JPH0713425A - 使い捨て型現像ユニット - Google Patents

使い捨て型現像ユニット

Info

Publication number
JPH0713425A
JPH0713425A JP17246093A JP17246093A JPH0713425A JP H0713425 A JPH0713425 A JP H0713425A JP 17246093 A JP17246093 A JP 17246093A JP 17246093 A JP17246093 A JP 17246093A JP H0713425 A JPH0713425 A JP H0713425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
agitator
toner
developing unit
unit
disposable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17246093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Aoki
秀夫 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP17246093A priority Critical patent/JPH0713425A/ja
Publication of JPH0713425A publication Critical patent/JPH0713425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動モータが大型化してコスト高となるなど
使い捨て型現像ユニットにおける各種の弊害の発生を防
止する。 【構成】 トナーケース32内に、トナーを収容した第
1アジテータ部39および第2アジテータ部40を有
し、各アジテータ部39・40は、それぞれ第1アジテ
ータ42および第2アジテータ43を支軸42a・43
aで回転自在に支持する。そして、第2アジテータ部4
0の下側でトナーケース32に、第2アジテータ43の
駆動により第2アジテータ部40のトナーがなくなった
ときそれを検知するトナ−検知センサ44を設ける。し
かして、そのトナー検知センサ44によりトナーがなく
なったことを検知したとき第1アジテータ42を始めて
駆動する制御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばプリンタ・
複写機・ファクシミリ等において、トナーを付着して感
光体上の潜像を可視像化する現像ユニットに関する。詳
しくは、トナーがなくなるとユニット全体を新しいもの
と交換する使い捨て型現像ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の使い捨て型現像ユニット
では、トナーがなくなると、そのトナー以外の部品の寿
命に関係なくユニット全体を使い捨てとするため、アジ
テータ部の容積を拡くしてトナーをできるだけ多く収納
可能する構成としていた。そして、現像ユニットの寿命
を永くして交換の手間をなくすとともに、ランニングコ
ストが高くならないようにしていた。
【0003】また、この使い捨て型現像ユニットでは、
そのようにアジテータ部のトナー容積を拡大すると、1
つのアジテータだけではトナーを感光体へと効果的に搬
送することができないため、アジテータ部を2つの第1
および第2アジテータ部で形成し、各アジテータ部にそ
れぞれアジテータを設けてダブルアジテータ式としてい
た。そして、現像時、第1アジテータによりトナーを第
1アジテータ部から第2アジテータ部へと補給し、さら
に、第2アジテータによりトナーを第2アジテータ部か
ら現像ローラへと補給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の使い
捨て型現像ユニットでは、そのようにトナー容積を拡く
してダブルアジテータ式にすると、それだけ負荷トルク
が増大し、そのため、駆動モータが大型化してコスト高
となったり、また、第1アジテータの回転により隣の第
2アジテータ部のトナーを劣化させたり粒径変動を発生
せたりしてトナーへの悪影響を与えてたりする、各種の
弊害を生じていた。
【0005】そこで、この発明の目的は、使い捨て型現
像ユニットにおいて、そのような各種の弊害が発生する
ことを防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施例に示すように、
第1アジテータ部39から第2アジテータ部40へとト
ナーを補給する第1アジテータ42と前記第2アジテー
タ部40から現像ローラ34へとトナーを補給する第2
アジテータ43とを有する使い捨て型現像ユニット13
において、前記第2アジテータ43の駆動により前記第
2アジテータ部40のトナーがなくなったときそれを検
知するトナー検知センサ44のような検知手段と、その
検知手段によりトナーがなくなったことを検知したとき
前記第1アジテータ42を駆動する制御手段とを備えて
なる、ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施例に示すように、第1アジテータ部39から第
2アジテータ部40へとトナーを補給する第1アジテー
タ42と前記第2アジテータ部40から現像ローラ34
へとトナーを補給する第2アジテータ43とを有する使
い捨て型現像ユニット13において、前記第1アジテー
タ部39と前記第2アジテータ部40間を、一部トナー
補給路60を残して遮蔽壁32aで遮断してなる、こと
を特徴とする。
【0008】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項2に記載の使い捨て型
現像ユニット13において、前記第1アジテータ42と
前記第2アジテータ43とを互いに逆向きに回転すると
ともに、それらの回転中心を結ぶ高さより高い位置に前
記トナー補給路60を形成してなる、ことを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項2に記載の使い捨て型
現像ユニット13において、前記第2アジテータ部40
から前記第1アジテータ部39へとトナーが逆流するこ
とを防止する開閉部材65を、前記トナー補給路60に
設けてなることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施例に示すように、第1アジテータ部39から第
2アジテータ部40へとトナーを補給する第1アジテー
タ42と前記第2アジテータ部40から現像ローラ34
へとトナーを補給する第2アジテータ43とを有する使
い捨て型現像ユニット13において、前記第1アジテー
タ部39の容積を狭めることを可能にユニットケース3
0を縮小自在としてなる、ことを特徴とする。
【0011】
【作用】そして、請求項1に記載の発明では、現像時、
第2アジテータ43の駆動により第2アジテータ部40
から現像ローラ34へとトナーを補給し、第2アジテー
タ部40のトナーがなくなったとき、それを検知手段で
検知し、制御手段により第1アジテータ42を駆動して
第1アジテータ部39から第2アジテータ部40へとト
ナーを補給する。
【0012】請求項2に記載の発明では、トナーを補給
するとき、遮蔽壁32aにより第1アジテータ部39と
第2アジテータ部40間で互いに悪影響が及ばないよう
にする。
【0013】請求項3に記載のものでは、そのトナー補
給時、第1アジテータ42と第2アジテータ43の回転
中心を結ぶ高さより高い位置から、トナー補給路60を
通してトナーを第1アジテータ部39から第2アジテー
タ部40へと補給する。
【0014】請求項4に記載のものでは、第2アジテー
タ部40から現像ローラ34へとトナーを補給すると
き、第2アジテータ部40から第1アジテータ部39へ
とトナーが逆流することを開閉部材65で防止する。
【0015】請求項5に記載の発明では、第1アジテー
タ部39および第2アジテータ部40内にトナーを充填
するとき、ユニットケース30を拡張して第1アジテー
タ部39の容積をいったん拡げる。そして、トナーを充
填して後、経時に取り付けるとき、ユニットケース30
を縮小して第1アジテータ部39の容積を狭めて元に戻
す。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図3は、この発明の一実施例である
使い捨て型現像ユニットを備えるレーザプリンタで、そ
の全体概略構成を示す。
【0017】図中符号10は、装置本体である。装置本
体10内には、そのほぼ中央にベルト状の感光体11を
設ける。感光体11のまわりには、矢印で示す駆動方向
に順に、帯電器12、この発明の現像ユニット13、転
写器14、クリーニング器15を配置する。そして、帯
電器12およびクリーニング器15の下側に光書込み器
16を配置し、現像ユニット13の斜め上側に給紙カセ
ット17を着脱自在に取り付けてなる。
【0018】しかして、給紙カセット17内から給紙ロ
ーラ19でシートSを送り出し、さらにタイミングをと
ってレジストローラ20により感光体11の上側に搬送
する。感光体11は、矢示するように反時計方向に駆動
し、その際、帯電器12で表面を一様に帯電し、光書込
み器16からのレーザ光を照射して感光体11上に静電
潜像を形成する。この潜像は、現像ユニット13位置を
通るときトナーにより可視像化する。そして、この可視
像を、感光体11の上側に搬送するシートSの下面に転
写器14で転写する。転写後、シートSを定着器21へ
と搬送し、その定着器21で可視像を定着する。定着器
21を出たシートSは、排紙ローラ22により排紙部2
3へ搬送し、排紙ガイド24で案内して排紙トレイ25
にスタックする。他方、転写後、感光体11の表面をク
リーニング器15でクリーニングする。
【0019】ところで、上述したこの発明の現像ユニッ
ト13は、図1に示すように、ユニットケース30を備
える。ユニットケース30は、現像ケース31とトナー
ケース32とを一体化して構成する。現像ケース31
は、上側に現像室33を形成する。現像室33内には、
現像ローラ34を配置し、その現像ローラ34をローラ
窓31aを通して上記感光体11に接触させてなる。ま
た、現像室33内には、現像ローラ34外周に先端を接
触した薄層ブレード35を備え、また、トナーケース3
2側にトナー補給部材36を備えてなる。
【0020】一方、トナーケース32は、その内部に、
図示しないトナーを収容した第1アジテータ部39およ
び第2アジテータ部40を有する。第1アジテータ部3
9は、第1アジテータ42を支軸42aでそれを中心と
して回転自在に支持する。第2アジテータ部40は、第
2アジテータ43を支軸43aでそれを中心として回転
自在に支持する。両アジテータ42・43は、それぞれ
先端にゴムやフィルム等からなる弾性部材42b・43
bを取り付けてなる。そして、第2アジテータ部40の
下側で、トナーケース32にトナ−検知センサ(検知手
段)44を設けてなる。
【0021】しかして、この現像ユニット13では、駆
動モータ(図示省略)から駆動力が伝達される現像ロー
ラ34の軸34aに現像ローラギヤ47を設ける。そし
て、その現像ローラギヤ47にトナー補給ギヤ48を噛
み合わす。トナー補給ギヤ48は、アイドラギヤ49と
噛み合う。アイドラギヤ49は、それと同軸のギヤ50
を介してアイドラギヤ51と噛み合う。アイドラギヤ5
1は、それと同軸のギヤ52を介して第2アジテータギ
ヤ53と噛み合う。第2アジテータギヤ53は、アイド
ラギヤ54を介して第1アジテータギヤ55と噛み合
う。そして、それら現像ローラギヤ47等のギヤで駆動
伝達ギヤ列Gを形成する。
【0022】また、第1アジテータギヤ55は、図2に
示すように、第1アジテータ42の支軸42aで回転自
在にかつ軸方向にスライド自在に支持する。そして、そ
の支軸42a上に電磁クラッチ57を取り付けてなる。
【0023】さて、上述した現像ユニット13では、現
像時、前記駆動モータを駆動し、その駆動力で現像ロー
ラ34を回転するとともに、その駆動力を駆動伝達ギヤ
列Gを介してトナー補給部材36および第2アジテータ
43に伝達しそれらを駆動する。そのとき、第1アジテ
ータギヤ55は、支軸42a上で空転し、該駆動力を第
1アジテータ42に伝達しない。しかして、第2アジテ
ータ43が回動してトナーを第2アジテータ部40から
現像室33へと補給し、さらに、トナー補給部材36で
現像ローラ34へと補給する。そして、現像ローラ34
に補給したトナーの一部を薄層ブレード35の先端でせ
き止めて薄層化する。しかして、現像ロ−ラ34でその
上のトナーを感光体11の表面に静電気的に付着して現
像を行う。
【0024】そうして、この現像中に、第2アジテータ
43の駆動により第2アジテータ部40のトナーがなく
なり、これをトナー検知センサ44で検知したとき、そ
の検知に基づき適宜制御手段により電磁クラッチ57を
オンし、空転する第1アジテータギヤ55を電磁クラッ
チ57で図2中矢印Aで示す方向に吸引してそれに吸着
する。そして、該第1アジテータギヤ55を介して前記
駆動モータの駆動力を第1アジテータ42へと伝達し、
その第1アジテータ42を初めて駆動する。しかして、
トナーのなくなった第2アジテータ部40へと、この第
1アジテータ42により第1アジテータ部39からトナ
ーを補給し始める。
【0025】ところで、上述した図示実施例では、第2
アジテータ43でトナーを補給するとき、その第2アジ
テータ43の回転により隣の第1アジテータ部39の未
補給トナーを劣化させるなど、トナーに悪影響が及ぶお
それある。
【0026】そこで、そのようなトナーへの悪影響を防
止するために、請求項2に記載の発明では、たとえば以
下の図示実施例のごとく、第1アジテータ部39と第2
アジテータ部40間を遮蔽壁で遮断する構成とすること
もできる。その場合、たとえば図4に示すように、トナ
ーケース32の上側の内壁面から下向きに遮蔽壁32a
を設ける。そして、その遮蔽壁32aの下方にトナー補
給路60を形成してなる。しかして、第1アジテータ部
39のトナーをトナー補給路60を通して下から第2ア
ジテータ部40へと補給する。
【0027】また、この図4に示した実施例では、トナ
ー補給路60を常時開放した構成とするが、それでは第
2アジテータ部40から現像ローラ34へと第2アジテ
ータ43でトナーを補給するとき、第1アジテータ部3
9へとトナーが逆流するおそれがある。そこで、請求項
4に記載の発明では、たとえば図5に示す実施例のごと
く、遮蔽壁32aの先端に、支点部65aを中心として
回動自在に板状の開閉部材65を取り付けてトナー補給
路60内に垂下する一方、その下方のトナーケース32
に、開閉部材65の先端部65bを係止して反時計方向
への回動を規制する段部32bを設ける構成とすること
もできる。
【0028】そして、第2アジテータ部40からトナー
Tを現像ローラ34へと補給するとき、開閉部材65で
トナー補給路60を閉じてトナーTが第1アジテータ部
39へと逆流することを防止する。しかして、第2アジ
テータ部40にトナーがなくなり、それをトナー検知セ
ンサ44で検知して第1アジテータ42を駆動すると、
図6に示すように、第1アジテータ部39のトナーTに
押されて開閉部材65が図中時計方向に回動する。そし
て、トナー補給路60を開いてそこから第1アジテータ
部39のトナーTを第2アジテータ部40へと補給す
る。
【0029】以上の図示実施例では、トナーケース32
の上側の内壁面に下向きの遮蔽壁32aを設け、その下
方にトナーを通すトナー補給路60を形成した。しか
し、請求項3に記載の発明では、たとえば図7に示すよ
うに、トナーケース32の下側の内壁面に上向きの遮蔽
壁32aを設け、その上方にトナーを通すトナー補給路
60を形成する構成としてもよい。
【0030】すなわち、この実施例では、トナー補給路
60を、支軸42a・43aを結ぶ高さより高い位置に
形成する。また、トナーケース32の上側コーナー部3
2cの内壁面に、複数のガイドリブ32dを第1アジテ
ータ42の回動方向に形成して現像ローラ軸方向に並べ
て設ける。そして、この実施例では、図示のごとく、第
1および第2アジテータギヤ55・54間に2つのアイ
ドラギヤ67・68を設け、第1アジテータ42を第2
アジテータ43と逆向きの図中反時計方向に回転する構
成とする。
【0031】しかして、第1アジテータ部39から第2
アジテータ部40へとトナーを補給するとき、図8に示
すように、第1アジテータ42の弾性部材42bでトナ
ーを掻き上げ、さらにガイドリブ32dで案内して上方
のトナー補給路60から第2アジテータ43へとトナー
を落とすようにして第2アジテータ部40に供給する。
【0032】ところで、上述した図示実施例では、第1
および第2アジテータ部39・40の容積を常に不変と
する。しかし、請求項5に記載の発明では、たとえば次
の図示実施例のごとく、第1アジテータ部39の容積を
可変とする構成にすることもできる。
【0033】すなわち、この実施例では、たとえば図9
に示すように、トナーケース32を第1ホッパ70およ
び第2ホッパ71の二体で構成し、第1ホッパ70内に
第1アジテータ部39を形成し、第2ホッパ71内に第
2アジテータ部40を形成する。第2ホッパ71は、そ
の上側に下向きの遮蔽壁32aを有し、その基端側に貫
通穴72を設ける。また、現像室33へのトナー補給口
73と反対の側に開口74をあけ、その開口74側を若
干大きくして嵌合部71aを形成し、その嵌合部71a
の内面にトナー漏れ防止用シール75を設ける。さら
に、遮蔽壁32aを有する内壁面に、2つの内溝71b
・71cを設けてなる。そして、この第2ホッパ71
に、開口74を通して他方の第1ホッパ70を係脱自在
に嵌め込んでなる。
【0034】その第1ホッパ70は、開口76をあけ、
その開口76側を若干小さく形成するとともに、その開
口76の周縁に爪部70aを設けてなる。そして、その
爪部70aを第2ホッパ71の内側内溝71bに掛けて
第1ホッパ70を第2ホッパ71に取り付けてなる。
【0035】さて、この実施例では、トナーを充填する
とき、図10に示すように、爪部70aを内側内溝71
bから外し、図中矢印Bで示す方向に第1ホッパ70を
引き出し、その爪部70aを外側内溝71cに掛ける。
そして、第1アジテータ部39の容積を一時拡張する。
しかして、トナーをトナーケース32内に充填後、経時
に、たとえば現像ユニット13を取り付けるとき、爪部
70aを外側内溝71cから外してから第1ホッパ70
を押し込み、爪部70aを内側内溝71bに掛けてユニ
ットケース32を縮小する。そして、第1アジテータ部
39の容積を狭まめて全体の容積を元の大きさに戻す。
【0036】なお、以上の図示実施例では、トナーケー
ス32の第2アジテータ部40の下側にトナー検知セン
サ44を設けたが、この発明では、たとえば図11に示
すように、トナーケース32の第2アジテータ部40の
下側にトナー検知センサ44を設けるとともに、第1ア
ジテータ部39の下側にもトナー検知センサ79を設け
る構成としてもよい。そして、たとえば図12に示すと
おり、2つのトナー検知センサ79・44がそれぞれ第
1および第2アジテータ部39・40のトナーがなくな
ったことを検知したとき初めて、その検知信号に基づき
表示パネル80でトナーエンドの表示をする。しかし
て、トナーケース32内で確実にトナーが消費されたこ
と、すなわち、図示現像ユニット13が寿命のため交換
時期となったことを知らせる。また、第2アジテータ部
40のトナーがなくなったとき、それをトナー検知セン
サ44が検知したときは、電磁クラッチ57をオンして
第1アジテータ42を駆動する。
【0037】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、使い捨て型現像ユニットにおいて、第2アジテー
タの駆動により第2アジテータ部のトナーがなくなった
ことを検知して初めて第1アジテータを駆動する構成と
し、2つのアジテータを同じに駆動しないから、従来の
ようにトナー容積を拡くしてダブルアジテータ式とした
ときそれだけ負荷トルクが増大し、駆動モータが大型化
してコスト高となる弊害が発生することを防止できる。
【0038】請求項2に記載の発明によれば、第1アジ
テータ部と第2アジテータ部間を、一部トナー補給路を
残して遮蔽壁で遮断する構成とし、これにより、従来の
ようにトナー容積を拡くしてダブルアジテータ式とした
使い捨て型現像ユニットにおいて、第1アジテータの回
転により第2アジテータ部のトナーを劣化させたり粒径
変動を発生せたりしてトナーへ悪影響を与える弊害をな
くすことができる。
【0039】請求項3に記載のものによれば、そのよう
な使い捨て型現像ユニットにおいて、加えて、第1アジ
テータと第2アジテータの回転中心を結ぶ高さより高い
位置から、トナー補給路を通してトナーを落下するよう
に第1アジテータ部から第2アジテータ部へと補給する
構成とし、これにより、トナーを分散させて第2アジテ
ータ部へとむらなく補給し、トナーエンド検知をより正
確に行うことができる。
【0040】請求項4に記載のものによれば、使い捨て
型現像ユニットにおいて、加えて、トナー補給路に開閉
部材を設けて第2アジテータ部から第1アジテータ部へ
とトナーが逆流することを防止する構成とし、そのトナ
ーの逆流によりトナー詰まりを起こし、それが原因で第
1アジテータやそのアジテータギヤが破損することを防
止することができる。
【0041】請求項5に記載の発明によれば、ユニット
ケースを拡張して第1アジテータ部の容積をいったん拡
げてからトナーを充填し、、経時にこの現像ユニットを
取り付けるとき、ユニットケースを縮小して第1アジテ
ータ部の容積を狭めることを可能とし、これにより、ト
ナー充填後にその充填トナーがユニットケース内で経時
的に沈殿しても、限られたユニットケース内のスペース
に効率よくトナーを充填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である使い捨て型現像ユニ
ットの概略縦断面図である。
【図2】その現像ユニットにおける第1アジテータへの
駆動伝達部の部分構成図である。
【図3】その現像ユニットを備えるレーザプリンタの全
体概略構成図である。
【図4】この発明の第1の他の実施例である使い捨て型
現像ユニットの概略縦断面図である。
【図5】この発明の第2の他の実施例である使い捨て型
現像ユニットの概略縦断面図である。
【図6】その現像ユニットを、第1アジテータ部から第
2アジテータ部へトナーを補給する状態において示す概
略縦断面図である。
【図7】この発明の第3の他の実施例である使い捨て型
現像ユニットの概略縦断面図である。
【図8】その現像ユニットを、第1アジテータ部から第
2アジテータ部へとトナーを補給する状態において示す
概略縦断面図である。
【図9】この発明の第4の他の実施例である使い捨て型
現像ユニットの概略縦断面図である。
【図10】その現像ユニットを、その第1ホッパを引き
出して第1アジテータ部の容積を拡げた状態において示
す概略縦断面図である。
【図11】この発明の第5の他の実施例である使い捨て
型現像ユニットの概略縦断面図である。
【図12】その現像ユニットにおける一部の電気制御ブ
ロック図である。
【符号の説明】
13 現像ユニット 30 ユニットケース 32a 遮蔽壁 34 現像ローラ 39 第1アジテータ部 40 第2アジテータ部 42 第1アジテータ 43 第2アジテータ 44 トナー検知センサ(検知手段) 60 トナー補給路 65 開閉部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1アジテータ部から第2アジテータ部
    へとトナーを補給する第1アジテータと前記第2アジテ
    ータ部から現像ローラへとトナーを補給する第2アジテ
    ータとを有する使い捨て型現像ユニットにおいて、前記
    第2アジテータの駆動により前記第2アジテータ部のト
    ナーがなくなったときそれを検知する検知手段と、その
    検知手段によりトナーがなくなったことを検知したとき
    前記第1アジテータを駆動する制御手段とを備えてな
    る、使い捨て型現像ユニット。
  2. 【請求項2】 第1アジテータ部から第2アジテータ部
    へとトナーを補給する第1アジテータと前記第2アジテ
    ータ部から現像ローラへとトナーを補給する第2アジテ
    ータとを有する使い捨て型現像ユニットにおいて、前記
    第1アジテータ部と前記第2アジテータ部間を、一部ト
    ナー補給路を残して遮蔽壁で遮断してなる、使い捨て型
    現像ユニット。
  3. 【請求項3】 前記第1アジテータと前記第2アジテー
    タとを互いに逆向きに回転するとともに、それらの回転
    中心を結ぶ高さより高い位置に前記トナー補給路を形成
    してなる、請求項2に記載の使い捨て型現像ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第2アジテータ部から前記第1アジ
    テータ部へとトナーが逆流することを防止する開閉部材
    を、前記トナー補給路に設けてなる、請求項2に記載の
    使い捨て型現像ユニット。
  5. 【請求項5】 第1アジテータ部から第2アジテータ部
    へとトナーを補給する第1アジテータと前記第2アジテ
    ータ部から現像ローラへとトナーを補給する第2アジテ
    ータとを有する使い捨て型現像ユニットにおいて、前記
    第1アジテータ部の容積を狭めることを可能にユニット
    ケースを縮小自在としてなる、使い捨て型現像ユニッ
    ト。
JP17246093A 1993-06-18 1993-06-18 使い捨て型現像ユニット Pending JPH0713425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17246093A JPH0713425A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 使い捨て型現像ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17246093A JPH0713425A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 使い捨て型現像ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713425A true JPH0713425A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15942412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17246093A Pending JPH0713425A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 使い捨て型現像ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011232577A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Brother Ind Ltd トナーカートリッジおよび現像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011232577A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Brother Ind Ltd トナーカートリッジおよび現像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7778556B2 (en) Toner supply device, image forming apparatus and toner shortage detecting method
US7536122B2 (en) Toner supply device, image forming apparatus and toner supplying method
US8953974B2 (en) Image forming apparatus
US5815784A (en) Cleaning device for an image forming apparatus and a toner collecting device therefor
US20110318062A1 (en) Developer Conveying Device and Development Device, Toner Cartridge, and Cleaning Unit that are Provided with Developer Conveying Device
US7650087B2 (en) Control method of driving toner containers and image forming apparatus
AU2014278611B2 (en) Venting system for a toner cartridge for use with an image forming device
JP2006267722A (ja) 現像装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
US7437105B2 (en) Developing device and image forming apparatus
JP2012108566A (ja) トナーカートリッジ
US20060216063A1 (en) Process cartridge and image forming apparatus using the same
JP2006276810A (ja) 粉体搬送部材及びこれを用いた粉体処理装置
US6628910B2 (en) Toner cartridge for image forming apparatus
JPH1124513A (ja) トナー補給装置及び電子写真画像形成装置
JPH0713425A (ja) 使い捨て型現像ユニット
JP2000321872A (ja) 画像形成装置
JP2009025493A (ja) 現像装置および画像形成装置
US11822264B2 (en) Developer discharging method of developing device and developing device
US11835886B2 (en) Developer discharging method of developing device and developing device
US20230384713A1 (en) Toner container, image forming apparatus, and shutter unit
JP3536178B2 (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JPH10254237A (ja) 画像形成装置
JP2001209245A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH10161420A (ja) 回転式現像装置
JPH09197939A (ja) 画像形成装置