JP5665943B2 - 画像加熱装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置、及び、このような画像形成装置に用いられ得る画像加熱装置に関する。
従来、種々の画像形成装置が知られているが、電子写真方式の画像形成装置が普及している。このような画像形成装置には、厚紙などの様々なシート(記録材)での高い生産性(単位時間あたりのプリント枚数)が求められている。
ところで、上記のような電子写真方式の画像形成装置においては、特に坪量の大きな厚紙での生産性を向上させるため、定着装置(画像加熱装置)の定着スピードを高速化することが求められている。しかし、厚紙の場合、薄紙に比べて、通紙に伴い定着装置から多くの熱を奪うことになるため、定着に要する熱量が、薄紙の場合に比べて多くなる。そのため、厚紙の場合は、生産性を低下させる(定着スピードを遅くする、単位時間あたりのプリント枚数を減少させる)ことで対処する手法が知られている。
このような厚紙に対しての生産性を低下させずに対処する手法として、定着ローラ(加熱回転体)の外面に当接し定着ローラの外面温度を目標温度に維持させる外部加熱方式が考案されている。このような外部加熱方式として、定着ローラとの接触面積を大幅に増加させて定着ローラの温度維持性能を向上させるため、2本の支持ローラにより回転可能に張架された外部加熱ベルト(エンドレスベルト)を用いることが提案されている(特許文献1)。
特開2007−212896号公報
しかしながら、2本の支持ローラ同士の平行度を高精度に組み立てたり維持したりするのは現実的には困難である。その結果、2本の支持ローラ同士の平行度が確保されないと、外部加熱ベルトがその幅方向へ片寄ってしまい、外部加熱ベルトの走行安定性が悪化してしまう虞がある。
そこで、このような懸念に対して、一方の支持ローラを他方の支持ローラに対して傾けることにより外部加熱ベルトの寄りを制御する手法が考えられるが、定着ローラを加熱する機能を担っている外部加熱ベルトの場合、この手法を採用するのは困難である。なぜなら、この手法の場合、一方の支持ローラの軸線方向一端側を他端側に対して変位させる構成となるが、この一方の支持ローラの変位により外部加熱ベルトの接触すべき領域の一部が定着ローラから離れてしまう虞があるからである。その結果、定着ローラを加熱する外部加熱ベルトの機能が損なわれてしまい、定着不良を招いてしまう。
本発明の目的は、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる画像加熱装置を提供することである。本発明の他の目的は、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明の画像加熱装置は、シート上の画像を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体の外面に接触してこれを加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を備えたベルトユニットと、前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトが所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記ベルトユニットを回動させる回動部と、前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して前記エンドレスベルトから退避させる退避部と、を有するものである。
本発明の画像加熱装置では、退避部が付勢部の付勢力に抗して当接部をエンドレスベルトの幅方向一端から退避させることができる。このため、例えば、ベルトユニットを画像加熱装置から取り外す際や、エンドレスベルトを交換する際に、当接部が邪魔にならない。当接部をエンドレスベルトから離間させた状態で、ベルトユニットの組み立て、分解、メンテナンスを容易かつ効率的に実行できる。これらの作業に伴って当接部がエンドレスベルトの幅方向一端を変形させにくいので、回動部がエンドレスベルトを所定のゾーン内へ戻す制御を正常に実行できる。したがって、エンドレスベルトの走行安定性を向上させることができる。
画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 外部加熱ベルトの接離機構の説明図である。 外部加熱ユニットの外観の斜視図である。 定着ローラと外部加熱ベルトの交差角度の説明図である。 外部加熱ベルトのステアリング機構の説明図である。 ステアリング機構の駆動部の説明図である。 ステアリング機構の駆動部の拡大図である。 ベルト寄り量検知センサの配置の説明図である。 ベルト寄り方向とセンサフラグの回転方向の関係の説明図である。 外部加熱ベルトの交換作業の説明図である。 センサ退避機構の動作の説明図である。 センサ退避機構の構成の説明図である。 退避部材の動作の模式図である。 センサ退避機構の動作の説明図である。 センサ退避機構の構成の説明図である。 退避部材の動作の模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施例1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト130に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部Paでは、感光ドラム3aにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト130に一次転写される。画像形成部Pbでは、感光ドラム3bにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト130に一次転写される。画像形成部Pc、Pdでは、感光ドラム3c、3dにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて、中間転写ベルト130に順次一次転写される。
記録材(シート)Pは、記録材カセット10から1枚ずつ取り出されてレジストローラ12で待機する。レジストローラ12は、中間転写ベルト130上のトナー像にタイミングを合わせて記録材Pを二次転写部T2へ給送する。二次転写部T2を搬送されて中間転写ベルト130から四色のトナー像を二次転写された記録材Pは、定着装置9へ搬送され、定着装置9で加熱加圧を受けてトナー像を定着された後に、機体外部のトレイ7へ排出される。
画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、現像装置1a、1b、1c、1dで用いるトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外は、実質的に同一に構成される。以下では、画像形成部Paについて説明し、画像形成部Pb、Pc、Pdに関する重複した説明を省略する。
画像形成部Paは、感光ドラム3aの周囲に、帯電ローラ2a、露光装置5a、現像装置1a、一次転写ローラ6a、及びドラムクリーニング装置4aを配置している。感光ドラム3aは、アルミニウムの円筒材料の表面に感光層が形成されている。
帯電ローラ2aは、感光ドラム3aの表面を一様な電位に帯電させる。露光装置5aは、レーザービームを走査して感光ドラム3aに画像の静電像を書き込む。現像装置1aは、静電像を現像して感光ドラム3aにトナー像を形成する。一次転写ローラ6aは、電圧を印加されて感光ドラム3aのトナー像を中間転写ベルト130へ一次転写させる。
ドラムクリーニング装置4aは、感光ドラム3aにクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト130への転写を逃れて感光ドラム3aに付着した転写残トナーを回収する。ベルトクリーニング装置15は、二次転写部T2で記録材への転写を逃れて中間転写ベルト130に付着した転写残トナーを回収する。
(定着装置)
図2は画像加熱装置として機能する定着装置の概略断面図である。図2に示すように、定着装置9では、加熱回転体として機能する定着ローラ101にニップ形成部材として機能する加圧ローラ102を圧接させることによりニップ部Nが形成されている。ニップ部Nは、未定着トナーKを担持したシート(記録材P)を挟持搬送して、シート上のトナー画像を加熱してトナーを融解して記録材P上に画像を定着させる。定着ローラ101は、芯金101aの外周面に弾性層101bを配置し、弾性層101bの表面を離型層101cで被覆している。定着ローラ101は、不図示のギア列を含む駆動機構141に回転駆動されて、矢印A方向に300mm/secのプロセススピードで回転する。
加圧ローラ102は、芯金102aの外周面に弾性層102bを配置し、弾性層102bの表面を離型層102cで被覆している。加圧ローラ102は、駆動機構141に回転駆動されて矢印B方向に回転する。加圧ローラ102は、偏心カムを用いた不図示の加圧機構に駆動されて、定着ローラ101に対して接離する。不図示の加圧機構は、加圧ローラ102を所定の加圧力で定着ローラ101に加圧して、定着ローラ101と加圧ローラ102の間にニップ部Nを形成する。
ハロゲンヒータ111は、定着ローラ101の芯金101aの内部に非回転に配置される。サーミスタ121は、定着ローラ101に接触して配置されて定着ローラ101の表面温度を検出する。制御部140は、サーミスタ121の検出温度に応じてハロゲンヒータ111をON/OFF制御して、定着ローラ101の表面温度を記録材の種類に応じた所定の目標温度に維持する。
ハロゲンヒータ112は、加圧ローラ102の芯金102aの内部に非回転に配置される。サーミスタ122は、加圧ローラ102に接触して配置されて加圧ローラ102の表面温度を検出する。制御部140は、サーミスタ122の検出温度に応じてハロゲンヒータ112をON/OFF制御して、加圧ローラ102の表面温度を所定の目標温度に維持する。
(外部加熱ベルト)
図2に示すように、画像形成装置100は、厚紙など坪量(単位面積当たり重量)の大きな記録材でも、高い生産性(単位時間当たりのプリント枚数)を求められる。坪量の大きな記録材で生産性を上げるためには、定着装置9における加熱処理を高速化するのが好ましい。しかし、坪量の大きな記録材は、熱を多く奪うため、定着に要する熱量が、坪量の低い記録材に比べて大きくなる。そこで、定着装置9は、定着ローラ101の外面に対してエンドレスベルトである外部加熱ベルト105を当接/離間可能に配置している。外部加熱ベルト105は、上流ローラ103と下流ローラ104から定着ローラ101へ熱伝導を行う接触面積を増やして、定着ローラ101の加熱効率を高める。
定着装置9は、外部加熱ベルト105を定着ローラ101から離間させた状態で、次の画像形成ジョブを待機する。画像形成装置100に画像形成ジョブが送信されると、画像形成装置100内の各装置で準備動作が開始され、定着装置9で加熱動作が開始される。加熱動作において定着ローラ101、加圧ローラ102、上流ローラ103と下流ローラ104がそれぞれの目標温度に達すると、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に加圧当接させて画像形成ジョブが開始される。その後、画像形成ジョブが終了すると、定着ローラ101から外部加熱ベルト105を離間して、次の画像形成の開始時まで保持する。
外部加熱ベルト105は、定着ローラ101の外周面に当接して加熱部(以下、ニップ部とも呼ぶ)Neを形成して、定着ローラ101を外部加熱する。外部加熱ベルト105は、ステンレス、ニッケル等の金属製の基層又はポリイミド等の樹脂製の基層を有する。基層の表面は、トナーの付着を防止するために、フッ素系樹脂を用いた耐熱性の摺動層で被覆されている。外部加熱ベルト105は、定着ローラ101の回転に伴って摩擦駆動されて、矢印C方向に従動回転する。
支持部として機能する上流ローラ(支持ローラ)103は、熱伝導率の高いアルミニウム、鉄、ステンレス等の金属で形成される。上流ローラ103の中心を貫通させてハロゲンヒータ113が非回転に配置される。サーミスタ123は、上流ローラ103に支持された外部加熱ベルト105に接触して温度を検出する。制御部140は、サーミスタ123の検出温度に応じてハロゲンヒータ113をON/OFF制御して、上流ローラ103の温度を所定の目標温度に維持する。
支持部として機能する下流ローラ(支持ローラ)104は、熱伝導率の高いアルミニウム、鉄、ステンレス等の金属で形成される。下流ローラ104の中心を貫通させてハロゲンヒータ114が非回転に配置される。サーミスタ124は、下流ローラ104に支持された外部加熱ベルト105に接触して温度を検出する。制御部140は、サーミスタ124の検出温度に応じてハロゲンヒータ114をON/OFF制御して、下流ローラ104の温度を所定の目標温度に維持する。
上流ローラ103と下流ローラ104の温度調整の目標温度は、定着ローラ101の温度調整の目標温度よりも高く設定される。上流ローラ103と下流ローラ104の表面温度が定着ローラ101の表面温度よりも高温に保たれている方が、定着ローラ101の表面温度の降下に対して効率的に熱供給できるからである。厚紙の連続画像形成時、定着ローラ101の目標温度165度に対して、上流ローラ103と下流ローラ104の目標温度は230度に設定される。上流ローラ103と下流ローラ104の表面温度は、定着ローラ101の表面温度よりも75度高く保たれる。
外部加熱ベルト105の表層は、記録材から移転(オフセット)したトナーや紙粉等の異物の付着によって汚れる。クリーニングローラ108は、表面に設けたシリコンゴム層にトナーや紙粉等の異物を吸着する。クリーニングローラ108は、所定の圧力で外部加熱ベルト105に押圧されて従動回転して外部加熱ベルト105の表面をクリーニングする。
(ローラ支持機構)
図3は外部加熱ベルトの接離機構の説明図である。図4は外部加熱ユニットの外観の斜視図である。図5は定着ローラと外部加熱ベルトの交差角度の説明図である。
図3に示すように、ベルトユニットBUは、上流ローラ103と下流ローラ104に外部加熱ベルト105を掛け渡して張架する。外部加熱ベルト105は、定着ローラ101の回転に従動回転するように、上流ローラ103と下流ローラ104によって回転自在にその内面が支持される。
外部加熱ベルト105は、接離機構200によって、定着ローラ101に対して当接/離間が可能である。接離機構200は、外部加熱ベルト105を介して上流ローラ103と下流ローラ104を定着ローラ101に圧接させる圧接機構を兼ねている。加圧機構として機能する加圧フレーム201は、支持軸203を中心にして、定着装置9の筐体フレーム9fに対して回動自在である。
加圧フレーム201の回動端と定着装置9の筐体フレーム9fとの間に加圧ばね204が配置される。加圧ばね204は、加圧フレーム201の回動端を押し下げて、揺動フレーム208を定着ローラ101に向かって付勢する。揺動フレーム208は、手前側と奥側に配置された一対の中間コロ210によって加圧フレーム201に対して回動自在に支持される。外部加熱ベルト105を介して上流ローラ103と下流ローラ104が定着ローラ101に圧接した状態で、加圧ばね204は、上流ローラ103と下流ローラ104を総圧力392N(約40kgf)にて加圧する。
圧力解除カム205は、加圧フレーム201の回動端の下面に当接している。制御部140は、モータ205Mを制御して、回動軸205aを中心にして圧力解除カム205を回動させて、加圧フレーム201の回動端を昇降させる。圧力解除カム205が加圧フレーム201から離間しているとき、加圧ばね204が加圧フレーム201の回動端を押し下げて、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に圧接させる。圧力解除カム205が加圧ばね204を縮めて加圧フレーム201を押し上げるとき、外部加熱ベルト105が定着ローラ101から離間する。
図4の(a)に示すように、上流ローラ103と下流ローラ104の手前側の端部は、保持部として機能するローラ保持フレーム206aに支持される。上流ローラ103と下流ローラ104の奥側の端部は、保持部として機能するローラ保持フレーム206bに支持される。図4の(b)に示すように、手前側のローラ保持フレーム206aは、支持軸207a、207bによって揺動フレーム208に回動自在に支持される。奥側のローラ保持フレーム206bは、支持軸207c、207dによって保持部として機能する揺動フレーム208に回動自在に支持される。ローラ保持フレーム206aは、不図示の断熱ブッシュとベアリングとを介して、上流ローラ103と下流ローラ104の手前側の端部を回転自由に軸受支持する。ローラ保持フレーム206bは、不図示の断熱ブッシュとベアリングとを介して、上流ローラ103と下流ローラ104の奥側の端部を回転自由に軸受支持する。
図3に示すように、加圧フレーム201の長手方向の両端部に加圧ばね204がそれぞれ配置されている。一対の加圧ばね204は、上流ローラ103と下流ローラ104を介して、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の外周面に対して所定の圧力で接触させる。支持軸207(207a、207b、207c、207d)と定着ローラ101の中心を結ぶ直線は、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に密着した状態で、上流ローラ103と下流ローラ104の中心を結ぶ直線の垂直二等分線になっている。
図5に示すように、上流ローラ103と下流ローラ104が傾いて外部加熱ベルト105の母線と定着ローラ101の母線とが交差角度θを持つ場合、奥側の端部では、上流ローラ103と下流ローラ104の一方が先行して定着ローラ101に加圧開始する。同時に、手前側の端部では、上流ローラ103と下流ローラ104の他方が先行して定着ローラ101に加圧開始する。このとき、上流ローラ103と下流ローラ104の加圧力差が、手前側のローラ保持フレーム206aと奥側のローラ保持フレーム206bとを自律的に回動させて上流ローラ103と下流ローラ104の端部の加圧力差を相殺する。手前側のローラ保持フレーム206aと奥側のローラ保持フレーム206bとが相対的に回動して、定着ローラ101の曲面に応じたねじれ位置へ上流ローラ103と下流ローラ104を位置決める。上流ローラ103と下流ローラ104の相対的なねじれ角が自在であるため、定着ローラ101の曲面に応じたねじれ位置へ上流ローラ103と下流ローラ104の姿勢が自律的に修正されて、外部加熱ベルト105が定着ローラ101に密着する。上流ローラ103と下流ローラ104の両方が定着ローラ101に均等に加圧されて、手前側でも奥側でも上流ローラ103と下流ローラ104から外部加熱ベルト105を介して定着ローラ101へ十分な外部加熱が行われる。
(ステアリング機構)
図6は外部加熱ベルトのステアリング機構の説明図である。図7はステアリング機構の駆動部の説明図である。図8はステアリング機構の駆動部の拡大図である。
図6に示すように、定着ローラ101は、支持筐体の一例である本体側板202に回転可能に支持されて、記録材の画像面を加熱する。外部加熱ベルト105は、定着ローラ101との間に当接面を形成して回転する。上流ローラ103及び下流ローラ104は、外部加熱ベルト105を張架する。揺動フレーム208は、上流ローラ103及び下流ローラ104を回転可能に支持する。加熱機構(ヒータ)であるハロゲンヒータ113、114は、上流ローラ103及び下流ローラ104を加熱する。外部加熱ベルト105は、定着ローラ101に従動回転して外周面を加熱する。
加圧フレーム201は、本体側板202に取り外し可能に取り付けられて、当接面における定着ローラ101の母線と外部加熱ベルト105の母線の間に交差角度θを形成するように揺動フレーム208を回動可能に支持する。図13に示すように、当接部として機能するコロ128は、揺動フレーム208に配置されて、外部加熱ベルト105に当接して、外部加熱ベルト105の幅方向における位置を検出するためのものである。
回動部として機能するウォームホイール118は、加圧フレーム201に対して揺動フレーム208を回動させて交差角度θを設定可能である。制御部140は、モータ125を制御して外部加熱ベルト105の寄り移動を制御する。
加圧フレーム201は、本体側板202に取り外し可能に取り付けられる。加圧フレーム201は、当接面における定着ローラ101の母線と外部加熱ベルト105の母線の間に交差角度θを形成するように揺動フレーム208を回動可能に支持する。
図5に示すように、外部加熱ベルト105は、回転動作時に、上流ローラ103及び下流ローラ104に沿って寄り移動する。寄り移動の原因は、上流ローラ103と下流ローラ104の平行度のずれ、上述した交差角度θ等である。そこで、外部加熱ベルト105と定着ローラ101の交差角度θを外部から強制的に変更して、外部加熱ベルト105の寄り移動を反転させて、外部加熱ベルト105の寄り移動範囲を所定のゾーン内に収めるステアリング制御を実行する。
図6に示すように、外部加熱ベルト105を張架する上流ローラ103と下流ローラ104を、回動軸209を中心にして一体的に傾けて、定着ローラ101との間に意図的に交差角度θを設定して、外部加熱ベルト105の寄り方向を制御する。回動軸(揺動軸)209は、外部加熱ベルト105と定着ローラ101の交差角度θを変化させる回転中心(揺動中心)である。具体的には、回動軸209は、外部加熱ベルト105に対して定着ローラ101とは反対側に設けられ、上流ローラ103と下流ローラ104の間に位置し且つ定着ローラから離れた側の外部加熱ベルトの平面の法線方向に実質平行に延びた軸となっている。
定着ローラ101と外部加熱ベルト105が接触している当接面に対する法線方向に回動軸209を設ける。回動軸209を中心にして、外部加熱ベルト105に交差角度θが設定される。加圧フレーム201の支持軸203は、本体側板202に両端が固定されている。揺動フレーム208及び外部加熱ベルト105は、回動軸209の周りで加圧フレーム201に対して一体に回動可能である。揺動フレーム208に固定された支持軸207aは、本体側板202とクリアランスをもって保持され、アーム部118aの移動に伴ってクリアランスの範囲で矢印H、J方向に移動可能である。
回転軸119の周りで回転可能な扇状のウォームホイール118は、ウォームギア120と噛み合っている。モータ125が順方向に回転してウォームホイール118を矢印G方向に回転させると、アーム部118aが矢印H方向に移動して支持軸207aを矢印H方向に移動させる。モータ125が逆方向に回転してウォームホイール118を矢印I方向に回転させると、アーム部118aが矢印J方向に移動して支持軸207aを矢印J方向に移動させる(図7、図8参照)。
揺動フレーム208の手前側が矢印H方向又はJ方向に移動すると、上流ローラ103と下流ローラ104が回動軸209の周りで回動して、定着ローラ101と上流ローラ103と下流ローラ104の間に交差角度θが設定される。定着ローラ101と外部加熱ベルト105の交差角度θと外部加熱ベルト105の寄り速度には関係がある。アーム部118aの移動量に応じて外部加熱ベルト105の寄り力が変化して、外部加熱ベルト105が上流ローラ103と下流ローラ104に沿って寄る方向と寄り速度とが制御される。
支持軸207aが寄り力0の点からH方向に移動した場合、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の奥側(矢印M方向)へ移動させる寄り力が大きくなる。支持軸207aが寄り力0の点からJ方向に移動した場合、外部加熱ベルト105を定着ローラ101の手前側(矢印L方向)へ移動させる寄り力が大きくなる。このようにして、支持軸207aを矢印H、J方向へ移動することで、外部加熱ベルト105の寄る方向を制御することができる。
(ベルト寄り量検知センサ)
図9は検出部として機能するベルト寄り量検知センサの配置の説明図である。図10はベルト寄り方向とセンサフラグの回転方向の関係の説明図である。
図9に示すように、当接部として機能するコロ128は、揺動フレーム208に配置されて、外部加熱ベルト105の幅方向一端(エッジ)に当接して、外部加熱ベルト105とともに幅方向へ移動できるように構成されている。コロ128は、アーム129に回転可能に取り付けられている。アーム129は、回転軸136を中心にして回動可能であって、ねじりばねを内蔵した付勢部131によって2N(200gf)程度の力で矢印Q方向に付勢されている。アーム129は扇状のセンサフラグ132とリンクしている。センサフラグ132は、コロ128、つまり、アーム129の動きに連動して、回転する。センサフラグ132は、フォトインタラプタ133、134によって検知される。
図10の(a)に示すように、センサフラグ132には、2箇所のスリットSL1、SL2が切られている。センサフラグ132に沿ってフォトインタラプタ133、134が配置される。フォトインタラプタ133、134は、センサフラグ132に形成された2つのスリットが有する4つのエッジを検出して出力を反転させる。センサフラグ132の4つのエッジに対応させて外部加熱ベルト105の寄り位置が規定されている。外部加熱ベルト105が矢印R方向に寄ってきた場合、アーム129が矢印S方向に回転して、センサフラグ132が矢印T方向に回転してフォトインタラプタ133をOFFしてフォトインタラプタ134をONする。これにより、外部加熱ベルト105が手前方向(図6の矢印Lの方向)に寄っていることを判断する。
図10の(b)に示すように、外部加熱ベルト105が矢印Q方向に寄ってきた場合、アーム129が矢印U方向に回転して、センサフラグ132が矢印V方向に回転してフォトインタラプタ133をONしてフォトインタラプタ134をOFFする。これにより、外部加熱ベルト105が奥方向(図6の矢印Mの方向)に寄っていることを判断する。
図6に示すように、ステアリング機構SMとベルト寄り量検知センサYSを組み合わせることで、外部加熱ベルト105の寄り制御を行うことが可能になる。最初に、制御部140は、扇状のウォームホイール118によってフレーム支持軸207aを位置決めして、定着ローラ101の母線方向に対しその軸線方向が平行となるように上流ローラ103及び下流ローラ104を位置決める。この状態をホームポジションとする。この状態で、定着ローラ101が回転すると、外部加熱ベルト105が従動回転して、外部加熱ベルト105が手前側・奥側のいずれかの方向に寄り移動する。制御部140は、寄り移動が所定の位置に達した段階で、外部加熱ベルト105が寄る方向とは逆の方向に寄り力がかかるように、ウォームホイール118によってフレーム支持軸207aの取り付け位置をずらす。ここでは、一例として、外部加熱ベルト105が片側端部から逆側の端部に5mm移動した際に、寄りを検知するように、フォトインタラプタ133、134を配置している。制御部140は、このようにステアリング機構SMを作動させて、外部加熱ベルト105の寄り移動を制御する。
図11は外部加熱ベルトの交換作業の説明図である。図6に示すように、外部加熱ベルト105と定着ローラ101の交差角度θを変化させて外部加熱ベルト105の寄り移動を制御している。このため、図9に示すように、外部加熱ベルト105の幅方向一端縁に当接するコロ128の回転軸136は、外部加熱ベルト105を張架する上流ローラ103及び下流ローラ104と一体に回動する揺動フレーム208に配置される。外部加熱ベルト105に当接して外部加熱ベルト105の寄り位置を検出するコロ128は、定着ローラ101に対して交差角度θを変化させる揺動フレーム208に配置される。
しかし、揺動フレーム208にコロ128の回転軸136を配置した場合、外部加熱ユニット150が単体の状態においても、コロ128が付勢力により外部加熱ベルト105の端部に当接してしまう状況となる。
図11に示すように、外部加熱ユニット150は加圧フレーム201を下にしてテーブルに載置され、その状態で外部加熱ベルト105の交換作業を行うことになるが、後述する問題の発生が懸念される。つまり、コロ128が外部加熱ベルト105の縁に引っ掛かっている状態のまま、ベルト105が掛け渡された2本のローラ103及び104を持ち上げると、外部加熱ベルト105にコロ128が引っ張られて、外部加熱ベルト105の交換作業に支障を来たす。
そこで、本実施例では、外部加熱ベルト105の寄り位置を検知するコロ128を退避させるセンサ退避機構を設けて、外部加熱ユニット150の単体での外部加熱ベルト105の交換時におけるコロ128の引っ掛りをなくしている。外部加熱ユニット150を定着装置9から取り外す動作に連動して、コロ128を外部加熱ベルト105から退避させて、当接を解除している。
(センサ退避機構)
図12は実施例1の退避部として機能するセンサ退避機構の動作の説明図である。図13は実施例1のセンサ退避機構の構成の説明図である。図14は退避部材の動作の模式図である。
図6に示すように、検出部の一例であるベルト寄り量検知センサYSは、前記当接部の位置に応じて外部加熱ベルト105の幅方向における位置を検出して、外部加熱ベルト105が所定のゾーンから外れたことを検出する。回動部(揺動部)の一例であるステアリング機構SMは、上流ローラ103、下流ローラ104の軸線が定着ローラ101の母線に対し交差するようにベルトユニットBUを回動させて、外部加熱ベルト105を所定のゾーン内へ戻す。退避部の一例であるセンサ退避機構STは、加圧フレーム201又はベルトユニットBUの取り外し動作に伴い、コロ128を外部加熱ベルト105の幅方向一端から退避させる。また、加圧フレーム201、ベルトユニットBUの取り付け動作に伴い、コロ128が外部加熱ベルト105の幅方向一端に当接するのを許容する。
図12に示すように、退避部材211は、加圧ステイ214の取り外しに連動させてコロ128の外部加熱ベルト105の幅方向一端に対する当接を解除する。退避部材211は、所定の部材の一例である加圧ステイ214に当接して付勢部材219の付勢力に抗して回転することにより、退避部材211とアーム129との係合を解除する。
図13に示すように、第一レバー部材の一例であるアーム129は、揺動フレーム208に軸支される。第一付勢手段の一例である付勢部131は、アーム129に第一トルクを付与して、アーム129の回動端を外部加熱ベルト105に当接させる。第二レバー部材の一例である退避部材211は、加圧フレーム201に軸支される。第二付勢手段の一例である付勢部材213は、退避部材211に第二トルクを付与してアーム129に係合させる。係合した退避部材211は、アーム129に第一トルクよりも大きなトルクを付与してアーム129の回動端を外部加熱ベルト105から離間させる。
図3に示すように、加圧ステイ214は、加圧フレーム201を本体側板202から取り外す作業に先立たせて本体側板202から取り外される部材である。加圧ステイ214は、外部加熱ベルト105を定着ローラ101に当接させるために、加圧フレーム201を定着ローラ101に向かって付勢する部材である。
図12に示すように、外部加熱ユニット150を定着装置9から取り外す前に、外部加熱加圧ばね204を有する加圧ステイ214が定着装置9の本体側板(202:図6)から取り外される。この操作に伴って突起部215による退避部材211の押し込みが解除されて、退避部材211がアーム129に当接してアーム129を強制回転して、コロ128を外部加熱ベルト105から離間した位置に移動させる。
図13に示すように、コロ128は、アーム129に回転可能に保持されて、外部加熱ベルト105に当接する。付勢部131は、アーム129が常に外部加熱ベルト105に向かう方向(Q方向)に回転するように、アーム129にトルクを付与している。
退避部材211は、加圧フレーム201上の回動軸212に軸支されて回転可能に配置される。退避部材211は、アーム129に当接すると、付勢部131のトルクよりも大きな逆方向のトルクをアーム129に作用して、アーム129を強制的にW方向へ回転させる。アーム129がW方向へ回転すると、コロ128は、外部加熱ベルト105の端部に近づく方向(Q方向)とは逆の方向(R方向)に回転して、外部加熱ベルト105の端部から離間する。
付勢部材213は、退避部材211を常にアーム129に向かう方向(X方向)に回転させるようにトルクを付与している。付勢部材213によって退避部材211がアーム129に作用するトルクは、付勢部131がアーム129に付与するトルクよりも大きく設定されている。実施例1では、付勢部材213は、総圧5N(500gf)程度の力でアーム129に当接している。
図14に示すように、退避部材211が付勢部材213に付勢されて回転可能な状態では、図13に示すように、アーム129の係合部129pが退避部材211の係合部211pに押圧されてアーム129が回転する。その結果、コロ128が外部加熱ベルト105から最も離れた位置まで回転する。
図11に示すように、外部加熱ユニット150が単体の状態において、図13に示すように、コロ128は、外部加熱ベルト105の端部から常に離間している。外部加熱ユニット150は、加圧フレーム201を下にしてテーブル上に載置した状態で外部加熱ベルト105を交換される。このとき、外部加熱ベルト105からコロ128が離間しているので、上流ローラ103及び下流ローラ104を持ち上げた際に、外部加熱ベルト105がコロ128に引っ掛からない。
図12に示すように、外部加熱ユニット150を定着装置9の本体側板(202:図6)に固定した後、加圧ステイ214が元のように定着装置9の本体側板(202:図6)に取り付けられる。このとき、加圧ステイ214に配置された突起部215が退避部材211に当接して、退避部材211を、付勢部材213による付勢とは逆の方向(Y方向)に回転させて、アーム129から離間した位置に停止させる。アーム129は、退避部材211から離間して退避部材211による付勢を解除されるため、付勢部131のトルクに駆動されて外部加熱ベルト105に近づく方向(W方向)に回転し、コロ128が外部加熱ベルト105の端部に当接する。
その後、画像形成が開始されて、外部加熱ベルト105が回転して寄り移動が生じる状態では、コロ128を介して、外部加熱ベルト105の刻々の寄り位置が検知されて、上述したように外部加熱ベルト105の寄り移動が制御される。コロ128による精密な測定結果に基づいて定着ローラ101と外部加熱ベルト105の交差角度θを変化させることで、外部加熱ベルト105を正確に寄り制御する。
本実施例では、外部加熱ユニット150が単体の状態において、外部加熱ベルト105の端部から常にコロ128が退避している。外部加熱ユニット150が単体の状態においては外部加熱ベルト105の端部からコロ128が退避状態を保持している。このため、外部加熱ユニット150から外部加熱ベルト105を取り外して再度取り付ける際に、コロ128に引っ掛かることがなくなって、交換作業が効率的になる。外部加熱ユニット150の外部加熱ベルト105を交換する際の作業効率が高くなる外部加熱ユニット150及び、これを用いた定着装置9を提供できる。
本実施例では、外部加熱ユニット150の取り外し作業に伴ってコロ128を外部加熱ベルト105から強制的に退避させる退避部材211を配置している。そして、外部加熱ユニット150を定着装置9に再度搭載する作業に伴って退避部材211がアーム129から強制的に離間されて、自動的にコロ128の退避状態が解除される。本実施例では、外部加熱ユニット150を加圧する加圧ステイ214に、アーム129の退避解除の機能を有するので、画像形成時には、かならず外部加熱ベルト105にコロ128が当接する。
本実施例では、外部加熱ユニット150を定着装置9から取り外す過程で、外部加熱ベルト105の端部からコロ128を自動的に退避させるため、外部加熱ベルト105の端部からコロ128を退避させるための独立した手動操作が不要となる。そして、外部加熱ユニット150を定着装置9に取り付ける過程で、外部加熱ベルト105の端部にコロ128を自動的に当接させるため、外部加熱ベルト105の端部にコロ128を当接させるための独立した手動操作が不要となる。
<実施例2>
図15はセンサ退避機構の動作の説明図である。図16はセンサ退避機構の構成の説明図である。図17は退避部材の動作の模式図である。
図12に示すように、実施例1は、定着装置9の本体側板(202:図6)に加圧ステイ214を取り付けることで、退避部材(211:図13)がコロ128を保持するアーム129から離間する。これに対して、実施例2では、図15に示すように、定着装置9の本体側板(202:図6)に外部加熱ユニット150を取り付けることで、直ちに退避部材217がコロ128を保持するアーム129から離間する。なお、本実施例において、退避部材及び本体側板以外は実施例1と同一に構成されるため、図15〜図17中、実施例1と共通する構成には、図9〜図14と共通の符号を付して重複する説明を省略する。
図15に示すように、外部加熱ベルト105からコロ128を退避させるために、本体側板202に突起部220を設けている。外部加熱ユニット150を本体側板202から取り外して持ち上げると、本体側板202に配置された突起部220が退避部材217から離間する。退避部材217は、付勢部材219に付勢される方向(aの逆方向)に回転して、退避部材217の係合部217pがアーム129の係合部129pに係合する。退避部材217に付勢されてアーム129が付勢部131の付勢に逆らう方向に回転してコロ128を外部加熱ベルト105から離間させる。
図16に示すように、コロ128は、揺動フレーム208上に軸支されたアーム129の回動端に回転可能に保持されて、外部加熱ベルト105の端部に当接する。アーム129は、常に付勢部131によって、外部加熱ベルト105に向かう方向(Q方向)に付勢されている。
加圧フレーム201の側部に加圧アーム216が固定されている。退避部材217は、加圧アーム216に固定した回動軸218の周りで回転可能である。付勢部材219は、ねじりばねを内蔵しており、退避部材217を常にアーム129に向かう方向(Z方向)に付勢している。
図17に示すように、付勢部材219は、退避部材217がアーム129に係合したとき、アーム129が付勢部(131:図6)から受けるトルクよりも大きい逆方向のトルクをアーム129に作用するようにトルクを選択されている。このため、外部加熱ユニット150を単体で取り出した状態では、アーム129は、コロ128が外部加熱ベルト105の幅方向一端から最も離間した位置まで回転している。このため、外部加熱ベルト105を交換する作業で、外部加熱ベルト105を張架したまま上流ローラ103及び下流ローラ104を取り外す際に、外部加熱ベルト105がコロ128に引っ掛かることがない。
図15に示すように、定着装置9の本体側板202に外部加熱ユニット150を取り付けると、直ちに退避部材217がコロ128を保持するアーム129から離間する。外部加熱ユニット150を本体側板202に取り付ける過程で、本体側板202に配置された突起部220が退避部材217に当接して、退避部材217を付勢部材219の付勢力に逆らう方向(a方向)に回転させる。これにより、アーム129は、退避部材217に対する係合を解除される。
そして、外部加熱ユニット150を本体側板202に取り付けた状態では、退避部材217は、アーム129から離間した回転位置に保持される。これにより、定着装置9に外部加熱ユニット150が搭載された状態においては、常にコロ128を介して、外部加熱ベルト105の寄り位置を検出することが可能になる。アーム129は、付勢部131のみのトルクを受けて、コロ128が外部加熱ベルト105に近づく方向に回転して、外部加熱ベルト105の端部にコロ128を当接させる。
定着装置9から外部加熱ユニット150を取り外した際に外部加熱ベルト105からコロ128が退避する。そして、定着装置9に外部加熱ユニット150を取り付ける動作と連動して、外部加熱ベルト105にコロ128が当接する。実施例2では、外部加熱ユニット150以外の部品を取り外し/取り付けすることなく、外部加熱ベルト105にコロ128を離間/当接させることができる。このため、本実施例は、実施例1と比較して、外部加熱ベルト105に対するコロ128の当接をより確実に確保できる。外部加熱ユニット150を使用時に外部加熱ベルト105の端部へコロ128を確実に当接させることが可能になる。ただし、本実施例では、実施例1と比較して、構成が複雑化し、アーム129の周囲に広いスペースが求められる。
加圧ステイ214が取り付けられていない状態で画像形成が実行された場合でも、外部加熱ベルト105にコロ128を当接させて、外部加熱ベルト105の寄り位置を検出して寄り制御を行うことができる。そのため、本実施例では、加圧ステイ214のつけ忘れを防止するための機構が不必要となる。
<その他の実施例>
以上、本発明を適用できる実施例1、2について詳細に述べたが、発明の思想の範囲内において、形態の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えることが可能である。
したがって、外部加熱ベルトや定着ローラの加熱方法としては、ハロゲンヒータには限らない。例えば、電磁誘導加熱機構を採用してもよい。
画像加熱装置は、定着装置の他に、半定着又は定着済画像の光沢や表面性を調整する表面加熱装置を含む。定着済画像が形成された記録材のカール除去装置も含む。画像加熱装置は、画像形成装置に組み込む以外に、単独で設置、操作される1台の装置又はコンポーネントユニットとして実施できる。
画像形成装置は、モノクロ/フルカラー、枚葉型/記録材搬送型/中間転写型、トナー像形成方式、転写方式の区別無く実施できる。本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
さらに、実施例1、2においては、本発明の適用例として画像加熱装置(定着装置)について説明したが、例えば、次のような構成にも本発明を同様に適用することが可能である。
例えば、中間転写体である無端状の中間転写ベルトに適用する場合である。感光体に従動回転するように2本の支持ローラにより回転可能に構成するとともに、このような中間転写ベルトと2本の支持ローラを、上記実施例と同様に、感光体の母線方向(軸線方向)に対して、一体的に交差するように構成する。このように、中間転写ベルトの寄り制御機構としても本発明を同様に適用することが可能である。この他、画像形成装置に具備される、駆動回転体に従動回転するように2本の支持ローラによりその内面が回転可能に支持されるエンドレスベルトにも適用することが可能である。この場合、エンドレスベルトと2本の支持ローラを、上記実施例と同様に、駆動回転体の母線方向(軸線方向)に対して、一体的に交差するように構成される。
9 定着装置、101 定着ローラ、102 加圧ローラ
103 上流ローラ、104 下流ローラ、105 外部加熱ベルト
108 クリーニングローラ
111、112、113、114 ハロゲンヒータ、117 加圧アーム
118 ウォームホイール、125 モータ
128 コロ、129 アーム、131 付勢部
132 センサフラグ、133、134、135、138 フォトインタラプタ
140 制御部、150 外部加熱ユニット
201 加圧フレーム、202 本体側板、203 支持軸
204 加圧ばね、205 圧力解除カム、206a、206b ローラ保持フレーム
207a、207b、207c、207d 支持軸、208 揺動フレーム
209 回転軸、211、217 退避部材、212、218 回転軸
213、219 付勢部材、214 加圧ステイ、215、220 突起部
P 記録材、K トナー

Claims (16)

  1. シート上の画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触してこれを加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を備えたベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトが所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して前記エンドレスベルトから退避させる退避部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. シート上のトナー像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して加熱するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持ローラと、を備えたベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトの前記幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記支持ローラの軸線が前記加熱回転体の母線に対し交差するように、前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して前記エンドレスベルトから退避させる退避部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  3. 前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に向けて加圧する加圧機構を更に有し、
    前記退避部は、前記装置に対する前記加圧機構の取り外し動作に伴い前記当接部を前記エンドレスベルトから退避させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記退避部は、前記装置に対する前記加圧機構の取り付け動作に伴い前記当接部が前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に当接するのを許容することを特徴とする請求項3に記載の画像加熱装置。
  5. 前記退避部は、前記装置に対する前記ベルトユニットの取り外し動作に伴い前記当接部を前記エンドレスベルトから退避させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
  6. 前記退避部は、前記装置に対する前記ベルトユニットの取り付け動作に伴い前記当接部が前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に当接するのを許容することを特徴とする請求項5に記載の画像加熱装置。
  7. 前記支持部は、ヒータが内蔵されたローラであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  8. 前記加熱回転体を回転駆動する駆動機構を更に有し、
    前記エンドレスベルトは、前記加熱回転体に従動回転する構成とされていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  9. 前記加熱回転体はローラであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  10. 前記加熱回転体との間でシートを挟持搬送するためのニップ部を形成するニップ形成部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  11. シート上のトナー画像を加熱する加熱回転体と、
    前記加熱回転体の外面に接触して加熱するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する2つの支持ローラと、
    前記エンドレスベルトと前記2つの支持ローラを保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトの前記幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記2つの支持ローラが前記加熱回転体に対し一体的に交差するように、前記保持部を揺動させる揺動部と、を有することを特徴とする画像加熱装置。
  12. 前記エンドレスベルトに対して前記加熱回転体とは反対側に設けられ、前記2つの支持ローラの間に位置し且つ前記加熱回転体から離れた側の前記エンドレスベルトの平面の法線方向に実質平行な揺動軸を有し、
    前記揺動部は、前記検出部の出力に応じて前記揺動軸を中心に前記保持部を揺動させることを特徴とする請求項11に記載の画像加熱装置。
  13. エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持部と、を有するベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトが所定のゾーンから外れたことを検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて前記エンドレスベルトを前記所定のゾーン内へ戻す方向へ前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して前記エンドレスベルトから退避させる退避部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する支持ローラと、を有するベルトユニットと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトの前記幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記支持ローラの軸線が前記加熱回転体の母線に対し交差するように、前記ベルトユニットを回動させる回動部と、
    前記当接部を前記付勢部の付勢力に抗して前記エンドレスベルトから退避させる退避部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  15. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する2つの支持ローラと、
    前記エンドレスベルトの外面に接触して前記エンドレスベルトを従動回転させる駆動回転体と、
    前記エンドレスベルトと前記2つの支持ローラを保持する保持部と、
    前記エンドレスベルトの幅方向一端と当接する当接部と、
    前記当接部を前記エンドレスベルトの前記幅方向一端に向けて付勢する付勢部と、
    前記当接部の位置に応じて前記エンドレスベルトの前記幅方向における位置を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、前記エンドレスベルトを前記加熱回転体に押し付けている状態にある前記2つの支持ローラが前記加熱回転体に対し一体的に交差するように、前記保持部を揺動させる揺動部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  16. 前記エンドレスベルトに対して前記駆動回転体とは反対側に設けられ、前記2つの支持ローラの間に位置し且つ前記駆動回転体から離れた側の前記エンドレスベルトの平面の法線方向に実質平行な揺動軸を有し、
    前記揺動部は、前記検出部の出力に応じて前記揺動軸を中心に前記保持部を揺動させることを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
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