JP3219449U - 磁石付き額縁 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、額縁の裏面に磁石を貼着することにより、スチール製の壁面に磁力により額物を取り付けることができ、構造も簡単で安価に提供できる額縁の提供を目的とする。【解決手段】本考案に係る額縁Aは、表面と裏面とを有する平板体よりなり、前記平板体の裏面側に磁石10を貼着してなることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本考案は、絵画やポスター等の平面体を掲示するための額縁に関し、特に裏面側に磁石を貼着した額縁に関する。
従来より絵画などを飾る荘厳な重量感がある額縁の他に、ポスター等の掲示用や簡易な装飾用等の種々の用途に簡易な額縁が多用されている。
このように多用される簡易な額縁は、壁面に吊り下げたり、載置台に立て掛けたりして使用されているのが一般的である。
しかしながら、額縁を吊り下げるとなると壁面に何らかの影響をあたえざるを得ず、特にスチール製の壁面ともなるとドリルで穴をあけるなどの工作が必要であった。また、立て掛けるとしても適当な載置台を設ける必要があった。
そこで、本考案者は、鋭意研究を重ね、額縁の裏面に磁石を貼着することにより、スチール製の壁面に磁力により額物を取り付けることができ、構造も簡単で安価に提供できる額縁を考案した。
本考案に係る第1の額縁は、表面と裏面とを有する平板体よりなり、前記平板体の裏面側に磁石を貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第2の額縁は、上記第1の額縁の構成に加え、前記平板体は、その周縁に額縁フレームを備え、前記額縁フレームの裏面側に、磁石を接着剤により貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第3の額縁は、上記第1又は第2の額縁の構成に加え、前記磁石は、シート状であって、異方性磁石であることを特徴とする。
本考案に係る第4の額縁は、上記第1〜第3のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームは、当該額縁フレームに囲まれる内方領域に嵌合する裏板を備え、前記額縁のフレームの裏面側には、前記裏板を固定する止め具が配されており、前記額縁のフレーム裏面からの前記止め具の高さよりも前記磁石の高さの方が高いことを特徴とする。
本考案に係る第5の額縁は、上記第1〜第4のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームは、矩形状をなし、当該額縁フレームの四隅に磁石を貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第6の額縁は、上記第5の額縁の構成に加え、前記磁石は、額縁フレームの隅角部内に収まる直角三角形状をなすことを特徴とする。
本考案に係る第7の額縁は、上記第5又は第6の額縁の構成に加え、前記額縁フレームは、上下左右の枠体により構成され、前記枠体は、各隅角部において他の枠体との接合部を有し、前記磁石が、前記接合部を跨がるように貼着されていることを特徴とする。
本考案に係る第8の額縁は、上記第1〜第7のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームが、矩形状をなし、当該額縁フレームの4つの辺側に磁石を貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第9の額縁は、上記第1〜第8のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームが、丸棒差し込み穴を備えていることを特徴とする。
本考案に係る第10の額縁は、上記第1〜第9のいずれかの額縁の構成に加え、前記磁石は、その額縁フレーム側に貼着する面に、貼着側面であることを示す印が型押しされていることを特徴とする。
本考案に係る額縁は、上記の構成よりなるので、スチール製の壁面に磁力により額物を取り付けることができるので、壁面に工作をする必要がなく、しかも、構造も簡単で安価に提供できる利点がある。
以下に本考案の好適な実施例1を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5は本実施例に係る額縁Aを示し、当該額縁Aは、絵画や写真等を掲示する表面と裏面とを有し、その全体は図1及び図4に示すように矩形状の平板体から構成されており、図1は額縁Aの裏面を表している。もちろん、額縁Aの全体形状は本実施例の矩形状に限られるものではなく、円形や小判型又は矩形以外の多角形状のものであってもよい。
図1に示すように、額縁Aの四隅には、直角三角形状の磁石10が、接着剤により貼着されている。当該額縁Aは、その周縁に額縁フレーム20を備えており、前記磁石10は額縁フレーム20の裏面側に貼着されている。接着剤としては、磁石10と額縁Aの裏面、すなわち額縁フレーム20とが接着できるものであれば、市販されているものでよく、特に限定されるものではない。
詳細に説明すると、額縁フレーム20は、上下の枠体21、22と左右の枠体23、24とから構成されており、これら枠体21〜24は、額縁Aの各隅角部において隣接する他の枠体と接合する接合部26を有しており、磁石10は各接合部26を跨ぐように、かつ、四隅の各隅角部内に収まる範囲で貼着されている。したがって、当該磁石10は、額縁フレーム20全体の強度を高める役割も果たしている。もちろん、磁石は、隅角部ではなく、額縁フレームの辺側、すなわち上下の辺及び左右の辺に貼着してもよく、その場合には長方形状のものが好適である。また、磁石は、隅角部と辺側との双方に貼着してもよい。
磁石10は、シート状であって、異方性のラバー磁石を採用している。異方性磁石は磁力に方向性があるため、額縁Aをスチール製壁面などに貼着するのには等方性磁石よりも吸着力に優れているので好適である。なお、磁石はラバー磁石に限られるものではなく、異方性であれば、希土類磁石、フェライト磁石などを使用してもよい。
額縁Aは、前記額縁フレーム20により囲まれる内方領域の箇所には、図4及び図5に示すように、額縁Aの裏面側から、肉厚の裏板31及び緩衝板32と、肉薄の台紙33及びポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂からなる肉薄の透明シート34とが嵌め込まれている。そして、透明シート34が額縁Aの大部分の表面を構成しており、透明シート34の内側に絵画等を収納することにより、透明シート34を通じて視認することが可能となる。
前記裏板31は、絵画等を収納していない場合には絵画等の厚み代を稼ぐために額縁フレーム20より若干沈むように設計されている。したがって、台紙33と透明シート34との間に絵画等が収納されると、台紙33、緩衝板32及び裏板31が絵画等の厚み分だけ浮き上がることになる。そのため、当該裏板31を固定するための止め具35が額縁フレーム20に取り付けられている。
なお、止め具35は、絵画等を出し入れする際に台紙33、緩衝板32及び裏板31を取り外したり収納したりするのに使用し、また、絵画等を収納していない場合にも、透明シート34、台紙33、緩衝板32及び裏板31の抜け止めの役目を果たす。
そして、磁石10は、図5に示すように、その厚みが止め具35の厚みより厚いものを使用しており、その結果、額縁フレーム20裏面からの止め具35の高さh1よりも前記磁石10の高さh2の方が高くなるように構成される。したがって、額縁Aを壁面に取り付ける場合に、止め具35が邪魔にならずに磁石10が壁面に直接接触するので、磁石10の吸着力が低下しない利点がある。
もちろん磁石10のコストを抑えるために厚みが薄い磁石10を採用し、本実施例のように、前記止め具35の高さh1と磁石10の高さh2とがほぼ同一高さになるようにしてもよい。
なお、磁石10には、その額縁フレーム20側に貼着する面に、貼着側の面であることを示す印(不図示)が型押しされており、磁石10を額縁フレーム20に貼着する際に間違いを起こさないように配慮されている。
また、額縁Aには、丸棒を差し込むための差し込み穴36が形成されており、別部材としてのアクリル等の合成樹脂よりなる適宜長さの丸棒を、この差し込み穴36に差し込むことにより、額縁Aを立て掛けて使用することが可能となる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれると同様に、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれるものである。
A…………額縁
10………磁石
20………額縁フレーム
21………上側の枠体
22………下側の枠体
23………左側の枠体
24………右側の枠体
26………接合部
31………裏板
32………緩衝板
33………台紙
34………透明シート
35………止め具
36………アクリル丸棒の差し込み穴
h1………止め具の高さ
h2………磁石の高さ
10………磁石
20………額縁フレーム
21………上側の枠体
22………下側の枠体
23………左側の枠体
24………右側の枠体
26………接合部
31………裏板
32………緩衝板
33………台紙
34………透明シート
35………止め具
36………アクリル丸棒の差し込み穴
h1………止め具の高さ
h2………磁石の高さ
本考案に係る第4の額縁は、上記第2又は第3の額縁の構成に加え、前記額縁フレームは、当該額縁フレームに囲まれる内方領域に嵌合する裏板を備え、前記額縁のフレームの裏面側には、前記裏板を固定する止め具が配されており、前記額縁のフレーム裏面からの前記止め具の高さよりも前記磁石の高さの方が高いことを特徴とする。
本考案に係る第5の額縁は、上記第2〜第4のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームは、矩形状をなし、当該額縁フレームの四隅に磁石を貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第8の額縁は、上記第2〜第7のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームが、矩形状をなし、当該額縁フレームの4つの辺側に磁石を貼着してなることを特徴とする。
本考案に係る第9の額縁は、上記第2〜第8のいずれかの額縁の構成に加え、前記額縁フレームが、丸棒差し込み穴を備えていることを特徴とする。
本考案に係る第10の額縁は、上記第2〜第9のいずれかの額縁の構成に加え、前記磁石は、その額縁フレーム側に貼着する面に、貼着側面であることを示す印が型押しされていることを特徴とする。
Claims (10)
- 表面と裏面とを有する平板体よりなり、
前記平板体の裏面側に磁石を貼着してなる
ことを特徴とする額縁。 - 前記平板体は、その周縁に額縁フレームを備え、
前記額縁フレームの裏面側に、磁石を接着剤により貼着してなる
ことを特徴とする請求項1に記載の額縁。 - 前記磁石は、シート状であって、異方性磁石である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の額縁。 - 前記額縁フレームは、当該額縁フレームに囲まれる内方領域に嵌合する裏板を備え、
前記額縁のフレームの裏面側には、前記裏板を固定する止め具が配されており、
前記額縁のフレーム裏面からの前記止め具の高さよりも前記磁石の高さの方が高い
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の額縁。 - 前記額縁フレームは、矩形状をなし、当該額縁フレームの四隅に磁石を貼着してなる
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の額縁。 - 前記磁石は、額縁フレームの隅角部内に収まる直角三角形状をなす
ことを特徴とする請求項5に記載の額縁。 - 前記額縁フレームは、上下左右の枠体により構成され、
前記枠体は、各隅角部において他の枠体との接合部を有し、
前記磁石が、前記接合部を跨がるように貼着されている
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の額縁。 - 前記額縁フレームが、矩形状をなし、当該額縁フレームの4つの辺側に磁石を貼着してなる
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の額縁。 - 前記額縁フレームが、丸棒差し込み穴を備えている
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の額縁。 - 前記磁石は、その額縁フレーム側に貼着する面に、貼着側面であることを示す印が型押しされている
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の額縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018003879U JP3219449U (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 磁石付き額縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018003879U JP3219449U (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 磁石付き額縁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3219449U true JP3219449U (ja) | 2018-12-27 |
Family
ID=64899703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018003879U Active JP3219449U (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 磁石付き額縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3219449U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7498627B2 (ja) | 2020-09-08 | 2024-06-12 | 日本製紙クレシア株式会社 | ワイパーディスペンサー及びワイパーディスペンサーの設置方法 |
-
2018
- 2018-10-05 JP JP2018003879U patent/JP3219449U/ja active Active
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JP7498627B2 (ja) | 2020-09-08 | 2024-06-12 | 日本製紙クレシア株式会社 | ワイパーディスペンサー及びワイパーディスペンサーの設置方法 |
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