JP4683965B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンター、又はファクシミリ装置等の電子写真プロセスを用いた画像形成装置に関し、特に、転写ベルトを備えるカラー画像形成装置に関するものである。
一般に、カラー画像形成装置として、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(BK)の各色の作像ユニットを転写搬送ベルトに沿って配置した所謂直接タンデム型があり、さらには、各色の作像ユニットを中間転写ベルトに沿って配置した所謂間接タンデム型がある。そして、直接タンデム型においては、転写搬送ベルト上を搬送される記録用紙(以下単に用紙と呼ぶ)に直接各色トナー像を順次転写して用紙上にカラートナー像を形成している。
一方、間接タンデム型においては、各色トナー像を順次中間転写ベルトに転写して中間転写ベルト上にカラートナー像を形成した後、二次転写位置でこのカラートナー像を用紙に転写している(ここでは、転写搬送ベルト又は中間転写ベルトが転写ベルトである)。
この種のカラー画像形成装置においては、転写ベルトの厚み等のバラツキによって転写ベルトの搬送速度に不可避的に変動が生じてしまい、転写ベルトの搬送速度変動に起因して色ずれが生じてしまう。
このような不具合を防止するため、搬送部材(転写ベルト)の移動方向に沿う厚みの変化を測定して、この測定値に応じて搬送部材の面移動速度が一定となるように駆動源の回転数を制御し、搬送部材の厚みが均一でない場合でも用紙の搬送を高精度に一定速度で行って色ずれのないカラー画像を形成するようにしたものがある(特許文献1参照)。
さらに、転写ベルトの内周面に転写ベルトの移動量を検出するためのスケールを形成し、スケールを読み取る検出器で得られた検出結果に基づいて転写ベルトを駆動する駆動モータを制御するようにしたものがある(特許文献2参照)。
また、転写ベルトが張架される従動ローラの回転角変位又は回転角速度を検出して、その検出結果に応じて転写ベルトの周方向の周期的な厚さ変動に対応した周波数を有する回転角速度の交流成分を抽出し、この交流成分の振幅及び位相に基づいて、転写ベルトを回転駆動する駆動ローラの回転を制御するようにしたものがある(特許文献3参照)。
特許第2639106号公報 特開平11−24507号公報 特開2004−123383公報
ところが、特許文献1に記載された画像形成装置においては、転写ベルトの厚みの変化を測定してこの厚みの変化に応じて駆動源の回転数を制御しているものの、転写ベルトの厚みを転写ベルトの移動方向に沿って測定するためには、その測定機構が複雑となってしまい、結果的に画像形成装置自体がコストアップしてしまうという課題がある。
一方、特許文献2に記載された画像形成装置では、転写ベルトの内周面に亘って転写ベルトの移動量を検出するためのスケールを形成しなければならず、転写ベルト全体に亘ってスケールを形成するとなると、製造上大幅なコストアップを避けることが難しいという課題がある。
特許文献3に記載された画像形成装置においては、従動ローラの回転角変位又は回転角速度を検出して、この検出結果に応じて駆動ローラの回転を制御しているが、転写ベルトは駆動ローラ及び従動ローラに張架されて、駆動ローラの回転によって回転駆動されていることを考慮すると、つまり、従動ローラは転写ベルトの回転に応じて回転していることを考慮すると、感光体ドラムが駆動ローラと従動ローラとの間で転写ベルトに圧接されているから、転写ベルトと駆動ローラとの間にはスリップが生じ易い。
しかも転写ベルトに撓み又は引っ張りが生じることもあり、この結果、従動ローラの回転角速度を検知しても、この検知結果がベルトの周速を反映していないことが多い。言い換えると、従動ローラの回転角速度を検知しても精度よく転写ベルトの周速を検知できないという課題がある。
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、安価に精度よく転写ベルトの周速を検知して色ずれを防止することのできる画像形成装置を得ることを目的とする。
そこで、本発明はかかる課題を解決するために、各色毎のトナー像が形成する像担持体をそれぞれ備える作像ユニットを複数有し、前記像担持体に当接して各色毎のトナー像を直接的又は間接的に記録用紙に転写して記録用紙上にカラートナー像を形成する転写ベルトを有し、該転写ベルトが駆動ローラと少なくとも1つの従動ローラとによって張架されて、前記像担持体が前記転写ベルトの回転方向に沿って配列された画像形成装置において、前記像担持体の少なくとも1つに掛かる負荷を検出して検出負荷を得る負荷検出手段と、前記転写ベルトの回転速度を補正する速度補正手段とを有しており、前記駆動ローラは転写ベルト駆動部により回転駆動され、前記速度補正手段は、前記転写ベルト駆動部を第1の回転数R1で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の第1の平均値TR1AVEと前記転写ベルト駆動部を前記第1の回転数R1と異なる第2の回転数R2で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の第2の平均値TR2AVEとに基づいて、次式
R=(R1−R2)/(TR1AVE―TR2AVE)
から前記像担持体における単位負荷変動あたりの前記転写ベルト駆動部の変動回転数を算出し、該算出された単位負荷変動あたりの変動回転数に基づいて、前記転写ベルト駆動部を前記第1の回転数R1で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の各々が前記第1の平均値TR1AVEになるように、検出負荷の変動に応じて前記転写ベルト駆動部の回転速度を補正することを特徴とするものである。
本発明では、前記負荷検出手段は前記駆動ローラからみて該駆動ローラに最も近い位置に位置する像担持体に掛かる負荷を検出することが望ましい。
以上のように、本発明による画像形成装置は、像担持体の少なくとも1つに掛かる負荷を検出して検出負荷を得て、この検出負荷の変動を転写ベルトの回転速度変動として検出負荷の変動に応じて転写ベルトの回転速度を補正するようにしたので、像担持体に掛かる負荷を検出すればよく、安価に転写ベルトの速度変動を得て、転写ベルトの回転速度補正を行うことができるという効果がある。
本発明では、駆動ローラからみて駆動ローラに最も近い位置に位置する像担持体に掛かる負荷を検出するようにしたので、転写ベルトの撓み等に起因する速度変動の影響を受けることがほとんどなく、精度よく転写ベルトの速度変動を得ることができ、色ずれを極力低減できるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1を参照して、本発明の実施例1による画像形成装置について説明する。図1は直接タンデム型カラー画像形成装置の一例を概略的に示す図であり、このカラー画像形成装置10はマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック(BK)の各色毎の作像ユニット11〜14を有しており、作像ユニット11〜14においては、感光体ドラム(例えば、a−Si感光体ドラム)11a〜14aが回転駆動されて(例えば、周速=100.00mm/s)、感光体ドラム11a〜14aはそれぞれ帯電器によって均一に帯電された後、露光ユニットによって画像データに応じて露光されて、感光体ドラム11a〜14a上にそれぞれ静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム11a〜14a上の静電潜像はそれぞれ各色現像器によって現像されて、各色トナー像となる。
感光体ドラム11a〜14aは転写搬送ベルト(例えば、PVDF、ETFE、又はPI等の樹脂ベルトで、厚さ0.1mm、体積抵抗値1E+12〜1E+13Ω・cm)15に沿って配列されており、この転写搬送ベルト15は、1つの駆動ローラ16、テンションローラ17a、及び複数の従動ローラ17bに張架されている。そして、転写搬送ベルト15は駆動ローラ16の回転駆動によって、図中実線矢印で示す方向に回転駆動される(転写搬送ベルト15の所望周速は、例えば、100.50mm/sである)。転写搬送ベルト15を挟んで感光体ドラム11a〜14には転写ローラ18a〜18dが対向している。
なお、転写ローラ18a〜18dの各々は、例えば、その外径(φ)が15mmであり、φ8mmの金属軸にEPDM発泡体(発泡体の厚さ=3.5mm)が装着され、抵抗値は1E+6〜1E+7Ωであって、転写搬送ベルト15の回転によって従動回転する。また、駆動ローラ16は、例えば、その外径(φ)が20mmであり、φ18mmの金属軸にEPDMゴム(発泡体の厚さ=1mm)が装着されている。
給紙カセット19に収納された用紙が給紙経路20を通って転写搬送ベルト15に送られて、用紙は転写搬送ベルトの回転駆動によって転写搬送ベルト15上を搬送されつつ、感光体ドラム11a〜14a上のトナー像が転写ローラ18a〜18dに印加される転写バイアスによって順次用紙に転写されて、用紙上にカラートナー像が形成される。そして、用紙は定着装置21に搬送されて、ここで用紙上のトナー像が定着された後、排紙経路22を通って排紙トレイ23に排紙される。
なお、転写バイアス制御に当っては、例えば、用紙への転写を行う際には、各色について、−15μAの電流が与えられ(定電流制御)、用紙への転写を行わない場合には、各色について、+1.3kVの電圧が印加される(定電圧制御)。
図2及び図3を参照して、図2は図1に示す画像形成装置10の要部を示す図であり、図3は画像形成装置10の制御系を示すブロック図である。図2に示すように、駆動ローラ16に最も近い位置に位置する従動ローラ17bに対向して転写位置(基準位置)検出部24が配置され、駆動ローラ16に最も近い位置には感光体ドラム14aが配置されている。
つまり、図示の例では、駆動ローラ16に最も近い位置から順に感光体ドラム14a〜11aが配置され、これら感光体ドラム14a〜11aは転写搬送ベルト15に圧接されている。
感光体ドラム11a〜14aはそれぞれドラム駆動モータ(図2には示さず)によって回転駆動され(図3にはこれらドラム駆動モータがドラム駆動部25として一括して示されている)、感光体ドラム14aを駆動するドラム駆動モータにはドラム回転負荷検出部(負荷検出手段)26が連結されている。そして、駆動ローラ16は転写ベルト駆動部27によって回転駆動される。なお、図3に示すように、ここでは、作像ユニット11〜14に備えられた帯電器、露光器、及び現像器は一括して帯電部28、露光部29、及び現像部30で示されている。
なお、ドラム駆動モータにはDCモータが用いられ、DCモータの駆動力がギアを介して感光体ドラム11a〜14aに伝えられる。また、転写ベルト駆動部27はステッピングモータを備えて、ステッピングモータの駆動力がギアを介して駆動ローラ16に伝えられる。
図3に示すように、前述の転写位置検出部24及びドラム回転負荷検出部26は制御部31に接続され、制御部31は帯電部28、露光部29、現像部30、ドラム駆動部25、及び転写ベルト駆動部27を制御する。さらに、制御部31には転写バイアス部32が接続され、制御部31は転写バイアス部32を制御して、前述のように転写ローラ18a〜18dに転写バイアスを印加する。
また、制御部31にはインターフェース(I/F)33を介してパーソナルコンピュータ(PC)34が接続され、そして、制御部31には表示パネル35が接続されて、制御部31はPC34から与えられるコマンドに応じて制御を行い、表示パネル35に各種制御情報を表示する。さらに、制御部31にはROM36、RAM37、及びタイマー38が接続され、ROM36には制御プログラムが格納されている。
ここで、図4も参照して、転写搬送ベルト15の表面の非画像領域には基準位置を示すベルト基準マークが施されており、いま、画像形成装置10のメイン電源がオンされると、制御部31は予め設定された第1の回転数R1(この第1の回転数R1は、前述の転写搬送ベルト15の所望周速に対応するものとする)で転写搬送ベルト15を回転駆動するため、転写ベルト駆動部27を駆動制御して、転写搬送ベルト15を回転させるとともに、ドラム駆動部25を駆動制御して感光体ドラム11a〜14aを回転駆動する(ステップS1)。
転写位置検出部24が前述のベルト基準マークを検出すると(ステップS2)、制御部31はN=1を設定するとともに(ステップS3)、タイマー38で計時を開始する。そして、制御部31はドラム回転負荷検出部26によって感光体ドラム14aを駆動するドラム駆動モータのトルクを検知する(ドラム回転負荷検出:ステップS4)。その後、制御部31はベルト基準マークが再び検知されたか否かを判定する(ステップS5)。
ステップS5において、ベルト基準マークが検知されないと、制御部31では、タイマーが予め規定された時間(例えば、230msec)を計時したか否かを判定する(つまり、230msec経過したか否かを判定する:ステップS6)。230msec経過すると、制御部31はN=N+1に設定し、一旦タイマー38をリセットした後(ステップS7)、再び計時を開始して、ステップS4に戻る。
このようにして、制御部31では、第1の回転数R1で複数回(例えば、37回)ドラム回転負荷の検出を行い、検出結果R1−1〜R1−37としてRAM37に格納する。なお、ステップS6において230msec経過していないと、制御部31はステップS5に戻る。
ステップS5において、転写位置検出部24でベルト基準位置マークが検出されると、制御部31は予め設定された第2の回転数R2(この第2の回転数R2は、第1の回転数R1と異なる)で転写搬送ベルト15を回転駆動するため、転写ベルト駆動部27を駆動制御して転写搬送ベルト15を回転させる(ステップS8)。
転写位置検出部24がベルト基準マークを検出すると(ステップS9)、制御部31はN=1を設定するとともに(ステップS10)、タイマー38で計時を開始する。そして、制御部31はドラム回転負荷検出部26によって感光体ドラム14aを駆動するドラム駆動モータのトルクを検知する(つまり、感光体ドラム14aの回転負荷を検出する:ステップS11)。その後、制御部31はベルト基準マークが再び検知されたか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において、ベルト基準マークが検知されないと、制御部31では、タイマーが230msecを計時したか否かを判定する(ステップS13)。230msec経過すると、制御部31はN=N+1に設定し、一旦タイマー38をリセットした後(ステップS14)、再び計時を開始して、ステップS11に戻る。
このようにして、制御部31では、第2の回転数R2で複数回(例えば、37回)ドラム回転負荷の検出を行い、検出結果R2−1〜R2−37としてRAM37に格納する。なお、ステップS13において230msec経過していないと、制御部31はステップS12に戻る。
ステップS12において、ベルト基準マークが検知されると、制御部31ではRAM37に格納した検出結果R1−1〜R1−37及びR2−1〜R2−37を読み出して、ステップS15を実行する。ステップS15においては、まず、第1の回転数R1の際の検出結果(負荷)R1−1〜R1−37を平均して、第1の平均値TR1AVEを求める。
さらに、制御部31では、第2の回転数R2の際の検出結果(負荷)R2−1〜R2−37を平均して、第2の平均値TR2AVEを求める。そして、制御部31は数1に応じて感光体ドラム14aの負荷変動に応じた回転数を算出回転数Rとして算出する。
Figure 0004683965
続いて、制御部31では、数1で得られた算出回転数に応じて、第1の回転数R1の際の検出結果(負荷)R1−1〜R1−37に対して第1の平均値(平均負荷)TR1AVEとなるように、転写搬送ベルト15の回転速度を算出して、これを補正回転速度とする。そして、制御部31は補正回転速度で転写ベルト駆動部27を制御する。このようにして、補正回転速度で転写搬送ベルト15を駆動した後、前述のようにして、画像形成が行われる。
上述のようにして、転写搬送ベルト15の回転を補正制御すると、図5に示すように、感光体ドラム14aの負荷変動をドラム駆動モータの電流で見た場合、曲線L1で示す検出結果に対して、L2で示す回転速度補正後の検出結果は変動が極めて少なくなっていることが分かる。
このようにして、転写搬送ベルト15の周方向の厚みムラ等に起因する転写搬送ベルト15の速度変動(速度ムラ)を感光体ドラム14aに掛かる負荷変動に応じて得るようにしたので、安価に転写搬送ベルト15の速度変動を得ることができる。そして、駆動ローラ16に最も近い位置に位置する感光体ドラム14aの負荷変動を検知するようにしたので、転写搬送ベルト15の撓み等に起因する速度変動の影響を受けることがなく、精度よく転写搬送ベルト15の速度変動を求めることができる。
さらに、感光体ドラム14aの負荷変動検出結果が平均負荷となるように、転写搬送ベルト15の回転速度を制御するようにしたので、転写搬送ベルト15の速度変動が相殺されて、この結果、転写搬送ベルト15の速度変動を極めて少なくすることができて、色ずれを防止することができる。
上述の例では、用紙を搬送する転写搬送ベルト15の速度変動を補正制御する例について説明したが、中間転写ベルトを有する画像形成装置においても同様にして中間転写ベルトの速度変動の補正制御を行うようにすれば、中間転写ベルトの速度変動を極めて少なくすることができて、色ずれを防止することができる。
また、上述の例では、メイン電源がオンされた際には、転写搬送ベルト15の速度変動補正制御を行う例について説明したが、予め設定された印字枚数の印字を行う都度、速度変動補正制御を行うようにしてもよく、さらには、所謂色ずれ補正制御(レジスト補正制御)を行う直前に速度変動補正制御を行うようにしてもよい。
なお、上述の例から明らかなように、制御部31及び転写ベルト駆動部27が集合的に速度補正手段として動作することになる。
複数の感光体ドラムの少なくとも1つに掛かる負荷を検出して検出負荷を得、この検出負荷の変動を転写ベルトの回転速度変動として検出負荷の変動に応じて転写ベルトの回転速度を補正するようにしたので、感光体ドラムに掛かる負荷を検出すればよく、安価に転写ベルトの速度変動を得て、転写ベルトの回転速度補正を行うことができる結果、カラー画像形成装置の色ずれの防止に適用できる。
本発明の実施例1による画像形成装置の一例を概略的に示す断面図である。 図1に示す画像形成装置の要部を示す断面図である。 図1に示す画像形成装置で用いられる制御系を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置における転写ベルト速度補正制御を説明するためのフローチャートである。 図1に示す画像形成装置において感光体ドラムに掛かる負荷変動をドラム駆動モータの電流で見た際の速度補正前及び速度補正後の変動を示す図である。
符号の説明
10 カラー画像形成装置
11〜14 作像ユニット
11a〜14a 感光体ドラム
15 転写搬送ベルト
16 駆動ローラ
17a テンションローラ
17b 従動ローラ
18a〜18d 転写ローラ
19 給紙カセット
20 給紙経路
21 定着装置
22 排紙経路
23 排紙トレイ
24 転写位置(基準位置)検出部
25 ドラム駆動部
26 ドラム回転負荷検出部
27 転写ベルト駆動部
28 帯電部
29 露光部
30 現像部
31 制御部
32 転写バイアス部
33 インターフェース(I/F)
34 パーソナルコンピュータ(PC)
35 表示パネル
36 ROM
37 RAM
38 タイマー

Claims (2)

  1. 各色毎のトナー像が形成する像担持体をそれぞれ備える作像ユニットを複数有し、前記像担持体に当接して各色毎のトナー像を直接的又は間接的に記録用紙に転写して記録用紙上にカラートナー像を形成する転写ベルトを有し、該転写ベルトが駆動ローラと少なくとも1つの従動ローラとによって張架されて、前記像担持体が前記転写ベルトの回転方向に沿って配列された画像形成装置において、
    前記像担持体の少なくとも1つに掛かる負荷を検出して検出負荷を得る負荷検出手段と、
    前記転写ベルトの回転速度を補正する速度補正手段とを有しており、
    前記駆動ローラは転写ベルト駆動部により回転駆動され、
    前記速度補正手段は、前記転写ベルト駆動部を第1の回転数R1で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の第1の平均値TR1AVEと前記転写ベルト駆動部を前記第1の回転数R1と異なる第2の回転数R2で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の第2の平均値TR2AVEとに基づいて、次式
    R=(R1−R2)/(TR1AVE―TR2AVE)
    から前記像担持体における単位負荷変動あたりの前記転写ベルト駆動部の変動回転数を算出し、該算出された単位負荷変動あたりの変動回転数に基づいて、前記転写ベルト駆動部を前記第1の回転数R1で回転駆動した際に得られる複数の検出負荷の各々が前記第1の平均値TR1AVEになるように、検出負荷の変動に応じて前記転写ベルト駆動部の回転速度を補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記負荷検出手段は前記駆動ローラからみて前記駆動ローラに最も近い位置に位置する像担持体に掛かる負荷を検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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