JP2023022732A - 制御装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Nagisa Nakamura
光示 桐生
Kouji Kiryu
正啓 芦川
Tadakei Ashikawa
広彰 高木
Hiroaki Takagi
淳平 山口
Jumpei Yamaguchi
真史 笠舞
Masashi Kasamai
幹二 生方
Kanji Ubukata
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Abstract

【課題】生産性を向上させる。【解決手段】制御装置が、複数の感光体と、前記感光体に対して当接、又は、離間するベルトと、前記感光体ごとに設置され、かつ、前記感光体と前記ベルトを当接、又は、離間させる一次転写ローラと、前記一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの前記一次転写ローラを前記感光体に対して当接させて、モードを移行させる制御部とを備えることを特徴とする。【選択図】図64

Description

本発明は、制御装置、及び、画像形成装置に関する。
フルカラータンデム方式で画像形成を行う技術が知られている。フルカラータンデム方式は、例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)の4つの画像形成ユニットに、白色トナー、点字用の発泡トナー、蛍光色トナー、光沢を向上させる透明トナー、又は、強磁性トナー等を加えた合計5つの画像形成ユニット等を用いる方式等がある。
5色モードから特殊モノクロモードに切り替える際、切り替え後の特殊モノクロモードにおける印刷枚数が多いと、画像形成装置は、カラー画像形成ユニットと中間転写体とを離間させカラー画像形成ユニットを停止させる。このように、切り替えの際の印刷枚数に応じて、画像形成装置が一次転写ローラの離間動作等の制御を行う。このような制御により、画像モード切り替え時の不具合を防止して、画像形成ユニットの寿命と生産性を向上させる技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
従来の技術は、モードを切り替える上で、一次転写ローラを移動させる等により感光体とベルトを離間させる。そして、従来の技術では、すべての感光体を離間させる等の状態になる場合がある。このような状態となると、生産性が低下する課題がある。
本発明は、生産性を向上させることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様である、制御装置は、
複数の感光体と、
前記感光体に対して当接、又は、離間するベルトと、
前記感光体ごとに設置され、かつ、前記感光体と前記ベルトを当接、又は、離間させる一次転写ローラと、
前記一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの前記一次転写ローラを前記感光体に対して当接させて、モードを移行させる制御部と
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、生産性を向上できる。
制御装置の例を示す図である。 非印刷状態の例を示す図である。 第1印刷状態の例を示す図である。 第2印刷状態の例を示す図である。 第3印刷状態の例を示す図である。 第4印刷状態の例を示す図である。 第5印刷状態の例を示す図である。 マークの設置例を示す図である。 適切な距離におけるマークの読取結果例を示す図である。 適切でない距離におけるマークの読取結果例を示す図である。 光学センサ、及び、一次転写ローラを動かす機構等の例を示す図である。 動かした場合の例を示す図である。 第1シーケンス例(その1)を示す図である。 第1シーケンス例(その2)を示す図である。 第1シーケンス例(その3)を示す図である。 第2シーケンス例(その1)を示す図である。 第2シーケンス例(その2)を示す図である。 第2シーケンス例(その3)を示す図である。 第2シーケンス例(その4)を示す図である。 第3シーケンス例(その1)を示す図である。 第3シーケンス例(その2)を示す図である。 第3シーケンス例(その3)を示す図である。 第3シーケンス例(その4)を示す図である。 第4シーケンス例(その1)を示す図である。 第4シーケンス例(その2)を示す図である。 第4シーケンス例(その3)を示す図である。 第4シーケンス例(その4)を示す図である。 第5シーケンス例(その1)を示す図である。 第5シーケンス例(その2)を示す図である。 第5シーケンス例(その3)を示す図である。 第5シーケンス例(その4)を示す図である。 第6シーケンス例(その1)を示す図である。 第6シーケンス例(その2)を示す図である。 第6シーケンス例(その3)を示す図である。 第6シーケンス例(その4)を示す図である。 第7シーケンス例(その1)を示す図である。 第7シーケンス例(その2)を示す図である。 第7シーケンス例(その3)を示す図である。 第7シーケンス例(その4)を示す図である。 第8シーケンス例(その1)を示す図である。 第8シーケンス例(その2)を示す図である。 第8シーケンス例(その3)を示す図である。 第8シーケンス例(その4)を示す図である。 第9シーケンス例(その1)を示す図である。 第9シーケンス例(その2)を示す図である。 第9シーケンス例(その3)を示す図である。 第9シーケンス例(その4)を示す図である。 第10シーケンス例(その1)を示す図である。 第10シーケンス例(その2)を示す図である。 第10シーケンス例(その3)を示す図である。 第11シーケンス例(その1)を示す図である。 第11シーケンス例(その2)を示す図である。 第11シーケンス例(その3)を示す図である。 比較例のシーケンス(その1)を示す図である。 比較例のシーケンス(その2)を示す図である。 比較例のシーケンス(その3)を示す図である。 搬送速度に基づく制御例を示す図である。 光学センサの設置例を示す図である。 光学センサとベルトの距離を変更する構成の例を示す図である。 回転速度を計測する機構の例を示す図である。 回転速度に基づく制御例を示す図である。 切り替えの第1例を示す図である。 切り替えの第2例を示す図である。 機能構成例を示す図である。
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
[制御装置の例]
図1は、制御装置の例を示す図である。例えば、制御装置10は、5つの感光体を備える。以下、5つの感光体を図において右から順に「第1感光体11」、「第2感光体12」、「第3感光体13」、「第4感光体14」、及び、「第5感光体15」という。
5つの感光体は、色ごとに配置される。具体的には、第1感光体11は、黒色(K)である。第2感光体12は、シアン(C)である。第3感光体13は、マゼンタ(M)である。第4感光体14は、イエロー(Y)である。
第5感光体15は、特殊(S)である。例えば、特殊は、白、クリア、又は、CMYK以外の色等である。
なお、感光体の順序は、図示する順序に限られない。例えば、順序は、第1感光体11、及び、第5感光体15が入れ替わってもよい。また、感光体は、図示する以外の色があってもよい。
制御装置10は、ベルト16を備える。ベルト16は、いわゆる無端ベルトである。
制御装置10は、光学センサ17を備えるのが望ましい。例えば、光学センサ17は、ベルト16の近傍に設置される。すなわち、光学センサ17は、ベルト16上に設けられるマークを検出できる位置に配置される。なお、光学センサ17は、図示する以外の位置等でもよい。例えば、光学センサ17は、第5感光体15の近く等でもよい。
制御装置10は、支持部材18を更に備えるのが望ましい。なお、支持部材18は、図示する以外の位置であってもよい。例えば、支持部材18は、従動ローラ等である。ただし、支持部材18は、駆動してもよい。
制御装置10は、駆動ローラ19を備えるのが望ましい。例えば、駆動ローラ19は、モータ等のアクチュエータである。そして、駆動ローラ19は、回転により、ベルト16を搬送する。なお、駆動ローラ19は、図示する以外の配置であってもよい。また、駆動ローラ19は、複数あってもよい。
制御装置10は、感光体ごとに、一次転写ローラを備える。一次転写ローラは、ベルト16を感光体と挟むように配置される。以下、第1感光体11用の一次転写ローラを「第1一次転写ローラ21」という。第2感光体12用の一次転写ローラを「第2一次転写ローラ22」という。第3感光体13用の一次転写ローラを「第3一次転写ローラ23」という。第4感光体14用の一次転写ローラを「第4一次転写ローラ24」という。第5感光体15用の一次転写ローラを「第5一次転写ローラ25」という。
制御装置10は、コントローラ20を備える。コントローラ20は、演算装置、及び、制御装置の例である。なお、制御装置10は、演算装置、及び、制御装置を複数備えてもよい。
また、制御装置10は、図示する以外の装置を更に備えてもよい。
[感光体、ベルト、及び、一次転写ローラの状態例]
例えば、感光体、ベルト、及び、一次転写ローラは、印刷の種類等に応じて以下のような状態となる。
図2は、非印刷状態の例を示す図である。印刷が行われていない場合には、例えば、ベルト16は、第1感光体11乃至第5感光体15のいずれの感光体とも離間している状態である。以下、図示するように、第1感光体11乃至第5感光体15のいずれの感光体もベルト16に当接しない状態を「全離間状態」という場合がある。
また、全離間状態における光学センサ17、及び、ベルト16の距離を「第1距離31」という。
図3は、第1印刷状態の例を示す図である。非印刷状態と比較すると、第1印刷状態は、第1感光体11とベルト16が当接している点が異なる。
第1印刷状態では、第1一次転写ローラ21により、ベルト16が持ち上げられる。このような状態であると、第1感光体11による印刷、すなわち、黒色での印刷が可能となる。
また、第1印刷状態は、全離間状態とは、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が異なる。以下、第1印刷状態における光学センサ17、及び、ベルト16の距離を「第2距離32」という。
図4は、第2印刷状態の例を示す図である。第1印刷状態と比較すると、第2印刷状態は、第2感光体12、第3感光体13、及び、第4感光体14が更にベルト16と当接している点が異なる。
第2印刷状態では、第1一次転写ローラ21乃至第4一次転写ローラ24により、ベルト16が持ち上げられる。このような状態であると、第1感光体11乃至第4感光体14による印刷、すなわち、黒色、かつ、フルカラーでの印刷が可能となる。
また、第2印刷状態は、第1印刷状態と、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が同じ第2距離32である。
図5は、第3印刷状態の例を示す図である。第2印刷状態と比較すると、第3印刷状態は、第5感光体15が更にベルト16と当接している点が異なる。
第3印刷状態では、第1一次転写ローラ21乃至第5一次転写ローラ25により、ベルト16が持ち上げられる。このような状態であると、第1感光体11乃至第5感光体15による印刷、すなわち、黒色、フルカラー、及び、特殊色での印刷が可能となる。
また、第3印刷状態は、第1印刷状態と、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が同じ第2距離32である。
図6は、第4印刷状態の例を示す図である。第3印刷状態と比較すると、第4印刷状態は、第5感光体15がベルト16と当接し、かつ、他の感光体がベルト16と離間する点が異なる。
第4印刷状態では、第5一次転写ローラ25により、ベルト16が持ち上げられる。このような状態であると、第5感光体15による印刷、すなわち、特殊色での印刷が可能となる。
また、第4印刷状態は、第1印刷状態とは、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が異なる。以下、第4印刷状態における光学センサ17、及び、ベルト16の距離を「第3距離33」という。
図7は、第5印刷状態の例を示す図である。第4印刷状態と比較すると、第5印刷状態は、第2感光体12乃至第5感光体15がいずれもベルト16と当接し、かつ、第1感光体11がベルト16と離間する点が異なる。
第5印刷状態では、第2一次転写ローラ22乃至第5一次転写ローラ25により、ベルト16が持ち上げられる。このような状態であると、第2感光体12乃至第5感光体15による印刷、すなわち、フルカラー、及び、特殊色での印刷が可能となる。
また、第5印刷状態は、第1印刷状態とは、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が異なる。以下、第5印刷状態における光学センサ17、及び、ベルト16の距離を「第4距離34」という。
第1距離31乃至第4距離34のように、光学センサ17、及び、ベルト16の距離が変化すると、例えば、以下のような影響がある。
図8は、マークの設置例を示す図である。例えば、マーク40は、図示するように、ベルト16の裏側(Z軸において下になる側である。)に設けられる。
光学センサ17、及び、ベルト16の距離によって光学センサ17による読取結果は以下のようになる。
図9は、適切な距離におけるマークの読取結果例を示す図である。例えば、第2距離32で適切な距離となるように設定された場合を例に説明する。すなわち、第2距離32で光学センサ17のピントが合う設定であるとする。
このような設定では、第2距離32、すなわち、第1印刷状態、第2印刷状態、又は、第3印刷状態のいずれかでは、図示するように、マーク40の輪郭等が明確に読み取られる。
図10は、適切でない距離におけるマークの読取結果例を示す図である。一方で、第2距離32以外の距離であると、図示するように、マーク40の輪郭等が明確には読み取られない。
例えば、ベルト16の搬送速度は、単位時間あたりにマーク40が何個検出できたか等で演算される。そのため、マーク40の輪郭が曖昧となり検出結果が不安定になると、演算結果も不安定になる場合がある。一方で、図9のように、マーク40の輪郭等が明確であると精度良くマーク40が検出できる。
そのため、光学センサ17、及び、ベルト16の距離は、例えば、以下のように、光学センサ17を動かして、変更できるのが望ましい。
図11は、光学センサ、及び、一次転写ローラを動かす機構等の例を示す図である。例えば、カム50、及び、軸受51等を以下のように動かす。以下、一次転写ローラを第1一次転写ローラ21とする例で説明する。
図12は、動かした場合の例を示す図である。図11に示す状態において、まずカム50が半回転すると図12に示すような状態になる。この回転により、カム50は軸受51を押す(図では左方向に向かって押す)。軸受51は、板金52に埋め込まれる。そのため、軸受51がカム50に押されると、板金52がスライドする。このように、板金52をスライドさせると、一次転写ローラは、ベルト16を感光体に対して、当接、又は、離間させることができる。
一方で、光学センサ17が板金52のスライドに応じて動く。具体的には、第1一次転写ローラ21が図において上へ動くのに対し、光学センサ17が図において下へ動く。このように、光学センサ17、及び、一次転写ローラが上下逆に動く機構等である。
すなわち、図示するような機構であると、カム50を回転させる駆動源(例えば、モータ等のアクチュエータである。)が1つとなる。このように、光学センサ17、及び、一次転写ローラを動かす駆動源は同一であるのが望ましい。
駆動源が同一であると、駆動源を構成する部品等を減らすことができる。そして、部品点数が少なくできると、コストが削減できる。また、部品点数が少なくできると、スペースの削減ができる。
一次転写ローラの位置が固定であると、光学センサ17も固定となる。このように、光学センサ17とベルト16の距離を変更できない場合等には、光学センサ17は、初期位置等がマーク40を検出するのに適切な距離となるように設定される。そして、光学センサ17は、レンズを用いてセンシングの対象を画像として取得する。一方で、全離間状態になると、ベルト16と光学センサ17の距離が初期位置から変わる。その結果、初期位置で合っていた焦点がぼやける。ゆえに、マーク40の輪郭がぼやける結果となり、明確には読み取りにくい状態になる。そのため、全離間状態等となると、マーク40の輪郭等が明確には読み取りにくい状態等になる場合がある。ゆえに、全離間状態を避けるのが望ましい。
[モードの移行例]
モードは、例えば、カラー、モノクロ、特殊色、又は、これらの組み合わせにより画像形成を行う方式等をいう。以下、第1感光体11による印刷を行っている状態から、第2感光体12乃至第5感光体15による印刷にモードを遷移させる場合を例に説明する。すなわち、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを遷移させる場合において、一次転写ローラは、以下のような第1シーケンスとなるように制御される。
[第1シーケンス例]
図13は、第1シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図3に示すような状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11乃至第5感光体15をいずれもベルト16に当接させる。また、以下の図では破線を目安に感光体が離間しているか、当接しているかを示す。
図14は、第1シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図15は、第1シーケンス例(その3)を示す図である。
以上のような第1シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行できる。
図13乃至図15が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
全離間状態では、作像システムを立ち下げる等を行うため、連続した印刷等が不可となる場合が多い。ゆえに、全離間状態を含むシーケンスであると、連続した印刷ができなくなり、生産性が低下する。
一方で、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
なお、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行させる場合には以下に示す第2シーケンス乃至第5シーケンスのいずれのように制御してもよい。
[第2シーケンス例]
図16は、第2シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図13と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15をベルト16に当接させる。
図17は、第2シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16に当接させる。
図18は、第2シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図19は、第1シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第2シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行できる。
図16乃至図19が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第2シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第3シーケンス例]
図20は、第3シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図13と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16に当接させる。
図21は、第3シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15をベルト16に当接させる。
図22は、第3シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図23は、第3シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第3シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行できる。
図21乃至図23が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第3シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第4シーケンス例]
図24は、第4シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図13と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15をベルト16に当接させる。
図25は、第4シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図26は、第4シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16に当接させる。
図27は、第4シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第4シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行できる。
図24乃至図27が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第4シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第5シーケンス例]
図28は、第5シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図13と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16に当接させる。
図29は、第5シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図30は、第5シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15をベルト16に当接させる。
図31は、第5シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第5シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行できる。
図28乃至図31が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第5シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
なお、モードの移行は、第1印刷状態から第5印刷状態への移行に限られない。例えば、モードの移行は、第5印刷状態から第1印刷状態への移行等でもよい。具体的には、制御装置10は、以下に示す第6シーケンス乃至第9シーケンスによってモードを移行させてもよい。
[第6シーケンス例]
図32は、第6シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第5印刷状態は、図7と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を当接させる。
図33は、第6シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16から離間させる。
図34は、第6シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を離間させる。
図35は、第6シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第6シーケンスを行うと、制御装置10は、第5印刷状態から第1印刷状態にモードを移行できる。
図32乃至図35が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第6シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第7シーケンス例]
図36は、第7シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第5印刷状態は、図7と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を当接させる。
図37は、第7シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を離間させる。
図38は、第7シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16から離間させる。
図39は、第7シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第7シーケンスを行うと、制御装置10は、第5印刷状態から第1印刷状態にモードを移行できる。
図36乃至図39が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第7シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第8シーケンス例]
図40は、第8シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第5印刷状態は、図7と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16から離間させる。
図41は、第8シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を当接させる。
図42は、第8シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を離間させる。
図43は、第8シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第8シーケンスを行うと、制御装置10は、第5印刷状態から第1印刷状態にモードを移行できる。
図40乃至図43が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第8シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第9シーケンス例]
図44は、第9シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第5印刷状態は、図7と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を離間させる。
図45は、第9シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を当接させる。
図46は、第9シーケンス例(その3)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第4感光体14をいずれもベルト16から離間させる。
図47は、第9シーケンス例(その4)を示す図である。
以上のような第9シーケンスを行うと、制御装置10は、第5印刷状態から第1印刷状態にモードを移行できる。
図44乃至図47が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第9シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第10シーケンス例]
以下、第1感光体11による印刷を行っている状態から、第5感光体15による印刷にモードを遷移させる場合を例に説明する。すなわち、第1印刷状態から第4印刷状態にモードを遷移させる場合において、一次転写ローラは、以下のような第10シーケンスとなるように制御される。
図48は、第10シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図3と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を当接させる。
図49は、第10シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させる。
図50は、第10シーケンス例(その3)を示す図である。
以上のような第10シーケンスを行うと、制御装置10は、第1印刷状態から第4印刷状態にモードを移行できる。
図48乃至図50が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第10シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[第11シーケンス例]
以下、第5感光体15による印刷を行っている状態から、第1感光体11による印刷にモードを遷移させる場合を例に説明する。すなわち、第4印刷状態から第1印刷状態にモードを遷移させる場合において、一次転写ローラは、以下のような第11シーケンスとなるように制御される。
図51は、第11シーケンス例(その1)を示す図である。まず、第4印刷状態は、図6と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を当接させる。
図52は、第11シーケンス例(その2)を示す図である。次に、制御装置10は、以下のように、第5感光体15を離間させる。
図53は、第11シーケンス例(その3)を示す図である。
以上のような第11シーケンスを行うと、制御装置10は、第4印刷状態から第1印刷状態にモードを移行できる。
図51乃至図53が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、いずれの状態でも、5つの一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体に対して当接させて、モードを移行させる。すなわち、制御装置10は、図2に示す全離間状態がシーケンスにおいて発生しないように制御させてモードを移行させる。
第11シーケンスにより、モードを移行させると、生産性を向上させることができる。
[比較例]
以下、第1印刷状態から第5印刷状態にモードを移行する比較例のシーケンスを説明する。
図54は、比較例のシーケンス(その1)を示す図である。まず、第1印刷状態は、図3と同様の状態である。次に、制御装置10は、以下のように、第1感光体11を離間させて、すべての感光体を離間させる。
図55は、比較例のシーケンス(その2)を示す図である。図示するように、全離間状態では、制御装置10は、作像システム等を立ち下げる。この状態では、印刷等が難しい状態である。
次に、作像システム等を立ち上げた後、制御装置10は、以下のように、第2感光体12乃至第5感光体15をいずれもベルト16に当接させる。
図56は、比較例のシーケンス(その3)を示す図である。
図54乃至図56が示すように、制御装置10は、シーケンスにおいて、図2に示す全離間状態が発生すると、作像システムの立ち下げ等により、生産性が下がりやすい。
[制御例]
図57は、搬送速度に基づく制御例を示す図である。例えば、制御装置10は、図示するように、搬送速度をフィードバックする制御を行う構成であるのが望ましい。
具体的には、制御装置10は、ベルト16に設けられるマーク40を光学センサ17等により検出する。次に、制御装置10は、検出結果に基づき、ベルト16が搬送される速度、すなわち、搬送速度を演算する。そして、制御装置10は、演算結果をフィードバックし、目標搬送速度に近づけるように、搬送速度を制御する。このようにして、制御装置10は、搬送速度が一定となるように制御する。
また、制御装置10は、搬送速度の制御をリアルタイムで行うのが望ましい。搬送速度が一定であると、色ずれ、又は、位置ずれ等を少なくできる。そのため、画像形成では、高品質な画像形成ができる。
[光学センサの設置例]
図58は、光学センサの設置例を示す図である。光学センサ17は、例えば、図示するような位置に設置されてもよい。なお、光学センサ17は、複数設置されてもよい。
光学センサ17は、一次転写ローラ、又は、ベルトを支持する支持部材の近くに配置されるのが望ましい。具体的には、光学センサ17は、一次転写ローラ、又は、ベルトを支持する支持部材から10センチメートル以内の位置に設置されるのが望ましい。
このように、光学センサ17が一次転写ローラ、又は、ベルトを支持する支持部材の近くに配置されると、ベルト16による揺らぎによるマーク40の誤検出を少なくできる。
[距離変更を行う構成の例]
図59は、光学センサとベルトの距離を変更する構成の例を示す図である。制御装置10は、光学センサ17とベルト16の距離を変更できるのが望ましい。具体的には、制御装置10は、図においてZ軸方向に光学センサ17を動かすアクチュエータ等を備えるのが望ましい。
一次転写ローラによる当接、及び、離間の切り替えにより、光学センサ17とベルト16の距離は変化する。そのため、制御装置10は、光学センサ17とベルト16の距離が適切な距離となるように調整できる構成であるのが望ましい。なお、適正な距離は、光学センサ17のピントが合う距離等である。したがって、適正な距離は、光学センサ17ごとの光学条件等によって定まる。
[回転速度による制御の例]
図60は、回転速度を計測する機構の例を示す図である。以下、ベルト16は、駆動モータ60を駆動源とする駆動ローラ19の回転により搬送されるとする。例えば、駆動ローラ19の軸に対し、エンコーダ61等が設置される。このように計測される回転速度により、例えば、以下のように制御ができる。
図61は、回転速度に基づく制御例を示す図である。図示するように、エンコーダ61等があると、回転速度が計測できる。そして、エンコーダ61による計測結果がフィードバックできると、回転速度に基づく制御ができる。
なお、制御装置10は、回転速度の微分系を更にフィードバックしてもよい。
また、図示するように、制御装置10は、搬送速度、及び、回転速度を二重にフィードバックしてもよい。このように、二重にフィードバックができると、高精度な制御ができる。
なお、制御装置10は、切替装置62等を備えてもよい。例えば、切替装置62が出力を「0」にすると、搬送速度のフィードバックをなくして、回転速度による単独のフィードバックに切り替えできる。切り替えは、例えば、以下のような処理で行う。
[切り替えの例]
図62は、切り替えの第1例を示す図である。
ステップS6201では、制御装置10は、一次転写ローラの制御を行う。具体的には、制御装置10は、複数の一次転写ローラをモードに応じて、一次転写ローラを離間、又は、当接するように制御する。
ステップS6202では、制御装置10は、全離間状態であるか否かを判断する。次に、全離間状態と判断すると(ステップS6202でYES)、制御装置10は、ステップS6203に進む。一方で、全離間状態でないと判断すると(ステップS6202でNO)、制御装置10は、処理を終了する。
ステップS6203では、制御装置10は、回転速度による単独フィードバックに切り替える。
例えば、全離間状態等は、マーク40が検出困難な状態である。このような場合には、搬送速度のフィードバックを用いず、制御装置10は、回転速度によるフィードバックで制御する。
このようにすると、誤検出の結果に基づく制御が発生するのを防ぎ、制御装置10は、回転速度によって制御できる。そのため、制御装置10は、画像形成における品質劣化を防ぐことができる。
図63は、切り替えの第2例を示す図である。
ステップS6301では、制御装置10は、二重のフィードバックを行っている状態であるか否かを判断する。次に、二重のフィードバックを行っていると判断すると(ステップS6301でYES)、制御装置10は、ステップS6302に進む。一方で、二重のフィードバックを行っていないと判断すると(ステップS6301でNO)、制御装置10は、処理を終了する。
ステップS6302では、制御装置10は、センサの出力が一定以下か否かを判断する。次に、センサの出力が一定以下であると判断すると(ステップS6302でYES)、制御装置10は、ステップS6303に進む。一方で、センサの出力が一定以下でないと判断すると(ステップS6302でNO)、制御装置10は、処理を終了する。
例えば、光学センサ17は、トナーの飛散、又は、故障等があると出力が低下する。すなわち、制御装置10は、センサの出力が弱い場合には、トナーの飛散、又は、故障等が起きていると判断する。
なお、判断の基準となる一定値、すなわち、閾値は、事前に設定される値である。
ステップS6303では、制御装置10は、回転速度による単独フィードバックに切り替える。
センサの出力が低下している場合は、トナーの飛散、又は、故障等により、マーク40が検出困難な状態である。このような状態では、マーク40の誤検出が発生しやすい。ゆえに、このような状態では、光学センサ17による検出結果に基づくフィードバックを停止させる。このようにすると、誤検出の結果に基づく制御が発生するのを防ぎ、制御装置10は、回転速度によって制御できる。そのため、制御装置10は、画像形成における品質劣化を防ぐことができる。
[機能構成例]
図64は、機能構成例を示す図である。例えば、制御装置10は、複数の感光体101、ベルト16、一次転写ローラ102、及び、制御部103等を備える。なお、制御装置10は、検出部104、演算部105、及び、搬送速度制御部106等を更に備えるのが望ましい。また、制御装置10は、距離変更部107等を更に備えるのが望ましい。さらに、制御装置10は、駆動部108、回転速度計測部109、及び、回転速度制御部110等を更に備えるのが望ましい。
制御部103は、一次転写ローラ102のうち、少なくともいずれかの一次転写ローラを感光体101に対して当接させて、モードを移行させる制御手順を行う。例えば、制御部103は、コントローラ20等で実現する。
検出部104は、マーク40を検出する検出手順を行う。例えば、検出部104は、光学センサ17等で実現する。
演算部105は、検出部104による検出結果に基づき、ベルト16の搬送速度を演算する演算手順を行う。例えば、演算部105は、コントローラ20等で実現する。
搬送速度制御部106は、演算部105による演算結果に基づき、搬送速度を制御する搬送速度制御手順を行う。例えば、搬送速度制御部106は、コントローラ20等で実現する。
距離変更部107は、検出部104とベルト16の距離を変更する距離変更手順を行う。例えば、距離変更部107は、コントローラ20等で実現する。
駆動部108は、駆動ローラ19を回転させてベルト16を搬送する駆動手順を行う。例えば、駆動部108は、駆動モータ60等で実現する。
回転速度計測部109は、駆動ローラ19の回転速度を計測する回転速度計測手順を行う。例えば、回転速度計測部109は、エンコーダ61等で実現する。
回転速度制御部110は、回転速度計測部109の計測結果に基づき、回転速度を制御する回転速度制御手順を行う。例えば、回転速度制御部110は、コントローラ20等で実現する。
以上のような構成であると、制御装置10は、全離間状態等となる状態がないようにモードを移行できる。
全離間状態等の状態は、ベルト16の搬送速度を制御するのが難しくなる場合がある。そのため、全離間状態等になると、ダウンタイムが生じる場合がある。ゆえに、ダウンタイムの発生により、生産性が低下する。また、ダウンタイムでは、印刷を連続して行うことができない。
一方で、制御装置10は、全離間状態等が生じないように制御して、生産性を向上できる。
[その他の実施形態]
制御装置、及び、画像形成装置は、複数の装置であってもよい。すなわち、制御装置、及び、画像形成装置は、複数の装置で分散、冗長、又は、並列に処理を行う構成等でもよい。
画像形成装置は、制御装置以外の装置を備えてもよい。例えば、画像形成装置は、制御装置以外に画像形成、又は、情報処理を行う装置を備えてもよい。
制御装置は、制御方法をプログラム等により実行する。制御方法は、制御装置が備える演算装置、制御装置、及び、記憶装置を協働させて処理を実行することで実現される。
上記の実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
10 :制御装置
11 :第1感光体
12 :第2感光体
13 :第3感光体
14 :第4感光体
15 :第5感光体
16 :ベルト
17 :光学センサ
18 :支持部材
19 :駆動ローラ
20 :コントローラ
21 :第1一次転写ローラ
22 :第2一次転写ローラ
23 :第3一次転写ローラ
24 :第4一次転写ローラ
25 :第5一次転写ローラ
40 :マーク
60 :駆動モータ
61 :エンコーダ
62 :切替装置
101 :感光体
102 :一次転写ローラ
103 :制御部
104 :検出部
105 :演算部
106 :搬送速度制御部
107 :距離変更部
108 :駆動部
109 :回転速度計測部
110 :回転速度制御部
特開2012-185292号公報

Claims (9)

  1. 複数の感光体と、
    前記感光体に対して当接、又は、離間するベルトと、
    前記感光体ごとに設置され、かつ、前記感光体と前記ベルトを当接、又は、離間させる一次転写ローラと、
    前記一次転写ローラのうち、少なくともいずれかの前記一次転写ローラを前記感光体に対して当接させて、モードを移行させる制御部と
    を備える制御装置。
  2. 前記ベルトには、マークが設けられ、
    前記マークを検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に基づき前記ベルトの搬送速度を演算する演算部と、
    前記演算部による演算結果に基づき前記搬送速度を制御する搬送速度制御部とを更に備える
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記検出部は、
    前記一次転写ローラ、又は、前記ベルトを支持する支持部材から10センチメートル以内の位置に設置される
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記検出部と前記ベルトの距離を変更する距離変更部を更に備える
    請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 駆動ローラを回転させて前記ベルトを搬送する駆動部と、
    前記駆動ローラの回転速度を計測する回転速度計測部と、
    前記回転速度計測部の計測結果に基づき、前記回転速度を制御する回転速度制御部とを更に備える
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記ベルトに設けられるマークが検出困難な状態であると、前記回転速度制御部による制御に変更する
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記マークを検出する検出部の出力が一定以下であると、前記マークが検出困難な状態と判断する
    請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記マークを検出する検出部と前記ベルトの距離を変更する、及び、前記一次転写ローラを動かすのが同一の駆動源である
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の制御装置を備える画像形成装置。


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