JP5612785B1 - 画鋲補助具 - Google Patents

画鋲補助具 Download PDF

Info

Publication number
JP5612785B1
JP5612785B1 JP2014013171A JP2014013171A JP5612785B1 JP 5612785 B1 JP5612785 B1 JP 5612785B1 JP 2014013171 A JP2014013171 A JP 2014013171A JP 2014013171 A JP2014013171 A JP 2014013171A JP 5612785 B1 JP5612785 B1 JP 5612785B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thumbtack
base material
magnet body
posting
bulletin board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014013171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015139923A (ja
Inventor
博和 大西
博和 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2014013171A priority Critical patent/JP5612785B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5612785B1 publication Critical patent/JP5612785B1/ja
Publication of JP2015139923A publication Critical patent/JP2015139923A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

【課題】本願発明器具願発明は画鋲を使って、大切な掲示物を傷めることなく、掲示板に固定することができる画鋲補助具を提供することを第一の課題とする。又、製造することが簡単で単純な構造により製造コストが安価である画鋲補助具の提供を第二の課題とする。更に、掲示した掲示物が、掲示器具により美観を損ねない事を第三の課題とする。【解決手段】可撓性を有し、且つ、画鋲の貫通が可能である基材が磁石体を備えることを特徴とする画鋲補助具を作成する。【選択図】図1

Description

掲示物固定具の最も代表的なものは、画鋲である。以下において画鋲と表記されるものは針体と押圧部(頭部)を備え、磁石又は磁石に吸着される性質を持つものの総称を定義する。本発明は、掲示物を傷めずに、当該掲示物を掲示板に固定することができる画鋲補助具に関するものである。
掲示物を掲示する主な方法は三通りある。ひとつは画鋲単体で掲示物に穴を貫通させてから掲示板等に固定する方法であり、幼稚園や学校等で児童が書いた絵画画用紙を掲示板に固定する場合は、ほとんどがこの方法により行われている。二番目の方法は、マグネットボードと磁石体を使用する方法であり、三番目の方法は、セロテープ(登録商標)を用いる方法である。
特許公開2006−1262号
従来の掲示物を掲示板等に掲示する場合において、画鋲単体を使用する方法は、掲示物を傷めることとなり、大切な掲示物には使用できない。マグネットボードと磁石体を使用する方法では、掲示した後に、磁石体が床に落ちやすく紛失が多発する。またセロテープ(登録商標)も、大切な掲示物には使用できないという問題がある。
そこで、本願発明は画鋲を使って、大切な掲示物を傷めることなく、掲示板に固定することができる画鋲補助具を提供することを第一の課題とする。
又、製造することが簡単で単純な構造により製造コストが安価であるという事を第二の課題とする。
更に、掲示した掲示物が、掲示器具により美観を損ねない事を第三の課題とする。
まず可撓性を有し、且つ、画鋲の貫通が可能である基材が磁石体を備えることを特徴とする画鋲補助具を作成する。
そして、前記磁石体が前記基材の端部に備えられたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。
又、前記磁石体が、前記基材の一方面に備えられたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。
さらに前記基材が、透明性を持つことを特徴とする画鋲補助具を作成する。
加えて、前記基材にスリット部分を設けたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。
そして、上前記基材の少なくとも一方面に挟持機能部又は貼り付け機能部を備えたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。
さらに、前記基材が、特別機能体を備え持つ事を特徴とする画鋲補助具を作成する。
まず、可撓性を有し、且つ、画鋲の貫通が可能である基材が磁石体を備えることを特徴とする画鋲補助具を作成する。その際、磁石体の位置として、前記磁石体が前記基材の端部に備えられたことを特徴とする画鋲補助具や前記磁石体が前記基材の一方面に備えられたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。その効果を以下に述べる。
従来、画鋲単体で掲示物を固定する場合は、掲示物に穴を開けることで傷めてしまうという欠点があり、また磁石体で掲示物を固定する場合は、磁石体が床に落ち紛失が多発するという欠点があった。本願発明に係る画鋲補助具は、上記構成により、掲示物を傷めることなく、また、磁石体を紛失することが防止される。
使用する際の一例を示すが、長方形状で膜厚が薄い可撓性がある基材の末端部分付近に画鋲を刺し込み(貫通させる)、末端部分の反対側にあたる前記基材の先端部分の端部又は、前記基材の先端部分付近の一方面に磁石体を備えた場合、末端部分に刺し込んだ画鋲を掲示板に刺し込んで掲示板に前記基材を固定した状態で、前記基材を二つ折りに折り返すことで、前記基材の先端部分に備えられた磁石体は、末端部分の画鋲の頭部に貼り付き固定する。
これにより、二つ折りに折り返された基材の末端部分と先端部分が貼り付け固定される。この状態においては、二つ折りに折り返された部分に空間が出来る。この空間の間に掲示物等を挟み込んで、掲示板に固定することが出来る。
更に、前記基材が、透明性を持つことを特徴とする画鋲補助具を作成する。その効果を以下に述べる。
すでに掲示板に画鋲の穴があけられていた場合は、前記基材が、透明性を持つ機能を備えた場合、刺し込む際に前記穴の位置が視認され、前記穴に画鋲の針部を正確に刺し込むことが可能になる。
これにより、掲示物を貼り替える場合の刺し込み作業において、従来は複数の穴が開くが、前記穴の傷跡(穴跡)しか掲示板に残さない事が容易となる。掲示物を外した場合、家庭や事務所の壁等に画鋲の跡が複数みられるような状態が見受けられるが、透明性を持つ機能を備えた本願発明画鋲補助具を使用した場合は、このような掲示される壁面等が美観を損なう傷跡(穴跡)を残さない効果がある。
更に、掲示物を保持している時は、外観において、前記基材が透明性を備えることで掲示物の邪魔になりにくい。また掲示物を保持していない時でも、目立たない為、外観を損ねない。
加えて、前記基材にスリット部分を設けたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。この効果を以下に述べる。
前記基材にスリットの穴を備えさせることで、画鋲を前記基材のスリットの穴に刺し込むことで、前記基材の位置調整が出来る。
使用する際の一例を示すが、長方形状で膜厚が薄い可撓性がある基材の下方の半分にスリットの長方形の穴を備えさせる。又、0017項同様に先端部分の端部又は、前記基材の先端部分付近の一方面に磁石体を備えさせる。
前記スリットの穴に画鋲を刺し込んだ場合は、基材を上下に引っ張る事で、前記基材の先端部分に備える磁石体と前記画鋲の間隔の長短の調整が可能になる。
これにより、掲示物の厚みや大きさにあわせて前記基材の先端付近の磁石体と画鋲の間の空間の調整が可能となる。掲示物が小さい場合にあまり前面に基材の先端付近が露出すると前記掲示物の美観が損なわれるが、前記スリットの穴を備える効果により、基材の先端部分(掲示物に覆いかぶさる部分)の露出が最小限に抑えられるので美観が保たれる効果がある。
そして、前記基材の少なくとも一方面に挟持機能部を備えさせたことを特徴とする画鋲補助具を作成する。その効果を以下に述べる。
一例として、前記磁石体が、前記基材の先端付近の一方面に磁石体を備えた本願発明器具の形態において、基材の反対側(磁石体の裏側)に挟持機能部を備えさせて、前記基材の末端付近に画鋲の針部を貫通させて、この針部を掲示板に刺し込んで前記基材を掲示板に固定させた場合について述べる。
この場合において、前記画鋲頭部が前記磁石体と同一方面になるように画鋲を掲示板に刺し込んで、前記基材を二つ折りにした場合、0018項で述べたように掲示物を挟み込める空間が出来る。
この場合、前記基材の磁石体の反対側の一方面(裏側)が露出する。この露出する一方面に前記挟持機能部、又は貼り付け機能部を備えさせることで、別のアクセントを設けることが出来る。前記基材の露出部分に、名前のプレート、キャラクター、図柄等を、挟み込み又は貼り付け手段で、備えつけることで、美感が損なわれるどころか、アクセント効果で美観をかもしだすことが出来る。
又、前記基材が特別機能体を持つ本願発明器具を備え付ける効果については、特別機能体の定義も含めて、実施例6から実施例9で説明する。
可撓性を有し、且つ、画鋲の貫通が可能である基材2が磁石体3を端部に備えた本願発明器具1の正面図である。 基材の一方面に磁石体が備えられた形態の本願発明器具1の正面図である。 本願発明器具1に画鋲を貫通させた際の側面図である。 本願発明器具1の基材2に画鋲針体6を貫通させてから、掲示板7に刺し込んで、二つ折りにし、掲示物8を挟持固定させた状態の側面図である。 本願発明器具1を掲示物8の4隅に4個使用した状態を示す正面図である。図4で示す手段で、画鋲針体6を用いて、本願発明器具1を掲示板7に刺し込み固定した後に、本願発明器具1を二つ折りにした場合に実現する空間アを持つ本願発明1a、1b、1c、1dの空間アa、アb、アc、アdに掲示物8を挟み込んで固定した正面図である。 実施例1として、折り返し部分4a、4bを備えた本願発明器具1の正面図である。 実施例2として、画鋲を2個刺し込んで使用する場合の本願発明器具1の側面図である。 実施例3として、画鋲を2個刺し込んで使用する場合の本願発明器具1の側面図である。 実施例4として、画鋲を2個刺し込んで使用する場合の本願発明器具1の側面図である。 実施例5として、基材2にスリット部分9を備えた本願発明器具1の正面図である。 図10で示す本願発明器具1を使用した状態を示す斜視図である。 実施例6として、基材2にC字状スリット11を備えた本願発明器具1の正面図である。 基材2にC字状スリット11を備えた本願発明器具1のスリットに、名前の書かれたプラスチックプレート又は紙片14を挟持固定させた状態の正面図である。 実施例7として、基材の磁石体の反対側の一方面に挟持機能部を備える一例としてクリップを備え、名前の書かれたプラスチックプレート又は紙片14を挟持している状態を示す正面図である。 実施例8として、基材の磁石体の反対側の一方面に貼り付け機能部を備える一例として、吸盤12を備え、文字の書かれたプラスチックプレート又は紙片14を貼り付けている状態の図である。 貼り付け機能部を備える一例として、両面テープ保持プレート13を備えた正面図である。 図16の前記保持プレート13に両面テープを貼り、マスコット15の写真を貼り付けた状態の正面図である。 実施例9として、立体的なマスコット15を取り付けた本願発明器具1の正面図である。 基材2に弾性体(ゴム管、ビニール管等)を持つ筒体18を備えた本願発明器具1及び、立体的なマスコット15の側面図である。 ユニバーサルジョイントを形成することが出来る突起物を備えた、本願発明器具1及び、立体的なマスコット15の側面図である。 図21は、磁石体3に、軸16を刺し込む手段で基材2に磁石体3を固定させた形態の本願発明器具1の側面図である。
以下、本願発明画鋲補助具を本願発明器具1と表記して、その実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
図1は、可撓性を有し、且つ、画鋲の針部6の貫通が可能である基材2が磁石体3を備えた本願発明器具1の正面図である。この形態の本願発明器具1は前記基材の端部に磁石体3を備えている。使用方法は図3で示すように画鋲を貫通させて使用する。
図2では、前記磁石体3が、前記基材2の一方面に備えられたことを特徴とする形態の本願発明器具1を示す。図2は、本願発明器具1の正面図であり、可撓性を有する基材2とその一方面の端部分付近に磁石体3を備えたものである。以下においてはこの形態の本願発明器具1を用いて説明を行う。この様に本願発明1は安価な材料を用いてシンプルな構造により、製造コストが安価に抑えられるという利点がある。
基材2は、可撓性を有した素材(主にポリプロピレンやビニール等)を材質とし、画鋲針部を貫通させることが出来なければなければならない。尚、図2においては縦長長方形の板状であるが、横長であっても、また長方形でなく正方形や楕円形であっても構わないし、また、板状でなくとも棒状でも構わない。さらに、基材2を透過性のあるものにすることで、外観を損ねないといった効果がある。
磁石体3は円柱形でも角柱形でも、あるいはどのような形であっても、磁性があり、画鋲頭部5と磁性によって吸着する面が平面であれば構わない。磁石の種類としては、小さくても強力なネオジム磁石が最適である。また磁石体3の数は、単数でも複数でも構わない。磁石体3の貼付位置は、基材2の外部でも内部でも、一方面でも両方面でも構わない。
図3においては、本願発明器具1の基材2に、画鋲を刺し入れた状態の側面図を描いている。基材2の先端付近に備えた磁石体3に対して、基材2の末端付近に画鋲針部6を貫通させたものである。尚、この画鋲頭部5は、金属製に限らず、磁性を持っておれば、何でも(例として磁石、ニッケル、コバルト、鉄、遷移金属を含む化合物)構わない。
図4は、本願発明器具1を使って、掲示板7に掲示物8を掲示固定している状態の側面図である。
図3における状態で画鋲の針部6を掲示板7に画鋲頭部5を押圧して刺し込んだ後、基材2の中央を内側に二つ折りにする。基材2の上部が二つ折り部分により閉鎖され、下部は画鋲頭部5に磁石体3が磁力吸着固定するので、前記基材2の上部内面に空間アを備え、下部内面が閉じられるので、掲示物8を前記空間アに挟んで、画鋲頭部5を磁石体3により磁力吸着固定することで、前記基材の下部内面が閉じられるので、前記掲示物8は前記基材2により挟持固定が可能となる。
図5は、掲示物の四隅を挟持固定する為に、4個の本願発明器具1a、1b、1c、1dを使用し、画用紙等の掲示物8を掲示板7に固定した状態の正面図である。磁石体3a、3b、3c、3dは、露出している基材2a、2b、2c、2dの裏面になるので本来は隠れているが、説明の為に描写している。
図5の本願発明器具1は0040項で述べたのと同様に空間を備えさせる挟持固定手段を用いるが、このような画用紙等の大きな掲示物8を掲示板7に固定する場合は図5の様に複数の本願発明器具1を用いる。
図6は、本願発明器具1の基材2に複数(2か所)の折曲部(折り返し部分)4a、4bを備えた正面図を描いている。基材2は可撓性を持つために複数の折曲部4a、4bが無くてもその機能は発揮できるが、複数の折曲部4a、4bがある事で、折曲げが容易になり、またその際において、かさばらないので外観上、見栄えが良くなる効果がある。尚、折曲部は、単数でも、3か所以上でも構わない。
また、基材2が透明性のある材料である場合、0020項、0021項、0022項で述べたように、画鋲を刺し込む際に穴の位置が視認され、前記穴に画鋲の針部6を正確に刺し込むことが可能になり、壁面等が美観を損なう傷跡(穴跡)を増やさない効果や外観を損ねない効果がある。
図7は実施例2として、折曲部4a、4bを備えた基材2に、画鋲を2個貫通させた状態の側面図を示している。折曲部4a、4bで折り返した場合に、掲示物8の大きさにあわせて、固定する際に、表面に出る基材2の部分を大きくも小さくも調整することが出来る。画鋲は2個ではなく、単数の画鋲を図8で示す5a、5bの位置に刺しかえる事で掲示物8を固定する際に、表面に出る基材2の部分を大きくも小さくも調整することが出来ることは言うまでもない。
図8は実施例3として、画鋲を2個貫通させた基材2に、磁石体3を複数備えた側面図を示している。掲示物8を固定する際の固定強度を増す事が出来る。
図9は実施例4として、画鋲を2個貫通させた基材2に、長い形状の磁石体3を備えた側面図を示している。掲示物8を固定する際の固定強度を増す事が出来る。
図10は実施例5として、基材2に、長方形型のスリット部分9を備えた設けた本願発明器具1の正面図である。使用方法については以下に示す。
図11は、掲示物8を掲示板7に固定するために、実施例5を使用している状態を示す斜視図である。画鋲針部6を基材2のスリット部分9に通し、掲示板7に刺し込んだ後、掲示物8を画鋲頭部5に被せ、基材2を折り曲げ、磁石体3で掲示物8を保持せんとする直前の状態を示している。
基材2に長方形型のスリット部分9を設けることにより、画鋲針部6を基材2の長方形型のスリット部分9に通して掲示板に刺し込んだ後でも、容易に基材2を移動させることができる。このスリット部分9により、掲示物8の上辺より上部外側に露出する基材2の長さを調整することができる。前記露出を最短にすることで、美観を保つことができるという効果がある。又、位置によって強度が増す。
つまり、小さい掲示物8の場合は、画鋲の位置がスリット部分9の上部になるように基材2の下部を引っ張るか又は、基材2の上部を押し下げる方法によって移動させて、前記掲示物8の上側に露出する基材2の露出部分を短くして、掲示物8の美感を損ねることを防ぐ効果がある。又、大きい掲示物8の場合は画鋲をスリット部分9の下部になるようにすれば、内側になる図4で示す空間アは大きくなり、掲示物8の隙間に挟まれる部分が多くなり、固定強度が高まる。
磁石体3が大きい場合や複数の場合、スリット部分9に複数の画鋲を挿入すれば、固定強度が増す。
図12は、実施例6として、基材2にC字状スリット11を備えた状態の正面図である。C字状スリット11を入れることで舌片が形成される。これにより、薄膜状の紙片やプラスチックプレートが、挟持固定できるようになる。図12におけるスリット11は、C字状であるが、コの字状等、挟持固定が出来る形態であれば何でも構わない。この場合のC字状スリット11は舌片を形成する為のものであり、実施例5で述べたスリット部分9とは別のものである。
図13は、C字状スリット11を備えた前記基材2のC字状スリット11に、特別機能体である名前の書かれたプラスチックプレート又は紙片14を挟持している状態の図である。
特別機能体とは、美観を起こさせる外観を有することを特徴とする物品又は文字や記号を記入表示することができる物品、あるいは、その両方の特徴を有する物品であると定義する。美観を起こさせる外観を有することを特徴とする物品の一例が、図17の特別機能体15(マスコット)であり、その他の例としては、キャラクター、模様、図柄、写真、絵、シール、飾り物、風車等々である。文字や記号を表示することができる物品の一例が、特別機能体14(プラスチックプレート又は紙片)である。図13、図14においては、一例として名前が記入されている。また図15においては、金賞と記入されている。記入される内容は、掲示物によって様々なものが考えられるが、その他記入表示されるものの一例としては、二重丸記号、王冠の絵、ニコニコマークの絵文字、さらには、最重要、注目、掲示期間いついつまでといった文章等が考えられる。
図14においては、実施例7として、挟持機能部を基材2に備える一例を示している。クリップ10を備え、特別機能体(プラスチックプレート又は紙片)14を挟持固定している状態を表している。この様に、基材2の少なくとも一方に挟持機能部を備えさせることで、前記挟持部分に様々なものを挟み込むことが可能となる。
実施例7では前記基材に挟持機能部を備えさせる例を記載したが、実施例8では前記基材2に貼り付け機能部を備えさせる例について説明する。
実施例8として、図15は、基材の磁石体3の反対側の一方面に貼り付け機能部を備える一例を示している。吸盤12を備え、特別機能体(プラスチックプレート又は紙片)14を貼り付けている状態の図である。
この様に、基材2の一方面に吸盤12を備える事で、前記基材2に貼り付け機能部を備えさせ、これにより、特別機能体(プラスチックプレート又は紙片)14を貼り付け固定する事が可能となる。
図16は、同じく貼り付け機能部を備える一例として、両面テープ保持プレート13を備えた図である。この部分に両面テープの内側を貼り付け、その外側の粘着層に特別機能体熊のマスコット15の写真を貼り付けた状態を図17で示す。
実施例6や実施例7の様に前記基材が挟持機能部を持つ手段で特別機能体14を固定した場合、図13や図14で示すように、特別機能体14の外観を損ねる可能性がある、又、特別機能体14が立体の場合においては、挟持機能部では固定することが難しい。このような立体物を固定する場合は、実施例8の図15や図16もしくは図17で示した貼り付け機能部を備える方が好ましい。
最近では、ゆるキャラというキャラクターがブームであるが、本願発明器具1は、このような手段を用いる事で、立体的な特別機能体15をアクセントに前記基材2に備えさせることが可能である。
磁石体3が基材2の先端付近の一方面に備えられたことを特徴する本願発明器具1において、磁石体3を備える基材2の他方面(反対側)に特別機能体15を備えさせた場合、0017項、0018項で示す手段で基材2を二つ折りに折り返した場合、前記マスコット15が掲示物8の前面(表面部分)に現れる。
これにより、掲示物8が固定される部分に、特別機能体15の一例として、例えば熊やリス、りんごや、様々なキャラクターのマスコット等を特別機能体15として、掲示物8の前面に出る基材2の表面にを実現させることが可能になり、本願発明1は掲示物8の美感を損なうどころか、本願発明器具1自体が新たな外観(美観)をかもしだすことが可能となる。
実施例9として、図18において、本願発明器具1の前記基材2が、特別機能体15(図18においてはマスコット)を備え持つ事を特徴とする本願発明器具1について説明する。
図18は、立体的な特別機能体15を前記基材2に備え、本願発明器具1の折り返し部分を上部にした状態を表示している。
本願発明器具1は、図5の状態を0041項で説明したように、前記折り返し部分を下にして掲示物8を支える手段を用いる場合があるが、図18の特別機能体15の配置では、前記折り返し部分を下にして用いた場合は、前記特別機能体15は、上下が逆に視認される。
この、特別機能体15が上下逆になる欠点を解消するためには、前記基材2が特別機能体15を回転させることが出来る機能を備えさせればよい。つまり、前記特別機能体15が回転するように作れば、どのような位置でも前記特別機能体15を真っ直ぐにすることが出来る。
実施例9において、前記基材2が特別機能体15(図18の場合はキャラクター)を回転させることが出来る機能について説明する。
回転という概念には、所定の角度でストッパー機能を持つ概念(ギアを組み込んだものが思い浮かぶが)と、風車の様にくるくると回る概念がある。
風車の様にくるくる回る機能は、ベアリングや、ジョイント部分の摩擦係数を少ない構造のものを作成すればよい。又、逆に所定の角度でストッパー機能を持たせるためには、ジョイント部分の摩擦係数を多くすればよい。
この回転機能を備えさせ手段において、基材に筒状の弾性体(ゴム管、ビニール管等の筒体18)を備えさせた本願発明器具1を図19で示す。
図19の右方に描かれている特別機能体15(図19ではキャラクター)は裏面に軸16を備えており、これを前記基材が備え持つ筒状の弾性体18に挿入することで固定される。この技法で特別機能体15のストッパー機能を備えた回転が可能となる。筒体18は弾性でなくても良く、又、単なる筒体18への刺しこみにした場合においても、前記キャラクター15は差し替える事で、上下左右に視認される位置を変えることが可能となる。ギアを使う事で回転機能は実現できるがコスト的に高くなる。
図20は、軸16の先端に突起物17を備えたものである。右方に描かれている特別機能体15(図20ではキャラクター)の裏面には末端に空洞を備えた軸16を取り付けている。これを嵌めこむことで(いわゆるユニバーサルジョイント)で、前記特別機能体15は回転が可能となる。
この場合の回転は、摩擦係数によりストッパー機能を持たせる仕様や、風車の様にくるくると回る仕様にすることが可能である。くるくると回る回転においてはベアリングを使う事で実現できるがコスト的に高くなる。
実施例10として、図21は、磁石体3に、軸16を刺し込む手段で基材2に磁石体3を固定させたものである。前記基材2に固定させる場合の手段について、貼り付けによる固定ではない技法について説明する。
図21は、基材2の先端付近を貫通させた軸16で磁石体3を基材2に固定させた本願発明器具1の末端付近に、画鋲を刺し込んだ側面図である。
図21では、磁石体3の中心が空洞になっており、基材2の反対側から軸16の末端を貫通させ、前記磁石体3の穴に差し込むことで、磁石体3は基材2の一方面に固定される。更に前記軸の先端には突起物17が備えられている。前記突起物17に図20で示す空洞状の嵌めこみ部分19を嵌めこむことで、ユニバーサルジョイントが完成する。
図20や図21においては、本願発明器具1に突起物17を備えているが、突起物17ではなく、空洞状の嵌め込み部分19を備えさせ、特別機能体15に突起物17を備えた場合であっても、回転させる機能(ユニバーサルジョイント)が実現できることは言うまでもない。
又、軸16の先端に突起物17を備えなくても、軸16を筒状にした場合や、軸16を貫通後に、筒状の部品(筒体18)を嵌めこんで磁石体3を固定した場合においても、図19で示すように、筒状の部材に刺し込まれた特別機能体15が回転移動する事は可能となる。
もちろん、裏面に軸16を備えさせた磁石体3を作成して、これを基材2に貫通させて反対側に、筒状の部品や、筒状の穴を備えた、特別機能体15(この場合はキャラクターグッズ)を刺し込むことで、磁石体3の基材2への固定と同時に、特別機能体15を基材2に備えさせることが可能となる。
このように、前記基材2が特別機能体15を備え持つ事を特徴とする本願発明器具1を作成する際に、実施例9で述べた手段を用いる事で、製造が簡素化される。
繰り返しになるが、実施例9で述べた手段とは、前記基材2に固定させる場合の手段について、貼り付けによる固定ではない技法について述べたことである。
以上述べたような構造による効果に加え、図1、図2を見ていただければわかるように、本願発明器具1は、安価な材料を用いて単純な製造工程を用いて作成するという事を、その構成に備えている。
1 本願発明器具
2 基材
3 磁石体
4 折り返し部
5 画鋲頭部
6 画鋲針部
7 掲示板
8 掲示物
9 スリット部分
10 クリップ
11 C字状スリット
12 吸盤
13 両面テープ保持プレート(両面テープを貼れるプレート)
14 特別機能体(プラスチックプレート又は紙片等)
15 特別機能体(マスコット又はキャラクター等)
16 軸
17 突起物
18 筒体(筒状の弾性体)
19 空洞状の嵌め込み部分

Claims (7)

  1. 可撓性を有し、且つ、全域にわたって画鋲の貫通が可能である基材が磁石体を備えることを特徴とする画鋲補助具。
  2. 前記磁石体が前記基材の端部に備えられたことを特徴とする請求項1記載の画鋲補助具。
  3. 前記磁石体が、前記基材の一方面に備えられたことを特徴とする請求項1又は2記載の画鋲補助具。
  4. 前記基材が、透明性を持つことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の画鋲補助具。
  5. 前記基材にスリット部分を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の画鋲補助具。
  6. 前記基材の少なくとも一方面に挟持機能部又は貼り付け機能部を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の画鋲補助具。
  7. 前記基材が、特別機能体を備え持つ事を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の
    画鋲補助具。
JP2014013171A 2014-01-28 2014-01-28 画鋲補助具 Expired - Fee Related JP5612785B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013171A JP5612785B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 画鋲補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013171A JP5612785B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 画鋲補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5612785B1 true JP5612785B1 (ja) 2014-10-22
JP2015139923A JP2015139923A (ja) 2015-08-03

Family

ID=52574650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014013171A Expired - Fee Related JP5612785B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 画鋲補助具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5612785B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5945042B1 (ja) * 2014-12-09 2016-07-05 博和 大西 シート類固定器具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7420368B2 (ja) 2019-10-04 2024-01-23 日本スクリーン株式会社 掲示具及び掲示装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082190A (ja) * 1994-06-21 1996-01-09 Isao Hirama 画びょう
JP3033674U (ja) * 1996-07-17 1997-01-28 成澤 茂 画鋲フック・クリップ
JP2000062372A (ja) * 1998-08-12 2000-02-29 Maguekkusu:Kk 掲示具
JP2000238496A (ja) * 1999-02-23 2000-09-05 Masaaki Orita 掲示物無傷着脱式画鋲
JP2002091355A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Yukio Aida 吸着体及び被吸着体一体型マグネット掲示具
JP2013101293A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Fujio Shimotsuji パックンピン

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082190A (ja) * 1994-06-21 1996-01-09 Isao Hirama 画びょう
JP3033674U (ja) * 1996-07-17 1997-01-28 成澤 茂 画鋲フック・クリップ
JP2000062372A (ja) * 1998-08-12 2000-02-29 Maguekkusu:Kk 掲示具
JP2000238496A (ja) * 1999-02-23 2000-09-05 Masaaki Orita 掲示物無傷着脱式画鋲
JP2002091355A (ja) * 2000-09-11 2002-03-27 Yukio Aida 吸着体及び被吸着体一体型マグネット掲示具
JP2013101293A (ja) * 2011-11-09 2013-05-23 Fujio Shimotsuji パックンピン

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5945042B1 (ja) * 2014-12-09 2016-07-05 博和 大西 シート類固定器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015139923A (ja) 2015-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180236808A1 (en) Magnetic ruler and method of use
JP5612785B1 (ja) 画鋲補助具
JP2011000876A (ja) ボールクリップ装置
JP5798274B1 (ja) 刺入部材補助具
JP5945042B1 (ja) シート類固定器具
JP5745147B1 (ja) 刺入部材補助具
JP2006221126A (ja) 紙片ホルダ
JP2006317743A (ja) シート保持具
US8252391B2 (en) Card
JP3241847U (ja) 取付具
EP2058785A3 (en) Exhibitor with magnetic closure
JP3244915U (ja) 作品用紙を挿みこみ裏面には吸盤付き固定用具
JP3135014U (ja) 掲示用具
JP3067580U (ja) メモ押え
CN202952688U (zh) 不损伤被固定物的固定用品
JP3170956U (ja) 表示物保持具
KR20100000709U (ko) 클립 보드
JP3181085U (ja) 掲示台付き戒名旗
JP3106965U (ja) シートホルダー
JP3087656U (ja) 短 冊
CN203210901U (zh) 一种日历夹纸装置
JP3060955U (ja) 表示装置
JP2016148785A (ja) 掲示装置
JP3018279U (ja) ピン付クリップ
JP3118744U (ja) 壁掛け

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5612785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5612785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees