JP5625465B2 - トナーカートリッジおよび現像装置 - Google Patents

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本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に備えられる現像装置、および現像装置に着脱可能に装着されるトナーカートリッジに関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置には、その装置本体内に現像装置が備えられている。
現像装置の一例では、カートリッジ装着部が設けられ、そのカートリッジ装着部にトナーカートリッジが着脱可能に装着される。トナーカートリッジは、トナーを収容する円筒状のトナー補給容器と、トナー補給容器の外周面に形成されたトナー排出口を開閉するためのシャッター部材とを含む構成である。
トナーカートリッジがカートリッジ装着部に装着された状態では、シャッター部材が開放され、トナー補給容器の内部空間と現像装置の現像室とが連通している。一方、トナーカートリッジがカートリッジ装着部から離脱した状態では、シャッター部材によりトナー排出口が閉塞される。
トナー補給容器内には、トナーが収容されるとともに、このトナーを攪拌するための攪拌部材が設けられている。
攪拌部材は、攪拌軸と、攪拌軸に取り付けられる攪拌翼とを備えている。攪拌翼は、攪拌軸からその径方向外側に延びている。攪拌部材の回転により、攪拌翼が攪拌軸まわりに回転する。トナー収容室内のトナーは、攪拌翼に攪拌されつつ、トナー排出口を介して現像室内に送り込まれる。
特開2000−181207号公報
トナー補給容器内のトナーを現像室内により効率よく送り込むために、トナー排出口の開口面積を大きくすることが考えられる。しかしながら、トナー排出口の開口面積が大きくなると、そのトナー排出口を開閉するためのシャッター部材を大きくする必要がある。そのため、シャッター部材を開閉させるための構成が複雑化し、トナーカートリッジの製造コストの増加を招くおそれがある。また、トナー排出口の開口面積が大きくなるにつれて、トナーが外部に漏出する可能性が高くなる。
本発明の目的は、トナー収容室内のトナーを効率よく外部に送り出すことができる、トナーカートリッジ、およびこのトナーカートリッジが着脱可能に装着される現像カートリッジを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るトナーカートリッジは、所定方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられた第1回転部材と、前記所定方向に平行な周面に内外を連通する第1開口部が形成され、内部にトナーおよび前記第1回転部材が収容される筒状のトナー収容室と、変形可能なシート状に形成され、第1回転部材に固定される固定端部と、前記トナー収容室の内周面に当接する自由端部と、前記固定端部と前記自由端部との間に形成され、トナーを前記第1開口部を介して外部に送り出すトナー搬送面を有する第1搬送部材と、前記第1回転部材と前記トナー収容室の内周面との間において、前記第1回転部材まわりに回転する前記第1搬送部材に干渉し、前記トナー搬送面が前記第1開口部に向くような位置に配置された第1干渉部材とを備えることを特徴としている。
また、本発明に係る現像装置は、現像フレームと、前記現像フレームに着脱可能に装着される、請求項1〜7のいずれか一項に記載のトナーカートリッジとを備えることを特徴としている。
本発明によれば、第1回転部材は、トナー収容室の内部に収容され、所定方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。トナー収容室は、第1回転軸の回転軸線と平行に延びる周面を有する筒状に形成されている。そして、トナー収容室の周面には、内外を連通する第1開口部が形成されている。
第1回転部材には、第1搬送部材の固定端部が固定される。第1搬送部材は、変形可能なシート状に形成され、その自由端部がトナー収容室の内周面に当接する。固定端部と自由端部との間には、第1開口部を介して外部(現像フレーム内)にトナーを送り出すトナー搬送面が形成されている。
また、第1回転部材とトナー収容室の内周面との間には、第1干渉部材が備えられている。第1回転部材まわりに回転する第1搬送部材が第1干渉部材に接触した後、第1搬送部材の回転がさらに進むと、トナー搬送面における第1干渉部材に接触している部分よりも固定端部側の部分が先行して回転し、トナー搬送面における第1干渉部材に接触している部分よりも自由端部側の部分が第1開口部に向くように変形する。このように、第1搬送部材が変形しつつ回転することにより、トナー搬送面における自由端部側の部分と第1開口部との間のトナーに、トナー搬送面における自由端部側の部分から第1開口部に向く方向の力成分が付与される。その結果、トナー収容室内のトナーを効率よく外部に送り出すことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るトナーカートリッジが装着された現像カートリッジを備えるレーザプリンタの中央断面図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジの側断面図である。 図3は、図2に示すトナーカートリッジの側断面図であり、第1干渉部材に第1搬送部材が干渉した状態を示す。 図4は、図2に示すトナーカートリッジの側断面図であり、第1搬送部材が変形した状態を示す。 図5は、本発明の第2の実施形態に係るトナーカートリッジを示す側断面図である。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.プリンタの全体構成
プリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。図1に示すように、プリンタ1の本体ケーシング2内には、ドラムユニット3が装着されている。このドラムユニット3は、本体ケーシング2の一方側壁に設けられたフロントカバー4を開けて、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。
なお、以下の説明において、フロントカバー4が設けられる側(図1における左側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における右側)を後側(背面側)とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。
ドラムユニット3には、4つの感光ドラム5が備えられている。4つの感光ドラム5は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられ、前後方向に沿って、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に等間隔に並列に配置されている。
また、ドラムユニット3には、各感光ドラム5に対応して、スコロトロン型帯電器6と、現像装置の一例としての現像カートリッジ7とが備えられている。現像カートリッジ7は、感光ドラム5にトナー(現像剤)を供給するための現像ローラ8を備えている。各現像カートリッジ7は、ドラムユニット3に対して着脱可能に装着されている。
ドラムユニット3の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器9が配置されている。
感光ドラム5の回転に伴って、感光ドラム5の表面は、スコロトロン型帯電器6からの放電によって一様に帯電された後、露光器9からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム5の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム5の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ8に対向すると、現像ローラ8から静電潜像にトナーが供給される。これにより、感光ドラム5の表面にトナー像が形成される。
なお、露光器9に代えて、4つのLEDアレイが各感光ドラム5に対応して設けられてもよい。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット10が配置されている。給紙カセット10に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト11上に搬送される。搬送ベルト11は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト11の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ12が配置されている。搬送ベルト11上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト11の走行により、搬送ベルト11と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、転写ローラ12に印加された転写バイアスによって、用紙Pに転写される。
搬送ベルト11に対して用紙Pの搬送方向における下流側には、定着器13が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、定着器13に搬送される。定着器13では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ14に排出される。
2.現像カートリッジ
図2に示すように、現像カートリッジ7は、現像ローラ8を備える現像フレーム20と、現像フレーム20に対して着脱自在に装着されるトナーカートリッジ21とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム20は、後壁22、上壁23、前壁24および図示しない1対の側板を備えている。
後壁22は、上下方向および左右方向に延びる板状に形成されている。
上壁23は、後壁22の上端部から前方に向けて延びる板状に形成されている。
前壁24は、後壁22と前後方向に対向し、上壁23の前端部から下方に延び、その下側部分が後壁22の下方の位置まで後側下方に傾斜した形状に形成されている。
そして、後壁22、上壁23および前壁24の左端部間および右端部間には、左右方向に対向する1対の側板が架設されている。これにより、現像フレーム20は、後側下方が開放されたボックス形状に形成されている。現像フレーム20の内部は、現像室25となっている。
前壁24の上側部分には、後側下方に膨出する円弧状のカートリッジ装着部26が形成されている。カートリッジ装着部26の上端部には、現像室25内と外部とを連通する現像室側排出口27が貫通して形成されている。また、カートリッジ装着部26の下端部には、現像室25内と外部とを連通する現像室側供給口28が貫通して形成されている。
また、カートリッジ装着部26には、カートリッジ装着部26の円孤状部分の内面に沿って延びる第1シャッタ29が形成されている。第1シャッタ29には、現像室側排出口27および現像室側供給口28とほぼ同じ位置関係を有する2つの第1シャッタ開口30が形成されている。第1シャッタ29は、カートリッジ装着部26に沿ってその円孤の周方向にスライド可能であり、各第1シャッタ開口30が現像室側排出口27および現像室側供給口28と対向する開位置と、各第1シャッタ開口30が現像室側排出口27および現像室側供給口28と対向しない閉位置との間で変位される。
現像室25には、現像ローラ8、供給ローラ35、層厚規制ブレード36、第2アジテータ37および第2干渉部材38が設けられている。
現像ローラ8は、左右方向に延び、現像フレーム20に回転可能に保持されている。現像ローラ8の周面の一部は、現像フレーム20から後側下方に露出している。現像カートリッジ7がドラムユニット3(図1参照)に装着された状態で、現像ローラ8における現像フレーム20から露出した部分が感光ドラム5の周面に接触している。
供給ローラ35は、左右方向に延び、現像フレーム20に回転可能に保持されている。供給ローラ35は、現像室側供給口28の後側下方において、現像ローラ8に対して前側上方から圧接している。
層厚規制ブレード36は、その基端部が後壁22の下端部に固定され、その先端部が現像ローラ8の周面に圧接している。
第2アジテータ37は、現像室25内における上側部分に配置され、第2アジテータ軸39および第2搬送部材の一例としての第2攪拌羽40を備えている。
第2アジテータ軸39は、左右方向に延び、現像フレーム20に対して図2における時計回り方向(図2に示す矢印A方向)に回転可能に支持されている。
また、第2攪拌羽40は、変形可能な(可撓性を有する)シート状に形成されている。第2攪拌羽40は、第2アジテータ軸39からその径方向外側に延び、第2アジテータ軸39に固定される固定端部40aおよび現像フレーム20の内面に当接する自由端部40bを有している。固定端部40aと自由端部40bとの間の部分における回転方向Aの下流側の面は、現像室25内のトナーを後述するトナー収容室50内に向けて送り出すトナー搬送面40cとなっている。
第2干渉部材38は、現像室側排出口27に対して後方の位置に配置され、左右方向に延び、現像フレーム20の図示しない側板間に架設される円柱状に形成されている。より具体的には、第2干渉部材38は、第2アジテータ軸39まわりに回転する第2攪拌羽40に干渉し、その干渉した第2攪拌羽40の自由端部40bが現像室側排出口27に向くような位置に配置されている。
(2)トナーカートリッジ
図3に示すように、トナーカートリッジ21は、左右方向に延びる円筒状のトナー収容室50とトナー収容室50をその周方向に取り囲む第2シャッタ51とを備えている。
トナー収容室50には、第1開口部の一例としてのカートリッジ側供給口52および第2開口部の一例としてのカートリッジ側吸入口53が、図2に示す現像室側排出口27および現像室側供給口28とほぼ同じ位置関係でトナー収容室50の周方向に間隔を空けて形成されている。
カートリッジ側供給口52は、現像室側供給口28(図2参照)とほぼ同じサイズに形成されている。
カートリッジ側吸入口53は、現像室側排出口27(図2参照)とほぼ同じサイズに形成されている。トナーカートリッジ21が現像フレーム20に装着された状態で、カートリッジ吸入口53は、カートリッジ供給口52の上方の位置に配置される。
トナー収容室50内には、各色に対応した非磁性1成分のトナーが充填されるとともに、トナーを攪拌するための第1攪拌部材の一例としての第1アジテータ55および第1干渉部材56が収容されている。
第1アジテータ55は、第1回転部材の一例としての第1アジテータ軸57および第1搬送部材の一例としての第1攪拌羽58を備えている。
第1アジテータ軸57は、トナー収容室50の中央部に左右方向に沿って延び、図3における反時計回り方向(図3における矢印B方向)に回転可能に設けられている。
また、第1攪拌羽58は、変形可能な(可撓性を有する)シート状に形成されている。第1攪拌羽58は、第1アジテータ軸57からその径方向外側に延び、第1アジテータ軸57に固定される固定端部58aおよびトナー収容室50の内周面に当接する自由端部58bを有している。固定端部58aと自由端部58bとの間の部分における回転方向Bの下流側の面は、トナー収容室50内のトナーを現像室25に向けて送り出すトナー搬送面58cとなっている。
第1干渉部材56は、カートリッジ側供給口52に対して前側上方において、第1干渉部材56とカートリッジ側供給口52との間の直線距離が第1アジテータ軸57とカートリッジ側供給口52との間の直線距離の1/2未満となる位置に配置され、左右方向に延び、トナー収容室50の両側板間に架設される円柱状に形成されている。側面視において、第1干渉部材56は、第1アジテータ軸57の回転方向Bにおけるカートリッジ側供給口52よりもわずかに下流側に配置されている。
より具体的には、第1干渉部材56は、第1アジテータ軸57の回転軸線および回転方向Bにおけるカートリッジ側供給口52の最上流側端部を結ぶ直線L1と第1アジテータ軸57の回転軸線および回転方向Bにおけるカートリッジ側供給口52の最下流側端部を結ぶ直線L2とがなす角θ1を中心角とする第1領域A1に側面視で少なくともその一部が重なる位置に配置されている。
さらに、第1干渉部材56は、第1アジテータ軸57まわりに回転する第1攪拌羽58に干渉し、第1攪拌羽58のトナー搬送面58cがカートリッジ側供給口52に向くように設けられている。すなわち、第1干渉部材56は、図4に示すように、第1攪拌羽58に干渉した状態で、第1アジテータ軸57の回転軸線および第1干渉部材を結ぶ直線L3と第1アジテータ軸57の回転軸線および第1攪拌羽58の自由端部58bとを結ぶ直線L4とがなす角θ2を中心角とする第2領域A2の少なくとも一部が第1領域A1に重なるような位置に配置されている。
第2シャッタ51には、カートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53とほぼ同じ位置関係を有する2つの第2シャッタ開口60が形成されている。そして、第2シャッタ51は、各第2シャッタ開口60がカートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53に対向する開位置と各第2シャッタ開口60がカートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53に対向しない閉位置との間で、トナー収容室50の周方向に沿ってスライド可能に設けられている。
また、第2シャッタ51には、カートリッジ把持部61が形成されている。カートリッジ把持部61は、第2シャッタ51が開位置に配置された状態で、第2シャッタ51の上端部から上方に突出し、前方に屈曲して延びる板状に形成されている。
(3)現像フレームに対するトナーカートリッジの装着
現像フレーム20に対するトナーカートリッジ21の装着に際しては、まず、トナーカートリッジ21が現像フレーム20に対して上方の位置に配置される。この状態で、第1シャッタ29および第2シャッタ51は、それぞれ閉位置に配置されている。具体的には、現像フレーム20にトナーカートリッジ21が装着される前の状態では、現像フレーム20に形成されている現像室側排出口27および現像室側供給口28が第1シャッタ29により閉塞され、トナー収容室50に形成されているカートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53が第2シャッタ51により閉塞されている。
そして、トナーカートリッジ21が現像フレーム20に向けて移動され、第1シャッタ29の円弧の内側面に対して第2シャッタ51の外側面が隙間なく当接される。このとき、第1シャッタ開口30と第2シャッタ開口60とが対向している。
その後、第1シャッタ29および第2シャッタ51が、それらの円弧の周方向に沿って、開位置まで一体的にスライド移動される。これにより、図2に示すように、現像室側排出口27および現像室側供給口28が第1シャッタ開口30と対向するとともに、カートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53が第2シャッタ開口60と対向する。
その結果、現像室25とトナー収容室50との間に、現像室側排出口27、第1シャッタ開口30、第2シャッタ開口60およびカートリッジ側吸入口53を介して連通する第1トナー流路70が形成されるとともに、現像室側供給口28、第1シャッタ開口30、第2シャッタ開口60およびカートリッジ側供給口52を介して連通する第2トナー流路71が形成される。第1トナー流路70は、略前後方向に延びている。また、第2トナー流路71は、トナー収容室50側から後側斜め下方に延びている。これにより、現像フレーム20に対するトナーカートリッジ21の装着が完了する。
(4)トナーの搬送
図3に示すように、トナー収容室50内のトナーは、第1アジテータ55の回転により、第1アジテータ軸57まわりに回転する第1攪拌羽58によって攪拌されつつ、その回転方向Bに沿って搬送される。このとき、第1攪拌羽58の自由端部58bは、トナー収容室50の内周面に摺擦される。そして、搬送面58cは、カートリッジ供給口52に向けてトナーを搬送しながら回転される。
そして、図4に示すように、第1攪拌羽58が第1干渉部材56に接触した後、第1アジテータ55の回転がさらに進むと、自由端部58bがトナー収容室50の内周面から離間し、トナー搬送面58cにおける第1干渉部材56と接触している部分よりも固定端部58a側の部分が先行して回転し、トナー搬送面58cにおける第1干渉部材56と接触している部分よりも自由端部58b側の部分がカートリッジ側供給口52に向くように、第1攪拌羽58が変形する。
このように、第1攪拌羽58が変形しつつ回転することにより、トナー搬送面58cにおける自由端部58b側の部分とカートリッジ側供給口52との間のトナーに、トナー搬送面58cにおける自由端部58b側の部分からカートリッジ側供給口52に向く方向の力成分が付与される。その結果、トナー収容室50内のトナーを効率よくカートリッジ側供給口52に流入させることができる。
また、自由端部58bとカートリッジ側供給口52との間のトナーの一部は、カートリッジ側供給口52内に入り込まず、第1干渉部材56とトナー収容室50の内周面との間を通過する。これにより、カートリッジ側供給口52内に入り込まないトナーがトナー搬送面58cとトナー収容室50の内周面との間で押し潰されて劣化するのを防止できる。
カートリッジ側供給口52に流入したトナーは、図2に示すように、第2シャッタ開口60、第1シャッタ開口30および現像室側供給口28を介して、現像室25に供給される。
一方、トナー搬送面58cにおける固定端部58a側の部分の回転により、この固定端部58a側の部分よりも回転方向Bの下流側に存在しているトナーには、トナー搬送面58cにおける固定端部58a側の部分から回転方向Bの下流側に向く方向の力成分が付与される。これにより、トナー収容室50内のトナーは、その全体が攪拌および搬送されながら、カートリッジ側供給口52に対向する部分がカートリッジ側供給口52に効率よく送り込まれる。
現像室25内へ送られたトナーは、第2アジテータ37の回転により、現像室25内で攪拌される。そして、供給ローラ35と現像ローラ8との接触により、供給ローラ35を介して、現像ローラ8にトナーが供給される。現像ローラ8に供給されたトナーは、現像ローラ8の回転に伴って、層厚規制ブレード36により厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ8の周面上に担持される。これにより、感光ドラム5(図1参照)の周面上に形成された静電潜像が現像ローラ8に対向すると、現像ローラ8から静電潜像にトナーが供給され、静電潜像が現像される。
現像室25内のトナーの一部は、第2アジテータ37の回転により、トナー収容室50に戻される。具体的には、現像室25内のトナーは、回転方向Aに沿って回転する第2攪拌羽40により掻きあげられる。
そして、第2攪拌羽40が第2干渉部材38に干渉した後、第2アジテータ37の回転がさらに進むと、トナー搬送面40cにおける第2干渉部材38に接触している部分よりも固定端部40a側の部分が先行して回転し、トナー搬送面40cにおける自由端部40b側の部分が現像室側排出口27に向くように、第2攪拌羽40が変形する。
このように、第2攪拌羽40が変形しつつ回転することにより、トナー搬送面40cにおける自由端部40b側の部分と現像室側排出口27との間のトナーに、トナー搬送面40cにおける自由端部40b側の部分から現像室側排出口27に向く方向の力成分が付与される。その結果、現像室25内のトナーを効率よく現像室側排出口27に流入させることができる。
現像室側排出口27に流入したトナーは、第1シャッタ開口30、第2シャッタ開口60およびカートリッジ側吸入口53を介して、トナー収容室50内に戻される。
以上の作用により、トナー収容室50内のトナーは、第1攪拌羽58および第2攪拌羽40によってトナー収容室50と現像室25との間を循環する。
3.その他の作用効果
以上のように、側面視において、第1干渉部材56は、第1アジテータ軸57の回転軸線および回転方向Bにおけるカートリッジ側供給口52の最上流側端縁を結ぶ直線L1と第1アジテータ軸57および回転方向Bにおけるカートリッジ側供給口52の最下流側端縁を結ぶ直線L2とがなす角θ1を中心角とする第1領域A1に、第1干渉部材56が第1攪拌羽58に干渉した状態で、第1アジテータ軸57および第1干渉部材56を結ぶ直線L3と第1アジテータ軸57および第1攪拌羽58の自由端部58bを結ぶ直線L4とがなす角θ2を中心角とする第2領域A2の少なくとも一部が重なるような位置に配置されている。これにより、第1干渉部材56が第1攪拌羽58に干渉した状態で、トナー搬送面58cをカートリッジ側供給口52に確実に向けることができる。
また、第1干渉部材56が第1領域A1内に配置されているので、第1干渉部材56に干渉する第1攪拌羽58は、第1領域A1内で変形する。したがって、トナー搬送面58cをカートリッジ側供給口52により確実に向けることができる。
また、第1干渉部材56は、第1干渉部材56とカートリッジ側供給口52との間の直線距離が第1アジテータ軸57とカートリッジ側供給口52との間の直線距離の1/2未満となる位置に配置されている。これにより、第1干渉部材56に干渉した第1攪拌羽58がカートリッジ側供給口52の近傍で変形するので、トナー搬送面58cがカートリッジ側供給口52に向いた状態でトナー搬送面58cとカートリッジ側供給口52との間に位置していたトナーをより効率よくカートリッジ側供給口52に向けて送り出すことができる。
また、第1干渉部材56は、第1アジテータ軸57の回転軸線と平行な方向(左右方向)に延びているので、第1攪拌羽58まわりに回転する第1攪拌羽58に対して、その左右方向にわたって第1干渉部材56を干渉させることができる。
また、トナー収容室50には、カートリッジ側供給口52と第1アジテータ軸57の回転方向Bに異なる位置に、トナー収容室50の内外を連通するカートリッジ側吸入口53が形成されている。これにより、カートリッジ側吸入口53を介して、外部(現像室25)からトナーを取り入れ、トナー収容室50の内外でトナーを循環させることができる。また、カートリッジ側吸入口53がカートリッジ側供給口52に対して第1アジテータ軸57の回転方向Bに異なる位置に形成されているので、カートリッジ側吸入口53を介してトナーを良好に取り入れることができる。
また、現像室25には、トナー収容室50にトナーを送り込むための第2攪拌羽40が設けられている。第2攪拌羽40は、変形可能なシート状に形成され、左右方向に延びる第2アジテータ軸39を中心に回転可能に設けられている。第2攪拌羽40の回転に伴って、第2攪拌羽40は、第2干渉部材38と干渉して変形する。これにより、トナー収容室50内と現像フレーム20内(現像室25)との間でトナーを循環させることができるので、トナーの品質を均一に保つことができる。
また、第1攪拌羽58の回転方向Bと第2攪拌羽40の回転方向Aとは、逆方向である。これにより、カートリッジ側供給口52およびカートリッジ側吸入口53の近傍において、第1攪拌羽58の自由端部58bおよび第2攪拌羽40の自由端部40bの移動方向が同一方向となる。したがって、第1攪拌羽58によりカートリッジ側供給口52を介して現像室25内に送り込まれるトナーの移動方向を、現像室25内におけるトナーの搬送方向Aに沿わせることができ、第2攪拌羽40によりカートリッジ側吸入口53を介してトナー収容室50に送り込まれるトナーの移動方向を、トナー収容室50内におけるトナーの搬送方向Bに沿わせることができる。よって、それぞれ現像室25内およびトナー収容室50内でのトナーの流れを阻害することなく、現像室25とトナー収容室50との間でトナーを循環させることができる。
4.第2の実施形態
図5に示すトナーカートリッジ71は、図3に示すトナーカートリッジ21に代えて採用することができる。なお、以下では、図5に示すトナーカートリッジ71の構成に関して、図3に示すトナーカートリッジ21の構成との相違点を中心に説明し、図3に示す各部に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付し、当該部分についての説明を省略する。
図3に示すトナーカートリッジ21では、第1攪拌羽58は、第1アジテータ軸57からその径方向外側に向けて延びるシート状に形成されているとした。これに対して、図5に示すトナーカートリッジ71では、第1攪拌羽72は、その先端部が屈曲された鉤状に形成されている。
具体的には、第1攪拌羽72は、第1アジテータ軸57に固定される固定端部72aおよびトナー収容室50の内周面に当接する自由端部72bを有している。自由端部72bは、第1攪拌羽72における最もトナー収容室50の内周面側の部分から回転方向Bの下流側に向けて延びる鉤状に形成されている。
これにより、第1攪拌羽72は、鉤状の自由端部72bの内側の領域にトナーを保持しつつ回転される。そして、第1攪拌羽72が第1干渉部材56と接触した後、さらに第1攪拌羽72の回転が進むと、鉤状の自由端部72bの内側の領域がカートリッジ側供給口52に向くように、第1攪拌羽72が変形する。
この変形により、自由端部72bの内側の領域に保持されたトナーがカートリッジ側供給口52に向けて移動し、カートリッジ側供給口52に流入する。その結果、カートリッジ側供給口52へのトナーの流入量(トナーの搬送効率)をさらに向上させることができる。
1 プリンタ
7 現像カートリッジ
8 現像ローラ
20 現像フレーム
21 トナーカートリッジ
25 現像室
27 現像室側排出口
28 現像室側供給口
37 第2アジテータ
38 第2干渉部材
39 第2アジテータ軸
40 第2攪拌羽
40a 固定端部
40b 自由端部
40c トナー搬送面
50 トナー収容室
52 カートリッジ側供給口
53 カートリッジ側吸入口
55 第1アジテータ
56 第1干渉部材
57 第1アジテータ軸
58 第1攪拌羽
58a 固定端部
58b 自由端部
58c トナー搬送面
71 トナーカートリッジ
72 第1攪拌羽
72a 固定端部
72b 自由端部
A1 第1領域
A2 第2領域
L1 直線
L2 直線
L3 直線
L4 直線

Claims (9)

  1. 所定方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられた第1回転部材と、
    前記所定方向に平行な周面に内外を連通する第1開口部が形成され、内部にトナーおよび前記第1回転部材が収容される筒状のトナー収容室と、
    変形可能なシート状に形成され、第1回転部材に固定される固定端部と、前記トナー収容室の内周面に当接する自由端部と、前記固定端部と前記自由端部との間に形成され、トナーを前記第1開口部を介して外部に送り出すトナー搬送面とを有する第1搬送部材と、
    前記第1回転部材と前記トナー収容室の内周面との間において、前記第1回転部材まわりに回転する前記第1搬送部材に干渉し、前記トナー搬送面が前記第1開口部に向くような位置に配置された第1干渉部材とを備え、
    前記第1搬送部材の前記自由端部は、前記第1回転部材の回転方向下流側に向けて前記トナー搬送面となす角度が鋭角となるように屈曲する鉤状を有しており、前記第1搬送部材が前記第1干渉部材と接触するときに、前記自由端部の内側の領域が前記第1開口部に向くように構成されている、トナーカートリッジ。
  2. 前記所定方向に直交する断面視において、
    前記第1干渉部材は、前記回転軸線および前記第1回転部材の回転方向における前記第1開口部の最上流側端縁を結ぶ直線と前記回転軸線および前記回転方向における前記第1開口部の最下流側端縁を結ぶ直線とがなす角を中心角とする第1領域に、前記第1干渉部材が前記第1搬送部材に干渉した状態で、前記回転軸線および前記第1干渉部材を結ぶ直線と前記回転軸線および前記第1搬送部材の前記自由端部を結ぶ直線とがなす角を中心角とする第2領域の少なくとも一部が重なるような位置に配置されている、請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記第1干渉部材は、前記第1領域内に配置されている、請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記第1干渉部材は、前記第1干渉部材と前記第1開口部との間の直線距離が前記回転軸線と前記第1開口部との間の直線距離の1/2未満となる位置に配置されている、請求項2または3に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記第1干渉部材は、前記第1回転部材の前記回転軸線と平行に延びている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記トナー収容室には、前記第1開口部と前記第1回転部材の回転方向に異なる位置に、前記トナー収容室の内外を連通する第2開口部が形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  7. 現像フレームと、
    前記現像フレームに着脱可能に装着される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナーカートリッジとを備える、現像装置。
  8. 前記現像フレームは、
    変形可能なシート状に形成され、前記トナー収容室の中心線と平行な方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられ、その回転軸線を中心とする回転により前記トナー収容室にトナーを送り込む第2搬送部材と、
    前記回転軸線を中心に回転する前記第2搬送部材と干渉して、前記第2搬送部材を変形させる第2干渉部材とを備える、請求項7に記載の現像装置。
  9. 前記第1搬送部材の回転方向と前記第2搬送部材の回転方向とが逆方向である、請求項8に記載の現像装置。
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