JP5634170B2 - 情報処理装置、消費電力管理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、消費電力管理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置の消費電力を管理する情報処理装置、消費電力管理方法、及び、プログラムに関する。
近年、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出量を低減するために、プリンタや複合機等の画像形成装置の使用時における消費電力量を低減することが求められている。このため、画像形成装置の使用時における消費電力量をユーザが認識可能にすること(いわゆる「見える化」)が求められている。
特許文献1には、ユーザが画像形成装置の各モードを使用した時間と、各モードにおける消費電力を乗じることにより、ユーザごとの使用電力を算出する技術が開示されている。これによれば、画像形成装置の消費電力のうち、どのユーザがどれくらいの電力を使用しているかを把握することが可能になる。
特開2002−056728号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の装置では、ユーザが画像形成装置の各モードを使用した時間と、各モードにおける消費電力を乗じることにより、ユーザごとの使用電力を算出している。そのため、それ以上詳細な画像形成装置の状態を踏まえた消費電力の計算ができない。
例えば、画像形成装置において、ジョブ実行時に発生するドラム回転や定着機の加熱などで使用する消費電力や、画像形成装置においてステイプル機能やパンチ機能などのフィニッシャ機能が使用されたときの消費電力などの計算ができない。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像形成装置のより詳細な状態を踏まえた消費電力の計算を可能とし、画像形成装置ごとに状態ごとの消費電力を詳細に把握するする仕組みを提供することである。
本発明は、複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置であって、前記複数の画像形成装置の設置位置を示す複数のアイコンが配置されたマップ画像を表示するための表示画面を生成する表示画面生成手段と、前記表示画面を介した画像形成装置の指示を受け付けた際に、前記マップ画像に加え、当該指示された画像形成装置の取り得る複数の状態での消費電力に関するより詳細な情報をさらに表示するための表示画面を生成する詳細表示画面生成手段とを有し、前記表示画面生成手段は、前記マップ画像上の各アイコンと対応した位置に各画像形成装置の状態別の消費電力の割合を示す円グラフを配置し、当該円グラフのサイズを前記画像形成装置による消費電力の大きさに応じたサイズで表示するための表示画面を生成し、前記表示画面を介した画像形成装置の指示は、前記表示画面のマップ画像上のアイコン又は円グラフの指定であることを特徴とする。
また、本発明は、1又は複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置であって、前記画像形成装置の印刷開始時における処理の消費電力を示す印刷系ジョブ開始時消費電力を記憶する記憶手段と、前記画像形成装置から前記画像形成装置で実行されたジョブのジョブ履歴を収集する収集手段と、前記ジョブ履歴を用いて、指定期間における前記画像形成装置の状態別の消費電力を算出する消費電力算出手段と、前記ジョブ履歴に基づいて前記指定期間において前記画像形成装置が印刷開始時における処理を実行した回数を示す印刷開始数を算出する印刷開始数算出手段と、前記印刷系ジョブ開始時消費電力に前記印刷開始数を乗算した値を、前記画像形成装置のジョブ処理状態の消費電力に加算することにより前記消費電力算出手段により算出された消費電力の値を補正する補正手段と、前記1又は複数の画像形成装置の状態別の消費電力を表示するための表示画面を生成する表示画面生成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置ごとに状態ごとの消費電力を詳細に把握することができる等の効果を奏する。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置消費電力管理システムの構成を示す模式図である。 ホストコンピュータ101、分析サーバ102を構成する情報処理装置(コンピュータ)の内部構成の一例を示すブロック図である。 複合機104の内部構成の一例を示すブロック図である。 ホストコンピュータ101の機能的構成の一例を示すブロック図である。 分析サーバ102の機能的構成の一例を示すブロック図である。 複合機104のデータ処理構成の一例を示すブロック図である。 実施例1の画像形成装置消費電力テーブル504aの一例を示す図である。 実施例1のジョブログテーブル502aの一例を示す図である。 実施例1の状態遷移ログテーブル505aの一例を示す図である。 実施例1の状態時間テーブル503bの一例を示す図である。 消費電力分析結果テーブル503aの一例を示す図である。 電源状態通知受信処理の一例を示すフローチャートである。 消費電力分析処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1の状態遷移補正処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1の状態時間算出処理の一例を示すフローチャートである。 実施例1の消費電力算出処理の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフを表示するための表示画面の一例を示す図である。 画像形成装置の時間帯別の消費電力分析結果グラフを表示するための詳細表示画面の一例を示す図である。 実施例2の画像形成装置消費電力テーブル504aの一例を示す図である。 実施例2のジョブログテーブル502aの一例を示す図である。 実施例2の状態遷移ログテーブル505aの一例を示す図である。 実施例2の状態時間テーブル503bの一例を示す図である。 実施例2の状態遷移補正処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2の状態時間算出処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2の消費電力算出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<システム構成の説明>
図1は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置消費電力管理システムの構成を示す模式図である。
図1において、101はホストコンピュータで、ユーザが使用して画像データを生成し、印刷ジョブを画像形成装置(103,104)に送信する。ホストコンピュータ101は、後述するハードウェア資源と、オペレーティングシステム(OS)、プリンタドライバ等を含むソフトウェア資源を備える。さらに、ホストコンピュータ101は、ネットワーク105に接続される画像形成装置(103,104)と所定のプロトコルで通信可能に接続されている。
103はプリンタで、ネットワーク105を介して受信した印刷データを受け取り、電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術を利用して実際の用紙に印刷を行う画像形成装置である。
104は複合機(MFP;Multi Function Printer)で、ネットワーク105を介して受信した印刷データを受け取り、電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術を利用して実際の用紙に印刷を行う画像形成装置である。また、複合機104は、スキャナを介して紙原稿を読み取り、コピーを行ったり、画像データに変換しEmailなどで送信したり、ファクシミリを送受信する機能も持つ。もちろん、コピー機能を持たない、プリンタも適用可能である。
102は分析サーバで、プリンタ103や複合機104の消費電力の分析を行う。なお、ホストコンピュータ101、複合機104、プリンタ103、分析サーバ102はイーサネット(登録商標)などの既知の技術によるネットワーク105により相互に通信可能に接続されている。
また、本実施形態では、分析サーバ102をプリンタ103、複合機104とは別構成として設けているが、同様の機能をもつモジュールをプリンタ103、複合機104の内部に設けるように構成しても構わない。この場合、分析サーバ102とプリンタ103、複合機104の間で行われるネットワーク通信は、システムバスなどを介したデータの受け渡しに置き換えて考えられる。
<コンピュータの内部構成>
図2は、ホストコンピュータ101、分析サーバ102を構成する情報処理装置(コンピュータ)の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2において、200はコンピュータ全体(PC)である。PC200は、ROM202あるいは、例えば大規模記憶装置としてのハードディスク(HD)211に記憶されたソフトウェアを実行するCPU201を備える。CPU201は、システムバス205に接続される各デバイスを総括的に制御する。203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
204はネットワークインタフェースカード(NIC)で、ネットワーク105を介して、他のノードと双方向にデータをやりとりする。
206はキーボードコントローラ(KBDC)で、PCに備えられたキーボード(KBD)209や不図示のポインティングデバイスからの指示入力を制御する。207はディスプレイコントローラ(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)210の表示を制御する。208はディスクコントローラ(DKC)であり、大容量記憶画像形成装置であるハードディスク(HD)211を制御する。なお、大容量記憶画像形成装置は、ハードディスク(HD)に限られるものではなく、フラッシュメモリドライブ(SSD;Solid State Drive)等であってもよい。
<複合機の内部構成>
図3は、図1に示した複合機104の内部構成の一例を示すブロック図である。
図3において、300は複合機全体である。複合機300は、ROM302あるいは例えばハードディスクなどの大規模記憶装置としてのHD313に記憶されたソフトウェアを実行するCPU301を備える。CPU301は、システムバス305に接続される各画像形成装置を総括的に制御する。303はRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
304はネットワークインタフェースカード(NIC)で、ネットワーク105を介して、他のノードとデータをやりとりする。
306はパネルコントローラ(PANELC)で、複合機に備えられたオペレーションパネル(PANEL)311からの指示入力を制御する。307はディスプレイコントローラ(DISPC)で、例えば液晶ディスプレイなどで構成される表示モジュール(DISPLAY)312の表示を制御する。
308はディスクコントローラ(DKC)であり、大容量記憶画像形成装置であるハードディスク(HD)313を制御する。なお、大容量記憶画像形成装置は、ハードディスク(HD)に限られるものではなく、フラッシュメモリドライブ(SSD;Solid State Drive)等であってもよい。
309はスキャナコントローラ(SCANC)で、複合機に備えられた光学式スキャナ装置(スキャナ)314を制御し、紙原稿の読み取りを行う。310はプリンタコントローラ(PRNC)で、複合機に備えられたプリンタ装置(プリンタ)315を制御し、電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術を利用して実際の用紙に印刷を行う。
なお、図1に示したプリンタ103の内部構成は、上記で示した複合機104の内部構成よりスキャナコントローラ(SCANC)309及び光学式スキャナ装置(スキャナ)314を除いたものと考えることができる。さらに、パネルコントローラ(PANELC)306、オペレーションパネル(PANEL)311、ディスプレイコントローラ(DISPC)307、表示モジュール(DISPLAY)312などを取り除いた構成でもよい。
<ホストコンピュータの機能的構成>
図4は、図1に示したホストコンピュータ101の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4において、400はホストコンピュータ全体である。401は印刷指示を行う印刷アプリケーションであり、プリンタドライバ402に対して描画命令などを送信することにより、印刷指示を行う。
402はプリンタドライバで、印刷アプリケーション401から受けた描画命令などを複合機が解釈可能な印刷データ、すなわちPDL(Page Description Language;ページ記述言語)に変換する。さらに、プリンタドライバ402は、印刷アプリケーション401を操作して印刷を指示したユーザのユーザIDをジョブオーナー情報として付加し、印刷ジョブを作成し、印刷ジョブ送信部403に送信する。
403は印刷ジョブ送信部で、プリンタドライバ402より受け取った印刷ジョブを複合機104に送信する。
404はWebブラウザで、HTMLデータを解釈し、表示モジュール210へ画面描画を行い、キーボード等からのユーザ操作を受け付け、HTTP通信部405へ要求を送信する。
405はHTTP通信部で、Webブラウザからの通信要求を受けて画像処理装置(103,104)や分析サーバ102等とNIC204を経由してHTTP又はHTTPSプロトコルを用いて通信を行いWebページの要求、Webページデータの受信等を行う。
なお、上記ホストコンピュータ101の各機能部(401〜405)は、ホストコンピュータ101のCPU201がHD211等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される機能部である。
<分析サーバの機能的構成>
図5は、図1に示した分析サーバ102の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図5において、500は分析サーバ全体である。501はインタフェース部であり、図2に示したNIC204を通じてネットワーク105を経由して、ホストコンピュータ101、プリンタ103、複合機104との通信を行う。
502はジョブログ収集部であり、プリンタ103、複合機104のジョブログ管理部610(図6)により管理されているジョブログ情報(ジョブ履歴)を、インタフェース部501を経由して定期的に収集して、ジョブログテーブル502a(図8)に保管する。なお、プリンタ103、複合機104がジョブログ情報を送信し、ジョブログ収集部502がジョブログ情報を受信した際にジョブログ情報を保管するようにしても良い。
503は分析処理部で、ジョブログ情報や状態遷移ログ情報をもとに画像形成装置の消費電力の分析処理や各状態時間の計算処理を行い、分析処理結果や計算結果を、消費電力分析結果テーブル503a(図11)や状態時間テーブル503b(図10)に保管する。
また、分析処理部503は、消費電力分析結果テーブル503aに基づき、後述する図17、図18に示すような消費電力分析結果グラフを表示する表示画面を生成する表示画面生成機能を有する。さらに、分析処理部503は、生成した表示画面をインタフェース部501を経由してHTTP又はHTTPSプロトコルを用いて、ホストコンピュータ101のWebブラウザ404等に送信する。なお、分析処理部503は、後述する図17、図18に示すような表示画面を、分析サーバ102の表示モジュール(DISPLAY)210に表示するように構成してもよい。
504は画像形成装置情報管理部であり、画像形成装置消費電力テーブル504a(図7)に画像形成装置の消費電力情報などを保持する。また、画像形成装置情報管理部504は、インタフェース部501を経由してプリンタ103、複合機104より能力情報や構成情報を取得して画像形成装置消費電力テーブル504aに保管する。
505は電源状態監視部であり、インタフェース部501を経由してプリンタ103、複合機104より電源状態通知を受信し、状態遷移ログを作成して状態遷移ログテーブル505a(図9)に保管する。
なお、上記分析サーバ102の各機能部(501〜505)は、分析サーバ102のCPU201がHD211等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される機能部である。
また、上記各テーブル502a、503a、503b、504a、505aの実体は、分析サーバ102のHD211等に記憶されている。
<複合機の機能的構成>
図6は、図1に示した複合機104のデータ処理構成の一例を示すブロック図である。
図6において、600は、画像形成装置(複合機104)全体を示す。601はインタフェース部であり、ネットワーク105と接続し、ホストコンピュータ101から印刷ジョブを受信する。602は印刷データ格納部であり、印刷ジョブデータを一時的に格納する。
603はUI制御部であり、パネルコントローラ(PANELC)306を経由してオペレーションパネル311を制御し、ユーザからの複合機104へのコピー指示や、スキャン送信指示を受け付ける。
604はジョブ管理部であり、ホストコンピュータ101から受信する印刷ジョブを解析し、ユーザ名や印刷部数やカラー印刷などの出力属性情報を取得し、ジョブの開始日時と共にジョブ情報として管理する。
605は印刷データ展開部であり、ジョブ管理部604に格納されたジョブ情報に従い、印刷データ格納部602から印刷データを取得して画像生成処理を行い、イメージデータをRAM303上に生成する。
606はスキャナ制御部であり、スキャナコントローラ309を制御し、紙原稿のスキャンを行い、作成されたイメージデータを作成する。なお、スキャナ制御部606では、原稿給送装置として、ADF、RDF等を接続可能とする場合には、ADF又はRDFからの原稿給紙と原稿排紙を制御する。また、両面原稿を読み取る場合には、スキャナ制御部606は、原稿の反転制御を行う場合もある。
607はイメージデータ格納部であり、印刷データ展開部605、スキャナ制御部606が生成したイメージデータを一時的に格納する。
608はプリンタ制御部であり、プリンタエンジン609を制御し、イメージデータ格納部607に格納されたイメージデータの印刷を行わせる。
609はプリンタエンジンであり、イメージデータ格納部607に格納されたイメージデータを、電子写真技術やインクジェット技術などの既知の印刷技術を用いて印刷用紙などのメディアに実際に印刷する。
610はジョブログ管理部であり、ジョブログ情報をジョブログ情報テーブル610aにより記憶管理する。ジョブ管理部604は、ジョブが完了すると管理するジョブ情報をジョブログ情報としてジョブログ管理部610に送信する。そして、ジョブ管理部604から送信されたジョブログ情報は、ジョブログ管理部610のジョブログ情報テーブルで保管される。また、ジョブログ管理部610は、分析サーバ102からの要求に応答してジョブログを分析サーバ102に送信する。
612は電源制御部であり、画像形成装置600の電源を制御し、通常モード、省電力モード(動作モード)、電源オフの3つの電源状態を管理する。省電力モードは、通常モードよりも電力消費量が小さいモードである。なお、電源制御部612は、省電力モードを複数段階にしたり、複合機103、104の構成モジュール毎に省電力モードを設けるようにしても構わない。また、電源制御部612は、種々の条件に応じて、各電源状態に移行可能である。例えば、電源制御部612は、通常モードにおいて、画像形成装置600に対して一定時間操作が行われず、印刷ジョブの受信、FAX受信、ネットワークからの命令受信等が行われなかった場合に省電力モードへ移行する。また、電源制御部612は、省電力モードにおいて、画像形成装置600に対して何らかの操作が行われた、印刷ジョブの受信、FAX受信、ネットワークからの命令受信等が行われた場合に、通常モードに移行する。電源制御部612は、電源状態を変更するときに電源状態通知部611に通知する。
611は電源状態通知部であり、電源制御部612からの上記電源状態の変更の通知を受けて、インタフェース部601を介して画像形成装置600の電源状態を外部(例えば、分析サーバ102)に通知する。また、電源状態通知部611は、通常モードで動作中にも定期的に電源状態を通知している。具体的には、電源状態通知には、稼動中、省電力移行、省電力解除、電源オン、電源オフの種別が含まれる。稼働中の通知は、画像形成装置600が通常モードで動作中であることを示し、通常モードで動作中に定期的に行われる。省電力移行の通知は、画像形成装置600が通常モードから省電力モードへ移行するときに通知される。省電力解除の通知は、画像形成装置600が省電力モードから通常モードへ移行するときに通知される。電源オンの通知は、画像形成装置600が電源オフ状態から電源が投入され、通常モードに移行するときに行われる。電源オフの通知は、画像形成装置600が電源オフに移行するときに行われる。なお、インタフェース部601を介した通知の方法としては、独自の通信規約でも、公に定義された通信規約を使用しても構わない。また、画像形成装置600の電源状態の通知先は、予め指定された分析サーバ102でも、マルチキャストやブロードキャストで複数の相手に通知してもよい。
なお、スキャナを持たないプリンタ103の構成は、図6で説明した画像形成装置600の構成から、スキャナ制御部606、UI制御部603などを除いた構成と考えることができる。
なお、上記ジョブログ管理部610、及び、電源状態通知部611は、画像形成装置のCPU301がROM302等より制御プログラムをRAM303にロードして実行することで実現される機能部である。
また、上記ジョブログ情報テーブル610aの実体は、画像形成装置のHD313等に記憶されている。
<画像形成装置消費電力テーブル>
図7は、図5に示した画像形成装置情報管理部504が備える実施例1の画像形成装置消費電力テーブル504aの一例を示す図である。
図7において、701の列は画像形成装置IDであり、画像形成装置をシステム内で一意に識別するIDを示す。702の列は画像形成装置名を示す。
703の列は通常モード消費電力であり、通常モード時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。704の列は省電力モード消費電力であり、省電力モード時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。705の列は電源オフ消費電力で、電源オフ時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。
706の列はジョブ処理消費電力であり、ジョブ処理時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。ジョブ処理消費電力706は、ジョブの属性などによらず、ジョブ処理時に消費する一定の電力を示す。これは、ジョブ処理がエラーなどにより停止していた場合にも消費する電力である。
707の列は印刷系ジョブ開始時消費電力であり、画像形成装置が印刷系ジョブ(ジョブ種が印刷(プリント)、コピーなどの用紙出力を伴うジョブ)の開始時に行う処理(ドラム回転や定着機の加熱などの処理)で使用する消費電力(Wh)を示す。なお、ジョブ種などの出力条件によって、ジョブ開始時の消費電力が異なる場合は、それらの出力条件ごとにジョブ開始時の消費電力を保持するように構成してもよい。
さらに、画像形成装置消費電力テーブル504aは、ジョブ出力時の消費電力が異なる、複数の出力条件の組み合わせに対する、ジョブ1ページあたりの消費電力を保持している。本実施形態ではジョブ種とカラーモードの組み合わせに対する、ジョブ1ページあたりの消費電力を保持した場合の例を、708〜712の列に示す。
708の列は印刷白黒消費電力であり、ジョブ種が印刷(プリント)で、カラーモードが白黒のジョブの1ページあたりの消費電力(Wh/ページ)を示す。709の列は印刷カラー消費電力であり、ジョブ種が印刷(プリント)で、カラーモードがカラーのジョブの1ページあたりの消費電力(Wh/ページ)を示す。
710の列はコピー白黒消費電力であり、ジョブ種がコピーで、カラーモードが白黒のジョブによる印刷時の1ページあたりの消費電力(Wh/ページ)を示す。711の列はコピーカラー消費電力であり、ジョブ種がコピーで、カラーモードがカラーのジョブによる印刷時の1ページあたりの消費電力(Wh/ページ)を示す。
712の列はスキャン消費電力であり、ジョブ種がスキャンのジョブの1ページあたりの消費電力(Wh/ページ)を示す。なお、スキャン消費電力712は、ジョブ種がコピーのジョブによるスキャン時の1ページあたりの消費電力をも示している。即ち、708〜712の列は、ジョブ処理別消費電力を示している。
画像形成装置情報管理部504が管理するこれらの情報(701〜712の列に示す情報)により、画像形成装置の消費電力がわかる。なお、713〜714の行は、それぞれ画像形成装置消費電力情報を示す。
例えば、713の行の画像形成装置消費電力情報は、「複合機Aは、通常モード時に100W、省電力モード時に1W、電源オフ時に0W、印刷系ジョブ開始時に50Wh、白黒の印刷ジョブ処理時に3Wh/ページ、カラーの印刷ジョブ処理時に5Wh/ページ、白黒のコピージョブ処理時に3.2Wh/ページ、カラーのコピージョブ処理時に5.2Wh/ページ、スキャンジョブ処理時に1Wh/ページの電力を消費する」ことを示す。
また、714の行の画像形成装置消費電力情報714は、「複合機Bは、通常モード時に130W、省電力モード時に3W、電源オフ時に0W、印刷系ジョブ開始時に70Wh、白黒の印刷ジョブ処理時に4Wh/ページ、カラーの印刷ジョブ処理時に6Wh/ページ、白黒のコピージョブ処理時に4.3Wh/ページ、カラーのコピージョブ処理時に6.3Wh/ページ、スキャンジョブ処理時に1.5Wh/ページの電力を消費する」ことを示す。
なお、画像形成装置消費電力テーブル504aの各設定値は、画像形成装置の機種によって初期値を決めるようにすることもできる。画像形成装置の機種名は、画像形成装置情報管理部504により、例えばSNMPなどのプロトコルを使用しネットワーク105を経由して各画像形成装置から取得することができる。この際、画像形成装置消費電力テーブルの各設定値等も、画像形成装置情報管理部504がネットワーク105を経由して各画像形成装置から取得する構成でもよい。又は、画像形成装置消費電力テーブルの各設定値等を、分析サーバ102の入力装置(KBD209やネットワーク105を介して接続されるホストコンピュータ101のWebブラウザ画面)より設定値を指定・変更するようにすることもできる。
<ジョブログテーブル>
図8は、図5に示したジョブログ収集部502が備える実施例1のジョブログテーブル502aの一例を示す図である。
図8において、801の列はジョブログIDであり、ジョブログをシステム内で一意に識別するIDである。802の列は、ジョブを処理した画像形成装置の画像形成装置IDである。803の列はジョブ種である。ジョブ種としては、ホストからの印刷であるプリント、コピー、スキャン、複合機内に保存された文書を印刷するボックスプリントなどが挙げられる。
804の列は、ジョブの処理開始日時である。805の列は、ジョブの処理終了日時である。
806の列は、カラーページ数であり、該当ジョブにより印刷されたカラーページのページ数が記録される。807の列は、白黒ページ数であり、該当ジョブにより印刷された白黒ページのページ数が記録される。808の列は、スキャンページ数であり、該当ジョブによりスキャンされたページ数が記録される。即ち、806〜808の列は、ジョブ処理別のページ数を示す情報が記録される。なお、スキャンページ数808は、カラースキャンページ数、白黒スキャンページ数など区別して記録することもできる。
これらの情報(801〜808の列の情報)により、どの画像形成装置で、どのようなジョブがどの日時に開始され終了したかというジョブログ情報を記録する(809〜812の行)。
例えば、809の行のジョブログは、「画像形成装置IDが101の画像形成装置で"2010/4/25 14:25:30"に開始し、"2010/4/25 14:40:30"に終了したコピージョブが実行された」ことを示している。さらに、このジョブでは、「10ページスキャンされ、10ページのカラー印刷が行われた」ことを示している。
また、ジョブログテーブルをジョブ種毎に作成するように構成してもよい。
<状態遷移ログテーブル>
図9は、図5に示した電源状態監視部505が備える実施例1の状態遷移ログテーブル505aの一例を示す図である。
状態遷移ログテーブル505aは、電源状態通知、及びジョブログより計算した画像形成装置の状態遷移についてのログを記録するテーブルである。状態遷移ログテーブル505aでは、ジョブ処理中への状態遷移は「印刷系ジョブ処理中」と「ジョブ処理中」に分けて記録する。
ここで、「印刷系ジョブ処理中」はジョブ種が印刷系のジョブ(印刷を伴うジョブ、例えば、印刷(プリント)、コピー)が含まれたジョブの処理中を示し、「ジョブ処理中」はジョブ種が印刷系のジョブが含まれないジョブの処理中を示す。つまり、「印刷系ジョブ処理中」はドラム回転や定着機の加熱などのジョブ処理を示し、「ジョブ処理中」はドラム回転や定着機の加熱などが行われていないジョブ処理を示す。
図9において、901の列は、状態が遷移した画像形成装置の画像形成装置IDである。902の列は、状態が遷移した日時であり、後述する図12の電源状態通知受信処理、又は図14の状態遷移補正処理で設定される。903の列は、遷移した状態であり、後述する図12の電源状態通知受信処理、又は図14の状態遷移補正処理で設定される。なお、後述する図12の電源状態通知受信処理では、903の列に、「稼働中」、「省電力移行」、「省電力解除」、「電源オフ」、「電源オン」等が設定される。また、後述する図14の状態遷移補正処理では、903の列に、「ジョブ処理中」、「印刷系ジョブ処理中」等が設定される。
これらの情報(901〜903の列の情報)により、どの画像形成装置が、どのような状態であるかという状態遷移ログを記録する(905〜914の行)。
例えば、911の状態遷移ログは、「画像形成装置IDが102の画像形成装置が"2010/4/26 70504"に印刷系ジョブ処理中に状態遷移した」ことを示している。
<状態時間テーブル>
図10は、図5に示した分析処理部503が備える実施例1の状態時間テーブル503bの一例を示す図である。状態時間テーブル503bは、状態遷移ログより計算した画像形成装置の各状態の時間を記録するテーブルである。
図10において、1001の列は集計日であり、該当行がいつの日の計算結果であるかを示す。本実施例では、この例では、1001の列は、日単位になっているが、集計を実施する単位を変更(指定)することにより、時単位や月単位にすることもできる。
1002の列は、画像形成装置IDであり、該当行がどの画像形成装置の計算結果であるかを示す。
1003の列は、ジョブ処理時間であり、該当行の集計日に該当行の画像形成装置が、ジョブ処理を行っていた時間の合計値を示す。1004の列は、通常モード時間であり、該当行の集計日に該当行の画像形成装置が、通常モードであった時間の合計値を示す。1005の列は、省電力モード時間であり、該当行の集計日に該当行の画像形成装置が、省電力モードであった時間の合計値を示す。1006の列は、電源オフ時間であり、該当行の集計日に該当行の画像形成装置が、電源オフであった時間の合計値を示す。
1007の列は、印刷系ジョブ開始数であり、該当行の集計日の該当行の画像形成装置の状態遷移ログテーブル505a(図9)において、状態903が「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログの数を示す。
即ち、上記1003、1004、1005、1006、1007は、列1001の集計単位における該当行の画像形成装置のジョブ処理状態の累計時間、通常モード状態(待機状態)の累計時間、省電力モード状態(省電力状態)の累計時間、電源オフ状態の累計時間、ジョブの印刷開始時における処理(ドラム回転や定着機の加熱などの処理)が行われた回数(印刷開始数)を示す。
なお、1008〜1010の行は、それぞれ状態時間情報を示す。例えば、1008の行は、「画像形成装置IDが101の画像形成装置は、"2010/4/26"にジョブ処理時間が「30分46秒」、通常モード時間が「8時間12分3秒」、省電力モード時間が「4時間48分4秒」、電源オフ時間が「10時間29分7秒」であった」ことを示している。さらに、「画像形成装置IDが101の画像形成装置の"2010/4/26"の状態遷移ログにおいて、状態903が印刷系ジョブ処理中の状態遷移ログの数が16である」ことを示している。
なお、状態時間テーブル503bの更新は、分析処理部503により例えば1日ごと、1時間ごと、1ヶ月ごとなど定期的に行われる。また、月単位、時単位、日単位のように、集計周期別の状態時間テーブル503bをそれぞれ分析処理部503に備えるようにしてもよい。
<消費電力分析結果テーブル>
図11は、図5に示した分析処理部503が備える消費電力分析結果テーブル503aの一例を示す図である。消費電力分析結果テーブル503aは、状態時間情報、画像形成装置の消費電力情報、及びジョブログより計算した画像形成装置の消費電力分析結果を記録するテーブルである。
図11において、1101の列は集計月であり、該当行がいつの月の計算結果であるかを示す。本実施例では、1101の列は、月単位になっているが、計算を実施する周期の指定(指定期間)を変更することにより、時単位や日単位にすることもできる。1102の列は、画像形成装置IDであり、該当行がどの画像形成装置の計算結果であるかを示す。
1103の列は、ジョブ処理消費電力であり、該当行の集計月に該当行の画像形成装置が、ジョブ処理で消費した電力(Wh)を示す。
1104の列は、通常モード消費電力であり、該当行の集計月に該当行の画像形成装置が、通常モードで消費した電力(Wh)を示す。
1105の列は、省電力モード消費電力であり、該当行の集計月に該当行の画像形成装置が、省電力モードで消費した電力(Wh)を示す。
1106の列は、電源オフ消費電力であり、該当行の集計月に該当行の画像形成装置が、電源オフで消費した電力(Wh)を示す。
即ち、上記1103〜1106は、列1101の集計単位における該当行の画像形成装置のジョブ処理状態の消費電力、通常モード状態(待機状態)の消費電力、省電力モード状態(省電力状態)の消費電力、電源オフ状態の消費電力を示す。
なお、1107〜1109の行は、それぞれ消費電力分析結果情報を示す。例えば、1107の行は、「2010年4月の画像形成装置IDが101の画像形成装置のジョブ処理消費電力が20320Wh、通常モード消費電力が13020Wh、省電力モード消費電力が823Wh、電源オフ消費電力が0Whであった」ことを示している。
なお、消費電力分析結果テーブル503aの更新は、分析処理部503により例えば1ヶ月ごと、1時間ごと、1日ごとなど定期的に行われる。また、月単位、時単位、日単位のように、集計周期別の消費電力分析結果テーブル503aをそれぞれ分析処理部503に備えるようにしてもよい。
<電源状態通知受信処理>
図12は、本実施形態を示す情報処理装置における電源状態通知受信処理の一例を示すフローチャートである。なお、本例は、図1に示した分析サーバ102が情報処理装置として処理を行う例である。また、S1201、S1202は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
なお、本電源状態通知受信処理は、分析サーバ102の電源状態監視部505が、プリンタ103や複合機104から電源状態通知を受信して処理を開始する。
電源状態通知受信処理を開始すると、電源状態監視部505は、S1201において、分析サーバ102の現在時刻を取得する。
続いてS1202において、電源状態監視部505は、上記受信した電源状態通知の送信元の画像形成装置のIDを画像形成装置ID901に、上記S1201で取得した現在日時を日時902に、上記受信した電源状態通知の状態を状態903に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505a(図9)に保管し、本処理を終了する。
<消費電力分析処理>
図13は、本実施形態を示す情報処理装置における消費電力分析処理の一例を示すフローチャートである。なお、本例は、図1に示した分析サーバ102が情報処理装置として処理を行う例である。また、S1301〜S1304は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
なお、分析サーバ102では、本消費電力分析処理を一定間隔で実行する。
消費電力分析処理を開始すると、分析処理部503は、S1301において、ジョブログ収集部502に保管されているジョブログテーブル502aから、本処理を行っていないジョブログを取得する。
続いてS1302において、分析処理部503は、上記S1301で取得したジョブログを用いて状態遷移補正処理を行う。なお、上記S1302の状態遷移補正処理の詳細については後述する図14に示す。
続いてS1303において、分析処理部503は、上記S1302の状態遷移補正処理で補正された状態遷移ログを用いて状態時間算出処理を行う。なお、上記S1303の状態時間算出処理の詳細については後述する図15に示す。
続いてS1304において、分析処理部503は、上記S1303の状態時間算出処理で算出された状態時間情報、及び、上記S1301で取得したジョブログを用いて消費電力算出処理を行い、本処理を終了する。なお、上記S1304の消費電力算出処理の詳細については後述する図16に示す。
<状態遷移補正処理>
図14は、本実施形態を示す情報処理装置における実施例1の状態遷移補正処理の一例を示すフローチャートである。なお、本例は、図1に示した分析サーバ102が情報処理装置として処理を行う例であり、図13に示したS1302で実行される状態遷移補正処理の詳細手順例に対応する。また、S1401〜S1416は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
なお、本状態遷移補正処理では、ジョブログテーブル502aに保管されているジョブログより、ジョブ開始日時に電源状態が「印刷系ジョブ処理中」又は「ジョブ処理中」に遷移し、ジョブ終了日時に元の状態に戻るように状態遷移ログテーブル505aを更新する。また、正常に電源状態通知が受信されている場合には、ジョブ開始日時からジョブ終了日時の間は電源状態が「稼働中」となっているはずである。しかし、電源状態通知が正常に受信できていない場合には、「状態」が「電源オフ」や「省電力移行」となっていることが考えられる。この場合、ジョブ終了日時にジョブ終了日時の直前の状態遷移ログの「状態」に戻るように更新を行う。また、ジョブが連続して実行されていることが考えられるため、このような場合には、「印刷系ジョブ処理中」又は「ジョブ処理中」が継続していたようにテーブルを更新する。さらに、ジョブが連続して実行された場合には、連続したジョブ内に1つでも印刷系のジョブが含まれていれば「状態」が「印刷系ジョブ処理中」になるように更新する。なお、ジョブA、ジョブBの順に開始されるジョブAとジョブBが連続したジョブであるとは、ジョブAの終了前に、ジョブBが開始される場合をいう。
状態遷移補正処理を開始すると、分析処理部503は、S1401〜S1416のフローを、上述した図13のS1301でジョブログテーブル502aから取得したジョブログうち、未処理のジョブログについて、開始日時順に処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、上述した図13のS1301で取得したジョブログから、未処理のジョブログを1つ取得し(以下、現在のジョブログ)、S1402に処理を進める。
S1402では、分析処理部503は、状態遷移ログテーブル505aより、画像形成装置ID901が現在のジョブログの画像形成装置ID802と一致する状態遷移ログのうち、日時902が以下の(1)〜(3)の条件に合致するものを、それぞれ検索し取得する。
(1)現在のジョブログの開始日時804の直前
(2)現在のジョブログの開始日時804から終了日時805の間
(3)現在のジョブログの終了日時805の直前
なお、日時902が「(1)現在のジョブログの開始日時804の直前」の状態遷移ログとは、現在のジョブログの開始日時804から遡って最初に検索された状態遷移ログを示す。即ち、日時902が現在のジョブログの開始日時804より前で現在のジョブログの開始日時804に一番近い状態遷移ログを示す。また、日時902が「(3)現在のジョブログの終了日時805の直前」の状態遷移ログとは、現在のジョブログの終了日時805から遡って最初に検索された状態遷移ログを示す。即ち、日時902が現在のジョブログの終了日時805より前で現在のジョブログの終了日時805に一番近い状態遷移ログを示す。よって、「(2)現在のジョブログの開始日時から終了日時の間」に合致する状態遷移ログが存在しない場合、(1)と(3)に合致する状態遷移ログは同一となる。また、状態遷移ログが存在しない場合、(1)、(2)、(3)に合致する状態遷移ログはいずれも存在しないこととなる。
次に、S1403では、分析処理部503は、S1402で取得した(1)の状態遷移ログが存在するかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログが存在すると判定した場合(S1403でYes)、S1404に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログが存在しないと判定した場合(S1403でNo)、S1408に処理を進める。
S1404では、分析処理部503は、上記S1402で取得した(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であると判定した場合(S1404でYes)、そのままS1411に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S1404でNo)、S1405に処理を進める。
続いて、S1405では、分析処理部503は、上記S1402で取得した(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」であると判定した場合(S1405でYes)、S1406に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S1405でNo)、S1408に処理を進める。
S1406では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であると判定した場合(S1406でYes)、S1407に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種ではないと判定した場合(S1406でNo)、S1411に処理を進める。即ち、印刷系ジョブに連続してジョブが実行された場合、新たな状態遷移ログは追加せず、先行して実行された「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログに含めるようにする。
S1407では、分析処理部503は、(1)の状態遷移ログの状態903を「印刷系ジョブ処理中」に変更し、S1411に処理を進める。即ち、印刷系以外のジョブと印刷系ジョブが連続して実行された場合、新たに「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加することなく、「ジョブ処理中」の状態遷移ログを「印刷系ジョブ処理中」に変えて、1つの「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログとする。
S1408では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であると判定した場合(S1408でYes)、S1409に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種ではないと判定した場合(S1408でNo)、S1410に処理を進める。
S1409では、分析処理部503は、日時902をジョブログの開始日時804に、状態903を「印刷系ジョブ処理中」に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505aに保管し、S1411に処理を進める。即ち、印刷系ジョブの開始日時に基づいて、新たに「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加する。
上記S1407、S1409の処理により、連続ジョブ内に印刷系ジョブが含まれていたかがわかるようにする。つまり、ジョブ処理中にドラム回転や、定着機の加熱などが行われたかがわかるようにする。
またS1410では、分析処理部503は、日時902をジョブログの開始日時804に、状態903を「ジョブ処理中」に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505aに保管し、S1411に処理を進める。即ち、印刷系以外のジョブの開始日時に基づいて、新たに「ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加する。
続いてS1411では、分析処理部503は、S1402で取得した(3)の状態遷移ログが存在するかを判定する。ここで、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログが存在すると判定した場合(S1411でYes)、S1413に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログが存在しないと判定した場合(S1411でNo)、S1412に処理を進める。
S1412では、分析処理部503は、日時902を現在のジョブログの終了日時805に、状態903を「稼働中」に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505aに保管し、S1415に処理を進める。即ち、ジョブ終了日時に、状態を「稼働中」にする状態遷移ログを追加する。
また、S1413では、分析処理部503は、S1402で取得した(3)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」であると判定した場合(S1413でYes)、S1415に処理を進める。
一方、分析処理部503が、3の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S1413でNo)、S1414に処理を進める。
S1414では、分析処理部503は、日時902をジョブログの終了日時805に、状態903を「(3)の状態遷移ログの状態」に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505aに保管し、S1415に処理を進める。即ち、電源状態通知が正常に受信できていない等により、「状態」が「電源オフ」や「省電力移行」となっている場合、ジョブ終了日時にジョブ終了日時の直前の状態遷移ログの「状態」に戻す状態遷移ログを追加する。
続いて、S1415では、分析処理部503は、S1402で取得した(2)の状態遷移ログを状態遷移ログテーブル505aから削除し、S1416に処理を進める。即ち、連続して実行された他のジョブに基づく状態遷移ログを削除する。
続いて、S1416では、分析処理部503は、S1401〜S1416の処理を行っていないジョブログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S1401〜S1416の処理を行っていないジョブログがあると判定した場合はS1401に戻り処理を繰り返す。一方、分析処理部503が、S1401〜S1416の処理を行っていないジョブログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
以上の処理により、状態遷移ログテーブル505a(図9)に、「印刷系ジョブ処理中」、「ジョブ処理中」の状態を追加することができる。この際、先行して開始された印刷系ジョブを含む連続ジョブの終了前に他の印刷系ジョブが開始された場合には、これらのジョブ全体を、1つの印刷系ジョブ(「印刷系ジョブ処理中」)として、状態遷移ログに記録することができる。これにより、後述する図15において、印刷系ジョブを含む連続ジョブで印刷開始時における処理を実行した回数を1回と算出することができるようになる。
<状態時間算出処理>
図15は、本実施形態を示す情報処理装置における実施例1の状態時間算出処理の一例を示すフローチャートである。なお、本例は、図1に示した分析サーバ102が情報処理装置として処理を行う例であり、図13に示したS1303で実行される状態時間算出処理の詳細手順例に対応する。また、S1501〜S1507は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
なお、本状態時間算出処理では、状態遷移ログテーブル505a(図9)内に保管されている状態遷移ログより、画像形成装置の「ジョブ処理時間」、「通常モード時間」、「省電力モード時間」、「電源オフ時間」を算出する。また、印刷系ジョブ処理中の状態遷移ログ数のカウントを行う。
状態時間算出処理を開始すると、分析処理部503は、S1501において、電源状態監視部505で管理されている状態遷移ログテーブル505a(図9)から、本処理を行っていない状態遷移ログを取得する。
続いて、分析処理部503は、S1502〜S1507のフローを未処理の状態遷移ログについて、日時順に処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、上記S1501で取得した状態遷移ログから未処理の状態遷移ログを1つ取得し(以下、現在の状態遷移ログ)、S1503に処理を進める。
S1503では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログより状態時間を算出する。分析処理部503は、現在の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」、「印刷系ジョブ処理中」から別の状態に遷移するまでの時間を「ジョブ処理時間」とし、「省電力解除」、「電源オン」、「稼働中」から別の状態に遷移するまでの時間を「通常モード時間」とし、「省電力移行」から別の状態に遷移するまでの時間を「省電力モード時間」とし、「電源オフ」から別の状態に遷移するまでの時間を「電源オフ時間」となるように各状態の時間を算出する。
続いて、S1504では、分析処理部503は、上記S1503で算出した状態時間を、状態時間テーブル503b(図10)内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の時間(1003〜1006)に加算する(累計時間算出処理)。なお、上記該当する行がない場合には生成する。
続いて、S1505では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であると判定した場合(S1505でYes)、S1506に処理を進める。
一方、分析処理部503が、状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S1505でNo)、S1507に処理を進める。
S1506では、分析処理部503は、状態時間テーブル503b内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の印刷系ジョブ開始数1007に「1」を加算する。このS1506の処理(印刷開始数算出処理)により、印刷系ジョブが含まれていたジョブ処理数がわかるようにする。つまり、ジョブ開始時にドラム回転や、定着機の加熱などが行われたジョブ処理の数がわかるようにする。
続いて、S1507では、分析処理部503は、S1502〜S1507の処理を行っていない状態遷移ログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S1502〜S1507の処理を行っていない状態遷移ログがあると判定した場合はS1502に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S1502〜S1507の処理を行っていない状態遷移ログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
本実施例では、集計日1001の単位(即ち、日単位)で、各画像形成装置の各状態の時間を集計しているが、集計を実施する単位を変更(指定)することにより、時単位や月単位に集計することもできる。以上の処理により、指定される単位(期間)における各画像形成装置の状態別の累計時間を算出することができる。また、指定される単位(期間)における各画像形成装置が印刷開始時における処理を実行した回数を算出することができる。
<消費電力算出処理>
図16は、本実施形態を示す情報処理装置における実施例1の消費電力算出処理の一例を示すフローチャートである。なお、本例は、図1に示した分析サーバ102が情報処理装置として処理を行う例であり、図13に示したS1304で実行される消費電力算出処理の詳細手順に対応する。本消費電力算出処理では、状態時間情報より画像形成装置の「ジョブ処理消費電力」、「通常モード消費電力」、「省電力モード消費電力」、「電源オフ消費電力」を算出する。また、「ジョブ処理消費電力」に印刷系ジョブ開始数だけ「印刷系ジョブ開始時消費電力」を加算することで、消費電力の補正を行う。
なお、S1601〜S1612は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
消費電力算出処理を開始すると、分析処理部503は、S1601において、分析処理部503で管理されている状態時間テーブル503b(図10)から、本処理を行っていない状態時間情報を取得する。
続いて、分析処理部503は、S1602〜S1607のフローを未処理の状態時間情報について、処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、上記S1601で取得した状態時間情報から未処理の状態時間情報を1つ取得し(以下、現在の状態時間情報)、S1603に処理を進める。
S1603では、分析処理部503は、画像形成装置消費電力テーブル504a(図7)より、画像形成装置ID701が、現在の状態時間情報の画像形成装置ID1002と一致する画像形成装置ID701の画像形成装置消費電力情報内の消費電力(703〜707)を取得する。即ち、状態別消費電力703〜707と印刷系ジョブ開始時消費電力707を取得する。
続いて、S1604では、分析処理部503は、現在の状態時間情報の各時間(1003〜1006(ただし、時単位(h)の値に変換する))に、S1603で取得した各消費電力(703〜706(W))をそれぞれ乗算することで、「ジョブ処理消費電力」、「通常モード消費電力」、「省電力モード消費電力」、「電源オフ消費電力」(Wh)を算出する。
続いて、S1605では、分析処理部503は、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行の各消費電力(1103〜1106)に、上記S1604で算出した各消費電力をそれぞれ加算する。なお、上記該当する行がない場合には生成する。
続いて、S1606では、分析処理部503は、上記S1603で取得した印刷系ジョブ開始時消費電力707(Wh)に、状態時間情報の印刷系ジョブ開始数1007を乗算し、その値を、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行のジョブ処理消費電力1103に加算する。上記S1606の処理では、ドラム回転や、定着機の加熱などが行われた数だけ「印刷系ジョブ開始時消費電力」を加算している。これにより、ジョブ開始時の消費電力が加算され、消費電力の精度を向上できる。
続いて、S1607で、分析処理部503は、S1602〜S1607の処理を行っていない状態時間情報があるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S1602〜S1607の処理を行っていない状態時間情報があると判定した場合はS1602に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S1602〜S1607の処理を行っていない状態時間情報がないと判定した場合は、S1608に処理を進める。
続いて、分析処理部503は、S1608〜S1612のフローを未処理のジョブログについて、処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、ジョブログテーブル502a(図8)より未処理のジョブログを1つ取得し(以下、現在のジョブログ)、S1609に処理を進める。
S1609では、分析処理部503は、画像形成装置消費電力テーブル504a(図7)より、画像形成装置ID701が、現在のジョブログの画像形成装置ID802と一致する画像形成装置ID701の画像形成装置消費電力情報内の1ページあたりの消費電力(708〜712)を取得する。例えば、現在のジョブログのジョブ種803が「印刷」の場合には、印刷白黒消費電力708、及び印刷カラー消費電力709を取得し、白黒ページ消費電力変数、及びカラーページ消費電力変数とし、スキャンページ消費変数を「0」とする。また、現在のジョブログのジョブ種803が「コピー」の場合には、コピー白黒消費電力710、コピーカラー消費電力711、及びスキャン消費電力712を取得し、白黒ページ消費電力変数、及びカラーページ消費電力変数、及びスキャンページ消費変数とする。また、現在のジョブログのジョブ種803が「スキャン」の場合には、スキャン消費電力712を取得し、スキャンページ消費変数とし、白黒ページ消費電力変数、及びカラーページ消費電力変数を「0」とする。
続いて、S1610では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ処理別のページ数(806〜808)と、これに対応する上記S1609で取得した各1ページあたりの消費電力(上述の白黒ページ消費電力変数、カラーページ消費電力変数、及びスキャンページ消費変数)をそれぞれ乗算することで、「ジョブ処理消費電力」を算出する。
続いて、S1611では、分析処理部503は、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在のジョブログの終了日時805(又は開始日時804)と画像形成装置ID802に該当する行のジョブ処理消費電力1103に、上記S1609で算出したジョブ処理消費電力を加算する。なお、上記該当する行がない場合には生成する。
続いて、S1612では、分析処理部503は、S1608〜S1612の処理を行っていないジョブログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S1608〜S1612の処理を行っていないジョブログがあると判定した場合はS1608に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S1608〜S1612の処理を行っていないジョブログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
本実施例では、集計月1101の単位(即ち、月単位)で、各画像形成装置の各状態の消費電力を集計しているが、集計を実施する単位を変更(指定)することにより、時単位や日単位に集計することもできる。以上の処理により、指定される単位(期間)における各画像形成装置の状態別の消費電力をより正確に算出することができる。
<消費電力分析結果グラフ>
以下、図17、図18に示すような表示画面は、分析処理部503により、消費電力分析結果テーブル503a(図11)に基づいて生成され、インタフェース部501を経由してHTTP又はHTTPSプロトコルを用いて、ホストコンピュータ101のWebブラウザ404等に送信され、Webブラウザ404上で表示される。なお、図17、図18に示すような表示画面を、分析処理部503が分析サーバ102の表示モジュール(DISPLAY)210に表示するように構成してもよい。
図17は、本発明における画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフを表示するための表示画面の一例を示す図である。
画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフは、消費電力分析結果テーブル503a(図11)の各消費電力を画像形成装置ごとにグラフ化したものである。
画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフでは、画像形成装置の設置位置を示すアイコンが、マップ画像上に配置され、その画像形成装置を示すアイコンごとに消費電力を円グラフで表示している。なお、上記マップ画像と、各画像形成装置の配置位置を示す情報は、分析サーバ102のHDに予め登録されているものとする。
なお、各円グラフは、各画像形成装置の消費電力を示す。これらの円グラフの大小は、消費電力の大小を示している。即ち、消費電力の大きさに応じたサイズで円グラフが表示されている。また、各状態(処理中、待機中(通常モード)、スリープモード(省電力モード)、電源オフの各状態)の消費電力の割合を、円グラフの内訳として表示している。これにより、画像形成装置ごとに各状態ごとの消費電力を視覚的に把握することができる。
図18は、本発明における画像形成装置の時間帯別の消費電力分析結果グラフを表示するための詳細表示画面の一例を示す図である。画像形成装置の時間帯別の消費電力分析結果グラフは、消費電力分析結果テーブルの各消費電力を時間帯別にグラフ化した詳細表示画面である。
なお、分析処理部503は、図15のS1502〜S1507を実行する際に、図10の状態時間テーブルの1003〜1007のデータについて、時間帯別のデータを生成して、図示しない時間帯別の状態時間テーブルに格納する。さらに、分析処理部503は、図16のS1602〜S1607、及び、S1608〜S1612を実行する際に、上記時間帯別の状態時間テーブルを用いて、図11の消費電力分析結果テーブルの1103〜1106のデータについて、時間帯別のデータを生成して、図示しない時間帯別の消費電力分析結果テーブルに格納する。このような処理により生成された時間帯別のデータに基づいて、図18の詳細表示画面を表示することができる。
画像形成装置の時間帯別の消費電力分析結果グラフは、図17の画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフにおいて、画像形成装置を示すアイコン又は円グラフを選択指示することでグラフが遷移して表示される。グラフが遷移する際に、画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフにおいて、どの画像形成装置が選択されているかが把握できるように、画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフ(図17の表示情報)も同時に表示する。その際に、図18のように画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフを縮小表示にし、表示スペースを確保するようにしても良い。
画像形成装置の時間帯別の消費電力分析結果グラフは、曜日別、月別のグラフにしても良いし、ある月の各時間帯の平均、ある月の各曜日の平均などをグラフにしても良い。
分析サーバ102の分析処理部503は、ホストコンピュータのWebブラウザ404より、消費電力分析結果グラフの表示指示を受けとると、消費電力分析結果テーブル503a(図11)から、上記表示指示内で指定された期間内の各画像形成装置の消費電力分析結果を読み取り、画像形成装置ごとの消費電力(1003〜1006の合計)を算出する。さらに、分析処理部503は、各画像形成装置の位置を示すアイコンを、マップ画像上に配置し、各画像形成装置を示すアイコンごとに、その画像形成装置の消費電力に応じた大きさの円グラフを表示するための表示画面(図17)を生成して、Webブラウザ404に送信する。なお、分析処理部503は、上記表示画面内において、円グラフの内訳として、各状態(処理中、待機中(通常モード)、スリープモード(省電力モード)、電源オフの各状態)の消費電力の割合を表示するように制御する。
さらに、図17の画像形成装置ごとの消費電力分析結果グラフにおいて、画像形成装置が選択されると、分析処理部503は、図示しない時間帯別の消費電力分析結果テーブルから上記選択された画像形成装置の詳細表示画面として時間帯別の消費電力分析結果を取得して時間帯別の消費電力分析結果グラフを表示するための詳細表示画面(図18)を生成する詳細表示画面生成処理を行い、詳細表示画面をWebブラウザ404に送信する。
なお、分析処理部503が、分析サーバ102の表示装置(DISPLAY312)に消費電力分析結果グラフ(図17、図18)を表示するように構成してもよい。
実施例2は、実施例1に改良を加え、ドラム回転や、定着機の加熱などが行われた数をより正確にカウントする。例えば、印刷ジョブ、スキャンジョブ、コピージョブ、コピージョブの順に連続したジョブが実行された場合、印刷系ジョブの開始時に行われるドラム回転や、定着機の加熱などが2回(一番目の印刷ジョブで1回と三番目のコピージョブで1回)行われることになる。実施例1では、連続したジョブ内に印刷系ジョブが含まれているかどうかの判定のみであるため、上記の例ではジョブ開始時消費電力は1回しか加算されない。実施例2では、上記の例のような場合にはジョブ開始時消費電力を2回加算し、消費電力の精度を向上する。即ち、先行して開始された印刷系ジョブの終了前に他の印刷系ジョブが開始された場合には、これらのジョブ全体で、印刷開始時における処理を実行した回数を1回と算出することができるようになる。
さらに、画像形成装置の状態が電源オンに遷移する際には、起動処理が行われるため多くの電力を消費する。また、画像形成装置の状態が電源オフに遷移する際には、シャットダウン処理が行われるため多くの電力を消費する。実施例2では、画像形成装置の状態が電源オン又は電源オフに遷移した場合に、画像形成装置が電源オン又は電源オフに遷移する際に消費する電力を加算することで、消費電力の精度を向上する。
さらに、ステイプルやパンチなどの処理を行うフィニッシャを画像形成装置が備えていた場合、フィニッシャにおいても常に電力が消費されている。また、ジョブの実行によって、フィニッシャが使用された場合には、その処理に必要な電力が消費される。実施例2では、画像形成装置がフィニッシャを備えている場合や、ジョブの実行によってフィニッシャが使用された場合には、その際に消費する電力を加算することで、消費電力の精度を向上する。
なお、以下では実施例1との差分についてのみ説明し、実施例1と同様の部分については説明を省略する。
<画像形成装置消費電力テーブル>
図19は、実施例2の画像形成装置消費電力テーブル504aの一例を示す図であり、図7と同一のものには同一の符号を付してある。
図19に示すように、実施例2の画像形成装置消費電力テーブル504aは、図7に示した実施例1の画像形成装置消費電力テーブル504aに、構成情報1901、電源オン時消費電力1902、電源オフ時消費電力1903、フィニッシャ通常モード消費電力1904、フィニッシャ省電力モード消費電力1905、フィニッシャ電源オフ消費電力1906、フィニッシャジョブ処理消費電力1907、ステイプル消費電力1908、パンチ消費電力1909を追加して拡張したテーブルである。
1901の列は、構成情報であり、画像形成装置に備えられている構成情報を示す。構成情報には、ステイプルやパンチなどを行うフィニッシャに関する情報が含まれている。
1902の列は、電源オン時の消費電力であり、画像形成装置の電源をオンにした際に、起動処理で消費する電力(Wh)を示す。1903の列は、電源オフ時の消費電力であり、画像形成装置の電源をオフにした際に、シャットダウン処理で消費する電力(Wh)を示す。
1904の列は、フィニッシャの通常モード時の消費電力を示す。1905の列は、フィニッシャの省電力モード時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。1906の列は、フィニッシャの電源オフ時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。
1907の列は、フィニッシャジョブ処理時の単位時間あたりの消費電力(W)を示す。フィニッシャのジョブ処理消費電力1907は、ジョブの属性などによらず、ジョブ処理時に消費する一定の電力を示す。これは、ジョブ処理がエラーなどにより停止していた場合にも消費する電力である。
1908の列は、ステイプル1回あたりの消費電力(Wh/ステイプル数)を示す。1909の列は、パンチ1回あたりの消費電力(Wh/パンチ数)を示す。即ち、1908の列及び1909の列は、フィニッシャ機能別消費電力を示す。なお、ここでは、フィニッシャの機能として、ステイプル機能とパンチ機能を例に示し、ステイプル消費電力1908、パンチ消費電力1909を備えるテーブル例を示した。しかし、フィニッシャ機能は他の機能でもよい(例えば、裁断機能、製本機能等)。即ち、画像形成装置消費電力テーブル504aに、フィニッシャ機能別の1ページ当たりの消費電力(Wh/ページ)を備える構成であればよい。
<ジョブログテーブル>
図20は、実施例2のジョブログテーブル502aの一例を示す図であり、図8と同一のものには同一の符号を付してある。
図20に示すように、実施例2のジョブログテーブル502aは、図8に示した実施例1のジョブログテーブル502aにステイプル数2001、パンチ数2002を追加して拡張したテーブルである。
2001の列は、ステイプル数であり、該当ジョブにより行われたステイプルの数が記録される。2002の列は、パンチ数であり、該当ジョブにより行われたパンチの数が記録される。ジョブログテーブル502aにおいても、図19の画像形成装置消費電力テーブル504aの場合と同様に、ジョブログテーブル502aに、フィニッシャ機能別の実行ページ数を備える構成であればよい。
<状態遷移ログテーブル>
図21は、実施例2の状態遷移ログテーブル505aの一例を示す図であり、図9と同一のものには同一の符号を付してある。
図21に示すように、実施例2の状態遷移ログテーブル505aは、図9に示した実施例1の状態遷移ログテーブル505aに、印刷系ジョブ開始数2101を追加して拡張したテーブルである。
2101の列は、印刷系ジョブ開始数であり、状態2103が「ジョブ処理中」「印刷系ジョブ処理中」の場合に、該当するジョブ処理内で、印刷系ジョブの開始処理が行われた回数を示す。つまり、ジョブ処理開始時にドラム回転や定着機の加熱などが行われた数を示す。
<状態時間テーブル>
図22は、実施例2の状態時間テーブル503bの一例を示す図であり、図10と同一のものには同一の符号を付してある。
図22に示すように、実施例2の状態時間テーブル503bは、図10に示した実施例1の状態時間テーブル503bに、電源オン数2201、電源オフ数2202を追加して拡張したテーブルである。
2201の列は、電源オン数であり、該当行の集計日の画像形成装置が、電源オンに遷移した数を示す。2202の列は、電源オフ数であり、該当行の集計日の画像形成装置が、電源オフに遷移した数を示す。即ち、上記2201、2202は、列1001の集計単位における該当行の画像形成装置の電源オン、電源オフが行われた回数を示す。
<状態遷移補正処理>
図23は、実施例2の状態遷移補正処理の一例を示すフローチャートである。本例は、図14で示した実施例1の状態遷移補正処理を拡張したものである。本状態遷移補正処理では、例えば、印刷ジョブ、スキャンジョブ、コピージョブ、コピージョブのような順序でジョブが連続して実行された場合に、「印刷系ジョブ開始数」が「2」になるように更新する。
なお、S2301〜S2318は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
状態遷移補正処理を開始すると、分析処理部503は、S2301〜S2318のフローを、図20のジョブログテーブル502aの未処理のジョブログについて、開始日時順に処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、未処理のジョブログを1つ取得し(以下、現在のジョブログ)、S2302に処理を進める。
S2302では、分析処理部503は、図21の状態遷移ログテーブル505aより、画像形成装置ID901が現在のジョブログの画像形成装置ID802と一致する状態遷移ログのうち、日時902が以下の(1)〜(3)の条件に合致するものを、それぞれ検索して取得する。
(1)現在のジョブログの開始日時804の直前
(2)現在のジョブログの開始日時804から終了日時805の間
(3)現在のジョブログの終了日時805の直前
なお、日時902が「(1)現在のジョブログの開始日時804の直前」の状態遷移ログとは、現在のジョブログの開始日時804から遡って最初に検索された状態遷移ログを示す。即ち、日時902が現在のジョブログの開始日時804より前で現在のジョブログの開始日時804に一番近い状態遷移ログを示す。また、日時902が「(3)現在のジョブログの終了日時805の直前」の状態遷移ログとは、現在のジョブログの終了日時805から遡って最初に検索された状態遷移ログを示す。即ち、日時902が現在のジョブログの終了日時805より前で現在のジョブログの終了日時805に一番近い状態遷移ログを示す。よって、「(2)現在のジョブログの開始日時から終了日時の間」に合致する状態遷移ログが存在しない場合、(1)と(3)に合致する状態遷移ログは同一となる。また、状態遷移ログが存在しない場合、(1)、(2)、(3)に合致する状態遷移ログはいずれも存在しないこととなる。
次に、S2303では、分析処理部503は、S2302で取得した(1)の状態遷移ログが存在するかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログが存在すると判定した場合(S2303でYes)、S2304に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログが存在しないと判定した場合(S2303でNo)、S2310に処理を進める。
S2304では、分析処理部503は、上記S2302で取得した(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」であると判定した場合(S2304でYes)、そのままS2305に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S2304でNo)、S2307に処理を進める。
続いてS2305では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であると判定した場合(S2305でYえs)、S2313に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種ではないと判定した場合(S2305でNo)、S2306に処理を進める。
S2306では、分析処理部503は、上記S2302で取得した(1)の状態遷移ログの状態2103を「ジョブ処理中」に変更し、S2313に処理を進める。
またS2307では、分析処理部503は、上記S2302で取得した(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」であると判定した場合(S2307でYes)、S2308に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(1)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S2307でNo)、S2310に処理を進める。
S2308では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であると判定した場合(S2308でYes)、S2309に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種ではないと判定した場合(S2308でNo)、S2313に処理を進める。即ち、印刷系ジョブに連続してジョブが実行された場合、新たな状態遷移ログは追加せず、先行して実行された「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログに含めるようにする。
S2309では、分析処理部503は、(1)の状態遷移ログの状態903を「印刷系ジョブ処理中」に変更し、さらに印刷系ジョブ開始数2101に「1」を加算し、S2313に処理を進める。即ち、印刷系以外のジョブと印刷系ジョブが連続して実行された場合、新たに「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加することなく、「ジョブ処理中」の状態遷移ログを「印刷系ジョブ処理中」に変更して、1つの「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログとするとともに、印刷系ジョブ開始数を「1」増やす。
また、S2310では、分析処理部503は、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種であると判定した場合(S2310でYes)、S2311に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在のジョブログのジョブ種803が印刷系ジョブのジョブ種ではないと判定した場合(S2310でNo)、S2312に処理を進める。
S2311では、分析処理部503は、日時902をジョブログの開始日時804に、状態903を「印刷系ジョブ処理中」に、印刷系ジョブ開始数2101を「1」に設定した状態遷移ログを生成し、図21に示した状態遷移ログテーブルに保管し、S2313に処理を進める。即ち、印刷系ジョブの開始日時に基づいて、新たに「印刷系ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加する。
上記S2309、S2311の処理により、連続ジョブ内に印刷系ジョブが含まれていたかがわかるようにする。つまり、ジョブ処理中にドラム回転や、定着機の加熱などが行われたかがわかるようにする。
またS2312では、分析処理部503は、日時902をジョブログの開始日時804に、状態903を「ジョブ処理中」に、印刷系ジョブ開始数2101を「0」に設定した状態遷移ログを生成し、図21に示した状態遷移ログテーブルに保管し、S2313に処理を進める。即ち、印刷系以外のジョブの開始日時に基づいて、新たに「ジョブ処理中」の状態遷移ログを追加する。
続いてS2313では、分析処理部503は、S2302で取得した(3)の状態遷移ログが存在するかを判定する。ここで、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログが存在すると判定した場合(S2313でYes)、S2315に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログが存在しないと判定した場合(S2313でNo)、S2314に処理を進める。
S2314では、分析処理部503は、日時902をジョブログの終了日時805に、状態903を「稼働中」に設定した状態遷移ログを生成し、状態遷移ログテーブル505aに追加保管し、S2317に処理を進める。即ち、ジョブ終了日時に、状態を「稼働中」にする状態遷移ログを追加する。
また、S2315では、分析処理部503は、S2302で取得した(3)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」であると判定した場合(S2315でYes)、S2317に処理を進める。
一方、分析処理部503が、(3)の状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」又は「印刷系ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S2315でNo)、S2316に処理を進める。
S2316では、分析処理部503は、日時902をジョブログの終了日時805に、状態903を「(3)の状態遷移ログの状態」に設定した状態遷移ログを生成し、図21の状態遷移ログテーブルに保管し、S2317に処理を進める。即ち、電源状態通知が正常に受信できていない等により、「状態」が「電源オフ」や「省電力移行」となっている場合、ジョブ終了日時にジョブ終了日時の直前の状態遷移ログの「状態」に戻す状態遷移ログを追加する。
続いて、S2317では、分析処理部503は、S2302で取得した(2)の状態遷移ログを状態遷移ログテーブル505aから削除し、S2318に処理を進める。即ち、連続して実行された他のジョブに基づく状態遷移ログを削除する。
続いて、S2318では、分析処理部503は、S2301〜S2318の処理を行っていないジョブログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S2301〜S2318の処理を行っていないジョブログがあると判定した場合はS2301に戻り処理を繰り返す。一方、分析処理部503が、S2301〜S2318の処理を行っていないジョブログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
以上の処理により、状態遷移ログテーブル505a(図21)に、「印刷系ジョブ処理中」、「ジョブ処理中」の状態を追加することができる。この際、先行して開始された印刷系ジョブを含む連続ジョブの終了前に他の印刷系ジョブが開始された場合には、これらのジョブ全体を、1つの印刷系ジョブ(「印刷系ジョブ処理中」)として、状態遷移ログに記録することができる。さらに、「印刷系ジョブ処理中」の状態における、印刷開始時における処理を実行した回数を、印刷系ジョブ開始数2101に追加することができる。これにより、先行して開始された印刷を伴うジョブの終了前に他の印刷を伴うジョブが開始された場合には、これらのジョブ全体で、印刷開始時における処理を実行した回数を1回と算出することができる。
<状態時間算出処理>
図24は、実施例2の状態時間算出処理の一例を示すフローチャートである。本例は、図15で示した実施例1の状態時間算出処理を拡張したものである。本状態時間算出処理では、実施例1の状態時間算出処理に、電源オンと電源オフの状態遷移ログのカウントをする処理を追加している。
なお、S2401〜S2411は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
状態時間算出処理を開始すると、分析処理部503は、S2401において、電源状態監視部505で管理されている状態遷移ログテーブル505a(図21)から、本処理を行っていない状態遷移ログを取得する。
続いて、分析処理部503は、S2402〜S2411のフローを未処理の状態遷移ログについて、日時順に処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、上記S2401で取得した状態遷移ログから未処理の状態遷移ログを1つ取得し(以下、現在の状態遷移ログ)、S2403に処理を進める。
S2403では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログより状態時間を算出する。分析処理部503は、状態遷移ログの状態903が「ジョブ処理中」、「印刷系ジョブ処理中」から別の状態に遷移するまでの時間を「ジョブ処理時間」とし、「省電力解除」、「電源オン」、「稼働中」から別の状態に遷移するまでの時間を「通常モード時間」とし、「省電力移行」から別の状態に遷移するまでの時間を「省電力モード時間」とし、「電源オフ」から別の状態に遷移するまでの時間を「電源オフ時間」となるように各状態の時間を算出する。
続いて、S2404では、分析処理部503は、上記S2403で算出した状態時間を、状態時間テーブル503b(図22)内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の時間(1003〜1006)に加算する。なお、上記該当する行がない場合には生成する。
続いて、S2405では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」又は「ジョブ処理中」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」又は「ジョブ処理中」であると判定した場合(S2405でYes)、S2406に処理を進める。
一方、分析処理部503が、状態遷移ログの状態903が「印刷系ジョブ処理中」又は「ジョブ処理中」ではないと判定した場合(S2405でNo)、S2407に処理を進める。
S2406では、分析処理部503は、状態時間テーブル503b内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の印刷系ジョブ開始数1007に、現在の状態遷移ログの印刷系ジョブ開始数2101を加算する。このS2406の処理により、印刷系ジョブが含まれていたジョブ処理数がわかるようにする。つまり、ジョブ開始時にドラム回転や、定着機の加熱などが行われたジョブ処理の数がわかるようにする。
続いて、S2407では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オン」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オン」であると判定した場合(S2707でYes)、S2408に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オン」ではないと判定した場合(S2707でNo)、S2409に処理を進める。
S2408では、分析処理部503は、状態時間テーブル503b内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の電源オン数2201に、「1」を加算する。
続いて、S2409では、分析処理部503は、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オフ」であるかを判定する。ここで、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オフ」であると判定した場合(S2409でYes)、S2410に処理を進める。
一方、分析処理部503が、現在の状態遷移ログの状態2103が「電源オフ」ではないと判定した場合(S2409でNo)、S2411に処理を進める。
S2410では、分析処理部503は、状態時間テーブル503b内の集計日1001と画像形成装置ID1002が現在の現在の状態遷移ログの日時902と画像形成装置ID901に該当する状態時間情報の該当する行の電源オフ数2202に、「1」を加算する。
続いて、S2411では、分析処理部503は、S2402〜S2411の処理を行っていない状態遷移ログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S2402〜S2411の処理を行っていない状態遷移ログがあると判定した場合は、S2402に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S2402〜S2411の処理を行っていない状態遷移ログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
<消費電力算出処理>
図25は、実施例2の消費電力算出処理の一例を示すフローチャートである。本例は、図16で示した実施例1の消費電力算出処理を拡張したものである。本消費電力算出処理では、実施例1の消費電力算出処理に、電源オンと電源オフの消費電力と、フィニッシャ使用時の消費電力を加算して、消費電力を補正する処理を追加している。
なお、S2501〜S2518は各ステップを示し、各ステップは、分析サーバ102のCPU201がHD211、ROM202等より制御プログラムをRAM203にロードして実行することで実現される。
消費電力算出処理を開始すると、分析処理部503は、S2501において、分析処理部503で管理されている状態時間テーブル503b(図22)から、本処理を行っていない状態時間情報を取得する。
続いて、分析処理部503は、S2502〜S2511のフローを未処理の状態時間情報について、処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、上記S2501で取得した状態時間情報から未処理の状態時間情報を1つ取得し(以下、現在の状態時間情報)、S2503に処理を進める。
S2503では、分析処理部503は、画像形成装置消費電力テーブル504a(図19)より、画像形成装置ID701が、現在の状態時間情報の画像形成装置ID1002と一致する画像形成装置ID701の画像形成装置消費電力情報内の消費電力(703〜707)、フィニッシャの各状態の消費電力(1901〜1907)を取得する。
続いて、S2504では、分析処理部503は、現在の状態時間情報の各時間(1003〜1006(ただし、時単位(h)の値に変換する))に、S2503で取得した各消費電力(703〜706)をそれぞれ乗算することで、「ジョブ処理消費電力」、「通常モード消費電力」、「省電力モード消費電力」、「電源オフ消費電力」を算出する。
続いて、S2505では、分析処理部503は、画像形成装置消費電力情報の構成情報1901を使用し、画像形成装置にフィニッシャが付いているかを判定する。ここで、分析処理部503が、画像形成装置にフィニッシャが付いていると判定した場合(S2505でYes)、S2506に処理を進める。
一方、分析処理部503が、画像形成装置にフィニッシャが付いていないと判定した場合(S2505でNo)、S2507に処理を進める。
S2506では、分析処理部503は、状態時間情報の各時間(1003〜1006(ただし、時単位(h)の値に変換する))に、S2503で取得したフィニッシャの各消費電力(1904〜1907)をそれぞれ乗算し、フィニッシャによる「ジョブ処理消費電力」、「通常モード消費電力」、「省電力モード消費電力」、「電源オフ消費電力」を算出する。続いて、算出した各状態の消費電力を、S2504で算出した各状態の消費電力に加算する。
続いて、S2507では、分析処理部503は、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行の各消費電力(1103〜1106)に、上記S2504〜S2506で算出した各消費電力をそれぞれ加算する。
続いて、S2508では、分析処理部503は、上記S2503で取得した印刷系ジョブ開始時消費電力707に、状態時間情報の印刷系ジョブ開始数1007を乗算し、その値を、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行のジョブ処理消費電力1103に、加算する。このS2508の処理では、ドラム回転や、定着機の加熱などが行われた数だけ「印刷系ジョブ開始時消費電力」を加算している。これにより、ジョブ開始時の消費電力が加算され、消費電力の精度を向上できる。
続いて、S2509では、分析処理部503は、上記S2503で取得した電源オン時消費電力1902に、状態時間情報の電源オン数2201を乗算し、その値を、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行の通常モード消費電力1104に加算する。このS2509の処理(電源オン数算出処理)では、電源オンが行われた数だけ「電源オン時消費電力」を加算している。これにより、電源オン時の消費電力が加算され、消費電力の精度を向上できる。また、本実施例では、電源オン時の消費電力を通常モード時の消費電力に加算しているが、他のモードの消費電力に加算したり、他のモードと分けて記録しても良い。
続いて、S2510では、分析処理部503は、上記S2503で取得した電源オフ時消費電力1903に、状態時間情報の電源オフ数2202を乗算し、その値を、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在の状態時間情報の集計日1001と画像形成装置ID1001に該当する行の通常モード消費電力1104に、加算する。このS2510の処理(電源オフ数算出処理)では、電源オフが行われた数だけ「電源オフ時消費電力」を加算している。これにより、電源オフ時の消費電力が加算され、消費電力の精度を向上できる。また、本実施例では、電源オフ時の消費電力を通常モード時の消費電力に加算しているが、他のモードの消費電力に加算したり、他のモードと分けて記録しても良い。
続いて、S2511で、分析処理部503は、S2502〜S2511の処理を行っていない状態時間情報があるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S2502〜S2511の処理を行っていない状態時間情報があると判定した場合はS2502に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S2502〜S2511の処理を行っていない状態時間情報がないと判定した場合は、S2512に処理を進める。
続いて、分析処理部503は、S2512〜S2518のフローを未処理のジョブログについて、処理を繰り返すように制御する。分析処理部503は、ジョブログテーブル502a(図8)より未処理のジョブログを1つ取得し(以下、現在のジョブログ)、S2513に処理を進める。
S2513では、分析処理部503は、画像形成装置消費電力テーブル504a(図19)より、画像形成装置ID701が、現在のジョブログの画像形成装置ID802と一致する画像形成装置ID701の画像形成装置消費電力情報内の1ページあたりの消費電力(708〜712)、ステイプル数あたりの消費電力1908、パンチ数あたりの消費電力1909を取得する。例えば、現在のジョブログのジョブ種803が「印刷」の場合には、印刷白黒消費電力708、印刷カラー消費電力709、ステイプル数1908、及びパンチ数1909を取得し、白黒ページ消費電力変数、カラーページ消費電力変数、ステイプル数、及びパンチ数とし、スキャンページ消費変数を「0」とする。また、現在のジョブログのジョブ種803が「コピー」の場合には、コピー白黒消費電力710、コピーカラー消費電力711、スキャン消費電力712、ステイプル数1908、及びパンチ数1909を取得し、白黒ページ消費電力変数、カラーページ消費電力変数、スキャンページ消費変数、ステイプル数、及びパンチ数とする。また、現在のジョブログのジョブ種803が「スキャン」の場合には、スキャン消費電力712、ステイプル数1908、及びパンチ数1909を取得し、スキャンページ消費変数、ステイプル数、及びパンチ数とし、白黒ページ消費電力変数、及びカラーページ消費電力変数を「0」とする。
続いて、S2514では、分析処理部503は、現在のジョブログの各ページ数(806〜808、2001、2002)と、上記S2513で取得した各1ページあたりの消費電力(上述の白黒ページ消費電力変数、カラーページ消費電力変数、スキャンページ消費変数、ステイプル数、及びパンチ数)をそれぞれ乗算することで、「ジョブ処理消費電力」を算出する。
続いて、S2515では、分析処理部503は、ジョブログのステイプル数2001、パンチ数2002により、ジョブ処理でフィニッシャが使用されたかを判定する。ここで、分析処理部503が、ジョブ処理でフィニッシャが使用されたと判定した場合(S2515でYes)、S2516に処理を進める。
一方、分析処理部503が、ジョブ処理でフィニッシャが使用されていないと判定した場合(S2515でNo)、S2517に処理を進める。
S2516では、分析処理部503は、ステイプル数2001とステイプル消費電力1908を乗算してステイプルによる消費電力を算出し、その値を上記「ジョブ処理消費電力」に加算する。さらに、分析処理部503は、パンチ数2002とパンチ消費電力1909を乗算してパンチによる消費電力を算出し、その値を上記「ジョブ処理消費電力」に加算する。このS2516の処理では、ジョブ処理においてステイプル又はパンチを使用した際の消費電力をジョブ処理消費電力に加算している。これにより、ステイプル又はパンチを使用した際の消費電力が加算され、消費電力の精度を向上できる。また、本実施例では、ステイプル又はパンチを使用した際の消費電力をジョブ処理の消費電力に加算しているが、他のモードの消費電力に加算したり、他のモードと分けて記録しても良い。
続いて、S2517で、分析処理部503は、消費電力分析結果テーブル503a(図11)内の集計月1101と画像形成装置ID1102が現在のジョブログの終了日時805(又は開始日時804)と画像形成装置ID802に該当する行のジョブ処理消費電力1103に、上記算出した「ジョブ処理消費電力」を加算する。
続いて、S2518では、分析処理部503は、S2512〜S2518の処理を行っていないジョブログがあるかを判定する。ここで、分析処理部503が、S2512〜S2518の処理を行っていないジョブログがあると判定した場合はS2512に戻り処理を繰り返す。
一方、分析処理部503が、S2512〜S2518の処理を行っていないジョブログがないと判定した場合は、本処理を終了する。
以上、実施例2によれば、ドラム回転や、定着機の加熱などが行われた数をより正確にカウントし、また、画像形成装置が電源オン又は電源オフに遷移する際に消費する電力や、フィニッシャ自身やフィニッシャの機能実行(例えば、ステイプラ、パンチ)による電力消費を考慮し、画像形成装置の消費電力の算出精度を向上することができる。
なお、消費電力分析結果グラフの表示画面は、実施例1(図17、図18)と同様であるため、説明を省略する。
以上示したように、本発明によれば、画像形成装置のより詳細な状態を踏まえた消費電力の計算が可能となり、画像形成装置ごとに各状態ごとの消費電力を詳細に把握することができる等の効果を奏する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 ホストコンピュータ
102 分析サーバ
103 プリンタ
104 複合機
105 ネットワーク

Claims (17)

  1. 複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置であって、
    前記複数の画像形成装置の設置位置を示す複数のアイコンが配置されたマップ画像を表示するための表示画面を生成する表示画面生成手段と、
    前記表示画面を介した画像形成装置の指示を受け付けた際に、前記マップ画像に加え、当該指示された画像形成装置の取り得る複数の状態での消費電力に関するより詳細な情報をさらに表示するための表示画面を生成する詳細表示画面生成手段とを有し、
    前記表示画面生成手段は、前記マップ画像上の各アイコンと対応した位置に各画像形成装置の状態別の消費電力の割合を示す円グラフを配置し、当該円グラフのサイズを前記画像形成装置による消費電力の大きさに応じたサイズで表示するための表示画面を生成し、
    前記表示画面を介した画像形成装置の指示は、前記表示画面のマップ画像上のアイコン又は円グラフの指定であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 1又は複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置であって、
    前記画像形成装置の印刷開始時における処理の消費電力を示す印刷系ジョブ開始時消費電力を記憶する記憶手段と、
    前記画像形成装置から前記画像形成装置で実行されたジョブのジョブ履歴を収集する収集手段と、
    前記ジョブ履歴を用いて、指定期間における前記画像形成装置の状態別の消費電力を算出する消費電力算出手段と、
    前記ジョブ履歴に基づいて前記指定期間において前記画像形成装置が印刷開始時における処理を実行した回数を示す印刷開始数を算出する印刷開始数算出手段と、
    前記印刷系ジョブ開始時消費電力に前記印刷開始数を乗算した値を、前記画像形成装置のジョブ処理状態の消費電力に加算することにより前記消費電力算出手段により算出された消費電力の値を補正する補正手段と、
    前記1又は複数の画像形成装置の状態別の消費電力を表示するための表示画面を生成する表示画面生成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記ジョブ履歴は、ジョブ開始日時及びジョブ終了日時を含むものであり、
    前記印刷開始数算出手段は、先行して開始された印刷を伴うジョブの終了前に他の印刷を伴うジョブが開始された場合には、これらのジョブ全体で、前記印刷開始時における処理を実行した回数を1回と算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記画像形成装置から前記画像形成装置の電源状態を取得する取得手段と、
    前記消費電力算出手段は、前記電源状態及び前記ジョブ履歴を用いて、前記指定期間における前記画像形成装置の状態別の消費電力を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記電源状態と前記ジョブ履歴に基づいて、前記指定期間における前記画像形成装置の状態別の累計時間を算出する累計時間算出手段を更に有し、
    前記記憶手段は、更に、前記画像形成装置の状態別の単位時間あたりの消費電力を示す状態別消費電力を記憶するものであり、
    前記消費電力算出手段は、前記状態別消費電力に前記状態別の累計時間をそれぞれ乗算することにより、前記指定期間における前記画像形成装置の状態別の消費電力を算出することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記ジョブ履歴は、ジョブ処理別のページ数の情報を含むものであり、
    前記記憶手段は、更に、前記画像形成装置で実行するジョブ1ページあたりのジョブ処理別の消費電力を示すジョブ処理別消費電力を記憶するものであり、
    前記補正手段は、更に、前記ジョブ処理別消費電力に前記ジョブ履歴から取得される前記画像形成装置で前記指定期間において実行された各ジョブで処理された前記ジョブ処理別のページ数をそれぞれ乗算した値の合計値を、前記ジョブ処理状態の消費電力に加算することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記電源状態に基づき、前記指定期間において前記画像形成装置が電源オンされた回数を示す電源オン数を算出する電源オン数算出手段を有し、
    前記消費電力算出手段が算出する前記状態別の消費電力は、前記画像形成装置の待機状態の消費電力を含むものであり、
    前記記憶手段は、更に、前記画像形成装置の電源オン時における処理の消費電力を示す電源オン時消費電力を記憶するものであり、
    前記補正手段は、更に、前記電源オン時消費電力に前記電源オン数を乗算した値を、前記消費電力算出手段が算出した前記待機状態の消費電力に加算することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記電源状態に基づき、前記指定期間において前記画像形成装置が電源オフされた回数を示す電源オフ数を算出する電源オフ数算出手段を有し、
    前記記憶手段は、更に、前記画像形成装置の電源オフ時における処理の消費電力を示す電源オフ時消費電力を記憶するものであり、
    前記補正手段は、更に、前記電源オフ時消費電力に前記電源オフ数を乗算した値を、前記消費電力算出手段が算出した前記待機状態の消費電力に加算することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記記憶手段は、更に、前記画像形成装置が備えるフィニッシャの情報を含む構成情報と、前記フィニッシャの状態別の消費電力とを予め記憶するものであり、
    前記補正手段は、更に、前記フィニッシャの状態別の消費電力に前記状態別の累計時間をそれぞれ乗算した値を、前記状態別の消費電力にそれぞれ加算することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記ジョブ履歴は、ジョブで処理された前記フィニッシャのフィニッシャ機能別のページ数の情報を含み、
    前記記憶手段は、更に、前記フィニッシャで実行するジョブ1ページあたりの前記フィニッシャ機能別の消費電力を示すフィニッシャ機能別消費電力を記憶するものであり、
    前記補正手段は、更に、前記フィニッシャ機能別消費電力に前記フィニッシャ機能別のページ数とをそれぞれ乗算した値を、前記ジョブ処理状態の消費電力に加算することにより、前記ジョブ処理状態の消費電力を補正することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記各フィニッシャ機能は、ステイプル機能、パンチ機能を含むことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示画面は、前記画像形成装置の設置位置を示すアイコンが配置されたマップ画像上の各アイコンと対応した位置に、前記画像形成装置における状態別の消費電力の割合を示す円グラフを配置し、前記円グラフのサイズを、前記画像形成装置の消費電力の大きさに応じたサイズで表示する表示画面であることを特徴とする請求項2乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示画面生成手段は、前記アイコン又は前記円グラフを指示されると、前記表示画面での表示情報に加え、前記指示された前記アイコン又は前記円グラフに対応する画像形成装置の状態別の消費電力のより詳細な情報を表示するための詳細表示画面を生成することを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置における消費電力管理方法であって、
    表示画面生成手段が、前記複数の画像形成装置の設置位置を示す複数のアイコンが配置されたマップ画像を表示するための表示画面を生成する表示画面生成ステップと、
    詳細表示画面生成手段が、前記表示画面を介した画像形成装置の指示を受け付けた際に、前記マップ画像に加え、当該指示された画像形成装置の取り得る複数の状態での消費電力に関するより詳細な情報をさらに表示するための表示画面を生成する詳細表示画面生成ステップとを有し、
    前記表示画面生成ステップは、前記マップ画像上の各アイコンと対応した位置に各画像形成装置の状態別の消費電力の割合を示す円グラフを配置し、当該円グラフのサイズを前記画像形成装置による消費電力の大きさに応じたサイズで表示するための表示画面を生成し、
    前記表示画面を介した画像形成装置の指示は、前記表示画面のマップ画像上のアイコン又は円グラフの指定であることを特徴とする消費電力管理方法。
  15. 1又は複数の画像形成装置の消費電力を算出する情報処理装置における消費電力管理方法であって、
    収集手段が、前記画像形成装置から前記画像形成装置で実行されたジョブのジョブ履歴を収集する収集ステップと、
    消費電力算出手段が、前記ジョブ履歴を用いて、指定期間における前記画像形成装置の状態別の消費電力を算出する消費電力算出ステップと、
    印刷開始数算出手段が、前記ジョブ履歴に基づいて前記指定期間において前記画像形成装置が印刷開始時における処理を実行した回数を示す印刷開始数を算出する印刷開始数算出ステップと、
    補正手段が、記憶手段に記憶される前記画像形成装置の印刷開始時における処理の消費電力を示す印刷系ジョブ開始時消費電力に、前記印刷開始数を乗算した値を、前記画像形成装置のジョブ処理状態の消費電力に加算することにより前記消費電力算出ステップにより算出された消費電力の値を補正する補正ステップと、
    表示画面生成手段が、前記1又は複数の画像形成装置の状態別の消費電力を表示するための表示画面を生成する表示画面生成ステップと、
    を有することを特徴とする消費電力管理方法。
  16. コンピュータを、請求項1に記載された手段として機能させるためのプログラム。
  17. コンピュータを、請求項2乃至14のいずれか1項に記載された手段として機能させるためのプログラム。
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