JP3157645U - 展示用スタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】 展示物を確実に挟持することができ、装飾的にも優れた展示用スタンドを提供することを目的とする。【解決手段】 動物の身体を模した形状を有している2枚の透明のアクリル板4,4と、それぞれのアクリル板4,4に付設された磁性体5,5とを備え、磁性体5,5を吸着させてアクリル板4,4を重ね合わせることによりシート状の展示物を挟持する本体部2と、動物の脚を模した形状を有しており、アクリル板4,4の下部に設けられた切欠部6,6によって形成される凹部に嵌め込まれて本体部2を支持する脚部3とから構成される。【選択図】図2
Description
本考案は、写真やメモ用紙等のシート状の展示物を展示するための展示用スタンドに関するものである。
従来、写真等を展示するものとして、種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1では、透光性の前板と後板との間に展示物を挟持し、前板と後板の互いに対応する位置に磁石を埋め込んで前板と後板とを容易に着脱可能にした展示用パネルが開示されている。また、ここでは、透明プラスチック板よりなる前板と、前板の後側表面に付設された4個の円形の鉄板と、その前側表面に4個の凹部が形成された透明プラスチック板よりなる後板と、後板に形成された凹部内に収納された永久磁石とを備えることにより、簡易な構成でありながら、前板と後板を確実に固定することができる展示用パネルが提案されている。
しかしながら、上記特許文献1の展示用パネルなどでは、展示物を挟持するだけで、装飾的効果を期待できないという問題がある。特に、写真立てのように部屋のインテリアとして用いられる場合には、展示のための道具であっても装飾的な造形処理が求められているところ、上記の展示用パネルなどではこのような要望に応えることができない。
そこで、本考案は、上記問題に鑑みなされたものであり、展示物を確実に挟持することができ、装飾的にも優れた展示用スタンドを提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、本考案は、2枚の透明のアクリル板と、それぞれのアクリル板に付設された磁性体とを備え、前記磁性体を吸着させてアクリル板を重ね合わせることによりシート状の展示物を挟持する展示用スタンドであって、前記アクリル板は、動物の身体を模した形状を有しており、前記重ね合わせたアクリル板に取り付けられて前記アクリル板を支持する脚部が、前記動物の脚を模した形状を有していることを特徴とする。
これにより、動物を模した展示用スタンドとなり、展示物を確実に挟持ことができるだけでなく、趣向に富み、装飾的にも優れた展示用スタンドが実現可能となる。
ここで、前記動物は、四足獣であり、前記脚部は、四足獣の前両足と後両足とを模した形状となっているとするのが好ましく、また、前記動物の体を模した形状が、二足で立脚する状態であるときに、さらに、前記脚部を前記アクリル板に取り付けるためのジョイント部を備えるとするのが好ましい。
これにより、あらゆる動物の形状を表現することができるようになる。
本考案に係る展示用スタンドによれば、動物を模した形状のアクリル板を重ね合わせているので、趣向に富んだ展示用スタンドを実現することができ、展示用スタンドそれ単体でも部屋のインテリアとして通用しうる、装飾的にも優れた展示用スタンドを実現することができる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る展示用スタンドの構成を示す図である。
本実施の形態に係る展示用スタンド1は、本体部2と、脚部3とから構成されている。
本体部2は、四足獣の動物である羊を模した形状に加工された透明の2枚のアクリル板を重ね合わせることにより構成される。
図2は、展示用スタンド1を分解して示す図である。
図2に示すように、本体部2は、それぞれ動物の身体を模した形状に加工された透明の2枚のアクリル板4,4とから構成されている。
一方のアクリル板4の背面側と、もう一方のアクリル板4の正面側には、それぞれ磁性体5,5が複数付設されており、それぞれの磁性体5,5が吸着することにより、2枚のアクリル板4,4とで写真やメモ用紙等のシート状の展示物を確実に挟持することができるようになっている。
脚部3は、四足獣の動物の前両脚と後両脚とをそれぞれ模した形状に加工された透明のアクリル板からなる部材であり、本体部2を支持することで展示用スタンド1を机などに立てて飾ることを可能にしている。アクリル板4,4の下部にそれぞれ設けられている切欠部6,6が、アクリル板4,4を重ね合わせることで脚部3を嵌め込むための凹部を形成し、この凹部に脚部3の切欠部7を嵌め込むことで、脚部3は本体部2を支持することになる。図1及び2の例では、四足獣である羊を模した例を示しており、脚部3を2つ用いて本体部2を支持する構成としている。
図3は、展示用スタンドの別の構成の例を示す図である。
図3では、二足獣であるニワトリを模した展示用スタンド11を示している。本体部12が2枚のアクリル板14,14を重ね合わせて構成され、各板に付設された磁性体15,15がそれぞれ吸着して展示物を挟持するようになっている点では、図1及び2で示した例と共通している。ただ、四足獣では、前後2つの脚部で本体部を支持することができるのに対して、二足獣では前後の脚部がないことから、左右2つの脚をそれぞれ模した脚部13を本体部12に取り付けるためのジョイント部13aを別途設けている点で異なっている。すなわち、アクリル板14,14の下部にそれぞれ設けられている切欠部16,16が、アクリル板14,14を重ね合わせることでジョイント部13aを嵌め込むための凹部を形成し、この凹部にジョイント部13aの切欠部18が嵌め込まれる。そして、ジョイント部13aの下方に設けられた2つの切欠部19に脚部13の切欠部17をそれぞれ嵌め込むことにより、脚部13は本体部12を支持するようになっている。
このように、本実施の形態に係る展示用スタンドによれば、2枚のアクリル板で展示物を確実に挟持することができるだけでなく、アクリル板を動物を模した形状に加工しているので、展示物の装飾として面白味を持たせることが可能となっている。
以上、本考案について実施の形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の設計変更が可能であるのはいうまでもない。
例えば、上記実施の形態では、本体部を構成するものとしてアクリル板を用いたが、透明であればプラスチック板などその他のものを用いてもよい。ここで示した動物は、一例にすぎず、その他の動物であってもよいことはいうまでもなく、四足獣であっても2本の脚で立った状態を模した形状とする場合(例えば、両前脚を上げた馬など)には、ジョイント部を設けることが必要となることもある。
また、本体部と脚部との取り付けは、上述の取り付けに限られるものではなく、例えば、本体部に設けられた穴に、脚部に設けられた凸部を挿し込むなどの取り付け手法であってもよい。
さらに、2枚のアクリル板の一方または両方にスクリーン印刷で模様を付し、装飾的効果をより一層高めることも可能である。このとき、格子状や縞状の模様として、挟持されている展示物(写真)を、見る角度によって変化するような視覚的効果をつけて面白味を持たせることも可能である。
本考案に係る展示用スタンドは、写真やメモ用紙等を展示するための展示用スタンド等として有用である。
1,11 展示用スタンド
2,12 本体部
3,13 脚部
4,14 アクリル板
5,15 磁性体
6,7,16,17,18,19 切欠部
13a ジョイント部
2,12 本体部
3,13 脚部
4,14 アクリル板
5,15 磁性体
6,7,16,17,18,19 切欠部
13a ジョイント部
Claims (3)
- 2枚の透明のアクリル板と、それぞれのアクリル板に付設された磁性体とを備え、前記磁性体を吸着させてアクリル板を重ね合わせることによりシート状の展示物を挟持する展示用スタンドであって、
前記アクリル板は、動物の身体を模した形状を有しており、
前記重ね合わせたアクリル板に取り付けられて前記アクリル板を支持する脚部が、前記動物の脚を模した形状を有している
ことを特徴とする展示用スタンド。 - 前記動物は、四足獣であり、
前記脚部は、四足獣の前両足と後両足とを模した形状となっている
ことを特徴とする請求項1記載の展示用スタンド。 - 前記動物の体を模した形状が、二足で立脚する状態であるときに、
さらに、前記脚部を前記アクリル板に取り付けるためのジョイント部を備える
ことを特徴とする請求項1記載の展示用スタンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008729U JP3157645U (ja) | 2009-12-09 | 2009-12-09 | 展示用スタンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008729U JP3157645U (ja) | 2009-12-09 | 2009-12-09 | 展示用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3157645U true JP3157645U (ja) | 2010-02-25 |
Family
ID=54861286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009008729U Expired - Fee Related JP3157645U (ja) | 2009-12-09 | 2009-12-09 | 展示用スタンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157645U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024051136A1 (zh) * | 2022-09-05 | 2024-03-14 | 台州米亿家居用品有限公司 | 亚克力led展示台 |
-
2009
- 2009-12-09 JP JP2009008729U patent/JP3157645U/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2024051136A1 (zh) * | 2022-09-05 | 2024-03-14 | 台州米亿家居用品有限公司 | 亚克力led展示台 |
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