JP5616939B2 - 複数の設定項目に係る設定が可能な装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の設定項目に係る設定が可能な装置に関し、より具体的には、複数の設定項目に係るユーザ設定が可能であって、そのユーザ設定に従って動作する装置に関する。
複数の設定項目に係る設定が可能であって、ユーザによる操作入力に従って各設定項目に係る設定が行われ、各設定項目に係る設定に従って動作する各種の装置がある。
例えば、広く使用されている複合機を例にする。複合機は、コピー、プリンタ、ファクシミリ、ドキュメントファイリングなどの複数の機能を備えている。これら機能を実行して使用目的に応じて複合機を適切に動作させるために、複数の設定項目に係るユーザ設定が可能となっている。例えばコピー機能においては、コピー部数、用紙サイズ、原稿サイズ、複写倍率等々に関する複数の設定項目に係る設定が可能となっている。
複合機において、各設定項目に係る設定が間違っていたり、あるいはすでに複合機を使用した他のユーザによって設定が変更されていたりすると、ユーザにとっては所望の動作ができないことになる。
そこで多くの複合機には、一定時間無操作の状態が続いた場合、その時点での設定をリセットして初期値に戻すオートクリア機能を備えることにより、ユーザの意図しない設定変更が発生しないよう配慮されている。
しかしながら、ユーザの複合機に関する理解度はまちまちであることが通常である。従って、特に公共の場に設置されて複写サービスを提供するような複合機にあっては、無操作の状態で一定時間経過したときに設定をクリアするオートクリア機能が動作すると、未習熟のユーザが操作中にその設定をリセットしてしまう場合があり、充分にその効果を発揮しているとは言い難いものであった。
この点については、例えば、特許文献1には、オートクリアの実行後に設定を復元しやすいように表示する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、ユーザ設定中にユーザによる操作がない状態が所定時間経過すると、装置の設定をユーザ設定から標準設定にリセットするオートクリア手段と、そのリセット後に、ユーザの操作に応じて装置の設定を標準設定からリセット前に設定を受け付けたユーザ設定に戻すオートクリア解除手段とを備える。そして上記リセット後に標準設定からユーザ設定に戻された場合、リセット直前に受け付けた設定項目を、他の設定項目と異なる形式で表示手段に表示する。
また、特許文献2には、コピー実行前と実行後でオートクリアまでの設定時間を使い分けるようにした画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、コピー終了後、予め定められた第1の時間(たとえば30秒)が経過した時点で、設定用メモリに記憶されている設定内容をクリアするための第1のオートクリア手段と、予め定められた第2の時間(たとえば60秒)の間、操作部から次の入力がなかったことに応答して、設定用メモリに設定されている設定内容をクリアするための第2のオートクリア手段とを設ける。これにより、画像形成装置の動作状態に応じて、オートクリア機能が働くまでの時間をそれぞれ所望の時間に設定でき、使い勝手が向上するとされている。
また、特許文献3には、設定項目の難易度に応じてオートクリア実行までの時間を可変させる画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、設定作動モードの難易度を判定する手段を設け、この判定結果に基づいてオートクリアタイム決定することにより、簡単な設定作動モードの場合は短い時間で初期設定作動モードに復帰し、難しい設定作動モードの場合は長い時間が経過したあとに初期設定作動モードに復帰する。これにより、複雑な設定作動モードがすぐにクリアされたり、簡単な設定作動モードが保持されていることによるミスコピーを防ぐことができるとされている。
特開2008−191538号公報 特開2006−208475号公報 特開2002−23565号公報
しかし、上記の特許文献に記載の発明では、オートクリア後の再設定は容易になるものの、オートクリア自体の発生しやすさは改善されない。また、設定項目ごとにオートクリアを実行するまでの時間を変化させても、前述のように想定の範囲を超えるユーザ習熟度のばらつきに対しては有効な効果を得にくいという問題があった。この場合、ユーザを識別して、ユーザごとの習熟度を判断し、ユーザに応じたオートクリア制御を実施することも考えられるが、装置側でユーザを識別するには、通常アカウントを設定してログインさせる操作が必要になるなど、余分な手間が発生するという問題もある。
一方で、オートクリアを実行するまでの時間を充分に長い時間に固定して設定しておくことで、ユーザ操作に支障が出ないようにすることができるが、逆にオートクリアが必要とされる場合にはオートクリア動作が実行されにくくなってしまい、オートクリアによる効果を得ることができなくなる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、一定時間無操作のときに設定をリセットするオートクリア機能を実行する際に、煩雑にオートクリアが発生することなく、かつオートクリアを適切に実行することで、ユーザによる使用感とオートクリアによる利便性とを両立できるようにした複数の設定項目に係る設定が可能な装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、装置を動作させるための複数の設定項目に係る設定が可能な前記装置であって、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部と、該操作部に対する操作入力に従って、前記複数の設定項目に係る設定を行う制御部とを有し、該制御部は、前記操作部に対する操作入力に従って複数の設定項目に係る設定を行っているときに、前記複数の設定項目ごとに、設定を行うための操作入力が行われていない時間を計測し、該計測した時間に基づいて、設定をリセットするオートクリアを実行し、ユーザによる設定中にオートクリアを実行した設定項目に対して、再度設定を行う場合には、オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記ユーザによる操作入力に従って、複数の設定項目が順次設定されるとき、前記オートクリアが実行された設定項目の前に設定された別の設定項目に係る設定内容と、前記オートクリアが実行された設定項目を再度設定するときに、該再度設定する設定項項目の前に設定した前記別の設定項目に係る設定内容とを比較し、該比較した結果が一致した場合には、前記再度設定する設定項目について、前記オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、同じ設定項目に対する前記オートクリアの実行回数に応じて、前記オートクリアを実行するまでの時間を変化させることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、前記制御部は、同じ設定項目に対する前記オートクリアの実行回数に応じて、前記オートクリアを無効とすることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第2の技術手段において、前記制御部は、前回オートクリアが実行された設定項目を再度設定するときに、該設定する設定項目の後に設定する設定項目に対しても、前記オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴としたものである。
本発明によれば、一定時間無操作のときに設定をリセットするオートクリア機能を実行する際に、煩雑にオートクリアが発生することなく、かつオートクリアを適切に実行することで、ユーザによる使用感とオートクリアによる利便性とを両立できるようにした複数の設定項目に係る設定が可能な装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるオートクリアの制御例を説明するための図である。 本発明による複数の設定項目に係る設定が可能な装置における処理例を説明するためのフローチャートである。 本発明による複数の設定項目に係る設定が可能な装置における処理例を説明するためのフローチャートで、図3に続く図である。
以下に本発明の複数の設定項目に係る設定が可能な装置における実施形態を具体的に説明する。以下の例では、本発明に係る装置として、複数の画像処理機能を備えた複合機として構成された画像形成装置を例として説明するが、本発明は画像形成装置に限定されるものではなく、ユーザにより複数の設定項目に係る設定が可能な装置に対して広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の構成例を示すブロック図である。
画像形成装置1は、原稿を読み取って画像データを生成する読取部2と、画像形成装置1が備える各機能を制御する制御部3と、ユーザ入力を受け付ける操作部4と、画像データの印刷処理を行う画像形成部5と、画像データ等を記憶するためのハードディスク(HD)6とを備えている。
画像形成装置1の制御部3は、制御演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等からなる。制御部3には、画像形成装置1を制御するための制御プログラムを記憶しているROMが含まれる。
制御部3には、原稿に記録された画像を読み取って画像データを生成する読取部2が接続される。この読取部2には、読取部2の動作を制御する制御回路2bと、制御回路2bによる制御に従って原稿画像を画像データとして取り込むためのイメージャ2aとが設けられる。
また、制御部3には、記録用紙上に画像データを形成する画像形成機能する画像形成部5が接続される。この画像形成部5には、画像データを一時的に記憶するメモリ5aと、メモリ5aが記憶した画像データから画像を形成して記録用紙に記録する印字部5bとが設けられる。また、画像形成部5には、ハードディスク(HDD)6が接続されている。HDD6は、メモリ5aに記憶された画像データ等を記憶する。
制御部3には、ユーザによる操作入力を受け付ける操作部4が接続されている。操作部4は、ユーザの操作により制御命令などの情報が入力されるタッチパネルまたはテンキー等の入力部4aと、操作のために必要な情報を表示する液晶パネル等の表示部4bとからなっている。
上記の構成で、ユーザは、入力部4aを操作することにより、画像形成装置1を動作させるための複数の設定項目に係る設定を行うことができる。例えば、例えば画像形成装置1が有するコピー機能の動作を設定する場合には、コピー部数、用紙サイズ、原稿サイズ、複写倍率などの複数の設定項目を使用目的に応じて設定することができる。この場合、例えば制御部3は、入力部4aに対する所定の操作に従って、設定項目に係る設定を行うための設定画面を表示部4bに表示させ、この設定画面に応じた操作入力に応じて、各設定項目に対する設定を行うことができる。そして制御部3は、各設定項目に対する設定に従って、画像形成装置1を動作せる。
例えば、コピー機能を使用して原稿画像を読み取って記録用紙等に画像形成する場合、制御部3は、読取部2に対して制御信号を送り、これを受けた読取部2の制御回路2bは、イメージャ2aを制御して、図示しない原稿台上の原稿の画像を読み取る。
読取部2にて読み取られた原稿の画像データは、メモリ5aに一時保持され、必要に応じてHDD6に記録される。そして、制御部3は、入力部4aに対する操作入力に応じた各設定項目の設定に基づき、画像データに対して拡大、縮小等の必要な加工を施した後、印字部5bにて設定された部数で、設定された用紙サイズの記録用紙に画像形成(印刷)させる。
制御部3は、画像形成装置1を動作させるための設定項目の設定を自動的にリセットし、設定を初期値に戻すオートクリアの機能を実現する。ユーザによる設定中に、設定を行うための操作入力が一定時間の間なかったときに、オートクリアによりその時点の設定をリセットし、初期値に戻す制御が行われる。ここでは制御部3は、入力部4aに対する操作入力に従って複数の設定項目に係る設定を行っているときに、複数の設定項目ごとに、設定を行うための操作入力が行われていない時間を図示しないタイマーを使用して計測し、計測した時間に基づいて、設定をリセットするオートクリアを実行する。
制御部3は、オートクリアが実行された設定項目、オートクリアが実行されたときにそれまでの設定内容、各設定項目におけるオートクリアが実行された回数等の情報をHDD6に記録する。これらの情報は、オートクリアの履歴情報として残され、次回オートクリアを実行するときに参照され、ユーザによる設定中にオートクリアを実行した設定項目に対して再度設定を行う場合には、上記の履歴情報に基づいてオートクリアを実行するまでの時間を延長する。これにより、オートクリアを繰り返し実行することによるユーザの使用感の悪化を防ぐとともに、オートクリア機能による効果を確実に得られるようにする。
図2は、本発明の実施形態におけるオートクリアの制御例を説明するための図である。
ここでは、本発明の実施形態による画像形成装置において、時系列で設定1、設定2、設定3の設定がユーザ操作により順次行われるものとする。設定1、設定2、設定3は、画像形成装置が備える複数の設定項目の一部に係る設定であり、例えば設定1〜設定3を完了させることで、画像形成装置の特定の機能に係る設定が完了するものとする。
この場合、あるユーザが操作部4に対する操作入力により各設定項目に係る設定を行うときに、設定項目ごとの設定完了までに必要とする時間は、設定1では45秒、設定2では90秒、設定3では45秒かかるものとする。
上記のように画像形成装置には、オートクリアを実行する機能が備えられる。初期状態では、オートクリアを実行するまでの時間設定(オートクリアタイマー)は、設定項目ごとに例えば60秒に設定されているもとする。つまり、この例では設定1〜設定3を順次ユーザが設定していくときに、設定1〜設定3のそれぞれについて、設定が60秒で完了しないと、その設定項目の設定がリセットされる。
この場合、このユーザは、最初に設定1の設定項目を設定するが、このときオートクリアタイマーt11は60秒であり、このユーザは、設定1については45秒で設定できるため、設定1の設定を完了させることができる。
設定1の設定を完了させると、次に設定2の設定に移る。このとき設定2についても、そのオートクリアタイマーt12は60秒である。そしてこのユーザは、設定2に係る設定を完了するまでに90秒必要とするため、設定2の設定項目に関しては、設定を完了させることができない。オートクリアタイマーをこのまま固定長にしておくと、従来、オートクリアタイマーを固定値で設定するときと同様の問題が生じる。
初期状態のオートクリアタイマーで設定を完了させることができなかった場合、ユーザは再度、設定1からの設定を行う。このとき、本発明に係る実施形態の装置では、設定2を設定するときのオートクリアタイマーを延長させることができる。
ここでは、画像形成装置1の制御部3は、設定1の設定が再度行われたときに、前回オートクリアが実行されたときの設定1の設定と、再度設定を実行したときの設定1の設定とを比較する。そしてこれら2回の設定1の設定が同じであれば、現在行われている設定は、オートクリアにより完了できなかった設定の再設定であると判断する。
この場合、制御部3は、設定1のオートクリアタイマーt21は変更することなく60秒とするが、設定1に続いて実行される設定2のオートクリアタイマーt22を延長し、例えば120秒とする。これにより、ユーザは、前回時間が足りなくてオートクリアが実行された設定2に係る設定を完了させることができるようになる。
図3〜図4は、本発明による複数の設定項目に係る設定が可能な装置における処理例を説明するためのフローチャートである。ここでは図1の構成を参照しながら説明する。
画像形成装置1の制御部3は、ユーザによる設定の変更を常時監視している。
ここでは制御部3は、まず設定の初期化を行う(ステップS1)。このとき、オートクリアの機能により設定をリセットするまでの時間(オートクリアタイマー)は、例えば60秒に設定される。
制御部3はタイマーをスタートさせ、時間の計時を開始する(ステップS2)。そして、制御部3は、入力部4aに対して操作入力が行われたか否かを判断する(ステップS3)。操作入力が行われた場合、さらに制御部3は、入力部4aに対して行われた操作が、各設定項目に対する設定操作であるか否かを判断する(ステップS4)。ここで入力部4aに対して行われた操作が設定操作であれば、その設定操作に係る設定をHDD6などの記憶手段に記憶する(図4:ステップS5)。
そして制御部3は、記憶した設定が、前回の設定操作による設定と同じであるか否かを判断する(ステップS6)。つまり、前回の設定時に、オートクリアが実行されてすべての設定項目の設定が完了されず、再度各設定項目についての設定が行われるときに、前回の設定と今回の設定とが同じであるかどうかを判断する。
この場合、画像形成装置1の特定の機能に係る設定を行うときに、特定の複数の設定項目について順次設定を行い、全ての設定項目について設定できたときに、その設定が完了したものとされる。ここで複数の設定項目について順次設定を行っていくとき、オートクリアによって特定の設定項目について設定ができなかったとき、再度設定を行う際に、前回設定が完了している設定項目と同一の設定項目について、同じ設定が行われた場合には、前回の設定操作による設定と同じであると判断することができる。
ステップS6で、今回の設定と前回の設定とが一致した場合、制御部3は、設定が一致した設定項目の次に設定を行う設定項目が、前回の設定でタイムアップによりオートクリアが実行された設定項目か否かを判断する(ステップS7)。次の設定項目で前回タイムアップしていれば、その設定項目を設定するときに、前回は時間が足らずにタイムアップし、その設定項目についての設定ができなかったことが推測できる。
ここで次の設定項目で前回タイムアップしている場合、制御部3は、前回のタイムアップが、1回目のタイムアップであるか否かを判断する(ステップS8)。1回目とは、例えば画像形成装置1の電源投入後に設定初期化を行った後の1回目のタイムアップとして定めることができる。
前回のタイムアップが1回目のタイムアップである場合、制御部3は、タイムアップまでの時間(オートクリアタイマー)を2倍に設定する。例えば初期状態のオートクリアタイマーが60秒であれば、今回の設定では120秒に延長する。
また、制御部3は、前回のタイムアップが1回目ではないと判断した場合には、タイムアップまでの時間(オートクリアタイマー)を無限に設定する。つまり、実質的にオートクリア機能を無効とする。前回のタイムアップが1回目ではない場合、2回以上繰り返し設定が行われていることがわかる。このため、この場合には、オートクリアタイマーを無限に設定して、オートクリアを無効とすることで、オートクリアを実行することなく確実に設定を行わせることができる。ここでは、タイムアップの回数に応じて、オートクリアタイマーを徐々に増大していくなど、同じ設定項目に対するオートクリアの実行回数に応じて、オートクリアを実行するまでのオートクリアタイマーの時間を適宜変化させることができる。
制御部3は、ステップS9またはステップS10で、オートクリアタイマーを設定し直すと、ステップS2に戻って、再度タイマーをスタートさせる。
また、上記ステップS6で、今回の設定が前回の設定と同じではなかった場合、及び上記ステップS7で次の設定項目が前回タイムアップした設定項目ではなかった場合にも、ステップS2に戻り、タイマーをスタートさせる。
上記のステップS4で、入力部4aに対して行われた操作が各設定項目に対する設定操作ではないと判断した場合、制御部3は、全ての設定項目についての設定が完了し、印刷指示があったかを判断する(ステップS11)。印刷指示は、入力部4aに対する所定の操作入力等により行われる。ステップS11で印刷指示が行われると、制御部3の制御により、制御回路2bがイメージャ2aを駆動して原稿台に置かれた原稿をスキャンすることにより画像を取得する(ステップS12)。そして、制御部3は、設定に応じた画像加工を行い(ステップS13)、印字部5bにより印刷(画像形成)を開始する(ステップS14)。印刷が行われると、ステップS1に戻り、設定初期化を行う。
ステップS11で全ての設定項目についての設定が完了せず、印刷指示も行われていない場合、制御部3は、タイマーがタイムアップの時間に達したか否かを判断する(ステップS15)。そしてタイマーがタイムアップの時間に達している場合、制御部3は、これまでの設定を次回の設定と比較するためにHDD6等に記憶し(ステップS16)、さらに、タイムアップが発生したときに設定中の設定項目を記憶し(ステップS17)、タイムアップ回数を記憶して(ステップS18)、ステップS1に戻る。
ステップS16〜ステップS18で記憶された設定の内容や、タイムアップした設定項目およびタイムアップ回数の情報は、オートクリアの履歴情報として記録され、次回の再設定時にステップS6〜ステップS8にて使用されて、再設定時のタイムアップ時間が設定される。
上記の処理により、本発明に係る装置の実施形態では、複数の設定項目について順次ユーザ設定を行って設定を完了させるときに、オートクリアが実行された履歴情報を記憶しておき、その履歴情報に基づいて再設定時にオートクリアを実行するまでの時間を延長させることができる。これにより、ユーザの使用感の向上と、オートクリアによる利便性とを両立できるという効果を奏する。
以上が基本的な実施形態であるが、本発明では種々変形しての実施が可能である。
例えば公共の場に設置された外付けのコインベンダーと共に、本発明に係る装置の実施形態である画像形成装置を使用する場合、残金がゼロになったときにオートクリアの履歴情報を消去するというような運用が可能である。逆に一定期間オートクリアの履歴情報を消去せずに運用し、その期間に蓄積された履歴情報をもとに規定値のオートクリアタイマーを変化させるといった実施形態も有用である。
1…画像形成装置、2…読取部、2a…イメージャ、2b…制御回路、3…制御部、4…操作部、4a…入力部、4b…表示部、5…画像形成部、5a…メモリ、5b…印字部、6…HDD。

Claims (5)

  1. 装置を動作させるための複数の設定項目に係る設定が可能な前記装置であって、
    ユーザによる操作入力を受け付ける操作部と、
    該操作部に対する操作入力に従って、前記複数の設定項目に係る設定を行う制御部とを有し、
    該制御部は、前記操作部に対する操作入力に従って複数の設定項目に係る設定を行っているときに、前記複数の設定項目ごとに、設定を行うための操作入力が行われていない時間を計測し、該計測した時間に基づいて、設定をリセットするオートクリアを実行し、
    ユーザによる設定中にオートクリアを実行した設定項目に対して、再度設定を行う場合には、オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴とする複数の設定項目に係る設定が可能な装置。
  2. 前記制御部は、前記ユーザによる操作入力に従って、複数の設定項目が順次設定されるとき、
    前記オートクリアが実行された設定項目の前に設定された別の設定項目に係る設定内容と、
    前記オートクリアが実行された設定項目を再度設定するときに、該再度設定する設定項項目の前に設定した前記別の設定項目に係る設定内容とを比較し、
    該比較した結果が一致した場合には、前記再度設定する設定項目について、前記オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴とする請求項1に記載の複数の設定項目に係る設定が可能な装置。
  3. 前記制御部は、同じ設定項目に対する前記オートクリアの実行回数に応じて、前記オートクリアを実行するまでの時間を変化させることを特徴とする請求項1に記載の複数の設定項目に係る設定が可能な装置。
  4. 前記制御部は、同じ設定項目に対する前記オートクリアの実行回数に応じて、前記オートクリアを無効とすることを特徴とする請求項3に記載の複数の設定項目に係る設定が可能な装置。
  5. 前記制御部は、前回オートクリアが実行された設定項目を再度設定するときに、該設定する設定項目の後に設定する設定項目に対しても、前記オートクリアを実行するまでの時間を延長することを特徴とする請求項2に記載の複数の設定項目に係る設定が可能な装置。
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