JP3181085U - 掲示台付き戒名旗 - Google Patents

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豊樹 下川
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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、戒名を大きく表示できるため目立ちやすく、厳かな雰囲気を醸し出すことのできる掲示台付き戒名旗を提供する。
【解決手段】該掲示台付き戒名旗は、支柱1と、支柱1を垂直に支持する基台2と、表面が戒名等の表示部である旗体3とを有し、支柱1の上部には固定具4が設けられている。旗体3の上部には、旗体3の幅よりも広い天秤5が固定されており、天秤5の裏面には、支柱1上部の固定具4に係合する被固定具6が設けられている。固定具4と被固定具6は、内部に円板状の永久磁石が埋設され、外部がプラスチックで覆って成形した構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、葬儀や仏事の時に、掲示台に取り付けて戒名等を記した旗を掲示する掲示台付き戒名旗に関する。
葬儀や法事には、仏壇に故人の戒名や氏名を表示した位牌が置かれることが多いが、初盆等の法事には、位牌の他に、故人の戒名を大きく表示するには位牌とは別の物を用いて目立つようにしたい。初盆や法事には提灯が仏壇の回りに飾られるが、提灯自体に戒名を表示することはない。
特許文献1には、礼拝者が他者と混同することなく供養することを目的として、位牌に故人の遺影と、その名前(俗名)などを表示する、位牌に着脱可能なケース形メモリアル札板が記載されている。
特許文献2には、見栄えがよく厳粛な雰囲気を醸し出し、故人を偲ぶ気持ちを高めると共に、周囲から確実に法名等を確認でき、別の法要でも繰り返し使用できることを目的として、表示窓と、枠体の外面から表示窓まで続く挿入孔とを有する枠体と、挿入孔を塞ぐ蓋体と、挿入孔より挿入して表示窓に配置される透明なケースとからなり、枠体の内面にはケースをスライド自在に挿入可能とするガイドを設け、ケース内に法名または戒名を表示する表示部材を収めることを特徴とする法名・戒名立てが記載されている。
特開2004−223208号公報 実用新案登録第3154351号公報
前掲の特許文献1に記載されたケース形メモリアル札板では、故人の遺影と俗名を表示するので、位牌の表側に表示された戒名だけでは誰であるか判りにくかったことを改善できるが、既存の位牌に装着する札板であるので、種々の位牌のサイズに合わせることが難しく、またプラスチックの板に写真を印刷する技術も特殊であるので、普及するには障壁がある。
また、特許文献2に記載された法名・戒名立てでは、透明なケース内に、法名や戒名を表示した表示部材を収め、枠体の内面に挿入するものであり、表示部材が紙であるので、厳かな雰囲気にはそぐわない恐れもある。この特許文献2には、枠体の裏面上部にフックを取り付けて、このフックに掛軸状の法名軸を掛け、枠体の前面に垂らして使用することも記載されているが、枠体自体がそれほど大きなものではなく、高さも低いので、法名軸に表示された法名、戒名が目立ちにくいという問題がある。
本考案は、簡単な構成でありながら、戒名を大きく表示できるため目立ちやすく、厳かな雰囲気を醸し出すことのできる掲示台付き戒名旗を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案の第1の構成の掲示台付き戒名旗は、基台を有する支柱と、この支柱の上部に設けられた固定具と、この固定具に固定される被固定具が上部に設けられ、表面が戒名等の表示部である旗体とを有することを特徴とする。
この第1の構成において、支柱の上部の固定具により旗体の上部を固定することにより旗体が支柱の前面に垂らされることになり、旗体の表面に表示される戒名(法名)、必要に応じて表示される家紋、俗名、享年等(これらを総称して「戒名等」と言うことがある。)を見やすくすることができる。
本考案の第2の構成は、前記固定具と前記被固定具の一方は永久磁石であり、他方は前記永久磁石に吸着する永久磁石または強磁性体からなることを特徴とする。
支柱の前面に旗体を固定する手段は色々あり、いずれかに限定するものではないが、ワンタッチで着脱できる永久磁石とこれに吸着する永久磁石または強磁性体との組み合わせが好適である。永久磁石同士の場合は、吸着面が互いに異極性であることは言うまでもない。
本考案の第3の構成は、前記旗体の上部に、この旗体の幅よりも広い天秤が取り付けられ、この天秤に前記被固定具が設けられていることを特徴とする。
旗体の上部に天秤を取り付けることにより、旗体の仏具としての威厳を持たせることができる。
本考案の第4の構成は、前記旗体は織物製であることを特徴とする。
旗体を織物で作ることにより、高級感を醸し出すことができ、また織物の絵柄に趣向を凝らすことができる。
本考案の第5の構成は、前記支柱は、高さ方向に分割可能であることを特徴とする。
支柱の高さを高くしても、高さ方向に分割することにより収納時や搬送時に全体をコンパクトにすることができ、容器も小さいもので済む。
本考案の第6の構成は、前記支柱は、前記基台の下部と組立、分離可能であることを特徴とする。
基台は、支柱を鉛直方向に安定に支持するためのものであり、水平方向に幅を持たせる必要があるが、基台と支柱とを別々の部材で構成し、使用時に組み立てることができるようにすることによって、収納時や搬送時に全体をコンパクトにすることができ、容器も小さいもので済む。
本考案は、基台を有する支柱と、この支柱の上部に設けられた固定具と、この固定具に固定される被固定具が上部に設けられ、表面が戒名等の表示部である旗体とを有する構成とすることにより、簡単な構成でありながら、旗体に戒名を大きく表示できるため目立ちやすく、厳かな雰囲気を醸し出すことができる。
本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗を示す分解斜視図である。 本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗の一部切欠側面図である。 本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗の固定具と被固定具の吸着前と吸着時を示す断面図である。 本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗の正面図である。
以下、本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗を、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1〜図4に示すように、本考案の実施の形態に係る掲示台付き戒名旗は、支柱1と、支柱1を垂直に支持する基台2と、表面が戒名等の表示部である旗体3とを有する。支柱1の上部には固定具4が設けられている。旗体3の上部には、旗体3の幅よりも広い、位牌では鳥居とも呼ばれる天秤5が固定されており、天秤5の裏面には、支柱1上部の固定具4に係合する被固定具6が設けられている。
固定具4と被固定具6は、円盤状の外形を呈しており、図3(a)に示すように内部に円板状の永久磁石4a,6aが埋設され、外部がプラスチックで覆って成形した構成になっている。固定具4と被固定具6の相対面の一方(本例では固定具4)は凸部4bであり、他方(本例では被固定具6)は凸部4bが嵌入する凹部6bである。このように、相対面を凸部4bと凹部6bとすることにより、固定具4と被固定具6が吸着したとき(図3(b)参照)、支柱1に対する旗体3の位置決めの役目を果たすとともに、旗体3に掛かる重力により旗体3が下方にずり落ちたり落下したりしないようにしている。
支柱1の高さH1は本例では720mm、幅Wと厚みTは24mmとした。そして、支柱1が容積400mm×250mm×65mmの容器に入るように、支柱1を高さH2(本例では389mm)の第1支柱1Aと第2支柱1Bに二分割できるようにする。支柱1を組み立てるときは、第1支柱1Aの下部と第2支柱1Bの上部に高さH3(本例では58mm)で厚みがT/2(本例では12mm)の継手部1a,1bを形成し、継手部1a、1bを合わせてネジ7と蝶ナット8で締め付け、固定する。
支柱1の下端にはボルト9の上部が埋め込み固定されており、基台2の中央部に設けた穴にボルト9の下部を貫通させ、蝶ナット10で締め付けて固定される。
基台2は、長さL(本例では200mm)、高さH4(本例では40mm)の2つの棒材の薄肉の中央部を十字状に組み合わせて構成され、前記のボルト9と蝶ナット10で締め付けることにより一体化される。蝶ナット10を外せば、基台2は2つの棒材に分解することができる。
天秤5の両側には斜め方向の切欠溝5aが設けられており、房11の紐11aを掛けて旗体3の飾りとすることができる。
旗体3は本例では長さが660mm、幅が140mmの布製であり、生地には仏事に相応しい模様を表すことができる。天秤5の幅は本例では190mm、高さは35mmである。天秤5の正面には、旗体3の上端を隠す飾り布12を貼り付けておくことができる。
旗体3の表面には、墨と筆で戒名等を直に書く他に、パソコンなどで戒名や家紋等を描いた文字シートを熱圧着により旗体3の布地に転写することもできる。
旗体3は、故人が複数であるときはそれぞれの戒名を表示したものを複数用意しておき、必要に応じて支柱1と基台2に取り付けて掲示することができるため、支柱1と基台2は1つで共用することができる。
本実施の形態に係る掲示台付き戒名旗は以上の構成であり、基台2を有する支柱1と、この支柱1の上部に設けられた固定具4と、この固定具4に吸着される被固定具6が上部に設けられ、表面が戒名等の表示部である旗体3とを有する構成とすることにより、簡単な構成でありながら、旗体3に戒名を大きく表示できるため目立ちやすく、厳かな雰囲気を醸し出すことができる。
なお、本実施の形態においては、固定具4と被固定具6の内部に永久磁石4a,6aが埋設された構成とし、永久磁石4a,6aの吸着力により支柱1に天秤5が固定されるようにしたが、固定具4と被固定具6の一方のみを永久磁石とし、他方を鉄等の強磁性体で構成することもできる。さらに、磁石による吸引以外の、フック等の機械的な固定手段を用いることもできる。
また、本実施の形態において例示した支柱1の高さH1、幅W、厚みT、基台2の長さL、高さH4、旗体3の長さ、幅、天秤5の幅、高さ等の各部の寸法は、これに限るものではなく、大、中、小、任意の寸法とすることができる。
本考案は、簡単な構成でありながら、目立ちやすく、厳かな雰囲気を醸し出すことができる掲示台付き戒名旗として、仏具、葬祭用具の分野において好適に利用することができる。
1 支柱
1A 第1支柱
1a 継手部
1B 第2支柱
1b 継手部
2 基台
3 旗体
4 固定具
4a 永久磁石
4b 凸部
5 天秤
5a 切欠溝
6 被固定具
6a 永久磁石
6b 凹部
7 ネジ
8 蝶ナット
9 ボルト
10 蝶ナット
11 房
11a 紐
12 飾り布

Claims (6)

  1. 基台を有する支柱と、この支柱の上部に設けられた固定具と、この固定具に固定される被固定具が上部に設けられ、表面が戒名等の表示部である旗体とを有する掲示台付き戒名旗。
  2. 前記固定具と前記被固定具の一方は永久磁石であり、他方は前記永久磁石に吸着する永久磁石または強磁性体からなることを特徴とする請求項1記載の掲示台付き戒名旗。
  3. 前記旗体の上部に、この旗体の幅よりも広い天秤が取り付けられ、この天秤に前記被固定具が設けられている請求項1または2に記載の掲示台付き戒名旗。
  4. 前記旗体は織物製である請求項1から3のいずれかに記載の掲示台付き戒名旗。
  5. 前記支柱は、高さ方向に分割可能である請求項1から4のいずれかに記載の掲示台付き戒名旗。
  6. 前記支柱は、前記基台の下部と組立、分離可能である請求項1から5のいずれかに記載の掲示台付き戒名旗。
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