JP2007155839A - 現像装置、及び、電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】戻し部材に付着した現像剤を掻き取ることができ、現像剤容器と現像剤収容室との間で現像剤が滞留することを防止できる現像装置の提供。
【解決手段】現像剤容器15内の現像剤tを担持して前記現像剤により電子写真感光体1の静電潜像を現像する現像剤担持体10と、前記現像剤担持体による静電潜像の現像に使用されなかった現像剤を収容するための現像剤収容室16と、を有する。さらに、前記現像剤収容室内の現像剤を現像剤容器に戻す戻し部材11と、前記戻し部材に付着した現像剤を掻き取る掻取り部材14と、を有する。前記掻取り部材は、現像剤容器と現像剤収容室を仕切るように現像剤容器の底部と接する仕切り部14aを有する。そして前記仕切り部は、戻し部材と接触して戻し部材から現像剤収容室に現像剤を掻き落とす掻落し部14a1と、戻し部材により現像剤容器に戻る現像剤が通過する穴14a2と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、現像装置、及び、電子写真画像形成装置に関する。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート等)に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザープリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置、電子写真ワードプロセッサ、及び、これらの複合機(マルチファンクションプリンタ等)が含まれる。
また、現像装置とは、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤によって現像するものである。
電子写真画像形成装置においては、帯電手段によって一様に帯電されたドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと略記する)に形成された静電潜像を現像装置によりトナーによって現像している。
現像装置では、トナー容器内に収納されたトナーを現像ローラが担持し該トナーによって感光体ドラムの潜像を現像する。現像ローラによる潜像の現像に使用されなかったトナーはトナー収容室に収容される。トナー収容室に収容されたトナーは戻しローラによりトナー容器に戻される。戻しローラには掻取り部材が接しており、この掻取り部材によって戻しローラに付着したトナーを掻き取るようにしている(特許文献1)。
特開2004−163789号公報(段落0038、段落0039、第2図)
従来技術において、戻しローラに付着したトナーを掻き取ることは、かなり改善させる。しかし、本発明は、従来技術をさらに改善して、戻し部材に付着した現像剤を掻き取ることができ、現像剤容器と現像剤収容室との間で現像剤が滞留することを防止できる現像装置を提供しようとするものである。
また、本発明の目的は、電子写真感光体に作用する現像手段として上記現像装置を備えた電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る現像装置の代表的な構成は、電子写真画像形成装置に用いられる現像装置であって、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤を収納する現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤を担持して前記現像剤により前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に使用されなかった現像剤を収容するための現像剤収容室と、前記現像剤収容室内の現像剤を前記現像剤容器に戻す戻し部材と、前記戻し部材に付着した現像剤を掻き取る掻取り部材と、を有する現像装置において、
前記掻取り部材は、前記現像剤容器と前記現像剤収容室を仕切るように前記現像剤容器の底部と接する仕切り部を有し、前記仕切り部は、前記戻し部材と接触して前記戻し部材から前記現像剤収容室に現像剤を掻き落とす掻落し部と、前記戻し部材により前記現像剤容器に戻る現像剤が通過する穴と、を備えることを特徴とする現像装置、である。
本発明によれば、戻し部材に付着した現像剤を掻き取ることができ、現像剤容器と現像剤収容室との間で現像剤が滞留することを防止できる現像装置を提供することができる。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。
(1)電子写真画像形成装置全体の説明
図1は電子写真画像形成装置の一例の構成模型図である。この画像形成装置は、転写方式電子写真プロセスを用いたレーザプリンタである。
画像形成装置100において、ドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムと記す)1は所定の周速度(プロセススピード)をもって矢印Aにて示す時計方向へ回転される。この感光体ドラム1は帯電手段としての帯電装置2によって外周面が一様に帯電される。この帯電面に露光手段としての露光装置3から画像情報に基づいた情報光(レーザー光)Lを照射して静電潜像を形成する。この静電潜像は現像手段としての現像装置4によりトナー(現像剤)tによって現像される。これによって感光体ドラム1の外周面上に画像情報に応じたトナー像が形成される。
トナー像の形成と同期して、図示しない給送カセットからピックアップローラ及び搬送ローラなどを有する搬送手段によって記録媒体(記録紙、OHPシート、布等)8が感光体ドラム1と転写手段としての転写装置5との間に送り出す。そして転写装置5によって感光体ドラム1上のトナー像を記録媒体8に転写し、その記録媒体8を定着手段としての定着装置6へと搬送する。
定着装置6では、定着回転体6aと加圧回転体6bとで記録媒体8を挟持し、その搬送過程で記録媒体8に熱と圧力を付与して未定着のトナー像を記録媒体上に定着させる。定着装置6を通過した記録媒体8は装置本体101に設けられた図示しない排出トレイ上に排出される。
トナー像転写後に感光体ドラム1は、クリーニング手段としてのクリーナ7によって外周面上の残留トナー等の残留付着物が除去されて次の画像形成に供される。
(2)現像装置の説明
以下の説明において、短手方向とは記録媒体の搬送方向と平行な方向である。長手方向とは記録媒体の面において記録媒体の搬送方向と直交(交差)する方向である。また、長手方向とは現像ローラの軸線方向でもある。
図2は現像装置4の横断側面模型図である。
a)現像ローラ
現像装置4は、現像剤坦持体としての現像ローラ10を有する。感光体ドラム1に対向して配置された細長い現像ローラ10は、導電性芯金上に弾性体を成型したいわゆる弾性現像ローラ、或いは中空スリーブ内部に磁極を配した現像スリーブなどにより構成されている。図示していないが、現像ローラ10は長手方向の端部が現像剤容器としてのトナー容器15の側板15b・15b(図4)に保持されている。
b)トナー容器
トナー容器15の内部には感光体ドラム1の潜像を現像するためのトナーtが収納されている。トナー容器15の底部15aは弧状の曲面形状に形成してある。このトナー容器15には現像ローラ10に長手方向に沿って回収ブレード18が設けてある。回収ブレード18は現像ローラ10の外周面(表面)と接触している。
c)攪拌部材
トナー容器15の内部にはトナー容器15内のトナーtを現像ローラ10に送るための現像剤搬送部材としての攪拌部材13が設けてある。攪拌部材13は、現像ローラ10の長手方向に延びるトナー送り用の羽根部13aと、この羽根部13aの長手方向両端に設けられた軸部13bと、を有する。軸部13bはトナー容器15の側板15b・15bに回転自在に支持されている。
d)トナー収容室
現像ローラ10の斜め下方には現像剤収容室としてのトナー収容室16が設けてある。トナー収容室16は、現像ローラ10による現像に寄与しなかったトナーtを収容するためのものである。このトナー収容室16はトナー容器15と隣接している。そしてこのトナー収容室16には現像ローラ10に長手方向に沿って規制シート18が設けてある。規制シート18は現像ローラ10表面と接触している。トナー収容室16の容量はトナー容器15の容量よりも小さい。
e)戻しローラ
トナー収容室16の内部には戻し部材としての戻しローラ11が設けてある。戻しローラ11は、現像ローラ10の長手方向に細長いトナー戻し用のローラ部11aと、このローラ部11aの長手方向両端に設けられた軸部11bと、を有する。軸部11bはトナー容器15の側板15b・15bに回転自在に支持されている。
f)掻取り部材
図3は掻取り部材14の説明図であり、(a)は掻取り部材14の分解斜視図、(b)は掻取り部材14の斜視図である。
掻取り部材14は、(a)に示すように、現像ローラ10の長手方向に細長いシート状の仕切り部14aと、現像ローラ10の長手方向に細長いL字形状の整流部14bと、を有する。仕切り部14aは、ポリエステルなどの可撓性シートを型抜き加工することにより作られている。仕切り部14aには長手方向に沿って掻落し部14a1と穴14a2が複数形成してある。仕切り部14aにおいて穴14a2は現像ローラ10側の一辺以外の部分を除去した凹字形状をしている。この凹字形状の穴14a2を仕切り部14aに形成することによって、現像ローラ10側の一辺が仕切り部14aと接続するコ字形状の掻落し部14a1を穴14a2内に形成している。
取付部14b1と整流片14b2とによりL字形状に形成された整流部14bは、整流片14b2の長手方向の両端部にボス14b3・14b3を有する。この整流部14bは、取付部14b1を両面テープ、接着、粘着等の方法で仕切り部14aの掻落し部14a1及び穴14a2と干渉しない位置に固定される((b)参照)。これにより整流部14bは仕切り部14aに一体に取り付けられる。
g)掻取り部材をトナー容器に取り付ける場合の説明
図4は掻取り部材14をトナー容器15に取り付ける場合の説明図である。図5は掻取り部材14の長手方向の一端をトナー容器15に取り付けた状態の説明図である。図6は掻取り部材14の長手方向の他端をトナー容器15に取り付けた状態の説明図である。
トナー容器15の側板15b・15bの内壁面には戻しローラ10の上方に、トナー容器15の内側に向けて突出する支持部20・20が設けてある。この支持部20・20には上方側に開口したU字状の溝20a・20aを形成している。掻取り部材14をトナー容器15に取り付ける場合には、整流部14bの長手方向両端のボス14b3・14b3を上方からトナー容器15の支持部20・20の溝20a・20aに落とし込む。そして、図示しないトナー容器蓋部材からトナー容器15内部に突出させて形成された押さえ部15cを支持部20・20に嵌め入れ、この支持部20・20の下面で整流部14bの整流片14b2を押さえつける。この状態において、可撓性シートからなる仕切り部14aは、トナー容器15の底部15aに設けられた凹部15a1に段差なく嵌り込み、この底部15aの曲面形状に沿うように弧状に変形することにより、凹部15a1と密着する(図2参照)。
このようにトナー容器15に取り付けた掻取り部材14は、図2に示すように、仕切り部14がトナー容器15の底部15aに密着した状態に接触し、この仕切り部14によりトナー容器15とトナー収容室16が仕切られる。仕切り部14の掻落し部14a1は弾性を保ったまま戻しローラ11の表面に対してカウンター(正のすくい角)に接触している。整流部14bの整流片14b2は戻しローラ11の上方に位置している。そして整流片14b2の先端は現像ローラ10表面と所定の間隙をおいて対向している。
h)現像動作の説明
現像装置4の現像動作を図2を用いて説明する。
現像装置4において、現像ローラ10は矢印Bにて示す反時計方向に回転する。戻しローラ11は矢印Cにて示す反時計方向に回転する。攪拌部材13は軸部13bを支点に矢印Dにて示す時計方向に回転する。図2のF1〜F4はトナーtが動く方向を示す。
トナー容器15内にはトナーtが現像ローラ10の位置を超えて収納されているとする。攪拌部材13が時計方向に回転すると、羽根部13aは先端が掻取り部材14の仕切り部14表面に摺接しながら回転する。この羽根部13aの回転によりトナーtは仕切り部14を経由して整流部14bに送り出される(矢印F1、F2)。整流部14bはそのトナーtを整流片14b2によって現像ローラ10に整流して案内する。
現像ローラ10の回転により現像ローラ10表面にトナーtが付着する。すると、規制ブレード18は、現像ローラ10表面のトナーtの層厚を均一にして該トナーtを現像ローラ10表面に塗布する。このトナーtによって感光体ドラム1(図1)の潜像がトナー像として現像され可視化される。
現像ローラ10による潜像の現像に使用されなかったトナーtは現像ローラ10表面から回収シート18によって掻き落されてトナー収容室16内に収容される。トナー収容室16に収容されたトナーtは戻しローラ11の回転によってトナー容器15側へ搬送される(矢印F3)。戻しローラ11表面に付着したトナーtは戻しローラ11の回転によって掻落し部14a1によりトナー収容室16内に剥ぎ落とされる。そして、トナー容器15側へ搬送されるトナーt及び掻落し部14a1により剥ぎ落とされるトナーtは仕切り部14aの穴14a2を通過してトナー容器15に戻される(矢印F4)。トナー容器15に戻されたトナーtは、再度、攪拌部材13の羽根部13aの回転によって仕切り部14を経由して整流部14bに送り出される(矢印F1、F2)。
本実施例の現像装置4によれば、掻取り部材14の仕切り部4aによりトナー容器15とトナー収容室16を仕切ることによって、トナー容器15内のトナーtとトナー収容室16内のトナーtとの混在を防止できる。これにより、トナー容器15から現像ローラ1
0に送り出すトナーtの流れ方向を一定にできる。また、仕切り部4aに設けた掻落し部14a1によって、戻しローラ11表面に付着したトナーtをトナー収容室16内に掻き落とすことができる。また、仕切り部4aに設けた穴14a2を通じてトナー収容室16内のトナーtをトナー容器15に戻すことができる。すなわち、トナー容器15とトナー収容室16において上記のようなトナーtの循環経路を掻取り部材14によって形成することができる。したがって、トナー容器15とトナー収容室16との間でトナーtが滞留することを防止できる。
また、掻取り部材14を用いることで、トナー容器15に仕切り部14a、掻取り部14a1、整流部14bを構成でき、組立て性、コストを考慮した現像装置4を提供できる。
また、掻取り部材14の仕切り部14aには、一枚のポリエステルのシート材を型抜き加工することで、掻取り部14a1及び穴14a2を簡単に形成することができる。
本実施例では現像装置4の他の例を説明する。本実施例においては実施例1の現像装置4と共通する部材には同じ符号を付して再度の説明を省略する。実施例3から実施例5についても同様とする。
図7は本実施例の現像装置4Aの横断側面模型図である。
本実施例の現像装置4Aは、トナー容器15の内部に現像剤供給部材としてのトナー供給ローラ17を設けている。この供給ローラ17はトナー容器15の側板15b・15bに回転可能に支持され、その外周面(表面)が現像ローラ10の表面と接触している。供給ローラ17は時計方向(矢印B)に回転される現像ローラ10と同じ方向(矢印G)へ回転され、攪拌部材13の羽根部13aの回転により仕切り部14を経由して送られてくるトナーtを現像ローラ10表面に供給する。
本実施例の現像装置4Aによれば、仕切り部14を経由して送られてくるトナーtを供給ローラ17によって現像ローラ10表面に効率よく供給することができる。
本実施例の現像装置4Aを搭載した画像形成装置200の一例を図8に示す。
この画像形成装置200は、感光体ドラム1の回転方向が実施例1に示す画像形成装置100の感光体ドラム1の回転方向と逆方向の反時計方向Aに回転される以外は実施例1の画像形成装置100と同じ構成である。201は装置本体である。
本実施例では現像装置4における戻しローラ11の他の例を説明する。
図9は本実施例に係る戻しローラ11Aの説明図である。図10はトナー収容室16に戻しローラ11を配置した状態の斜視図である。図11は戻しローラ11Aの格子状のリブ11a1と掻取り部材14の掻落とし部14a1の位置関係を示す断面図である。図12は戻しローラ11Aの格子状のリブ11a1と掻取り部材14の掻落とし部14a1の位置関係を示す長手端部の拡大図である。
戻しローラ11Aは、ローラ部11a表面に格子状のリブ11a1を有する(図9)。本実施例では、ローラ部11a表面の長手方向及び周方向に沿って断面扇形状の凹部11a2を所定の間隔をおいて複数形成することにより、この凹部11a2以外のローラ部1
1a表面を格子状のリブ11a1としている。
本実施例の戻しローラ11Aを用いた場合に(図10)、ローラ部11a表面に形成した凹部11a2によりトナーtを掬うことができ、戻し部材11Aの1回転当たりのトナー搬送量を上げることができる。また、リブ11a1はローラ部11a表面に円周状に配されている。このため、戻し部材11Aが矢印C方向に回転する時(図11、図12)、リブ11a1表面が掻落し部14a1と常に接触し、リブ11a1表面に付着しているトナーtをなめらかにトナー収容室16内に掻き落とすことができる。
本実施例では現像装置4における戻しローラ11の他の例を説明する。
図13は本実施例に係る戻しローラ11Bの説明図である。図14はトナー収容室16に戻しローラ11を配置した状態の斜視図である。図15は戻しローラ11Bの円周リブ11a3と取り部材14の掻落とし部14a1の位置関係を示す断面図である。図16は戻しローラ11Bの円周リブ11a3と掻取り部材14の掻落とし部14a1の位置関係を示す長手端部の拡大図である。
戻しローラ11Bは、ローラ部11a表面の円周にリブ11a3を有する(図13)。本実施例では、ローラ部11a表面の円周にリブ11a3を長手方向に沿って所定の間隔をおいて複数形成している。
本実施例の戻しローラ11Bを用いた場合(図14)、戻しローラ11Bが矢印C方向に回転することで(図15、図16)、見かけ状矢印Z方向に往復動するリブ11a3により、隣り合うリブ11a3とリブ11a3の間(斜線部V)にあつめられる。そして、隣り合うリブ11a3とリブ11a3の間(斜線部V)にあつめられたトナーは掻落とし部14a1によりトナー収容室16内に掻き落とされる。これによりトナー収容室16内のトナーを戻しローラ11Bの回転に追従して多量に搬送できるようになる。
本実施例の戻しローラ11Bを用いる場合、図示していないけれども、リブ11a3表面に掻落し部14a1を接触させ、リブ11a3表面に付着しているトナーtをトナー収容室16内に掻き落とすようにしてもよい。この場合、上記のように、戻しローラ11Bが矢印C方向に回転することでトナーを隣り合うリブ11a3とリブ11a3の間にあつめることができるので、戻しローラ11Bの回転に追従してトナーを多量に搬送できるようになる。
本実施例4では戻しローラ11Bの隣り合うリブ11a3の傾きを同位相としたが、戻しローラ11Bはこれに限られるものではない。
例えば隣り合うリブ11a3とリブ11a3において位相を180°ずらし、隣り合うリブ11a3とリブ11a3をハの字形状にすることで、一回転で集まるトナーの量を増大させて、さらに搬送性を高めるように構成しても良い。
〔その他〕
現像装置4,4Aはカートリッジ化して使用することもできる。例えば現像手段をカートリッジ化して装置本体に着脱可能な現像カートリッジにおいて、現像手段として上記現像装置を用いてもよい。また、少なくともプロセス手段としての現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、現像手段として上記現像装置を用いてもよい。
電子写真画像形成装置の一例の構成模型図 実施例1の現像装置の横断側面模型図 掻取り部材の説明図 掻取り部材をトナー容器に取り付ける場合の説明図 掻取り部材の長手方向の一端をトナー容器に取り付けた状態の説明図 掻取り部材の長手方向の他端をトナー容器に取り付けた状態の説明図 実施例2の現像装置の横断側面模型図である。 実施例2の現像装置を搭載した画像形成装置の一例の構成模型図 実施例3の戻しローラの説明図 実施例3の戻しローラをトナー収容室に配置した状態の斜視図 実施例3の戻しローラのリブと掻取り部材の掻落とし部の位置関係を示す断面図 実施例3の戻しローラのリブと掻取り部材の掻落とし部の位置関係を示す長手端部の拡大図 実施例4の戻しローラの説明図 実施例4の戻しローラをトナー収容室に配置した状態の斜視図 実施例4の戻しローラのリブと掻取り部材の掻落とし部の位置関係を示す断面図 実施例4の戻しローラのリブと掻取り部材の掻落とし部の位置関係を示す説明図
符号の説明
1・・・感光体ドラム(電子写真感光体)、4・・・現像装置、10・・・現像ローラ(現像剤担持体)、11・・・戻しローラ(戻し部材)、15・・・トナー容器(現像剤容器)、16・・・トナー収容室(現像剤収容室)、14・・・掻取り部材、14a・・・仕切り部、14a1・・・掻落し部、14a2・・・穴、14b・・・整流部、t・・・トナー

Claims (4)

  1. 電子写真画像形成装置に用いられる現像装置であって、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤を収納する現像剤容器と、前記現像剤容器内の現像剤を担持して前記現像剤により前記静電潜像を現像する現像剤担持体と、前記現像剤担持体による前記静電潜像の現像に使用されなかった現像剤を収容するための現像剤収容室と、前記現像剤収容室内の現像剤を前記現像剤容器に戻す戻し部材と、前記戻し部材に付着した現像剤を掻き取る掻取り部材と、を有する現像装置において、
    前記掻取り部材は、前記現像剤容器と前記現像剤収容室を仕切るように前記現像剤容器の底部と接する仕切り部を有し、前記仕切り部は、前記戻し部材と接触して前記戻し部材から前記現像剤収容室に現像剤を掻き落とす掻落し部と、前記戻し部材により前記現像剤容器に戻る現像剤が通過する穴と、を備えることを特徴とする現像装置。
  2. 前記掻取り部材は、前記仕切り部が可撓性シートによって形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記掻取り部材は、前記現像剤収納部から現像剤を前記現像剤担持体に整流して案内する整流部を前記仕切り部と一体に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    電子写真感光体と、
    前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    を有し、
    前記プロセス手段が請求項1から請求項3の何れかに記載の現像装置であることを特徴とする電子写真画像形成装置。
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