却して、レゾール型ブチル/オクチルフェノール樹脂の70重量%キシレン溶液を得た。
実施例1
撹拌機、分水器付き還流冷却管および温度計を備えた反応容器に、中国産スラッシュ松から採取したガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃に昇温し、溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を加え、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Aを得た。物性を表1に示す。
実施例2
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン500部および中国産馬尾松から採取されたガムロジン500部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Bを得た。物性を表1に示す。
実施例3
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取したガムロジン100部および、中国産馬尾松から採取されたガムロジン900部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を加え、230℃に昇温し、製造例1に係る前記レゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Cを得た。物性を表1に示す。
実施例4
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン40部および中国産馬尾松から採取されたガムロジン960部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Dを得た。物性を表1に示す。
実施例5
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を添加し、230℃に昇温し、製造例2に係るレゾール型ブチル/オクチルフェノール樹脂溶液786部(固形分550部)を5.5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Eを得た。物性を表1に示す。
実施例6
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸20部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン46部、ペンタエリスリトール52部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Fを得た。物性を表1に示す。
実施例7
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸40部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液786部(固形分550部)を5.5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン74部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Gを得た。物性を表1に示す。
実施例8
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液857部(固形分600部)を6時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Hを得た。物性を表1に示す。
実施例9
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン600部および中国産思茅松から採取されたガムロジン400部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸30部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液714部(固形分500部)を5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Iを得た。物性を表1に示す。
実施例10
実施例1と同様の反応容器に、中国産スラッシュ松から採取されたガムロジン60部および中国産思茅松から採取されたガムロジン940部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、無水マレイン酸20部を添加し、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液786部(固形分550部)を5.5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン93部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂Jを得た。物性を表1に示す。
比較例1
実施例1において、中国産馬尾松から採取されたガムロジンのみを1000部使用してロジン変性フェノール樹脂(1)を調製したところ、反応途中より溶融粘度が急激に上昇して撹拌困難となり、最終的にはエラストマー状となった。また、不溶物が発生していたため、後のインキ性能評価には供しなかった。
比較例2
実施例1と同様の反応容器に、中国産思茅松から採取されたガムロジン1,000部を仕込み、窒素雰囲気下に撹拌しながら反応容器内を180℃まで昇温して溶融させた。次いで、230℃に昇温し、製造例1に係るレゾール型ブチルフェノール樹脂溶液643部(固形分450部)を4.5時間かけて系内へ滴下した。滴下終了後、グリセリン74部およびパラトルエンスルホン酸1.0部を添加し、230〜280℃の温度範囲内で、酸価が25以下となるまで反応させた。反応終了後、33重量%アマニ油粘度が20Pa・sとなるように内容物を調整し、0.02MPaで10分間減圧することにより、ロジン変性フェノール樹脂(2)を得た。物性を表1に示す。
Figure 0005682444
(印刷インキ用ワニスの製造)
アマニ油31.0部および大豆油31.0部からなるインキ溶剤を仕込んだ反応容器に、ロジン変性フェノール樹脂A38.0部を加え、230℃で30分間混合して溶解させ、100℃まで冷却させた。次いで、ゲル化剤としてアルミニウムジプロポキシドモノアセチルアセテート(商品名ケロープEP−2、ホープ製薬(株)製)を0.5部加え、200℃まで加熱して1時間ゲル化反応させ、印刷インキ用ワニス(ゲルワニス)を得た。ロジン変性フェノール樹脂B〜Jおよび(2)についても同様にしてゲルワニスを調製した。
(印刷インキの調製)
各印刷インキ用ワニス及び以下の原料を使用し、タック値(30℃、400rpmにおけるインコメーターの値)が8.5±0.5、フロー値(25℃におけるスプレッドメーターの直径値)が36.0±1.0となるように配合量を調節して、3本ロールミルを使用して印刷インキを調製した。
印刷インキ用ワニス 62〜71重量部
フタロシアニンブルー(藍顔料) 18重量部
アマニ油 5.0〜9.0重量部
大豆油 5.0〜9.0重量部
コバルトドライヤー 1.0重量部
(印刷インキの性能試験)
前記方法で調製した各印刷インキの性能を評価した。結果を表2に示す。
(耐乳化性)
動的乳化試験機(日本レオロジー機器(株)製)上にインキ3.9mlを展開し、ロール温度30℃、200rpmにて、5ml/分の速度で純水を供給し、インキ中の水分量を赤外水分計により測定することによって、インキの乳化率(%)を得た。数値が小さいほど耐乳化性が優れることを意味する。
(耐ミスチング性)
インコメーター((株)東洋精機製作所製)上にインキ2.6mlを展開し、ロール温度30℃、400rpmで1分間、更に1800rpmで2分間ロールを回転させた際の、ロール直下に置いた白色紙上へのインキの飛散度を観察することにより、耐ミスチング性を5段階評価した。数値が大きいほど耐ミスチング性が良好であることを示す。
(流動性)
25℃に空調した室内において、地平面と60゜の角度をなすガラス板の上端にインキ1.3mlを置き、30分間に流動した距離(mm)を測定した。数値が大きいほど流動性が良好であることを示す。
(乾燥性)
RIテスター(石川島産業機械(株)製)を使用して、インキ0.2mlをパーチメント紙に展色した後、この展色用紙にパーチメント紙を当て重ね、C型乾燥試験機((株)東洋精機製作所製)の回転ドラムに巻きつけた。次いで、押し圧歯車をあてた状態でドラムを回転させ、当て紙に押し圧歯車の歯型が移らなくなるまでの時間(hour)を測定した。数値が小さいほど乾燥性が良好であることを示す。
(光沢)
RIテスター(石川島産業機械(株)製)を使用し、インキ0.4mlをアート紙に展色した後、このアート紙を23℃、50%R.H.にて24時間調湿し、インキ塗膜面の60゜−60゜の反射率を光沢計(製品名「Gloss Meter VG2000」、日本電色工業(株)製)により測定した。数値が大きいほど光沢が良好であることを示す。
Figure 0005682444

Claims (11)

  1. スラッシュ松に由来するロジン類(a−1)を含有するロジン類(A)および/またはその変性物(A’)、ブチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール及びドデシルフェノールからなる群より選ばれる少なくとも1種のフェノールとホルムアルデヒドとの縮合物(B)、ならびに、トリオール類および/またはテトラオール類からなるポリオール類(C)の反応物である、酸価が10〜30mgKOH/gのロジン変性フェノール樹脂。
  2. 成分(A)が、更にスラッシュ松以外の松に由来するロジン類(a−2)を含有する、請求項1のロジン変性フェノール樹脂。
  3. 成分(A)における成分(a−1)の含有量が5〜100重量%である、請求項1または2のロジン変性フェノール樹脂。
  4. 成分(A)における成分(a−2)の含有量が95〜0重量%である、請求項2または3のロジン変性フェノール樹脂。
  5. 成分(A’)が、成分(A)とα,β不飽和カルボン酸類とのディールス・アルダー反応物である、請求項1〜4のいずれかのロジン変性フェノール樹脂。
  6. 成分(C)の全ヒドロキシル基当量数(OH)と成分(A)および/または成分(A’)の全カルボキシル基当量数(COOH)との比(OH/COOH)が0.5〜1.5である、請求項1〜5のいずれかのロジン変性フェノール樹脂。
  7. 重量平均分子量が50,000〜300,000である請求項1〜6のいずれかのロジン変性フェノール樹脂。
  8. 成分(A)および/または成分(A’)、成分(B)、ならびに成分(C)の使用量(固形分換算)が、全成分の使用量を合計100重量%とした場合において、成分(A)および/または成分(A’)が41〜88重量%であり、成分(B)が9〜50重量%であり、成分(C)が3〜9重量%であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかのロジン変性フェノール樹脂。
  9. 軟化点が120〜200℃である請求項1〜8のいずれかのロジン変性フェノール樹脂。
  10. 請求項1〜9のいずれかのロジン変性フェノール樹脂ならびに植物油類および/または石油系溶剤を含有する印刷インキ用ワニス。
  11. 請求項10の印刷インキ用ワニスを含有する印刷インキ。
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