JP2017191181A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017191181A JP2017191181A JP2016079706A JP2016079706A JP2017191181A JP 2017191181 A JP2017191181 A JP 2017191181A JP 2016079706 A JP2016079706 A JP 2016079706A JP 2016079706 A JP2016079706 A JP 2016079706A JP 2017191181 A JP2017191181 A JP 2017191181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- developing device
- communication
- unit
- conveying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/18—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
- G03G21/1803—Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
- G03G21/1814—Details of parts of process cartridge, e.g. for charging, transfer, cleaning, developing
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0887—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
- G03G15/0889—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for agitation or stirring
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0887—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
- G03G15/0891—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/08—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
- G03G15/0822—Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
- G03G15/0887—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
- G03G15/0891—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
- G03G15/0893—Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers in a closed loop within the sump of the developing device
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/08—Details of powder developing device not concerning the development directly
- G03G2215/0802—Arrangements for agitating or circulating developer material
- G03G2215/0816—Agitator type
- G03G2215/0819—Agitator type two or more agitators
- G03G2215/0822—Agitator type two or more agitators with wall or blade between agitators
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】 第一収容部の下方に第二収容部が配置された現像剤収容部を備える現像装置において、連通部近傍における現像剤の滞留を抑制し、現像剤担持体への現像剤の供給量を十分に確保することができるという優れた効果を得ることができる現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供する。【解決手段】現像剤担持体101と、現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、鉛直方向の位置が異なる2つの収容部103、104と、2つの収容部を連通する2つの連通部106を介して前記2つの収容部内で前記現像剤を循環搬送させる搬送部材103a、104aとを備える現像装置において、第一収容部103内における、2つの連通部のうち第二収容部104から第一収容部に向けて現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きい。【選択図】図3
Description
本発明は、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置に関するものである。
従来、現像装置として、現像剤担持体である現像ローラに供給するための現像剤を収容する現像剤収容部と、この現像収容部内で現像剤を循環搬送するための搬送部材である2つの搬送スクリュとを備え、この2つの搬送スクリュによって現像剤収容部内の現像剤を循環させ、現像剤の消費量に応じて外部から現像剤を追加補給する方式が知られている。
例えば、特許文献1に記載の現像装置は、現像ローラの軸方向に平行に配置された2つの搬送スクリュが鉛直方向に一列に並ぶ配置となっている。現像剤収容部は、2つの搬送スクリュのそれぞれが配置された2つの収容部を備えている。この2つの収容部のうち、より上方に位置する収容部は、現像ローラに現像剤を供給しつつ現像ローラの回転軸に沿って現像剤を搬送する供給搬送路である。また、2つの収容部のうち、より下方に位置する収容部は、現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送路である。また、供給搬送路と攪拌搬送路の軸方向の両端部には、供給搬送路と攪拌搬送路とを連通する連通部がそれぞれ設けられている。
攪拌搬送路内の搬送スクリュによって軸方向端部まで搬送された現像剤は、連通部を介して供給搬送路に受け渡され、供給搬送路内の搬送スクリュによって現像ローラに供給されながら供給搬送路の軸方向反対側端部まで搬送される。そして、連通部を介して攪拌搬送路に受け渡され、攪拌搬送路内の搬送スクリュによって追加補充された現像剤と攪拌されながら攪拌搬送路の軸方向反対側端部まで搬送されることで、攪拌搬送路及び攪拌搬送路内を循環させられる。
特許文献1の現像装置では、攪拌搬送路から供給搬送路へ現像剤を搬送する際に、連通部の下方の現像剤を連通部の上方に向かって搬送している。このため、攪拌搬送路から供給搬送路への現像剤の持上げが阻害されてしまい、現像剤が連通部近傍で滞留してしまうおそれがあった。現像剤が連通部近傍で滞留すると、供給搬送路の現像剤の嵩が低くなり、十分量の現像剤を現像ローラに供給できなくなってしまう。
また、特許文献1の現像装置とは異なり、2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部が攪拌搬送路であり、比較的下方に位置する収容部が供給搬送路であった場合、現像剤が連通部近傍で滞留することで第一収容部の現像剤の嵩が低くなり、現像剤の攪拌不足が生じて十分量の現像剤を現像ローラに供給できなくなってしまうおそれがある。
また、特許文献1の現像装置とは異なり、2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部が攪拌搬送路であり、比較的下方に位置する収容部が供給搬送路であった場合、現像剤が連通部近傍で滞留することで第一収容部の現像剤の嵩が低くなり、現像剤の攪拌不足が生じて十分量の現像剤を現像ローラに供給できなくなってしまうおそれがある。
上述した課題を解決するために、本発明は、表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、鉛直方向の位置が異なる2つの収容部と、前記2つの収容部を連通する2つの連通部を介して前記2つの収容部内で前記現像剤を循環搬送させる搬送部材とを備え、前記2つの収容部のうち一方が、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給しつつ搬送する供給搬送路であり、他方が、前記現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送路である現像装置において、
前記2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部を第一収容部、前記2つの収容部のうち比較的下方に位置する収容部を第二収容部とし、前記第一収容部内における、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、前記第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きいことを特徴とするものである。
前記2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部を第一収容部、前記2つの収容部のうち比較的下方に位置する収容部を第二収容部とし、前記第一収容部内における、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、前記第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きいことを特徴とするものである。
本発明によれば、第一収容部の下方に第二収容部が配置された現像剤収容部を備える現像装置において、連通部近傍における現像剤の滞留を抑制し、現像剤担持体への現像剤の供給量を十分に確保することができるという優れた効果を得ることができる。
以下、本発明を画像形成装置としての複写機(以下、複写機1000という)に適用した一実施形態について説明する。
図1は、複写機1000の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、複写機1000は、複写装置本体(以下、「プリンタ部600」という)、給紙テーブル(以下、「給紙部700」という)及びプリンタ部600上に取り付けるスキャナ(以下、「スキャナ部800」という)から構成される。
図1は、複写機1000の一例を示す概略構成図である。
図1に示すように、複写機1000は、複写装置本体(以下、「プリンタ部600」という)、給紙テーブル(以下、「給紙部700」という)及びプリンタ部600上に取り付けるスキャナ(以下、「スキャナ部800」という)から構成される。
プリンタ部600は、四つのプロセスユニットとしてのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)、中間転写ベルト7、定着手段としての定着装置12等を備えている。中間転写ベルト7は、複数の張架ローラに張架されて図1中の矢印A方向に移動する中間転写体である。
四つのプロセスカートリッジ1の、符号の後に付されたY,M,C,Kという添字は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒用の仕様であることを示している。四つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、それぞれ使用するトナーの色が異なる他は、ほぼ同様の構成になっているので、以下、Y,M,C,Kという添字を省略して説明する。
四つのプロセスカートリッジ1の、符号の後に付されたY,M,C,Kという添字は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒用の仕様であることを示している。四つのプロセスカートリッジ1(Y,M,C,K)は、それぞれ使用するトナーの色が異なる他は、ほぼ同様の構成になっているので、以下、Y,M,C,Kという添字を省略して説明する。
プロセスカートリッジ1は、潜像担持体である感光体2、帯電手段である帯電部材3、現像手段である現像装置4、及び、クリーニング手段である感光体クリーニング装置5を一体的に支持してユニット状とした構成となっている。各プロセスカートリッジ1は、それぞれのストッパーを解除することにより、複写機1000本体に対して着脱可能となっている。
感光体2は、図中の矢印で示すように、図中の時計回り方向に回転する。帯電部材3は、ローラ状の帯電ローラであり、感光体2の表面に圧接されて感光体2の回転により従動回転する。作像時には、帯電部材3には高圧電源により所定のバイアスが印加され、感光体2の表面を帯電する。本実施形態のプロセスカートリッジ1は、帯電手段として、感光体2の表面に接触するローラ状の帯電部材3を用いているが、帯電手段としてはこれに限るものではなく、コロナ帯電などの非接触帯電方式を用いてもよい。
露光装置6は、スキャナ部800で読み込んだ原稿画像の画像情報、または、パーソナルコンピュータ等の外部装置から入力される画像情報に基づいて、感光体2の表面に対して露光し、感光体2の表面に静電潜像を形成する。本実施形態においては露光装置6として、LEDアレイを用いており、感光体2上の長手方向の画像領域全域に配置されている。
感光体クリーニング装置5は、中間転写ベルト7と対向する位置を通過した感光体2の表面上に残留する転写残トナーのクリーニングを行う。
感光体クリーニング装置5は、中間転写ベルト7と対向する位置を通過した感光体2の表面上に残留する転写残トナーのクリーニングを行う。
四つのプロセスカートリッジ1は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色ごとのトナー像を感光体2上に形成する。四つのプロセスカートリッジ1は、図1に示すように、中間転写ベルト7の表面移動方向に並列に配設され、それぞれの感光体2上に形成されたトナー像を中間転写ベルト7に順に重ね合わせるように転写し、中間転写ベルト7上に可視像を形成する。
図1において、各感光体2に対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置には一次転写手段としての一次転写ローラ8が配置されている。一次転写ローラ8には高圧電源により一次転写バイアスが印加され、感光体2との間で一次転写電界を形成する。感光体2と一次転写ローラ8との間で一次転写電界が形成されることにより、感光体2の表面上に形成されたトナー像が中間転写ベルト7の表面に転写される。中間転写ベルト7を張架する複数の張架ローラのうちの一つが駆動モータにより回転することによって、中間転写ベルト7が図中の矢印A方向に表面移動する。表面移動する中間転写ベルト7の表面上に各色のトナー像が順次重ねて転写されることによって、中間転写ベルト7の表面上にフルカラー画像が形成される。
四つのプロセスカートリッジ1が中間転写ベルト7と対向する位置に対して、中間転写ベルト7の表面移動方向下流側には、二次転写ローラ9が配置されている。二次転写ローラ9は、張架ローラの一つである二次転写対向ローラ9aに対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置に配置され、中間転写ベルト7との間で二次転写ニップを形成する。二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に所定の電圧を印加して二次転写電界を形成する。給紙部700から給紙され、図中の矢印S方向に搬送される転写材である転写紙Pは、二次転写ニップを通過する。この転写紙Pが二次転写ニップを通過する際に、中間転写ベルト7の表面上に形成されたフルカラー画像が、二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に形成された二次転写電界によって転写紙Pに転写される。
二次転写ニップに対して転写紙Pの搬送方向下流側に、定着装置12が配置されている。二次転写ニップを通過した転写紙Pは定着装置12に到達する。そして、定着装置12における加熱及び加圧によって転写紙P上に転写されたフルカラー画像が定着され、画像が定着された転写紙Pは複写機1000の装置外に出力される。
一方、二次転写ニップで転写紙Pに転写されず中間転写ベルト7の表面上に残留したトナーは、転写ベルトクリーニング装置11によって回収される。
一方、二次転写ニップで転写紙Pに転写されず中間転写ベルト7の表面上に残留したトナーは、転写ベルトクリーニング装置11によって回収される。
図1に示すように、中間転写ベルト7の上方には、各色トナーを収容するトナーボトル900(Y,M,C,K)が複写機1000本体に対して着脱可能に配置されている。
各色のトナーボトル900に収容されたトナーは、各色に対応するトナー補給装置によって、各色の現像装置4に供給される。
各色のトナーボトル900に収容されたトナーは、各色に対応するトナー補給装置によって、各色の現像装置4に供給される。
次に、プロセスカートリッジ1、及び、現像装置4について詳述する。
図2は、プロセスカートリッジ1の一例を示す概略断面図である。
図2に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジ1は、感光体2、帯電部材3、現像装置4、感光体クリーニング装置5、及び、露光装置6を備えている。感光体2、帯電部材3、及び、感光体クリーニング装置5は感光体ユニットとして一体的となっている。
図2は、プロセスカートリッジ1の一例を示す概略断面図である。
図2に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジ1は、感光体2、帯電部材3、現像装置4、感光体クリーニング装置5、及び、露光装置6を備えている。感光体2、帯電部材3、及び、感光体クリーニング装置5は感光体ユニットとして一体的となっている。
現像装置4は、感光体2に対向する現像剤担持体としての現像ローラ101を備える。現像ローラ101は、円筒状で図2中の矢印方向に回転する現像スリーブと、この現像スリーブの内側に配置され、回転しないマグネットローラとを備える。本実施形態の現像装置においては、直径がφ16の現像ローラ101を用いている。
現像ローラ101の右下方には、現像ローラ101の表面上に担持される現像剤の量を規制する規制部材102が配置されている。本実施形態の現像装置4においては、規制部材102として、磁性体の金属丸棒(φ5)を用いている。
現像ローラ101の右下方には、現像ローラ101の表面上に担持される現像剤の量を規制する規制部材102が配置されている。本実施形態の現像装置4においては、規制部材102として、磁性体の金属丸棒(φ5)を用いている。
現像剤を収容する現像剤収容部を形成するケーシング110は、現像剤収容部として、第一収容部である供給部103と第二収容部である攪拌部104とを現像ローラ101の下方に形成している。供給部103は、現像剤を現像ローラ101に供給しながら搬送する供給搬送路であり、攪拌部104は、追加補給トナーを攪拌しながら搬送する攪拌搬送路である。供給部103と攪拌部104とは、ケーシング110の仕切板111によって仕切られている。仕切板111における現像装置の長手方向両端部には、供給部103と攪拌部104とが連通する連通部がそれぞれ設けられている。
本実施形態の現像装置4は、垂直2軸循環方式の現像装置である。また、現像剤収容部内の現像剤を攪拌しながら搬送する2つの回転搬送部材として、供給部103内に第一搬送部材である供給スクリュ103aを備え、攪拌部104内に第二搬送部材である攪拌スクリュ104aを備える。
本実施形態の現像装置4は、垂直2軸循環方式の現像装置である。また、現像剤収容部内の現像剤を攪拌しながら搬送する2つの回転搬送部材として、供給部103内に第一搬送部材である供給スクリュ103aを備え、攪拌部104内に第二搬送部材である攪拌スクリュ104aを備える。
供給部103において供給スクリュ103aによって現像ローラ101近傍まで搬送された現像剤は、現像ローラ101の磁力によって汲み上げられ、現像ローラ101の表面に吸着される。そして、規制部材102によって所望の搬送量に規制させた後、感光体2との対向部である現像領域まで搬送され、感光体2上の静電潜像の現像に用いられる。現像領域を通過した現像剤は、現像ローラ101によって現像装置内まで運ばれ、現像ローラ101の反発磁力よって現像ローラ101の表面より分離されて供給部103に戻される。
現像装置4では、現像ローラ101の表面に形成され現像装置内に戻される現像剤磁気ブラシによって、ケーシング110と現像ローラ101との間に、現像装置外から現像装置内に吸い込む気流を発生させている。この気流によって現像に使用されなかったトナーの飛散を防ぐことができる。
また、現像ローラ101と感光体2との対向部に対して現像ローラ101の回転方向下流側のケーシング110には、外部と連通する開口部が設けられ、この開口部には、現像剤の通過を防止する圧抜きフィルタ105が設けられている。これにより、ケーシング110の内部の空気を外部に排出することができるので、現像装置外から現像装置内に吸い込む気流によって現像装置内の内圧が上昇するのを防ぐことができる。
また、現像ローラ101と感光体2との対向部に対して現像ローラ101の回転方向下流側のケーシング110には、外部と連通する開口部が設けられ、この開口部には、現像剤の通過を防止する圧抜きフィルタ105が設けられている。これにより、ケーシング110の内部の空気を外部に排出することができるので、現像装置外から現像装置内に吸い込む気流によって現像装置内の内圧が上昇するのを防ぐことができる。
図3は、図2に示す現像装置4のx軸に直交する断面を示す断面図である。
図3に示すように、現像装置4の軸方向両端部には、攪拌部104と供給部103とが連通する連通部106が設けられている。この連通部106の開口径は、現像装置4の長手方向(図3中左右方向)の長さが25[mm]、現像装置4の幅方向(図2中左右方向)の長さが10[mm]の長方形としている。この現像装置4では、2つの回転搬送部材103a、104aによって図中の矢印方向に現像剤を搬送することで、供給部103と攪拌部104との間で現像剤を循環させている。上述したように、現像ローラ101上で現像に使用された現像剤は、現像ローラ101上に形成された反発磁力によって供給部103に戻される。そして、連通部106を通して攪拌部104まで搬送され、攪拌部104に設けられたトナー補給口から補給されるトナーと混合されて供給部103に再度搬送される。これにより、常に所望のトナー濃度の現像剤を現像ローラ101に供給することができる。
図3に示すように、現像装置4の軸方向両端部には、攪拌部104と供給部103とが連通する連通部106が設けられている。この連通部106の開口径は、現像装置4の長手方向(図3中左右方向)の長さが25[mm]、現像装置4の幅方向(図2中左右方向)の長さが10[mm]の長方形としている。この現像装置4では、2つの回転搬送部材103a、104aによって図中の矢印方向に現像剤を搬送することで、供給部103と攪拌部104との間で現像剤を循環させている。上述したように、現像ローラ101上で現像に使用された現像剤は、現像ローラ101上に形成された反発磁力によって供給部103に戻される。そして、連通部106を通して攪拌部104まで搬送され、攪拌部104に設けられたトナー補給口から補給されるトナーと混合されて供給部103に再度搬送される。これにより、常に所望のトナー濃度の現像剤を現像ローラ101に供給することができる。
このような垂直二軸循環型の現像装置においては、攪拌部104から供給部103へ現像剤を受け渡す連通部106の上方及び下方の領域(以下、「持上げ領域」という)107において、次のように現像剤を搬送している。すなわち、攪拌部104内の現像剤を供給部103に向かって搬送する際に、搬送スクリュによって攪拌部104内の現像剤に一定の剤圧をかけることで、重力に逆らう向きに現像剤を搬送している。このため、持上げ領域107の攪拌部104側に現像剤が滞留しやすい。
また、従来の垂直二軸循環型の現像装置においては、現像ローラに十分な量の現像剤を供給するため、より多くの現像剤が供給搬送部側に供給されるように現像剤が搬送される。このため、持上げ領域における供給搬送部側のケーシング内、すなわち、連通部上方のケーシング内に現像剤が満たされた状態になりやすい。連通部上方のケーシング内に現像剤が満たされた状態になると、ケーシングからの圧力を受けて連通部上方の現像剤に剤圧が生じる。この連通部上方の現像剤の剤圧によって、現像剤を攪拌搬送部から供給搬送部に持上げる際に、連通部下方からの現像剤の持上げが阻害されてしまい、連通部近傍で現像剤が滞留してしまうおそれがあった。
連通部106近傍で現像剤が滞留すると、供給部側に十分な現像剤が供給できなくなり、現像ローラから供給部内に戻された現像剤と供給部内の現像剤との攪拌が不足したり、供給部内での現像剤の嵩が低くなったりする。このため、現像ローラに十分量の現像剤を供給できなくなり、現像ローラ搬送量低下に伴う画像不良が発生してしまう。
そこで、本実施形態の現像装置4では、図3に示すように、供給部103内における持上げ領域107の容積を、攪拌部104の持上げ領域107の容積よりも大きくした。すなわち、供給部103内における連通部106の上方の容積を、攪拌部104内における連通部106の下方の容積よりも大きくした。これにより、供給部103における連通部106上方のケーシング110内に収容された現像剤がケーシング110から受ける圧力を、攪拌部104における連通部106下方のケーシング110内に収容された現像剤がケーシング110から受ける圧力よりも低くすることが可能となる。これにより、供給部103における連通部106上方の容積が、攪拌部104における連通部106下方の容積以下である場合と比べて、次のことが可能となる。すなわち、攪拌部104における連通部106下方の現像剤が受ける、供給部103における連通部106上方の現像剤の剤圧による影響を減らすことが可能となる。したがって、攪拌部104から供給部103へ現像剤を受け渡しやすくなり、連通部106近傍での現像剤の滞留を抑制することができるので、現像ローラへの現像剤の供給量を十分に確保することができる。
また、本実施形態の現像装置4では、現像収容部のケーシング110を次のような形状としている。すなわち、供給部103内の持上げ領域107の上方のケーシングに鉛直方向上向きに突出した空間108を設け、持上げ領域107内の供給部103側の容積を、持上げ領域107内の攪拌部104側の容積よりも大きくなるような形状としている。ケーシング110をこのような形状とすることで、持上げ領域107内の供給部103側の現像剤に生じるケーシング110による剤圧を上記空間108に逃がすことができる。したがって持上げ領域107内の攪拌部104側の現像剤が受ける供給部103側の現像剤からの圧力の影響を減らすことができるので、攪拌部104から供給部103へ現像剤を受け渡しやすくなり、持上げ領域107での現像剤の滞留を抑制することができる。
さらに、本実施形態の現像装置4では、供給スクリュ103a及び攪拌スクリュ104aを次のように構成している。
すなわち、供給スクリュ103aは、スクリュ外径をφ12、持上げ領域107における軸径をφ6、持上げ領域107以外の領域における軸径をφ8としている。また、スクリュ羽根形状をリード長45[mm]の3条巻きとし、羽根ピッチを15[mm]としている。
さらに、攪拌スクリュ104aは、スクリュ外径をφ12、持上げ領域107における軸径をφ8、持上げ領域107以外の領域における軸径をφ6としている。また、スクリュ羽根形状をリード長25[mm]の2条巻きとし、羽根ピッチを12.5[mm]としている。
すなわち、供給スクリュ103aは、スクリュ外径をφ12、持上げ領域107における軸径をφ6、持上げ領域107以外の領域における軸径をφ8としている。また、スクリュ羽根形状をリード長45[mm]の3条巻きとし、羽根ピッチを15[mm]としている。
さらに、攪拌スクリュ104aは、スクリュ外径をφ12、持上げ領域107における軸径をφ8、持上げ領域107以外の領域における軸径をφ6としている。また、スクリュ羽根形状をリード長25[mm]の2条巻きとし、羽根ピッチを12.5[mm]としている。
このように、持上げ領域107における供給スクリュ103aの軸径を、持上げ領域107における攪拌スクリュ104aの軸径よりも小さくすることで、持上げ領域107内の供給部103側の容積を、持上げ領域107内の攪拌部104側の容積よりも大きくすることができる。
さらに、本実施形態の現像装置4では、持上げ領域107における供給スクリュ103aの羽ピッチを、持上げ領域107における攪拌スクリュ104aの羽ピッチよりも大きくしている。これにより、持上げ領域107内の供給部103側の容積を、持上げ領域107内の攪拌部104側の容積よりも大きくすることができる。
さらに、本実施形態の現像装置4では、持上げ領域107における供給スクリュ103aの羽ピッチを、持上げ領域107における攪拌スクリュ104aの羽ピッチよりも大きくしている。これにより、持上げ領域107内の供給部103側の容積を、持上げ領域107内の攪拌部104側の容積よりも大きくすることができる。
さらにまた、本実施形態の現像装置4では、各搬送部材の軸径が次のような関係となっている。すなわち、攪拌スクリュ104aの持上げ領域107における軸径が、供給スクリュ103aの持上げ領域107以外の領域における軸径以下であり、かつ、供給スクリュ103aの持上げ領域107の軸径よりも大きい。
このように、攪拌スクリュ104aの持上げ領域107における軸径が、供給スクリュ103aの持上げ領域107の軸径よりも大きいことで、供給部103内における連通部106の上方の容積を、攪拌部104内における連通部106の下方の容積よりも大きくすることができる。これにより、上述したように、持上げ領域107での現像剤の滞留を抑制することができる。
このように、攪拌スクリュ104aの持上げ領域107における軸径が、供給スクリュ103aの持上げ領域107の軸径よりも大きいことで、供給部103内における連通部106の上方の容積を、攪拌部104内における連通部106の下方の容積よりも大きくすることができる。これにより、上述したように、持上げ領域107での現像剤の滞留を抑制することができる。
さらに、攪拌スクリュ104aの持上げ領域107における軸径が、供給スクリュ103aの持上げ領域107以外の領域における軸径以下とすることで、供給部103内の持上げ領域107以外の容積をより小さくすることが可能となる。これにより、供給部103内で必要となる現像嵩を確保するための現像剤充填量を少なくすることができるので、現像剤に係るコストを削減、及び、現像装置の小型化を図ることができる。
さらにまた、本実施形態の現像装置4では、供給スクリュ103aの回転数を460[rpm]、攪拌スクリュ104aの回転数を550[rpm]としている。このように、供給スクリュ103aの回転数よりも攪拌スクリュ104aの回転数を大きくすることで、攪拌部104内の現像剤の搬送力を供給部103内の現像剤の搬送力よりも大きくすることができる。このため、より効率よく現像剤を攪拌部104側から供給部103側に持上げることができる。
なお、上述した説明では、現像装置の構成を、供給部の下方に攪拌部が配置された構成としたが、本実施形態の構成としてはこれに限らない。例えば、攪拌部の下方に供給部が配置された構成であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
表面に現像剤を担持する現像ローラ101等の現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、鉛直方向の位置が異なる供給部103、攪拌部104等の2つの収容部と、前記2つの収容部を連通する連通部106等の2つの連通部を介して前記2つの収容部内で前記現像剤を循環搬送させる供給スクリュ103a、攪拌スクリュ104a等の搬送部材とを備え、前記2つの収容部のうち一方が、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給しつつ搬送する供給部103等の供給搬送路であり、他方が、前記現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌部104等の攪拌搬送路である現像装置4等の現像装置において、前記2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部を供給部103等の第一収容部、前記2つの収容部のうち比較的下方に位置する収容部を攪拌部104等の第二収容部とし、前記第一収容部内における、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、前記第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きいことを特徴とする。
(態様A)
表面に現像剤を担持する現像ローラ101等の現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、鉛直方向の位置が異なる供給部103、攪拌部104等の2つの収容部と、前記2つの収容部を連通する連通部106等の2つの連通部を介して前記2つの収容部内で前記現像剤を循環搬送させる供給スクリュ103a、攪拌スクリュ104a等の搬送部材とを備え、前記2つの収容部のうち一方が、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給しつつ搬送する供給部103等の供給搬送路であり、他方が、前記現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌部104等の攪拌搬送路である現像装置4等の現像装置において、前記2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部を供給部103等の第一収容部、前記2つの収容部のうち比較的下方に位置する収容部を攪拌部104等の第二収容部とし、前記第一収容部内における、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、前記第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きいことを特徴とする。
従来の現像装置において、例えば、第一収容部が供給搬送路であり、第二収容部が攪拌搬送路であった場合、次のように現像剤が搬送される。すなわち、現像担持体に十分な量の現像剤を供給するため、より多くの現像剤が第一収容部側に供給されるように現像剤が搬送される。このため、現像剤を第二収容部から第一収容部に持上げる連通部(以下、単に「連通部という」)の近傍においては、第一収容部側のケーシング内、すなわち、連通部上方のケーシング内に現像剤が満たされた状態になりやすい。連通部上方のケーシング内に現像剤が満たされた状態になると、ケーシングからの圧力を受けて連通部上方の現像剤に剤圧が生じる。この連通部上方の現像剤の剤圧によって、現像剤を攪拌搬送部から供給搬送部に持上げる際に、連通部下方からの現像剤の持上げが阻害されてしまい、連通部近傍で現像剤が滞留してしまうおそれがあった。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第一収容部内における連通部の上方の容積が、第二収容部内における連通部の下方の容積よりも大きいので、次のことが可能となる。すなわち、第一収容部における連通部上方のケーシング内に収容された現像剤がケーシングから受ける圧力を、第二収容部における連通部下方のケーシング内に収容された現像剤がケーシングから受ける圧力よりも低くすることが可能となる。これにより、第一収容部における連通部上方の容積が第二収容部における連通部下方の容積以下である場合と比べて、第二収容部内における連通部下方の現像剤が受ける、第一収容部内における連通部上方の現像剤による剤圧の影響を減らすことができる。したがって、第二収容部から第一収容部へ現像剤を受け渡しやすくなるので、連通部近傍での現像剤の滞留を抑制することができ、現像剤担持体への現像剤の供給量を十分に確保することができる。
(態様B)
態様Aの現像装置において、供給部103等の前記第一収容部が前記供給搬送路であり、攪拌部104等の前記第二収容部が攪拌搬送路である。
態様Aの現像装置において、供給部103等の前記第一収容部が前記供給搬送路であり、攪拌部104等の前記第二収容部が攪拌搬送路である。
(態様C)
態様A又はBの現像装置において、前記搬送部材として供給部103等の前記第一収容部内の現像剤を搬送する供給スクリュ103a等の第一搬送部材と、攪拌部104等の前記第二収容部内の現像剤を搬送する、攪拌スクリュ104a等の第二搬送部材とを用い、前記第一搬送部材及び前記第二搬送部材が回転羽を用いて現像剤を搬送するものである。
態様A又はBの現像装置において、前記搬送部材として供給部103等の前記第一収容部内の現像剤を搬送する供給スクリュ103a等の第一搬送部材と、攪拌部104等の前記第二収容部内の現像剤を搬送する、攪拌スクリュ104a等の第二搬送部材とを用い、前記第一搬送部材及び前記第二搬送部材が回転羽を用いて現像剤を搬送するものである。
(態様D)
態様Cの現像装置において、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の軸径を、攪拌スクリュ104a等の前記第二転搬送部材の軸径よりも小さくしたことを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第一収容部内における連通部の上方の容積を、第二収容部内における連通部下方の容積よりも大きくすることが可能となる。
態様Cの現像装置において、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の軸径を、攪拌スクリュ104a等の前記第二転搬送部材の軸径よりも小さくしたことを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第一収容部内における連通部の上方の容積を、第二収容部内における連通部下方の容積よりも大きくすることが可能となる。
(態様E)
態様C又はDの現像装置において、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の羽ピッチを、攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の羽ピッチよりも広くしたことを特徴とすることを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第一収容部内における連通部上方の容積を、第二収容部内における連通部下方の容積よりも大きくすることが可能となる。
態様C又はDの現像装置において、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の羽ピッチを、攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の羽ピッチよりも広くしたことを特徴とすることを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第一収容部内における連通部上方の容積を、第二収容部内における連通部下方の容積よりも大きくすることが可能となる。
(態様F)
態様C〜Eいずれか一の現像装置において、攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の回転数を、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の回転数よりも多くすることを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第二搬送部材の回転数よりも第一搬送部材の回転数を多くすることで、第二収容部内の現像剤の搬送力を、第一収容部内の現像剤の搬送力よりも大きくすることができる。このため、より効率よく現像剤を第二収容部側から第一収容部側に持上げることができる。
態様C〜Eいずれか一の現像装置において、攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の回転数を、供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の回転数よりも多くすることを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第二搬送部材の回転数よりも第一搬送部材の回転数を多くすることで、第二収容部内の現像剤の搬送力を、第一収容部内の現像剤の搬送力よりも大きくすることができる。このため、より効率よく現像剤を第二収容部側から第一収容部側に持上げることができる。
(態様G)
態様C〜Fいずれか一の現像装置において、連通部106等の前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方及び下方の領域を持上げ領域107等の連通領域とした場合、前記連通領域内の攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の軸径が、前記連通領域外の供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の軸径以下、かつ、前記連通領域内の前記第一部搬送部材の軸径よりも大きいことを特徴とする。
態様C〜Fいずれか一の現像装置において、連通部106等の前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方及び下方の領域を持上げ領域107等の連通領域とした場合、前記連通領域内の攪拌スクリュ104a等の前記第二搬送部材の軸径が、前記連通領域外の供給スクリュ103a等の前記第一搬送部材の軸径以下、かつ、前記連通領域内の前記第一部搬送部材の軸径よりも大きいことを特徴とする。
本態様においては、上記実施形態について説明したように、第二搬送部材の連通領域内の軸径が、第一部搬送部材の連通領域内の軸径よりも大きいことで、第一収容部内における連通部の上方の容積を、第二収容部内における連通部の下方の容積よりも大きくすることが可能となる。これにより、上述したように、持上げ領域107での現像剤の滞留を抑制することができる。
さらに、第二搬送部材の連通領域内の軸径が、第一搬送部材の連通領域外の軸径以下であることで、第一収容部内の連通領域外の容積を、より小さくすることが可能となる。これにより、第一収容部内で必要となる現像嵩を確保するための現像剤充填量を少なくすることができるので、現像剤に係るコストを削減、及び、現像装置の小型化を図ることができる。
さらに、第二搬送部材の連通領域内の軸径が、第一搬送部材の連通領域外の軸径以下であることで、第一収容部内の連通領域外の容積を、より小さくすることが可能となる。これにより、第一収容部内で必要となる現像嵩を確保するための現像剤充填量を少なくすることができるので、現像剤に係るコストを削減、及び、現像装置の小型化を図ることができる。
(態様H)
潜像を担持する感光体2などの潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上の潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4などの現像手段と、を少なくとも備えるプロセスカートリッジ1などのプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段として、態様C〜Gのいずれか一の現像装置を用いる。
潜像を担持する感光体2などの潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上の潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4などの現像手段と、を少なくとも備えるプロセスカートリッジ1などのプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段として、態様C〜Gのいずれか一の現像装置を用いる。
(態様I)
感光体2などの潜像担持体と、前記潜像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像装置4などの現像手段とを備えた複写機1000などの画像形成装置において、前記現像手段として、態様C〜Gのいずれか一の現像装置を用いることを特徴とする。
本態様においては、現像剤担持体に十分量の現像剤を供給することができるので、現像担持体への現像剤の搬送量低下に伴う画像不良を抑制することができる。
感光体2などの潜像担持体と、前記潜像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像装置4などの現像手段とを備えた複写機1000などの画像形成装置において、前記現像手段として、態様C〜Gのいずれか一の現像装置を用いることを特徴とする。
本態様においては、現像剤担持体に十分量の現像剤を供給することができるので、現像担持体への現像剤の搬送量低下に伴う画像不良を抑制することができる。
1 プロセスカートリッジ
2 感光体
3 帯電部材
4 現像装置
6 露光装置
7 中間転写ベルト
12 定着装置
101 現像ローラ
103 供給部
103a 供給スクリュ
104 攪拌部
104a 攪拌スクリュ
106 連通部
107 持上げ領域
110 ケーシング
600 プリンタ部
700 給紙部
900 トナーボトル
1000 複写機
2 感光体
3 帯電部材
4 現像装置
6 露光装置
7 中間転写ベルト
12 定着装置
101 現像ローラ
103 供給部
103a 供給スクリュ
104 攪拌部
104a 攪拌スクリュ
106 連通部
107 持上げ領域
110 ケーシング
600 プリンタ部
700 給紙部
900 トナーボトル
1000 複写機
Claims (9)
- 表面に現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給する現像剤を収容し、鉛直方向の位置が異なる2つの収容部と、前記2つの収容部を連通する2つの連通部を介して前記2つの収容部内で前記現像剤を循環搬送させる搬送部材とを備え、前記2つの収容部のうち一方が、前記現像剤担持体に前記現像剤を供給しつつ搬送する供給搬送路であり、他方が、前記現像剤を攪拌しながら搬送する攪拌搬送路である現像装置において、前記2つの収容部のうち比較的上方に位置する収容部を第一収容部、前記2つの収容部のうち比較的下方に位置する収容部を第二収容部とし、前記第一収容部内における、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方の容積が、前記第二収容部内における該連通部の下方の容積よりも大きいことを特徴とする現像装置。
- 請求項1に記載の現像装置において、前記第一収容部が前記供給搬送路であり、前記第二収容部が攪拌搬送路であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1又は2に記載の現像装置において、前記搬送部材として前記第一収容部内の現像剤を搬送する第一搬送部材と、前記第二収容部内の現像剤を搬送する第二搬送部材とを用い、前記第一搬送部材及び前記第二搬送部材が回転羽によって現像剤を搬送するものであることを特徴とする現像装置。
- 請求項3に記載の現像装置において、前記第一搬送部材の軸径を、前記第二搬送部材の軸径よりも小さくしたことを特徴とする現像装置。
- 請求項3又は4に記載の現像装置において、前記第一搬送部材の羽ピッチを、前記第二搬送部材の羽ピッチよりも広くしたことを特徴とすることを特徴とする現像装置。
- 請求項3乃至5いずれか一に記載の現像装置において、前記第二搬送部材の回転数を、前記第一搬送部材の回転数よりも多くすることを特徴とする現像装置。
- 請求項3乃至6いずれか一に記載の現像装置において、前記2つの連通部のうち前記第二収容部から前記第一収容部に向けて前記現像剤が搬送される連通部の上方及び下方の領域を連通領域とした場合、前記連通領域内の前記第二搬送部材の軸径が、前記連通領域外の前記第一搬送部材の軸径以下、かつ、前記連通領域内の前記第一部搬送部材の軸径よりも大きいことを特徴とする現像装置。
- 潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体の表面上の潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像手段とを少なくとも備えるプロセスカートリッジにおいて、前記現像手段として、請求項1乃至7のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 潜像担持体と、前記潜像担持体に形成された潜像を現像剤で現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、前記現像手段として、請求項1乃至7のいずれか一に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016079706A JP2017191181A (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
US15/467,582 US10114334B2 (en) | 2016-04-12 | 2017-03-23 | Developing device with casing having upper and lower compartments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016079706A JP2017191181A (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017191181A true JP2017191181A (ja) | 2017-10-19 |
Family
ID=59998730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016079706A Pending JP2017191181A (ja) | 2016-04-12 | 2016-04-12 | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10114334B2 (ja) |
JP (1) | JP2017191181A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019028322A (ja) | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社リコー | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP7075624B2 (ja) | 2018-09-28 | 2022-05-26 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP7148890B2 (ja) | 2018-10-10 | 2022-10-06 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP7211042B2 (ja) | 2018-11-30 | 2023-01-24 | 株式会社リコー | 現像剤収容容器、現像装置及び画像形成装置 |
JP7205763B2 (ja) | 2019-02-18 | 2023-01-17 | 株式会社リコー | 現像剤搬送部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP7413677B2 (ja) | 2019-08-09 | 2024-01-16 | 株式会社リコー | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP7344466B2 (ja) | 2019-09-17 | 2023-09-14 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
JP7465434B2 (ja) | 2019-09-25 | 2024-04-11 | 株式会社リコー | 現像装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2889696B1 (en) | 2005-06-07 | 2018-10-24 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus |
JP5059356B2 (ja) | 2006-08-03 | 2012-10-24 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP4980775B2 (ja) | 2007-04-04 | 2012-07-18 | 株式会社リコー | 現像装置および画像形成装置 |
JP2011248127A (ja) | 2010-05-27 | 2011-12-08 | Canon Inc | 現像装置 |
JP4998602B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2012-08-15 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP5286379B2 (ja) * | 2011-02-21 | 2013-09-11 | シャープ株式会社 | 現像装置及び画像形成装置 |
JP5836658B2 (ja) * | 2011-06-17 | 2015-12-24 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JP6665431B2 (ja) | 2015-06-24 | 2020-03-13 | 株式会社リコー | 粉体収容容器及び画像形成装置 |
-
2016
- 2016-04-12 JP JP2016079706A patent/JP2017191181A/ja active Pending
-
2017
- 2017-03-23 US US15/467,582 patent/US10114334B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20170293257A1 (en) | 2017-10-12 |
US10114334B2 (en) | 2018-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017191181A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5638033B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2018084697A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP7003757B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP5909462B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5779706B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP6766743B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6724856B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2010038939A (ja) | 現像装置及びこれを用いる画像形成装置 | |
JP2009116195A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6145654B2 (ja) | 現像器および画像形成装置 | |
JP2012098319A (ja) | 現像剤搬送装置、画像形成装置 | |
JP5284002B2 (ja) | 現像装置及びこれを用いる画像形成装置 | |
JP5899134B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2014186090A (ja) | 粉体収納容器及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2018072385A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2010060998A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5504908B2 (ja) | 現像システム及び画像形成装置 | |
WO2022254915A1 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP7367449B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2008203582A (ja) | 現像装置 | |
JP2018116245A (ja) | 現像装置 | |
JP6638627B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2022167058A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019184811A (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 |