JP5666393B2 - センサネットワークシステム - Google Patents

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本発明は、一定空間内での環境を監視及び管理するセンサネットワークシステムに関するものである。
近年、通信技術、特に無線通信技術の進歩に伴い、複数のセンサ付無線端末を散在させ、その端末同士が協調して環境や物理的状況を採取する無線ネットワークシステムが提唱されている。このようなシステム概念はセンサネットワークシステムと呼ばれており、多様な分野への応用が期待されている。
当該センサネットワークシステムの一例をあげると、発電設備から末端の電力機器までをセンサ付端末のネットワークで結ぶ構成がある。このようなからなるセンサネットワークシステムは、電力需要と供給双方の情報が取得可能なので、電力網内での需給バランスを最適化できる。この構成はスマートグリッドと呼ばれ、米国で提案されたシステムである。
また、センサネットワークシステムは、上記のような非常に広範囲における情報取得を目的としたものだけではなく、限定的な空間管理を目的に情報取得を行うものもある。例えば、半導体製造におけるクリーンルームの清浄度監視及び管理、病院等の空気感染防止のための空調管理、ホームセキュリティ関連分野(車両盗難監視、屋内不審者侵入監視、火災監視等)等、センサネットワークシステムを応用できる分野は幅広い。
ここでは、一例として、クリーンルームの清浄度監視及び管理について適用されるセンサネットワークシステムをとりあげる。
近年の半導体製造技術は微細化の一途をたどり、半導体製造装置を設置するクリーンルーム内の清浄度の向上およびその維持への要求が高まっている。このため、クリーンルーム内に設置する製造装置や空調機器に対し、発塵量の低減を目的とした開発が進められている。同時に、発塵の主因の一つである作業者数の低減を図ることで、クリーンルーム内の無人化及び自動化が進められている。このため、特許文献1では、クリーンルーム内の清浄度を自動的に情報取得し、この情報を外部に無線送信するシステムが開示されている(例えば、図2等参照)。
特開2000−19095号公報
しかしながら、このようなシステムでは、センサの駆動や無線通信を行う電力源となるバッテリーが必要不可欠な構成となる。つまり、上記システムでは、センシングに要する電力及び無線通信に要する電力全てをバッテリーが賄うこととなる。このため、上記システムにおいて、クリーンルームの状況(例えば、クリーンルーム内の清浄度合いなど)を正確に取得するために短時間間隔で情報収集及び通信を行うと、バッテリー交換が必要となる時間間隔が非常に短くなる。一方で、上記システムにおいて、クリーンルームの状況を長時間間隔で情報取得すると、異常な状況を把握しそこなうという課題があった。換言すると、上記システムでは、当該システムの配置される正確な状況変動の把握と、バッテリーの長寿命化と、を両立できないという問題があった。
そこで、本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、その目的は、センサネットワークシステムの配置される状況変動を正確に把握するとともに、バッテリー電力を有効かつ長期間活用するセンサネットワークシステムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の手段を提供する。
本発明のセンサネットワークシステムは、複数のセンサを有し、該センサからの検知データに基づいて、該センサに対して動作制御を行うセンサ端末と、該センサ端末と通信制御装置を介して相互に通信を行う外部装置と、周囲の環境を制御するための環境制御装置と、を含むセンサネットワークシステムであって、前記センサ端末は、前記センサが、周囲の空気流の方向及び流速を測定して第一の検知データを生成するフローセンサと、周囲環境の物理量を測定して第二の検知データを生成する周囲環境検知センサと、を含み、前記第一の検知データを取得可能に構成され、取得した第一の検知データに基づいて前記周囲環境検知センサを起動させるか否かを判断し、起動させると判断した場合に前記周囲環境検知センサを起動させるための起動信号を前記周囲環境検知センサに送信し、当該起動信号の送信された周囲環境検知センサより前記第二の検知データを取得し、前記第一の検知データ及び第二の検知データを前記外部装置へ送信する制御部を備え、前記外部装置は、一定時間内に複数のセンサ端末から予め定めた一定値を超える第二の検知データを受信した場合、当該複数のセンサ端末の第一の検知データ及び第二の検知データに基づいて、前記一定時間が経過した後の時点で新たに一定値を超える第二の検知データを送信するセンサ端末を予測し、当該予測したセンサ端末と最も近接する前記環境制御装置を特定し、特定した環境制御装置へ当該環境制御装置を起動させるための起動信号を送信することを特徴とする。
かかる特徴によれば、センサ端末周囲の空気流が変化するような現象が起こったときに、周囲環境検知センサが起動するため、必要な周囲環境の変動を検知しそこなうことがなくなる。また、センサ端末周囲の空気流に変化がない時には周囲環境検知センサは起動しないため、電力消費がなく、バッテリー寿命を長くでき、バッテリー交換頻度を低減することが可能となる。加えて、一定時間内に複数のセンサ端末から検知データが一定値をこえる大きな環境変動を検知した場合には、次に大きな環境変動が起こりそうな場所を予測し、予め環境変動を抑制するような制御を行うことで、環境の変化を最小限に抑えることができ、常に環境を最適に近い状態に保つことが可能となる。
また、請求項2に記載のセンサネットワークシステムにおいて、前記外部装置は、前記環境制御装置へ起動信号を送信するとともに、前記予測したセンサ端末に備わる周囲環境検知センサに起動信号を送信することを特徴とする。
かかる特徴によれば、環境変動を予測して制御を行った場所の環境変化を速やかに検知することができる。
また、請求項3に記載のセンサネットワークシステムにおいて、前記フローセンサは、周囲の空気流の方向及び流速に変化が生じた場合に、外部からの給電無しに前記方向及び流速を測定可能に構成されることを特徴とする。
かかる特徴によれば、空気流の検知データを取得していない期間の電力消費がないため、バッテリー寿命を長くでき、バッテリー交換頻度を低減することが可能となる。
また、請求項4に記載のセンサネットワークシステムにおいて、前記制御部は、取得した第一の検知データ及び第二の検知データを記憶する記憶部を有し、新たに取得した第一の検知データと前記記憶部に記憶された第一の検知データとを比較して、第一の検知データの変化が確認された場合に、前記周囲環境検知センサを起動させると判断することを特徴とする。
かかる特徴によれば、周囲環境の変動をフローセンサが検知し、周囲環境の変動情報を元に、必要な周囲環境検知センサのみを起動させることができる。このため、周囲環境の変動によって、必要な周囲環境変動センサのみが起動するため、必要な周囲環境変動を検知しそこなうことがなくなる。また、不必要な周囲環境検知センサは起動しないため、電力消費がなく、バッテリー寿命を長くでき、バッテリー交換頻度を低減することが可能となる。
また、請求項5に記載のセンサネットワークシステムにおいて、各センサ端末は、それぞれのセンサ端末を一意に特定するための識別番号が割り振られており、前記制御部は、前記第一の検知データ及び第二の検知データに自機の前記識別番号を付して、当該第一の検知データ及び第二の検知データを前記外部装置へ送信することを特徴とする。
かかる特徴によれば、外部装置はどのセンサ端末からの通信かを容易に判断できる。このため、効率的な情報処理が可能となる。
空気流の変化を指針として必要なときにのみ周囲環境を検知して、検知データ送信することで、バッテリー電力を有効かつ長時間活用できるため、周囲環境情報を精度よく把握できるとともにバッテリー交換頻度を低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムの構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムにおけるセンサ端末の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムにおける通信制御装置の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムにおける外部装置の構成を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムの処理動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態に係るセンサネットワークシステムの処理動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態に係る外部装置の予測処理を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明に係る第1の実施形態を、図1から図7を参照して説明する。なお、本実施形態に係るセンサネットワークシステム1000は、たとえば、半導体製造を行うクリーンルーム内の空気清浄度を監視及び管理に用いるシステムである。
(全体構成)
図1は、本実施形態に係るセンサネットワークシステム1000の構成を示す図である。センサネットワークシステム1000は、センサネットワーク1及び外部装置2と、複数の環境制御装置6と、センサネットワーク1と外部装置2相互を接続する通信回線3からなる。
センサネットワーク1は、通信制御装置4と複数のセンサ端末5からなる。さらに、通信制御装置4は前述の通信回線3で外部装置2と接続されている。複数のセンサ端末5各々と通信制御装置4とは無線通信により、相互でデータ送受信できる。外部装置2は環境制御装置6に有線もしくは無線通信により制御信号を送信する。
複数のセンサ端末5および環境制御装置6の各々は、異なった識別番号(ID)が設定され、複数のセンサ端末5および環境制御装置6を個別に識別できるよう構成されている。
なお、図1では、通信制御装置4と外部装置2とは別に設け、通信回線3で結ぶ構成を示したが、通信制御装置4に外部装置2の機能を付加して同一装置としてもよい。
また、図1では外部装置2と接続されるセンサネットワーク1は単数であるが、複数のセンサネットワーク1が存在する構成も可能である。
(センサ端末構成)
センサネットワーク1におけるセンサ端末5の構成について、以下に詳細に示す。図2に、センサ端末5の構成を示す。
センサ端末5は、フローセンサ511、周囲環境検知センサ521と522、CPU541、記憶部542、無線通信用IC561、バッテリー57、アンテナ562からなる。
フローセンサ511は、周囲の空気流の流速および方向を測定するセンサである。フローセンサ511は、例えば、熱源からの温度分布を利用して測定する方式、超音波の伝達速度差を利用して測定する方式、ピトー管、電歪素子の歪を利用して測定する方式、等のセンサである。ここで、フローセンサ511は、測定した空気流の流速及び方向を検知データ(第一の検知データ)として、CPU541へ送信可能に構成される。
周囲環境検知センサ521、522は、周囲環境の物理量を測定するセンサである。周囲環境検知センサ521、522には、例えば、温度、湿度、気圧、振動、塵埃数、空気流、照度、画像等を測定するセンサがある。使用するセンサの種類は、測定したい物理量に応じて選定すればよい。ここで、周囲環境検知センサ521、522は、計測した物理量を検知データ(第二の検知データ)として、CPU541へ送信可能に構成される。
CPU541は、演算処理機能等を備えたマイクロコンピュータ等から構成される。CPU541は、各センサ(フローセンサ511、周囲環境検知センサ521、522)及び無線通信用IC561、記憶部542それぞれと接続されている。そして、CPU541は、フローセンサ511及び周囲環境検知センサ521、522から取得した検知データのデータ処理及び無線通信用IC561を介した検知データの外部装置2への送信指示や記憶部542への記憶/読み出し指示、各種センサの制御等を行う。ここで、CPU541は、送信された検知データを逐次記憶部542に記憶する。また、CPU541は、記憶した検知データを外部装置2へ送信する場合、予め当該検知データへ自機の識別番号を付加する処理を行う。
記憶部542は、センサ端末IDや各種センサが取得した検知データ、CPU541が用いる各種プログラムを格納する。
無線通信用IC561は、CPU541からの指示を元に、アンテナ562を経て通信制御装置4と無線通信によるデータ送受信を行う。
バッテリー57はアンテナ562をのぞくセンサ端末5に備わる他の構成に接続され、当該他の構成に対して電力供給を行う。
(通信制御装置)
次に、センサネットワーク1における通信制御装置4の構成について説明する。図3に、通信制御装置4の構成を示す。
通信制御装置4は、CPU441、記憶部442、無線通信用IC461、アンテナ462、外部装置2との通信用インターフェース49からなる。
無線通信用IC461は、アンテナ462を経て、センサ端末5から送信されるデータの受信及び各センサ端末5への制御命令の送信等を無線通信で行う。
CPU441は、無線通信用IC461を経て受信した各センサ端末5からのデータ処理、外部装置2に接続される通信用インターフェース49に対するデータ送受信制御、記憶部442へのデータ読み書き等を制御する。
記憶部442は、各センサ端末5からのデータ、CPU441が用いる各種プログラムが格納されている。
通信インターフェース49は、通信回線3を経て、外部装置2と通信制御装置4との間でデータ送受信を行う。
また、通信制御装置4全体を駆動する電力は、外部から有線472で供給され、電源IC471を経て各構成に電力を供給する構成である。しかし、電力の有線供給が難しい場合、通信制御装置4内にバッテリーを搭載し、バッテリーから通信制御装置4の各構成に電力を供給する構成でも実施可能である。
(外部装置)
次に、外部装置2の構成について説明する。図4に、外部装置2の構成を示す。
外部装置2は、センサネットワーク1から送信されるデータの各種処理を行うための装置であり、例えば、通信機能を備えたコンピュータによって構成される。
外部装置2は、CPU241、記憶部242、通信制御装置4との通信用インターフェース29からなり、加えて、入力部281、表示部282を備えている。
通信用インターフェース29は、通信回線3を経て、通信制御装置4との間でデータ送受信および環境制御装置6への制御信号の送信を行う。
CPU241は通信用インターフェース29で送受信されるデータの各種処理を行う。同時に、CPU241は、その演算機能に基づいて、通信制御装置4や各センサ端末5および環境制御装置6への指示制御を行うことができる。CPU241と接続された記憶部242はCPU241における各種処理を行うための各種プログラムやデータを記憶している。
また、CPU241には、CPU241を介して記憶部242へ各種情報の入力、更新等を行うための入力部281(キーボード、マウス等)や表示部282(ディスプレス等)が接続されている。
記憶部242は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリ等で構成される。当該記憶部242には、センサ端末5及び環境制御装置6の識別番号と、当該識別番号の付与されたセンサ端末5及び環境制御装置6の位置情報と、がセンサ端末5及び環境制御装置6単位で予め記憶される。また、記憶部242は、センサ端末5より送信される検知データを記憶する。
上記構成により、外部装置2は、センサネットワーク1からの検知データに応じて、ユーザに対する情報提供や各種情報処理を行うものであるが、外部装置2の構成は、図4に示す構造に限られるものではない。例えば、外部装置2として、各種ポータブル電子機器や携帯電話機等を採用してもよい。
(環境制御装置)
次に、環境制御装置6について説明する。環境制御装置6は、センサネットワークシステム1000の配備される空間の環境を、外部装置2から送信される制御信号に応じて適宜に調整するための装置である。具体的には、環境制御装置6は、エアコン(空気調和装置)、ファンフィルターユニット、加湿器、除湿器、等である。本実施形態において、環境制御装置6は、クリーンルーム内の空気清浄度を調整するための空気調和装置からなり、外部装置2から送信される制御信号に応じて、室温等を調整する。なお、環境制御装置6の設置台数は、センサネットワークシステム1000の設置環境に応じて、一台であっても複数台であっても勿論良い。
(センサネットワークの動作)
次に、本実施の形態にかかるセンサネットワークシステム1000の動作について図5及び図6に示すフローチャートを用いて説明する。ここで、図5は、センサネットワークシステム1000に含まれる、センサ端末5ごとの処理を示すフローチャートであり、図6は、外部装置2の処理を示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、センサ端末5のフローセンサ511は、周囲の空気流に変化が生じた場合(ステップS10;Y)、測定した空気流の検知データをCPU541に送信する(ステップS20)。ここで、フローセンサ511は、例えば、流速が、予め定めた一定時間内に予め定めた割合以上の変化率を示す場合、又は、空気流の向き(角度)が一定時間内に予め定めた角度以上の変化を示す場合、に周囲の空気流に変化が生じたと判断する。なお、周囲の空気流に変化が生じていない場合(ステップS10;N)、本フローはそのまま終了する。
次いで、CPU541は、受信した空気流の検知データをもとに、周囲環境検知センサ521、522を起動するか否かを判断する(ステップS30)。具体的には、CPU541は、例えば、受信した空気流の検知データに基づいて、今回測定された流速が予め記憶部542に記憶された閾値を上回るか否かに応じて、周囲環境検知センサ521、522を起動するか否かを判断する。そして、CPU541は、ステップS30にて起動しないと判断した場合(ステップS30;N)、フローセンサ511から次の空気流検知データの送信を待つ。
一方で、CPU541がステップS30にて起動すると判断した場合(ステップS30;Y)、空気流の検知データは、CPU541から、通信制御装置4、外部装置2の順に送信される(ステップS40)。
次いで、CPU541は、周囲環境検知センサ521、522に起動信号を送信する(ステップS50)。次いで、起動信号を受信した周囲環境検知センサ521、522は、起動して周囲環境の物理量を一定時間測定する(ステップS60)。そして、周囲環境検知センサ521、522が測定した周囲環境の検知データは、CPU541、通信制御装置4、外部装置2の順に送信される(ステップS70)。
次に、図6に示すように、外部装置2は、一定時間(例えば、予め定めた一回の測定時間)内に複数のセンサ端末5から一定値(例えば、予め定めた周囲環境の物理量の閾値)を超えた周囲環境の検知データを受信したか否かを判断する(ステップS110)。そして、外部装置2は、ステップS80にて受信していないと判断する場合(ステップS110;N)、本フローを終了する。
一方、外部装置2は、ステップS80にて受信したと判断する場合(ステップS110;Y)、複数のセンサ端末5から受信した空気流の検知データに基づいて、上記一定時間が経過した後に大きな環境変動が起こりそうな場所を予測し、その場所に最も近い場所にある環境制御装置6と周囲環境検知センサ521、522を一定時間動作させる(ステップS120)。
ここで、外部装置2(CPU241)は、例えば、ステップS110、S120に係る処理を以下のようにして実行する。
まず、図7に示すように、CPU241は、センサネットワーク1000内に含まれるセンサ端末5のうち、符号5aの付された複数のセンサ端末より一定値を超えた検知データを受信したものとする。すると、CPU241は、当該検知データより識別番号を抽出する。そして、CPU241は、記憶部242を参照し、当該識別番号に対応するフローセンサ511からの検知データ(つまり、空気流の流速と向き)と位置情報とを特定する。これによって、CPU241は、一定値を超える検知データを送信した各センサ端末5aの位置、及び当該位置における空気流の流速や向きを把握できる。この際、CPU241は、当該把握した各センサ端末5aの各位置の中心位置に最も近接した位置にある環境制御装置6を記憶部242を用いて特定し、当該特定した環境制御装置6(図7に示す6a)を動作させるための制御信号を送信する。
さらに、記憶部242には、これまでにフローセンサ511および周囲環境検知センサ521、522から受信した検知データが蓄積されており、CPU241は、それら蓄積された検知データを元にフローセンサ511の検知データと周囲環境検知センサ521、522の検知データとの相関関係の推定および学習を行なうことで、周囲環境検知センサ521、522の検知する物理量の空間分布(例えば、クリーンルーム内の各位置に応じた物理量の分布)についての時間推移の推定を行うことができる。
次いで、CPU241は、当該時間推移に基づいて、図示しない計時部で計時される現在時刻から予め定めた時間経過後に、物理量が最も大きくなりそうな位置(図7に示すPの位置)を特定する。そして、CPU241は、記憶部242を参照してPの位置に最も近い位置情報を有する環境制御装置6bとセンサ端末5bとを特定する。なお、特定する環境制御装置6とセンサ端末5とは、最も近いものにかぎらず、図7に示すように、Pの位置から一定の距離内にある全ての環境制御装置6bとセンサ端末5bとを含んでもよい。そして、CPU241は、特定した環境制御装置6bとセンサ端末5bとを予め設定した時間、動作させるための制御信号(起動信号)を送信する。
以上が基本的なセンサネットワークシステム1000の動作である。
(センサネットワークシステムの動作・個別事例)
次に、センサネットワークシステム1000を、クリーンルームの空気中の塵埃量、温度の監視及び管理システムに応用した場合の詳細な動作を以下に示す。
なお、ここでは、周囲環境検知センサ521は周囲の空気中を浮遊する塵埃数を計測するパーティクルセンサ、周囲環境検知センサ522は、周囲の気温を計測する温度センサとする。なお、パーティクルセンサには、例えば、塵埃表面での散乱光を利用して検出する方式、圧電振動子の周波数変化を利用して検出する方式等のパーティクルセンサを用いることができる。また、温度センサには、例えば、サーミスタ、白金抵抗測温素子、熱電対素子等を用いることができる。
まず、センサ端末5のフローセンサ511は常時動作しているものとする。なお、ここでのフローセンサ511は、待機消費電力のないフローセンサを用いる。例えば、風速計のように空気流を受けて自己発電する方式、空気流を受けると電気接点がクローズになり電流が流れる方式等のフローセンサを利用できる。
フローセンサ511が周囲の空気流の変化を検知すると、CPU541に空気流の方向及び空気流速についてのデータ(検知データ)を送信する。
そして、CPU541は、周囲環境検知センサ521、522に起動信号を送信する。それと平行して、CPU541は、検知データを通信制御装置4に無線通信で送信する。当該検知データは、さらに、通信制御装置4から外部装置2へと送信される。
ここで、CPU541からの起動信号により起動された周囲環境検知センサ521は、空気中の塵埃数を、周囲環境検知センサ522は、周囲の温度を一定時間検知し続ける。この塵埃数および温度検知データはCPU541に送信され、必要に応じて記憶部542に蓄積される。この検知データは識別番号(センサ端末ID)が付された状態で、通信制御装置4を経て外部装置2に送信される。
ここで、塵埃数または温度検知データが一定値を超えると、CPU541が通信制御装置4に緊急信号(すなわち、一定値を超えた検知データに係る信号)を送信する。その緊急信号は通信制御装置4を経て外部装置2へ送信される。すると、外部装置2は、クリーンルームの空気中に浮遊する塵埃数を減らすため、空調装置(環境制御装置6)に対して、一定時間、クリーンルーム内のダウンフローを強くする等の制御を行う。
また、外部装置2が一定時間内に複数のセンサ端末5から緊急信号を受信した場合、複数のセンサ端末5から受信した空気流の検知データから次に緊急信号を送信しそうなセンサ端末5を予測し、通信制御装置4を介して、予測したセンサ端末5に最も近い空調装置に対して一定時間、クリーンルーム内のダウンフローを強くする等の制御を行うと同時に予測したセンサ端末5の周囲環境検知センサ521、522へ起動信号を送信する。
ここで、センサネットワークシステム1000は、空気流を検知すれば、空気流の方向検知、センサ起動及び周囲環境検知センサ521,522の検知データの送信という前述した一連の動作を繰り返す。
以上が、クリーンルーム内の塵埃量、温度の監視及び管理に応用した場合のセンサネットワークシステム1000の動作である。
また、長期間にわたって空気流を検知せずに無線通信の必要性が発生しないセンサ端末5に対して、CPU541は、一定期間毎に、外部装置2へ端末IDのみを送信する制御指示を無線通信用IC561に行う。これは、外部装置2がセンサ端末5のバッテリー切れやセンサ端末の故障を検知するためである。すなわち、センサネットワークシステム1000のユーザは、この端末IDのみの無線通信がなされないセンサ端末だけに、バッテリー交換や故障診断を行うことで、簡易にセンサネットワークシステム1000全体の維持管理ができる。
さらに、終始、空気流を検知し続けるセンサ端末5については、検知データの送信を一定回数、連続して繰り返すと、外部装置2の表示装置には、センサ端末5の動作確認やセンサ端末5の適切な位置への移動指示等をユーザに促すための情報が表示される。
このようなセンサネットワークシステム1000を用いることによって、パーティクルセンサや温度センサといった周囲環境検知センサを常に作動させる必要なく、クリーンルーム内の空気中塵埃量および温度の監視および管理行うことができる。また、周囲の環境に応じて、周囲環境検知センサが間欠的に起動及び停止するため、周囲環境検知センサが常時動作するより、センサ端末のバッテリー持続時間を長くすることができる。このため、バッテリー交換頻度を低減できる。また、バッテリー寿命を長くできる周囲環境検知センサを一定間隔で間欠動作する場合の課題であった、周囲環境変動時のデータを検出しそこなう危険性を、本実施の形態では回避することが可能となる。
さらに、緊急信号を受信した場合に、次に周囲環境が大きく変化しそうな場所を予測し、予めその場所付近の空調を制御することにより、常に周囲環境を最適に保つことが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明に係る第2の実施形態のセンサネットワークシステムについて説明する。第1の実施形態と同一箇所については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るセンサネットワークシステムは、多数の人間が出入りをするオフィスや病院等のエントランスの空調監視及び管理を行うシステムである。センサネットワークシステム1000の各部構成は、第1の実施形態の構成と同様である。
異なる点は、本実施の形態における周囲環境検知センサ521は湿度センサ、周囲環境検知センサ522は温度センサで構成する。
次に、本実施の形態に係るセンサネットワークシステム1000の動作について以下に説明する。
第1の実施形態と同様に、常時起動しているフローセンサ511は、周囲の空気流の変化を検知すると、まず、CPU541に検知データ(空気流の方向及び流速についてのデータ)を送信する。
次に、CPU541は、周囲環境検知センサ521、522に起動信号を送信する。同時に、CPU541は、検知データを、通信制御装置4を経て外部装置2へと送信する。
すると、周囲環境検知センサ521、522は、一定時間、湿度および気温を測定し続ける。この湿度検知データ及び気温検知データはCPU541に送信され、必要に応じて記憶部542に蓄積される。さらに、湿度検知データ及び気温検知データはセンサ端末IDが付された状態で、通信制御装置4を経て、外部装置2に送信される。このとき、外部装置2は、気温および湿度が予め定めた範囲外であると判断すると、環境制御装置6の動作を強く(つまり、空調装置の吹き出しを強く)する制御信号を当該環境制御装置6に送る。
また、外部装置2は、一定時間内に複数のセンサ端末5から環境制御装置6の動作を強くする制御信号(実施形態1に係る緊急信号に相当する信号)を受信した場合、複数のセンサ端末5より受信した検知データから、次に環境制御装置6の動作を強くする制御信号を送信しそうなセンサ端末5を予測する。さらに、外部装置2は、通信制御装置4を介して、予測したセンサ端末5に最も近い環境制御装置6の動作を強くする制御を行うと同時に、予測したセンサ端末5の周囲環境検知センサ521、522へ起動信号を送信する。
ここで、センサネットワークシステム1000は、空気流を検知すれば、空気流の方向及び流速検知、起動センサの選定、センサ起動および周囲環境検知センサ521,522の検知データの送信という前述した一連の動作を繰り返す。
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。また、上述した各実施形態を適宜組み合わせて採用することも可能である。
1000 センサネットワークシステム
1 センサネットワーク
2 外部装置
3 通信回線
4 通信制御装置
5 センサ端末
6 環境制御装置
441 CPU
452 記憶部
461 無線通信用IC
471 電源IC
472 有線
462 アンテナ
511、512 フローセンサ
521、522 周囲環境検知センサ
541 CPU
542 記憶部
561 無線通信用IC
57 バッテリー
582 アンテナ

Claims (5)

  1. 複数のセンサを有し、該センサからの検知データに基づいて、該センサに対して動作制御を行うセンサ端末と、該センサ端末と通信制御装置を介して相互に通信を行う外部装置と、周囲の環境を制御するための環境制御装置と、を含むセンサネットワークシステムであって、
    前記センサ端末は、
    前記センサが、周囲の空気流の方向及び流速を測定して第一の検知データを生成するフローセンサと、周囲環境の物理量を測定して第二の検知データを生成する周囲環境検知センサと、を含み、
    前記第一の検知データを取得可能に構成され、取得した第一の検知データに基づいて前記周囲環境検知センサを起動させるか否かを判断し、起動させると判断した場合に前記周囲環境検知センサを起動させるための起動信号を前記周囲環境検知センサに送信し、当該起動信号の送信された周囲環境検知センサより前記第二の検知データを取得し、前記第一の検知データ及び第二の検知データを前記外部装置へ送信する制御部を備え、
    前記外部装置は、一定時間内に複数のセンサ端末から予め定めた一定値を超える第二の検知データを受信した場合、当該複数のセンサ端末の第一の検知データ及び第二の検知データに基づいて、前記一定時間が経過した後の時点で新たに一定値を超える第二の検知データを送信するセンサ端末を予測し、当該予測したセンサ端末と最も近接する前記環境制御装置を特定し、特定した環境制御装置へ当該環境制御装置を起動させるための起動信号を送信することを特徴とするセンサネットワークシステム。
  2. 前記外部装置は、前記環境制御装置へ起動信号を送信するとともに、前記予測したセンサ端末に備わる周囲環境検知センサに起動信号を送信することを特徴とする請求項1に記載のセンサネットワークシステム。
  3. 前記フローセンサは、周囲の空気流の方向及び流速に変化が生じた場合に、外部からの給電無しに前記方向及び流速を測定可能に構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のセンサネットワークシステム。
  4. 前記制御部は、取得した第一の検知データ及び第二の検知データを記憶する記憶部を有し、新たに取得した第一の検知データと前記記憶部に記憶された第一の検知データとを比較して、第一の検知データの変化が確認された場合に、前記周囲環境検知センサを起動させると判断することを特徴とする請求項1または2に記載のセンサネットワークシステム。
  5. 各センサ端末は、それぞれのセンサ端末を一意に特定するための識別番号が割り振られており、
    前記制御部は、前記第一の検知データ及び第二の検知データに自機の前記識別番号を付して、当該第一の検知データ及び第二の検知データを前記外部装置へ送信することを特徴とする請求項1または2に記載のセンサネットワークシステム。
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