JP5365375B2 - 現像剤カートリッジ - Google Patents
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現像装置は、現像室および攪拌室を内部に提供するケースと、ケースに対して着脱可能に装着されるトナーボックス(現像剤カートリッジ)とを備えている。ケースには、トナー導入口が形成されている。また、トナーボックスには、トナー放出口が形成されている。トナーボックスがケースに装着された状態で、トナー導入口とトナー放出口とが対向して、トナーボックスの内部空間とケース内(現像室および攪拌室)とが連通する。
攪拌室内には、アジテータが設けられている。攪拌室内に搬送されたトナーは、アジテータにより、攪拌室内で攪拌されながら現像室へと送られる。
収容室内には、現像剤が収容されるとともに第1搬送部材が配置されている。第1搬送部材は、収容室内の現像剤を一方の開口から搬送室に搬送する。搬送室内には、第2搬送部材が配置されている。第2搬送部材は、搬送室内の現像剤を一方の開口から他方の開口に向けて搬送する。
1.カラープリンタの全体構成
図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンタの側断面図である。
プリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。プリンタ1の装置本体の一例としての本体ケーシング2内には、ドラムユニット3が装着されている。このドラムユニット3は、本体ケーシング2の前面に設けられたカバー4を開けて、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。
ドラムユニット3には、4つの感光ドラム5が備えられている。4つの感光ドラム5は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられ、前後方向に沿って、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に等間隔に並列に配置されている。
ドラムユニット3の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器9が配置されている。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット10が配置されている。給紙カセット10に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト11上に搬送される。搬送ベルト11は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト11の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ12が配置されている。搬送ベルト11上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト11の走行により、搬送ベルト11と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、転写ローラ12に印加された転写バイアスによって、用紙Pに転写される。
2.現像カートリッジ
図2は、現像カートリッジの側断面図である。
(1)現像フレーム
現像フレーム20は、後側下方が開放されたボックス形状に形成され、その内部が現像室22となっている。
また、受入部24には、受入部24の円弧状部分の内側に沿って延びる円弧状の第1シャッター26が設けられている。第1シャッター26には、現像室側連通口25とほぼ同じ形状の第1シャッター開口27が形成されている。第1シャッター26は、受入部24に沿ってその円弧の周方向にスライド可能であり、第1シャッター開口27が現像室側連通口25と対向する開位置と、第1シャッター開口27が現像室側開口25と対向しない閉位置とに変位される。
現像ローラ8は、幅方向に延び、現像フレーム20に回転可能に保持されている。現像ローラ8の周面の一部は、現像フレーム20から後側下方に露出している。現像カートリッジ7がドラムユニット3(図1参照)に装着された状態で、現像ローラ8における現像フレーム20から露出した部分が感光ドラム5の周面に接触している。
層厚規制ブレード31は、その基端部が現像フレーム20内における後側部分に固定され、その先端部が現像ローラ8の周面に圧接している。
(2)トナーカートリッジ
図3は、トナーカートリッジの断面図であり、トナーカートリッジを略上下方向に切断したときの断面を前側から見た図である。
第1攪拌部材40は、第1回転軸41、攪拌部材本体42、第1羽根43および第2羽根44を備えている。
攪拌部材本体42は、図2および図3に示すように、第1回転軸41からその軸線方向と直交する方向(径方向)の両側に延びる板状に形成されている。攪拌部材本体42の径方向一方側の端面は、その径方向に対して傾斜する傾斜面45となっている。
トナーカートリッジ21の下端部、すなわち、搬送室36の下側の壁部55には、搬送室36と外部とを上下方向に連通する連通口56が貫通形成されている。
(3)現像フレームに対するトナーカートリッジの装着
図4は、現像フレームに対するトナーカートリッジの装着途中の状態を示す断面図である。
その後、第1シャッター26および第2シャッター57が、それらの円弧の周方向に沿って、開位置まで一体的にスライド移動される。これにより、図2に示すように、現像室側連通口25が第1シャッター開口27と対向するとともに、連通口56が第2シャッター開口58と対向する。その結果、トナーカートリッジ21内の搬送室36と現像フレーム20内の現像室22とが、連通口56、第2シャッター開口58、第1シャッター開口27および現像室側連通口25を介して連通し、現像フレーム20に対するトナーカートリッジ21の装着が完了する。
(4)トナーの搬送
以下では、図3を主に参照して、現像カートリッジ7内のトナーの搬送経路を説明する。
これにより、収容室35内のトナーが搬送室36を介して現像室22(現像フレーム20)へと供給されるとともに、収容室35と搬送室36との間でトナーが循環される。
3.作用効果
以上のように、トナーカートリッジ21は、現像フレーム20に着脱自在に装着される。トナーカートリッジ21には、隔壁34を隔てて、長手状の収容室35および収容室35の長手方向に延びる筒状の搬送室36が設けられている。隔壁34には、トナー供給口37およびトナー吸入口38が長手方向に間隔を空けて形成されている。これらのトナー供給口37およびトナー吸入口38を介して、収容室35と搬送室36とが連通している。
一方、搬送室36の壁部55には、トナー供給口37およびトナー吸入口38を壁部55に投影したときのトナー供給口37およびトナー吸入口38の投影部分の間に、連通口56が形成されている。搬送室36内と現像フレーム20とは、連通口56を介して連通している。
その結果、現像フレーム20におけるトナーの量を適量に保つことができる。
また、トナー供給口37およびトナー吸入口38は隔壁34の長手方向(幅方向)の両端部に配置されている。また、連通口56は、壁部55における長手方向の中央部に形成されている。これにより、トナー供給口37と連通口56との間の間隔を大きくすることができるので、第1搬送部材40によるトナーの搬送力が連通口56から現像フレーム20へのトナーの供給に及ぼす影響をより小さくすることができる。
4.第2の実施形態
図5は、本発明の第2の実施形態に係るトナーカートリッジの構造を示す模式的な断面図である。図6は、図5に示すトナーカートリッジを含む現像カートリッジの側断面図である。
図5および図6に示すトナーカートリッジ101では、複数の第2羽根44のうち、トナー吸入口38と対向する第2羽根44a(最も左側の第2羽根44)のサイズが、図2および図3に示す第2羽根44よりも大きく形成されている。
これにより、トナー吸入口38と対向する第2羽根44aによるトナーの搬送能力を向上させることができるので、トナー吸入口38を介して収容室35に搬送されるトナーを積極的に取り入れることができる。
5.第3の実施形態
図7は、本発明の第3の実施形態に係るトナーカートリッジを部分的に拡大した断面図である。
6.第4の実施形態
図8は、本発明の第4の実施形態に係るトナーカートリッジを部分的に拡大した断面図である。
7.第5の実施形態
図9は、本発明の第5の実施形態に係るトナーカートリッジを部分的に拡大した断面図である。
20 現像フレーム
21 トナーカートリッジ
35 収容室
36 搬送室
37 トナー供給口
38 トナー吸入口
40 第1搬送部材
43 第1羽根
44 第2羽根
50 第2搬送部材
55 壁部
56 連通口
Claims (5)
- 現像ローラを備える部材に着脱自在に装着される現像剤カートリッジにおいて、
現像剤を収容する長手状の収容室と、
前記収容室と隔壁を隔てて前記収容室の長手方向に沿って設けられ、前記隔壁に前記長手方向に間隔を空けて形成された2つの開口を介して前記収容室内と連通する管状の搬送室と、
前記収容室内に配置され、前記収容室内の現像剤を一方の前記開口から前記搬送室に搬送するための第1搬送部材と、
前記搬送室内に配置され、前記搬送室内の現像剤を一方の前記開口から他方の前記開口へ向けて搬送するための第2搬送部材とを備え、
前記搬送室の壁には、2つの前記開口を前記壁に投影したときの各開口の投影部分の間に、前記搬送室内と外部とを連通する連通口が形成され、
前記第1搬送部材は、
前記長手方向に延びる軸線を中心に回転可能に設けられ、現像剤を当該軸線と直交する方向へ搬送するための第1羽根と、
前記軸線が延びる方向に間隔を空けて配置され、前記軸線を中心に回転可能に設けられ、現像剤を前記軸線方向に搬送するための複数の第2羽根と
を備え、
2つの前記開口のうちの前記第2搬送部材による現像剤の搬送方向の下流側に配置される前記開口と対向する位置に設けられた前記第2羽根は、他の位置に設けられた前記第2羽根と比較して、前記軸線と直交する方向に長く形成されている、現像剤カートリッジ。 - 2つの前記開口は、前記隔壁の前記長手方向の両端部に形成され、
前記連通口は、前記壁における前記長手方向の中央部に形成されている、請求項1に記載の現像剤カートリッジ。 - 前記第2搬送部材は、前記連通口に対向する位置における現像剤の搬送力が、その他の位置における現像剤の搬送力よりも小さくなるように構成されている、請求項1または2に記載の現像剤カートリッジ。
- 前記第2搬送部材は、前記第2搬送部材による現像剤の搬送方向における前記連通口よりも下流側で上流側よりも現像剤の搬送力が大きくなるように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現像剤カートリッジ。
- 前記搬送室は、前記収容室の下方に設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の現像剤カートリッジ。
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