JP3087656U - 短 冊 - Google Patents

短 冊

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JP3087656U
JP3087656U JP2002000402U JP2002000402U JP3087656U JP 3087656 U JP3087656 U JP 3087656U JP 2002000402 U JP2002000402 U JP 2002000402U JP 2002000402 U JP2002000402 U JP 2002000402U JP 3087656 U JP3087656 U JP 3087656U
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JP
Japan
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strip
plate
bulletin board
haiku
kawayanagi
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JP2002000402U
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Inventor
英智 鈴木
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株式会社マグエックス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格別の係止具、止着具を要さずとも短冊本体
あるいは短冊を止着してなる掲示具を所定個所に確実に
止着あるいは掲示することができることは勿論のこと、
掲示体あるいは額縁等への係止に際してもゴム紐体、ガ
ラス板等の係止部材、固定具を要さずとも迅速かつ容易
にしかも所望個所に正確に止着することができる短冊を
提供することを目的とする。 【解決手段】 表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚
紙等からなる板体を磁着自在とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、短冊、俳句、川柳等を書きこれを掲示するための短冊に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種短冊にあっては縦長長方形状の厚紙板体よりなり、作者は自作の短 歌、俳句、川柳等をこれに書し、これより一回り大径で壁等への係止部材を備え た板体からなる掲示体に止着して掲示するか、あるいは短冊の固定機能を有する ガラス板を備えた額縁に止着し掲示していた。
【0003】 その方法は図6に示すように壁掛け用の係止部材10を備えてなる大径の板体 状掲示体11に短冊12の四隅を挿入係止するためのゴム紐等の弾性材からなる 係止部材13をあらかじめ取付けておき、これに短冊12の四隅を挿入係止する 方法である。
【0004】 また図示しないが、壁等への係止部材を備えてなる額縁本体内の板体上面に短 冊を載置しさらにこの上面にガラス板を乗せ位置設定した後、上面より額縁部材 にてガラス板周部ごと押圧し固定保持する方法がそれである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら前者にあっては短冊の四隅を小径の挿入空隙からなるゴムバンド 状の係止部材内に挿入係止することは作業上むずかしく、特に視力、手指の感覚 等のおとろえた老人等にあってはたいへんな労苦を伴うこととなる。また何より も外観上、係止部材が短冊四隅部に露呈することともなり、外部からの視認にさ いしてもこれが障害となり決して好ましい外観状態ではない。
【0006】 また後者にあっては短冊の四隅に係止部材は存在しないものの短冊の押え固定 部材ともなるガラス板の存在が必須の構成要素となり、額縁部材の存在とともに 大ががりでかなりの重量となることから、自ずと掲示個所も限られることとなる 。 また短冊の挿入個所作業に際してもガラス板による固定であることから曲がるこ とのない正確な位置設定にはかなりの集中力を余儀なくされる。そして外部より の視認性にあっても反射し、かつチリ、ホコリが附着しやすいガラス板が介在す ることから必ずしも好ましい状態とは言えない。
【0007】 さらには、扇形、円形等縦長長方形以外の形状の短冊にあっては掲示体に対し 嵌め込み固定による手段によらざるを得ず、多大な労苦と困難な作業を余儀なく されていた。
【0008】 本考案はこのような諸欠点を全て解決し、格別の係止具、止着具を要さずとも 短冊本体あるいは短冊を止着してなる掲示具を所定個所に確実に止着あるいは掲 示することができることは勿論のこと、掲示体あるいは額縁等への係止に際して もゴム紐体、ガラス板等の係止部材、固定具を要さずとも迅速かつ容易にしかも 所望個所に正確に止着することができる短冊を提供することを第1の目的とする 。
【0009】 本発明の第2の目的は、短冊上面四隅に係止部材が露呈したり、上面にガラス 板等が存在しなくとも理想的な止着、掲示状態を得ることができ、外観上は勿論 のこと優れた視認性が得られる短冊を提供することを第2の目的とする。
【0010】 また本発明の第3の目的は縦長の長方形体からなる短冊に限らず扇形、円形等 あらゆる形状の短冊にあっても嵌め込み固定等格別の係止固定手段を要さずとも 迅速かつ容易に所望個所あるいは提示体に止着固定することができることにある 。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の短冊は、表面に俳句、短歌、川柳等が書か れる厚紙等からなる板体を磁着自在としたことを特徴とするものである。
【0012】 また表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚紙等からなる板体裏面に磁着部材 を止着したことを特徴とするものである。
【0013】 また俳句、短歌、川柳等を筆記可能な板体をスチールペーパー等の磁性体より 形成し、磁石ボード等の磁石体に対し磁着自在としたことを特徴とするものであ る。
【0014】 また板体をマグネットシートより形成し表面には筆記可能な紙等を接着したこ とを特徴とするものである。
【0015】 また板体を長方形、正四角形、扇形、円形等任意の形状としたことを特徴とす るものである。
【0016】 また表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚紙等からなる板体裏面に磁着部材 を配設するとともに、この板体を掲示する掲示体には前記板体の磁着部材と磁着 するように配磁されてなる磁着部材を配設したこと特徴とするものである。
【0017】 また掲示体の磁着部材は掲示体裏面に接着、嵌め込み、埋設等の手段で配設さ れてなることを特徴等するものである。
【0018】 また掲示体の磁着部材はスチール面等の磁性体に対し磁着自在としたことを特 徴とするものである。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の短冊について図面に基づいて説明する。図1は本考案の短冊1 の裏面を示し、表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚紙等からなる板体より形 成され、その裏面に磁石シート2が接着あるいは嵌め込み等の手段にて止着され ている。
【0020】 したがってこの短冊1にあっては家庭内あるいは教室等におけるスチール面等 の磁性体の所望個所に容易に磁着掲示することができる。特に俳句、短歌、川柳 等の教室においては生徒あるいは先生の作品を迅速かつ容易に磁性を有するボー ド面に磁着させ指導することができることから極めて便宜である。
【0021】 図2は図1に示す短冊1をこれより大径で壁等への係止部材3を備えた掲示体 4に止着した状態を示す。
【0022】 この掲示体4の裏面には図3に示すように短冊1の裏面に止着された磁石シー ト2と磁着すべく配磁された磁石シート5が接着あるいは嵌め込み等の手段にて 止着されていることから、従来の如く掲示体の四隅に露呈してなるゴムバンド状 紐体の係止部に短冊の四隅を挿入係止する等の作業を要することなく、美麗な掲 示体の所望する個所に迅速かつ容易に止着することができる。 またこの磁石シート5はスチール面等の磁性体に対しても磁着自在とすることも でき、格別の係止部材を要さずとも短冊1を磁着してなる掲示体4を所望個所に 磁着することができる。
【0023】 図4は本考案の短冊1を壁等への係止部材6を備えた額縁からなる掲示体7に 止着する方法を示す。 この方法にあっては掲示体7内の底板8に図5に示すように短冊1の裏面に止着 された磁石シート2と磁着すべく配磁された磁石シート9が接着あるいは埋設等 の方法で止着されている。 またこの磁石シート9はスチール面等の磁性体に対しても磁着自在とすることが でき、格別の係止部材を要さずとも短冊1を磁着してなる額縁からなる掲示体7 を所望個所に磁着することができる。
【0024】 したがって従来の如く正確な位置設定に神経を使い、かつかなりの重量となら ざるを得ないガラス板による固定手段によらなくても額縁の所望個所に短冊を正 確かつ容易に止着することができ、家庭内等における任意の個所に作品を容易に 掲示することができる。
【0025】 また図示しないが板体を定型性を有するマグネットシートより形成しその表面 に筆記可能な紙等を接着してもよい。 尚、短冊1は磁着自在であればよく、短冊本体をスチールペーパー等の磁性体に より形成し、これを教室、家庭等におけるマグネットボード等の磁石体に磁着自 在としてもよい。
【0026】 さらには本考案の短冊1の形状は縦長長方形に限らず、扇形、円形等任意の形 状に設定することができ、格別の固定手段、止着等を要さずとも所定個所あるい は所望の掲示体に正確かつ容易に安定した状態で止着することができる。
【0027】
【考案の効果】
しかして本考案の磁着自在な短冊によれば格別の止着具を要さずとも家庭、教 室等における所望個所に迅速かつ容易に磁着することができることは勿論のこと 、掲示体への止着に際しても従来の如く短冊四隅を掲示体の係止部に挿入係止す る等の困難な手段によらずとも掲示体の所望個所に正確かつ迅速容易に止着する ことができる。またこの掲示体自体を所望個所に磁着掲示することも可能である 。
【0028】 また額縁への固定に際してもガラス板を要さずとも額縁内に正確かつ確実に固 定し掲示することができることは勿論のこと、この額縁からなる掲示体自体を所 望個所に磁着掲示することも可能である。
【0029】 また大径の板体あるいは額縁からなる掲示体表面には係止部材、ガラス板等が 存在しないことから外観上も好ましく視認性も極めて優れている。
【0030】 さらには従来は嵌め込み固定の如く複雑で困難な作業を余儀なくされ高価とな らざるを得なかった扇形、円形等の短冊にあっても、格別の止着手段によらずと も所望掲示体に対し迅速かつ容易に止着することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の短冊の裏面図である。
【図2】本考案の短冊の掲示体への止着状態を示す正面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本考案の短冊の額縁からなる掲示体への止着状
態を示す正面図である。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】従来の短冊の掲示体への止着状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 短冊 2 磁石シート 3 係止部材 4 掲示体 5 磁石シート 6 係止部材 7 掲示体 8 底板 9 磁石シート 10 係止部材 11 掲示体 12 短冊 13 係止部材

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚
    紙等からなる板体を磁着自在としたことを特徴とする短
    冊。
  2. 【請求項2】 表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚
    紙等からなる板体裏面に磁着部材を止着したことを特徴
    とする請求項1記載の短冊。
  3. 【請求項3】 俳句、短歌、川柳等を筆記可能な板体を
    スチールペーパー等の磁性体より形成し、磁石ボード等
    の磁石体に対し磁着自在としたことを特徴とする請求項
    1記載の短冊。
  4. 【請求項4】 板体をマグネットシートより形成し表面
    には筆記可能な紙等を接着したことを特徴とする請求項
    1記載の短冊。
  5. 【請求項5】 板体を長方形、正四角形、扇形、円形等
    任意の形状としたことを特徴とする請求項1記載の短
    冊。
  6. 【請求項6】 表面に俳句、短歌、川柳等が書かれる厚
    紙等からなる板体裏面に磁着部材を配設するとともに、
    この板体を掲示する掲示体には前記板体の磁着部材と磁
    着するように配磁されてなる磁着部材を配設したこと特
    徴とする請求項1記載の短冊。
  7. 【請求項7】 掲示体の磁着部材は掲示体裏面に接着、
    嵌め込み、埋設等の手段で配設されてなることを特徴等
    する請求項6記載の短冊。
  8. 【請求項8】 掲示体の磁着部材はスチール面等の磁性
    体に対し磁着自在としたことを特徴とする請求項6又は
    7記載の短冊。
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