JP2000062372A - 掲示具 - Google Patents

掲示具

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JP2000062372A
JP2000062372A JP10241048A JP24104898A JP2000062372A JP 2000062372 A JP2000062372 A JP 2000062372A JP 10241048 A JP10241048 A JP 10241048A JP 24104898 A JP24104898 A JP 24104898A JP 2000062372 A JP2000062372 A JP 2000062372A
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magnet
magnetic body
magnetic
posting
body surface
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JP10241048A
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Chizuru Nakamura
千鶴 中村
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MAGUEKKUSU KK
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MAGUEKKUSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 掲示物の表示内容を遮ることなく保持するこ
とができるとともに、掲示物を容易に着脱することがで
きる掲示具を提供する。 【解決手段】 透明な合成樹脂製板体2の一方部分を、
その裏面に板体に比較して極めて小径な磁石体3を配設
し磁性体面との間で掲示物を保持する掲示物保持部とす
る。この掲示物保持部に隣接する板体の他方部分を、先
端に行くに従い徐々に肉薄となるテーパー面5aを備え
た押動部とする。掲示物を磁着保持する際、あるいは磁
着されてなる掲示物を取り外す際には、磁性体面との間
に間隙を設けて位置してなる押動部を磁性体面方向に押
動し、磁性体面に当接させることにより、自在に掲示物
保持部と磁性体面の間に間隙を生じさせるべく、掲示物
保持部を磁性体面に対し接離自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモ、紙片、写真
などのシート状の掲示物を磁性体壁面に掲示するための
磁石を用いた掲示具に係り、特に掲示物の表示内容を遮
ることなく保持することができるとともに、掲示物を容
易に着脱することができる掲示具に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性体壁面に紙片などを掲示するものと
しては、従来から磁石を用いた掲示具が数多く存在して
おり、その中にはボタン状の磁石や、長径な合成樹脂製
の杆体の一方面に帯状の磁石を配設したマグネットバー
などが多く用いられている。この掲示具の磁石として
は、良好な加工性と廉価である等により主にフェライト
磁石粉末を用いたボンド磁石が多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの掲示具は、大
径なポスターや周囲に空白域を設けた掲示物は四隅に掲
示具を配設することで支障なく磁着固定するが、小径な
掲示物や写真などの周囲に空白域があまり存在しない掲
示物にあっては、たとえ掲示物の上端だけに掲示具を配
設した場合であっても、掲示物の表示内容が掲示具に遮
られ視認性が損なわれていた。
【0004】また、小径なボタン状の磁石にあっては、
磁着力があまり大きくないことから磁性体壁面に対して
着脱が容易であるが、長径なマグネットバーにあっては
磁着力も強く、これで大径な掲示物を磁着するために
は、一方の手で掲示物を把持して磁性体壁面に押さえつ
つ、他方の手に把持したマグネットバーを押し当てると
いう手順が必要で、掲示物の位置や傾きを微調整するた
びにマグネットバーを着脱する手間を余儀なくされてい
た。
【0005】そこで、本発明にあっては、掲示物の表示
内容を遮ることなく保持することができるとともに、掲
示物を容易に着脱することができる掲示具を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の掲示具は、透明若しくは半透明の合成樹脂
製板体の一方部分裏面には該板体に比較して極めて小径
な磁石体を配設し磁性体面との間で掲示物を保持する掲
示物保持部とするとともに、この掲示物保持部に隣接す
る板体の他方部分は先端に行くに従い徐々に肉薄となる
テーパー面を備えた押動部とし、掲示物を磁着保持する
際あるいは磁着されてなる掲示物を取り外す際には、磁
性体面との間に間隙を設けて位置してなる前記押動部を
磁性体面方向に押動し、磁性体面に当接させることによ
り、自在に前記掲示物保持部と磁性体面の間に間隙を生
ぜしめるべく、前記掲示物保持部を磁性体面に対し接離
自在としたことを特徴とするものである。
【0007】また、磁石体はサマリウムコバルト磁石、
ネオジウム・鉄・ボロン磁石、サマリウム・鉄・窒素磁
石などの希土類元素を含むことを特徴とするものであ
る。
【0008】磁石体は掲示物保持部における押動部との
境界に近づけて配設したことを特徴とするものである。
【0009】また、押動部にはシート体の着脱に際し押
動する部位を表す表示体を形成したことを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の掲示具1
を示し、本実施例にあっては一例として四角い形状の板
体2を、アクリル樹脂、ポリカーボネート、PET樹脂
などの透明な合成樹脂材により形成している。そしてこ
の板体2は、小径なボタン状の磁石体3を裏の磁着面4
aに埋設した掲示物保持部4と、先端に行くに従い徐々
に肉薄となるテーパー面5aを裏面に備えた押動部5と
から構成されている。
【0011】掲示物保持部4の磁着面4aと押動部5の
テーパー面5aとは、板体2の裏面略中央を横断する直
線的な境界6を介して接しており、そして磁石体3はこ
の境界6にほぼ接する状態で掲示物保持部4裏面に埋設
されている。
【0012】前記磁石体3は、サマリウムコバルト磁
石、ネオジウム・鉄・ボロン磁石、サマリウム・鉄・窒
素磁石などの希土類元素を含む保持力と最大エネルギー
積((BH)max)の優れたものを用い、さらにこれ
ら希土類元素だけで構成するのみならず、希土類元素を
含む磁石粉にフェライト磁石粉などを適宜に混入するこ
ととしてもよい。これら希土類元素を含む磁着力の強い
磁石体にあっては、従来の掲示具におけるフェライト磁
石と同程度の磁着力に設定した場合には、その外形寸法
をフェライト磁石よりもかなり小径なものとすることが
できることから、透明な板体2内に占める非透明な磁石
体3の面積を極めて小径にすることができる。
【0013】また磁石体3としては、磁石粉末を無機質
とのなじみのよい熱可塑性の合成樹脂と混合して加熱軟
化し、これを射出成形、押出し成形、カレンダー成形な
どにより成形する所謂ボンド磁石が成形性等を考慮する
と好適である。勿論これ以外のプレス成形などで成形し
たものでもよいものである。そして、磁石体3の形状と
しては、上述したボタン形状に限られることなく、掲示
具1のデザインも考慮して矩形、長方形、楕円形など適
宜な形状とするものである。
【0014】押動部5には、押動付勢する部位であるこ
とを表す「PRESS」、「PUSH」、「△」などの
表示体7を、彫り込み、細い字体、半透明な文字などの
適宜な手段を用いて視認性に優れかつ板体2の透明性を
損なわないようにして形成している。
【0015】このような構成からなる掲示具1の使用方
法としては、図3に示すごとく、磁性体壁面8に磁着面
4aを当接させることで磁石体3を磁性体壁面8に磁着
させる。つぎに、押動部5を手指で押してテーパー面5
aを磁性体壁面8に押し当てる。これにより、磁性体壁
面8と磁着面4aとの間に楔型の適宜な間隙9が生じる
ことから、ここに下から紙片10を差し込み手指を押動
部5から離すと、磁石体3は磁性体壁面8に磁着し、紙
片10は磁性体壁面8と磁着面4aとの間に保持・固定
される。また、保持・固定された紙片10を取り外す場
合も同様に、掲示具1の押動部5を手指で押すだけで紙
片10は掲示具1から離脱するものである。また、押動
部5のテーパー面5a、及び押動部5を押動付勢するこ
とで持ち上がる掲示物保持部4の下端は好適な指掛かり
となることから、磁性体壁面8から掲示具1を剥離し易
いものである。
【0016】図4〜図8は、本発明の掲示具における他
の実施例であり、構成、機能、使用方法については上述
した実施例と同様で、いずれも透明な板体に希土類元素
を含む磁石体を配設しているものの、各種使用形態を考
慮して板体を様々な形状としたものである。図4の掲示
具11は、二等辺三角形状の板体12の下半分を掲示物
保持部13、上半分を押動部14とし、磁石体15は掲
示物保持部13の裏面に配設されている。図5の掲示具
16は、逆二等辺三角形状の板体17の下半分を掲示物
保持部18、上半分を押動部19とし、磁石体20は掲
示物保持部18の裏面に配設されている。
【0017】図6は、円形状の板体22からなる掲示具
21を示しており、板体22の下半分を掲示物保持部2
3、上半分を押動部24とするとともに、掲示物保持部
23裏面の中央に磁石体25を配設している。また図7
は、長楕円形状の板体27からなる掲示具26を示して
おり、板体27の下半分を掲示物保持部28、上半分を
押動部29とするとともに、掲示物保持部28裏面の中
央に磁石体30を配設している。図8は、図7の掲示具
21よりもさらに長径な長楕円形状の板体32からなる
掲示具31を示しており、板体32の下半分を掲示物保
持部33、上半分を押動部34とするとともに、掲示物
保持部33裏面の左右2個所に磁石体35を配設してい
る。上述した図4〜図8の掲示具にあっては、それぞれ
押動部に一例として「PRESS」の表示体36を形成
している。
【0018】尚、特に図示しないが、上述した各実施例
の掲示具を構成する合成樹脂材は透明であればよいこと
から、その材料としては無色のみならず有色であっても
よいものである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の掲示具によれ
ば、透明若しくは半透明の合成樹脂製板体の一方部分裏
面には該板体に比較して極めて小径な磁石体を配設し磁
性体面との間で掲示物を保持する掲示物保持部とすると
ともに、この掲示物保持部に隣接する板体の他方部分は
先端に行くに従い徐々に肉薄となるテーパー面を備えた
押動部とし、掲示物を磁着保持する際あるいは磁着され
てなる掲示物を取り外す際には、磁性体面との間に間隙
を設けて位置してなる前記押動部を磁性体面方向に押動
し、磁性体面に当接させることにより、自在に前記掲示
物保持部と磁性体面の間に間隙を生ぜしめるべく、前記
掲示物保持部を磁性体面に対し接離自在としたことで、
掲示物の表示内容は透明若しくは半透明な合成樹脂製板
体により遮られることなく確実に視認されるとともに、
掲示物の着脱に際し押動部を押動付勢するだけで掲示具
の掲示物保持部と磁性体面との間に適宜な間隙が生じ、
これにより掲示物を容易に着脱することができるもので
ある。
【0020】また、磁石体はサマリウムコバルト磁石、
ネオジウム・鉄・ボロン磁石、サマリウム・鉄・窒素磁
石などの希土類元素を含むことで、磁石体を従来の掲示
具におけるフェライト磁石と同程度の磁着力に設定した
場合には、その外形寸法をフェライト磁石よりも極めて
小径なものとすることができることから、掲示具に占め
る非透明な磁石体の面積をきわめて小さくして掲示物の
表示内容の視認性を向上させることができる
【0021】また、磁石体は掲示物保持部における押動
部との境界に近づけて配設することで、押動部を磁性体
面方向に押動して磁性体面に当接させた状態でも、磁石
体は磁性体面を磁着して掲示具が落下することなく固定
され、掲示物の着脱がより一層行い易くなる。
【0022】また、押動部にシート体の着脱に際し押動
する部位を表す表示体を形成することで、掲示具の使用
方法をだれでもが容易に理解し得るとともに、磁性体壁
面に磁着させる掲示具の向きを間違えるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の掲示具の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の掲示具の使用状態を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の掲示具の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図5】本発明の掲示具の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図6】本発明の掲示具の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の掲示具の他の実施例を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の掲示具の他の実施例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 掲示具 2 板体 3 磁石体 4 掲示物保持部 4a 磁着面 5 押動部 5a テーパー面 6 境界 7 表示体 8 磁性体壁面 9 間隙 10 紙片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明若しくは半透明の合成樹脂製板体の
    一方部分裏面には該板体に比較して極めて小径な磁石体
    を配設し磁性体面との間で掲示物を保持する掲示物保持
    部とするとともに、この掲示物保持部に隣接する板体の
    他方部分は先端に行くに従い徐々に肉薄となるテーパー
    面を備えた押動部とし、掲示物を磁着保持する際あるい
    は磁着されてなる掲示物を取り外す際には、磁性体面と
    の間に間隙を設けて位置してなる前記押動部を磁性体面
    方向に押動し、磁性体面に当接させることにより、自在
    に前記掲示物保持部と磁性体面の間に間隙を生ぜしめる
    べく、前記掲示物保持部を磁性体面に対し接離自在とし
    たことを特徴とする掲示具。
  2. 【請求項2】 磁石体はサマリウムコバルト磁石、ネオ
    ジウム・鉄・ボロン磁石、サマリウム・鉄・窒素磁石な
    どの希土類元素を含むことを特徴とする請求項1記載の
    掲示具。
  3. 【請求項3】 磁石体は掲示物保持部における押動部と
    の境界に近づけて配設したことを特徴とする請求項1記
    載の掲示具。
  4. 【請求項4】 押動部にはシート体の着脱に際し押動す
    る部位を表す表示体を形成したことを特徴とする請求項
    1記載の掲示具。
JP10241048A 1998-08-12 1998-08-12 掲示具 Pending JP2000062372A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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