JP2018084697A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018084697A
JP2018084697A JP2016228273A JP2016228273A JP2018084697A JP 2018084697 A JP2018084697 A JP 2018084697A JP 2016228273 A JP2016228273 A JP 2016228273A JP 2016228273 A JP2016228273 A JP 2016228273A JP 2018084697 A JP2018084697 A JP 2018084697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
developing device
screw
supply
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016228273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6928888B2 (ja
Inventor
達也 大平
Tatsuya Ohira
達也 大平
山根 正行
Masayuki Yamane
正行 山根
吉田 圭一
Keiichi Yoshida
圭一 吉田
篤 黒川
Atsushi Kurokawa
篤 黒川
俊樹 林
Toshiki Hayashi
俊樹 林
右騎 土屋
Yuki Tsuchiya
右騎 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016228273A priority Critical patent/JP6928888B2/ja
Priority to US15/718,501 priority patent/US10168642B2/en
Publication of JP2018084697A publication Critical patent/JP2018084697A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6928888B2 publication Critical patent/JP6928888B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1803Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
    • G03G21/1814Details of parts of process cartridge, e.g. for charging, transfer, cleaning, developing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • G03G15/0893Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers in a closed loop within the sump of the developing device

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】現像剤収容部が鉛直方向上下に配置された現像装置の持ち上げ部で、駆動開始直後の現像剤の剤圧上昇による、現像剤の詰まりや凝集の発生を抑制できる現像装置を提供する。【解決手段】鉛直方向上下に設けられた現像剤収容部として供給部105と攪拌部107を備えている。また、上方の供給部105内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する供給スクリュ106と、下方の攪拌部107内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する攪拌スクリュ108も備えている。また、下方の攪拌部107から上方の供給部105に現像剤を持ち上げる持ち上げ領域109aも備えている。そして、現像装置4に回転駆動力を入力する入力ギア121は、供給スクリュ106を回転駆動する供給入力ギア123に接続され、攪拌スクリュ108を回転駆動する攪拌入力ギア126には、供給入力ギア123を介して回転駆動力が伝達される。【選択図】図5

Description

本発明は、現像装置、この現像装置を備えたプロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関するものである。
従来から、鉛直方向上下に設けられた供給部や攪拌部等の現像剤収容部を備えた、次のような現像装置が知られている。
上方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する供給スクリュ等の第一現像剤搬送部材と、下方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する攪拌スクリュ等の第二現像剤搬送部材を備えている。また、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる持ち上げ部も備えている。
例えば、特許文献1には、次のような現像装置が記載されている。
下方の現像剤収容部(回収搬送経路)に設けた第二現像剤搬送部材(回収スクリュ)の現像剤搬送方向下流側程、回転軸心方向に直交する方向に現像剤を搬送する力(搬送力)が大きくなる部材(パドル)を第二現像剤搬送部材の持ち上げ部近傍に設けている。
このように現像装置を構成することで、持ち上げ部(受け渡し部)での現像剤の円滑な受け渡しが行えるとされている。
しかながら、従来の現像装置には、次のような問題が生じる場合があった。
現像剤収容部が鉛直方向上下に複数配置された現像装置は、現像剤収容部が水平方向に複数配置された現像装置の現像剤の受け渡し部に比べて、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる受け渡し部である持ち上げ部での現像剤の剤圧が上昇し易い。
このため、各現像剤収容部の現像剤搬送部材の駆動を開始した直後に、持ち上げ部で、急激に現像剤の剤圧が上昇してしまい、現像剤収容部が水平方向に配置された現像装置の現像剤の受け渡し部よりも、現像剤の詰まりや凝集が発生し易いという問題である。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、鉛直方向上下に設けられた現像剤収容部と、上方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する第一現像剤搬送部材と、下方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する第二現像剤搬送部材と、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる持ち上げ部と、を備えた現像装置において、当該現像装置に回転駆動力を入力する駆動入力ギアは、前記第一現像剤搬送部材を回転駆動する第一駆動ギアに接続され、前記第二現像剤搬送部材を回転駆動する第二駆動ギアには、前記第一駆動ギアを介して回転駆動力が伝達されることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤収容部が鉛直方向上下に配置された現像装置の持ち上げ部で、駆動開始直後の現像剤の剤圧上昇による、現像剤の詰まりや凝集の発生を抑制できる現像装置を提供できる。
一実施形態に係る複写機の概略構成図。 プロセスカートリッジの断面構成についての説明図。 プロセスカートリッジの斜視説明図。 現像ローラへの供給部からの現像剤の供給状態の断面説明図。 縦2軸循環型の現像装置の構成についての長手方向の断面説明図。 縦2軸循環型の現像装置の持ち上げ領域の断面説明図。 供給スクリュ及び攪拌スクリュの回転方向による現像剤の滞留の抑制についての説明図。 現像装置の持ち上げ領域の供給部と攪拌部の説明図。
以下、本発明を適用した現像装置4を備えた画像形成装置として、電子写真方式の複写機(以下、複写機500という)の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る複写機500の概略構成図である。
図1に示すように、複写機500は、画像形成を行うプリンタ部200、複数の給紙カセットを有した給紙部300、及びプリンタ部200の上部に取り付けられたスキャナ部400から構成される。
プリンタ部200は、4つの作像部(プロセスユニット)としてのプロセスカートリッジ1Y,M,C,K、複数の張架ローラに張架されて図1図中の矢印A方向に移動する中間転写体としての中間転写ベルト7、定着手段としての定着装置12等を備えている。また、プロセスカートリッジ1Y,M,C,Kにそれぞれ有したドラム状の感光体2Y,M,C,Kに、静電潜像を書き込む露光手段としての露光装置6Y,M,C,Kを、各プロセスカートリッジに対応して設けている。
ここで、4つのプロセスカートリッジ1の、符号の後に付したY,M,C,Kという添字は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒用の仕様であることを示している。
また、各プロセスカートリッジ1の構成は、用いるトナーの色が異なるだけで、その基本構成は同様である。このため、図1では、プロセスカートリッジ1Yのみ、感光体2、帯電装置3、現像装置4、及び感光体クリーニング装置5のみ、対応するトナーの色を示すY,M,C,Kの添え字を除いた符合を付している。
4つのプロセスカートリッジ1Y,M,C,Kは、それぞれ使用するトナーの色が異なる他は、ほぼ同様の構成になっているので、以下、適宜、Y,M,C,Kという添字を、適宜、省略して説明する。
プロセスカートリッジ1は、像担持体(潜像担持体)であるドラム状の感光体2、帯電手段である帯電装置3、現像手段である現像装置4、及び、クリーニング手段である感光体クリーニング装置5を一体的に支持してユニット状とした構成となっている。各プロセスカートリッジ1は、それぞれストッパーを解除することにより、複写機500本体(プリンタ部200)に対して着脱可能となっている。
感光体2は、図1図中の矢印で示すように、図中の時計周り方向に回転する。
帯電装置3は、ローラ状の帯電ローラを有し、帯電ローラが感光体2の表面に圧接されており、感光体2の回転により従動回転する。作像時には、帯電装置3には高圧電源により所定のバイアスが印加され、感光体2の表面を帯電する。
本実施形態のプロセスカートリッジ1は、帯電手段として、感光体2の表面に接触するローラ状の帯電装置3を用いているが、帯電手段としてはこれに限るものではなく、コロナ帯電などの非接触帯電方式を用いてもよい。
また、感光体クリーニング装置5は、中間転写ベルト7と対向する位置を通過した感光体2の表面上に残留する転写残トナーを感光体2の表面上に当接させたクリーニングブレード5aで掻き落としてクリーニングを行う(図2参照)。
4つのプロセスカートリッジ1は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎のトナー像を感光体2上に形成する。4つのプロセスカートリッジ1は、中間転写ベルト7の表面移動方向に並列に配設され、それぞれの感光体2上に形成されたトナー像を中間転写ベルト7に順に重ね合わせるように転写し、中間転写ベルト7上に可視像を形成する。
また、図1に示すように、各感光体2に対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置には一次転写手段としての一次転写ローラ8が配置されている。
一次転写ローラ8には高圧電源により一次転写バイアスが印加され、感光体2との間で一次転写電界を形成する。そして、感光体2と一次転写ローラ8との間で一次転写電界が形成されることにより、感光体2の表面上に形成されたトナー像が中間転写ベルト7の表面に転写される。
中間転写ベルト7を張架する複数の張架ローラのうちの一つが駆動モータによって回転することで、中間転写ベルト7が図1図中の矢印A方向に表面移動する。この表面移動する中間転写ベルト7の表面上に各色のトナー像が順次重ねて転写されることで、中間転写ベルト7の表面上にフルカラー画像が形成される。
4つのプロセスカートリッジ1が中間転写ベルト7と対向する側における、中間転写ベルト7の表面移動方向下流側には、張架ローラの一つである二次転写対向ローラ9aに対して中間転写ベルト7を挟んで対向する位置に二次転写ローラ9が配置されている。この二次転写ローラ9と中間転写ベルト7との間で二次転写ニップを形成されることとなる。そして、二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に所定の電圧を印加して二次転写電界を形成する。
また、給紙部300から給紙され、図1図中の矢印S方向に搬送される記録材である用紙Pが二次転写ニップを通過する。このとき、中間転写ベルト7の表面上に形成されたフルカラー画像が、二次転写ローラ9と二次転写対向ローラ9aとの間に形成された二次転写電界によって用紙Pに転写される。
また、二次転写ニップの用紙搬送方向下流側には、定着装置12が配置されている。二次転写ニップを通過した用紙Pは定着装置12に到達し、定着装置12による加熱及び加圧によって用紙P上に転写されたフルカラー画像が定着され、画像が定着された用紙Pは複写機500の装置外に出力される。
一方、二次転写ニップで用紙Pに転写されず中間転写ベルト7の表面上に残留したトナーは、転写ベルトクリーニング装置11によって回収される。
また、図1に示すように、中間転写ベルト7の上方には、各色トナーを収容するトナーボトル50Y,M,C,Kが複写機500本体に対して着脱可能に配置されている。
各色トナーボトル50に収容されたトナーは、各色に対応するトナー補給装置によって、各色の現像装置4に供給される。
次に、プロセスカートリッジ1の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、プロセスカートリッジ1の断面構成についての説明図である。
本実施形態のプロセスカートリッジ1は現像装置4、感光体2、帯電装置3、及び感光体クリーニング装置5から構成され、感光体2、帯電装置3、感光体クリーニング装置5は感光体ユニットとして一体となっている。
また、露光装置6は発光素子としてLEDアレイが用いられており、感光体2上の長手方向の画像領域全域を露光できるように配置されている。
現像装置4は縦2軸循環型(垂直2軸循環型)の現像装置で、現像ケース(ケーシング)100内の現像剤収容部は追加補給トナーを攪拌させる攪拌部107と現像ローラ102に現像剤を供給する供給部105に分かれ、現像装置の長手方向両端部で連通している。
供給部105と攪拌部107にはそれぞれ、現像剤搬送部材である供給スクリュ106と攪拌スクリュ108が配置され現像剤を循環させている。
現像ローラ102は、現像スリーブ102aとマグネットローラ102bから構成され、その直径はφ16である。供給部105の供給スクリュ106によって現像部101内の現像ローラ102近傍まで搬送された現像剤は磁力によって現像ローラ102に吸着され、層厚規制部材103によって所望の層厚(搬送量)に規制させた後、現像領域まで搬送される。
その後、そのまま現像ローラ102によって現像装置4内(現像部101)に戻され、反発磁力よって現像ローラ102より分離され再び供給部105に戻される。
層厚規制部材103には磁性体の金属丸棒を用いており、現像ローラ102と一定の間隔を設けて現像ケース100に固定されている。
現像装置4内に戻される現像剤が作る磁気ブラシによって、現像ケース100との間で現像装置4内に吸い込む気流を発生させる。この気流によって現像に使用されなかったトナーの飛散を防ぐことができる。このとき、現像装置4内の内圧が上昇するため、圧抜きフィルター104も配置されている。
ここで、本実施形態の現像装置4のように、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いて像担持体(潜像担持体)上に形成された静電潜像を現像して可視化する装置としては、次のようなことが従来から知られている。
現像装置に用いられる現像剤は、安定したトナー画像を得るために、一定のトナー濃度と帯電量を維持する必要がある。トナー濃度は現像で消費したトナーと補給トナー量により調整され、帯電量はキャリアとトナーとの混合時の摩擦帯電により付与される。
キャリアに吸着したトナーは、現像領域において、現像剤担持体である現像ローラと像担持体との間に形成された電界の影響を受け、像担持体上の静電潜像(画像部)に付着する。このときの現像領域の電界から受ける力がキャリアとの静電気力を上回り、トナーがキャリアから離れて像担持体側に飛翔する。
従来は、現像装置内に追加補給トナーを攪拌帯電させるためのトナー攪拌部と現像剤担持体に剤を供給するトナー供給部を有し、水平方向に配置した2本の搬送部材で攪拌部、供給部間で現像剤を循環させる2軸循環型の現像装置が一般的であった。
しかし、近年、画像形成装置本体の小型化の要求が強くなっている。フルカラーの画像形成装置では現像装置を複数配置するため現像装置自体の小型化の必要性が強く、小型化の手法の一つとして、トナー攪拌部とトナー供給部を略鉛直方向に縦配置する構成がとられている。これは上述した攪拌部と供給部を略鉛直方向に配置することで現像装置の幅を小さくすることができ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の各色の現像装置(現像ユニット)間の間隔を小さく配置することができるメリットがある。
但し、略鉛直方向に攪拌部と供給部を配置すると、攪拌部と供給部で現像剤を移動させるためには現像剤を反重力方向に持上げる必要がある。したがって、この持上げ部分では現像剤が滞留しやすく、下部に配置される攪拌部側に現像剤が多くなり、上部に配置される供給部側の現像剤が不足し画像カスレなどの不良画像の発生の原因となってしまう。
攪拌部と供給部を略鉛直方向に配置する構成では現像剤の受け渡しを円滑にし、現像剤の滞留を抑制しなくてはならない。そのための工夫が以前より考えられている。
例えば、特許文献1には、次のような現像装置が記載されている。
下方の現像剤収容部(回収搬送経路)に設けた第二現像剤搬送部材(回収スクリュ)の現像剤搬送方向下流側程、回転軸心方向に直交する方向に現像剤を搬送する力(搬送力)が大きくなる部材(パドル)を第二現像剤搬送部材の持ち上げ部近傍に設けている。
このように現像装置を構成することで、持ち上げ部(受け渡し部)での現像剤の円滑な受け渡しが行えるとされている。
しかながら、従来の現像装置には、次のような問題が生じる場合があった。
現像剤収容部が鉛直方向上下に配置された現像装置は、現像剤収容部が水平方向に配置された現像装置の現像剤の受け渡し部に比べて、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる持ち上げ部での現像剤の剤圧が上昇し易い。
このため、各現像剤収容部の現像剤搬送部材の駆動を開始した直後に、持ち上げ部で、急激に現像剤の剤圧が上昇してしまい、現像剤収容部が水平方向に配置された現像装置の現像剤の受け渡し部よりも、現像剤の詰まりや凝集が発生し易いという問題である。
そこで、発明者らは、本実施形態の現像装置4を、以下に説明するように構成することとした。
以下に、本実施形態の現像装置4について、より詳しく、図を用いて説明する。
まず、プロセスカートリッジ1の斜視説明図を用いて説明する。
図3は、プロセスカートリッジ1の斜視説明図である。そして、図3(a)が、複写機500に装着するときの装着方向奥側から見たプロセスカートリッジ1の斜視説明図、図3(b)が、複写機500に装着するときの装着方向手前側から見たプロセスカートリッジ1の斜視説明図である。図4は、現像ローラ102への供給部105からの現像剤の供給状態の断面説明図、図5は、縦2軸循環型の現像装置4の構成についての長手方向の断面説明図、図6は、縦2軸循環型の現像装置4の持ち上げ領域109aの断面説明図である。
図3(a)、(b)に示すように、プロセスカートリッジ1は、現像装置4、(帯電装置3、)感光体クリーニング装置5、及び感光体2は位置を決める奥側面版204と手前側面版205で所望の位置に固定されている。ここで、本実施形態では現像装置4の現像ローラ102と感光体2の間の空隙は0.3[mm]に設定している。
そして、複写機500本体に取り付けられた駆動モータで、図3(a)に示す駆動入力ギアである入力ギア121を回転させることで現像装置4を駆動している。
ここで、現像装置4に設ける入力ギア121は、現像ケース100に固定軸を有するアイドラギアであり、現像ローラ102を駆動する現像ローラギア122と供給スクリュ106を駆動する供給入力ギア123に接続(噛み合わ)されている。
このように接続している理由は、図4に示すように、現像ローラ102と供給スクリュ106の回転方向を一致させ、現像ローラ102への現像剤の供給性を高めるためである。同一方向の回転にすることで、より現像ローラ102に近い位置に現像剤を搬送できる。
また、図3(a)に示している現像ローラ102の回転軸に対して、複写機500本体の高圧電源により所定のバイアスを印加している。また、現像装置4に設けられたトナー補給口127に、これも複写機500本体に取り付けられているトナーボトル50から追加補給トナーが補給される。
そして、図3(a)に示すように、入力ギア121は、現像ローラギア122と駆動する供給入力ギア123に接続される。また、図3(b)に示すように、供給スクリュ106の回転軸の他端側に設けられた供給出力ギア124から、アイドラギアである伝達ギア125を介して、攪拌スクリュ108を駆動する攪拌入力ギア126に、供給スクリュ106の回転駆動力が伝達される。
また、図5に示すように、現像装置4の基本構成は、現像ケース100によって隔てられた供給部105と攪拌部107に分かれており、現像装置4の長手方向の両端近傍に連通部(持ち上げ部開口109、落下部開口110)を設けている。
各連通部の開口径は長手方向を25[mm]、図5図中、紙面に垂直な幅方向を10[mm]とした長方形としている。
そして、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108により、図5図中の矢印方向に現像剤を搬送することで、供給部105と攪拌部107の間で現像剤を循環させている。
現像ローラ102上で現像に使用された現像剤は現像ローラ102上に形成された反発磁力によって供給部105に再び戻され、図5図中左側の連通部である落下部開口110を通して攪拌部107まで搬送される。
攪拌部107に戻された現像剤は攪拌部107に設けられたトナー補給口127から補給されるトナーと混合され、再度、供給部105に搬送されることで、常に所望のトナー濃度の現像剤を現像ローラ102に供給することができる。また、攪拌部107にはトナー濃度センサ111を配置し、所望のトナー濃度になるように追加トナーの補給量を決定している。
縦二軸循環型の現像装置4においては、攪拌部107から供給部105への受け渡し部(以下、適宜、持上げ領域109aという。)では、重力に逆らう方向に現像剤を搬送しなくてはならないため、現像剤の滞留が発生しやすい。そこで、駆動開始直後から円滑に現像剤を循環させるために、以下に説明するような構成と駆動方法を用いている。
(供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108と、その駆動方法について)
供給部105に設けた供給スクリュ106はスクリュ外径がφ15[mm]で、図6に示す持上げ領域109aの回転軸の軸径がφ6[mm]、その他の部分はφ8[mm]としている。攪拌部107に設けた攪拌スクリュ108はスクリュが外径φ15[mm]で、軸径はφ6[mm]としている。また、供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108の長さはいずれも290[mm]としている。但し、供給スクリュ106はリード長45mmで条数は3条、攪拌スクリュ108はリード長28mmで条数は2条としている。
また、図6に示す持上げ領域109aでは、供給スクリュ106の上部ケーシング(現像ケース100)との間に十分なクリアランスを設けている。具体的には、攪拌スクリュ108とケーシングのクリアランスは5[mm]であるが、供給スクリュ106の上部は10[mm]のクリアランスを取っている。
そして、現像装置4では、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108は同一の回転数で駆動させている。
供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108の回転駆動力は、複写機500本体から回転駆動力を受ける入力ギア121を介して、まず現像ローラギア122と同時に供給スクリュ106を回転駆動する供給入力ギア123へと伝えられる。一方、攪拌スクリュ108への回転駆動力は、供給スクリュ106の回転軸の供給入力ギア123を設けた側とは反対側に設けられた供給出力ギア124と伝達ギア125を介して、攪拌スクリュ108を回転駆動する攪拌入力ギア126へ伝えられる。
現像装置4に設けた回転体である現像ローラ102、供給スクリュ106、及び攪拌スクリュ108の駆動列を上述したように構成することで、図6図中の矢印A・Bに示すように、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転方向を一致させることができる。このように供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転方向を一致させることで、攪拌スクリュ108によって持上げられた現像剤は素早く供給スクリュ106によって供給部105側に取り込まれる。
ここで、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転方向を一致させることで、攪拌スクリュ108によって持上げられた現像剤を、素早く供給スクリュ106によって供給部105側に取り込まれる理由を、図を用いて説明しておく。
図7は、供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108の回転方向による現像剤の滞留の抑制についての説明図であり、図7(a)が順方向回転させた場合の説明図、図7(b)が逆方向回転させた場合の説明図である。
図7(b)に示すように供給スクリュ106を時計回りの矢印B’方向に、攪拌スクリュ108を逆方向である反時計回りの矢印A方向に回転させた場合、供給スクリュ106のスクリュ形状の羽根によって持上げられた現像剤は矢印C方向の流れとなる。このため供給スクリュ106のスクリュ形状の羽根により、攪拌スクリュ108で持ち上げられた現像剤を押さえこむ方向に力が働いて、持ち上げられた現像剤の一部が叩きおとされてしまう。
一方、図7(a)に示すように供給スクリュ106を反時計まわりの矢印B方向に、攪拌スクリュ108を同一方向である矢印A方向に回転させた場合も、攪拌スクリュ108のスクリュ形状の羽根によって持上げられた現像剤は矢印C方向の流れとなる。但し、攪拌スクリュ108で持ち上げられた現像剤は、その一部が、同一方向に回転する供給スクリュ106のスクリュ形状の羽根により汲み上げるようにして供給部105側に取り込まれ、持ち上げ領域109aにおける現像剤の滞留を緩和することができる。すなわち、持ち上げ領域109aにおける現像剤の受け渡しが円滑になり現像剤の滞留を緩和することができる。
したがって、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転方向を一致させることで、攪拌スクリュ108によって持上げられた現像剤を、素早く供給スクリュ106によって供給部105側に取り込まれることとなる。
また、現像装置4の駆動開始時に、入力ギア121からの回転駆動力は同時に現像ローラギア122と供給入力ギア123、次に攪拌入力ギア126の順であそびを有しながら伝わる。ここで、各ギアは、はすばギア(歯車)で構成されている。
したがって、供給入力ギア123で回転駆動される供給スクリュ106が、攪拌入力ギア126で回転駆動される攪拌スクリュ108に比べ僅かに駆動開始が早くなる。
このため、持ち上げ領域109aの現像剤が駆動開始直後に緩むことで、駆動直後に持ち上げ領域109aでの現像剤の急激な剤圧上昇を抑制し、現像剤の固着や凝集を防ぐことができる。また、現像剤を現像ローラ102に供給する供給スクリュ106は現像ローラ102と同時に駆動されるため、現像ローラが先に回転開始して瞬間的に現像ローラの汲み上げ量が減少してしまう供給不良は発生しない。また、現像ローラの汲み上げが変動するとトナー飛散やスリーブのトナー汚れが発生し、蓄積すると画像不良になる可能性があるため、これらの理由からも、現像ローラと供給スクリュの駆動は同時に行われることが好ましい。
さらに、本実施形態の現像装置4では、供給部105及び攪拌部107に設ける現像剤搬送部材として、いずれもスクリュ形状を有した供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108を用いている。また、供給スクリュ106はスクリュ形状が3条、攪拌スクリュ108はスクリュ形状が2条のものを用いている。
上述したように、現像装置4の駆動開始直後、攪拌部107による現像剤の持上げよりも先に供給部105の現像剤を緩めることで、持ち上げ領域109aにおける急激な剤圧の上昇を抑制することができる。しかも、上述した現像剤を緩める効果は、同一回転数のときにスクリュ形状の羽根の通過回数が多くなる条数が多いもののほうが、軸方向の搬送効率がアップするため、上述した持ち上げ領域109aにおける急激な剤圧の上昇を抑制する効果を得やすくなる。
また、現像ケース100に軸を備えるアイドラギアである伝達ギア125は、回転時に伝達ギア125を受けている軸との摩擦によって熱が発生し易い。また、供給スクリュ106や攪拌スクリュ108の回転軸を受けている軸受け部でも、シール部材と回転軸の外表面との摺動により、温度が上昇しやすい。これらのため、伝達ギア125を設けた側で局所的に温度が上昇してしまう。トナーは一定以上の温度に達すると融解し固着してしまう。しかし、本実施形態の現像装置4のようにアイドラギアである伝達ギア125を109a側に配置すると、持ち上げ領域109aには現像剤が満たされた状態で移流している。この状態では発生した熱を満たされた現像剤が現像装置4(現像ケース100内)全体に分散させるため局所的な温度上昇は発生しにくく、トナーの凝集や、現像ケース100、シール部材等への固着を防ぐことができる。
ここで、現像装置4内の持ち上げ部である持ち上げ領域109aについて、図を用いてより具体的に説明しておく。
図8は、現像装置4の持ち上げ領域109aの供給部105と攪拌部107の説明図である。
図8に示すように、現像装置4の持ち上げ領域109aは、現像装置4の長手方向一端側に設けた持ち上げ部開口109の上下に形成される。
持ち上げ部開口109の上方にある供給部105の部分が上部領域109b、持ち上げ部開口109の下方にある攪拌部107の部分が下部領域109cとなり、部開口109の領域、上部領域109b、及び下部領域109cで持ち上げ領域109aを構成する。
そして、図6を用いて説明したように、持ち上げ領域109aでは、ケーシング(現像ケース100)の内壁とのクリアランスが、攪拌スクリュ108では5[mm]であるが、供給スクリュ106の上部は10[mm]のクリアランスを取っている。
このため、現像装置4では、持ち上げ領域109aは、上方の供給部105の上部領域109bと、下方の攪拌部107の下部領域109cとを有し、供給部105の上部領域109bの容積は、攪拌部107の下部領域109cの容積よりも大きくなっている。
このように構成することで、現像装置4の駆動開始直後に、下方の攪拌部107の下部領域109cから持ち上がってくる現像剤の体積によりも、上方の供給部105の上部領域109bの空間の容積が大きくなる。これにより、上方の上部領域109bと下方の下部領域109cを有した持ち上げ領域109aにおける現像剤の移動が円滑に行われる。
上述したように、本実施形態の現像装置4は、鉛直方向上下に設けられた現像剤収容部として供給部105と攪拌部107を備えている。また、上方の供給部105内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する供給スクリュ106と、下方の攪拌部107内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する攪拌スクリュ108も備えている。また、下方の攪拌部107から上方の供給部105に現像剤を持ち上げる持ち上げ領域109a(持ち上げ部開口109)も備えている。
そして、現像装置4に回転駆動力を入力する入力ギア121は、供給スクリュ106を回転駆動する供給入力ギア123に接続され、攪拌スクリュ108を回転駆動する攪拌入力ギア126には、供給入力ギア123を介して回転駆動力が伝達される。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
攪拌スクリュ108を回転駆動する攪拌入力ギア126には、供給入力ギア123を介して回転駆動力が伝達される。このため、現像装置4の駆動開始時に、上方の供給部105に設けた供給スクリュ106が下方の攪拌部107の攪拌スクリュ108よりも、僅かではあるが回転開始が早い。このように、攪拌スクリュ108よりも先に供給スクリュ106を回転駆動させることで、持ち上げ領域109aの上部領域109bの現像剤を緩めた後、持ち上げ領域109aの下部領域109cの現像剤を持ち上げることができる。これにより、駆動開始直後の持ち上げ部での急激な現像剤の剤圧上昇を抑制することが可能となる。
よって、現像剤収容部が鉛直方向上下に配置された現像装置の持ち上げ領域109aで、駆動開始直後の現像剤の剤圧上昇による、現像剤の詰まりや凝集の発生を抑制できる現像装置4を提供できる。
また、本実施形態の現像装置4は、現像剤を担持して現像領域まで搬送する現像ローラ102を備え、入力ギア121は、現像ローラ102を回転駆動する現像ローラギア122と、供給入力ギア123とに接続されている。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
現像ローラ102に現像剤を供給する機能を供給スクリュ106に持たせた構成では、供給スクリュ106と現像ローラ102の回転駆動開始のタイミングを一致させることができ、現像ローラ102への現像剤の供給不良の発生を抑制できる。
また、本実施形態の現像装置4は、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108は、同一方向に回転する。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
供給スクリュ106と攪拌スクリュ108が異なる方向に回転する構成では、上方に設けた供給スクリュ106の羽根形状で、下方に設けた攪拌スクリュ108で持ち上げた現像剤の一部を叩き落としてしまう。一方、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108が同一方向に回転する構成では、上方に設けた供給スクリュ106の羽根形状で、下方に設けた攪拌スクリュ108で持ち上げた現像剤の一部をすくい上げることができる。
したがって、持ち上げ領域109aにおける、下方の攪拌部107から上方の供給部105への現像剤の移動を、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108との回転方向を異ならせた構成よりも、円滑におこなうことができる。
また、本実施形態の現像装置4は、供給スクリュ106を回転駆動した回転駆動力は、アイドラギアである伝達ギア125を介して攪拌入力ギア126に伝達される。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
簡易な構成で、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転方向を同一の方向にできる。
また、本実施形態の現像装置4は、供給スクリュ106と攪拌スクリュ108の回転軸の長手方向の両端近傍にそれぞれ設けられ、回転軸を受ける軸受け部の隙間をシールするシール部材を備えている。そして、アイドラギアである伝達ギア125は、現像装置4の長手方向の持ち上げ領域109a(持ち上げ部開口109)を設けた側に配置されている。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
アイドラギアである伝達ギア125を設けた側は、伝達ギア125とその軸受け、及び供給スクリュ106や攪拌スクリュ108の回転軸と軸受け部に設けたシール部材との摺動で温度が上昇し易い。このように温度が上昇し易い伝達ギア125を設ける側を、現像剤が満たされた状態で移動する持ち上げ領域109a側としている。このように構成することで、伝達ギア125を設けた側で生じた熱を、持ち上げ領域109aに満たされた現像剤により、現像装置4の長手方向全体に分散させることができる。
したがって、伝達ギア125を設けた側で局所的な温度上昇が生じて、伝達ギア125を設けた側のシール部材の近傍で、現像剤に含まれるトナーの凝集や、供給部105や攪拌部107、シール部材等へのトナーの固着が発生することを抑制することができる。
また、本実施形態の現像装置4は、現像装置4を用いる複写機500の一連の作像プロセス終了後、一旦、駆動停止された後に、所定量だけ入力ギア121を逆回転させる逆回転動作が行われる。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
供給スクリュ106を介して回転駆動される攪拌スクリュ108の攪拌入力ギア126のあそびを最大限利用することができ、回転駆動開始時の攪拌スクリュ108に対する供給スクリュ106の回転開始タイミングを、逆回転動作を行わない構成よりも早くできる。
また、本実施形態の現像装置4では、持ち上げ領域109aは、上方の供給部105の上部領域109bと、下方の攪拌部107の下部領域109cとを有し、供給部105の上部領域109bの容積は、攪拌部107の下部領域109cの容積よりも大きい。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
現像装置4の駆動開始直後に、下方の攪拌部107の下部領域109cから持ち上がってくる現像剤の体積によりも、上方の供給部105の上部領域109bの空間の容積が大きくなる。これにより、上方の上部領域109bと下方の下部領域109cを有した持ち上げ領域109aにおける現像剤の移動が円滑に行われる。
また、本実施形態の現像装置4は、供給スクリュ106及び攪拌スクリュ108は、スクリュ形状を有した現像剤搬送部材であり、供給スクリュ106のスクリュ形状の条数が、攪拌スクリュ108のスクリュ形状の条数よりも大きい。
このように構成することで、次のような効果を奏することができる。
攪拌スクリュ108のスクリュ形状により、下方の攪拌部107の下部領域109cから現像剤が持ち上げられる回数よりも、供給スクリュ106のスクリュ形状により、上方の供給部105の上部領域109bから現像剤が軸方向に搬送される回数の方が多くなる。
また、同じスクリュ径であれば、スクリュ形状の条数が多い程、搬送効率が上がり、各持上げ領域では、供給スクリュ106の方が軸方向の搬送力が大きい。
また、同一回転数であれば、条数が多いほうが現像剤を崩しやすく、供給スクリュ106のスクリュ形状の条数が攪拌スクリュ108のスクリュ形状の条数より大きい構成の方が駆動直後の現像剤の剤圧上昇を抑制する効果を高めることができる。
したがって、上方の供給部105の上部領域109bに空間がある状態で、下方の攪拌部107の下部領域109cから現像剤の持ち上げが行われることとなる。このため、供給スクリュ106のスクリュ形状の条数が、攪拌スクリュ108のスクリュ形状の条数よりも大きくない構成に比べて、駆動直後の現像剤の剤圧上昇をさらに抑制できる。
また、本実施形態のプロセスカートリッジ1は、現像装置4と、感光体2、帯電装置3、及び感光体クリーニング装置5の少なくともいずれかを有しており、現像装置として、上述したいずれかの現像装置4を有する。
このように構成することで、上述したいずれかの現像装置4と同様な効果を奏することができるプロセスカートリッジ1を提供できる。
また、本実施形態の感光体2上に形成した静電潜像を現像する現像装置を備えた複写機500は、現像装置として、上述したいずれかの現像装置4、又は現像装置を有したプロセスカートリッジとして、上述したプロセスカートリッジ1を備える。
このように構成することで、上述したいずれかの現像装置4、又は上述したプロセスカートリッジ1と同様な効果を奏することができる複写機500を提供できる。
以上、本実施形態について、図面を参照しながら説明してきたが、具体的な構成は、上述した本実施形態の現像装置4を備えた複写機500の構成に限られるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等を行っても良い。
例えば、プリンタ、ファクシミリや、プリンタ、ファクシミリ、複写機、及びスキャナ等の機能を兼ね備えた複合機等にも、適用可能である。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
鉛直方向上下に設けられた供給部105や攪拌部107などの現像剤収容部と、供給部105などの上方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する供給スクリュ106などの第一現像剤搬送部材と、攪拌部107などの下方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する攪拌スクリュ108などの第二現像剤搬送部材と、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる持ち上げ領域109a(持ち上げ部開口109)などの持ち上げ部と、を備えた現像装置4などの現像装置において、当該現像装置に回転駆動力を入力する入力ギア121などの駆動入力ギアは、前記第一現像剤搬送部材を回転駆動する供給入力ギア123などの第一駆動ギアに接続され、前記第二現像剤搬送部材を回転駆動する攪拌入力ギア126などの第二駆動ギアには、前記第一駆動ギアを介して回転駆動力が伝達されることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
第二現像剤搬送部材を回転駆動する第二駆動ギアには、第一駆動ギアを介して回転駆動力が伝達される。このため、現像装置の駆動開始時に、上方の現像剤収容部に設けた第一現像剤搬送部材が下方の現像剤収容部の第二現像剤搬送部材よりも、僅かではあるが回転開始が早い。このように、第二現像剤搬送部材よりも先に第一現像剤搬送部材を回転駆動させることで、持上げ部の持ち上げ領域109aなどの上部の現像剤を緩めた後、持ち上げ部の下部領域109cなどの下部の現像剤を持ち上げることができる。これにより、駆動開始直後の持ち上げ部での急激な現像剤の剤圧上昇を抑制することが可能となる。
よって、現像剤収容部が鉛直方向上下に配置された現像装置の持ち上げ部で、駆動開始直後の現像剤の剤圧上昇による、現像剤の詰まりや凝集の発生を抑制できる現像装置を提供できる。
(態様B)
(態様A)において、現像剤を担持して現像領域まで搬送する現像ローラ102などの現像剤担持体を備え、前記駆動入力ギアは、前記現像剤担持体を回転駆動する現像ローラギア122などの現像駆動ギアと、前記第一駆動ギアとに接続されていることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
現像剤担持体に現像剤を供給する機能を第一現像剤搬送部材に持たせた構成では、第一現像剤搬送部材と現像剤担持体の回転駆動開始のタイミングを一致させることができ、現像剤担持体への現像剤の供給不良の発生を抑制できる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、前記第一現像剤搬送部材と、前記第二現像剤搬送部材は、同一方向に回転することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
第一現像剤搬送部材と第二現像剤搬送部材が異なる方向に回転する構成では、上方に設けた第一現像剤搬送部材の羽根形状などの形状で、下方に設けた第二現像剤搬送部材で持ち上げた現像剤の一部を叩き落としてしまう。一方、第一現像剤搬送部材と第二現像剤搬送部材が同一方向に回転する構成では、上方に設けた第一現像剤搬送部材の形状で、下方に設けた第二現像剤搬送部材で持ち上げた現像剤の一部をすくい上げることができる。
したがって、持ち上げ部における、下方から上方の現像剤収容部への現像剤の移動を、第一現像剤搬送部材と第二現像剤搬送部材との回転方向を異ならせた構成よりも、円滑におこなうことができる。
(態様D)
(態様C)において、前記第一現像剤搬送部材を回転駆動した回転駆動力は、伝達ギア125などのアイドラギアを介して前記第二駆動ギアに伝達されることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
簡易な構成で、第一現像剤搬送部材と第二現像剤搬送部材の回転方向を同一の方向にできる。
(態様E)
(態様D)において、各現像剤搬送部材の回転軸の長手方向の両端近傍にそれぞれ設けられ、前記回転軸を受ける軸受け部の隙間をシールするシール部材を備え、前記アイドラギアは、前記長手方向の前記持ち上げ部を設けた側に配置されていることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
アイドラギアを設けた側は、アイドラギアとその軸受け、及び現像剤搬送部材の回転軸と軸受け部に設けたシール部材との摺動で温度が上昇し易い。このように温度が上昇し易いアイドラギアを設ける側を、現像剤が満たされた状態で移動する持ち上げ部側とすることで、アイドラギアを設けた側で生じた熱を、持ち上げ部に満たされた現像剤により、現像装置の長手方向全体に分散させることができる。
したがって、アイドラギアを設けた側で局所的な温度上昇が生じて、アイドラギアを設けた側のシール部材の近傍で、現像剤に含まれるトナーの凝集や、現像剤収容部、シール部材等へのトナーの固着が発生することを抑制することができる。
(態様F)
(態様A)乃至(態様E)のいずれかにおいて、当該現像装置を用いる画像形成装置の一連の作像プロセス終了後、一旦、駆動停止された後に、所定量だけ前記駆動入力ギアを逆回転させる逆回転動作が行われることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
第一現像剤搬送部材を介して回転駆動される第二現像剤搬送部材の第二駆動ギアのあそびを最大限利用することができ、回転駆動開始時の第二現像剤搬送部材に対する第一現像剤搬送部材の回転開始タイミングを、逆回転動作を行わない構成よりも早くできる。
(態様G)
(態様A)乃至(態様F)のいずれかにおいて、前記持ち上げ部は、前記上方の現像剤収容部の上部領域109bなどの持ち上げ領域と、前記下方の現像剤収容部の下部領域109cなどの持ち上げ領域とを有し、前記上方の現像剤収容部の持ち上げ領域の容積は、前記下方の現像剤収容部の持ち上げ領域の容積よりも大きいことを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
現像装置の駆動開始直後に、下方の現像剤収容部の持ち上げ領域から持ち上がってくる現像剤の体積によりも、上方の現像剤収容部の持ち上げ領域の空間の容積が大きくなる。これにより、上方と下方の持ち上げ領域を有した持ち上げ部における現像剤の移動が円滑に行われる。
(態様H)
(態様A)乃至(態様G)のいずれかにおいて、前記第一現像剤搬送部材及び前記第二現像剤搬送部材は、スクリュ形状を有した現像剤搬送部材であり、前記第一現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数が、前記第二現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数よりも大きいことを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、次のような効果を奏することができる。
第二現像剤搬送部材のスクリュ形状により、下方の現像剤収容部の持ち上げ領域から現像剤が持ち上げられる回数よりも、第一現像剤搬送部材のスクリュ形状により、上方の現像剤収容部の持ち上げ領域から現像剤が軸方向に搬送される回数の方が多くなる。
また、同じスクリュ径であれば、スクリュ形状の条数が多い程、搬送効率が上がり、各持上げ領域では、第一現像剤搬送部材の方が軸方向の搬送力が大きい。
また、同一回転数であれば、条数が多いほうが現像剤を崩しやすく、第一現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数が第二現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数より大きい構成の方が駆動直後の現像剤の剤圧上昇を抑制する効果を高めることができる。
したがって、上方の現像剤収容部の持ち上げ領域に空間がある状態で、下方の現像剤収容部の持ち上げ領域から現像剤の持ち上げが行われることとなる。このため、第一現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数が、第二現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数よりも大きくない構成に比べて、駆動直後の現像剤の剤圧上昇をさらに抑制できる。
(態様I)
現像装置4などの現像装置と、感光体2などの像担持体、帯電装置3などの帯電装置、及び感光体クリーニング装置5などのクリーニング装置の少なくともいずれかを有するプロセスカートリッジ1などのプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置として、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの現像装置を有することを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの現像装置と同様な効果を奏することができるプロセスカートリッジを提供できる。
(態様J)
像担持体上に形成した静電潜像を現像する現像装置を備える画像形成装置において、
前記現像装置として、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの現像装置、又は前記現像装置を有したプロセスカートリッジとして、(態様I)のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする。
これによれば、本実施形態で説明したように、(態様A)乃至(態様H)のいずれかの現像装置、又は(態様I)のプロセスカートリッジと同様な効果を奏することができる画像形成装置を提供できる。
1 プロセスカートリッジ
2 感光体
3 帯電装置
4 現像装置
5 感光体クリーニング装置
100 現像ケース
101 現像部
102 現像ローラ
105 供給部
106 供給スクリュ
107 攪拌部
108 攪拌スクリュ
109 持ち上げ部開口
109a 持ち上げ領域
109b 上部領域
109c 下部領域
121 入力ギア
122 現像ローラギア
123 供給入力ギア
124 供給出力ギア
125 伝達ギア
126 攪拌入力ギア
500 複写機
P 用紙
特開2011−186243号公報

Claims (10)

  1. 鉛直方向上下に設けられた現像剤収容部と、上方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の一方の方向に向けて搬送する第一現像剤搬送部材と、下方の現像剤収容部内の現像剤を回転軸心方向の他方の方向に向けて搬送する第二現像剤搬送部材と、下方から上方の現像剤収容部に現像剤を持ち上げる持ち上げ部と、を備えた現像装置において、
    当該現像装置に回転駆動力を入力する駆動入力ギアは、前記第一現像剤搬送部材を回転駆動する第一駆動ギアに接続され、
    前記第二現像剤搬送部材を回転駆動する第二駆動ギアには、前記第一駆動ギアを介して回転駆動力が伝達されることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    現像剤を担持して現像領域まで搬送する現像剤担持体を備え、
    前記駆動入力ギアは、前記現像剤担持体を回転駆動する現像駆動ギアと、前記第一駆動ギアとに接続されていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の現像装置において、
    前記第一現像剤搬送部材と、前記第二現像剤搬送部材は、同一方向に回転することを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3に記載の現像装置において、
    前記第一現像剤搬送部材を回転駆動した回転駆動力は、アイドラギアを介して前記第二駆動ギアに伝達されることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項4に記載の現像装置において、
    各現像剤搬送部材の回転軸の長手方向の両端近傍にそれぞれ設けられ、前記回転軸を受ける軸受け部の隙間をシールするシール部材を備え、
    前記アイドラギアは、前記長手方向の前記持ち上げ部を設けた側に配置されていることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一に記載の現像装置において、
    当該現像装置を用いる画像形成装置の一連の作像プロセス終了後、
    一旦、駆動停止された後に、所定量だけ前記駆動入力ギアを逆回転させる逆回転動作が行われることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一に記載の現像装置において、
    前記持ち上げ部は、前記上方の現像剤収容部の持ち上げ領域と、前記下方の現像剤収容部の持ち上げ領域とを有し、
    前記上方の現像剤収容部の持ち上げ領域の容積は、前記下方の現像剤収容部の持ち上げ領域の容積よりも大きいことを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載の現像装置において、
    前記第一現像剤搬送部材及び前記第二現像剤搬送部材は、スクリュ形状を有した現像剤搬送部材であり、
    前記第一現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数が、前記第二現像剤搬送部材のスクリュ形状の条数よりも大きいことを特徴とする現像装置。
  9. 現像装置と、像担持体、帯電装置、及びクリーニング装置の少なくともいずれかを有するプロセスカートリッジにおいて、
    前記現像装置として、請求項1乃至8のいずれか一に記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 像担持体上に形成した静電潜像を現像する現像装置を備える画像形成装置において、
    前記現像装置として、請求項1乃至8のいずれか一に記載の現像装置、又は前記現像装置を有したプロセスカートリッジとして、請求項9に記載のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2016228273A 2016-11-24 2016-11-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Active JP6928888B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228273A JP6928888B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US15/718,501 US10168642B2 (en) 2016-11-24 2017-09-28 Developing device and image forming apparatus and process cartridge incorporating same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016228273A JP6928888B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018084697A true JP2018084697A (ja) 2018-05-31
JP6928888B2 JP6928888B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=62147527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016228273A Active JP6928888B2 (ja) 2016-11-24 2016-11-24 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10168642B2 (ja)
JP (1) JP6928888B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019028322A (ja) 2017-07-31 2019-02-21 株式会社リコー 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP7075624B2 (ja) * 2018-09-28 2022-05-26 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7148890B2 (ja) 2018-10-10 2022-10-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP7211042B2 (ja) 2018-11-30 2023-01-24 株式会社リコー 現像剤収容容器、現像装置及び画像形成装置
JP7205763B2 (ja) 2019-02-18 2023-01-17 株式会社リコー 現像剤搬送部材、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7413677B2 (ja) 2019-08-09 2024-01-16 株式会社リコー 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP7344466B2 (ja) 2019-09-17 2023-09-14 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7465434B2 (ja) 2019-09-25 2024-04-11 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置
JP2022188863A (ja) 2021-06-10 2022-12-22 株式会社リコー 現像剤収容装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278258A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005208340A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2012037754A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US20120076545A1 (en) * 2010-09-29 2012-03-29 Rapkin Alan E Development station with auger tensioning
JP2012103662A (ja) * 2010-10-15 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2013068929A (ja) * 2011-09-09 2013-04-18 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2014228747A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2015222393A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 キヤノン株式会社 現像装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243512A (ja) 2005-03-04 2006-09-14 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JP2009098269A (ja) 2007-10-15 2009-05-07 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置
JP5311107B2 (ja) * 2008-08-12 2013-10-09 株式会社リコー 現像装置及び画像形成装置
JP5500437B2 (ja) 2010-03-09 2014-05-21 株式会社リコー 現像装置並びにこれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP5888186B2 (ja) * 2012-08-27 2016-03-16 ブラザー工業株式会社 現像剤収容器および現像装置
JP5586674B2 (ja) * 2012-10-11 2014-09-10 シャープ株式会社 現像装置および画像形成装置
JP2015094805A (ja) 2013-11-11 2015-05-18 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
US9952536B2 (en) * 2014-05-23 2018-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus having developer distribution control
JP6261445B2 (ja) * 2014-05-23 2018-01-17 キヤノン株式会社 現像装置及び画像形成装置
JP2017068075A (ja) 2015-09-30 2017-04-06 株式会社リコー 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278258A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005208340A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置及び画像形成装置
JP2012037754A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
US20120076545A1 (en) * 2010-09-29 2012-03-29 Rapkin Alan E Development station with auger tensioning
JP2012103662A (ja) * 2010-10-15 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 現像装置、並びに、これを備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2013068929A (ja) * 2011-09-09 2013-04-18 Ricoh Co Ltd プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP2014228747A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2015222393A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 キヤノン株式会社 現像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10168642B2 (en) 2019-01-01
US20180143568A1 (en) 2018-05-24
JP6928888B2 (ja) 2021-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018084697A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5638033B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
US9448508B2 (en) Development device and image forming apparatus including the same
JP2018081196A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5205031B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017191181A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5325761B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP7003757B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP5140693B2 (ja) トナー分散機構及びそれを備えた現像装置並びに画像形成装置
JP2008257213A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP5779706B2 (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP5637433B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5300002B2 (ja) トナー搬送機構及び該トナー搬送機構を備える現像装置、並びに画像形成装置
JP2009098286A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP5223370B2 (ja) 現像剤撹拌装置及び画像形成装置
JP6667132B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2018072385A (ja) 画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2009109966A (ja) 現像剤搬送装置及び現像装置及び画像形成装置
JP5899134B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5504908B2 (ja) 現像システム及び画像形成装置
JP2018091973A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2010060998A (ja) 画像形成装置
JP2010039070A (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
US10185250B2 (en) Developing device having first conveyance chamber and second conveyance chamber disposed above first conveyance chamber, and image forming apparatus including same
JP2008040269A (ja) 中間トナー補給装置、これを備えた現像装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210722

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6928888

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151