JPH10303389A - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JPH10303389A
JPH10303389A JP9122981A JP12298197A JPH10303389A JP H10303389 A JPH10303389 A JP H10303389A JP 9122981 A JP9122981 A JP 9122981A JP 12298197 A JP12298197 A JP 12298197A JP H10303389 A JPH10303389 A JP H10303389A
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JP
Japan
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bit line
wiring
memory cell
power supply
sense amplifier
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Withdrawn
Application number
JP9122981A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Taira
雅之 平
Shunichi Sukegawa
俊一 助川
Shinji Bessho
真次 別所
Yasushi Takahashi
康 高橋
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Koji Arai
公司 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Texas Instruments Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電源線または信号線の電流容量または配線数
の増強を効率的に実現して、周辺回路の性能向上や配線
レイアウト設計の自由度向上をはかる。 【解決手段】 ビット線分離領域を利用して電源線や信
号線を任意に増設できるようにする。アレイ端部からア
レイ中心部に向かって延び、左側および右側の有効アレ
イ領域とダミー領域20L ,20R との境界付近で終端
する橋渡し用上層配線MLL ,MLR が設けられる。こ
の層の上には、層間絶縁膜44を介して、ビット線分離
領域18付近の連結部CNにダミー領域20からビット
線分離領域18にかけて段差緩和用の上層配線46が設
けられる。そして、ビット線分離領域18に沿ってダミ
ー領域20内に橋渡し用上層配線と同じ配線層で、かつ
電気的に分離させて配線66を設け、これをたとえばセ
ンスアンプ駆動用の電源線に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
に係り、より詳細にはメモリ装置内のレイアウト構造に
関する。
【0020】
【従来の技術】一般にダイナミックRAMのメモリセル
アレイにおいては、図11に示すように各行または各列
毎に設けられた差動形のセンスアンプS/Ai (i=0,1,
2 …)に1組のビット線対(ビット線/ビット補線)B
Li ,BLi-が接続される。そして、たとえばビット線
BLi と奇数番目のワード線WL1 ,WL3 ,WL5 …
との各交差位置にメモリセルMCi,1 ,MCi,3 ,MC
i,5 …が配置(接続)され、ビット補線BLi-と偶数番
目のワード線WL0 ,WL2 ,WL4 …との各交差位置
にメモリセルMCi-,0,MCi-,2,MCi-,4,…が配置
(接続)される。
【0030】各メモリセルMCi,j (j=0,1,2 …)は1
個のトランジスタQi,j と1個のキャパシタCi,j とか
らなる。たとえばメモリセルMC1,1 に書き込みを行う
ときは、ワード線駆動回路(図示せず)がワード線WL
1 をHレベルの電位まで駆動または活性化してトランジ
スタQ1,1 をオンさせ、これと同時にセンスアンプS/
A1 が書込み情報(“1”または“0”)に応じてビッ
ト線BL1 の電位をHレベル(VDD)またはLレベル
(Vss)にする。これにより、キャパシタC1,1にVDD
またはVssの充電電圧が得られる。この後に、ワード線
駆動回路がワード線WL1 をLレベル(Vss)に下げ
て、トランジスタQ1,1 をオフにする。この結果、キャ
パシタC1,1 に“1”(VDD)または“0”(Vss)の
充電電圧または電荷が記憶情報として保持される。
【0040】上記メモリセルMC1,1 より記憶情報を読
み出すときは、予めセンスアンプS/A1 がビット線B
L1 とビット補線BL1-とを一定の電位(一般にはVDL
/2)までプリチャージしておいて、ワード線駆動回路
がワード線WL1 をHレベルに駆動または活性化してト
ランジスタQ1,1 をオンさせる。そうすると、ビット線
BL1 とキャパシタC1,1 とが短絡され、ビット線BL
1 上の電位がキャパシタC1,1 の蓄積電荷に応じてプリ
チャージレベルからわずかに変化する。このビット線B
L1 上のわずかな電位変化をセンスアンプS/A1 が検
知し増幅することによって、メモリセルMC1,1 の記憶
情報が判別される。
【0050】ところで、大規模なダイナミックRAMで
は、図12および図13に示すように、1チップ内のメ
モリセルアレイを多数の単位メモリセルアレイ…MAK-
1 ,MAK ,MAK+1 …に分割し、各単位メモリセルア
レイMAの傍らに相当数のセンスアンプS/Aを配置す
る形のレイアウトを採用している。
【0060】図12に示すものは、各単位メモリセルア
レイMAの片側(左側もしくは右側)にアレイMA内の
ビット線対と同数のセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,
…S/An を一列に配置する方式である。図13に示す
ものは、各単位メモリセルアレイMAの左右外側にアレ
イ内のビット線対と同数のセンスアンプS/A0 ,S/
A1 ,…S/An を千鳥状に配置する方式である。な
お、各センスアンプS/Aは左右両側の単位メモリセル
アレイ(たとえばMAK-1 ,MAK )に共用されるよう
になっている。
【0070】この種メモリ装置のチップサイズを縮小す
るには、ビット線BLを延長し単位メモリセルアレイM
Aを拡げて、センスアンプS/Aの数を減らし、チップ
全体に占めるセンスアンプ・バンク面積の割合を小さく
するのが有効である。しかしながら、図12および図1
3のセンスアンプ配置方式のいずれにおいても、ビット
線を長くすると(たとえば2倍にすると)、ビット線対
の抵抗および容量も増大し(倍増し)、センシング特性
が著しく劣化するという問題がある。
【0080】この点に関し、上記のような抵抗および容
量の然したる増大を伴うことなく、しかもカップリング
ノイズを招くこともなくビット線の実質的拡張化ひいて
は単位メモリセルアレイの拡張化を可能とするものとし
ては、ビット線拡張化方式(階層化ビット線構造)があ
る。
【0090】このビット線拡張化方式においては、単位
メモリセルアレイの左右外側にセンスアンプを千鳥状に
配置し、アレイ内の各行または各列毎にビット線を左側
ビット線と右側ビット線に2分割するとともに、左側も
しくは右側ビット線の上に橋渡し用の上層配線を設け、
左側ビット線および右側ビット線の片側または双方を該
上層配線を介して各対応するセンスアンプに接続する構
成とする。
【0100】かかる構成によれば、単位メモリセルアレ
イのビット線方向のサイズを2倍に拡張したうえで、単
位メモリセルアレイ内の各行または各列のビット線を中
間地点で2分割するため、個々のビット線の長さを従来
とほぼ同じに保ち、その抵抗および寄生容量を増やさな
くて済む。また、ビット線と接続される橋渡し用の個々
の上層配線も、左側もしくは右側のビット線に相当する
長さでしかなく、それを金属で形成するとその抵抗およ
び寄生容量はビット線よりも格段に小さい。このため、
信号伝播速度およびセンシング特性の低下を来すことが
ない。
【0110】また、橋渡し用の上層配線がデータ・パス
に使用される時はその真下のビット線がセンスアンプか
ら電気的に遮断され、逆に該真下のビット線がデータ・
パスに使用される時は該上層配線がセンスアンプから電
気的に遮断されるため、上層配線とビット線との間でカ
ップリングノイズが生じるおそれもない。
【0120】
【発明が解決しようとする課題】上記ビット線拡張化方
式によれば、単位メモリセルアレイの内部に各行または
各列のビット線を左右2つに分離するためのビット線分
離領域が設定される。このビット線分離領域は橋渡し用
上層配線とビット線との間の電気的接続に充てられ、こ
の分離領域にメモリセルは1つも配置されない。
【0130】一方、ビット線分離領域の両側のアレイ領
域は、一般に半導体基板の上に多層のポリシリコンを積
み上げるようにしてメモリセルのキャパシタを形成する
スタックド・キャパシタ・セル型のメモリセルを配置す
るため、どうしても基板上方に突出した構造となる。こ
れにより、アレイ領域(高位側)とビット線分離領域
(低位側)との間で大きな段差が生じる。
【0140】このため、アレイ領域のうちこの段差部の
領域は、使用に供しないダミーのメモリセルが配置され
るダミー領域と指定され、使用に供されるメモリセルが
配置される有効アレイ領域から区分される。したがっ
て、ビット線分離領域とその両側のダミー領域とを含む
アレイ中心部の一帯が、実質的なアレイ領域には属さな
い領域となる。
【0150】ところで、メモリセルアレイの周辺回路、
特にセンスアンプでは、高速かつ安定な動作が要求され
る。メモリアクセス時には全てのセンスアンブが一斉に
作動して各対応するビット線上に読み出されている電位
情報を所定の基準レベルまで増幅する。この時、全ての
センスアンプが同時に駆動電圧または駆動電流を必要と
する。したがって、センスアンプを駆動するドライバの
駆動能力を高めるとともに、ドライバに電源電圧を給電
する電源線の電流容量を大きくすることで、センシング
動作の高速化・安定化をはかることができる。
【0160】電源線の電流容量を大きくするには、電源
線の本数を増やすのが有効である。しかし、チップ全体
の縮小化の要請や製造工程上の制約から、従来装置のよ
うなのレイアウトでは電源線の本数を増やすのは非常に
難しい。
【0170】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、電源線または信号線の電流容量または配線数の
増強を効率的に実現し、周辺回路の性能向上や配線レイ
アウト設計の自由度向上をはかる半導体メモリ装置を提
供することを目的とする。
【0180】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のうち請求項1に記載の発明は、メモリセ
ルアレイ内で各行または各列のビット線が所定位置のビ
ット線分離領域で2つに分断され、分断された2つの前
記ビット線のうちの一方の前記ビット線の上の層に前記
メモリセルアレイの外に配置された対応するセンスアン
プを他方または双方の前記ビット線に電気的に接続する
ための第1の配線が設けられ、前記第1の配線は前記ビ
ット線分離領域付近で前記他方または双方のビット線に
電気的に接続される半導体メモリ装置であって、前記メ
モリセルアレイ内で電気的に独立し、かつ前記ビット線
分離領域に沿って前記メモリセルアレイを横断するよう
に設けられた1本または複数本の電源線または信号線用
の第2の配線を有する。
【0190】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の発明の構成において、前記第1の配線を前記ビッ
ト線分離領域付近で終端させ、前記第1の配線の端部を
前記他方または双方のビット線に電気的に接続するため
に前記第1の配線よりも上の層に第3の配線を設け、前
記第3の配線の下で前記第1の配線と同じ配線層に前記
第2の配線を形成することを特徴とする。
【0200】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明の構成において、前記ビット線分離領域に
隣接して使用に供しないダミーのメモリセルを配置した
ダミー領域を有し、前記ダミー領域に前記第2の配線を
設けることを特徴とする。
【0210】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
記載の発明の構成において、前記ビット線分離領域で前
記第3の配線を前記ビット線に電気的に接続するために
前記第1の配線と同じ配線層に形成された第4の配線層
を有することを特徴とする。
【0220】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明の構成において、前記
第2の配線が前記センスアンプに所定の電源電圧を供給
するための電源線であることを特徴とする。
【0230】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して本
発明の実施例を説明する。
【0240】図1および図2に、本発明の一実施例によ
るダイナミックRAM内のメモリセルアレイの階層構造
を示す。このダイナミックRAMはたとえば64Mビッ
トの記憶容量を有し、1チップ(半導体基板)内のメモ
リセルアレイ(64Mビット)を8個の8Mビット・ブ
ロックまたはサブマットSMに分割し、各サブマットS
M内のメモリセルアレイ(8Mビット)を64(8×
8)個の128Kビット・アレイまたは単位メモリセル
アレイ10に分割している。
【0250】各単位メモリセルアレイ10に隣接して、
左右両側に一対のセンスアンプ・バンク12,12が相
対向して配置されるとともに、上下の両側または片側に
ワード線駆動回路14が配置される。また、各単位メモ
リセルアレイ10の各斜め隣にはクロスエリア16が設
けられている。
【0260】図3に、単位メモリセルアレイ10内のビ
ット線配置構成、センスアンプ・バンク12内のセンス
アンプ配置構成、および各対応するビット線とセンスア
ンプ間の電気的接続構成を示す。
【0270】単位メモリセルアレイ10内では、たとえ
ば、256組(行)のビット線対と512本(列)のワ
ード線とがマトリクス状に配線され、各ビット線と各奇
数列のワード線との各交差位置および各ビット補線と各
偶数列のワード線との各交差位置に1つのメモリセルが
接続されている。
【0280】各行のビット線BLi (またはBLi-)(i
=0,1,2 …255)は、アレイ10内の中間地点で左側ビッ
ト線BLi,L (またはBLi,L-)と右側ビット線BLi,
R (またはBLi,R-)とに2分割されている。
【0290】各行において、各左側ビット線BLi,L
(またはBLi,L-)は左半分のメモリセルMCi,0 (M
Ci-,0)〜MCi,255 (MCi-,255)に接続され、各右
側ビット線BLi,R (またはBLi,R-)は右半分のメモ
リセルMCi,256 (MCi-,256)〜MCi,511 (MCi,
511)に接続されている。
【0300】ワード線WLとビット線BLとの関係で
は、左半分の各ワード線WL0 〜WL255 が左側ビット
線対(BL0,L ,BL0,L-)〜(BL255,L ,BL255,
L-)と交差し、右半分の各ワード線WL256 〜WL511
が右側ビット線対(BL0,R ,BL0,R-)〜(BL255,
R ,BL255,R-)と交差している。
【0310】単位メモリセルアレイ10の左右両側に配
置された一対のセンスアンプ・バンク12L ,12R に
は、アレイ内のビット線対と同数(256個)のセンス
アンプS/A0 ,S/A1 ,S/A2 ,…S/A255 が
千鳥状に配置されている。図3では、図解の便宜上、最
上部の3個のセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,S/A
2 だけを図示している。
【0320】左側のセンスアンプ・バンク12L では偶
数番目のセンスアンプS/A0 ,S/A2 ,…S/A25
4 が1行置きに一列に配置され、右側のセンスアンプ・
バンク12Rでは奇数番目のセンスアンプS/A1 ,S
/A3 ,…S/A255 が左側と1行分オフセットして1
行置きに一列に配置されている。
【0330】左側のセンスアンプ・バンク12L に属す
る先頭(以下、便宜上0番目と称する)のセンスアンプ
S/A0 は、第1のトランスファゲート対(G0,a ,G
0,a-)を介して第0行の左側ビット線対(BL0,L ,B
L0,L-)に接続されるとともに、第2のトランスファゲ
ート対(G0,b ,G0,b-)を介して第0行の橋渡し用の
上層配線対(ML0 ,ML0-)に接続されている。これ
ら第0行の橋渡し用上層配線対(ML0 ,ML0-)は、
左側ビット線対(BL0,L ,BL0,L-)よりも上の層で
平行に延びて単位メモリセルアレイ10の中間地点に設
定されたビット線分離領域18付近で終端し、そこで一
対の連結部(CN0 ,CN0-) を介して第0行の右側ビ
ット線対(BL0,R ,BL0,R-)に接続されている。
【0340】次に、右側のセンスアンプ・バンク12R
に属する1番目のセンスアンプS/A1 は、第3のトラ
ンスファゲート対(G1,c ,G1,c-)を介して第1行の
右側ビット線対(BL1,R ,BL1,R-)に接続されると
ともに、第4のトランスファゲート対(G1,d ,G1,
d-)を介して第1行の橋渡し用上層配線対(ML1 ,M
L1-)に接続されている。これら第1行の橋渡し用上層
配線対(ML1 ,ML1-)は、右側ビット線対(BL1,
R ,BL1,R-)よりも上層で平行に延びて単位メモリセ
ルアレイ10の中心部のビット線分離領域18付近で終
端し、そこで一対の連結部(CN1 ,CN1-) を介して
第1行の左側ビット線対(BL1,L ,BL1,L-)に接続
されている。
【0350】次に、左側のセンスアンプ・バンク12L
に属する2番目のセンスアンプS/A2 は、第1のトラ
ンスファゲート対(G2,a ,G2,a-)を介して第2行の
左側ビット線対(BL2,L ,BL2,L-)に接続されると
ともに、第2のトランスファゲート対(G2,b ,G2,
b-)を介して第2行の橋渡し用上層配線対(ML2 ,M
L2-)に接続されている。これら第2行の橋渡し用上層
配線対(ML2 ,ML2-)は、左側ビット線対(BL2,
L ,BL2,L-)よりも上層で平行に延びて単位メモリセ
ルアレイ10の中心部のビット線分離領域18付近で終
端し、そこで一対の連結部(CN2 ,CN2-) を介して
第2行の右側ビット線対(BL2,R ,BL2,R-)に接続
されている。
【0360】後続のセンスアンプS/A3 ,S/A4 …
も、上記と同様の配線構造により、それぞれ対応する行
の左側ビット線対(BL3,L ,BL3,L-),(BL4,L
,BL4,L-)…および右側ビット線対(BL3,R ,B
L3,R-),(BL4,R ,BL4,R-)…に接続されてい
る。
【0370】この単位メモリセルアレイ10に対する上
記第1〜第4の各トランスファゲート対(Ga ,G
a-),(Gb ,Gb-),(Gc ,Gc-),(Gd ,G
d-)には、図示しないXアドレス・デコーダより第1〜
第4のゲート制御信号またはビット線選択信号Ta ,T
b ,Tc ,Td がそれぞれ与えられる。
【0380】単位メモリセルアレイ10の上側に配置さ
れているワード線駆動回路14は、Xアドレス信号A0
〜A10の中の下位9ビットA0 〜A8 を入力し、対応す
るドライバ選択信号ESによって選択されると、下位9
ビットA0 〜A8 を内部のアドレス・デコーダでデコー
ドし、当該単位メモリセルアレイ10内の512本のワ
ード線WL0 〜WL511 の中のいずれか1つを選択して
活性化するように構成されている。この場合、アドレス
ビットA8 が論理値“0”のときは左半分のワード線W
L0 〜WL255 の中のいずれか1つが選択され、アドレ
スビットA8 が論理値“1”のときは右半分のワード線
WL256 〜WL511 の中のいずれか1つが選択される。
【0390】ワード線駆動回路14とセンスアンプ・バ
ンク12とに隣接するクロスエリア16には、センスア
ンプ・バンク12内の各センスアンプS/Aに3種類の
電源電圧VDD(たとえば3.3V),VDL(たとえば
2.2V),VSS(たとえば0V)を供給するためのド
ライバ22,24,26が配置されている。装置内部ま
たは外部の電源回路(図示せず)よりそれらの電源電圧
VDD,VDL,VSSをサブマットSM内の各所に給電する
ための電源線21,23,25がワード線駆動回路14
とクロスエリア16の上(上層)を縦断する方向に延び
ており、クロスエリア16内でドライバ22,24,2
6の入力端子に接続されている。ドライバ22,24,
26の出力端子は、内部電源線またはセンスアンプ駆動
線(図示せず)を介して対応(隣接)するセンスアンプ
・バンク12内の全てのセンスアンプS/Aに共通接続
されている。
【0400】単位メモリセルアレイ10内の中心部に設
けられたビット線分離領域18は、ビット線BLと直交
する方向に延びており、この領域にメモリセルMCは配
置されない。本実施例によれば、後述するように、この
ビット線分離領域18に沿って単位メモリセルアレイ1
0を横断するようにセンスアンプ駆動用の1本または複
数本の電源線66L ,66R が設けられる。
【0410】図4に、ビット線分離領域18付近の断面
構造を模式的に示す。
【0420】P型シリコン基板30の一主面上におい
て、ビット線分離領域18はアレイ領域を左右2つに分
断している。アレイ領域内には、スタックド・キャパシ
タ・セル型のメモリセル構造を有するメモリセルMCが
アレイ状に多数個形成されている。
【0430】各メモリセルMCにおいて、上下のキャパ
シタ電極32,34と誘電体膜36とからなるスタック
セルキャパシタが、シリコン基板30に形成されている
NMOSトランジスタの一方のN+ 型拡散領域またはソ
ース領域(図示せず)に接続されている。該NMOSト
ランジスタのドレイン領域(図示せず)にはコンタクト
ホール38に充填されたポリシリコン層を介して対応す
るビット線BLが接続され、ゲート酸化膜(図示せず)
の上には対応するワード線WL(ゲート電極)が配線さ
れている。ビット線BLは、シリコン基板30の表面よ
りは高く、各メモリセルMCの下部キャパシタ電極34
の円筒部よりも低い位置に配線されている。
【0440】このようにスタックド・キャパシタ・セル
型のメモリセルMCが形成されているアレイ領域とその
ようなメモリセルMCが存在しないビット線分離領域1
8との間では製造の過程で大きな段差が生じる。アレイ
領域の中でもこの段差部近傍に形成されるメモリセルD
MCは、製造上の欠陥を有しやすいため、設計段階から
不使用のダミーのメモリセルと指定され、平坦部に形成
され実際に使用に供される有効なメモリセルMCから区
分(除外)される。
【0450】このように、単位メモリセルアレイ10の
中心部にビット線分離領域18が設けられ、この分離領
域18に隣接して左右両側に段差部のダミー領域20L
,20R が配置され、これらのダミー領域の外側に平
坦部の有効アレイ領域40L ,40R が配置される。
【0460】図4の模式図では、左側(偶数行)の橋渡
し用上層配線MLL がそれと対応する(同じ行の)右側
のビット線BLR と連結部CNを介して電気的に接続さ
れる構成と、右側(奇数行)の橋渡し用上層配線MLR
がそれと対応する(同じ行の)左側のビット線BLL と
連結部CNを介して電気的に接続される構成とが示され
ている。
【0470】左側の橋渡し用上層配線MLL は、メモリ
セルMC上に積層された層間絶縁膜42の上をアレイ左
端部からアレイ中心部に向かって延びて、左側の有効ア
レイ領域40L と左側ダミー領域20L との境界付近で
終端している。同様に、右側の橋渡し用上層配線MLR
は、層間絶縁膜42の上をアレイ右端部からアレイ中心
部に向かって延びて、右側の有効アレイ領域40R と右
側ダミー領域20R との境界部付近で終端している。
【0480】本実施例の連結部CNでは、ダミー領域2
0からビット線分離領域18にかけて橋渡し用上層配線
ML上に積層された層間絶縁膜44の上に段差緩和用の
上層配線46が設けられる。
【0490】すなわち、左側の橋渡し用上層配線MLL
の右端部は、層間絶縁膜44に形成されたコンタクトホ
ール48を介して左側の段差緩和用上層配線46L の左
端部に接続される。この左側の段差緩和用上層配線46
L は、アレイ中心部に向かって延びて、ビット線分離領
域18の中心部付近で終端する。
【0500】一方、右側の橋渡し用上層配線MLR の左
端部は、層間絶縁膜44に形成されたコンタクトホール
50を介して右側の段差緩和用上層配線46R の右端部
に接続される。この右側の段差緩和用上層配線46R
は、アレイ中心部に向かって延びて、ビット線分離領域
18の右端部付近で終端する。
【0510】さらに、本実施例の連結部CNは、ビット
線分離領域18内で、橋渡し用上層配線MLと同じ層
に、つまり層間絶縁膜42上に中間接続用の上層配線5
2を設けるとともに、シリコン基板30上に酸化膜(図
示せず)を介してゲート配線54を設けている。
【0520】すなわち、左側の段差緩和用上層配線46
L の右端部は、ビット線分離領域18内の中心部でコン
タクトホール56、中間接続用の上層配線52C および
コンタクトホール58を介して対応する右側のビット線
BLR の左端部に接続されている。
【0530】また、右側の段差緩和用上層配線46R の
左端部は、ビット線分離領域18の右端部付近でコンタ
クトホール60、中間接続用の上層配線52R およびコ
ンタクトホール62を介してゲート配線54の右端部に
接続される。そして、ゲート配線54の左端部が、ビッ
ト線分離領域18の左端部付近でコンタクトホール6
4、中間接続用の上層配線52L およびコンタクトホー
ル66を介して対応する左側のビット配線BLL の右端
部に接続される。
【0540】このように、本実施例の連結部CNでは、
ビット線分離領域18付近で橋渡し用の上層配線MLと
ビット線BLとを電気的に接続するために、橋渡し用上
層配線MLをダミー領域20の手前または端部で終端さ
せるとともに、ダミー領域20の上方に橋渡し用の上層
配線MLよりも上層に位置して段差を緩和する上層配線
46を架けて、これに橋渡し用の上層配線MLの終端部
を接続している。
【0550】このような段差緩和用の上層配線46が架
けられることにより、ダミー領域20では橋渡し用の上
層配線MLを敷設(配線)する必要がなくなる。つま
り、橋渡し用上層配線MLのための配線スペースが不要
となる。
【0560】本実施例では、この点に着目し、ビット線
分離領域18に沿ってダミー領域20内に橋渡し用上層
配線MLとは同じ配線層で、かつ電気的に分離した配線
66を1本または複数本設け、これらの配線66を上記
センスアンプ駆動用の電源電圧たとえばVDD,Vssを給
電するための電源線に充てるようにしている。
【0570】図4の例の場合、左側のダミー領域20L
内では層間絶縁膜42上に電源電圧Vss用の電源線66
L が1本形成(配線)され、右側のダミー領域20R 内
では層間絶縁膜42上に電源電圧VDD用の電源線66R
が1本形成(配線)されている。
【0580】図5に、単位メモリセルアレイ10におけ
るこれら電源線66L ,66R の平面的な配置パターン
を模式的に示す。
【0590】なお、これら電源線66L ,66R を形成
する配線の材質は、同層に形成される橋渡し用の上層配
線MLおよび中間接続用の上層配線52と共通にたとえ
ばアルミニウムまたはタングステンであってよい。ま
た、段差段差緩和用の上層配線46もたとえばアルミニ
ウムまたはタングステンであってよい。
【0600】図6に、本実施例におけるサブマットSM
内の電源線の配線分布またはレイアウトの一例を示す。
ワード線駆動回路14とクロスエリア16の上層を縦断
するようにサブマットSMの端から端まで主電源線21
(VDD),25(Vss)が敷設されている。これらの主
電源線21(VDD),25(Vss)が配線される配線層
は、上記した段差緩和用の上層配線46よりも上に設け
られる。なお、主電源線23(VDL)の配線は図示して
いない。
【0610】本実施例により単位メモリセルアレイ10
内でビット線分離領域18に沿って配線された電源線6
6R ,66L は、主電源線21(VDD),25(Vss)
とは直交する方向にアレイ10を横断し、ワード線駆動
回路14の領域内でコンタクトホール(図示せず)を介
して上層の主電源線21(VDD),25(Vss)に電気
的に接続される。
【0620】図6では、図解の簡略化のため、1列分の
単位メモリセルアレイ10における電源線66L(Vs
s),66R(VDD)の配線レイアウトを示している。図
示しないが、他の列の単位メモリセルアレイ10でも同
様のレイアウトで電源線66L(Vss),66R(VDD)が
配線される。
【0630】このように、単位メモリセルアレイ10を
横断する電源線66L(Vss),66R(VDD)がアレイ外
側で一方向に配線されている電源線21(VDD),25
(Vss)と直角に交差し、かつ各交差位置で電気的に接
続される。これにより、電源回路(図示せず)からクロ
スエリア16に分散配置されているドライバ22,26
へ電源電圧VDD,Vssを供給するための電源線がサブマ
ットSM内で網状の配線パターンとなり、ドライバ2
2,26への電力または電流供給能力が大幅に強化さ
れ、ひいてはセンスアンプ・バンク12内の各センスア
ンプS/Aに対するドライバ22,26の駆動能力が大
幅に強化される。
【0640】図7に、センスアンプ・バンク12におけ
る各センスアンプS/Aの回路構成例およびクロスエリ
ア16におけるドライバ22,24,26の回路構成例
を示す。
【0650】図7において、一対のN型MOSトランジ
スタTR1 ,TR2 は、このセンスアンプS/Aにビッ
ト線対BLi ,BLi-または橋渡し用上層配線MLi ,
MLi-(図7には図示せず)を条件的に接続するための
トランスファゲートである。3つのN型MOSトランジ
スタTR3 ,TR4 ,TR5 は、ビット線対BLi ,B
Li-を所定の電位たとえば電源電圧中間電位(VDL/
2)にプリチャージするためのプリチャージ回路を構成
する。一対のP型MOSトランジスタTR6 ,TR7 お
よび一対のN型MOSトランジスタTR8 ,TR9 は、
ビット線対上のプリセンス電圧をそれぞれ所定レベルま
で増幅するための増幅回路を構成する。一対のN型MO
SトランジスタTR10,TR11は、ビット線対BLi ,
BLi-をデータ入出力線対IO,IO- に条件的に接続
するためのトランスファゲートを構成する。
【0660】ドライバ22は、P型MOSトランジスタ
からなり、そのソース端子(入力端子)が主電源線21
(VDD)に接続され、そのドレイン端子がセンスアンプ
S/A内で一方の増幅回路を構成する上記P型MOSト
ランジスタTR6 ,TR7 のソース端子にセンスアンプ
駆動線SDPを介して接続され、そのゲート端子には駆
動制御信号SAP1Bが与えられる。
【0670】ドライバ24は、N型MOSトランジスタ
からなり、そのドレイン端子(入力端子)が電源線23
(VDL)に接続され、そのドレイン端子が上記P型MO
SトランジスタTR6 ,TR7 のソース端子にセンスア
ンプ駆動線SDPを介して接続され、そのゲート端子に
は駆動制御信号SAP2 が与えられる。
【0680】ドライバ26は、N型MOSトランジスタ
からなり、そのソース端子(入力端子)が電源線25
(Vss)に接続され、そのドレイン端子がセンスアンプ
S/A内で他方の増幅回路を構成する上記N型MOSト
ランジスタTR6 ,TR7 のソース端子にセンスアンプ
駆動線SDNを介して接続され、そのゲート端子には駆
動制御信号SANが与えられる。
【0690】図8のタイミング図につき、このセンスア
ンプ回路の動作を説明する。
【0700】読み出しまたは書き込み前のスタンバイ状
態では、イコライズ制御信号φEがHレベルで、プリチ
ャージ回路のN型MOSトランジスタTR3,TR4,TR
5 はいずれもオン状態になっている。一方、プリチャー
ジ給電線VBLRはVDL/2レベルの電圧を給電してい
る。これにより、このセンスアンプS/Aに接続されて
いるビット線BLi およびビット補線BLi-は、イコラ
イズ(平衡または短絡)状態でVDL/2レベル(約1.
1V)にプリチャージされている。また、駆動制御信号
SAP1B,SAP2 ,SANはそれぞれHレベル、Lレ
ベル、Lレベルであり、ドライバ22,24,26はそ
れぞれオフ状態になっている。
【0710】読み出しまたは書き込みのため外部ロウ・
アドレス・ストローブ信号RAS-がLレベルに立ち下
がると、これに応動してイコライズ制御信号φEがLレ
ベルに下がり、プリチャージ回路のトランジスタTR3
,TR4 ,TR5 はいずれもオフ状態になる。
【0720】次に、選択された列のワード線WLj がワ
ード線駆動回路14により活性化されて、そのワード線
WLj に接続されているメモリセルMCi,j の電位情報
(記憶情報)がビット線対の一方たとえばビット線BL
i 上に読み出され、そのビット線BLi の電位が変化す
る。図8の例では、電位情報が“0”であり、ビット線
BLi の電位がVDL/2レベルから低い方へわずかに変
化する。
【0730】次に、駆動制御信号SAP1B,SANがそ
れぞれLレベル、Hレベルになり、ドライバ22,26
がそれぞれオンする。これにより、一方のセンスアンプ
駆動線SDNが接地電位Vss(0V)まで引き下げら
れ、他方のセンスアンプ駆動線SDPが電源電圧VDD
(3.3V)まで引き上げられる。
【0740】この例の場合、ビット線BLi の電位がV
cc/2レベルから低い方へ変化するので、P型MOSト
ランジスタTR7 がオンする。そうすると、このオンし
たトランジスタTR7 を介してビット補線BLi-がセン
スアンプ駆動線SDPに接続され、ビット補線BLi-の
電位がオーバードライブ用の電源電圧VDDでHレベル側
に強く引き上げられる。一方、トランジスタTR7 がオ
ンしてビット線BLi-の電圧が上昇することによってN
型MOSトランジスタTR8 がオンし、このオンしたト
ランジスタTR8 を介してビット線BLi がセンスアン
プ駆動線SDNに接続され、ビット線BLi が電源電圧
VssでLレベル側に引き下げられる。
【0750】次に、ビット補線BLi-の電位が電源電圧
VDL(2.2V)付近のレベルに達した頃に、所定のタ
イミングで駆動制御信号SAP1BがHレベルに変わり、
駆動制御信号SAP2 がHレベルになる。これにより、
ドライバ22がオフになり、変わってドライバ24がオ
ンになる。以後、センスアンプ動作が終了するまで、オ
ン状態のドライバ24より定常Hレベルの電源電圧VDL
がセンスアンプ駆動線SDPおよびP型MOSトランジ
スタTR7 を介してビット補線BLi-に供給される。
【0760】次に、Yアドレスデコーダ(図示せず)に
よってYアドレス線YSi が活性化されると、トランス
ファゲートTR10,TR11がオンし、ビット線BLi お
よびビット補線BLi-がそれぞれデータ入出力線IOお
よびデータ入出力補線IO-に接続される。
【0770】これによって、読み出しのときは、メモリ
セルMCi,j からビット線BLi に読み出されたデータ
が、トランスファゲートTR1 およびトランスファゲー
トTR10を介してデータ入出力線IO上に送出される。
書き込みのときは、データ入出力線IO上のデータが、
トランスファゲートTR10およびトランスファゲートT
R1 を介してビット線BLi に送られ、当該メモリセル
(ビット線BLi とワード線WLj との交差位置のメモ
リセル)MCi,j に書き込まれる。
【0780】上記のようなセンスアンプ動作が各センス
アンプ・バンク12内の全てのセンスアンプS/Aで一
斉に行われるため、共通ドライバ22,24,26には
大きな負荷がかかる。とりわけ、ビット線BLi ,ビッ
ト補線BLi-上の読出し電圧(プリセンス電圧)を増幅
させるセンシング動作の開始時にドライバ22,26は
相当大きな駆動電流を流す。この駆動電流の流れが速い
ほど、各センスアンプS/Aのセンシング動作を高速化
することができる。このためには、ドライバ22,26
の容量(サイズ)を大きくするだけでなく、主電源線2
1(VDD),25(Vss)の電流供給能力を大きくする
のが肝要である。
【0790】本実施例では、上記のように各単位メモリ
セルアレイ10を横断する電源線66L(Vss),66R
(VDD)がパイパス経路として機能することにより、主
電源線21(VDD),25(Vss)が実質的に強化さ
れ、ドライバ22,26への電流供給能力を大幅に増強
している。
【0800】次に、図3の構成図および図9のタイミン
グ図につき、本実施例におけるデータ読出し時の全体の
動作を説明する。
【0810】読出し動作が行われる前は、単位メモリセ
ルアレイ10内の全ビット線BLをプリチャージ状態に
しておくため、第1〜第4のビット線選択信号Ta ,T
b ,Tc ,Td のいずれもアクティブ状態(論理値
“1”)になっており、全てのトランスファゲートG0,
a ,G0,a-,G0,b ,G0,b-…がオン状態になってい
る。
【0820】プリチャージ状態において、左側(偶数番
目)の各センスアンプS/A0 ,S/A2 …は、第1の
各トランスファゲート対(G0,a ,G0,a-),(G2,a
,G2,a-)…を介して各対応する偶数番目の行の左側
ビット線対(BL0,L ,BL0,L-),(BL2,L ,BL
2,L-)…をプリチャージ・レベル(VDL/2)に給電す
るとともに、第2の各トランスファゲート対(G0,b ,
G0,b-),(G2,b ,G2,b-)…および各左側の橋渡し
用上層配線対(ML0 ,ML0-),(ML2 ,ML2-
…を介して各対応する偶数番目の行の右側ビット線対
(BL0,R ,BL0,R-),(BL2,R ,BL2,R-)…を
プリチャージ・レベル(VDL/2)に給電している。
【0830】また、右側(奇数番目)の各センスアンプ
S/A1 ,S/A3 …は、第3の各トランスファゲート
対(G1,c ,G1ca-),(G3,c ,G3,c-)…を介して
各対応する奇数番目の行の右側ビット線対(BL1,R ,
BL1,R-),(BL3,R ,BL3,R-)…をプリチャージ
・レベル(VDL/2)に給電するとともに、第4の各ト
ランスファゲート対(G1,d ,G1,d-),(G3,d ,G
3,d-)…および各右側の橋渡し用上層配線対(ML1 ,
ML1-),(ML3 ,ML3-)…を介して各対応する奇
数番目の行の左側ビット線対(BL1,L ,BL1,L-),
(BL3,L ,BL3,L-)…をプリチャージ・レベル(V
DL/2)に給電している。
【0840】データ読出しのためにロー・アドレス・ス
トローブ信号(RAS- )がアクティブ状態(“L”レ
ベル)になると、Xアドレス信号がラッチされ、上記の
ようにこのXアドレス信号の上位3ビット(A8 ,A9
,A10)がXアドレス・デコーダ(図示せず)でデコ
ードされる。
【0850】今、仮に単位メモリセルアレイ10内で右
半部のワード線WL256 〜WL511中のいずれか1つ
(WLj )が選択されたものとする。
【0860】この場合は、単位メモリセルアレイ10に
対する第1〜第4のビット線選択信号Ta ,Tb ,Tc
,Td のうち、第2および第3のビット線選択信号Tb
,Tc がアクティブ状態(“H”レベル)のままで、
第1および第4のビット線選択信号Ta ,Td が非アク
ティブ状態(“L”レベル)に遷移する。これにより、
第2の各トランスファゲート対(G0,b ,G0,b-),
(G2,b ,G2,b-)…および第3の各トランスファゲー
ト対(G1,c ,G1,c-),(G3,c ,G3,c-)…はオン
状態のままで、第1の各トランスファゲート対(G0,a
,G0,a-),(G2,a ,G2,a-)…およぴ第4の各ト
ランスファゲート対(G1,d ,G1,d-),(G3,d ,G
3,d-)…はオフ状態となる。
【0870】したがって、単位メモリセルアレイ10に
おいて、左側(偶数番目)の各センスアンプS/A0 ,
S/A2 …は、オン状態の第2の各トランスファゲート
対(G0,b ,G0,b-),(G2,b ,G2,b-)…と各左側
の橋渡し用上層配線対(ML0 ,ML0-),(ML2 ,
ML2-)…とを介して各対応する行の右側ビット線対
(BL0,R ,BL0,R-),(BL2,R ,BL2,R-)…に
短絡的に接続される。しかし、各センスアンプS/A0
,S/A2 …は、各対応する行の左側ビット線対(B
L0,L ,BL0,L-),(BL2,L ,BL2,L-)…とは、
オフ状態の第1の各トランスファゲート対(G0,a ,G
0,a-),(G2,a ,G2,a-)…によって遮断される。
【0880】右側(奇数番目)の各センスアンプS/A
1 ,S/A3 …は、オン状態の第3の各トランスファゲ
ート対(G1,c ,G1,c-),(G3,c ,G3,c-)…を介
して各対応する行の右側ビット線対(BL1,R ,BL1,
R-),(BL3,R ,BL3,R-)…に短絡的に接続され
る。しかし、各センスアンプS/A1 ,S/A3 …は、
各対応する行の右側の橋渡し用上層配線対(ML1 ,M
L1-),(ML3 ,ML3-)…ないし左側ビット線対
(BL1,L ,BL1,L-),(BL3,L ,BL3,L-)…と
は、オフ状態の第4の各トランスファゲート対(G1,d
,G1,d-),(G3,d ,G3,d-)…によって遮断され
る。
【0890】しかして、単位メモリセルアレイ10にお
いて、選択されたワード線WLj が“H”レベルに活性
化されると、ワード線WLj 上の各メモリセルMC0,j
,MC1,j …の記憶情報に応じて右側の各ビット線B
L0,R ,BL1,R …上の電位がわずかに変化する。これ
と同時に、各センスアンプS/A0 ,S/A1 ,S/A
2 …が活性化され、右側の各ビット線対(BL0,R ,B
L0,R-),(BL1,R ,BL1,R-),(BL2,R ,BL
2,R-)…上の電位変化がセンスアンプS/A0 ,S/A
1 ,S/A2 …で検知増幅される。
【0900】一方、Xアドレス信号に続けてラッチされ
たYアドレス信号がYアドレス・デコーダ(図示せず)
によりデコードされ、Yセレクト信号YSによりいずれ
か1つのセンスアンプS/Ai が選択される。この結
果、この選択されたセンスアンプS/Ai の出力信号だ
けがデータ入出力線I/O(図示せず)を通ってメイン
アンプ(図示せず)に伝達され、メインアンプより今回
の読出しデータDQがデータバス上に出力される。
【0910】本実施例のダイナミックRAMでは、上記
のようなデータ読出し動作の最中に任意の橋渡し用上層
配線(たとえばML0 )の電位が変化しても、その付近
(下方)のビット線(BL0,L )はそれと対応するセン
スアンプ(S/A0 )からオフ状態のトランスファゲー
ト(G0,a )によって遮断されているため、カップリン
グノイズの問題が起こらない。また、任意のビット線
(たとえばBL0,R )上で信号が伝達される時、その付
近の橋渡し用上層配線(ML1 )はそれと対応するセン
スアンプ(S/A1 )からオフ状態のトランスファゲー
ト(G1,d )によって遮断されているため、やはりカッ
プリングノイズの問題は起こらない。
【0920】また、本実施例において単位メモリセルア
レイ10内のビット線分離領域18に沿って配線された
電源線66L ,66R は一定電圧Vss,VDDに固定され
ているため、これらの電力線と付近のビット線または橋
渡し用上層配線とのカップリングノイズの問題も起こら
ない。
【0930】したがって、カップリングノイズが原因で
各センスアンプS/Aにおけるセンシングが劣化するお
それはなく、信頼性の高い読出しが行える。
【0940】以上、本発明の好適な一実施例について説
明したが、本発明は上記した実施例に限定されるわけで
はなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形・変更が
可能である。
【0950】たとえば、上記した実施例では、単位メモ
リセルアレイ10内のビット線分離領域18に沿ってダ
ミー領域20L ,20R に設けた配線66L ,66R を
電源電圧Vss,VDD用の電源線に充てたが、他の用途も
可能であり、たとえば他の電源電圧VDL用の電源線に充
てたり、あるいはアレイコントロール用の信号線に充て
ることも可能である。また、上記の各配線66L ,66
R を複数本に分割することで、種々の電源線や信号線に
多重化することもできる。
【0960】上記実施例では、各クロスエリア16毎に
電源電圧VDD,VDL,Vss用のドライバ22,24,2
6を配置しているが、これも一例であり、各ドライバに
ついて任意の分散配置が可能である。図6に示す主電源
線21(VDD),25(Vss)の配線パターンも一例で
あり、各主電源線について任意の配線パターンが可能で
ある。
【0970】ビット線分離領域18における上記した連
結部CNの構成も一例であり、種々の変形が可能であ
る。たとえば、ゲート配線54の左端部をコンタクトホ
ールを介して左側のビット線BLL に接続することも可
能である。この場合、中間接続用の上層配線52L が不
要となる。したがって、ビット線分離領域18に沿って
この上層配線52L の位置にアレイ10を横断するよう
に電気的に独立した配線を形成し、この配線を所望の電
源線または信号線に充てることも可能である。
【0980】上記した実施例では、2分割された左側ビ
ット線BLL および右側ビット線BLR の片方だけが橋
渡し用の上層配線MLを介して各対応するセンスアンプ
S/Aに接続される構成であった。しかし、そのように
分割された左側ビット線BLL および右側ビット線BL
R の双方が共通の橋渡し用の上層配線MLを介して各対
応するセンスアンプS/Aに接続される構成も可能であ
る。
【0990】図10に、そのような変形例の構成を示
す。この変形例において上記した実施例と大きく相違す
る点は、単位メモリセルアレイ10内の中間地点で分断
された各行の左側ビット線BLi,L(BLi,L-)および右
側ビット線BLi,R(BLi,R-)のいずれも橋渡し用の上
層配線MLi(MLi-)を介して各対応するセンスアンプ
S/Ai に接続されている構成である。
【1000】図10において、左側のセンスアンプ・バ
ンク12L 内の各偶数番目のセンスアンプS/A0 ,S
/A2 …は、アレイ選択用トランスファゲート対G0,p
,G2,p …を介して各対応する行の橋渡し用上層配線
対(ML0 ,ML0-),(ML2 ,ML2-)…に接続さ
れている。そして、各橋渡し用上層配線対(ML0 ,M
L0-),(ML2 ,ML2-)…は、左側トランスファゲ
ート対G0,L ,G2,L …を介して各対応する左側ビット
線対(BL0,L ,BL0,L-),(BL2,L ,BL2,L-
…に接続されるとともに、右側トランスファゲート対G
0,R ,G2,R …を介して各対応する右側ビット線対(B
L0,R ,BL0,R-),(BL2,R ,BL2,R-)…に接続
されている。
【1010】また、右側のセンスアンプ・バンク12R
内の各奇数番目のセンスアンプS/A1 ,S/A3 …
は、アレイ選択用トランスファゲート対G1,p ,G3,p
…を介して各対応する行の橋渡し用上層配線対(ML1
,ML1-),(ML3 ,ML3-)…に接続されてい
る。そして、各橋渡し用上層配線対(ML1 ,ML
1-),(ML3 ,ML3-)…は、左側トランスファゲー
ト対G1,L ,G3,L …を介して各対応する左側ビット線
対(BL1,L ,BL1,L-),(BL3,L ,BL3,L-)…
に接続されるとともに、右側トランスファゲート対G1,
R ,G3,R …を介して各対応する右側ビット線対(BL
1,R ,BL1,R-),(BL3,R ,BL3,R-)…に接続さ
れている。
【1020】左側トランスファゲート対G0,L ,G1,L
,G2,L …および右側トランスファゲート対G1,L ,
G3,L …のゲート端子には、Xアドレス・デコーダ(図
示せず)より共通の左側ビット線選択信号HCL および
右側ビット線選択信号HCR が与えられる。
【1030】これらの左側ビット線選択信号HCL およ
び右側ビット線選択信号HCR は、該Xアドレス・デコ
ーダに入力されるXアドレス信号の上位3ビット(A8
,A9 ,A10)の論理値によって選択的にアクティブ
状態になる。つまり、当該単位メモリセルアレイ10が
選択された場合で、アレイ10内の左半分のワード線W
L0 〜WL255 の中のいずれか1つが選択されたとき
は、左側ビット線選択信号HCL がアクティブ状態(論
理値“1”)となり、左側ビット線対(BL0,L ,BL
0,L-),(BL1,L ,BL1,L-),(BL2,L ,BL2,
L-)…がそれぞれセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,S
/A2 …に接続される。
【1040】また、アレイ10内の右半分のワード線W
L256 〜WL511 の中のいずれか1つが選択されたとき
は、右側ビット線選択信号HCR がアクティブ状態(論
理値“1”)となり、右側ビット線対(BL0,R ,BL
0,R-),(BL1,R ,BL1,R-),(BL2,R ,BL2,
R-)…がそれぞれセンスアンプS/A0 ,S/A1 ,S
/A2 …に接続される。
【1050】アレイ選択用トランスファゲート対G1,p
,G2,p ,G3,p …には、Xアドレス・デコーダより
共通のアレイ選択信号F1 が与えられる。このアレイ選
択信号F1 は、ドライブ選択信号ESに相当するもので
あり、当該単位メモリセルアレイ10が選択されるとき
にアクティブ状態(論理値“1”)となって、各トラン
スファゲート対G1,p ,G2,p ,G3,p …をオン状態に
する。
【1060】この変形例においても、単位メモリセルア
レイ10のビット線分離領域18に上記実施例と同様の
仕方で連結部CN(図示せず)を設け、上記実施例にお
ける電源線66L ,66R と同様にビット線分離領域1
8に沿って電気的にアレイ10から独立した所望の電源
線または信号線用の配線(図示せず)を設けることがで
きる。
【1070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビット線拡張化方式によりメモリセルアレイの中に設け
られたビット線分離領域を利用して任意の電源線または
信号線を増設可能としたので、電源線または信号線の電
流容量または配線数の増強を効率的に実現し、周辺回路
の性能向上や配線レイアウト設計の自由度向上をはかる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるダイナミックRAMに
おけるメモリセルアレイの階層構造(特にチップ全体と
サブマット)を示す図である。
【図2】実施例のダイナミックRAMにおけるメモリセ
ルアレイの階層構造(特にサブマットと単位メモリセル
アレイ)を示す図である。
【図3】実施例における単位メモリセルアレイ内のビッ
ト線配置構成およびセンスアンプ・バンク内のセンスア
ンプ配置構成を示す図である。
【図4】実施例における単位メモリセルアレイ内のビッ
ト線分離領域付近の断面構造を模式的に示す図である。
【図5】実施例において単位メモリセルアレイ内に設け
られる電源線の平面的な配置パターンを模式的に示す図
である。
【図6】実施例におけるサブマット内の電源線の配線分
布またはレイアウトの一例を示す図である。
【図7】実施例のセンスアンプ・バンクにおける各セン
スアンプの回路構成例およびクロスエリアにおけるドラ
イバの回路構成例を示す回路図である。
【図8】図7のセンスアンプ回路の動作を説明するため
のタイミング図である。
【図9】実施例におけるデータ読み出し時の全体の動作
を説明するためのタイミング図である。
【図10】一変形例による単位メモリセルアレイ内のビ
ット線配置および電気的接続関係を示す図である。
【図11】ダイナミックRAM内の典型的なメモリアレ
イの構成を示す回路図である。
【図12】従来技術におけるセンスアンプおよびビット
線の配置および配線レイアウトを示す図である。
【図13】別の従来技術におけるセンスアンプおよびビ
ット線の配置および配線レイアウトを示す図である。
【符号の説明】
10 単位メモリセルアレイ 12(12L ,12R ) センスアンプ・バンク 14 ワード線駆動回路 16 クロスエリア 18 ビット線分離領域 20(20L ,20R ) ダミー領域 21,23,25 主電源線 22,24,26 ドライバ 40(40L ,40R ) 有効アレイ領域 42,44 層間絶縁膜 46(46L ,46R ) 段差緩和用上層配線 48,50,56,62,64,66 コンタクトホ
ール 52(52L ,52C ,52R ) 中間接続用上層配
線 66(66L ,66R ) 電源線(電源線用配線) CN(CN0 ,CN1 ,…) 連結部 BL0,L ,BL0,L-,BL2,L ,BL2,L-… 右側ビ
ット線 BL1,L ,BL1,L-,BL3,L ,BL3,L-… 左側ビ
ット線 ML0 ,ML0-,ML2 ,ML2-… 右側橋渡し用上
層配線 ML1 ,ML1-,ML3 ,ML3-… 左側橋渡し用上
層配線
フロントページの続き (72)発明者 助川 俊一 茨城県稲敷郡美浦村木原2355番地 日本テ キサス・インスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 別所 真次 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 高橋 康 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 高橋 勉 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 荒井 公司 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイ内で各行または各列の
    ビット線が所定位置のビット線分離領域で2つに分断さ
    れ、分断された2つの前記ビット線のうちの一方の前記
    ビット線の上に前記メモリセルアレイの外に配置された
    対応するセンスアンプを他方または双方の前記ビット線
    に電気的に接続するための第1の配線が設けられ、前記
    第1の配線は前記ビット線分離領域付近で前記他方また
    は双方のビット線に電気的に接続される半導体メモリ装
    置であって、 前記メモリセルアレイ内で電気的に独立し、かつ前記ビ
    ット線分離領域に沿って前記メモリセルアレイを横断す
    るように設けられた1本または複数本の電源線または信
    号線用の第2の配線を有する半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の配線を前記ビット線分離領域
    付近で終端させ、前記第1の配線の端部を前記他方また
    は双方のビット線に電気的に接続するために前記第1の
    配線よりも上の層に第3の配線を設け、前記第3の配線
    の下で前記第1の配線と同じ配線層に前記第2の配線を
    形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 前記ビット線分離領域に隣接して使用に
    供しないダミーのメモリセルを配置したダミー領域を有
    し、前記ダミー領域に前記第2の配線を設けることを特
    徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記ビット線分離領域で前記第3の配線
    を前記ビット線に電気的に接続するために前記第1の配
    線と同じ配線層に形成された第4の配線層を有すること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の配線が前記センスアンプに所
    定の電源電圧を供給するための電源線であることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体メモ
    リ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6400628B2 (en) 1999-12-27 2002-06-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device
JP2005333123A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Samsung Electronics Co Ltd セルアレイを横切って配線された信号ラインを有する半導体メモリ装置
US9123391B2 (en) 2012-11-27 2015-09-01 Renesas Electronic Corporation Semiconductor storage device

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US9251886B2 (en) 2012-11-27 2016-02-02 Renesas Electronics Corporation Semiconductor storage device

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