JP5614070B2 - 回転体当接装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

回転体当接装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも2つの回転体を当接させて当接部に被搬送媒体を挟持して搬送する搬送装置や、少なくとも2つの回転体を当接させて当接部において物質やエネルギー、信号などを伝達する伝達装置等の回転体当接装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
2つの回転体を当接させて、当接部にシート状の被搬送媒体を挟持して搬送する搬送装置がある。例えば、電子写真式の画像形成装置の中間転写装置における中間転写ベルトから記録用紙にトナー像を転写する中間転写ベルトと中間転写ローラの当接部は、記録用紙の搬送を行う搬送装置であると同時にトナー像の転写という物質と情報の伝達を行っている伝達装置でもある。また、画像形成装置の記録用紙を給紙したり排紙したりするために、当接する2つのローラで記録用紙を挟持しながらローラの駆動力によって搬送する用紙搬送装置が知られている。また、互いに当接して回転する2つの回転体の一方から他方、又は2つの回転体の当接部に挟持される媒体などに物質やエネルギー、情報などを伝達する伝達装置がある。例えば、電子写真式の画像形成装置の定着装置においては、加熱ローラと加圧ローラを当接させ、その当接部でトナーを付着させた記録用紙を挟持、搬送させることにより、加熱ローラから記録用紙に熱を供給し、当接部の熱及び圧力により記録用紙上のトナーを定着させている。また、電子写真式の画像形成装置の中間転写装置においては、感光体と中間転写ベルトの当接部において、感光体から中間転写ベルトにトナー像を転写している。このような少なくとも2つの回転体を当接させて当接部で、被搬送媒体を搬送する搬送装置や、物質やエネルギー、信号などを伝達する伝達装置等を回転体当接装置と呼んでいる。
回転体当接装置を備えた装置の代表例として、電子写真式の複写機、プリンター、FAXなどの画像形成装置によって説明する。画像形成装置は、画像を形成する感光体ドラム等からなる画像形成部と、画像形成部に形成された画像を記録媒体に転写する中間転写装置と、記録媒体に転写された画像を定着させる定着装置を備えている。ここで、中間転写装置及び定着装置は、搬送装置でもあり、伝達装置でもあり、いずれにしても回転体当接装置に相当する。さらに、画像形成装置には、中間転写装置や定着装置に記録媒体(通常は記録用紙であるので、記録用紙ということがある。)を搬送したり、搬出したりする搬送装置が備えられている。通常、中間転写装置は、無端状で複数のローラに懸架されて回転するベルト(中間転写媒体ともいう。)と、このベルトに当接する当接ローラとが組合せられている。中間転写装置は、ベルトと当接ローラとの当接部(ニップ部)に記録用紙を挟持しながら、画像形成部からベルトに転写されたトナー像を記録用紙に転写するものである。なお、中間転写装置は、ベルト駆動装置として、画像形成装置以外にも各種のシート状物質の搬送装置としても利用できる。また、中間転写装置のベルトとこれに当接する感光体とで形成するトナー像の伝達装置も回転体当接装置の一種である。
電子写真式のカラー画像形成装置の中間転写装置の場合、ベルトは一次転写用の記録媒体(中間転写ベルト)として利用するとともに、記録用紙への二次転写機能も兼ねている。このような中間転写装置は、ベルトの回転速度にムラがあると、記録用紙に転写された画像に歪みや色ずれが生じてしまうので、中間転写装置の搬送速度、言い換えれば、ベルトの表面速度を厳密に制御する必要がある。
画像形成装置の一次転写ベルト(中間転写媒体)と二次転写ローラ(当接ローラ)の関係で説明すると、従来、一次転写ベルトの制御技術として、ベルト駆動軸(駆動ローラ軸)にエンコーダを取り付け、エンコーダ信号をベルト駆動用の中間転写駆動モータ制御部にフィードバックし、中間転写駆動モータの回転速度を制御することで一次転写ベルトの速度を制御していた。また、一次転写ベルト表面に目盛りを設け、この目盛りをセンサで読み取ることで一次転写ベルトそのものの速度を測定し、その速度情報から中間転写駆動モータの駆動速度を制御することで、ベルトの速度をより精密に制御する技術も知られている。このとき、一次転写ベルトと当接する二次転写ローラは、一次転写ベルトによる連れ回りで回転させるか、二次転写モータで駆動して回転させる。二次転写ローラを二次転写モータで駆動する場合、二次転写モータの制御目標回転速度としては、一次転写ベルトの表面速度と二次転写ローラの表面速度が等速となるようにしている。
特許文献1には、記録用紙への転写において画像の歪みや色ずれが生じない二次転写装置(中間転写装置)を備えたカラー画像形成装置が提案されている。この画像形成装置においては、中間転写ベルトの速度プロファイルを測定し、中間転写ベルトに当接する二次転写ローラの速度プロファイルを、中間転写ベルトの速度プロファイルと逆位相になるように制御することにより、中間転写ベルトから転写された記録用紙上の二次転写画像の歪みを消去することが出来るとしている。
なお、画像形成装置における中間転写装置だけでなく、画像読取装置、シート貼り合わせ装置などのように、シート状物質を搬送速度を正確に制御しながら搬送する搬送装置においては、上記の中間転写装置と同じよう2つ以上の回転体が当接部(ニップ部)を形成して、搬送や伝達の作用をもつものが多い。
特許文献1に記載の二次転写装置(中間転写装置)においては、中間転写ベルトの速度プロファイルに応じて、二次転写ローラの速度プロファイルを逆位相になるように制御することで記録用紙上の二次転写画像の歪みを消去している。この場合、二次転写される記録用紙は、二次転写ローラの速度プロファイルに従って搬送されることを前提としている。そうすると、ニップ部における中間転写ベルトの速度と記録用紙の搬送速度は同じと考えられるので、中間転写ベルトにおける速度プロファイル測定部の速度とニップ部の速度が異なってしまう。この場合、中間転写ベルトの速度プロファイルが、振幅が小さく、波があっても非常に長周期の波形であれば問題はないかもしれないが、そうでなければ、中間転写ベルトの一部に弛みや伸びが生じることになる。この為、画像形成に歪みが生じる恐れがある。
また、二次転写ローラ(第2の回転体ともいう。)を二次転写モータ(第2のモータともいう。)で駆動している場合、二次転写ローラの外径が稼働中の温度上昇の影響等によって大きくなることがある。そうすると、同じ回転速度で回転させても二次転写ローラの表面速度が一次転写ベルトの表面速度より速くなり、結果として一次転写ベルト(第1の回転体ともいう。)が二次転写ローラに引き摺られて(連れ廻りして)、一次転写ベルトの回転速度が上昇してしまうという問題があった。通常のブラシレスモータ等においては、回転速度の調整をPWM(パルス幅変調)信号の調整のみで行い、減速(逆転)制御には対応していないため、一次転写ベルトの回転速度が外部の影響で目標値より速くなった時に減速する制御ができない。このため、中間転写駆動モータ(第1のモータともいう。)のPWM指示値を最小(回転数0の指示値)にしても、連れ回りによって一次転写ベルトの回転速度(表面速度)が目標値より速くなってしまうことがある。この場合、一次転写ベルトの等速制御を行うことが出来ず、安定した画像が出力できなかったり、画像形成装置の制御部が回転速度異常を検知してモータを停止してしまったりして、画像形成装置の停止につながってしまうという問題があった。
画像形成装置の中間転写装置だけでなく、画像読取装置など、2つの回転体のニップ部において、シートを挟持して搬送する回転体当接装置においては、上記のような問題が生ずる場合がある。特に、精密な搬送制御を必要とする搬送装置においては、重要な問題となることがある。また、中間転写装置の一次転写ベルトと感光タイトで形成する当接部は、トナー像を媒体とする情報伝達が行っており、伝達装置であるということができる。そして、この当接部においては、感光体及び一次転写ベルトの回転速度を精密に制御する必要がある。
本発明の目的は、上記課題を踏まえ、運転条件や環境条件の変化に対しても第1の回転体の表面速度を常に一定に保ち、被搬送体の搬送速度や第1の回転体の回転速度を安定させることのできる回転体当接装置、及びこの回転体当接装置を備え、トナー像の記録媒体への転写等において歪みやムラを生じさせない画像形成装置を提供することである。
本発明は、第1の回転体と第2の回転体とを当接させて回転させる回転体当接装置であって、
前記第1の回転体を所定の表面速度となるよう回転駆動する第1のモータと、
前記第2の回転体を回転駆動する第2のモータと、
前記第1の回転体の表面速度を検知する表面速度検知手段と、
前記第1のモータの回転を制御する第1の制御手段と、
前記第2のモータの回転を制御する第2の制御手段と、
前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び/又は前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された関係に基づいて、前記第2のモータの目標回転速度を設定する設定手段と、
を備え、ている。
本発明の回転体当接装置は、第2のモータの目標回転速度を設定するモードの際には、前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように前記第1のモータの駆動電流を制御しながら前記第2のモータの駆動電流を変えて回転速度を変化させる。そして、前記記憶手段は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータの駆動電流との関係、又は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶し、
前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記関係に基づいて、零よりも大きく予め設定しておいた所定の範囲内の第1のモータの駆動電流に対応する前記第2のモータの回転速度を前記第2のモータの目標回転速度として設定している。
本発明によれば、運転条件や環境条件の変化に対しても第1の回転体の表面速度を常に一定に保ち、被搬送体の搬送速度や第1の回転体の回転速度を安定させることのできる回転体当接装置、及びこの回転体当接装置を備え、トナー像の記録媒体への転写等において歪みやムラを生じさせない画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る中間転写装置の概念図である。 本発明の実施形態に係る中間転写装置の中間転写駆動モータ、及び二次転写モータの制御装置のブロック図である。 二次転写モータの回転速度と中間転写駆動モータの電流値の関係を表すグラフである。 二次転写モータの目標回転速度設定のフローチャート(1)である。 二次転写モータの回転速度に対する、中間転写駆動モータと二次転写モータの電流値の関係を表すグラフである。 二次転写モータの目標回転速度設定のフローチャート(2)である。 二次転写モータのPWM指示値と中間転写駆動モータの回転速度の関係を表すグラフである。 二次転写モータの目標回転速度設定のフローチャート(3)である。 二次転写モータの目標回転速度設定のフローチャート(4)である。 駆動中の二次転写モータの目標回転速度再設定のフローチャート(1)である。 駆動中の二次転写モータの目標回転速度再設定のフローチャート(2)である。 二次転写モータの負荷異常報知のフローチャートである。 本発明に係る画像形成装置(間接転写方式)の概略図である。 本発明に係る画像形成装置(直接転写方式)の概略図である。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
本発明の回転体当接装置に係る実施形態として、画像形成装置の中間転写媒体(中間転写ベルト、一次転写ベルトともいう。回転体当接装置における第1の回転体に相当する。)と、これと当接する当接ローラ(二次転写ローラともいう。回転体当接装置における第2の回転体に相当する。)により、感光体上のトナー像を記録用紙(回転体当接装置における被搬送媒体に相当する。)に転写する中間転写装置(ベルト駆動装置ともいう)を例にして説明する。
図1に、本発明に係る実施形態である中間転写装置の概念図を示す。この中間転写装置は、中間転写駆動モータ(ベルト駆動モータともいう。回転体当接装置における第1のモータに相当する。)3と、駆動ローラエンコーダ4'を備え中間転写駆動モータ3により駆動される駆動ローラ4と、3個の従動ローラに懸架された無端状の一次転写ベルト(中間転写媒体ともいう。回転体当接装置における第1の回転体に相当する。)1を備えている。一次転写ベルト1には、目盛り(スケール)が付されており、表面速度検知装置(スケールセンサともいう。回転体当接装置における表面速度検知手段に相当する。)2によりベルトの表面速度(回転速度)を測定できる。一次転写ベルト1に当接する当接ローラ(二次転写ローラともいう。回転体当接装置における第2の回転体に相当する。)6は、ローラ駆動モータ(二次転写モータともいう。回転体当接装置における第2のモータに相当する。)5により駆動される構造になっている。なお、二次転写ローラ6及び二次転写モータ5には、それぞれ二次転写ローラエンコーダ8、二次転写モータエンコーダ5'が備えられており、それぞれの回転速度が測定できる。中間転写装置は、モータ制御部(制御装置ともいう。回転体当接装置における制御手段(第1の制御手段、及び第2の制御手段を含む)に相当する。)7を備えており、中間転写駆動モータ3、二次転写モータ5の回転速度を制御している。また、制御装置7には、負荷指示値測定装置7'が含まれており、中間転写駆動モータ3及び/又は二次転写モータ5の負荷指示値である電流値、PWM指示値などが測定できる。
図2は、本実施形態に係る中間転写装置の中間転写駆動モータ3、及び二次転写モータ5のモータ制御部7を中心にしたブロック図である。図2において、モータ制御部7は、制御CPU22を内蔵している。モータ制御部7は、中間転写駆動モータ3及び二次転写モータ5の駆動電流値を計測しており、画像形成装置全体を制御するメイン制御部21(回転体当接装置における記憶手段、基準検出手段、設定手段を含む。)からの指示を受け、中間転写駆動モータ3の駆動電流やPWM(パルス幅変調)指示値などにより、中間転写駆動モータ3の回転速度を制御(回転体当接装置における第1の制御手段に相当する。)し、二次転写モータ5の駆動電流やPWM(パルス幅変調)指示値などにより二次転写モータ5の回転速度を制御する(回転体当接装置における第2の制御手段に相当する。)。また、モータ制御部7は、駆動ローラ4のエンコーダ4'やスケールセンサ2からの回転速度情報、二次転写モータエンコーダ5'、二次転写ローラエンコーダ8からの回転速度情報、中間転写駆動モータ3及び二次転写モータ5の電流値などを収集、演算し、中間転写駆動モータ3及び二次転写モータ5の回転速度を制御する。さらに、制御CPU22は、必要に応じて、メモリ23(回転体当接装置における記憶手段に相当する。)に収集データや演算データを格納したり、メイン制御部21に中間転写装置の異常通知などの情報を通知したりする。メイン制御部21は、操作部24と接続されており、モータ制御部7は、操作部24からメイン制御部21を介してオペレータが制御することも出来る。
図1に戻って、この中間転写装置の稼働手順について説明する。一次転写ベルト1と二次転写ローラ6の当接部(ニップ部)9では、一次転写ベルト1と二次転写ローラ6とが摩擦力により相互干渉して、表面速度の遅い方が速い方に引っ張られて連れ廻りをする。このような連れ廻り現象は、ニップ部9に記録媒体等のシートが挟持され搬送されているときも、挟持されていないときも起きる。この為、この中間転写装置は、中間転写駆動モータ3又は二次転写モータ5の一方が、電源停止状態又は小さい駆動力で回転しているときは、他方のモータの駆動力により、一次転写ベルト1又は二次転写ローラ6の一方が連れ廻しされながら回転している。そうすると、電源停止状態又は小さい駆動力で回転しようとしている側のモータは、大きい駆動力で回転している側のモータの速度に対応した連れ廻り回転速度で回転することになる。
連れ廻りが起こらないときでも、一次転写ベルト1又は二次転写ローラ6を所定の速度で回転させるように制御するときには、中間転写駆動モータ3と二次転写モータ5の駆動力(電流値等)は、互いに他方のモータの駆動力の影響を受けて変化する。例えば、中間転写駆動モータ3を所定の回転速度に制御するように中間転写駆動モータ3の駆動電流を制御して、二次転写モータ5の回転速度を変化させると、それに連れて中間転写駆動モータ3の駆動電流値が変化する。
図3には、上述のように、一次転写ベルト1を所定の回転速度となるよう、中間転写駆動モータ3の駆動電流を制御しながら、二次転写モータ5の駆動電流値を変えて二次転写モータ5の回転速度を変化させたときの、中間転写駆動モータ3の駆動電流値の変化の関係を示している。図3において、一次転写ベルト1を所定の回転速度で回転させながら、二次転写モータ5の回転速度を二次転写ローラ6が一次転写ベルト1により連れ廻しされている状態から二次転写モータ5の駆動電流値を徐々に増加させていくと、一次転写ベルト1は二次転写ローラ6の連れ廻しの負荷が軽くなっていき、中間転写駆動モータ3の駆動電流は徐々に減少していく。二次転写モータ5の回転速度をさらに上げていくと、二次転写ローラ6の表面速度が一次転写ベルト1の表面速度よりも速くなり、一次転写ベルト1が二次転写ローラ6に引きずられて連れ廻りを始め、一次転写ベルト1の回転速度(表面速度)が上昇し始める。このとき、中間転写駆動モータ3の駆動電流値を零にしても、中間転写駆動モータ3は目標回転速度以上で連れ廻りし、モータ逝去部7の中間転写駆動モータ3の駆動電流制御では、中間転写駆動モータ3の回転速度制御が出来なくなる。そして、中間転写駆動モータ3の駆動電流値を測定すれば、負の駆動電流値(電流の発生)が観測される。
本発明の中間転写装置に係る第1の実施形態は、図1に示すように、フルカラー画像形成装置において感光体上のトナー像を、一次転写ベルト1を介して記録用紙に転写する転写装置である。そして、第1の実施形態においては、負荷指示値を中間転写駆動モータの電流値とし、ローラ駆動モータ制御部において、中間転写駆動モータの電流値が所定の範囲内になるように、二次転写モータの回転速度を目標回転速度範囲内に制御している。
図4は、第1の実施形態における、二次転写モータの目標回転速度の設定フローチャートである。図4に従って、第1の実施形態における目標回転速度の設定フローを説明する。なお、各部の符号は、図1〜3を参照している。モータ制御部7が二次転写モータ5の目標回転速度の設定フローをスタートすると、モータ制御部7は、二次転写モータの目標回転速度の再設定を行ってもよいタイミングかどうかを判断して(ステップS1)、所定のタイミング(例えば、画像転写停止中)になった時点(ステップS1のyes)で、中間転写駆動モータ3をスタートさせる(ステップS2)。
モータ制御部7は、中間転写駆動モータを一次転写ベルト1の表面速度(回転速度)が通常の画像形成で使用する所定の速度となるよう中間転写駆動モータ3を目標回転速度に制御させ、目標回転速度になったら、中間転写駆動モータ3を目標回転速度のまま回転するように制御させる(ステップS3)。このとき、中間転写駆動モータ3とベルト駆動ローラ4、及びベルト駆動ローラ4と一次転写ベルト1の間の駆動力伝達機構には、滑り等による伝達速度の変化はほとんど起こらず、中間転写駆動モータ3の回転速度を制御すれば、一次転写ベルト1も所定の回転速度で制御される。
モータ制御部7は、中間転写駆動モータ3が目標回転速度となったら、任意のn個(i=1〜n)の二次転写モータ5の回転速度を番号iに対応させて設定されている回転速度の設定値テーブルを、メモリ23に読み込む(ステップS4)。ここで、二次転写モータ5の回転速度の設定値は、二次転写モータ5の駆動電源がオフになっているときに、上記の所定の目標回転速度で回転している一次転写ベルト1により、二次転写ローラ6を介して連れ廻しされている二次転写モータ5の回転速度から、二次転写モータの回転速度を上げていって、二次転写モータ5が、当接ローラ6及び一次転写ベルト1を介して中間転写駆動モータ5を連れ廻りさせる回転速度より若干速い回転速度までを含む。また、二次転写モータ5の回転速度は、i=1〜nに対応して順に速くなっている、又は順に遅くなっていることが、判りやすいので好ましい。
モータ制御部7は、i=1として(ステップS5)、二次転写モータ5をスタートさせ(ステップS6)、i=1に対応する回転速度で二次転写モータ5を制御し(ステップS7)、このときの中間転写駆動モータ3の電流値を読み取り、中間転写駆動モータ3の電流値をi=1と対応させてメモリ23に格納する(ステップS8)。
次に、モータ制御部7は、i=i+1として(ステップS9)、i>nでないことを確認してステップS7に戻り(ステップS10のno)、4で読み込んだ回転速度の設定値テーブルから新しいiに対応する二次転写モータ5の回転速度設定値を読み込む(ステップS4)。そして、二次転写モータ5を新しいiに対応する回転速度で制御し(ステップS7)、中間転写駆動モータ3の電流値を読み取り、メモリ23に記憶する(ステップS8)。
このようにして、モータ制御部7は、ステップS10がnoの間(i≦nの間)は、上述のステップS7〜ステップS10をi>nとなるまで繰り返す。i>nとなった時点(ステップS10のyes)で、iに対応する中間転写駆動モータの電流値の読み取り、メモリ23への格納を終了する。これで、メモリ23中に二次転写モータ5の回転速度に対する中間転写駆動モータ3の電流値のプロファイルが作成、格納された。このプロファイルは図3に示す二次転写モータ5の回転速度に対する中間転写駆動モータ3の電流値のグラフに対応する。
モータ制御部7は、上記プロファイルを作成した後、図3に示すように、メモリに格納した中間転写駆動モータの電流値が、零よりも若干大きく、予め設定しておいた所定の範囲内にある電流値Bに対応するiを選択し、このiに対応する設定値テーブル上の二次転写モータの回転速度Yを、通常の画像形成時に使用する二次転写モータの目標回転速度として設定する(ステップS11)。なお、すでにメモリ23に目標回転速度が設定されていた場合、回転速度Yを新しい目標回転速度として更新する。
中間転写駆動モータ3の電流値Bの所定の範囲としては、中間転写駆動モータ3にある程度の負荷変動があっても常に駆動電流が供給されており、その中で出来るだけ小さい電流値の範囲とすることが好ましい。中間転写駆動モータ3の電流値Bを、図3に示す電流値Aを超えるように設定すると、一次転写ベルト1による二次転写ローラ6の連れ回し駆動力が大きくなり、その分二次転写モータ5の駆動力が小さくなる。二次転写モータ5の駆動力が小さくなると、二次転写モータ5の駆動電流値が零付近になるため制御が不安定になり、記録用紙等のきめ細かい搬送制御が難しくなる。
一方、中間転写装置は、長期運転など稼働状態によっては、二次転写ローラ6の膨張などにより、二次転写ローラ6は同じ回転速度でも表面速度が大きくなることがある。このような場合、中間転写駆動モータ3の電流値Bを小さく設定しすぎると、二次転写モータが回転速度Yのままでも、二次転写ローラ6の表面速度が正常な一次転写ベルト1の表面速度より大きくなってしまうことがある。このとき、一次転写ベルト1が二次転写ローラ6による連れ回りを起こし、一次転写ベルト1の回転速度(表面速度)が不安定になる。一次転写ベルト1の回転速度が乱れると、一次転写ベルト1の表面を利用している画像形成等に歪みがでてしまう恐れがある。
この実施形態においては、図3に示す中間転写駆動モータ3の電流値Bが所定範囲内に入るように、二次転写モータ5を目標回転速度Yで回転するよう、二次転写モータ5を制御している。二次転写モータ5の制御は、二次転写モータ5の駆動電流値を用いてもよいし、PWM指示値を用いてもよい。なお、中間転写駆動モータ3の電流値Bの所定範囲としては、1点ではなく、図3における電流値AからBの範囲として、二次転写モータを目標回転速度YからYの範囲で制御するとよい。
図5は、図3と同様に、一次転写ベルト1の回転速度が通常の画像形成で使用する所定の速度となるよう、中間転写駆動モータ3の駆動電流を制御しながら、二次転写モータ5の回転速度を変化させたときの、中間転写駆動モータ3の駆動電流値、及び二次転写モータ5の駆動電流の変化を示している。図5において、中間転写駆動モータ3の駆動電流値のプロファイルは図3と同様である。二次転写モータ5の駆動電流値は、二次転写モータ5の回転速度を上げていくにしたがって、大きくなっていく。一次転写ベルト1の回転速度を所定値とするためには、中間転写駆動モータ3と二次転写モータ5の駆動電流値は、図5に示す関係となる。なお、中間転写駆動モータ3の駆動電流値が零となる二次転写モータ5の回転速度がYより大きくなると、一次転写ベルト1が二次転写ローラ6により連れ回しされだし、中間転写駆動モータ3の回転速度は制御できなくなる。
図5に示す駆動電流値のプロファイルの関係を保ちながら、中間転写駆動モータ3の駆動電流値を所定値C(第1の所定値)以上とし、二次転写モータ5の駆動電流値を所定値D(第2の所定値)以上となるようにそれぞれのモータを制御してやれば、中間転写駆動モータ3の駆動電流値を比較的小さな範囲内に抑えるように二次転写モータ5の回転速度をYとYの間に制御でき、一次転写ベルト1の回転速度を所定値で安定させることが出来る。図5における二次転写モータ5の回転速度範囲は、最適二次転写モータ速度領域Zの範囲内に制御される。なお、二次転写モータ5の回転速度Yは、図3におけるYと同様の考え方で、中間転写駆動モータ3の駆動電流値が零の位置に対応する回転速度Yより若干低い回転速度とすることが好ましい。
図6は、上記の考え方で二次転写モータの目標回転速度を設定する第2の実施形態におけるフローチャートである。図6に従って、第2の実施形態における目標回転速度の設定フローを説明する。
図6において、スタートから始まって、ステップS21からステップS30のyesまでは、図4に示した第1の実施形態のステップS1からステップS10のyesまでとほぼ同じであるので、同じステップの説明は省略し、相違する部分について説明する。第1の実施形態のステップ8に対応するステップ28においては、二次転写モータ5の駆動電流値に加えて中間転写駆動モータ3の駆動電流値もメモリ23に格納する。このようにして、モータ制御部7には、それぞれのiに対する二次転写モータの設定回転速度に対する中間転写駆動モータ3と二次転写モータ5の駆動電流値の関係が記憶される。
ステップS30でi>nとなったら(ステップS30のyes)、ステップ28で記憶しておいた、図5に示すような中間転写駆動モータ3と二次転写モータ5の駆動電流値の関係を用いて、中間転写駆動モータ3の駆動電流値を所定値C以上とし、二次転写モータ5の駆動電流値を所定値D以上となるような二次転写モータ5の回転速度領域Z内の回転速度を二次転写モータ5の目標回転速度とし、中間転写駆動モータ3の駆動電流値に対応する二次転写モータ5の駆動電流値を制御する。なお、中間転写駆動モータ3の駆動電流値の所定値Cは、第1の実施形態における中間転写駆動モータ3の駆動電流値Aと同じ考え方で設定する。また、二次転写モータ5の駆動電流値の所定値Dは、二次転写モータ5の回転速度Yに対して回転速度領域Zの幅だけ小さい回転速度Yに対応する二次転写モータ5の駆動電流値Dとすればよい。
このような制御をすることにより、中間転写駆動モータ3の回転速度を所定値に制御可能な領域である、中間転写駆動モータ3の駆動電流値が常に正の値となる領域にしながら、二次転写モータ5の駆駆動電流値を所定値以上で制御することができる。この場合、二次転写モータ5の駆動電流値又は二次転写モータ5の回転速度を計測して制御しながら、中間転写駆動モータ3の回転速度は、中間転写駆動モータ3の駆動電流により制御できる。
図7には、二次転写モータ5の駆動電力をPWM指示値(パルス幅変調制御負荷指示値)で制御するとき、中間転写駆動モータ3の回転速度を一定に維持するように中間転写駆動モータ3の駆動電力を制御しながら、二次転写モータ5のPWM指示値を増加させた場合の二次転写モータ5の回転速度を表している。二次転写モータ5のPWM指示値が小さいときは、二次転写モータ5は一次転写ベルト1に連れ廻りしながら回転しており、二次転写モータ5のPWM指示値と回転速度の関係は、ほぼ直線的に増加し合う。しかし、所定の領域(図7では、二次転写モータ5のPWM指示値X(変曲点X)以下の領域を超えると、二次転写モータ5のPWM指示値の上昇に対して回転速度の上昇比率が低下してくる。この変曲点X以上のPWM指示値の領域においては、連れ廻りするモータが逆になり、中間転写駆動モータ3が一次転写ベルト1を介しての二次転写モータ5に引きずられて連れ廻りしている状態である。すなわち、中間転写駆動モータ3や一次転写ベルト1の回転速度が、中間転写駆動モータ3の駆動電流の制御では制御不能になっている状態である。それ故、二次転写モータ5の目標回転速度は、変曲点Xより若干小さいPWM指示値Xに対応する回転速度Yとすることが好ましい。
図8は、上記の考え方に従って二次転写モータの目標回転速度を設定する第3の実施形態におけるフローチャートである。図8に従って、第3の実施形態における目標回転速度の設定フローを説明する。図8において、スタートから始まって、ステップS41からステップS50のyesまでは、図4に示した第1の実施形態のステップS1からステップS10のyesまでとほぼ同じであるので、同じステップの説明は省略し、相違する部分について説明する。
スタートからステップS43までは、第1の実施形態のスタートからステップS3までと同じである。第1の実施形態のステップS4に対応するステップS44においては、i=1〜nに対応する二次転写モータ5のPWM指示値の設定テーブルを読み込み、メモリ23に記憶する。ステップS45,S46は第1の実施形態と同じであり、ステップS47においては、PWM指示値の設定テーブル中からiに対応するPWM指示値となるように二次転写モータ5を回転させる。そして、iに対応するPWM指示値における二次転写モータ5の回転速度をメモリ23に記憶する。iを1からひとつずつ増加させながら第1の実施形態と同じように、n個のiに対応する二次転写モータ5のPWM指示値と回転速度との関係のプロファイルをメモリ23に記憶して、メモリ23へのデータ収集を終了する(ステップ50のyes)。このプロファイルは、図7に示した二次転写モータ5のPWM指示値と二次転写モータ5の回転速度のグラフに相当する。
二次転写モータ5のPWM指示値と回転速度との関係のプロファイルから、図7における変曲点Xに相当する箇所を見つけ、この変曲点Xを二次転写モータによる中間転写駆動モータ3の連れ廻り開始点とする(ステップ51)。二次転写モータ5の回転速度が変曲点のPWM指示値Xに対応するYより大きい領域では、中間転写駆動モータ3が二次転写モータ5の駆動力によって連れ廻りし、中間転写駆動モータ3を所定の回転速度で制御できなくなる。そこで、連れ廻り開始点Xに対応する二次転写モータ5の回転速度Yより若干低い回転速度Yを二次転写モータ5の目標回転速度に設定する(ステップ52)。
上述の目標回転速度で二次転写モータ5を制御すれば、中間転写駆動モータ3すなわち一次転写ベルト1は、比較的小さな電流値で所定の回転速度のまま制御することができ、駆動電流値に余裕があるので、中間転写駆動モータ3と二次転写モータ5の駆動電流値により制御することが出来る。
図9は、二次転写モータの目標回転速度を設定する第4の実施形態におけるフローチャートである。図9において、スタートから始まって、中間転写駆動モータ3を目標回転速度で制御するステップS61からステップS63のyesまでは、図4に示した第1の実施形態のステップS1からステップS3のyesまでと同じであるので説明は省略する。中間転写駆動モータ3が目標回転速度で制御されたら、中間転写駆動モータ3の駆動力により一次転写ベルト1等を介して連れ回しされている二次転写モータ5の回転速度を検出し(ステップ64)、検出した二次転写モータ5の回転速度を二次転写モータ5の目標回転速度としてメモリ23に記憶する(ステップ65)。一次転写ベルト1により連れ回しされている二次転写ローラ6の表面速度は、連れ回しの際の滑りの影響で、一次転写ベルト1の表面速度より若干遅い。このため、検出した二次転写モータ5の回転速度を二次転写モータ5の目標回転速度としてもよいが、十分な余裕を見るために、二次転写モータ5の目標回転速度は、モータ回転速度のばらつきや負荷変動を考慮して、検出した二次転写モータ5の回転速度より若干小さい値としてもよい。
この実施形態の二次転写モータ5の目標回転速度設定は、二次転写ローラ6の負荷(搬送抵抗)が小さい場合に有効である。二次転写ローラ6の負荷が大きすぎると、中間転写駆動モータ3に大きな負荷が掛かる場合があるので、上述の実施形態1〜3の二次転写モータ5の目標回転速度設定方法を選択することが好ましい。
図10は、駆動中の中間転写装置において、二次転写モータの目標回転速度を再設定する際の、第5の実施形態のフローチャートである。図10においては、二次転写モータの目標回転速度はすでに存在しているが、実際に中間転写装置を長時間連続稼働していると、環境温度や湿度、搬送される記録用紙の種類、装置の摩耗状態など様々な要因で、すでに説明した図3,5,7に示した関係等がずれてくることがある。そうすると、二次転写モータの目標回転速度を厳密に制御しても、中間転写駆動モータ3、延いては一次転写ベルト1の回転数を所定の値に制御できなくなることがある。そこで、中間転写装置の稼働を一時中断して二次転写モータの目標回転速度を再設定する必要がある。特に、長時間連続稼働においては、ニップ部9付近の温度が上がり、二次転写ローラ6が過熱して直径が大きくなることがある。そうすると、二次転写ローラ6が同じ回転速度で回転していても二次転写ローラ6の表面速度が速くなってしまう。そうすると、二次転写ローラ6と連動している二次転写モータ5の回転速度を制御していても、一次転写ベルト1の表面速度が制御できなくなる恐れがある。この実施形態は、このような状態を検知して、二次転写モータ5の目標回転速度を再設定して、改訂目標回転速度として中間転写装置を正常に稼働させようとするものである。
図10に示す実施形態においては、二次転写モータの目標回転速度再設定フローがスタートとすると、モータ制御装置7は、所定のタイミングであることを判断して(ステップ71)、中間転写駆動モータ3の電流値を測定する(ステップ72)。メイン制御部21は、所定時間中間転写駆動モータ3の電流値測定を続け、中間転写駆動モータ3の平均電流値を算出する(ステップ73)。中間転写駆動モータ3の平均電流値が所定の範囲を外れたら(通常、所定の値以下となったら)(ステップ74のyes)、中間転写駆動モータ3が一時的な負荷変動等により、連れ廻り状態になり回転速度の制御が不能になる恐れがあると判断する。中間転写駆動モータ3の平均電流値が所定の範囲を外れたら、中間転写装置は稼働を一時中断して、すでに説明した実施態様1〜4のいずれかの方法により、二次転写モータの目標回転速度を再設定する(ステップ75)。そして、中間転写装置は、新しく設定した二次転写モータの目標回転速度(改訂目標回転速度)で制御して稼働を再開する。なお、ステップ74でnoの場合は、特に何もしないで、中間転写装置の稼働を続ければよい。
このような二次転写モータの目標回転速度の再設定フローを有していると、中間転写装置は、稼働状況に応じた正確な中間転写駆動モータ3の回転速度制御、延いては一次転写ベルト1の回転速度制御が可能になる。さらに、定期的に又は断続的に、この実施形態の二次転写モータの目標回転速度再設定フローを実施していれば、中間転写装置は、常時、正確な一次転写ベルト1の回転速度制御が可能になる。そして、中間転写駆動モータ3の電流値や二次転写モータのPWM指示値などを、限界に近い理想値に近づけることが出来る。
図11は、第6の実施形態として、駆動中の中間転写装置において、二次転写モータ5の目標回転速度を再設定する際のフローチャート(2)である。第6の実施形態は、第5の実施形態の変形例である。図11においては、図10において連れ廻りの指標とした中間転写駆動モータ3の電流値に替えて二次転写モータのPWM指示値を指標として使用している。
二次転写モータの目標回転速度再設定フローがスターーとすると、モータ制御装置7は、中間転写装置が稼働に不都合がない所定のタイミングであることを判断して(ステップ81)、二次転写モータのPWM指示値に対して中間転写駆動モータ3が連れ廻りをしないと認められる、所定の範囲の連れ廻り判定値(PWM指示値)を読み込み記憶する(ステップ82)。中間転写駆動モータ3のPWM指示値を所定時間測定し、中間転写駆動モータ3の平均PWM指示値を算出する(ステップ83)。中間転写駆動モータ3の平均PWM指示値が、前記連れ廻り判定値(PWM指示値)を外れたら(ステップ84のyes)、中間転写駆動モータ3が、連れ廻り状態になり回転速度の制御が不能になる恐れがあると判断する。そして、すでに説明した実施形態1〜4のいずれかの方法により、二次転写モータ5の目標回転速度を再設定する(ステップ85)。そして、中間転写装置は、新しく設定した二次転写モータ5の目標回転速度で制御して稼働させる。なお、ステップ84でnoの場合は、特に何もしないで、中間転写装置の稼働を続ければよい。この実施形態においても、第5の実施形態と同様の作用効果が得られる。
図12は、二次転写モータ5の負荷異常報知のフローチャートである。二次転写モータ5の負荷異常発見においては、第1から第4の実施形態として説明した二次転写モータ5の目標回転速度設定、又は第5、第6の実施形態で説明した二次転写モータ5の目標回転速度を再設定した(ステップ91)際に、二次転写モータ5の目標回転速度(改訂目標回転速度)が、異常値でないとされる所定の範囲内にあるか否かを判断する(ステップ92)。二次転写モータ5の目標回転速度が所定の範囲内にあれば(ステップ92のyes)、中間転写駆動モータ3及び二次転写モータ5の負荷は正常範囲内であるので、設定(又は再設定)した二次転写モータ5の目標回転速度で中間転写装置を制御して稼働すればよい。二次転写モータ5の目標回転速度が所定の範囲から外れていれば(ステップ92のno)、中間転写駆動モータ3又は二次転写モータ5の負荷異常を通知する(ステップ93)。通知は、アラーム、指示盤等への表示などで行えばよい。また、負荷異常の通知と並行して中間転写装置の電源をオフにすることも出来る。なお、負荷異常の報知は、中間転写駆動モータ3の回転速度が所定の範囲内にあるか否かによて上述の場合と同様に行ってもよい。
図13に、本発明に係る画像形成装置の実施形態を示した。この実施形態に係る画像形成装置10は、感光体13の周囲に帯電装置16、現像装置14等を配置した4色の電子写真式プロセスユニットを備え、各プロセスユニットはそれぞれ感光体13表面を帯電装置16により帯電させ、露光装置15によりレーザ、LED光等を用いて光学像を結像させて静電潜像を形成し、現像装置14により静電潜像にトナーを作用させてトナー像を形成する。4色の感光体表面のトナー像を、すでに詳述した本発明の中間転写装置12により中間転写ベルト(一次転写ベルト)に順次、重畳して転写した後、中間転写ベルトと当接ローラ(二次転写ローラ)19の当接部(ニップ部)で記録媒体(通常は記録用紙である。)を搬送しながら、中間転写ベルト上の4色のトナー像(カラー像)を記録媒体上に一括して転写する。カラー像を転写された記録媒体は、搬送ベルト18により定着装置17に搬送され、定着装置17により記録媒体上にカラー像を定着し、フルカラー画像を形成する。
本発明の回転体当接装置の実施形態として、画像形成装置の中間転写装置を例にとって説明したが、この中間転写装置は、被搬送媒体の搬送装置でもあり、トナー像を伝達媒体として情報の伝達を行う伝達装置でもある。一方で、本発明の回転体当接装置は、上記の中間転写装置に限るものではない、シート状の被搬送媒体を当接する少なくとも2つの回転体で挟持しながら搬送する搬送装置であり、本発明の回転体当接装置の構成を満足するものであれば、どのようなものも含む。また、少なくとも2つの回転体が当接して回転し、一方の回転体から他方の回転体や被伝達媒体に物質や情報が伝達される伝達装置であり、本発明の回転体当接装置の構成を満足するものであれば、どのようなものも含む。
また、実施形態として説明した画像形成装置や中間転写装置以外の画像形成装置や中間転写装置であっても本発明の回転体当接装置となりうる。例えば、図13に示した間接転写方式(タンデム型)のフルカラー画像形成装置以外にも、図14に示す直接転写方式のフルカラー画像形成装置及びこれに備えられた中間転写装置であってもよい。図14に示す画像形成装置30の場合、搬送ベルト35が第1の回転体であり、感光ドラム32B、32Y、32C、32Mがそれぞれ第2の回転体に相当する。また、搬送ベルト駆動モータ34が第1のモータであり、感光ドラム駆動モータ31B、31Y、31C、31Mがそれぞれ第2のモータに相当する。このが像形成装置においては、搬送ベルト35、ベルトローラ36、搬送ベルト駆動モータ34、感光ドラム32B、32Y、32C、32M、及び感光ドラム駆動モータ31B、31Y、31C、31Mが、本発明に係る中間転写装置に含まれる。この場合、被搬送媒体である記録用紙Pは、搬送ベルト35上を搬送されて、感光ドラム32B、32Y、32C、32Mから直接トナー像を転写される。
これらの例のように、第1の回転体及び第2の回転体は、どちらも記録媒体としての機能を有していてもよいし有していなくてもよい。本発明の回転体当接装置は、被搬送媒体を搬送する第1の回転体の回転速度を常に精密に制御できるものであればよい。
本発明の係る回転体当接装置は、画像形成装置の中間転写装置としてだけでなく、シート状の被搬送体を搬送する各種の回転体当接装置に使用することが出来、回転体の回転速度を厳密に制御しながら回転させる回転体当接装置に好適に用いることができる。本発明に係る回転体当接装置は、画像形成装置の記録媒体の搬送や転写媒体の転写に特に優れた効果を発揮し、電子写真方式のタンデム型フルカラー画像形成装置に好適に適用することができ、その際、駆動用のベルトを転写ベルトとしても利用することが出来る。
1 一次転写ベルト(中間転写媒体、第1の回転体)
2 表面速度検知装置(スケールセンサ、表面速度検知手段)
3 中間転写駆動モータ(ベルト駆動モータ、一次転写モータ、第1のモータ)
4 駆動ローラ
4' 駆動ローラエンコーダ
5 二次転写モータ(当接ローラ、駆動モータ、第2のモータ)
5' 二次転写モータエンコーダ
6 当接ローラ(二次転写ローラ、第2の回転体)
7 モータ制御装置
7' 負荷指示値測定装置
8 二次転写ローラエンコーダ(回転速度検知装置)
9 当接部(ニップ部)
10 画像形成装置
11 記録用紙供給ローラ
12 中間転写装置(転写装置)
13 感光体
14 現像装置
15 露光装置
16 帯電装置
17 定着装置
18 搬送ベルト(第1の回転体)
19 当接ローラ(二次転写ローラ、第2の回転体)
21 メイン制御部
22 制御CPU
23 メモリ(記憶手段)
24 操作部
30 画像形成装置
31 感光ドラム駆動モータ(第2のモータ)
32 感光ドラム(第2の回転体)
33 現像装置
34 搬送ベルト駆動モータ(第1のモータ)
35 搬送ベルト(第1の回転体)
36 ベルトローラ
特開2005−338703号公報

Claims (6)

  1. 第1の回転体と第2の回転体とを当接させて回転させる回転体当接装置であって、
    前記第1の回転体を所定の表面速度となるよう回転駆動する第1のモータと、
    前記第2の回転体を回転駆動する第2のモータと、
    前記第1の回転体の表面速度を検知する表面速度検知手段と、
    前記第1のモータの回転を制御する第1の制御手段と、
    前記第2のモータの回転を制御する第2の制御手段と、
    前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び/又は前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された関係に基づいて、前記第2のモータの目標回転速度を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記第2のモータの目標回転速度を設定するモードの際には、
    前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように前記第1のモータの駆動電流を制御しながら前記第2のモータの駆動電流を変えて回転速度を変化させ、
    前記記憶手段は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータの駆動電流との関係、又は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶し、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記関係に基づいて、零よりも大きく予め設定しておいた所定の範囲内の第1のモータの駆動電流に対応する前記第2のモータの回転速度を前記第2のモータの目標回転速度として設定し、
    前記第1の回転体の表面速度を所定の速度で回転させるモードの際には、
    前記第1の制御手段は、前記第1のモータの回転速度を前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように制御し、
    前記第2の制御手段は、前記第2のモータの回転速度を前記目標回転速度に制御することを特徴とする回転体当接装置。
  2. 前記第2のモータはPWM(パルス幅変調)制御されており、
    前記駆動電流に対応する駆動指示値は前記第2のモータのPWM指示値であることを特徴とする請求項1に記載の回転体当接装置。
  3. 第1の回転体と第2の回転体とを当接させて回転させる回転体当接装置であって、
    前記第1の回転体を所定の表面速度となるよう回転駆動する第1のモータと、
    前記第2の回転体を回転駆動する第2のモータと、
    前記第1の回転体の表面速度を検知する表面速度検知手段と、
    前記第1のモータの回転を制御する第1の制御手段と、
    前記第2のモータの回転を制御する第2の制御手段と、
    前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び/又は前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された関係に基づいて、前記第2のモータの目標回転速度を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記第2のモータの目標回転速度を設定するモードの際には、
    前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように前記第1のモータの駆動電流を制御しながら前記第2のモータの駆動電流を変えて回転速度を変化させ、
    前記記憶手段は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータの駆動電流との関係、又は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶し、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記関係に基づいて作成された、前記第2のモータの回転速度に対するの駆動電流の関係を示すグラフにおいて、前記第1のモータの駆動電流値が零よりも大きい第1の所定値以上であり、前記第2のモータの駆動電流値が第2の所定値以上である範囲にあるときの前記第2のモータの回転速度を前記第2のモータの目標回転速度として設定し、
    前記第1の回転体の表面速度を所定の速度で回転させるモードの際には、
    前記第1の制御手段は、前記第1のモータの回転速度を前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように制御し、
    前記第2の制御手段は、前記第2のモータの回転速度を前記目標回転速度に制御することを特徴とする回転体当接装置。
  4. 第1の回転体と第2の回転体とを当接させて回転させる回転体当接装置であって、
    前記第1の回転体を所定の表面速度となるよう回転駆動する第1のモータと、
    前記第2の回転体を回転駆動する第2のモータと、
    前記第1の回転体の表面速度を検知する表面速度検知手段と、
    前記第1のモータの回転を制御する第1の制御手段と、
    前記第2のモータの回転を制御する第2の制御手段と、
    前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び/又は前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された関係に基づいて前記第2のモータの目標回転速度を設定する設定手段と、
    を備え、
    前記第2のモータの目標回転速度を設定するモードの際には、
    前記第1の回転体の表面速度が所定の速度となるように前記第1のモータの駆動電流を制御しながら前記第2のモータの駆動電流を変えて回転速度を変化させ、
    前記記憶手段は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータの駆動電流との関係、又は、前記第2のモータの回転速度と前記第1のモータ及び前記第2のモータの駆動電流との関係を記憶し、
    前記設定手段は、前記記憶手段に記憶された前記関係に基づいて、前記第1の回転体によって前記第2の回転体を連れ回りさせた状態で前記第1のモータの駆動電流が、零よりも大きく予め設定しておいた所定の範囲内の第1のモータの駆動電流となるような連れ回りを生じさせる前記第2のモータの回転速度を目標回転速度として設定し、
    前記第1の回転体の表面速度を所定の速度で回転させるモードの際には、
    前記第1の制御手段は、前記第1のモータの回転速度を前記第1の回転体の表面速度が前記所定の速度となるように制御し、
    前記第2の制御手段は、前記第2のモータの回転速度を前記目標回転速度となるように制御することを特徴とする回転体当接装置。
  5. 前記第1の回転体は、像担持体からトナー像を転写される中間転写媒体であり、
    前記第2の回転体は、前記中間転写媒体との当接部に記録媒体を挟持して前記トナー像を転写させる当接ローラであり、
    前記第2のモータの目標回転速度を設定するモードは、前記記録媒体への前記トナー像の転写操作が行われていないときに実行される請求項1乃至のいずれか一項に記載の回転体当接装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記記録媒体への前記トナー像の転写操作中の所定時間における前記第1のモータの平均駆動電流値が所定の電流値以下となったときは、前記記録媒体へのトナー像の転写操作を中断し、
    前記第2のモータの目標回転速度を再設定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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