JP5679681B2 - 発振回路およびスイッチング電源 - Google Patents

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Description

本発明は、スロープ波形を有する周期信号を生成する技術に関する。
スイッチングレギュレータなどのスイッチング電源装置では、スイッチング素子のオン、オフを切りかえるためにパルス信号が利用される。パルス信号を生成する方法として、キャパシタに対する充電と放電を交互に繰り返すことによりスロープ波形を有する周期信号(三角波信号)を生成し、この周期信号を所定のレベルでスライスすることにより、その交点にもとづいてパルス信号を生成する技術が利用される(特許文献1、2)。
三角波信号を生成する発振回路としては、自走式(自励方式)と外部同期式(他励方式)が知られている。前者は、キャパシタの電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果にもとづいたタイミングで充放電のタイミングを制御する。一方、後者は、外部からの基準となるクロック信号のタイミングでキャパシタの充放電のタイミングを制御する方式であり、発振回路を外部の回路と同期させたい場合に有効である。
特開平1−243707号公報 特開2005−229744号公報
外部同期方式によって周期信号を生成する場合、基準クロック信号の周期に応じてスロープ波形のピーク電圧が変化する。周期信号を所定レベルでスライスしてパルス信号を生成する場合、周期信号(スロープ波形)のピーク電圧が変化すると、パルス信号のデューティ比が変化してしまい、回路動作に影響を与えるという問題が生ずる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、外部同期方式にてスロープ波形を有する周期信号を生成する際の、ピーク電圧の変動を抑制する技術の提供にある。
本発明のある態様は、スロープ波形を有する周期信号を生成する発振回路に関する。この発振回路は、第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、外部からの周期的な同期信号に応じたタイミングで、第1キャパシタを放電する第1放電回路と、第1キャパシタの第1端子の他端である第2端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じた判定信号を生成するコンパレータと、同期信号に応じたタイミングにおける判定信号のレベルに応じてその電流値が調節される充電電流を生成し、第1キャパシタに充電電流を供給する充電回路と、を備え、第1キャパシタの第2端子の電圧を周期信号として出力する。
判定信号のレベルは、放電直前のタイミングにおける周期信号の電圧、つまりスロープ波形のピーク電圧が、所定のしきい値電圧より高いか低いかを示すことになる。したがって判定信号のレベルに応じて充電電流を調節することにより、スロープ波形のピーク電圧の変動を抑制することができる。
充電回路は、判定信号に応じて制御電圧を生成する制御電圧生成部と、制御電圧を電流に変換し、制御電圧に応じた充電電流を生成する電圧電流変換回路と、を含んでもよい。制御電圧生成部は、判定信号が第1レベルのとき、制御電圧を所定の第1電圧値に近づけ、判定信号が第2レベルのとき、制御電圧を所定の第2電圧値に近づける。
この態様では、充電電流を第1電圧値に応じた値と第2電圧値に応じた値の間で変化させることができる。したがって、判定信号のレベルが、ピーク電圧がしきい値電圧より高いことを示すとき、充電電流が減少するように制御電圧を変化させ、判定信号のレベルが、ピーク電圧がしきい値電圧より低いことを示すとき、充電電流が増加するように制御電圧を変化させることにより、スロープ波形のピーク電圧をしきい値電圧に近づけることができる。
制御電圧生成部は、判定信号が第1レベルのとき第1電圧値をとり、判定信号が第2レベルのとき第2電圧値をとる基準電圧を生成する基準電圧源と、第1端子の電位が固定された第2キャパシタと、そのソース電流とそのシンク電流が所定値以下となるよう構成され、基準電圧を受けて第2キャパシタの第1端子の他端である第2端子に与えるバッファと、を含み、第2キャパシタの第2端子の電位を、制御電圧として出力してもよい。
この態様によれば、充電電流を、第1の電圧値に応じた値と第2電圧値に応じた値の間で緩やかに変化させることができ、ピーク電圧の安定性を高めることができる。
制御電圧生成部は、第2キャパシタの第2端子の電位が所定のしきい値電圧より低いとき、第2キャパシタに補助電流を供給する補助充電回路をさらに含んでもよい。
この態様によれば、回路の起動を早めることができる。
ある態様の発振回路は、判定信号にもとづき、第1キャパシタの第2端子の電圧がしきい値電圧に達したことを契機として第1キャパシタを放電する第2放電回路をさらに備えてもよい。この場合、同期信号によらずに自走発振により周期信号を生成する自走モードが実現できる。
本発明の別の態様は、スイッチング素子を含むスイッチング電源に関する。このスイッチング電源は、スイッチング電源の出力電圧に応じた帰還電圧と所定の設定電圧の誤差を増幅する誤差増幅器と、周期信号を生成する上述のいずれかの態様の発振回路と、周期信号を誤差増幅器の出力電圧と比較し、パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調コンパレータと、パルス幅変調信号に応じて、スイッチング素子のオン、オフを制御するドライバと、を備える。
この態様によると、スイッチング電源の動作を、周期信号と同期させることができる。
本発明のさらに別の態様は、周期信号の生成方法に関する。この方法は、第1端子の電位が固定された第1キャパシタを、外部からの周期的な同期信号に応じたタイミングで放電するステップと、第1キャパシタの第1端子の他端である第2端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、同期信号に応じたタイミングにおける比較結果に応じてその電流値が調節される充電電流を生成し、第1キャパシタを充電するステップと、を繰り返し、第1キャパシタの第2端子の電圧を周期信号として出力する。
本発明のさらに別の態様は、スイッチング素子を含むスイッチング電源に関する。このスイッチング電源は、設定電圧を生成する設定電圧生成部と、スイッチング電源の出力電圧に応じた帰還電圧と設定電圧の誤差を増幅する誤差増幅器と、周期信号を生成する発振回路と、周期信号を誤差増幅器の出力電圧と比較し、パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調コンパレータと、パルス幅変調信号に応じて、スイッチング素子のオン、オフを制御するドライバと、を備える。設定電圧生成部は、少なくとも2値で切りかえ可能な基準電圧を生成する基準電圧源と、第1端子の電位が固定された第2キャパシタと、そのソース電流とそのシンク電流が所定値以下となるよう構成され、基準電圧を受けて第2キャパシタの第1端子の他端である第2端子に与えるバッファと、を含み、第2キャパシタの第2端子の電位を、設定電圧として出力する。
この態様によると、設定電圧を緩やかに変化させることができるため、別途、ソフトスタート電圧を生成せずとも、スイッチング電源の出力電圧を緩やかに切りかえること(ソフトスタート)ができる。つまりソフトスタート電圧を生成するためのキャパシタが不要となる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、スロープ波形を有する周期信号のピーク電圧の変動を抑制できる。
第1の実施の形態に係る発振回路の構成を示す回路図である。 図2(a)、(b)は、図1の発振回路の動作を示すタイムチャートである。 図1の発振回路を備えたスイッチング電源の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係るスイッチング電源の構成を示す回路図である。 図4のスイッチング電源の動作を示すタイムチャートである。 第3の実施の形態に係るシステム電源の構成を示す回路図である。 図6のシステム電源のソフト切りかえ動作を示すタイムチャートである。 図6のシステム電源のパワーグッド検出の動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る発振回路100は、外部同期モードと、自走モードが切りかえ可能に構成されている。外部同期モードでは、発振回路100は外部からの同期信号SYNCと同期して、スロープ波形を有する周期信号OSCを生成する。自走モードでは、同期信号SYNCと無関係に発振し、周期信号OSCを生成する。
図1は、第1の実施の形態に係る発振回路100の構成を示す回路図である。発振回路100は、第1放電回路10、第1キャパシタC1、第1コンパレータ20、充電回路30、第2放電回路50を備える。
第1キャパシタC1は、第1端子P1が接地され、その電位が固定されている。第1放電回路10は、外部からの周期的な同期信号SYNCに応じたタイミングで、第1キャパシタC1を放電する。
好ましくは第1放電回路10は第1放電用トランジスタ12およびワンショット回路14を含む。第1放電用トランジスタ12は、第1キャパシタC1と並列に接続されたスイッチ素子であり、MOSFETあるいはバイポーラトランジスタで構成される。第1放電用トランジスタ12は、一端(ソース/エミッタ)が接地され、他端(ドレイン/コレクタ)が第1キャパシタC1の第2端子P2と接続されている。
ワンショット回路14は、同期信号SYNCの所定のエッジのタイミングから所定の第1期間τ1の間、ハイレベルとなる放電指示信号S1を発生する。以下、所定のエッジは、ポジティブエッジの場合を説明するが、本発明はそれに限定されず、ネガティブエッジであってもよいし、ポジティブエッジとネガティブエッジの両方であってもよい。放電指示信号S1は、第1放電用トランジスタ12の制御端子(ゲート/ベース)に入力される。つまり、第1放電用トランジスタ12は、同期信号SYNCのポジティブエッジから第1期間τ1の間オンとなり、第1キャパシタC1が放電される。
第1コンパレータ20は、第1キャパシタC1の第2端子P2の電圧(キャパシタ電圧V1)を所定のしきい値電圧Vth1と比較し、比較結果に応じた判定信号S2を生成する。判定信号S2は、V1>Vth1のときハイレベル(第1レベル)、V1<V2のときローレベル(第2レベル)となる。
充電回路30は、第1キャパシタC1に充電電流Ichgを供給し、第1キャパシタC1を充電する。充電回路30には、判定信号S2および放電指示信号S1が入力される。充電回路30は、放電指示信号S1のポジティブエッジのタイミングにおける、判定信号S2のレベルに応じて、充電電流Ichgの電流値を調節する。放電指示信号S1のポジティブエッジのタイミングは、同期信号SYNCのポジティブエッジのタイミングと一致する。つまり充電回路30は、同期信号SYNCに応じたタイミング(以下、判定タイミングと称する)における判定信号S2のレベルに応じて、充電電流Ichgを調節する。
充電回路30は、判定タイミングにおいて、判定信号S2が第1レベル(ハイレベル)のとき、つまりV1>Vth1のとき、充電電流Ichgを減少させる。反対に判定タイミングにおいて判定信号S2が第2レベル(ローレベル)のとき、つまりV1<Vth1のとき、充電電流Ichgを増加させる。
第1放電回路10が第1キャパシタC1を放電する第1期間τ1の間、キャパシタ電圧V1は接地電圧となる(放電期間)。その後、第1放電回路10が放電を停止すると、第1キャパシタC1が充電電流Ichgによって充電され、キャパシタ電圧V1が時間と共に上昇する(充電期間)。つまりスロープ波形が生成される。
発振回路100は、同期信号SYNCと同期して、充電期間と放電期間が交互に繰り返すことにより、スロープ波形を有する周期信号OSC(三角波信号)を生成する。
判定タイミングは、第1放電回路10が第1キャパシタC1の放電を開始するタイミングに他ならない。つまり、判定タイミングにおける第1キャパシタC1のキャパシタ電圧V1は、スロープ波形のピーク電圧とほぼ一致する。発振回路100は、スロープ波形のピーク電圧Vpeakがしきい値電圧Vth1より高い場合には、充電電流Ichgを減少させる。したがって次の周期において、ピーク電圧Vpeakが低下する方向にフィードバックがかかる。反対にピーク電圧Vpeakがしきい値電圧Vth1より低い場合には、充電電流Ichgを増加させる。したがって次の周期において、ピーク電圧Vpeakが上昇する方向にフィードバックがかかる。
このようにして、発振回路100は、ピーク電圧Vpeakがしきい値電圧Vth1に近づくようにフィードバックを行い、ピーク電圧Vpeakの変動を抑制することができる。
好ましくは充電回路30は、制御電圧生成部30a、電圧電流変換回路30b、ロジック部30cを含む。
ロジック部30cは、たとえばDフリップフロップを含む。Dフリップフロップのクロック端子には、放電指示信号S1(同期信号SYNC)が入力され、データ端子Dには、判定信号S2が入力される。Dフリップフロップの出力信号Q(S3)は、同期信号SYNCのポジティブエッジ(つまり判定タイミング)に応答して判定信号S2をラッチし、次の同期信号SYNCのポジティブエッジまでその値を保持する。
制御電圧生成部30aは、判定タイミングにおける判定信号S2に応じて制御電圧Vcontを生成する。制御電圧生成部30aは、判定信号S2が第1レベル(ハイレベル)のとき、制御電圧Vcontを所定の第1電圧値Vcont1に近づけ、判定信号S2が第2レベル(ローレベル)のとき、制御電圧Vcontを所定の第2電圧値Vcont2(ただしVcont1<Vcont2)に近づける。
電圧電流変換回路30bは、制御電圧Vcontを電流Icontに変換し、当該電流Icontに応じて充電電流Ichgを生成する。充電電流Ichgは制御電流Icontと等しくてもよいし、所定の関係(たとえば定数倍)を有してもよい。
この構成によれば、充電電流Ichgを第1電圧値Vcont1に応じた値(Ichg1)と第2電圧値Vcont2に応じた値(Ichg2)の間で変化させることができる。したがって、判定信号S2のレベルが、ピーク電圧Vpeakがしきい値電圧Vth1より高いことを示すとき、充電電流Ichgが減少するように制御電圧Vcontを変化させ、判定信号S2のレベルが、ピーク電圧Vpeakがしきい値電圧Vth1より低いことを示すとき、充電電流Ichgが増加するように制御電圧Vcontを変化させる。その結果、スロープ波形のピーク電圧Vpeakをしきい値電圧Vth1に近づけることができる。
充電回路30のさらに具体的な構成例を説明する。
たとえば制御電圧生成部30aは、基準電圧源32、バッファ34、第2キャパシタC2、補助充電回路36を含む。
基準電圧源32は、判定信号S3が第1レベル(ハイレベル)のとき第1電圧値Vcont1をとり、判定信号S3が第2レベル(ローレベル)のとき第2電圧値Vcont2をとる基準電圧Vrefを生成する。
第2キャパシタC2は、その第1端子P1が接地されて、電位が固定されている。バッファ(ボルテージフォロア)34は、そのソース電流とそのシンク電流が所定値以下となるよう構成される。たとえばソース電流およびシンク電流の上限は、5μAとなっている。ソース電流およびシンク電流は、バッファ34を構成するアンプの出力段のプッシュプルのトランジスタのサイズおよびバイアスによって設計・制御できる。バッファ34は、基準電圧源32からの基準電圧Vrefを受けて第2キャパシタC2の第2端子P2に印加する。
制御電圧生成部30aは、第2キャパシタC2の第2端子P2の電位を、制御電圧Vcontとして出力する。
定常状態において、基準電圧Vrefと制御電圧Vcontの電圧値は等しい。基準電圧Vref1が変化すると、制御電圧Vcontも追従するが、その追従速度は、バッファ34のソース電流、シンク電流および第2キャパシタC2の容量で規定される。基準電圧Vrefを、第1電圧値Vcont1から第2電圧値Vcont2へと、あるいは第2電圧値Vcont2から第1電圧値Vcont1へと切りかえたときに、制御電圧Vcontを、緩やかに変化させることができる。
補助充電回路36は、第2キャパシタC2の第2端子P2の電位Vcontが所定のしきい値電圧Vth2より低いとき、第2キャパシタC2に補助電流I2を供給する。たとえば補助充電回路36は、第2コンパレータ38、電流源40、スイッチ42を含む。電流源40は、補助電流I2を生成する。第2コンパレータ38は、制御電圧Vcontを第2しきい値電圧Vth2と比較する。スイッチ42は、補助電流I2の経路上に設けられ、第2コンパレータ38の出力に応じてオン、オフが制御される。
続いて電圧電流変換回路30bの構成例を説明する。電圧電流変換回路30bは、演算増幅器44、トランジスタ46、カレントミラー回路48、周波数設定抵抗R1を含む。
周波数設定抵抗R1の第1端子は接地されている。トランジスタ46は、NPN型バイポーラトランジスタ(もしくはNチャンネルMOSFET)であり、その一端(エミッタ/ソース)が周波数設定抵抗R1の第2端子と接続されている。演算増幅器44の非反転入力端子には、制御電圧Vcontが入力され、非反転入力端子は周波数設定抵抗R1の第2端子と接続される。演算増幅器44の出力端子は、トランジスタ46の制御端子(ベース/ゲート)と接続される。周波数設定抵抗R1の第2端子には制御電圧Vcontが印加され、トランジスタ46および周波数設定抵抗R1を含む経路には、
Icont=Vcont/R1
なる制御電流が流れる。
カレントミラー回路48は、所定のミラー比にて制御電流Icontをコピーし、折り返し、充電電流Ichgを生成する。
発振回路100により生成される周期信号OSCのスロープの傾きは、周波数設定抵抗R1の抵抗値および第1キャパシタC1の容量値で決定される。したがって、周波数設定抵抗R1および第1キャパシタC1は、外付け部品とすることが好ましい。
以上が、外部同期モードと関連する構成である。続いて、自走モードと関連する構成を説明する。自走モードを実現するために、第2放電回路50が設けられる。
第2放電回路50は、第1コンパレータ20により生成される判定信号S2を受ける。第2放電回路50は、判定信号S2がローレベル(第2レベル)からハイレベル(第1レベル)に遷移(ポジティブエッジ)したこと、言い換えれば第1キャパシタC1のキャパシタ電圧V1がしきい値電圧Vth1に達したことを契機として第1キャパシタC1を放電する。
たとえば第2放電回路50は、ロジック回路52および第2放電用トランジスタ54を含む。第2放電用トランジスタ54は、第1放電用トランジスタ12と同様に第1キャパシタC1と並列に設けられている。ロジック回路52はたとえばワンショット回路を含み、判定信号S2のポジティブエッジが発生すると、第2期間τ2の間、放電指示信号S4をハイレベルとして第2放電用トランジスタ54をオンさせる。第1期間τ1と第2期間τ2は等しくてもよい。
以上が発振回路100の構成である。続いてその動作を説明する。図2(a)、(b)は、図1の発振回路100の動作を示すタイムチャートである。図2(a)は、外部同期モード時の動作を、図2(b)は、自走モード時の動作を示す。
はじめに外部同期モードの動作を説明する。時刻t0は充電期間であり、第1キャパシタC1が充電され、周期信号OSCがスロープ波形となる。時刻t1に、同期信号SYNCのポジティブエッジが発生すると、それから第1期間τ1の間、放電指示信号S1がハイレベルとなり、放電期間となる。放電期間に第1キャパシタC1が放電され、周期信号OSCの電位が接地電位(0V)まで低下する。
制御電圧Vcontが第2しきい値電圧Vth2より低い領域では、補助充電回路36がアクティブとなり、制御電圧Vcontは速い速度で上昇する。制御電圧Vcontが第2しきい値電圧Vth2を超えると、制御電圧Vcontの変化速度は、バッファ34のソース電流(シンク電流)によって規定される。
制御電圧Vcontが上昇するに従って、それと比例する充電電流Ichgも上昇する。つまり、周期信号OSCのスロープの傾きが大きくなっていき、ピーク電圧Vpeakも上昇していく。
時刻t1、t2、t3と、同期信号SYNCのポジティブエッジのタイミング(判定タイミング)ごとに、ピーク電圧Vpeakが上昇していき、時刻t4の判定タイミングにおいて、ピーク電圧Vpeakが第1しきい値電圧Vth1を上回ると、判定信号S3(S2)がハイレベルとなり、基準電圧Vref1が第1電圧値Vcont1に切りかえられる。これに応答して、制御電圧Vcontが減少していき、充電電流Ichgが減少するようにフィードバックがかかる。充電電流Ichgが減少すると、周期信号OSCのスロープの傾きが小さくなるため、次の判定タイミングt5におけるピーク電圧Vpeakは小さくなる。
このようにして、図1の発振回路100によれば、ピーク電圧Vpeakが第1しきい値電圧Vth1に近づくように、充電電流Ichgの値を調節することができる。
続いて、自走モードの動作を説明する。自走モードでは、充電回路30の充電電流Ichgが一定値に固定される。これは基準電圧Vrefを固定することで実現される。図2(b)に示すように、周期信号OSCが第1しきい値電圧Vth1に達するごとに、判定信号S2がハイレベルとなる。判定信号S2がハイレベルとなると、第2期間τ2、放電指示信号S4がハイレベルとなり、第1キャパシタC1が放電される。
図1の発振回路100によれば、外部同期モードと自走モードを切りかえることができる。そして、これら両方のモードにおいて、複雑な調整を行うことなく、周期信号OSCのピーク電圧Vpeakを、第1しきい値電圧Vth1付近に保つことができる。
続いて発振回路100のアプリケーションを説明する。図3は、図1の発振回路100を備えたスイッチング電源200の構成を示す回路図である。
スイッチング電源200は昇圧型のスイッチングレギュレータであり、制御回路210と出力回路220を含む。出力回路220はインダクタL1、ダイオードD1、出力キャパシタCo、フィードバック抵抗R10、R11を含む。出力回路220のトポロジーは一般的なものであるからここでの説明を省略する。
スイッチング電源200の出力電圧Voutは、負荷202に供給されるとともに、抵抗R10、R11によって分圧され、制御回路210に帰還電圧Vfbとしてフィードバックされる。
制御回路210は、誤差増幅器70、PWMコンパレータ72、ドライバ74、スイッチング素子76および図1の発振回路100を備える。
発振回路100は、同期信号SYNCを受け、スロープ波形を有する周期信号OSCを生成する。誤差増幅器70は帰還電圧Vfbと所定の設定電圧Vsetの誤差を増幅し、誤差電圧Verrを生成する。PWMコンパレータ72は、周期信号OSCを誤差増幅器70からの誤差電圧Verrと比較し、パルス幅変調信号(PWM信号)を生成する。ドライバ74は、PWM信号に応じてスイッチング素子76のオン、オフを制御する。
たとえばスイッチング電源200をデジタルカメラに搭載する場合、カメラ内部のクロックと、スイッチング電源200のスイッチング動作を同期させることができ、ひいては撮像された画像のノイズを低減することができる。
図3のスイッチング電源では、発振回路100をPWM信号の生成に利用しているが、発振回路100の用途はそれに限定されない。たとえばスイッチング電源においては、PWM信号の最大デューティ比や最小デューティ比を設定するために、固定されたデューティを有するパルス信号が生成される場合がある。かかるパルス信号の生成にも、図1の発振回路100を利用できる。
またスイッチング電源は降圧型、反転型、昇降圧型であってもよく、そのタイプに応じて出力回路220およびスイッチング素子76のトポロジーを変更すればよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態では、スイッチング電源200において、その出力電圧Voutを緩やかに変化させるソフトスタート技術について説明をする。図4は、第2の実施の形態に係るスイッチング電源200aの構成を示す回路図である。
スイッチング電源200aは、制御回路210aおよび出力回路220を備える。制御回路210aは、誤差増幅器70、PWMコンパレータ72、ドライバ74、スイッチング素子76、発振回路100、設定電圧生成部80を備える。
誤差増幅器70、PWMコンパレータ72、ドライバ74、スイッチング素子76については上述した。発振回路100は図1と同様の構成であってもよいし、別の構成であっても構わない。
設定電圧生成部80は、誤差増幅器70が参照すべき設定電圧(ソフトスタート電圧)Vsetを生成する。設定電圧生成部80は、基準電圧源32、第2キャパシタC2、バッファ34を含む。基準電圧源32は、少なくとも2値で切りかえ可能な基準電圧Vrefを生成する。基準電圧源32にはセレクト信号SELが入力されており、たとえばセレクト信号SELが第1レベル(ハイレベル)のとき、基準電圧Vrefは1Vに、第2レベル(ローレベル)のとき0.8Vに設定される。
第2キャパシタC2は、第1端子の電位が固定されている。バッファ34は、そのソース電流とそのシンク電流が所定値以下となるよう構成される。バッファ34は、基準電圧Vrefを受けて第2キャパシタC2の第2端子に印加する。つまり設定電圧生成部80の構成は、図1の制御電圧生成部30aから補助充電回路36を省略した構成である。
続いて図4のスイッチング電源200aの動作を説明する。図5は、図4のスイッチング電源200aの動作を示すタイムチャートである。時刻t0以前、スタンバイ信号STB(図4には不図示)はネゲートされており、制御回路210aの各ブロックの動作を停止している。停止状態において、基準電圧Vrefおよび設定電圧Vsetはいずれも0Vである。またセレクト信号SELはローレベルである。時刻t0にスタンバイ信号STBがアサートされ、スイッチング電源200aが昇圧動作を開始する。
時刻t0にスタンバイ信号STBがアサートされると、基準電圧源32は基準電圧Vref(=0.8V)の生成を開始する。設定電圧Vsetは基準電圧Vref(=0.8V)と一致するまで時間とともに上昇する。設定電圧Vsetが緩やかに上昇することにより、スイッチング電源200aの出力電圧Voutも緩やかに上昇し、ソフトスタートが実現できる。
時刻t1に、セレクト信号SELがハイレベルとなり、基準電圧源32は基準電圧Vrefを1.0Vに切りかえる。その結果、設定電圧Vsetは、基準電圧Vref(=1.0V)と一致するまで時間とともに上昇する。スイッチング電源200aの出力電圧Voutは、設定電圧Vsetに追従して上昇する。つまり、出力電圧Voutを緩やかに変化させることができる。
時刻t2に、セレクト信号SELがローレベルとなると、基準電圧源32は基準電圧Vrefを0.8Vに切りかえる。その結果、設定電圧Vsetは、時間とともに低下し、基準電圧Vref(=0.8V)と一致する。スイッチング電源200aの出力電圧Voutは、設定電圧Vsetに追従してゆるやかに低下する。
時刻t3にスタンバイ信号STBがネゲートされると制御回路210aが停止状態となる。そうすると、出力キャパシタCoが放電することにより出力電圧Voutが緩やかに低下していき、第2キャパシタC2が放電することにより設定電圧Vsetも緩やかに低下していく。
従来のスイッチング電源では、ソフトスタート回路を利用することにより、出力電圧Voutを0Vから第1の電圧値(12V)まで緩やかに変化させることは可能であった。しかしながら、第1の電圧値(12V)から第2の電圧値(16V)への切りかえ、もしくはその逆の切りかえは急峻となってしまう。第1、第2の電圧値での切りかえをスムーズに行う別のアプローチは、ソフトスタート用のキャパシタとは別に、もうひとつのキャパシタを設けて、電圧切りかえを緩やかに行うことである。しかしながら、このアプローチは、回路部品(キャパシタ)の点数が増加するという問題がある。これに対して、図4のスイッチング電源200aによれば、単一のキャパシタC2のみで、出力電圧Voutを複数の電圧値の間で緩やかに変化させることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態に係るシステム電源の構成を示す回路図である。システム電源300は、出力電圧Voutを生成する1チャンネルのスイッチング電源(DC/DCコンバータ)と、出力電圧VOUTLDOを生成する1チャンネルのリニアレギュレータ(低飽和レギュレータ:LDO)を備える。
このシステム電源300は、セレクト信号SELの値に応じて、2つの出力電圧Vout、VOUTLDOのレベルが切りかえ可能となっている。
SEL端子電圧が、ハイレベルH(2.0V<SEL<20.0V)とローレベルL(−0.3V<SEL<0.3V)のときで、2つの出力電圧およびソフトスタート電圧SSは以下の値に設定される。ソフトスタート電圧SSは、スイッチング電源とLDOが基準とする電圧である。
(1)SEL=L
Vout=12.3V
VOUTLDO=11.8V
Vss=0.8V
(2)SEL=H
Vout=16.5V
VOUTLDO=16.0V
Vss=1.0V
システム電源300は、制御IC302と、スイッチングレギュレータ出力回路(以下、単に出力回路と称する)220およびいくつかの外付けチップ部品を備える。
制御IC302は、NチャンネルFET内蔵の1チャンネル昇圧DC/DCコントローラ306と、1チャンネルの低飽和レギュレータ(LDO)308、レギュレータ310、バンドギャップリファレンス回路312を備える。
レギュレータ310は、ドライバ74に供給するための5.0Vの電圧VREGを生成する。バンドギャップリファレンス回路312は、3.0Vの基準電圧VREFを生成する。
DC/DCコンバータに関する回路の説明をする。出力回路220の構成は、図3や図4と同様である。DC/DCコンバータの出力電圧Voutは、フィードバック入力端子INにフィードバックされる。フィードバック抵抗R10、R11は、図6では制御IC302に内蔵されており、分圧比が異なる2つのペアがセレクタ314によって切りかえ可能となっている。つまり分圧比は、セレクト端子SELに入力されるセレクト信号SELに応じて切りかえられる。セレクタ314を介して、出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧Vfbが誤差増幅器70に入力される。
ソフトスタート設定部316は、図4の設定電圧生成部80に対応する。ソフトスタート設定部316は、ソフトスタート電圧Vss(図4の設定電圧Vset)を生成し、誤差増幅器70へと出力する。ソフトスタート設定部316の基準電圧源32は、セレクタ318を備え、セレクト信号SELのレベルに応じて、1.0Vまたは0.8Vの電圧を選択する。セレクタ318により選択された基準電圧Vrefがバッファ34に入力される。キャパシタCssは、図4の第2キャパシタC2に対応する。
ソフトスタート設定部316の出力電圧SSは、時間とともに緩やかに上昇する。起動開始から出力電圧Vout、VOUTLDOが100%の出力値に達するまでの時間(ソフトスタート時間)Tss[sec]は、以下の計算式で求められる。
Tss=Css×Vss/Iss [sec]
Vssは、基準電圧源32の出力電圧(Vref)であり、SEL=LのときVss=0.8V、SEL=HのときVss=1.0Vである。IssはSS端子に対する充電電流であり、典型的には5μAである。たとえばTss=20msecに設定したい場合、SEL=Hとすると容量値は、
Css=Iss×Tss/Vss=5μA×20msec/1V=0.1μF
となる。この容量値をSS端子に接続してSEL=Lで回路を起動した場合、Vss=0.8Vとなるため、ソフトスタート時間Tssは、
Tss=0.1μF×0.8V/5μA=16msec
となる。
このシステム電源300では、動作中にSEL端子電圧をLとHとで切りかえることにより、出力電圧Vout、VOUTLDOを切りかえることが可能である。この切りかえに際して出力電圧のオーバーシュート、アンダーシュートを抑制するために、出力電圧のソフト切りかえ機能が働く。ソフト切りかえ動作時の出力電圧の遷移時間Tx[sec]は、ソフトスタート時間Tssの設定と同様、SS端子に接続される容量値によって以下の計算式で求められる時間に設定される。
Tx=Css×ΔVss/Iss [sec]
ここでΔVssは、ソフトスタート電圧Vssの変化量であり、1.0−0.8=0.2Vとなる。図7は、図6のシステム電源300のソフト切りかえ動作を示すタイムチャートである。時刻t0にスタンバイ(STB)端子電圧がハイレベルとなると、レギュレータ310、バンドギャップリファレンス回路312が起動する。そして時刻t1に、基準電圧VREFがあるしきい値を超えるとVREFに対するUVLO(低電圧ロックアウト)が解除される。続く時刻t2に、基準電圧VREGがしきい値を超えるとVREGに対するUVLOが解除される。これを受けてソフトスタート設定部316が起動し、ソフトスタート電圧Vssが0.8Vに向けて上昇し始める。ソフトスタート電圧Vssと追従して、2つの出力電圧Vout、VOUTLDOも上昇し、ソフトスタート時間Tss経過後の時刻t3に目標値に達する。
時刻t4にセレクト端子電圧SELがハイレベルに切りかえられ、出力電圧のレベル切りかえが指示される。これを受けて、ノードxの電位が0.8Vから1Vに切りかえられ、ソフトスタート電圧Vssが時間とともに上昇し始める。遷移時間Tx経過後の時刻t5に、2つの出力電圧Voutが目標値に達する。
時刻t6にセレクト端子電圧SELがローレベルに切りかえられると、遷移時間Tx経過後の時刻t7に出力電圧Vout、VOUTLDOが低い方の目標値に遷移する。時刻t8にスタンバイ端子電圧をローレベルとすると、レギュレータ310、バンドギャップリファレンス回路312がオフし、回路がシャットダウンする。
続いてLDO308について説明する。LDO308は、DC/DCコンバータの出力電圧Voutを降圧し、安定化して出力電圧VOUTLDOを出力する。LDO308は、トランジスタ90、誤差増幅器92、フィードバック抵抗R20、R21、セレクタ94、パワーグッド回路96、遅延回路98、トランジスタ99を備える。
フィードバック抵抗R20、R21は、出力電圧VOUTLDOを分圧する。制御IC302には、分圧比が異なるフィードバック抵抗R20、R21のペアが2組設けられており、セレクタ94によって分圧比が切りかえ可能となっている。セレクト信号SELに応じて設定された分圧比で分圧された出力電圧Vfb2が誤差増幅器92にフィードバックされる。誤差増幅器92は、帰還電圧Vfb2と、ソフトスタート電圧Vssの誤差を増幅し、トランジスタ90のゲート電圧、つまりトランジスタ90の電圧降下量を調節する。その結果、出力電圧VOUTLDOがソフトスタート電圧Vssに応じた目標値に保たれる。
パワーグッド回路96は、LDO308の出力電圧VOUTLDOをモニタし、その電圧レベルが良好か否かを示すパワーグッド信号S10を生成し、パワーグッド端子PGの電位を切りかえる。PG端子内部は、NチャンネルMOSFET99のオープンドレイン形式となっており、外部電源にプルアップして使用される。LDO308の出力電圧VOUTLDOが設定電圧の80%以下となると、パワーグッド検出となり、パワーグッド信号S10がネゲートされ、PG端子がローレベルになる。出力電圧が90%以上となるとパワーグッド信号S10がアサートされ(パワーグッド保護解除)となり、PG端子がハイレベルとなる。パワーグッド機能を使用しない場合には、DELAY端子およびPG端子をオープンとすればよい。
遅延回路98は、パワーグッド回路96から出力されるパワーグッド信号S10を検出遅延時間TDELAY遅延させることにより、電圧レベルが不良な状態が遅延時間TDELAY以上持続したときに、PG端子の電位を切りかえる。パワーグッド検出から、PG端子の切り替わりまでの検出遅延時間はTDELAYは、DELAY端子に接続するコンデンサCDELAY[μF]の容量によって以下の計算式から求められる。
DELAY=CDELAY×VthDELAY/IDELAY
VthDELAY:DELAY端子スレッショルド電圧(typ. 0.8V)
DELAY: DELAY端子流出電流 (typ. 1μA)
IC起動時には、パワーグッド機能とソフトスタート機能が同時に働く。したがってパワーグッドの検出遅延時間よりもソフトスタートによる出力90%までの到達時間が長い設定となっていると、IC起動時にパワーグッド検出が行われてしまう。このことから、遅延時間TDELAYは、90%到達時間よりも長く設定する必要がある。
図8は、パワーグッド検出の動作を示すタイムチャートである。時刻t0〜t2までは図7と同様である。時刻t3以前では、出力電圧VOUTLDOが設定値の90%以下であるが、検出遅延時間TDELAYが経過していないため、PG信号はアサート(ハイレベル)されたままである。時刻t3に90%に達すると、パワーグッドが解除される。
その後、時刻t4に出力電圧VOUTLDOが設定値の80%を下回り、その状態が検出遅延時間TDELAY持続すると、時刻t5にPG信号がアサートされる。出力電圧VOUTLDOが再び目標値の90%に達すると、パワーグッド検出が解除され、PG信号がアサート(ハイレベル)される。
UVLO(低電圧入力誤動作防止回路:Under Voltage Lock Out)320は、電源投入時や電源遮断時のICの誤動作を防止するための保護回路である。UVLO320は、VCC端子電圧が4.0V以下になると、DC/DCコンバータおよびLDOをオフし、SS端子をローレベルに固定する。UVLOの検出端子には0.1Vのヒステリシス幅があり、スレッショルドオンラインでの入力電圧変動による誤動作が防止される。また内蔵レギュレータ310の電圧VREGの低下時にも誤動作防止のため保護機能が働く。具体的には、VREG端子が2.7V以下になると、DC/DCコンバータおよびLDOをオフし、SS端子をローレベルに固定する。VREGの検出端子には0.6Vのヒステリシス幅が設定されている。またUVLO320は基準電圧VREFを監視し、その値が1.1V以下となると、内部レギュレータ310をオフする。VREFの検出端子にはヒステリシスは設けられない。
OCP(過電流保護回路:Over Current Protection)322は、スイッチング素子76に流れる電流をモニタし、過負荷状態(550mA以上)になると「フの字」特性の過電流保護を行う。OCPの設定値は制御IC302の内部で固定されている。
OVP(過電圧保護回路:Over Voltage Protection)324は、LDO308の過電圧入力によるICの誤動作を防止するために設けられる。OVP324は、VINLDO端子電圧が20V以上となると、LDO308をオフする。
TSD(加熱保護回路:Thermal Shut Down)326は、異常発熱によるICの信頼性に及ぼす影響を防止するための保護回路である。TSD326は、チップの異常発熱(たとえば175℃異常)を検知すると、DC/DCコンバータおよびLDO308をオフする。
続いてDC/DCコンバータの周波数応答について説明する。
負帰還がかかったフィードバック系の安定条件の目安は、ゲインが1倍(0dB)のときの位相遅れが135°以下である。またDC/DCコンバータでは、スイッチング周波数によってサンプリングされているため、全体の系としての帯域GBW(ゲインがゼロとなる周波数)はスイッチング周波数の1/10程度とする必要がある。以上の2点を満たすため、第1抵抗R11、第2抵抗R10、帰還抵抗RFB、入力抵抗RIN、帰還キャパシタCFB、入力キャパシタCINは、以下のように設定する必要がある。
(1)CFBについて
制御IC302には、R11=155kΩ(SEL=H)、143.5kΩ(SEL=L)が内蔵されている。このときCFBの値によってDC/DCコンバータの帯域を決定する1次ポールを設定できる。
fp=1/[2π・{A×(R11・R10)/(R11+R10)×CFB]
DC/DCコンバータのDCゲインは、
DC_Gain=A/B×Vout/(Vout−Vin)
である。Aは、誤差増幅器70のゲイン、Bは発振回路100の振幅、VinはDC/DCコンバータの入力電圧、Voutは出力電圧である。
この式から、DCゲインを1次ポール点以下にて帯域制限した場合の0dB点の周波数fswは、以下の計算式で与えられる。
fsw=fp×DC_Gain=1/{2π(C2×(R11・R10)/(R11+R10))}×1/B×Vout/(Vout−Vin)
このスイッチング周波数は、約10kHzが推奨値となる。負荷応答を優先させる場合には、20kHz程度まで高めることができる。
(2)RFB、RIN、CINの設定
昇圧DC/DCコンバータのコイル、コンデンサによって以下で表される2次ポールが発生する。
LC=(1−D)/(2π・√(LC))
Dはオンデューティであり、D=(Vout−Vin)/Voutである。
この2次ポールによって180°の位相反転が発生する。ここで系の安定性を確保するために、ゼロ点を2カ所挿入し、補償を行う必要がある。
RFB、CFBによるゼロ点: fz1=1/(2π・RFB・CFB)
CINによるゼロ点: fz2=1/(2π・R10・CIN)
fz1、fz2は、fLCの1/2〜2倍の周波数に設定することにより、最適な位相余裕を得ることができる。
実施の形態にもとづき、本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
100…発振回路、C1…第1キャパシタ、10…第1放電回路、12…第1放電用トランジスタ、14…ワンショット回路、20…第1コンパレータ、30…充電回路、30a…制御電圧生成部、30b…電圧電流変換回路、30c…ロジック部、32…基準電圧源、34…バッファ、C2…第2キャパシタ、36…補助充電回路、38…第2コンパレータ、40…電流源、42…スイッチ、44…演算増幅器、46…トランジスタ、48…カレントミラー回路、R1…周波数設定抵抗、M1,M2…トランジスタ、50…第2放電回路、52…ロジック回路、54…第2放電用トランジスタ、S1…放電指示信号、S2…判定信号、70…誤差増幅器、72…PWMコンパレータ、74…ドライバ、76…スイッチング素子、80…設定電圧生成部、200…スイッチング電源、210…制御回路、220…出力回路。

Claims (8)

  1. 第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、
    外部からの周期的な同期信号に応じたタイミングで、前記第1キャパシタを放電する第1放電回路と、
    前記第1キャパシタの前記第1端子の他端である第2端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じた判定信号を生成するコンパレータと、
    前記同期信号に応じたタイミングにおける前記判定信号のレベルに応じてその電流値が調節される充電電流を生成し、前記第1キャパシタに充電電流を供給する充電回路と、
    を備え、前記第1キャパシタの前記第2端子の電圧を周期信号として出力するよう構成され、
    前記充電回路は、
    前記判定信号に応じて制御電圧を生成する制御電圧生成部と、
    前記制御電圧を電流に変換し、前記制御電圧に応じた前記充電電流を生成する電圧電流変換回路と、
    を含み、
    前記制御電圧生成部は、前記判定信号が第1レベルのとき、前記制御電圧を所定の第1電圧値に近づけ、前記判定信号が第2レベルのとき、前記制御電圧を所定の第2電圧値に近づけることを特徴とする発振回路。
  2. 前記充電回路は、前記判定信号を前記同期信号に応じたタイミングでラッチするフリップフロップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
  3. 第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、
    外部からの周期的な同期信号に応じたタイミングで、前記第1キャパシタを放電する第1放電回路と、
    前記第1キャパシタの前記第1端子の他端である第2端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じた判定信号を生成するコンパレータと、
    前記同期信号に応じたタイミングにおける前記判定信号のレベルに応じてその電流値が調節される充電電流を生成し、前記第1キャパシタに充電電流を供給する充電回路と、
    を備え、前記第1キャパシタの前記第2端子の電圧を周期信号として出力するよう構成され、
    前記充電回路は、前記判定信号を前記同期信号に応じたタイミングでラッチするフリップフロップを含むことを特徴とする発振回路。
  4. 前記制御電圧生成部は、
    前記判定信号が前記第1レベルのとき前記第1電圧値をとり、前記判定信号が前記第2レベルのとき前記第2電圧値をとる基準電圧を生成する基準電圧源と、
    第1端子の電位が固定された第2キャパシタと、
    そのソース電流とそのシンク電流が所定値以下となるよう構成され、前記基準電圧を受けて前記第2キャパシタの前記第1端子の他端である第2端子に与えるバッファと、
    を含み、前記第2キャパシタの前記第2端子の電位を、前記制御電圧として出力することを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
  5. 前記制御電圧生成部は、
    前記第2キャパシタの前記第2端子の電位が所定のしきい値電圧より低いとき、前記第2キャパシタに補助電流を供給する補助充電回路をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の発振回路。
  6. 前記判定信号にもとづき、前記第1キャパシタの前記第2端子の電圧が前記しきい値電圧に達したことを契機として前記第1キャパシタを放電する第2放電回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の発振回路。
  7. 第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、
    外部からの周期的な同期信号に応じたタイミングで、前記第1キャパシタを放電する第1放電回路と、
    前記第1キャパシタの前記第1端子の他端である第2端子の電圧を所定のしきい値電圧と比較し、比較結果に応じた判定信号を生成するコンパレータと、
    前記同期信号に応じたタイミングにおける前記判定信号のレベルに応じてその電流値が調節される充電電流を生成し、前記第1キャパシタに充電電流を供給する充電回路と、
    前記判定信号にもとづき、前記第1キャパシタの前記第2端子の電圧が前記しきい値電圧に達したことを契機として前記第1キャパシタを放電する第2放電回路と、
    を備え、前記第1キャパシタの前記第2端子の電圧を周期信号として出力することを特徴とする発振回路。
  8. スイッチング素子を含むスイッチング電源であって、
    前記スイッチング電源の出力電圧に応じた帰還電圧と所定の設定電圧の誤差を増幅する誤差増幅器と、
    周期的な同期信号に応じて周期信号を生成する請求項1から7のいずれかに記載の発振回路と、
    前記周期信号を前記誤差増幅器の出力電圧と比較し、パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調コンパレータと、
    前記パルス幅変調信号に応じて、前記スイッチング素子のオン、オフを制御するドライバと、
    を備えることを特徴とするスイッチング電源。
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