JP3191625U - 額縁フレームの補強具 - Google Patents
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Abstract
【課題】どのようなサイズの額縁フレームにも使用でき、しかも部品点数が1種類でかつ構造も簡単で安価な額縁フレームの補強具を提供する。【解決手段】補強具Aは、額縁フレームBの周囲を構成する枠材の少なくとも一つの枠材1と係合する枠材係合部10と、額縁フレームBを構成する裏板5と係合する裏板係合部11とを備える。枠材の裏面に長さ方向に沿って溝部1aが形成され、枠材係合部は水平板よりなり、水平板が溝部に嵌合するのが好ましい。また、裏板係合部は垂直板よりなり、裏板に接する側に接着層12を有しており、垂直板と裏板とが接着により係合するのが好ましい。【選択図】図4
Description
本考案は、絵画やポスター等の平面体を掲示するための額縁フレームの補強具に関する。
従来より絵画などを飾る荘厳な重量感がある額縁フレームの他に、ポスター等の掲示用や簡易な装飾用等の種々の用途に簡易な額縁フレームが多用されている。
このように多用される簡易な額縁フレームは通常矩形状であり、使い捨てが前提となる場合も多く、したがって安価で軽量であることが要求される。
しかしながら、この額縁フレームも大判サイズになると、表面に配される透明板及び裏面に配される裏板も大きくなり、しかも、左右の枠材及び底部枠材も大きくなるため、額縁フレームの上部枠材を把持すると、透明板、裏板、左右及び底部の枠材の重量が全て上部の枠材に掛かるため、上部の枠材が撓んで透明板や裏板が外れて内部のポスター等が額縁フレームから脱落することがあった。
そこで、下記特許文献1に示される額縁フレームの補強装置が考案された。この額縁フレームの補強装置は、対向する枠材の取付具装着空間に、係止部を介して装着する一対の適宜合成樹脂製の連結材取付具と、この連結材取付具の取付部に、その両端部を夫々固定する横架連結材とからなり、この連結材取付具を対向する枠材相互に取り付け、各連結材取付具間に横架連結材を掛け渡すことにより、対向する枠材相互を連結できるように構成したものである。
しかしながら、上記特許文献1に示される額縁フレームの補強装置は、要するに額縁フレームに横桟を形成するものであり、額縁フレーム1つに対して少なくとも2個の連結材取付具と1個の横架連結材との複数種類の部品を必要とする。したがって、その部品の種類の数に応じてコスト高となる。また、横架連結材は、どのようなサイズの額縁フレームでも適応できる長さに対する汎用性がないので、結局、横架連結材は、額縁フレーム個々の大きさに応じて複数種類のサイズを作成し用意しておく必要があり、製造コストが高くなり、かつ、在庫などが生じて無駄が生ずるおそれがある。
そこで、本考案者は、鋭意研究を重ね、どのようなサイズの額縁フレームであっても使用できる汎用性があり、しかも部品点数が1種類でかつ構造も簡単で安価に提供できる額縁フレームの補強具を考案した。
本考案に係る第1の額縁フレームの補強具は、額縁フレームの周囲を構成する枠材の少なくとも一つの枠材と係合する枠材係合部と、額縁フレームを構成する裏板と係合する裏板係合部とを備えたことを特徴とする。
本考案に係る第2の額縁フレームの補強具は、上記第1の額縁フレームの補強具の構成に加え、前記枠材係合部が、額縁フレームの枠材の裏面に枠材の長さ方向に沿って形成された溝部に係合することを特徴とする。
本考案に係る第3の額縁フレームの補強具は、上記第2の額縁フレームの補強具の構成に加え、前記枠材係合部が水平板よりなり、前記水平板が前記溝部に嵌合することにより前記枠材と前記枠材係合部とが係合することを特徴とする。
本考案に係る第4の額縁フレームの補強具は、上記第1の額縁フレームの補強具の構成に加え、前記裏板係合部が垂直板よりなるものであって、前記垂直板は前記裏板に接する側に接着層を有しており、前記垂直板と裏板とが接着により係合することを特徴とする。
本考案に係る第5の額縁フレームの補強具は、上記第1の額縁フレームの補強具の構成に加え、前記枠材係合部が水平板よりなり、前記裏板係合部は垂直板よりなる断面L字状をなしていることを特徴とする。
本考案に係る第6の額縁フレームの補強具は、上記第2の額縁フレームの補強具の構成に加え、前記枠材係合部が水平板よりなり、前記裏板係合部が垂直板よりなる断面L字状をなし、前記水平板が前記溝部に嵌合することにより前記枠材と前記枠材係合部とが係合し、前記垂直板が前記裏板に接する側に接着層を有しており、前記垂直板と裏板とが接着により係合することを特徴とする。
本考案に係る額縁フレームの補強具は、上記の構成よりなるので、どのようなサイズの額縁フレームであっても使用できる汎用性があり、しかも部品点数が1種類でかつ構造も簡単で安価に提供できる利点がある。
以下に本考案の好適な実施例1を図1〜図4に基いて詳細に説明する。
図1〜図4におけるAは、本実施例に係る補強具であって、当該補強具Aは、図3に示すように、額縁フレームBに係合される。
額縁フレームBは、図3に示すように、横長の上枠材1、横長の下枠材2、上枠材1及び下枠材2と連結されている左枠材3及び右枠材4から周囲の枠材が構成され、額縁フレームBの裏面側にこれら枠材1〜4に囲まれて固定される裏板5が嵌め込まれ、表面側には、図4に示すようにPETシート又はアクリル製の透明板6が嵌め込まれていて、裏板5と透明板6との間にポスターや絵画などのシート状掲示物Cが配される。
補強具Aは、上枠材1に係合する水平板よりなる枠材係合部10と裏板5に係合する垂直板よりなる裏板係合部11とから構成され、断面L字状をなすものである。なお、補強具Aは合成樹脂で製造すると大量生産が可能となり、コストダウンが図れる利点がある。また、木製とすれば可燃物として廃棄ができ、また間伐材などを使用すれば、コストダウンを図ることができる。さらに金属製とすれば、強度が高める利点がある。また、補強具Aは断面L字状のものに限るものではなく、枠材係合部と裏板係合部とを備えていればどのような形状でも差し支えない。
前記水平板よりなる枠材係合部10は、上枠材1に形成された溝部1aに嵌め込まれて係止される。図3に示すように、この溝部1aは、額縁フレームの枠材の裏面に枠材の長さ方向に沿って形成されており、額縁フレームの枠材に一般に形成されているもので、他の溝部2a〜4aと同様に、各枠材1〜4をその四隅において連結するL字状の枠材連結部材p、裏板5を固定する回転可能な裏板固定具q及び額縁を吊り下げる際に使用する額縁吊り下げ部材r等を配するために形成されている。
裏板係合部11には、その垂直板に接着層が配されており、当該接着層は、垂直板に配した接着剤層12と当該接着剤層に配した剥離シート13とから構成される。前記接着剤層12は、両面接着シートを貼付することにより形成され、剥離シート13は接着剤層12への貼付面にシリコン樹脂が塗布されて剥離可能にしたものである。なお、前記接着層としては、面ファスナーを使用してもよい。すなわち、垂直板に配した第1接着剤層と、当該第1接着剤層に配した面ファスナーの一方の第1係止シート(例えば雌側の面ファスナー)と、当該第1係止シートに係合させた他方の第2係止シート(例えば雄側の面ファスナー)と、当該第2係止シートに配した第2接着剤層と、第2接着剤層に配した剥離シートとからなる接着層としてもよい。
上記のように補強具Aを構成することで、額縁フレームBに対して裏板係合部11は、その垂直板が裏板5に接着されて固定されるが、枠材係合部10は単に上枠材1の溝部1aに嵌まり込んでいるだけなので、容易に取り外すことが可能である。したがって、裏板5を額縁フレームBから取り外す際には裏板5と共に補強具Aが取り外されるので、シート状掲示物Cの取り換えを容易に行うことができる。むしろ、補強具Aを・んで裏板5を外すことができるので、裏板5を取り外すのに便利である。
以上のように額縁フレームBに補強具Aを係合させることにより、上枠材1に係合した補強具Aは、その裏板係合部11が裏板5に固定され、水平係合部10が上枠材1に係合しているので、上枠材1を持ち上げることにより額縁フレームB全体を持ち上げた際に、上枠材1と裏板5とが一体となって持ち上がるので、上枠材1に掛かる荷重が上枠材1及び裏板を除く他の部材だけとなり、上枠材1に掛かる荷重の負担が軽減される。この上枠材1に掛かる荷重の負担が軽減されることにより、上枠材1を持ち上げた際に上枠材1が撓むことがないので、表面側の透明板6やシート状掲示物Cが脱落するようなことがない。したがって、額縁フレームBを安全にかつ楽に持ち運びすることができる。
なお、本実施例においては、横長矩形の額縁フレームBにおいて、1つの補強具Aを上枠材1に係合する例を示したが、それに限られるものではなく、例えば額縁フレームのサイズや重量に応じて上枠材1に複数の補強具Aを配置してもよく、また、額縁フレームBを縦長に使用する場合には、上枠材となる短辺(図3において左右のいずれか一方の枠材)に補強具Aを係合させてもよい。また、額縁フレームBは矩形に限られるものではなく、矩形以外の多角形、楕円や真円を含む円形及びそれらを組み合わせた形状あるいはさらに変形された他の形状であってもよい。
以上のように、本実施例に係る額縁フレームの補強具Aは、どのようなサイズの額縁フレームであっても使用できる汎用性があり、かつ既存の額縁フレームにも使用可能であり、しかも部品点数が1種類でかつ構造も簡単でるため安価に提供できる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれると同様に、実用新案登録請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれるものである。
A………補強具
B………額縁フレーム
C………シート状掲示物
p………枠材連結部材
q………裏板固定具
r………額縁吊り下げ部材
1………上枠材
1a……溝部
2………下枠材
2a……溝部
3………左枠材
3a……溝部
4………右枠材
4a……溝部
5………裏板
6………透明板
10……枠材係合部
11……裏板係合部
12……接着剤層
13……剥離シート
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Claims (6)
- 額縁フレームの周囲を構成する枠材の少なくとも一つの枠材と係合する枠材係合部と、額縁フレームを構成する裏板と係合する裏板係合部とを備えた
ことを特徴とする額縁フレームの補強具。 - 前記枠材係合部が、額縁フレームの枠材の裏面に枠材の長さ方向に沿って形成された溝部に係合する
ことを特徴とする請求項1に記載の額縁フレームの補強具。 - 前記枠材係合部が水平板よりなり、
前記水平板が前記溝部に嵌合することにより前記枠材と前記枠材係合部とが係合する
ことを特徴とする請求項2に記載の額縁フレームの補強具。 - 前記裏板係合部が垂直板よりなるものであって、当該垂直板は前記裏板に接する側に接着層を有しており、
前記垂直板と裏板とが接着により係合する
ことを特徴とする請求項1に記載の額縁フレームの補強具。 - 前記枠材係合部が水平板よりなり、前記裏板係合部が垂直板よりなる断面L字状をなしている
ことを特徴とする請求項1に記載の額縁フレームの補強具。 - 前記枠材係合部が水平板よりなり、前記裏板係合部が垂直板よりなる断面L字状をなし、
前記水平板が前記溝部に嵌合することにより前記枠材と前記枠材係合部とが係合し、
前記垂直板が前記裏板に接する側に接着層を有しており、
前記垂直板と裏板とが接着により係合する
ことを特徴とする請求項2に記載の額縁フレームの補強具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014002046U JP3191625U (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 額縁フレームの補強具 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3191625U true JP3191625U (ja) | 2014-07-03 |
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ID=78224442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014002046U Expired - Lifetime JP3191625U (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 額縁フレームの補強具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3191625U (ja) |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014002046U patent/JP3191625U/ja not_active Expired - Lifetime
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