JP5300518B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、定着ユニットを内部に有するプリンタや複写機等の画像形成装置に関する。
従来、電源オフ指示があってから、自己が保持する情報の退避処理の時間を考慮して、デバイスコントローラと外部コントローラとの電源オフ制御を行う画像形成装置が提案されている(特許文献1)。デバイスコントローラは、プリンタを含む複数のデバイスを制御し、外部コントローラは、外部装置からのジョブに従ってプリンタを制御する。この提案では、ソフトウェアによりディレイ時間を管理している。
特開2004−262065号公報
上記特許文献1では、画像形成装置をシャットダウンする際、ユーザ操作でソフト的なシャットダウンシーケンスを実施した後に、さらにハード的に電源スイッチをオフ操作して電源をオフしているため、ユーザにとっては手間がかかる。
また、シャットダウン処理を行わずに電源スイッチをオフ操作して電源をオフした場合、定着部材と加圧ローラとの離間動作ができないため、定着部材が変形し、次回電源をオンしたときに定着後のシートの画像が劣化する可能性がある。
そこで、本発明は、シャットダウンする際のユーザの手間を軽減することができるとともに、次回電源をオンした場合に、定着後のシートの画像が劣化するのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、定着部材と加圧ローラとを用いてシートのトナー画像を加熱定着する画像形成装置であって、第1の電源と、前記第1の電源よりも高い電圧の第2の電源と、オン/オフ操作により前記第1の電源及び前記第2の電源をオン/オフする電源スイッチと、前記電源スイッチのオン/オフ操作を検出する検出手段と、前記定着部材と前記加圧ローラとを接近離間動作させる回転系のモータと、前記検出手段により前記電源スイッチのオフ操作が検出された場合に、前記第2の電源をオフさせた後に前記第1の電源をオフさせてシャットダウン処理を行う電源制御手段と、前記電源制御手段により前記第2の電源をオフさせた後に前記第1の電源をオフさせるまでの時間内に前記第1の電源により前記モータを駆動して前記定着部材と前記加圧ローラとを離間動作させる駆動制御手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記電源スイッチがオフ状態のときには前記第1の電源により前記モータを第1の方向に回転させ、前記電源スイッチがオン状態のときには前記第2の電源により前記モータを前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回転させることを特徴とする。
本発明によれば、電源スイッチをオフ操作することでシャットダウン処理が行われるため、シャットダウンする際のユーザの手間を軽減することができる。また、シャットダウン処理により定着部材と加圧ローラとの離間動作が行われるため、次回電源をオンした場合に、定着後のシートの画像が劣化するのを防止することができる。
本発明の実施形態の一例である画像形成装置を説明するための概略断面図である。 制御ユニッの構成例について説明するためのブロック図である。 主電源スイッチのオフ操作後の電源シーケンスを示す図である。 (a)は定着ローラと加圧ローラとの加圧状態を示す図、(b)は定着ローラと加圧ローラとの加圧解除状態を示す図である。 定着フィルムを用いた定着ユニットの一例を示す図である。 画像形成装置の電源ユニットの構成例を説明するための回路図である。 主電源スイッチのオフ操作時の動作例を説明するためのフローチャート図である。 主電源スイッチのオフ操作後の電源制御例、及び定着ローラと加圧ローラとの離間動作時における定着モータの駆動制御例について説明するためのフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である画像形成装置を説明するための概略断面図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、画像読取部1a及び画像出力部1bを備える。
画像読取部1aは、プラテンガラス1cに載置されるか若しくは不図示の自動原稿給送装置により給送される原稿の画像を光学的に読み取り、読み取った画像データを電気信号に変換して画像出力部1bに出力する。
画像出力部1bは、画像形成部10、給送ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40、クリーニングユニット50、及び制御ユニット60等を備える。
画像形成部10は、4つのステーション10a〜10dにより構成され、給送ユニット20は、給送カセット21a,21b及び手差しトレイ27に収容されたシートPを給送する。中間転写ユニット30は、各ステーション10a〜10dにおいて中間転写体としての中間転写ベルト31に1次転写されたトナー画像をシートPに2次転写する。定着ユニット40は、シートPに2次転写されたトナー画像を加熱定着し、クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31上の残留トナーをクリーニングする。制御ユニット60は、これらのユニットを総合的に制御する。
画像形成部10では、像担持体としての感光体ドラム11a〜11dが図1の矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向して、その回転方向に一次帯電器12a〜12d、光学系13a〜13d、折り返しミラー16a〜16d、現像装置14a〜14dが配置されている。
まず、一次帯電器12a〜12dにより感光体ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与えた後、光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービーム等の光線を感光体ドラム11a〜11d上に露光させる。これにより、感光体ドラム11a〜11d上に静電潜像を形成する。
更に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(トナー)を夫々収納した現像装置14a〜14dによって各色のトナーを供給して上記静電潜像を顕像化する。
顕像化された可視画像を中間転写ベルト31に転写する1次転写領域Ta〜Tdの下流側には、クリーニング装置15a〜15dが配置されている。クリーニング装置15a〜15dにより、シートPに転写されずに感光体ドラム11a〜11d上に残された残留トナーを掻き落として感光体ドラム11a〜11dの表面を清掃する。以上の画像形成プロセスにより各色トナーによる画像形成が順次行われる。
給送ユニット20は、シートPを収納するための給送カセット21a,21b及び手差しトレイ27、該給送カセット21a,21b若しくは手差しトレイ27からシートPを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22b,26を有する。また、給送ユニット20は、各ピックアップローラ22a,22b,26から送り出されたシートPをレジストローラ対25まで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24を有する。更に、給送ユニット20は、画像形成部10の画像形成タイミングに合わせてシートPを2次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ対25を有する。
次に、中間転写ユニット30について詳細に説明する。
中間転写ユニット30は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ化ビニリデン)等により構成される中間転写ベルト31を有する。中間転写ベルト31は、駆動ローラ32、テンションローラ33、及び従動ローラ34に掛け渡されて張架される。駆動ローラ32は、中間転写ベルト31に回転駆動力を伝達し、テンションローラ33は、不図示のバネ等の付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与え、従動ローラ34は、中間転写ベルト31を挟んで2次転写領域Teに対向して配置される。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ32とテンションローラ33との間に1次転写平面Aを形成する。
駆動ローラ32は、不図示のパルスモータによって回転駆動され、金属ローラ等の表面に数mm厚のゴム(例えば、ウレタンゴムやクロロプレンゴム)をコーティングして中間転写ベルト31とのスリップを防いでいる。
感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する1次転写領域Ta〜Tdにおける該中間転写ベルト31の裏面側には、1次転写用帯電器35a〜35dが配置されている。
中間転写ベルト31を介在して従動ローラ34に対向する位置には、2次転写ローラ36が配置されており、2次転写ローラ36と中間転写ベルト31とのニップ部によって2次転写領域Teが形成される。2次転写ローラ36は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写ベルト31上で2次転写領域Teよりも中間転写ベルト31の走行方向下流側には、該中間転写ベルト31上の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット50が設けられている。
クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31表面に当接するクリーニングブレード51及び該クリーニングブレード51により掻き取られた残留トナーを収納する廃トナーボックス52を有する。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーター等の熱源を備えた定着部材の一例としての定着ローラ41aと、該定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41b(加圧ローラ41bにも熱源を備える場合もある)とを有する。また、定着ユニット40は、上記ローラ対41a,41bのニップ部へシートPを導くための搬送ガイド43、及び定着ユニット40の熱を内部で閉じ込めるための定着断熱カバー46,47を有する。更に、定着ユニット40は、上記ローラ対41a,41bから排出されるシートPを外部に導き出すための内排出ローラ対44及び外排出ローラ対45、並びに外部に排出されたシートPを積載する排出トレイ48等を有する。
次に、画像形成装置1の画像形成動作について詳細に説明する。
CPU101(図2参照)から画像形成動作開始信号が発せられると、選択されたシートPの用紙サイズ等により決定された給送カセットからシートPの給送動作を開始する。
例えば、図1に示す上段の給送カセット21aからシートPが給送される場合について説明すると、先ず、ピックアップローラ22aにより給送カセット21aからシートPが1枚ずつ送り出される。そして、給送ローラ対23によってシートPが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ対25まで搬送される。
このとき、レジストローラ対25は停止されており、シートP先端はレジストローラ対25のニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ対25は回転を始める。
レジストローラ対25の回転タイミングは、画像形成部10により中間転写ベルト31上に1次転写されたトナー画像とシートPとが2次転写領域Teにおいて一致するタイミングに設定されている。
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、中間転写ベルト31の走行方向の最上流側にある感光体ドラム11dに形成されたトナー画像が、1次転写領域Tdで1次転写用帯電器35dによって中間転写ベルト31に1次転写される。
中間転写ベルト31に1次転写されたトナー画像は、次の1次転写領域Tcまで搬送される。そこでは画像形成部10の各ステーション間をトナー画像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われ、前のトナー画像の上にレジストを合わせて次のトナー画像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、4色のトナー画像が順次、中間転写ベルト31上に1次転写される。
その後、シートPが2次転写領域Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、シートPの通過タイミングに合わせて2次転写ローラ36に高電圧を印加させる。
そして、前述した画像形成プロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像がシートPの表面に転写され、その後、シートPは、搬送ガイド43によって定着ローラ41aと加圧ローラ41bとのニップ部まで案内される。
そして、ローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像がシートPの表面に定着され、その後、シートPは、内外排出ローラ対44,45により搬送されて機外に排出され、排出トレイ48上に積載される。
次に、図2を参照して、制御ユニット60の構成例について説明する。なお、図では、画像形成装置1のシャットダウンシーケンスに必要な部分のみを表示している。
図2に示すように、制御ユニット60の制御基板100には、本体エンジン部分を制御するCPU101、CPU101からの命令を実行してモータなどの負荷を動作させるASIC102、及び24V,12V電源109が配置されている。なお、制御基板100には、不図示のROMやRAMなども実装されている。
主電源スイッチ103は、オン/オフ操作により電源109をオン/オフできるとともに、制御基板100が主電源スイッチ103のオン/オフを検出できるように制御基板100にオン/オフ信号を出力する。この主電源スイッチ103のオフ操作によって、24V,12Vの二種類の異なる電圧の電源系統を有する電源109について、図3に示すように、24V電源をオフしてから所定時間後、12V電源を遅延させてオフできるように電源制御される。
この遅延回路108(図6参照)は、電源基板(リレーボード)106(図6参照)に配置されており、回路の定数で決定される時間だけ遅延するようになっている。例えば、遅延回路108は、遅延時間が2分に設定されており、遅延時間内で定着ローラ41a及び加圧ローラ41bの離間動作のほかハードディスク(不図示)のシャットダウン処理なども行う。
また、電源109の24V電源は、主にモータなどの負荷駆動用に用いられ、12V電源は、主にCPU101やASIC102を含むICに供給する比較的低い電圧を生成するために用いられる。ICに供給するための電源電圧は、例えば、5V、3.3V、1.8V、1.2Vと等が例示できる。
定着モータ104は、主に定着ローラ41aや加圧ローラ41bの接近離間動作の駆動に使用され、駆動用電源として24V電源が用いられるが、12V電源でも駆動できるように制御基板100で2種類の電源を定着モータ104に供給できるように制御される。
定着ローラ41a及び加圧ローラ41bは、コピー、プリントなどの通常動作時には、図4(a)に示すように、加圧された状態になっており、圧力と熱でトナー画像をシートPに定着させる機能を有する。
ここで、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの加圧状態を長時間放置しておくと、加圧部分に変形が生じる。このため、この加圧状態を長時間放置した後すぐに画像形成されたシートPを加圧定着した際、シートPに搬送方向と直交する方向にスジが入ったり、光沢ムラが生じる等の画像不良の原因になる。
このため、スリープ時や電源オフ時等、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの加圧状態が長時間放置される場合は、図4(b)に示すように、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの離間動作により加圧を解除する。これにより、定着ローラ41a及び加圧ローラ41bに負荷がかからないようにしている。なお、ローラ系の定着ユニットではなく、図5に示すように、定着フィルムを用いた定着ユニットの場合は、さらにニップ部に変形が発生しやすいので、なおさら加圧解除が必要となる。
定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの加圧及び加圧解除は、ローラ軸にカム(不図示)を取り付けるなどして行い、加圧状態か加圧解除状態かの判断は、カム軸に取り付けたセンサフラグの位相を検出することによって判断する。スリープ時は、スリープに入る際の制御基板100からの命令で前記加圧解除を行った後に、24V電源をリモートでオフする等の方法が挙げられる。しかし、主電源スイッチ103をオフする際には、安全上、先に24V電源をオフする必要があるので、前記加圧解除を行うために、本実施形態では、次のような電源ユニットの構成を採用している。
ここで、図6を参照して、本実施形態の画像形成装置1の電源ユニットの構成例について説明する。
図6において、ACのコンセントから供給された電源は漏電ブレーカ110を介してACドライバボード105に入力される。ACドライバボード105上でリレー107、トライアック(登録商標)などを介して第1の電源の一例である12V電源109a,第2の電源の一例である24V電源109bにAC電源が入力される。これにより、12Vと24Vの電圧が生成される。12V電源109a及び24V電源109bは、それぞれ別系統のリモート信号によってONできるように構成されている。
生成された12V及び24Vの電圧は、リレーボード106に供給され、コントローラやDCONなどの制御基板100、その他負荷駆動用の基板類(不図示)へ分配される。また、複数の基板への電源供給を制御できるように、FET、リレーなどを用いて各系統を分けている。
また、主電源スイッチ103の信号は、リレーボード106上のハードタイマ回路108に出力され、ハードタイマ回路108で遅延させて発生させた信号は、12V電源をオフするためのリレー駆動用に用いられる。
次に、主電源スイッチ103をオフ操作した後の電源ユニットの動作例について説明する。
本実施形態では、図3に示すように、主電源スイッチ103をオフ操作した直後に24V電源109bがオフし、所定時間後に12V電源109aがオフするような電源制御が行われる。このため、主電源スイッチ103をオフしてから所定時間は、モータ等の負荷駆動用の24V電源はオフしているが、制御基板100のCPU101やASIC102等のICに供給するための12V電源はオン状態である。
主電源スイッチ103をオフしてから所定時間内(電源12Vのオン状態の間)に画像形成装置1のシャットダウンシーケンスを実行するが、このときに、図7に示すように、定着モータ104を駆動して定着ローラ41aと加圧ローラ41bの離間動作を行う制御が行われる。
従って、定着モータ104の駆動用に電源が必要となるが、本実施形態では、ICに供給している12V電源を用いて定着モータ104を駆動する。
このときに行う定着ローラ41aと加圧ローラ41bの離間動作は、通常動作時(コピーなどの画像形成時)の定着モータ104の回転方向がCW(CCW)であれば、逆方向のCCW(CW)で行うように構成される。定着ローラ41aと加圧ローラ41bの離間動作は、定着モータ104の回転スピードやトルクはそれほど要求されないので、通常動作時より低い電圧でも十分実施できる動作である。
なお、定着ローラ41aと加圧ローラ41bの通常動作と離間動作とで必ずしも定着モータ104の回転方向を逆にする必要は無く、クラッチなどの機構を用いて定着モータ104の回転方向を同じにしてもよい。
次に、図8を参照して、主電源スイッチ103のオフ操作後の電源制御例、及び定着ローラ41aと加圧ローラ41bの離間動作時における定着モータ104の駆動制御例について説明する。図8での各処理は、画像形成装置1のROMやハードディスク等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPU101により実行される。
ステップS1では、CPU201は、定着ローラ41aと加圧ローラ41bの通常動作中に主電源スイッチ103がオフ操作されたかを検出し、オフ操作されことを検出すると、ステップS2に進む。
ステップS2では、CPU201は、電源109の24V電源をオフし、定着モータ104を停止させ、ステップS3に進む。
ステップS3では、CPU201は、電源109の12V電源の電圧を定着モータ104に供給して該定着モータ104を通常動作時とは逆回転させ、ステップS4に進む。
ステップS4では、CPU201は、定着モータ104の逆回転中に定着ローラ41aのローラ軸に取り付けたカム軸のセンサフラグからの位相検出信号を基に、加圧が解除されたか否かを判断し、加圧解除と判断した場合は、ステップS5に進む。
ステップS5では、CPU201は、定着モータ104に対する12V電源の電圧供給を停止して定着モータ104を停止させ、定着ローラ41aと加圧ローラ41bの離間動作を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、主電源スイッチ103をオフ操作することでシャットダウン処理が行われるため、シャットダウンする際のユーザの手間を軽減することができる。また、シャットダウン処理により定着ローラ41aと加圧ローラ41bとの離間動作が行われるため、次回電源をオンした場合に、定着後のシートPの画像が劣化するのを防止することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、定着ローラ41aと加圧ローラ41bを接近離間動作させる駆動手段として、回転系の定着モータ104を例示したが、リニア系のアクチュエータ等を用いてもよい。
1 画像形成装置
1a 画像読取部
1b 画像出力部
1c プラテンガラス
10 画像形成部
11a〜11d 感光体ドラム
12a〜12d 一次帯電器
13a〜13d 光学系
14a〜14d 現像装置
15a〜15d クリーニング装置
16a〜16d 折り返しミラー
20 給送ユニット
21a,21b 給送カセット
22a,22b,26 ピックアップローラ
23 給送ローラ対
25 レジストローラ対
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 テンションローラ
34 従動ローラ
35a〜35d 1次転写用帯電器
36 2次転写ローラ
40 定着ユニット
41a 定着ローラ
41b 加圧ローラ
43 搬送ガイド
44 内排出ローラ対
45 外排出ローラ対
46,47 定着断熱カバー
48 排出トレイ
50 クリーニングユニット
51 クリーニングブレード
52 廃トナーボックス
100 制御基板
101 CPU
102 ASIC
103 主電源スイッチ
104 定着モータ
105 ACドライバボード
106 リレーボード
107 リレー
108 ハードタイマ回路
109 12V及び24V電源
110 漏電ブレーカ

Claims (2)

  1. 定着部材と加圧ローラとを用いてシートのトナー画像を加熱定着する画像形成装置であって、
    第1の電源と、
    前記第1の電源よりも高い電圧の第2の電源と、
    オン/オフ操作により前記第1の電源及び前記第2の電源をオン/オフする電源スイッチと、
    前記電源スイッチのオン/オフ操作を検出する検出手段と、
    前記定着部材と前記加圧ローラとを接近離間動作させる回転系のモータと、
    前記検出手段により前記電源スイッチのオフ操作が検出された場合に、前記第2の電源をオフさせた後に前記第1の電源をオフさせてシャットダウン処理を行う電源制御手段と、
    前記電源制御手段により前記第2の電源をオフさせた後に前記第1の電源をオフさせるまでの時間内に前記第1の電源により前記モータを駆動して前記定着部材と前記加圧ローラとを離間動作させる駆動制御手段と、を備え
    前記駆動制御手段は、前記電源スイッチがオフ状態のときには前記第1の電源により前記モータを第1の方向に回転させ、前記電源スイッチがオン状態のときには前記第2の電源により前記モータを前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着部材が、定着ローラ又は定着フィルムである、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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