JP5665427B2 - 情報処理装置及びその方法 - Google Patents
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Description
[環境負荷量分析システムの全体構成(図1)]
本発明における環境負荷量を分析する分析システムは、ホストコンピュータ101と、画像形成装置102、103と、分析サーバ104とを備える。ホストコンピュータ101、画像形成装置102、103及び分析サーバ104は、イーサネット(登録商標)等の既知の技術によるネットワーク105により相互に通信可能に接続されている。
図2を用いて、ホストコンピュータなどの情報処理装置のハードウェア構成を説明する。
ホストコンピュータ101は、ROM202又は大規模記憶装置であるハードディスク211に記憶されたソフトウェアを実行するCPU201を備える。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ205(KBDC)は、ホストコンピュータ101に備えられたキーボード209からの指示入力を制御する。ディスプレイコントローラ206(DISPC)は、例えば液晶ディスプレイ等で構成される表示モジュール210(DISPLAY)の表示を制御する。ディスクコントローラ207(DKC)は、ハードディスク211(HD)を制御する。ネットワークインタフェースカード208(NIC)は、ネットワーク105を介して、他のノードと双方向にデータをやりとりする。
内部のハードウェア構成は、ホストコンピュータ101と同様である(図2参照)。
図4を用いて、分析サーバ104の機能的な構成を説明する。インタフェース部501と、分析処理部502と、ジョブ履歴収集部503と、デバイス情報管理部505とを備える。インタフェース部501は、NIC208及びネットワーク105を経由して、画像形成装置102、103との通信を行う。分析処理部502は、ジョブ履歴や電源状態履歴を元に画像形成装置の消費電力の分析処理を行う。ジョブ履歴収集部503は、インタフェース部501を経由して画像形成装置102、103よりジョブ履歴を収集して保管する。デバイス情報管理部505は、インタフェース部501を経由して画像形成装置102、103より能力情報や設定情報等の情報を取得して保管する。
図5を用いて、画像形成装置102、103のハードウェア構成を示す。CPU301は、ROM302又は大規模記憶装置であるハードディスク311に記憶されたソフトウェアを実行し、システムバス304に接続される各デバイスを総括的に制御する。RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等として機能する。パネルコントローラ(PanelC)305は、画像形成装置102、103に備えられたオペレーションパネル309からの指示入力を制御する。ディスプレイコントローラ306(DISPC)は、例えば液晶ディスプレイ等で構成される表示モジュール310(DISPLAY)の表示を制御する。ディスクコントローラ307(DKC)は、大容量記憶デバイスであるハードディスク311(HD)を制御する。ネットワークインタフェースカード308(NIC)は、ネットワーク105を介して、他のノードとデータをやりとりする。スキャナコントローラ312(SCANC)は、画像形成装置102、103に備えられた光学式スキャナ313を制御し、紙原稿の読み取りを行う。プリンタコントローラ314(PRNC)は、画像形成装置102、103に備えられたプリンタ315を制御し、電子写真技術やインクジェット技術等の既知の印刷技術を利用して実際の用紙に印刷を行う。
(図7(a)ジョブ履歴情報テーブルの一例) ジョブ履歴情報テーブルについて説明する。ジョブ履歴ID701は、ジョブ履歴をシステム内で一意に識別するIDである。デバイスID702は、画像形成装置を識別するIDである。例えば、MACアドレスやIPアドレスを用いることが考えられる。ジョブタイプ703としては、ホストコンピュータ101からの印刷であるプリントや、コピー、スキャン、ファクス、画像形成装置内に保存された文書を印刷するボックスプリント等が挙げられる。
文書名709は、該当ジョブの印刷アプリケーション401によりジョブに設定される文書名である。この文書名で印刷アプリケーション種別がある程度判定可能である。管理コード710は、該当ジョブにユーザが付加するコードであり、印刷目的などを示す。管理コードは、図示しない印刷アプリケーション401から印刷指示後に表示される管理コード指定ダイアログや、UI制御部610において認証画面で指定できる。
(図7(b)印刷ページ情報テーブルの一例) 続いて、印刷ページ情報テーブルについて説明する。印刷ページ情報テーブルには、ジョブ履歴情報テーブルに格納されたジョブ履歴情報の印刷ページに関する詳細情報を記録する。
カラー種別802は、印刷がカラーまたは白黒、クリア(透明で光沢を持たせる効果のある色材を用いた特殊印刷)で行われたかを示している。図示しないが、単色カラー、2色カラー、シルバーなど様々な印刷方法を示す属性を設定することもできる。ページサイズ803は、印刷ページのサイズが記録される。A4,B5などの既定の用紙サイズや、高さ×幅で指定することも可能である。ページ数804は、該当ジョブにより802のカラー種別、803のページサイズで印刷されたページ数が記録される。
1つのジョブで複数のカラー種別、ページサイズが混載する印刷が行われた場合、複数の行でそれぞれ記録する。たとえば、815、816、817は、ジョブ履歴ID1003のジョブに関する詳細情報である。該ジョブでは、白黒・A4で5ページ(815)、カラー・A4で5ページ(816)、白黒・A3で5ページ(817)の計15ページ印刷されたことを示している。
(図7(c)ジョブ履歴用紙情報テーブルの一例) 続いて、ジョブ履歴用紙情報テーブルについて説明する。ジョブ履歴用紙情報テーブルには、ジョブ履歴情報テーブルに格納されたジョブ履歴情報の印刷用紙枚数に関する詳細情報を記録する。
1つのジョブで複数の用紙タイプ、用紙サイズが混載する印刷が行われた場合、複数の行でそれぞれ記録する。たとえば、914、915、916は、ジョブ履歴ID1003のジョブに関する詳細情報であり、該ジョブでは、再生紙・A4で6枚(914)、普通紙・A4で4枚(915)、再生紙・A3で5枚(916)の計15枚使用されたことを示している。
(図8(a) 印刷時の消費電力テーブルの一例) 消費電力テーブルについて説明する。本テーブルには、画像形成装置ごとに、1ページ印刷するときに消費する消費電力量が格納されている。
(図8(b) 用紙利用によるCO2の排出量テーブルの一例) 用紙CO2排出量テーブルについて説明する。本発明においては、温室効果ガスとしてとくにCO2を用いて説明している。図8に示す排出量テーブルは、用紙1枚を使用したときのCO2排出量が格納されている。具体的には、用紙の製造時のCO2排出量であったり、木が伐採されることによる環境負荷(木が吸収するCO2量を排出量と換算するなど)を考慮したCO2排出量を指定される。
分析サーバ104のジョブ履歴収集部503は、インタフェース部501を介して画像形成装置102、103と通信し、ジョブ履歴管理部609で管理されているジョブ履歴を収集する。取得したジョブ履歴は、図7(a)ジョブ履歴情報テーブル,図7(b)印刷ページ情報テーブル,図7(c)ジョブ履歴用紙情報テーブルと同等もしくは拡張された形式のテーブルで、ジョブ履歴収集部503に保管される。複数の画像形成装置からジョブ履歴情報を収集する場合、それら画像形成装置の識別子を列に加えることが考えられる。
図18を用いて、デバイス情報管理部505が管理するテーブルの説明を行う。
(図18(a) デバイス情報テーブルの一例) デバイス情報テーブルには、画像形成装置の各種設定情報や能力情報が格納される。デバイスID2201は、画像形成装置を識別する情報であり、該当行がどの画像形成装置に関する設定値であるかを示す。属性2202は、用紙サイズ小・白黒印刷速度(ページ/分)であり、画像形成装置の用紙サイズ小の白黒ページの印刷速度を示す。用紙サイズ大・白黒印刷速度2203は、画像形成装置の用紙サイズ大・白黒ページの印刷速度(ページ/分)を示す。用紙サイズ小・カラー印刷速度2204は、画像形成装置の用紙サイズ小・カラーページの印刷速度(ページ/分)を示す。用紙サイズ大・カラー印刷速度2205は、画像形成装置の用紙サイズ大・カラーページの印刷速度(ページ/分)を示す。
・用紙サイズ小・白黒印刷速度が60ページ/分
・用紙サイズ大・白黒印刷速度が30ページ/分
・用紙サイズ小・カラー印刷速度が60ページ/分
・用紙サイズ大・カラー印刷速度が30ページ/分
(図18(b) デバイス状態消費電力テーブルの一例) デバイス状態消費電力テーブルには、画像形成装置の各動作モードにおける消費電力が格納される。この消費電力情報は予め分析サーバに設定される情報であってもよいし、例えばSNMPプロトコルなどを使用してネットワークを経由して画像形成装置から取得するようにしてもよい。
図19(a)は、アプリケーション種別ごとの用紙削減などのために利用できる印刷設定を示すアプリケーション種別ごとの印刷設定テーブルの一例を示す。
アプリケーション2301は、印刷アプリケーションの種別を示す。拡張子2302は、印刷アプリケーションで扱われるファイルの拡張子であり、ジョブの文書名の最後に使用される。このことから、ジョブを印刷した印刷アプリケーションの種別を判定するために使用する。両面への変更2303は、該当行の印刷アプリケーションを利用した印刷要求の場合に、用紙削減などのために利用できる設定(削減印刷設定)として両面への変更が許可されるかを示す。ここで、○が許可、×は不許可を示す。集約印刷設定の変更2304は、該当行の印刷アプリケーションを利用した印刷要求の場合に、削減印刷設定として2in1や4in1への変更が許可されるかを示す。ここで、○が許可、×は不許可、「2in1まで」は2in1への変更は許可するが、4in1への変更を許可しないことを示す。
管理コード2401は、ジョブに指定される管理コードを示す。両面への変更2402は、該当行の管理コードが指定されたジョブの場合に、削減印刷設定として両面への変更が許可されるかを示す。ここで、○が許可、×は不許可を示す。集約印刷設定の変更2403は、該当行の管理コードが指定されたジョブの場合に、削減印刷設定として2in1や4in1への変更が許可されるかを示す。ここで、○が許可、×は不許可、「2in1まで」は2in1への変更は許可するが、4in1への変更を許可しないことを示す。
このように、管理コードに応じて削減印刷設定の範囲を指定可能とすることにより、全てのジョブを両面、2in1などに変換できるとは限らず、管理コードが意味する印刷目的によってその範囲が変わることに対応することができる。
分析サーバ104の分析処理部502におけるCO2排出量を求める処理について、図10〜15のフローチャートを用いて説明する。
図10は、CO2排出量を求める分析処理の全体の処理手順に関するフローチャートである。S1300において、ジョブ履歴収集部503からまだ本分析処理を行っていないジョブ履歴を取得する。分析サーバ104は、本分析処理が済んだジョブ履歴IDを記録しておき、次回の分析処理の実行時にはそれ以降のジョブ履歴を取得する。ジョブ履歴収集部503は、ジョブ履歴IDを指定されるとジョブ履歴情報テーブル、印刷ページ情報テーブル、ジョブ履歴用紙情報テーブルより指定されたジョブ履歴ID以降のジョブ履歴情報を分析処理部502に返す。
S1306で、印刷設定変更後のページ数、用紙枚数を求める分析を行う。詳細は、図13を用いて後述する。
S1307では、削減可否フラグについて判定し、TRUEである場合にはS1308に進み、それ以外の場合にはS1310に進む。S1308では、S1306で求めた印刷ページ数に基づいて消費電力量、CO2排出量を分析する。処理内容はS1302と同様であり、その詳細は図11を用いて後述する。S1309では、下記の式により、印刷設定変更後(以下、「変更後」と省略)の用紙使用によるCO2排出量を求める。
[変更後の用紙使用によるCO2排出量] = [実績の用紙使用によるCO2排出量]×[変更後の用紙枚数2004]/[実績の総用紙枚数]
この計算により、ジョブ履歴の情報から求めた実績値となる出力された用紙の総枚数と設定変更後で使用されるであとう用紙枚数の比率を適用して、設定変更後の用紙使用によるCO2の排出量が分析される。ここで、使用される用紙のタイプが混在しているジョブについては、集約(Nin1)印刷、両面印刷へ変更した場合、どのページがどの用紙に印刷されるか不明である。よって、本実施例では、たとえば、片面印刷で普通紙1枚と再生紙1枚に印刷されたページを両面印刷に変更した場合、普通紙0.5枚、再生紙0.5枚で印刷したとして設定変更後の計算を行うことにして、用紙タイプも考慮して本分析を行ってもよい。
1203、1211、1219,1227,1235,及び1243は、実績や各削減印刷設定の場合の合計ページ数(面数)を示す。1204、1212、1220,1228,1236,及び1244は、実績や各削減印刷設定の場合の全ページ数のうち2in1により印刷されたページ数を示す。1205、1213、1221,1229,1237,及び1245は、実績や各削減印刷設定の場合の全ページ数のうち4in1により印刷されたページ数を示す。1206、1214、1222,1230,1238,及び1246は、実績や各削減印刷設定の場合の全ページ数のうち両面設定での印刷回数を示す。
1207、1215、1223,1231,1239,及び1247は、実績や各削減印刷設定の場合の出力される合計の用紙枚数を示す。1208、1216、1224,1232,1240,及び1248は、実績や各削減印刷設定の場合の消費電力量を示す。本実施例では単位は[Wh]を使用する。1209、1217、1225,1233,1241,及び1249は、実績や各削減印刷設定の場合の電力消費によるCO2排出量を示す。単位は[kg](キログラム)や[lb](ポンド)などを使用する。本実施例では、[kg](キログラム)を使用する。1210、1218、1226,1234,1242,及び1250は、実績や各削減印刷設定の場合の用紙使用によるCO2排出量を示す。一般的に、単位には、[kg](キログラム)や[lb](ポンド)などが使用される。本実施例では、[kg]を使用する。
例えば、ジョブ履歴情報テーブルの行711の示すジョブ履歴は、デバイスIDは画像形成装置Aであり、終了時刻705が2009/9/25 14:40であり、その年月部分は、2009/9である。これと一致するのは、デバイスID1201が画像形成装置Aであり、集計月1202が2009/9である行1252である。
[ジョブの消費電力量、CO2排出量を求める分析処理]
図11は、ジョブの消費電力量、CO2排出量を求める分析処理を説明するためのフローチャートを示す。図10におけるS1302およびS1308における処理の詳細を示している。ジョブの消費電力量、CO2排出量を求める分析処理は、S1302から呼び出された場合には、ジョブ履歴に基づき実際のジョブの処理実績についての消費電力、及び電力消費によるCO2排出量を計算する。一方、S1308から呼び出された場合には、各削減印刷設定を適用した場合の消費電力、及び電力消費によるCO2排出量を計算することになる。
両面ページ数 = 両面枚数 × 2
なお、ジョブ履歴情報として両面ページ数を記録するようにしてもよい。各削減印刷設定の削減後の消費電力を計算している場合には、S1306で求めた印刷設定変更後の両面枚数2003を当てはめて計算する。
片面ページ数 = 全ページ数 − 両面ページ数
両面ページ数は、S1402で求めた値を利用する。全ページ数は、印刷ページ情報テーブルより、該当ジョブの行のページ数804を合計した値である。たとえば、ジョブ履歴ID801が1003であるジョブの全ページ数は、行815,816,817のページ数804を合計した値であり、15となる。なお、ジョブ履歴情報として片面ページ数を記録するようにしてもよい。また、各削減印刷設定の削減後の消費電力を計算している場合には、S1306で計算された結果の全ての印刷ページ情報のページ数1905の合計である。
片面の1ページ当たりの印刷時の消費電力量×ページ数
次に、S1407では、全て両面時の消費電力量(B)に以下の式より算出した値を加算する。
両面の1ページ当たりの印刷時の消費電力量×ページ数
S1406、S1407はともに、ページ数は、該当印刷ページ情報テーブルの804に当たるページ数である。各削減印刷設定を適用後の消費電力の場合には、上記式のページ数は、S1306で計算された結果の印刷ページ情報のページ数1905である。
ジョブの消費電力量=(全て片面時の消費電力量(A)×片面ページ数 +
全て両面時の消費電力量(B)×両面ページ数)/全ページ数
S1410において、ジョブ処理時間の短縮による消費電力の補正処理を行う。まず、デバイス状態消費電力テーブルより該当デバイスのジョブ処理中の消費電力2104、通常モードの消費電力2102、省電力モードの消費電力2103を取得する。続いて、ジョブ処理時間の実績を、ジョブの開始時刻704と終了時刻705より、下記の式により求める。
実績のジョブ処理時間 = ジョブ終了時刻−ジョブ開始時刻
続いて、S1303から呼び出され、実際のジョブ処理の実績としての消費電力量を求めている場合には、ジョブ処理時間の実績に該当デバイスのジョブ処理中の消費電力2104を乗じた消費電力量をジョブの消費電力に加算する。
短縮されるジョブ処理時間=
(実績の用紙サイズ大・白黒ページ数−削減後の用紙サイズ大・白黒ページ数)/用紙サイズ大・白黒印刷速度2203
+(実績の用紙サイズ小・白黒ページ数−削減後の用紙サイズ小・白黒ページ数)/用紙サイズ小・白黒印刷速度2202
+(実績の用紙サイズ大・カラーページ数−削減後の用紙サイズ大・カラーページ数)/用紙サイズ大・カラー印刷速度2205
+(実績の用紙サイズ小・カラーページ数−削減後の用紙サイズ小・カラーページ数)/用紙サイズ小・カラー印刷速度2204
この計算にあたり、デバイス情報テーブルより、該当するデバイスID2201の行の各印刷速度情報(2202〜2205)を取得する。各ページ数は、印刷ページ情報テーブルや、集約設定変更によるページ数計算後の印刷ページ情報テーブルから取得する。また、用紙サイズ大/小の区分は、例えばB4サイズ以上を大、B4サイズ未満を小のように区分けして計算する。さらに、下記の式で求められる消費電力量を、ジョブの消費電力に加算する。
このことにより、削減印刷設定が適用されることによる印刷ページ数の削減に応じてジョブ処理時間が短縮され、それによる消費電力の削減も考慮することができる。
S1411では、ジョブの消費電力量よりジョブのCO2排出量をもとめる。図示していないが、分析処理部502は、CO2排出量原単位[kg/Wh]を保持し、これを係数として以下の式よりジョブ処理に関するCO2排出量をもとめる。
ジョブのCO2排出量=ジョブの消費電力量×CO2排出量原単位
本処理後、図10に記載の処理に戻ることになる。
図12は、ジョブの用紙使用によるCO2排出量を求める分析処理(S1303)を説明するためのフローチャートである。
S1501で、変数:「用紙CO2排出量」を0で初期化する。続いて、対象のジョブ履歴の用紙情報ごとにS1502〜S1505の処理を繰り返す。例えば、ジョブ履歴IDが1003のジョブ履歴が対象である場合、ジョブ履歴用紙情報テーブルに含まれるジョブ履歴ID901が1003である行914、915,916について以下の処理を行うことになる。
用紙枚数×該当用紙サイズ・用紙タイプのCO2排出量
例えば、行914の用紙情報の場合、用紙枚数904が6であり、用紙サイズ・用紙タイプのCO2排出量が6[g]であるので、6×6=36を変数:「用紙CO2排出量」に加算することになる。S1505で、繰り返し処理が終了すると、用紙使用によるCO2排出量を求める分析処理を終了し、図10の処理に戻る。
図13は、印刷設定を変更した後のページ数、用紙枚数を求める処理(S1306)を説明するためのフローチャートを示す。
S1601では、印刷ページ情報テーブル(図7(b))を参照して、対象となるジョブ履歴の印刷ページ情報を取得する。対象となるジョブ履歴のデバイスID701とデバイスID801が一致する行を印刷ページ情報テーブルより取得する。S1602で、S1601で、取得した印刷ページ情報の各行のページ数804をジョブ履歴の部数708で割る。S1603で、S1602での計算の結果、ページ数を部数で割って余りが出る印刷ページ情報がないかを判定する。余りが出る印刷ページ情報がない場合、正常と判断しS1604に進む。余りが出る印刷ページ情報があった場合、異常と判断し本処理を終了して、図10の処理に戻る。ここでは、余りが出ると判断された場合には、ジョブが途中で中断したり、途中から開始されたりしたことが予想される。本分析処理においては、これらの処理に関する実績を無視することにしている。
図14は、集約印刷設定の変更によるページ数を算出する処理(S1605)を説明するためのフローチャートを示す。
S1701では、実績としてジョブ履歴に記録された集約設定707が、削減印刷設定の集約設定(S1304で指定される)よりも小さいかを判定する。実績の集約設定の方が小さい場合、S1717に進む。その他の場合にはS1715に進む。また、S1717では、集約印刷設定の制限があるかどうかを判定し、制限がない場合にはS1702に進み、制限がある場合には、S1715に進む。集約印刷設定の制限については、以下のように行う。アプリケーション種別ごとの印刷設定テーブル(図19(a))を参照し、対象となるジョブ履歴の文書名709の最後の拡張子と一致する行の集約印刷設定の変更2304についての情報を取得する。集約印刷設定の変更がと削減印刷設定を比較し制限があるかを判定する。制限の範囲内におさまっていればアプリケーション種別における制限なしと判定する。さらに、管理コードごとの印刷設定テーブル(図19(b))を参照し、対象となるジョブ履歴の管理コード710と一致する行の集約印刷設定の変更2403についての情報を取得する。集約印刷設定の変更がと削減印刷設定を比較し制限があるかを判定する。制限の範囲内におさまっていれば管理コードにおける制限なしと判定する。アプリケーション種別における制限なし、かつ、管理コードにおける制限なしである場合に、S1717で制限なしとの判定とする。
変更後のページサイズ1904 = ページサイズグループのページサイズ
変更後のカラー種別1903 = カラー
変更後のページ数1905 = (ページサイズグループのページ数804の合計)/(変更後の集約設定/実績集約設定) (小数点以下繰上げ)
また、S1705の別の実施形態として、カラー種別が”白黒”の印刷ページ情報がある場合には、下記の集約設定を変更した場合の印刷ページ情報を追加する。
変更後のページサイズ1904 = ページサイズグループのページサイズ
変更後のカラー種別1903 = 白黒
変更後のページ数1905 = (カラー種別=白黒のページ数804)/(変更後の集約設定/実績集約設定) (余り切り捨て)
さらに、下記の集約設定を変更した場合の印刷ページ情報を追加する。
変更後のページサイズ1904 = ページサイズグループのページサイズ
変更後のカラー種別1903 = カラー
変更後のページ数1905 = (カラー種別=カラーのページ数804)+((カラー種別=白黒のページ数804)/(変更後の集約設定/実績集約設定)の余り)/(変更後の集約設定/実績集約設定) (小数点以下切り上げ)
このようにすることにより、白黒ページはできるだけ白黒ページでまとめて集約設定による印刷を行い、残りをカラーページと集約印刷にしたように計算することができる。
変更後のページサイズ1904 = ページサイズグループのページサイズ
変更後のカラー種別1903 = 白黒
変更後のページ数1905 = (ページサイズグループのページ数804の合計)/(変更後の集約設定/実績集約設定) (小数点以下繰上げ)
S1704〜S1706の処理により、同じページサイズの中にカラーページが含まれる場合に、集約設定を変更後はすべてカラーページとする。同じページサイズが全て白黒の場合には、そのまま全て白黒ページとして集約設定を変更した際の計算を行う。また、削減印刷設定の集約設定を、実績としてのジョブ履歴に記録される集約設定で割った値で同じページサイズの合計ページ数を割り、その小数点以下を繰り上げ、変更後のページ数を求めている。実績として記録された設定が2in1で、削減印刷設定が4in1であった場合には、4÷2=2で合計ページ数を割ることになる。このようにすることにより、2in1のジョブを4in1に変更するのと、1in1のジョブを2in1に変更するのを同じように扱うことができる。
S1708では、変更すべき集約設定として2in1を適用して、印刷されたページ数を以下の式により求める。
集約設定変更後の2in1のページ数1906
= (実績白黒ページ数+実績カラーページ数)/2 (小数点以下切り捨て)
S1715では、(実績白黒ページ数+実績カラーページ数)/2の余りについて判定し、1である場合にはS1716に進む。0である場合にはS1714に進む。S1716では、ジョブ履歴に実績として記録された集約設定が2in1である場合には、S1717に進み、1in1である場合にはS1714に進む。S1717では、集約設定変更後の2in1印刷ページを1に設定する。
集約設定変更後の4in1のページ数1907
= (実績白黒ページ数+実績カラーページ数)/4 (小数点以下切り捨て)
続いて、S1710では、集約設定変更後の余りのページ数を以下の式により求める
集約設定変更後の集約設定のページ数
= (実績白黒ページ数+実績カラーページ数)/4 の余り
S1711では、集約設定変更後の余りページ数について判定し、1以下である場合にはS1714へ進み該当のページサイズグループの処理を終了する。2であった場合には、S1712に進み、3であった場合にはS1713に進む。S1712では、集約設定変更後の2in1印刷ページ数1906を1に設定する。S1713では、集約設定変更後の4in1のページ数1907に1ページ分、加算する。
図15は、両面印刷設定の変更による用紙枚数、両面枚数を算出する処理(S1606)を説明するためのフローチャートを示す。
S1812では、両面印刷設定の制限があるかどうかを判定し、制限がない場合にはS1802に進み、制限がある場合にはS1803に進む。両面印刷設定の制限については、以下のように行う。アプリケーション種別ごとの印刷設定テーブル(図19(a))を参照し、対象となるジョブ履歴の文書名709の最後の拡張子と一致する行の両面印刷への変更2303についての情報を取得する。両面印刷設定への変更と削減印刷設定を比較し制限があるかを判定する。制限の範囲内におさまっていればアプリケーション種別における制限なしと判定する。さらに、管理コードごとの印刷設定テーブル(図19(b))を参照し、対象となるジョブ履歴の管理コード710と一致する行の両面印刷への変更2402についての情報を取得する。両面印刷設定の変更と削減印刷設定を比較し制限があるかを判定する。制限の範囲内におさまっていれば管理コードにおける制限なしと判定する。アプリケーション種別における制限なし、かつ、管理コードにおける制限なしである場合に、S1812において制限なしの判定となる。
S1805では、対象のジョブ履歴に実績として記録された両面枚数706が1以上であるか、または、削減印刷設定に両面印刷が含まれるかを判定し、真の場合にはS1806へ進み、偽の場合にはS1808に進む。
変更後の両面枚数=(該当ページサイズグループのページ数1905の合計)/2 (小数点以下切捨て)
S1807では、削減印刷設定へ変更後の更後の該当のページサイズグループの用紙枚数を以下の式により求める。
変更後の用紙枚数=(該当ページサイズグループのページ数1905の合計)/2 (小数点以下切り上げ)
S1808では、削減印刷設定へ変更後の両面枚数を0に設定する。S1809では、削減印刷設定へ変更後の用紙サイズごとの枚数に、該当ページサイズグループのページ数1905の合計を設定する。
実績に対する適用率=実績の2in1ページ数1204/ページ数1203
最大の適用率=削減印刷設定が2in1の2in1ページ数1212/ページ数12114in1のついては、2in1ページの半数を4in1ページと換算し、適用率の指定可能範囲な範囲を計算する。
実績の適用率=実績の((2in1ページ数1204/2)+4in1ページ数1205)/ページ数1203
最大の適用率= 削減印刷設定が2in1の((2in1ページ数1221/2)+4in1ページ数1222)/ページ数1219
削減印刷設定が「両面、2in1」である場合は、上記のように両面の場合と2in1の場合の実績の適用率、最大の適用率をそれぞれ求め、それらの乗を実績の適用率、最大の適用率とする。「両面、4in1」についても同様である。
指定適用率時の削減印刷設定への変更後の値=
実績の値−(実績の値‐削減印刷設定に変更後の値)/((指定された適用率/(実績の適用率−最大の適用率))
図17で示すように、実績として記録された情報による集計結果と、削減印刷設定へ変更後の分析結果を比較できる形式で表示し、さらにCO2排出量の内訳をその要因ごとに別に表示することにより、より詳細な状況把握が可能となる。また、集計項目をCO2排出量やページ数、枚数など切り替えて表示可能とすることにより、1つの項目だけでなくいろいろな観点から削減印刷設定への変更時の削減効果を確認することが可能となる。
図21にデバイスマップ情報テーブルの一例を示す。ここで、デバイスマップとは地図(オフィスなど)に、設置されているデバイスの配置した状態のものである。2501は、デバイスIDであり、画像形成装置を識別する情報であり、該当行がどの画像形成装置に関する設定値であるかを示す。2502は、マップ名であり、該当行の画像形成装置が登録されるマップの名前を指定する。マップの地図画像は図示しないが別途分析サーバに登録される。2503はX座標、2504はY座標であり、この2列で、該当行の画像形成装置がマップ名2502で指定されたマップ上のどの位置に配置されるかを座標で指定する。本実施例では、地図の左上をX座標=0、Y座標=0としている。
図20に消費電力量、CO2排出量の分析結果の表示画面の一例を示す。図17に示した表示画面と同様に、ホストコンピュータ101のWebブラウザ404から分析サーバ102にアクセスし、集計結果やマップ情報の取得要求を送信する。分析サーバ102は、HTMLや画像ファイルなどのWebブラウザ404上で表示可能な形式の表示用データを作成し返送する。Webブラウザ404は受信した表示用データを解釈し、集計結果をディスプレイ210に表示する。図20は、Webブラウザ404によりディスプレイに表示した内容を示している。
集計結果の表示内容の設定は中央部の、集計項目2701、削減印刷設定272によって選択可能としている。これらは図17で示した、2521、2522と同様である。図20の例では、集計項目2701でCO2排出量が選択されており、削減印刷設定2702では「両面、4in1」が選択されており、2791、2792のグラフで表示する内容を指定している。
図20の上部の2791では、集計項目2701、削減印刷設定2702で設定された集計内容を月ごとに表示している。月ごとの集計結果は、分析処理部502において、図9の集計結果テーブルの集計月1202が同一である行の合計し、月ごとの集計結果と求める。2721は、2010年6月の実績の用紙使用によるCO2排出量を表示している。2722は、2010年6月の実績の消費電力によるCO2排出量を表示している。2723は、2010年6月の削減印刷設定へ変更後の用紙使用によるCO2排出量を表示している。2724は、2010年6月の削減印刷設定へ変更後の消費電力によるCO2排出量を表示している。
2703はマップ選択コントロールであり、グラフ表示するマップの名前を指定する。図の例では「Map A」が選択されている。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (9)
- 記憶装置を備え、画像形成装置において実行された複数のジョブの内容を記録したジョブ履歴情報を収集する情報処理装置であって、
前記ジョブ履歴情報を参照して、画像形成装置により出力された用紙枚数を、実績として集計する集計手段と、
前記ジョブ履歴情報に基づき求められるジョブの実行で消費される電力量を含む、前記画像形成装置で消費した消費電力量を前記記憶装置に格納する第1の格納手段と、
前記集計手段により集計された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記格納手段により格納された消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量を前記記憶装置に格納する第2の格納手段と、
前記第2の格納手段により格納された前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量を示す画面を表示するための表示用データを生成する生成手段と、
前記ジョブ履歴情報に含まれる履歴に対応するジョブに対して、さらに集約印刷設定及び両面印刷設定の少なくともいずれかの設定が行われた場合の画像形成装置により出力されるであろう用紙枚数を分析する分析手段とを有し、
前記生成手段は、前記画面の表示において、前記分析手段により分析された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量を示すように、表示用データを生成し、
前記生成手段は、さらに、デバイスマップ上に配置される画像形成装置と対応させて当該画像形成装置での温室効果ガスの排出量を示す円グラフをデザインした画面を表示するための表示用データを生成し、
前記温室効果ガスの排出量を示す円グラフは、排出量に比例した大きさであって、前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量の割合を示すことを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示用データにより表示される画面において、集約印刷設定及び両面印刷設定の少なくともいずれかの設定を適用することが指定され、前記分析手段は、当該指定に応じて、画像形成装置により出力されるであろう用紙枚数を分析することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記表示用データにより表示される画面において、集約印刷設定及び両面印刷設定の少なくともいずれかの設定を適用する際の適用率が指定され、前記分析手段は、当該適用率に応じて、画像形成装置により出力されるであろう用紙枚数を分析することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記画像形成装置で消費した消費電力量は、前記ジョブ履歴情報より算出されるジョブ処理時間に応じて求められるジョブの実行で消費される電力量を含み、
前記分析手段は、前記ジョブ履歴情報に含まれる履歴に対応するジョブに対して、さらに集約印刷設定及び両面印刷設定の少なくともいずれかの設定が行われた場合のジョブ処理時間を算出して、該算出したジョブ処理時間に応じて、設定変更後の消費される電力量を分析することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記生成手段は、前記画面の表示において、前記分析手段により分析された設定変更後の消費される電力量を含む画像形成装置で消費した消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量を示すように、表示用データを生成することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
- 前記画像形成装置で消費した消費電力量には、通常モード及び省電力モードの際に消費された電力量を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 記憶装置を備え、画像形成装置において実行された複数のジョブの内容を記録したジョブ履歴情報を収集する分析システムであって、
前記ジョブ履歴情報に基づき集計された画像形成装置で出力された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記画像形成装置で消費した消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量を前記記憶装置に格納する格納手段と、
前記記憶装置に格納された前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量に基づき、デバイスマップ上に配置される画像形成装置と対応させた当該画像形成装置での温室効果ガスの排出量を示す円グラフをデザインした画面を表示するための表示データを生成する生成手段と、
前記ジョブ履歴情報に含まれる履歴に対応するジョブに対して、さらに印刷設定の変更が行われた場合の画像形成装置により出力されるであろう用紙枚数を分析する分析手段と、
前記生成手段により生成された表示データを用いた表示を行わせるための表示手段と、を有し、
前記生成手段は、さらに前記分析手段により分析された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量を示す画面を表示するための表示データを生成し、
前記温室効果ガスの排出量を示す円グラフは、排出量に比例した大きさであって、前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量の割合を示すことを特徴とする分析システム。 - 記憶装置を備え、画像形成装置において実行された複数のジョブの内容を記録したジョブ履歴情報を収集する分析システムにおける方法であって、
前記ジョブ履歴情報に基づき集計された画像形成装置で出力された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記画像形成装置で消費した消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量を前記記憶装置に格納する格納工程と、
前記記憶装置に格納された前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量に基づき、デバイスマップ上に配置される画像形成装置と対応させた当該画像形成装置での温室効果ガスの排出量を示す円グラフをデザインした画面を表示するための表示データを生成する生成工程と、
前記ジョブ履歴情報に含まれる履歴に対応するジョブに対して、さらに印刷設定の変更が行われた場合の画像形成装置により出力されるであろう用紙枚数を分析する分析工程と、
前記生成工程で生成された表示データを用いた表示を行わせるための表示工程と、を有し、
前記生成工程では、さらに前記分析工程で分析された用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量を示す画面を表示するための表示データが生成され、
前記温室効果ガスの排出量を示す円グラフは、排出量に比例した大きさであって、前記用紙枚数を用いて求められる温室効果ガスの排出量、及び前記消費電力量を用いて求められる温室効果ガスの排出量の割合を示すことを特徴とする方法。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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