JP2022167058A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップが抑制された構成で、現像部に対するトナー補給機構内で発生する空気流に起因するトナーの滞留を抑制することが可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、現像部40と、コンテナ51と、トナー搬送部60と、を備える。トナー搬送部60は、第1縦搬送部61と、第2縦搬送部62と、横搬送部63と、トナー搬送部材64と、通気部65と、を備える。横搬送部63は、第1縦搬送部61と第2縦搬送部62との間に配置され、内部にトナー搬送部材64が回転可能に配置され、トナーがコンテナ51側から現像部40側まで横方向に搬送される。通気部65は、横搬送部63のトナー搬送方向下流部の上部に接続される空気流入口651、及び第1縦搬送部61に接続される空気流出口652を有し、トナー搬送部材64の回転によって横搬送部63内で発生する空気流を第1縦搬送部61へ流通させる。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム(像担持体)の表面に形成した静電潜像にトナーを供給して現像し、後に用紙に転写されるトナー像を形成する装置が広く利用されている。現像部及び現像部に対するトナー補給機構では、トナーを搬送するための搬送機構を駆動することで生じる空気流によって、トナーの飛散や滞留が起こり、静電潜像の現像やトナーの搬送に不具合が発生する虞があった。このような不具合の解消を図った従来技術の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1で開示された従来の画像形成装置は、現像手段に気体との混合気として搬送されるトナーを供給するトナー供給手段と、現像手段とトナー供給手段との間に気体の循環経路を形成する搬送経路と、を備える。搬送経路には、第1搬送路を介して現像手段に気体とトナーの混合気を送り出す第1エアーポンプと、第2搬送路を介して現像手段に搬送された混合気の気体を吸引してトナー供給手段に送り戻す第2エアーポンプと、が設けられる。これにより、混合気として多量のトナー搬送を行っても、トナー飛散の発生を防止することができる。
特開2007-316665号公報
しかしながら、上記従来技術では、エアーポンプを設けることにより、画像形成装置の大型化、高コスト化が課題であった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、コストアップが抑制された構成で、現像部に対するトナー補給機構内で発生する空気流に起因するトナーの滞留を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、現像部と、トナー貯蔵部と、トナー搬送部と、を備える。前記現像部は、像担持体にトナーを供給する。前記トナー貯蔵部は、前記現像部に補給される前記トナーを収容する。前記トナー搬送部は、前記トナー貯蔵部内の前記トナーを前記現像部まで搬送する。前記トナー搬送部は、第1縦搬送部と、第2縦搬送部と、横搬送部と、トナー搬送部材と、通気部と、を備える。前記第1縦搬送部は、前記トナー貯蔵部に接続され、前記トナーが前記トナー貯蔵部から下方に搬送される。前記第2縦搬送部は、前記現像部に接続され、前記トナーが前記現像部に向かって下方に搬送される。前記横搬送部は、前記第1縦搬送部と前記第2縦搬送部との間に配置され、前記トナーが前記トナー貯蔵部側から前記現像部側まで横方向に搬送される。前記トナー搬送部材は、前記横搬送部内に回転可能に配置され、前記トナーを前記トナー貯蔵部側から前記現像部側に向けて搬送する。前記通気部は、前記横搬送部のトナー搬送方向下流部の上部に接続される空気流入口、及び前記第1縦搬送部に接続される空気流出口を有し、前記トナー搬送部材の回転によって前記横搬送部内で発生する空気流を前記第1縦搬送部へ流通させる。
本発明の構成によれば、トナー搬送部材が回転することによってトナー搬送部の横搬送部内で発生する空気流は、空気流入口を通って通気部内に流入し、空気流出口を通って第1縦搬送部内に流出する。これにより、トナー搬送部材の回転によって横搬送部内で発生する空気流が、横搬送部内を逆流することを抑制することができる。そして、逆流した空気流が、横搬送部のトナー搬送方向上流部において横搬送部内へのトナーの流入を妨げてトナーが滞留することを抑制することができる。したがって、コストアップが抑制された構成で、現像部に向けてトナーを搬送するトナー搬送部内で発生する空気流に起因するトナーの滞留を抑制することが可能である。
本発明の一実施形態の画像形成装置の概略断面正面図である。 図1の画像形成装置の画像形成部周辺の概略断面正面図である。 第1実施形態の画像形成装置の現像部周辺の概略断面図である。 第2実施形態の画像形成装置の現像部周辺の概略断面図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。なお、本発明は以下の内容に限定されるものではない。
図1は、実施形態の画像形成装置1の概略断面正面図である。図2は、図1の画像形成装置1の画像形成部20周辺の概略断面正面図である。本実施形態の画像形成装置1の一例としては、中間転写ベルト31を用いてトナー像を用紙Sに転写するタンデム方式のカラープリンターである。画像形成装置1は、例えば印刷、スキャン(画像読取)、ファクシミリ送信等の機能を備えたいわゆる複合機であって良い。
画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、その本体2に設けられた、給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部30、定着部6、用紙排出部7及び制御部8を備える。
給紙部3は、複数枚の用紙Sを収容し、印刷時に用紙Sを1枚ずつ分離して送り出す。用紙搬送部4は、給紙部3から送り出された用紙Sを二次転写部33及び定着部6へと搬送し、さらに定着後の用紙Sを用紙排出口4aから用紙排出部7に排出する。両面印刷が行われる場合、用紙搬送部4は、第一面の定着後の用紙Sを分岐部4bによって反転搬送部4cに振り分け、用紙Sを再度、二次転写部33及び定着部6へと搬送する。露光部5は、画像データに基づき制御されたレーザー光を画像形成部20に向かって照射する。
画像形成部20は、中間転写ベルト31の下方に配置される。画像形成部20は、イエロー用の画像形成部20Yと、シアン用の画像形成部20Cと、マゼンタ用の画像形成部20Mと、ブラック用の画像形成部20Bと、を含む。これらの4つの画像形成部20は、基本的な構成が同じである。これにより、以下の説明において、特に限定する必要がある場合を除き、各色を表す「Y」、「C」、「M」、「B」の識別記号は省略することがある。
画像形成部20は、所定の方向(図1及び図2における時計回り)に回転可能に支持された感光体ドラム(像担持体)21を備える。画像形成部20は、さらに感光体ドラム21の周囲に、その回転方向に沿って配置された帯電部22と、現像部40と、ドラムクリーニング部23と、を備える。なお、現像部40とドラムクリーニング部23との間に一次転写部32が配置される。
感光体ドラム21は、外周面に感光層を有する。帯電部22は、感光体ドラム21の表面を所定電位に帯電させる。露光部5は、帯電部22によって帯電された感光体ドラム21の表面を露光し、感光体ドラム21の表面に原稿画像の静電潜像を形成する。現像部40は、この静電潜像にトナーを供給して現像し、トナー像を形成する。4つの画像形成部20それぞれは、異なる色のトナー像を形成する。ドラムクリーニング部23は、トナー像が中間転写ベルト31の表面に一次転写された後に、感光体ドラム21の表面に残留するトナー等を除去してクリーニングする。このようにして、画像形成部20は、用紙Sへの画像形成を行う。
転写部30は、図1に示すように、中間転写ベルト31と、一次転写部32Y、32C、32M、32Bと、二次転写部33と、ベルトクリーニング部34と、を備える。中間転写ベルト31は、4つの画像形成部20の上方に配置される。中間転写ベルト31は、所定の方向(図1における反時計回り)に回転可能に支持され、4つの画像形成部20それぞれで形成されたトナー像が順次重ねて一次転写される中間転写体である。4つの画像形成部20は、中間転写ベルト31の回転方向上流側から下流側に向けて一列に並んだいわゆるタンデム方式にして配置される。
一次転写部32Y、32C、32M、32Bは、中間転写ベルト31を挟んで、各色の画像形成部20Y、20C、20M、20Bの上方に配置される。二次転写部33は、用紙搬送部4の、定着部6よりも用紙搬送方向上流側であって、転写部30の、各色の画像形成部20Y、20C、20M、20Bよりも中間転写ベルト31の回転方向下流側に配置される。ベルトクリーニング部34は、各色の画像形成部20Y、20C、20M、20Bよりも中間転写ベルト31の回転方向上流側に配置される。
トナー像は、各色の一次転写部32Y、32C、32M、32Bで中間転写ベルト31の表面に一次転写される。そして、中間転写ベルト31の回転とともに所定のタイミングで4つの画像形成部20のトナー像が連続して重ねて中間転写ベルト31に転写されることにより、中間転写ベルト31の表面にはイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされたカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト31の表面のカラートナー像は、用紙搬送部4によって同期をとって送られてきた用紙Sに、二次転写部33に形成される二次転写ニップ部で転写される。ベルトクリーニング部34は、二次転写後に中間転写ベルト31の表面に残留するトナー等を除去してクリーニングする。
定着部6は、二次転写部33の上方に配置される。定着部6は、トナー像が転写された用紙Sを加熱、加圧してトナー像を用紙Sに定着させる。
用紙排出部7は、転写部30の上方に配置される。トナー像が定着されて印刷が完了した用紙Sは、用紙排出部7に搬送される。
制御部8は、CPU、画像処理部、記憶部、並びにその他の電子回路及び電子部品を含む(いずれも不図示)。CPUは、記憶部に記憶された制御用のプログラムやデータに基づき、画像形成装置1に設けられた各構成要素の動作を制御して画像形成装置1の機能に係る処理を行う。給紙部3、用紙搬送部4、露光部5、画像形成部20、転写部30及び定着部6のそれぞれは、制御部8から個別に指令を受け、連動して用紙Sへの印刷を行う。記憶部は、例えばプログラムROM(Read Only Memory)、データROMなどといった不揮発性の記憶装置と、RAM(Random Access Memory)のような揮発性の記憶装置との組み合わせで構成される。
続いて、現像部40とその周辺の構成について、図2を用いて説明する。なお、各色の現像部40は基本的な構成が同じであるので、構成要素について各色を表す識別記号の記載と、説明とを省略する。
現像部40は、感光体ドラム21の表面にトナーを供給する。例えば、現像部40は、画像形成装置1の本体2に対して着脱可能である。現像部40は、現像容器41と、第1攪拌搬送部材42と、第2攪拌搬送部材43と、現像ローラー44と、規制部材45と、を備える。
現像容器41は、感光体ドラム21の軸線方向(図2の紙面奥行き方向)に沿って延びる細長い形状であって、その長手方向を水平にして配置される。現像容器41は、現像剤として、例えば磁性トナーを含む磁性一成分現像剤を収容する。現像剤は、例えば非磁性一成分現像剤や、トナー及び磁性キャリアを含む二成分現像剤であっても良い。なお、以下の説明において、現像剤のことを単に「トナー」と呼ぶことがある。
現像容器41は、仕切り部411と、第1搬送室412と、第2搬送室413と、トナー補給管414と、を有する。
仕切り部411は、現像容器41の内部の下部に設けられる。仕切り部411は、現像容器41の下部の、軸線方向と交差する方向(図2の左右横方向)の略中央部に設けられ、軸線方向及び上下方向に延びる。仕切り部411は、現像容器41の内部を、軸線方向と交差する方向(図2の左右横方向)において区分する。現像容器41は、仕切り部411の軸線方向(図2の紙面奥行き方向)の両端側それぞれに、第1搬送室412と第2搬送室413との連通部(不図示)を備える。
第1搬送室412及び第2搬送室413は、現像容器41の内部に設けられる。第1搬送室412及び第2搬送室413は、現像容器41の内部が仕切り部411によって区分されることで形成され、互いに並置される。第2搬送室413は、現像容器41の内部の、現像ローラー44の配置領域の下方に隣接して配置される。第1搬送室412は、現像容器41の内部の、第2搬送室413よりも現像ローラー44から離隔した領域に配置される。第1搬送室412は、トナー補給管414を介してトナーの補給を受ける。
トナー補給管414は、現像容器41の、現像ローラー44の軸線方向の一端側に配置され、上下方向に延びる。トナー補給管414の下端は、第1搬送室412の軸線方向外側に位置し、第1搬送室412と連通する。なお、第1攪拌搬送部材42は、トナー補給管414の下部まで延びている。トナー補給管414の上端には、本体2に設けられた図3に示す後述するトナー搬送部(トナー搬送部)60が接続される。すなわち、トナー補給管414は、トナー搬送部60に接続され、現像容器41まで延びる。トナー補給管414は、第1搬送室412へのトナーの補給に利用される。
第1攪拌搬送部材42は、第1搬送室412の内部に配置される。第2攪拌搬送部材43は、第2搬送室413の内部に配置される。第2攪拌搬送部材43は、現像ローラー44に近接して平行に延びる。第1攪拌搬送部材42及び第2攪拌搬送部材43は、感光体ドラム21と平行に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。第1攪拌搬送部材42及び第2攪拌搬送部材43は、それらの軸線回りに回転することで、当該回転の軸線方向に沿って互いに反対方向に現像剤を攪拌しながら搬送する。
第1攪拌搬送部材42及び第2攪拌搬送部材43の回転により、現像剤は、仕切り部411の軸線方向の両端部それぞれに配置された連通部を通って、第1搬送室412と、第2搬送室413との間を循環する。第1搬送室412及び第2搬送室413において、外部からトナー補給管414を介して補給されたトナーが攪拌され、帯電される。
現像ローラー44は、現像容器41の内部の、第2攪拌搬送部材43の上方に配置される。現像ローラー44は、感光体ドラム21の軸線と平行に延びる軸線回りに回転可能にして現像容器41に支持される。現像ローラー44は、例えば図2において反時計回りに回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラー側磁極とを有する(いずれも不図示)。
現像ローラー44は、その表面の一部が現像容器41から露出し、感光体ドラム21と対向し、近接する。現像ローラー44は、感光体ドラム21との対向領域において感光体ドラム21の表面に供給するトナーを、その表面に担持する。現像ローラー44は、第2搬送室413内のトナーを感光体ドラム21の表面の静電潜像に付着させ、トナー像を形成する。
規制部材45は、現像ローラー44と感光体ドラム21とが対向領域の、現像ローラー44の回転方向上流側に配置される。規制部材45は、現像ローラー44に近接して対向し、その先端と現像ローラー44の表面との間に所定の間隔を設けて配置される。規制部材45は、現像ローラー44の軸線方向(図2の紙面奥行き方向)の全域にわたって延びる。規制部材45は、その先端と現像ローラー44の表面との間の隙間を通過する現像ローラー44の表面に担持される現像剤(トナー)の層厚を規制する。
現像容器41内のトナーは、第1搬送室412及び第2搬送室413において攪拌、循環されて帯電され、現像ローラー44の表面に担持される。現像ローラー44の表面のトナーは、規制部材45によって層厚が規制された後、現像ローラー44の回転によって現像ローラー44と感光体ドラム21との対向領域に搬送される。現像ローラー44に所定の現像電圧が印加されると、感光体ドラム21の表面電位との間の電位差により、現像ローラー44の表面に担持されたトナーが現像空間において感光体ドラム21の表面に飛翔し、感光体ドラム21の表面の静電潜像が現像される。
現像部40へのトナーの補給に関し、画像形成装置1は、コンテナ(トナー貯蔵部)51と、トナー搬送部60と、を備える(図3参照)。図3は、第1実施形態の画像形成装置1の現像部40周辺の概略断面図である。コンテナ51及びトナー搬送部60は、ともに現像部40の上方に配置される。コンテナ51及びトナー搬送部60は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色それぞれに対応して1つずつ設けられる。
コンテナ51は、トナー搬送部60の上方であって、例えば中間転写ベルト31の上方に配置される(図1参照)。コンテナ51は、現像ローラー44及び感光体ドラム21の軸線方向(図1及び図3の紙面奥行き方向)に沿って延びる細長い形状であって、その長手方向を水平にして配置される。コンテナ51は、本体2に対して着脱可能であり、現像部40に補給されるトナーを収容する。コンテナ51は、搬送部材511と、トナー落下口512と、を備える。
搬送部材511は、コンテナ51内の下部に配置される。搬送部材511は、コンテナ51の長手方向(図3の紙面奥行き方向)に沿って延び、コンテナ51に回転可能に支持される。搬送部材511は、コンテナ51が本体2に装着されたときに動力が伝達可能な状態となり、コンテナ51の長手方向に延びる軸線回りに回転する。搬送部材511は、回転の軸線方向に沿って、トナーをトナー落下口512に向かって搬送する。
トナー落下口512は、コンテナ51の底部の、現像ローラー44の軸線方向の一端側であって、当該軸線方向において現像部40のトナー補給管414が配置された端部側の上方に位置する。トナー落下口512は、蓋部材(不図示)を有し、コンテナ51が本体2に装着されたときに当該蓋部材が開放され、トナーが落下可能な状態となる。トナー落下口512は、トナー搬送部60に接続され、トナーが落下してトナー搬送部60内に流入する。
トナー搬送部60は、コンテナ51と現像部40との間に配置される。トナー搬送部60は、コンテナ51及び現像部40に接続され、コンテナ51内のトナーを現像部40まで搬送する。トナー搬送部60は、第1縦搬送部61と、第2縦搬送部62と、横搬送部63と、トナー搬送部材64と、通気部65と、を備える。
第1縦搬送部61は、コンテナ51のトナー落下口512の下方に位置する。第1縦搬送部61の上端は、トナー落下口512に接続される。第1縦搬送部61の下端は、横搬送部63の長手方向の一端部に接続される。第1縦搬送部61は、例えば筒形状に形成され、上下方向に延び、内部をトナーが流通する。すなわち、第1縦搬送部61は、トナーがコンテナ51から下方に搬送される。
第2縦搬送部62は、現像部40のトナー補給管414の上方に位置する。第2縦搬送部62の下端は、トナー補給管414に接続される。第2縦搬送部62の上端は、横搬送部63の長手方向の他端部に接続される。第2縦搬送部62は、例えば筒形状に形成され、上下方向に延び、内部をトナーが流通する。すなわち、第2縦搬送部62は、トナーが現像部40に向かって下方に搬送される。
横搬送部63は、第1縦搬送部61と第2縦搬送部62との間に配置される。横搬送部63は、例えば円筒形状に形成され、水平方向に延びる。横搬送部63は、4色のトナー搬送部60で共用しており、内部の長手方向の両端部を各色間で区分する仕切り壁631を有する。横搬送部63は、さらに、トナー流入口632と、トナー流出口633と、を有する。
トナー流入口632は、横搬送部63の長手方向の一端部の上部に位置する。トナー流入口632は、第1縦搬送部61が接続され、横搬送部63と第1縦搬送部61とが連通される。コンテナ51内のトナーは、トナー流入口632を通り、横搬送部63内に流入する。
トナー流出口633は、横搬送部63の長手方向の他端部の下部に位置する。トナー流出口633は、第2縦搬送部62が接続され、横搬送部63と第2縦搬送部62とが連通される。横搬送部63内をトナー流入口632側から搬送されたトナーは、トナー流出口633を通り、現像部40に向かって流出する。すなわち、横搬送部63は、トナーがコンテナ51側から現像部40側まで横方向に搬送される。
トナー搬送部材64は、横搬送部63内に配置される。トナー搬送部材64は、横搬送部63と平行に延びる軸線回りに回転可能にして一対の仕切り壁631に支持される。トナー搬送部材64は、例えば回転軸641の外周部に形成された螺旋状の羽根部642を備える。トナー搬送部材64は、トナーをコンテナ51側から現像部40側に向けて搬送する。詳細に言えば、トナー搬送部材64は、軸線回りに回転することで、トナー流入口632を通って横搬送部63内に流入したトナーを、軸線方向に沿ってトナー流出口633まで搬送し、トナー流出口633から現像部40に向けて落下させる。
通気部65は、横搬送部63の上方に配置される。通気部65は、例えば筒形状に形成され、横搬送部63とほぼ同じ方向に延びる。通気部65は、空気流入口651と、空気流出口652と、を有する。
空気流入口651は、通気部65の長手方向の一端部に位置し、横搬送部63のトナー搬送方向下流部の上部に接続される。例えば、空気流入口651は、横搬送部63の内部空間を隔て、トナー流出口633と上下方向に対向配置される。空気流入口651は、通気部65と横搬送部63とを連通させる。
空気流出口652は、通気部65の長手方向の他端部に位置し、第1縦搬送部61に接続される。空気流出口652は、通気部65と第1縦搬送部61とを連通させる。これにより、通気部65は、トナー搬送部材64の回転によって横搬送部63内で発生する空気流を第1縦搬送部61へ流通させる。
この構成によれば、トナー搬送部材64が回転することによって横搬送部63内で発生する空気流は、空気流入口651を通って通気部65内に流入し、空気流出口652を通って第1縦搬送部61内に流出する。これにより、トナー搬送部材64の回転によって横搬送部63内で発生する空気流が、横搬送部63内を逆流することを抑制することができる。そして、逆流した空気流が、横搬送部63のトナー搬送方向上流部において横搬送部63内へのトナーの流入を妨げてトナーが滞留することを抑制することができる。したがって、コストアップが抑制された構成で、現像部40に向けてトナーを搬送するトナー搬送部60内で発生する空気流に起因するトナーの滞留を抑制することが可能である。
空気流入口651の開口面積は、空気流出口652の開口面積よりも小さい。空気流通経路である通気部65の入口を小さく、出口を大きくすることで、空気流入口651側から空気流出口652側に向かう空気の流通が促進される。したがって、トナー搬送部材64の回転によって横搬送部63内で発生する空気流を、効率良く通気部65へと送ることが可能である。
図4は、第2実施形態の画像形成装置1の現像部40周辺の概略断面図である。トナー搬送部60は、図4に示す通気部66を備える。通気部66は、空気流入口661と、空気流出口662と、を有する。
空気流出口662は、第1縦搬送部61の上端部近傍に接続される。すなわち、空気流出口662は、横搬送部63のトナー流入口632から上方に所定距離離れた箇所に位置する。この構成によれば、通気部66を流通する空気は、第1縦搬送部61内の、横搬送部63のトナー流入口632から上方に離れた箇所に流出する。したがって、横搬送部63のトナー流入口632付近におけるトナーの滞留を抑制することができる。
通気部66は、空気流通方向下流部が上方に向かって傾斜している。すなわち、通気部66は、空気流入口661側が空気流出口662側よりも低くなっている。この構成によれば、トナーが、空気流入口661から通気部66内に流入し難くなる。さらに、トナーは、空気流入口661から通気部66内に流入しても、空気流入口661へと滑り落ち易くなる。これにより、トナーが通気部66を通って第1縦搬送部61へと移動することを抑制することができ、横搬送部63のトナー流入口632付近におけるトナーの滞留を抑制することが可能である。
第1縦搬送部61は、遮蔽板611を有する。遮蔽板611は、空気流出口662の上方の、第1縦搬送部61の内壁面に配置される。遮蔽板611は、第1縦搬送部61の内壁面から径方向中心部に近づくにつれて下方に向かって傾斜する。この構成によれば、第1縦搬送部61内をトナー落下口512から落下するトナーが、通気部66内に流入することを抑制することができる。また、空気流出口662から第1縦搬送部61内に向けて流出する空気流が、トナー落下口512からのトナーの落下の妨げとなることを抑制することができる。したがって、トナーを、効率良くコンテナ51から現像部40まで搬送することが可能である。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置1は、複数色の画像を順次重ねて形成するいわゆるタンデム型のカラー印刷用の画像形成装置であることとしたが、このような機種に限定されるわけではなく、タンデム型ではないカラー印刷用の画像形成装置やモノクロ印刷用の画像形成装置であって良い。
本発明は、画像形成装置において利用可能である。
1 画像形成装置
2 本体
20 画像形成部
21 感光体ドラム(像担持体)
40 現像部
51 コンテナ(トナー貯蔵部)
60 トナー搬送部
61 第1縦搬送部
62 第2縦搬送部
63 横搬送部
64 トナー搬送部材
65、66 通気部
611 遮蔽板
632 トナー流入口
633 トナー流出口
651、661 空気流入口
652、662 空気流出口

Claims (5)

  1. 像担持体にトナーを供給する現像部と、
    前記現像部に補給される前記トナーを収容するトナー貯蔵部と、
    前記トナー貯蔵部内の前記トナーを前記現像部まで搬送するトナー搬送部と、
    を備え、
    前記トナー搬送部は、
    前記トナー貯蔵部に接続され、前記トナーが前記トナー貯蔵部から下方に搬送される第1縦搬送部と、
    前記現像部に接続され、前記トナーが前記現像部に向かって下方に搬送される第2縦搬送部と、
    前記第1縦搬送部と前記第2縦搬送部との間に配置され、前記トナーが前記トナー貯蔵部側から前記現像部側まで横方向に搬送される横搬送部と、
    前記横搬送部内に回転可能に配置され、前記トナーを前記トナー貯蔵部側から前記現像部側に向けて搬送するトナー搬送部材と、
    前記横搬送部のトナー搬送方向下流部の上部に接続される空気流入口、及び前記第1縦搬送部に接続される空気流出口を有し、前記トナー搬送部材の回転によって前記横搬送部内で発生する空気流を前記第1縦搬送部へ流通させる通気部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記空気流入口の開口面積は、前記空気流出口の開口面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記空気流出口は、前記第1縦搬送部の上端部近傍に接続されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記通気部は、空気流通方向下流部が上方に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1縦搬送部は、前記空気流出口の上方に配置された、下方に向かって傾斜する遮蔽板を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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