JP5666108B2 - 半導体装置及びこれを備えるシステム - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に、ビット線が階層化された半導体装置に関する。また、本発明はこのような半導体装置を備えるシステムに関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表される半導体装置の中には、ビット線がローカルビット線とグローバルビット線に階層化されたものが存在する(特許文献1参照)。ローカルビット線は下位のビット線であり、メモリセルに接続される。一方、グローバルビット線は上位のビット線であり、センスアンプに接続される。ビット線を階層化すると、比較的電気抵抗の高いローカルビット線の配線長を短縮しつつ、1つのセンスアンプに割り当てられるメモリセル数を増やすことが可能となる。
特許文献1に記載された半導体装置においては、いわゆるオープンビット方式が採用されている。つまり、センスアンプに接続された一対のグローバルビット線が互いに異なるメモリマットに割り当てられている。広く知られているように、オープンビット方式では、フォールデットビット方式とは異なり、ワード線ノイズがキャンセルされないため、アクセス側のビット線にワード線ノイズが重畳する。この問題を解消すべく、特許文献1の半導体装置においては、その図18及び図19に記載されているように、ダミーワード線を用いてワード線ノイズをキャンセルしている。
また、オープンビット方式を採用する場合、ビット線方向における両端のメモリマットの処理が問題となる。つまり、オープンビット方式では、あるメモリマットが選択された場合、ビット線方向に隣接する両側のメモリマットが参照側として用いられるところ、端部に位置するメモリマットについては、ビット線方向に隣接するメモリマットは片側にしか存在しない。このため、端部に位置するメモリマットは、占有面積については通常のメモリマットと同じであるにもかかわらず、記憶容量については通常のメモリマットの半分となってしまう。
このような問題に対しては、例えば特許文献2の図3に記載されているように、端部に位置するメモリマットについてはビット線を折り返すなどの工夫が提案されている。ダミーメモリセルアレイ2と通常のメモリセルアレイ1に挟まれるセンスアンプ3aに入力されるアクセス側と基準側の2つのビット線の特徴は、アクセス側である通常のメモリセルアレイ1に含まれるビット線の長さaと、基準側内であるダミーメモリセルアレイ2に含まれるビット線(折り返しビット線11)の長さbと、が同一の長さである。オープンビット線構造のセルアレイにおいて、基準側内であるダミーメモリセルアレイ2に含まれるビット線を折り返す(b=1/2a)ことにより、最も端に配置されるメモリセルアレイ(端マット)の面積の縮小を実現している。
特開平7−111083号公報 特開2000−260885号公報
しかしながら、特許文献2の半導体装置では、最も端部に位置するメモリマット(ダミーメモリセルアレイ2)がその他のメモリマット(通常のメモリセルアレイ1)と異なる構成を有しているとともに、その記憶容量(記憶セルの数)は、その他のメモリマットの記憶セルの数のあくまで半分である。言い換えれば、一つのセンスアンプ3aに接続される、アクセス側のビット線に接続される記憶セルの数(4つ)と基準側のビット線に接続される記憶セルの数(4つ)は、同一数である、ことに注意が必要である。このため、アドレスの割り付けなどが他のメモリマットとは相違し、設計が複雑化してしまう。しかも、特許文献2の半導体装置ではビット線が階層化されていないことから、階層化ビット線構造を採用した場合にどのようなレイアウトとすべきか不明である。詳細には、通常のメモリセルアレイ1の記憶容量(セルの数=a)が増大すれば、ダミーメモリセルアレイ2の記憶容量(セルの数b)も増大し、対応するダミービット線の長さbも長くなる。つまり、特許文献2の半導体装置では、階層ビット線構造を組み合わせても、ダミーメモリセルアレイ2の大きさは、通常のメモリセルアレイ1の記憶容量に依存する関係である。
本発明による半導体装置は、第1のグローバルビット線と、前記第1のグローバルビット線よりも短いダミーグローバルビット線と、前記第1のグローバルビット線と前記ダミーグローバルビット線の電位差を増幅する第1のセンスアンプと、前記第1のグローバルビット線に接続された第1の階層スイッチと前記第1の階層スイッチを介して前記第1のグローバルビット線に接続される第1のローカルビット線とをそれぞれ含む複数の第1のメモリブロックと、前記ダミーグローバルビット線に接続されたダミー階層スイッチと前記ダミー階層スイッチを介して前記ダミーグローバルビット線に接続される第1のダミーローカルビット線とを含むダミーメモリブロックと、前記複数の第1の階層スイッチのいずれか及び前記ダミー階層スイッチを活性化させる制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ビット線が階層化され、それぞれ所定数のメモリセルを記憶する複数のメモリブロックで一つのメモリマット(外部アドレスが割り付けられた通常のメモリアレイ)が構成される。前記メモリブロックの数を増加することにより、メモリマットの記憶セルの容量が増大する。しかし、一つのメモリマットに含まれるグローバルビット線をセンシングするセンスアンプに対応する基準側ビット線が含まれるダミー領域は、前記一つのメモリブロックに対応する一つのダミーメモリブロックである。つまり、ダミーブロックの領域のサイズは、メモリマットの領域のサイズの増大に関連しない。よって、面積増大が抑止される。ビット線が階層化されていることから、グローバルビット線の抵抗成分を含む寄生CRは、多くの記憶セルが付加されるローカルビット線やローカルビット線が展開されるピッチで配置される階層スイッチの抵抗成分よりも十分に小さくなる。このため、相対的に長いグローバルビット線の成分を含む寄生CR分布定数と、相対的に短いダミーグローバルビット線の成分を含む寄生CR分布定数とをほぼ同じ値とすることが可能となる。その結果、第1の複数のメモリブロックが端部に位置するメモリマットを構成する場合であっても、ダミーメモリブロックの付加によって、他のメモリマットと同じ記憶容量を確保することが可能となる。
本発明の好ましい実施形態による半導体装置のメモリマット構造を説明するための模式図である。 ビット線の階層構造をより詳細に説明するための回路図である。 アクセス側となるメモリブロックと参照側となるメモリブロックとの関係を説明するための図であり、(a)はメモリブロックMB11がアクセスされた場合を示し、(b)はメモリブロックMB12がアクセスされた場合を示している。 アクセス側となるメモリブロックと参照側となるメモリブロックとの関係を説明するための別の図である。 サブワードドライバSWD、階層スイッチSW及びダミー階層スイッチDSWを選択するための制御回路100を示すブロック図である。 メモリセルMCの物理的な構造を示す断面図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体装置の動作を説明するためのタイミング図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体装置を用いたシステムの一例を示すブロック図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。すなわち、本発明は、階層化されたオープンビット方式の半導体装置において、複数のメモリブロックからなるメモリマットのうち、端部に位置するメモリマットに対して一つのメモリブロックに対応する1つのダミーメモリブロックを割り当てることを技術思想とするものである。これにより、メモリブロック数の増大に対してもダミーメモリブロックの数を増大させることなく1つのダミーメモリブロックを維持し、且つ端部に位置するメモリマットを通常のメモリマットと同様に扱うことが可能となる。
ダミーメモリブロックに割り当てられたダミーグローバルビット線の長さは、通常のメモリマットに割り当てられたグローバルビット線の長さよりも短くなるが、グローバルビット線の抵抗成分を含む寄生CRは、多くの記憶セルが付加されるローカルビット線やローカルビット線が展開されるピッチで配置される階層スイッチの抵抗成分に比べて十分に低抵抗(小さな時定数)とすることが可能であるため、センスアンプから見た寄生CR分布定数は、階層スイッチ及びその先のローカルビット線による成分が支配的となる。且つ、一つの前記第1のセンスアンプに関連する一つのローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、関連するダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数と同数である。このため、短いダミーグローバルビット線であっても、グローバルビット線の寄生CR分布定数をほぼ正確に再現することが可能となる。つまり、最適なセンスアンプのセンシング条件(電気的特性)を提供することができる。更に、一つの前記第1のセンスアンプに関連する前記複数の第1のローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、関連する前記ダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数よりも多くすることができる。つまり、メモリブロック数の増大(記憶セル数の増大)によっても、一つのダミーメモリブロックを維持することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置のメモリマット構造を説明するための模式図である。実際には多数のメモリマットがワード線方向(X方向)及びビット線方向(Y方向;第1の方向)にマトリクス状にレイアウトされているが、図1にはビット線方向(Y方向)に隣接する3つのメモリマットMAT1〜MAT3のみを示している。本例においては、メモリマットMAT1、MAT3は端部に位置するメモリマットである。以下の説明においては、特定のメモリマットを示す必要がない場合や、全てのメモリマットを総称する場合には、単に「メモリマットMAT」と呼ぶことがある。更に、第1の方向に展開されたセンスアンプ列と複数のメモリマットで構成された領域を「メモリアレイ」と呼ぶ。
図1に示すように、メモリマットMATのX方向両側には、それぞれサブワードドライバ列SWDAが設けられている。サブワードドライバ列SWDAには複数のサブワードドライバSWDが含まれており、各サブワードドライバSWDは、メモリマットMAT内に設けられたサブワード線SWLを駆動する。サブワード線SWLは、メモリマットMAT内においてX方向に延在し、メモリセルMCの選択に用いられる。図1においては、メモリマットMAT2内の1本のサブワード線SWLのみを図示している。一つのメモリマット内において、上側のサブワードドライバ列SWDAから出力されるサブワード線SWLと下側のサブワードドライバ列SWDAから出力されるサブワード線SWL(不図示)とが、交互に串刺しに配置される。また、上側と下側のそれぞれのサブワードドライバ列SWDAからX方向に展開される隣接のメモリマットへも、サブワード線SWLが出力される。メモリセルは一例として図において後述する4F型のメモリセルであり、サブワード線SWLと後述するローカルビット線LBLとのすべての交点にメモリセルが配置される1交点1セル型である。
また、メモリマットMATのY方向両側には、それぞれセンスアンプ列SAAが設けられている。センスアンプ列SAAには複数のセンスアンプSAが含まれており、各センスアンプSAは、一対のグローバルビット線GBL(それは、センスアンプを基準として両側のメモリマットに配置されるそれぞれのグローバルビット線で構成される)の電位差、又は、グローバルビット線GBLとダミーグローバルビット線DGBLの電位差を増幅する役割を果たす。図1においては、ダミーメモリブロックDMB1とメモリマットMAT1間に位置するセンスアンプSA0、メモリマットMAT1,MAT2間に位置するセンスアンプSA1、メモリマットMAT2,MAT3間に位置するセンスアンプSA2、並びに、メモリマットMAT3とダミーメモリブロックDMB2間に位置するセンスアンプSA3のみを図示している。センスアンプSAの回路形式は特に限定されず、例えば、一般的なフリップフロップ回路を用いることができる。一対のグローバルビット線GBLは、Y方向に隣接するメモリマットMAT内にそれぞれ設けられた上位のビット線であり、Y方向に延在している。
図1に示すように、各グローバルビット線GBLは、それぞれ対応するメモリマットMAT上においてY方向に延在している。具体的には、メモリマットMAT1上にはグローバルビット線GBL0,GBL1が割り当てられ、メモリマットMAT2上にはグローバルビット線GBL2,GBL3が割り当てられ、メモリマットMAT3上にはグローバルビット線GBL4,GBL5が割り当てられている。したがって、各グローバルビット線GBLの配線長(Y方向)は、メモリマットMATのY方向における幅Wmとほぼ一致している。
これに対し、各ダミーグローバルビット線DGBLは、それぞれ対応するダミーメモリブロックDMB上においてY方向に延在している。したがって、各ダミーグローバルビット線DGBLの配線長は、ダミーメモリブロックDMBのY方向における幅Wdとほぼ一致している。
ここで、ダミーメモリブロックDMB1とは、Y方向における一方(左側)の端部に位置するメモリマットMAT1から見てY方向の外側(さらに左側)に配置されたダミーメモリブロックである。同様に、ダミーメモリブロックDMB2とは、Y方向における他方(右側)の端部に位置するメモリマットMAT3から見てY方向の外側(さらに右側)に配置されたダミーメモリブロックである。ダミーメモリブロックDMB1,DMB2のそれぞれは、一つのメモリブロックMBと実質的に同じ回路構成を有している。したがって、図1に示すように、ダミーメモリブロックDMB1,DMB2のY方向における幅Wdは、メモリマットMAT1〜MAT3のY方向における幅Wmよりも短く、一つのメモリブロックMBのY方向における幅Wbとほぼ一致している。
図1に示すように、本実施形態においては、各メモリマットMATが4つのメモリブロックMB1〜MB4に分割されており、各メモリブロックMB1〜MB4はY方向に並べて配置されている。但し、メモリブロックの数については4つに限定されるものではない。この半導体装置のメモリ容量を構成する数だからである。以下の説明においては、特定のメモリブロックを示す必要がない場合や、全てのメモリブロックを総称する場合には、単に「メモリブロックMB」と呼ぶことがある。上述の通り、メモリブロックMBのY方向における幅Wbは、ダミーメモリブロックDMBのY方向における幅Wdとほぼ一致している。
各メモリブロックMBには、Y方向に延在する複数のローカルビット線LBLが設けられている。ローカルビット線LBLは上位のグローバルビット線GBLに対して下位のビット線であり、ローカルビット線LBLとサブワード線SWLとの交点にメモリセルMCが配置されている。したがって、所定のサブワード線SWLが活性化されると、対応するメモリセルMCが選択され、これにより、ローカルビット線LBLを介したデータの授受が行われる。
さらに、ダミーメモリブロックDMB1,DMB2には、いずれも、Y方向に延在する複数のダミーローカルビット線DLBL1,DLBL2が設けられている。ダミーローカルビット線DLBL1は、ローカルビット線LBLを模したダミー配線であるが、ダミーローカルビット線DLBL1と交差するサブワード線(不図示)には、レギュラーなメモリマットのようなサブワードドライバSWDAが接続されていない。一方、ダミーローカルビット線DLBL1のそれぞれには、1本のローカルビット線LBLに割り当てられたメモリセルMCと同数のダミーメモリセルDMCが割り当てられている。このように、ダミーローカルビット線DLBL1には複数のダミーメモリセルDMCが割り当てられているものの、サブワード線が設けられていないことから、これらが接続されることはない。つまり、ダミーメモリセルDMCは、ダミーローカルビット線DLBLに対する単なる負荷として機能する。これにより、参照側となるローカルビット線LBLの負荷が正確に再現される。ダミーメモリセルDMCは、外部アドレスが割り当てられないメモリセルである。
一方、ダミーローカルビット線DLBL2は、レギュラーなメモリマットのグローバルビット線GBL3に関連する一つのローカルビット線LBLに対応するものである。ダミーローカルビット線DLBL2には、イコライザ回路VPCによって固定電位が与えられる。イコライザ回路VPCによって与えられる固定電位は、グローバルビット線GBL及びローカルビット線LBLのプリチャージ電位に設定される。本発明においてダミーローカルビット線DLBL2を設けることは必須でないが、これを設けることにより、ダミーローカルビット線DLBLの配線ピッチとローカルビット線LBLの配線ピッチが等しくなることから、製造時におけるメモリブロックとダミーメモリブロックとのプロセス条件を一致させることが可能となる。
図1に示すように、ローカルビット線LBLとグローバルビット線GBLとの間には階層スイッチSWが設けられている。これにより、1つのグローバルビット線GBLは、これに割り当てられた4つのローカルビット線LBLのうち、いずれか一つのローカルビット線LBLと接続されることになる。階層スイッチSWはNチャンネル型MOSトランジスタによって構成することができる。或いは、CMOSトランスファゲートを用いても構わない。一つのグローバルビット線GBLに一つのローカルビット線LBLが一対一で対応する第1のケース、一つのグローバルビット線GBLに複数(n)のローカルビット線LBLが一対nで対応する第2のケース、がある。ローカルビット線LBLの展開ピッチは、縦型トランジスタ構造のアクセストランジスタを含む4F型のメモリセル(Fは最小加工寸法)によって≦2Fである。これに対応する階層スイッチSWは、一つのローカルビット線LBLに付加されるので、アクセストランジスタと同様に縦型トランジスタ構造のトランジスタで構成される階層スイッチSWのサイズ(電流駆動能力)は小さく、導通時のオン抵抗は大きい。詳細は、図6の説明で後述する。
同様に、ダミーローカルビット線DLBL1とダミーグローバルビット線DGBLとの間にはダミー階層スイッチDSWが設けられている。ダミーローカルビット線DLBLとダミーグローバルビット線DGBLは一対一に対応しており、1本のダミーグローバルビット線DGBLに複数のダミーローカルビット線DLBLが割り当てられているわけではない。
図2は、ビット線の階層構造をより詳細に説明するための回路図である。
図2に示すように、メモリマットMAT1とメモリマットMAT2との間に設けられたセンスアンプSA1は、グローバルビット線GBL1,GBL2に接続されている。グローバルビット線GBL1,GBL2は、それぞれメモリマットMAT1,MAT2に割り当てられている。同様に、メモリマットMAT2とメモリマットMAT3との間に設けられたセンスアンプSA2は、グローバルビット線GBL3,GBL4に接続されている。グローバルビット線GBL3,GBL4は、それぞれメモリマットMAT2,MAT3に割り当てられている。
これら一対のグローバルビット線GBLは、一方がアクセス側、他方が参照側となり、これらの電位差がセンスアンプSAによって増幅される。アクセス側とは、リード動作又はライト動作の対象となるメモリセルMC(それはサブワード線SWLが活性してメモリセルMCの情報が対応するローカルビット線LBLに接続される)に接続される側であり、参照側とは、リード動作又はライト動作の対象となるメモリセルMCに接続されない側である。本実施形態による半導体装置においては、参照側のグローバルビット線GBLはダミーセルにも接続されない。但し、本発明において参照側のグローバルビット線GBLをダミーセルに接続しても構わないが、後述するようにその必要性は高くない。
さらに、ダミーメモリブロックDMB1とメモリマットMAT1との間に設けられたセンスアンプSA0は、ダミーグローバルビット線DGBL1とグローバルビット線GBL0に接続されている。同様に、メモリマットMAT3とダミーメモリブロックDMB2との間に設けられたセンスアンプSA3は、グローバルビット線GBL5とダミーグローバルビット線DGBL2に接続されている。これらグローバルビット線GBL及びダミーグローバルビット線からなる対は、グローバルビット線GBLがアクセス側、ダミーグローバルビット線が参照側となり、逆の関係となることはない。
図2に示すように、一対のグローバルビット線GBLは、それぞれY方向にセンスアンプ列SAAを挟んで隣接する2つのメモリマットMATにそれぞれ割り当てられている。このため、あるメモリマットMATに含まれるグローバルビット線GBLがアクセス側となった場合、Y方向に隣接するメモリマットMATに含まれるグローバルビット線GBLが参照側となる。例えば、メモリマットMAT2が選択されたことにより、グローバルビット線GBL2,3がアクセス側となった場合、メモリマットMAT1,MAT3に含まれるグローバルビット線GBL1,GBL4が参照側となる。ここで本願の特徴の一つは、メモリブロックMB14がアクセス側となった場合、それぞれダミーメモリブロックDMB1とメモリブロックMB24が基準側となることである。センスアンプSA0を基準として、グローバルビット線GBL0(それに対応するアクセスされたセルが接続されるローカルビット線LBL)と、ダミーグローバルビット線DGBL1(それに対応するダミーローカルビット線DLBL1)とがペアとなる。センスアンプSA1を基準として、グローバルビット線GBL1(それに対応するアクセスされたセルが接続されるローカルビット線LBL)と、グローバルビット線GBL2(それに対応するアクセスされないセルが接続されるローカルビット線LBL)とがペアとなる。
各メモリブロックMB内の負荷モデル(分布乗数モデル)とダミーメモリブロックDMBの負荷モデル(分布乗数モデル)は互いに等しく、グローバルビット線の負荷モデルは、ローカルビット線の負荷モデルの影響より少ない。それぞれのセンスアンプから見た寄生CR分布定数は、階層スイッチ及びその先のローカルビット線による成分が支配的であるからである。
図2に示すように、Y方向に隣接するメモリブロックMB間、並びに、メモリブロックMBとセンスアンプ列SAAとの間には、複数の階層スイッチSWからなる階層スイッチ列SWAが設けられている。具体的には、メモリブロックMBのY方向両側に階層スイッチ列SWAが設けられており、X方向に配列された複数のローカルビット線LBLは、Y方向両側に設けられた階層スイッチSWに交互に接続されている。さらに、ダミーメモリブロックDMBとセンスアンプ列SAAとの間には、複数のダミー階層スイッチDSWからなるダミー階層スイッチ列DSWAが設けられている。
図3は、アクセス側となるメモリブロックと参照側となるメモリブロックとの関係を説明するための図であり、(a)はメモリブロックMB11がアクセスされた場合を示し、(b)はメモリブロックMB12がアクセスされた場合を示している。
図3(a),(b)に示す例では、ロウアドレスのビットX9によってメモリマットMATが選択され、ロウアドレスのビットX7〜X8によってメモリブロックMBが選択される。具体的には、図3(a)に示すようにX9〜X7が「000」であればメモリブロックMB11が選択され、図3(b)に示すようにX9〜X7が「001」であればメモリブロックMB12が選択される。図3(a),(b)に示すように、本実施形態では、メモリブロックMBのアドレス割り付けがセンスアンプ列SAAを対称軸としてミラー割り付けされているが、その意義については後述する。
図3(a),(b)においては、アクセス側となるメモリブロックMBに右上がりのハッチングが付されており、参照側となるメモリブロックMB及びダミーメモリブロックDMBに左上がりのハッチングが付されている。例えば、図3(a)に示すように、メモリブロックMB11がアクセス側である場合には、メモリブロックMB21及びダミーメモリブロックDMB1が参照側となる。また、図3(b)に示すように、メモリブロックMB12がアクセス側である場合には、メモリブロックMB22及びダミーメモリブロックDMB1が参照側となる。
同様に、図3には示していないが、メモリブロックMB13がアクセス側である場合にはメモリブロックMB23及びダミーメモリブロックDMB1が参照側となり、メモリブロックMB14がアクセス側である場合にはメモリブロックMB24及びダミーメモリブロックDMB1が参照側となる。
このように、アクセス側となるメモリブロックMBと参照側となるメモリブロックMBとの位置関係は、対応するセンスアンプ列SAAを対称軸としてミラーの関係となる。これに対し、メモリマットMAT1に含まれるメモリブロックMB11〜MB14のいずれがアクセス側であっても、常にダミーメモリブロックDMB1が参照側として用いられる。
図4は、アクセス側となるメモリブロックと参照側となるメモリブロックとの関係を説明するための別の図である。
図4に示す例では、ロウアドレスのビットX9〜X10によってメモリマットMATが選択され、ロウアドレスのビットX7〜X8によってメモリブロックMBが選択される。上述の通り、実際には多数のメモリマットMATが存在するため、ロウアドレスのビットX11以上の部分もメモリマットMATの選択に用いられるが、簡単のため、本実施形態では省略されている。
図4に示すように、本実施形態では、メモリブロックMBのアドレス割り付けがセンスアンプ列SAAを対称軸としてミラー割り付けされている。つまり、Y方向に隣接する2つのメモリマットMATにおいては、センスアンプ列SAAを対称軸として、メモリブロックMBの選択に用いるロウアドレスのビットX7〜X8の論理が対称である。これに加え、Y方向に隣接する2つのメモリマットMATにおいては、ロウアドレスのビットX9〜X10のいずれか一方の論理が反転している。このため、センスアンプ列SAAを対称軸として対称の位置にある2つのメモリブロックMBは、ロウアドレスのビットX9〜X10のいずれか一方のみが異なることになる。例えば、メモリブロックMB11とメモリブロックMB21は、割り付けられたロウアドレスのビットX9の論理のみが逆であり、メモリブロックMB21とメモリブロックMB31は、割り付けられたロウアドレスのビットX10の論理のみが逆である。
センスアンプ列SAAを対称軸としてミラーの位置にあるメモリブロックMBは、一方がアクセス側、他方が参照側となる。これにより、アクセス側と参照側のグローバルビット線GBLの寄生CRモデルが互いに等しくなることから、グローバルビット線GBLの長さが長い場合であっても高いセンス感度を得ることが可能となる。尚、特に限定されるものではないが、サブワード線SWLのアドレス割り付けについても、センスアンプ列SAAを対称軸としてミラー割り付けすることが好ましい。
図5は、サブワードドライバSWD、階層スイッチSW及びダミー階層スイッチDSWを選択するための制御回路100を示すブロック図である。
図5に示すように、制御回路100はデコーダ回路101〜104及び論理回路105,106によって構成されている。デコーダ回路101は、サブワードドライバSWDを選択するためのデコーダ回路であり、アクセスが要求されたロウアドレスX0〜X10(又はそれ以上)を受け、これに基づいていずれかのサブワード線SWLを選択する。これらロウアドレスX0〜X10(又はそれ以上)のうち、X9以上の部分はメモリマットMATの選択に用いられ、X7〜X8からなる部分は選択されたメモリマットMATに含まれるメモリブロックMBの選択に用いられ、X0〜X6からなる部分は選択されたメモリブロックMBに含まれるサブワードドライバSWDの選択に用いられる。これにより、Y方向に並ぶ少なくとも3つのメモリマットMATにおいては、いずれか1本のサブワード線SWLのみが選択される。一例として、図4では、右上がりのハッチングが付されたメモリブロックMB21内のサブワード線SWLが選択された状態が示されている。すなわち、メモリブロックMB21がアクセス側ブロックである。
デコーダ回路102〜104は、階層スイッチSWを選択するためのデコーダ回路であり、アクセスが要求されたロウアドレスX7〜X10(又はそれ以上)を受け、これに基づいていずれかのローカルビット線LBLをグローバルビット線GBLに接続する。このうち、デコーダ回路102は、アクセス側ブロックに含まれるローカルビット線LBLをグローバルビット線GBLに接続するために用いられ、ロウアドレスX7〜X10(又はそれ以上)がそのまま入力される。したがって、デコーダ回路102によって選択されるメモリブロックMBは、デコーダ回路101によって選択されたアクセス側ブロックと一致する。上述の通り、図4に示す例ではメモリブロックMB21がアクセス側ブロックである。
これに対し、デコーダ回路103,104は、参照側ブロックに含まれるローカルビット線LBLをグローバルビット線GBLに接続するために用いられる。具体的には、デコーダ回路103,104にはロウアドレスX7〜X10(又はそれ以上)が入力されるものの、デコーダ回路103に入力されるビットX9の論理が反転しており、デコーダ回路104に入力されるビットX10の論理が反転している。その結果、デコーダ回路103,104によって選択されるメモリブロックMBは、センスアンプ列SAAを対称軸とした場合、アクセス側ブロックに対してミラーの位置にある参照側ブロックとなる。図に示す例では、左上がりのハッチングを付されたメモリブロックMB11,MB31が参照側ブロックである。
図4に示すように、メモリブロックMB21とメモリブロックMB11はセンスアンプ列SAAに対してミラー配置されており、ビットX9が反転している他はロウアドレスが一致していることが分かる。同様に、メモリブロックMB21とメモリブロックMB31はセンスアンプ列SAAに対してミラー配置されており、ビットX10が反転している他はロウアドレスが一致していることが分かる。
一方、論理回路105,106は、ダミーメモリブロックDMBに含まれるダミーローカルビット線DLBL1をダミーグローバルビット線DGBLに接続するために用いられる。具体的には、論理回路105はロウアドレスX9,X10がいずれも「0」である場合に、ダミーメモリブロックDMB1に含まれるダミー階層スイッチDSW1を活性化させる。ロウアドレスX9,X10がいずれも「0」である場合とは、メモリマットMAT1に含まれるメモリブロックMB11〜MB14のいずれかがアクセス側となるケースである。いずれのメモリブロックMB11〜MB14が選択されているかは問わない。同様に、論理回路106はロウアドレスX9,X10がそれぞれ「0」及び「1」である場合に、ダミーメモリブロックDMB2に含まれるダミー階層スイッチDSW2を活性化させる。ロウアドレスX9,X10がそれぞれ「0」及び「1」である場合とは、メモリマットMAT3に含まれるメモリブロックMB31〜MB34のいずれかがアクセス側となるケースである。いずれのメモリブロックMB31〜MB34が選択されているかは問わない。
このように、端部に位置するメモリマットMAT1又はMAT3が選択されると、これに隣接するダミーメモリブロックDMBのダミー階層スイッチDSWが活性化し、これにより、ダミーグローバルビット線DGBLとダミーローカルビット線DLBL1が接続される。ここで、ダミーローカルビット線DLBL1に接続されたダミーグローバルビット線DGBLは、参照側として用いられるグローバルビット線GBLの寄生CR分布定数とほぼ一致する。これは、ダミーグローバルビット線DGBLの長さがグローバルビット線GBLの長さよりも短いものの、グローバルビット線GBL及びダミーグローバルビット線DGBLは低抵抗な配線層を用いて形成されるため、センスアンプSAから見た寄生CR分布定数は、ローカルビット線LBL(ダミーローカルビット線DLBL1)及び階層スイッチSW(ダミー階層スイッチDSW)に起因する成分が支配的となるからである。
図6は、メモリセルMCの物理的な構造を示す断面図である。
図6に示すように、本実施形態においては、一例として1つのセルトランジスタTr(アクセストランジスタ)及び1つのセルキャパシタC(記憶素子)の直列回路によってメモリセルMCが構成されている。セルトランジスタTrは、半導体基板200の主面に対して垂直なピラー状のチャネル201を有するピラー型のMOSトランジスタ(縦型トランジスタ)である。ピラー状のチャネル201の下方及び上方には、拡散層202(ローカルビット線LBL),203(メモリセルMCのストレージコンタクト側)がそれぞれ設けられており、側面はゲート絶縁膜204を介してゲート電極205で覆われている。これにより、ゲート電極205に所定の電圧が印加されると、上下の拡散層202,203が電気的に接続される。ゲート電極205はサブワード線SWLとして機能する。かかる構成により、1つのメモリセルMCを4F(Fは最小加工寸法)のエリアに形成することが可能となる。4F型のメモリセルMCでは、サブワード線SWLとローカルビット線LBLとのすべての交点にメモリセルが配置される1交点1セル型である。4F型のメモリセルMCのローカルビット線LBLの展開ピッチは、6F型またはそれ以上のメモリセルMCのローカルビット線LBLの展開ピッチよりも更に小さな展開ピッチの数値となる場合がある。この場合、ローカルビット線LBLに付加されるトランジスタで構成される階層スイッチも、メモリセルMCのアクセストランジスタと同様な縦型トランジスタで構成されることが望ましい。よって、縦型トランジスタ(階層スイッチ)の導通時のオン抵抗値は、展開ピッチの数値が大きな6F型またはそれ以上のメモリセルMCのローカルビット線LBLに付加される階層スイッチの導通時のオン抵抗値よりも更に高まる。ローカルビット線には多くのアクセストランジスタが接続されており、グローバルビット線から見た(若しくは、センスアンプから見た)階層スイッチとローカルビット線の負荷(分布乗数)は、総じてグローバルビット線の負荷よりも非常に重たい。4F型のメモリセルMCでは、全てのサブワード線を有効なサブワード線として用いることができ、例えば2本おきに設けられたワード線をダミーワード線とする必要はない。
下方の拡散層202は、半導体基板200に埋め込まれたローカルビット線LBLに接続されている。このように、本実施形態においてはローカルビット線LBLが半導体基板200に埋め込まれた構成を有していることから、通常のプレーナ型のトランジスタを用いた場合と比べ、ローカルビット線LBLとサブワード線SWLとのクロスカップリングは非常に少ない。このため、本実施形態では、ダミーワード線を用いて参照側のローカルビット線LBLにワード線ノイズを与える必要は少ない。本実施形態においてダミーワード線を用いていないのはこのためである。尚、拡散層202(ローカルビット線LBL)は、砒素(As)等のドープドポリシリコン、タングステンまたは金属材料を用いても良い。
上方の拡散層203(メモリセルMCのストレージコンタクト側)は、コンタクトプラグ206を介してセルキャパシタCの下部電極211に接続されている。セルキャパシタCは、下部電極211、上部電極212及びこれらの間に設けられた容量絶縁膜213によって構成されている。上部電極212は、所定の固定電位に接続されている。また、セルキャパシタCのさらに上方には、グローバルビット線GBLが設けられている。グローバルビット線GBLは上層配線を用いて形成され、且つ、その配線ピッチをローカルビット線LBLの配線ピッチと同じ又はその2倍とすることができるため、グローバルビット線GBLの配線幅Wは十分に太くすることが可能である。また、グローバルビット線GBLには上層配線が用いられるため、配線の膜厚Tも大きくなる。さらに、グローバルビット線GBLの材料としては、電気抵抗の低い銅(Cu)を用いることができる。これらにより、グローバルビット線GBLの配線抵抗(単位長あたりの比抵抗)は、ローカルビット線LBLのそれよりも十分に小さくすることができる。
以上が本実施形態による半導体装置の構成である。次に、本実施形態による半導体装置の動作について説明する。
図7は、本実施形態による半導体装置の動作を説明するための一例としてのタイミング図である。
まず、ロウアドレスXAが入力される前の状態においては、図示しないビット線プリチャージ回路によって、全てのグローバルビット線GBL及び全てのローカルビット線LBLが、所定の時間、所定の電位(例えば1/2VARAY;VARAYはセンスアンプの高電位側の電圧;例えば1.2V)にプリチャージされる。ダミーグローバルビット線DGBL及びダミーローカルビット線DLBL1についても同様である。プリチャージは、階層スイッチSW及びダミー階層スイッチDSWを全てオンにした状態で、グローバルビット線GBL及びダミーグローバルビット線DGBL側から行うことが好ましい。導通時のオン抵抗値が小さなセンスアンプを構成するトランジスタ構造と同様な構造のトランジスタにより導通時の抵抗値が小さく実現できるからである。尚、グローバルビット線GBLは、センスアンプSAでの電位を表示している。
そして、図7に示すように、時刻t1にてアクティブコマンドACT及びロウアドレスXAが入力されると、これに応答して時刻t2に対応するサブワード線SWLが活性化される。本例において活性化されたサブワード線SWLは、図3に示したとおり、メモリマットMAT1に含まれるメモリブロックMB11に属している。つまり、メモリブロックMB11がアクセス側ブロックである。
また、時刻t2においては、ロウアドレスX7〜X10(又はそれ以上)に基づいて階層スイッチSWが活性化される。このうちの1つは、アクセス側ブロックであるメモリブロックMB11に対応する階層スイッチSW11であり、残りは参照側ブロックであるメモリブロックMB21及びダミーメモリブロックDMB1に対応する階層スイッチSW21,DSW1である。これにより、図2に示すグローバルビット線GBL0,GBL1はそれぞれ対応するローカルビット線LBLを介してメモリセルMCに接続される。一方、グローバルビット線GBL2は、ローカルビット線LBLには接続されるものの、メモリセルやダミーセルなどには接続されない。また、ダミーグローバルビット線DGBL1は、それぞれ対応するダミーローカルビット線DLBL1には接続されるものの、メモリセルやダミーセルなどには接続されない。
階層スイッチSWが活性化すると、アクセス側のグローバルビット線GBL0,GBL1の電位は、メモリセルMCに保持されていた情報に基づいて変化する。つまり、セルキャパシタCがローレベルに充電されていればグローバルビット線GBLの電位は僅かに低下し、セルキャパシタCがハイレベルに充電されていればグローバルビット線GBLの電位は僅かに上昇する。図7に示す例では、グローバルビット線GBL0の電位が上昇し、グローバルビット線GBL1の電位が低下する例を示している。
ここで、センスアンプSAは、グローバルビット線GBL0に対してダミーグローバルビット線DGBL1を参照側として増幅を行い、グローバルビット線GBL1に対してグローバルビット線GBL2を参照側として増幅を行う。上述の通り、ダミーグローバルビット線DGBLの長さはグローバルビット線GBLよりも短いが、センスアンプSA内から見た寄生CR分布定数は、ローカルビット線LBL(ダミーローカルビット線DLBL1)及び階層スイッチSW(ダミー階層スイッチDSW)に起因する成分が支配的となることから、ダミーグローバルビット線DGBLとグローバルビット線GBLの長さの差はセンス動作に大きな影響は与えない。詳述すれば、重要なことは、時刻t3における微小電位差のセンシング時(センシングを開始した初期の期間:センシング初期)である。センスアンプから見た(センスアンプを基準とした)支配的な負荷モデルは、基準側のグローバルビット線に付加される基準ローカルビット線と、アクセス側のグローバルビット線に付加されるアクセス側のローカルビット線と、の両者の負荷モデル(寄生CRモデル)であり、それらは、完全に同一である。センスアンプを基準にして、両者の導通する階層スイッチの導通抵抗(オン抵抗)の値が、グローバルビット線の寄生抵抗の値よりも高いからである。よって、センシング初期において、センスアンプは、ほぼ同一の負荷モデルで動作することができる。
但し、グローバルビット線GBLの配線抵抗はゼロではないことから、かかる長さの差が寄生CR分布定数に僅かではあるものの影響を与える可能性がある。階層スイッチとグローバルビット線の両者の抵抗値の比率は、メモリブロックMBの数に依存するからである。本実施形態では、グローバルビット線GBL同士をセンスする場合、このような僅かな差についても考慮されている。つまり、本実施形態では、センスアンプ列SAAを対称軸としてミラーの位置にあるメモリブロックMBは、一方がアクセス側、他方が参照側となることから、アクセス側と参照側のグローバルビット線GBLの寄生CRモデルが完全に等しくなる。
例えば、センスアンプから選択された階層スイッチまでの距離の視点において、センスアンプSA0の負荷モデルは、センスアンプSA1の負荷モデルと異なるが、重要なことは、個別のセンスアンプのアクセス側と基準側の負荷モデルが、センシング初期において同一である、ということである。例えばCMOSで構成されるセンスアンプが、アクセス側のグローバルビット線をHighに充電しようとする第1のベクトルとLowにしようとする第2のベクトル、基準側のグローバルビット線をHighに充電しようとする第3のベクトルとLowにしようとする第4のベクトルの4つのベクトルのバランスが合致していることが重要である。前記それぞれのベクトルは、それぞれ対応する負荷モデルに大きな影響を受ける。0.1V以下の電圧差をセンシングするには、非常に重要な技術思想である。この実施例においては、導通する階層スイッチの場所がセンスアンプから最も遠いセンスアンプSA0から見たその負荷モデルは、センスアンプSA1から見た負荷モデルよりも重い、という表現ができる。例えば、センシング開始時(センシング開始後の初期時間)においては、センスアンプSA1内の差電位は50mVであり、センスアンプSA2内の差電位は60mVであるとする。(両者のセンスアンプSA0とSA1は、共に差電位30mVまで、誤動作なくセンシングできるものとする。)しかし、センスアンプSA0の前記4つのベクトルが合致していれば、50mVのセンシングが誤動作なく第1の速度で実現できる。センスアンプSA1の前記4つのベクトルが合致していれば、60mVのセンシングが誤動作なく第2の速度で実現できる。第1の速度は、第2の速度よりも若干遅い。しかし、本願が注目するのは、センシング初期の感度(バランス)である。
グローバルビット線GBLにそれぞれ十分な電位差が現れた後、時刻t3においてセンスアンプ活性化信号SAEが活性化し、センスアンプSAはセンス動作を開始する。これにより、アクセス側であるグローバルビット線GBL0の電位はVARAYまで上昇し、これと対を成す参照側のダミーグローバルビット線DGBL1の電位はVSSまで低下する。同様に、アクセス側であるグローバルビット線GBL1の電位はVSSまで低下し、これと対を成す参照側のグローバルビット線GBL2の電位はVARAYまで上昇する。
次に、本願が適用されたシステムの一例を開示する。
本願は、システム3000を構成する。前述の図1に対応する第1の回路1000、第1の回路を制御する第2の回路2000である。第2の回路は、システムの外部と通信する機能、システム内のその他の回路(不図示)と通信する機能を備える。第2の回路には、第1の回路を制御する論理回路2001を備える。第1の回路には、第2の回路と通信するインタフェース部1003、複数の情報を備える複数のブロック1001、複数の情報をそれぞれセンシングする複数のセンスアンプ1002と、図5に対応する複数のデコーダ(不図示)、アクセスに必要なその他の制御回路を含む。システム内のバス3001は、前記複数の情報を伝達する信号線であり、第1と第2の回路が前記情報を通信するに必要な複数の制御信号を含む。第2の回路は、第1の回路の複数の情報をアクセスする機能を備える。このシステムは、前述に開示した第1の回路に含まれる情報の量が増大しても、第1の回路の面積の増大を抑止しつつ、高いセンス感度で情報を処理する性能を備える。
第1と第2の回路は、同一の半導体基板または異なる半導体基板で構成される。第1と第2の回路は同一のパッケージング材料で封じされても良いし、異なるパッケージング材料で封じされていても良い。第1と第2の回路は積層されて実装されても良いし、平面実装されても良い。このシステムには、その他の機能の回路(第3の回路)を含むことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、端部に位置するメモリマットにダミーメモリブロックDMBを割り当てていることから、端部に位置するメモリマットの記憶容量を他のメモリマットの記憶容量と一致させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、端部に位置しないメモリマットが選択された場合、グローバルビット線GBLに沿ったセンスアンプSAから活性化する階層スイッチSWまでの距離が等しくなるよう、センスアンプ列SAAを対称軸としてアクセス側メモリブロックと参照側メモリブロックをミラー配置しているが、本発明においてこれは必須ではない。
また、上記実施形態では、センスアンプ列SAAを対称軸として、メモリマットMAT及びメモリブロックMBのアドレスをミラー割り付けしているが、本発明においてこの点は必須でない。但し、アドレスをミラー割り付けしない場合、グローバルビット線GBLに沿ったセンスアンプSAから活性化する階層スイッチSWまでの距離が、アクセス側と参照側で実質的に等しくなるよう、参照側の階層スイッチSWを選択するためにアドレス変換を行う必要がある。
さらに、上記実施形態では、本発明をDRAMに適用した場合を例に説明したが、本発明の対象がDRAMに限定されるものではなく、他の種類の半導体装置に広く適用することが可能である。一例として、セルキャパシタCの代わりに不揮発性素子(例えば、相変化記憶素子を用いたPRAM)に適用することも可能である。
また、本願の基本的技術思想はこれに限られず、各々の回路の形式は、実施形態に示した回路形式には限られない。センスアンプは差動形式であれば、その回路構成は問わない。アクセス側のグローバルビット線と基準側のグローバルビット線とが、それぞれのシングルエンド型のゲートに入力される差動センスアンプにも適用できる。また、ビット線のイコライズ電圧は1/2VARAYに限られず、例えば、VSS側の低電圧、VARY側の高電圧でも良い。更に、トランジスタは、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)である場合は、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETを用いることができる。また、バイポーラ型トランジスタを用いても構わない
本願は、メモリ、CPU、MCU、DSP等の半導体装置に適用できる。更に、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせ乃至選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
100 制御回路
101〜104 デコーダ回路
105,106 論理回路
200 半導体基板
201 チャネル
202,203 拡散層
204 ゲート絶縁膜
205 ゲート電極
206 コンタクトプラグ
211 下部電極
212 上部電極
213 容量絶縁膜
C セルキャパシタ
GBL グローバルビット線
DGBL ダミーグローバルビット線
LBL ローカルビット線
DLBL ダミーローカルビット線
MAT メモリマット
MB メモリブロック
DMB ダミーメモリブロック
MC メモリセル
DMC ダミーメモリセル
SA センスアンプ
SAA センスアンプ列
SW 階層スイッチ
DSW ダミー階層スイッチ
SWA 階層スイッチ列
DSWA ダミー階層スイッチ列
SWD サブワードドライバ
SWDA サブワードドライバ列
SWL サブワード線
Tr セルトランジスタ

Claims (25)

  1. 第1のグローバルビット線と、
    ダミーグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線に接続された第1の階層スイッチと、前記第1の階層スイッチを介して前記第1のグローバルビット線に接続される第1のローカルビット線とをそれぞれ含み、第1の方向に配置される複数の第1のメモリブロックと、
    前記ダミーグローバルビット線に接続されたダミー階層スイッチと、前記ダミー階層スイッチを介して前記ダミーグローバルビット線に接続される第1のダミーローカルビット線とを含むダミーメモリブロックと、
    前記複数の第1のメモリブロックと前記ダミーブロックとの間に前記第1の方向に配置され、前記第1のグローバルビット線と前記ダミーグローバルビット線の電位差を増幅する第1のセンスアンプと、
    前記複数の第1の階層スイッチのいずれか及び前記ダミー階層スイッチを導通に制御する制御回路と、を備え、
    一つの前記第1のセンスアンプに関連する前記複数の第1のローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、関連する前記ダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数よりも多く、
    前記第1のローカルビット線の長さは、前記第1のダミーローカルビット線の長さと同じであり、且つ前記第1のグローバルビット線の長さは、前記ダミーグローバルビット線の長さよりも長いことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ダミーメモリブロックは、前記ダミーグローバルビット線に接続されず、常時固定電位に接続される第2のダミーローカルビット線をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶。
  3. 前記第2のダミーローカルビット線に前記固定電位を供給するイコライザ回路をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の半導体記憶。
  4. 前記ダミーメモリブロックは、前記第1の方向に配置される前記第1のセンスアンプと前記イコライザ回路との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体記憶。
  5. 前記複数の第1のローカルビット線にはそれぞれ外部アドレスが割り当てられた複数の前記メモリセルが割り当てられており、前記第1のダミーローカルビット線にはそれぞれ外部アドレスが割り当てられない複数の前記ダミーメモリセルが割り当てられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体記憶。
  6. 前記第1のメモリブロックの前記メモリセルと前記ダミーメモリブロックの前記ダミーメモリセルは、同一の構造を有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体記憶。
  7. 前記複数のメモリセル及びダミーメモリセルのそれぞれは、セルトランジスタ及び記憶素子の直列回路を含み、
    前記制御回路は、さらに、前記複数のメモリセルのいずれかのセルトランジスタを導通にすることによって対応する記憶素子を前記第1のローカルビット線に接続する一方、前記複数のダミーメモリセルのいずれの記憶素子も前記第1のダミーローカルビット線に接続しないことを特徴とする請求項5又は6に記載の半導体記憶。
  8. 前記第1のダミーローカルビット線に割り当てられた前記複数のダミーメモリセルの数は、前記複数の第1のローカルビット線にそれぞれ割り当てられた前記複数のメモリセルの数と等しいことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の半導体記憶。
  9. 前記複数のメモリセル及びダミーメモリセルのそれぞれは、セルトランジスタ及び記憶素子の直列回路を含み、
    前記セルトランジスタは、前記半導体基板の主面に対して垂直なピラー状のチャネルを有するピラー型のMOSトランジスタからなることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記複数の第1のローカルビット線及び前記第1のダミーローカルビット線は半導体基板に埋め込まれており、前記第1のグローバルビット線及び前記ダミーグローバルビット線は前記半導体基板上に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. さらに、第2及び第3のグローバルビット線と、
    前記第2のグローバルビット線に接続された第2の階層スイッチと、前記第2の階層スイッチを介して前記第2のグローバルビット線に接続される第2のローカルビット線とをそれぞれ含み、前記第1の方向に配置される複数の第2のメモリブロックと、
    前記複数の第1のメモリブロックと前記複数の第2のメモリブロックとの間前記第1の方向に配置され、且つ、前記第1のセンスアンプとの間に前記複数の第1のメモリブロックを挟むように配置され、第2及び第3のグローバルビット線の電位差を増幅する第2のセンスアンプと、をさらに備え、
    前記複数の第1のメモリブロックは、それぞれ、前記第3のグローバルビット線に接続された第3の階層スイッチと、前記第3の階層スイッチを介して前記第3のグローバルビット線に接続される第3のローカルビット線とをさらに含み、
    前記制御回路は、前記複数の第1の階層スイッチのいずれか、前記複数の第2の階層スイッチのいずれか、前記複数の第3の階層スイッチのいずれか、並びに、前記ダミー階層スイッチを活性化させることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記制御回路は、前記第2及び第3のグローバルビット線に沿った前記第2のセンスアンプからの距離が互いに等しい前記第2及び第3の階層スイッチを活性化させることを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記複数の第2と第3のローカルビット線にはそれぞれ外部アドレスが割り当てられた複数の前記メモリセルが割り当てられ、
    前記複数のメモリセルのそれぞれは、セルトランジスタ及び記憶素子の直列回路を含み、
    前記制御回路は、更に、所定の前記第1のメモリブロックの前記第3のローカルビット線に接続される前記複数のメモリセルのいずれかのセルトランジスタを導通にすることによって、対応する記憶素子を前記第3のローカルビット線に接続する一方、前記第2のメモリブロックの前記第2のローカルビット線に接続される前記複数のメモリセルのいずれの記憶素子も前記第2のローカルビット線に接続しないことを特徴とする請求項11又は12に記載の半導体装置。
  14. 前記複数の第1のローカルビット線には外部アドレスが割り当てられた複数の前記メモリセルが割り当てられ、前記第1のダミーローカルビット線にはそれぞれ外部アドレスが割り当てられない複数の前記ダミーメモリセルが割り当てられ、
    前記制御回路は、更に、前記所定の第1のメモリブロックの前記第1のローカルビット線に接続される前記複数のメモリセルのいずれかのセルトランジスタを導通にすることによって、対応する記憶素子を前記第1のローカルビット線に接続する一方、前記複数のダミーメモリセルのいずれの記憶素子も前記第1のダミーローカルビット線に接続しないことを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 一方向に並べて配置され、それぞれ複数のメモリブロックに分割された複数のメモリマットからなるメモリマット列と、
    前記メモリマット列の一端及び他端から見てそれぞれ前記一方向における外側に配置された第1及び第2のダミーメモリブロックと、
    前記複数のメモリマットにそれぞれ割り当てられ、少なくとも第1と第2のグローバルビット線を含む複数のグローバルビット線と、
    前記第1及び第2のダミーメモリブロックにそれぞれ割り当てられ、前記グローバルビット線の長さよりも短い第1及び第2のダミーグローバルビット線と、
    前記第1のダミーメモリブロックと前記メモリマット列の前記一端に配置された第1の前記メモリマットとの間に配置され、前記第1のダミーグローバルビット線とこれに対応する前記第1のメモリマットの第1の前記グローバルビット線の電位差を増幅する第1のセンスアンプと、
    前記第2のダミーメモリブロックと前記メモリマット列の前記他端に配置された第2の前記メモリマットとの間に配置され、前記第2のダミーグローバルビット線とこれに対応する前記第2のメモリマットの第2の前記グローバルビット線の電位差を増幅する第2のセンスアンプと、
    前記複数のメモリマット及び前記第1及び第2のダミーメモリブロックの動作を制御する制御回路と、を備え、
    前記複数のメモリマットに含まれる前記複数のメモリブロックのそれぞれは、ローカルビット線と、前記ローカルビット線とこれに対応する前記グローバルビット線とを接続する階層スイッチと、前記ローカルビット線に割り当てられた複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルにそれぞれ割り当てられ、いずれかのメモリセルを前記ローカルビット線に接続するための複数のワード線とを有し、
    前記第1のダミーメモリブロックは、第1のダミーローカルビット線と、前記第1のダミーローカルビット線と前記第1のダミーグローバルビット線とを接続する第1のダミー階層スイッチとを有し、
    前記第2のダミーメモリブロックは、第2のダミーローカルビット線と、前記第2のダミーローカルビット線と前記第2のダミーグローバルビット線とを接続する第2のダミー階層スイッチとを有し、
    一つの前記センスアンプに関連する前記メモリマット内の複数のローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、関連する前記第1または第2のダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数よりも多く、
    前記ローカルビット線の長さは、前記第1と第2のダミーローカルビット線の長さと同じであり、且つ前記グローバルビット線の長さは、前記第1と第2のダミーグローバルビット線の長さよりも長いことを特徴とする半導体装置。
  16. 前記第1及び第2のダミーメモリブロックの前記一方向における長さは、前記複数のメモリマットの前記一方向におけるそれぞれの長さよりも短いことを特徴とする請求項15に記載の半導体記憶。
  17. 前記第1及び第2のダミーメモリブロックの前記一方向における長さは、前記複数のメモリブロックの前記一方向におけるそれぞれの長さと同じであることを特徴とする請求項15又は16に記載の半導体記憶。
  18. 前記制御回路は、
    前記第1のメモリマットを構成するいずれかのメモリブロックに含まれる前記複数のワード線のいずれかを選択する場合、対応する前記階層スイッチを活性化させるとともに、前記第1のダミーメモリブロックの第1のダミー階層スイッチを活性化させることにより、前記第1のセンスアンプを用いたアクセス動作を行い、
    前記第2のメモリマットを構成するいずれかのメモリブロックに含まれる前記複数のワード線のいずれかを選択する場合、対応する前記階層スイッチを活性化させるとともに、前記第2のダミーメモリブロックの第2のダミー階層スイッチを活性化させることにより、前記第2のセンスアンプを用いたアクセス動作を行うことを特徴とする請求項15乃至17のいずれか一項に記載の半導体装置。
  19. 更に、前記第1のセンスアンプとの間に前記第1のメモリマットを挟むように前記一方向に配置される第3のセンスアンプと、
    前記第1のメモリマットとの間に前記第3のセンスアンプを挟むように前記一方向に配置される第3の前記メモリマットと、
    前記第2のセンスアンプとの間に前記第2のメモリマットを挟むように前記一方向に配置される第4のセンスアンプと、
    前記第2のメモリマットとの間に前記第4のセンスアンプを挟むように前記一方向に配置される第4の前記メモリマットと、を備え、
    前記第3のセンスアンプは、前記第1のメモリマットの第2の前記グローバルビット線とこれに対応する前記第3のメモリマットの第2の前記グローバルビット線の電位差を増幅し、
    前記第4のセンスアンプは、前記第2のメモリマットの第1の前記グローバルビット線とこれに対応する前記第4のメモリマットの第1の前記グローバルビット線の電位差を増幅し、
    前記制御回路は、
    前記第1のメモリマットを構成するいずれかのメモリブロックに含まれる前記複数のワード線のいずれかを選択する場合、対応する前記階層スイッチを活性化させるとともに、前記第1のダミーメモリブロックの第1のダミー階層スイッチを活性化させることにより、前記第1のセンスアンプを用いたアクセス動作を行い、且つ、前記第3のセンスアンプを挟んで選択された前記いずれかのメモリブロックと対称の位置に存在する前記第3のメモリマット内のメモリブロックの前記階層スイッチを活性化させることにより、前記第3のセンスアンプを用いたアクセス動作を行い、
    前記第2のメモリマットを構成するいずれかのメモリブロックに含まれる前記複数のワード線のいずれかを選択する場合、対応する前記階層スイッチを活性化させるとともに、前記第2のダミーメモリブロックの第2のダミー階層スイッチを活性化させることにより、前記第2のセンスアンプを用いたアクセス動作を行い、且つ、前記第4のセンスアンプを挟んで選択された前記いずれかのメモリブロックと対称の位置に存在する前記第4のメモリマット内のメモリブロックの前記階層スイッチを活性化させることにより、前記第4のセンスアンプを用いたアクセス動作を行う、ことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか一項に記載の半導体装置。
  20. 共に半導体で構成される第1の回路と第1の回路を制御する第2の回路と、を備え、
    前記第1の回路は、
    前記第2の回路と通信を行うインタフェース部と、前記インタフェース部と通信を行う複数のセンスアンプと、
    第1のグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線とダミーグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線に接続された第1の階層スイッチと、前記第1の階層スイッチを介して前記第1のグローバルビット線に接続される第1のローカルビット線とをそれぞれ含み、第1の方向に配置される複数の第1のメモリブロックと、
    前記ダミーグローバルビット線に接続されたダミー階層スイッチと、前記ダミー階層スイッチを介して前記ダミーグローバルビット線に接続される第1のダミーローカルビット線とを含むダミーメモリブロックと、
    前記複数の第1のメモリブロックと前記ダミーブロックとの間に前記第1の方向に配置され、前記第1のグローバルビット線と前記ダミーグローバルビット線の電位差を増幅する第1の前記センスアンプと、
    前記複数の第1の階層スイッチのいずれか及び前記ダミー階層スイッチを導通に制御する制御回路と、を備え、
    一つの前記第1のセンスアンプに関連する前記複数の第1のローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、関連する前記ダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数よりも多く、
    前記第1のローカルビット線の長さは、前記第1のダミーローカルビット線の長さと同じであり、且つ前記第1のグローバルビット線の長さは、前記ダミーグローバルビット線の長さよりも長く、
    前記第2の回路は、前記第1の回路を制御する論理回路、を備える、ことを特徴とするシステム。
  21. 前記メモリセルとダミーメモリセルは、それぞれセルトランジスタ及び情報を記憶する記憶素子の直列回路を含み、
    前記セルトランジスタは、半導体基板の主面に対して垂直なピラー状のチャネルを有するピラー型のトランジスタからなり、
    前記第1の階層スイッチと前記ダミー階層スイッチは、前記ピラー型のトランジスタからなる、ことを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 半導体装置によって構成される第1及び第2の回路を備え、
    前記第2の回路は前記第1の回路を制御し、
    前記第1の回路は、
    前記第2の回路と通信を行うインタフェース部と、
    第1のセンスアンプを含み、前記インタフェース部と通信を行う複数のセンスアンプと、
    第1のグローバルビット線と、
    ダミーグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線に接続された第1の階層スイッチと、前記第1の階層スイッチを介して前記第1のグローバルビット線に接続される第1のローカルビット線とをそれぞれ含み、第1の方向に配列される複数の第1のメモリブロックと、
    前記ダミーグローバルビット線に接続されたダミー階層スイッチと、前記ダミー階層スイッチを介して前記ダミーグローバルビット線に接続される第1のダミーローカルビット線とを含むダミーメモリブロックと、
    前記複数の第1の階層スイッチのいずれか及び前記ダミー階層スイッチを導通に制御する制御回路と、を備え、
    前記第1のセンスアンプは、前記複数の第1のメモリブロックと前記ダミーメモリブロックとの間に設けられ、前記第1のグローバルビット線と前記ダミーグローバルビット線の間の電位差を増幅し、
    前記第1のセンスアンプに割り当てられた前記複数の第1のローカルビット線に接続されるメモリセルの総数は、前記ダミーローカルビット線に接続されるダミーメモリセルの総数よりも多く、
    前記複数の第1のローカルビット線のそれぞれの長さは、前記第1のダミーローカルビット線の長さと実質的に同じであり、
    前記第1のグローバルビット線の長さは、前記ダミーグローバルビット線の長さよりも長く、
    前記第2の回路は、前記第1の回路を制御する論理回路を備え、
    前記複数のメモリセル及びダミーメモリセルのそれぞれは、セルトランジスタ及び情報を記憶する記憶素子の直列回路を含み、
    前記セルトランジスタは、半導体基板の主面に対して実質的に垂直なピラー状のチャネルを有するピラー型のトランジスタからなり、
    前記第1の階層スイッチと前記ダミー階層スイッチは、前記ピラー型のトランジスタからなる、システム。
  23. 第1の回路と、
    第2の回路と、
    前記第1及び第2の回路を相互に接続し、前記第1及び第2の回路間においてデータを転送するバスと、を備え、
    前記第1の回路は、
    実質的に一方向に配列され、第1の端部センスアンプ、第2の端部センスアンプ及び前記第1及び第2端部センスアンプ間に位置する少なくとも一つの中間センスアンプを含む複数のセンスアンプであって、それぞれ第1及び第2のノードを有し、活性化されると前記第1及び第2のノード間の電位差を増幅するよう構成された複数のセンスアンプと、
    前記第1の端部センスアンプの前記第1のノードに電気的に接続され、前記第1の端部センスアンプから前記中間センスアンプに向かって延在する第1のグローバルビット線と、
    前記第2の端部センスアンプの前記第1のノードに電気的に接続され、前記第2の端部センスアンプから前記中間センスアンプに向かって延在する第2のグローバルビット線と、
    前記中間センスアンプの前記第1のノードに電気的に接続され、前記中間センスアンプから前記第1の端部センスアンプに向かって延在する第3のグローバルビット線と、
    前記中間センスアンプの前記第2のノードに電気的に接続され、前記中間センスアンプから前記第2の端部センスアンプに向かって延在する第4のグローバルビット線と、
    前記第1の端部センスアンプの前記第2のノードに電気的に接続され、前記第1の端部センスアンプから前記第1のグローバルビット線とは反対側に延在する第5のグローバルビット線と、
    前記第2の端部センスアンプの前記第2のノードに電気的に接続され、前記第2の端部センスアンプから前記第2のグローバルビット線とは反対側に延在する第6のグローバルビット線と、
    複数の第1のローカルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線と前記複数の第1のローカルビット線の対応するものとの間にそれぞれ接続された複数の第1の階層スイッチと、
    複数の第2のローカルビット線と、
    前記第2のグローバルビット線と前記複数の第2のローカルビット線の対応するものとの間にそれぞれ接続された複数の第2の階層スイッチと、
    複数の第3のローカルビット線と、
    前記第3のグローバルビット線と前記複数の第3のローカルビット線の対応するものとの間にそれぞれ接続された複数の第3の階層スイッチと、
    複数の第4のローカルビット線と、
    前記第4のグローバルビット線と前記複数の第4のローカルビット線の対応するものとの間にそれぞれ接続された複数の第4の階層スイッチと、
    前記複数の第1のローカルビット線よりも数の少ない少なくとも一つの第5のローカルビット線と、
    前記第5のグローバルビット線と前記第5のローカルビット線との間に接続された少なくとも一つの第5の階層スイッチと、
    前記複数の第2のローカルビット線よりも数の少ない少なくとも一つの第6のローカルビット線と、
    前記第6のグローバルビット線と前記第6のローカルビット線との間に接続された少なくとも一つの第6の階層スイッチと、
    前記複数の第1のローカルビット線の対応するものにそれぞれ接続された複数の第1セットのメモリセルと、
    前記複数の第2のローカルビット線の対応するものにそれぞれ接続された複数の第2セットのメモリセルと、
    前記複数の第3のローカルビット線の対応するものにそれぞれ接続された複数の第3セットのメモリセルと、
    前記複数の第4のローカルビット線の対応するものにそれぞれ接続された複数の第4セットのメモリセルと、
    前記第5のローカルビット線に接続された複数の第1ダミーメモリセルと、
    前記第6のローカルビット線に接続された複数の第2ダミーメモリセルと、を含むシステム。
  24. 第1及び第2のノードを有する第1のセンスアンプと、
    前記第1のセンスアンプの前記第1のノードに接続された第1のグローバルビット線と、
    第1のローカルビット線と、前記第1のローカルビット線に接続された複数の第1のメモリセルと、前記第1のグローバルビット線と前記第1のローカルビット線との間に接続された第1の階層スイッチとをそれぞれ含む複数の第1のメモリブロックと、
    前記第1のセンスアンプの前記第2のノードに接続されたダミーグローバルビット線と、
    ダミーローカルビット線と、前記ダミーローカルビット線に接続された複数のダミーメモリセルと、前記ダミーグローバルビット線と前記ダミーローカルビット線との間に接続されたダミー階層スイッチとを含むダミーブロックと、
    アドレス情報を受け、前記アドレス情報が前記複数の第1のメモリブロックのいずれかを示していることに応答して、前記ダミーブロックの前記ダミー階層スイッチ及び前記アドレス情報によって指定される前記複数の第1のメモリブロックのいずれかの前記第1の階層スイッチをそれぞれオンさせるよう構成された制御回路と、備える装置。
  25. 第1のセンスアンプを含む複数のセンスアンプと、
    第1のグローバルビット線と、
    ダミーグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線に接続された第1の階層スイッチと、前記第1の階層スイッチに接続された第1のローカルビット線と、前記第1のローカルビット線に接続されたメモリセルとをそれぞれ含み、第1の方向に配列される複数の第1のメモリブロックと、
    前記ダミーグローバルビット線に接続されたダミー階層スイッチと、前記ダミー階層スイッチを介して前記ダミーグローバルビット線に接続されるダミーローカルビット線と、前記ダミーローカルビット線に接続されたダミーメモリセルとを含むダミーメモリブロックと、
    制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    第1のアドレス情報を受け、前記複数の第1のメモリブロックの前記複数の第1の階層スイッチを制御する第1の制御回路と、
    第2のアドレス情報を受け、前記ダミー階層スイッチを制御する第2の制御回路と、を含み、
    前記第1のセンスアンプは、前記複数の第1のメモリブロックと前記ダミーブロックとの間に配置され、前記第1のグローバルビット線と前記ダミーグローバルビット線との間の電位差を増幅し、
    前記第1のアドレス情報は、前記第2のアドレス情報よりもビット数が多い、装置。
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