JP5601762B2 - アウトリガ装置 - Google Patents
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Description
前記油圧源を可変容量ポンプとし、
この可変容量ポンプの容量を制御する制御部を備え、
前記制御部は、全てのアウトリガの張り出しを所定の張り出し量まで行った後に1つのアウトリガの張り出しを行う場合、この張り出し開始時から張り出し完了までの間、前記複数のアウトリガの全ての張り出しを同時に行う場合の張り出し速度より、1つのアウトリガの張り出し速度が遅くなるように前記可変容量ポンプの容量を制御し、
又は、全てのアウトリガの格納を所定の格納量まで行った後に1つのアウトリガの格納を行う場合、この格納開始時から格納完了までの間、前記複数のアウトリガの全ての格納を同時に行う場合の格納速度より、1つのアウトリガの格納速度が遅くなるように前記可変容量ポンプの容量を制御することを特徴とする。
前記油圧源を可変容量ポンプとし、
この可変容量ポンプの容量を制御する制御部を備え、
前記各アウトリガは、作業機の側方に進退するスライド部と、上下方向に進退するジャッキ部とを有し、
前記各油圧シリンダは、前記スライド部を進退させるスライドシリンダと、前記ジャッキ部を進退させるジャッキシリンダとで構成され、
前記制御部は、駆動されるスライドシリンダ又はジャッキシリンダの数に応じて前記可変容量ポンプの容量を制御して、該スライドシリンダ及びジャッキシリンダの伸長動作開始時から伸長動作完了までの伸長動作時間及び縮小開始時から縮小完了までの縮小動作時間がその数に拘わらず一定となるようにしたことを特徴とする。
図1は移動式クレーンであるラフテレーンクレーン(作業機)1を示すものであり、このラフテレーンクレーン1は、車体2と、この車体2を支持する前輪3および後輪4と、車体2の前部に設けられた左右一対のアウトリガ20,30と、車体2の後部に設けられた左右一対のアウトリガ40,50(図示せず)と、車体2上に水平旋回可能に設けられた旋回台(図示せず)に取り付けたブーム支持用ブラケット6と、このブーム支持用ブラケット6に起伏可能に取り付けられた伸縮ブーム7と、旋回台に取り付けられたクレーン作業・運転用のキャビン8等とを備えている。
[動 作]
次に、上記のように構成されるアウトリガ装置の動作について説明する。
[スライド張出し]
クレーン作業を開始する場合、先ず、張出モードスイッチS6を押して張出モードを設定し、スライドモードスイッチS10を押してスライドモードを設定する。次に、全操作モードスイッチS1を押し続けて、全操作モードスイッチS1をオンのままにしておく。この全操作モードスイッチS1がオンしている間だけ全操作モードが設定される。
[ジャッキ張出し]
ジャッキ張出しは、ジャッキモードスイッチS9をオンにする(張出モードスイッチS6はオンしている)。張出モードスイッチS6がオフしていればオンにする。次に、全操作モードスイッチS1をオンにして全操作モードを設定する。
[クレーン作業]
この後、クレーン作業を実行する。このクレーン作業の実行中は中立スイッチS8,S11を押して張出モードおよびジャッキモードを解除しておく。これらモードの解除により、張出格納方向切換弁101が中立位置に切り換えられ、可変容量ポンプ100からの圧油が他のアクチュエータへ供給されることになる。
[アウトリガの格納]
クレーン作業が終了したら、アウトリガ20〜50の格納を行う。アウトリガ20〜50の格納は、最初にジャッキ部22〜52の格納から行う。
[ジャッキ部格納]
この場合、先ず最初に、格納スイッチS7を押して格納モードを設定する。この格納モードの設定により、張出格納方向切換弁101が格納側(図示の上側)に切り換えられる。
[スライド格納]
ジャッキ部22〜52の格納が終了したらスライド部21〜51の格納を行う。このスライド部21〜51の格納を行うには、先ず、スライドモードスイッチS10を押してスライドモードを設定する。このスライドモードスイッチS10が押されることにより、ジャッキモードスイッチS9がオフしてジャッキモードは解除されることになる。なお、格納モードは設定されたままである。
[第2実施例]
図3は第2実施例の油圧回路を示す。この第2実施例では、第1実施例の容量切換弁102を電磁比例弁である容量切換弁210に変更し、操作部200に微速スイッチS20を設けたものである。
スライドの伸び側と縮み側の容量比は、伸び:縮み=1:0.4
ジャッキとスライドの容量比は、ジャッキ伸び:スライド伸び=1:0.7
ジャッキ縮み:スライド縮み=1:0.42
に設定されているとする。
ジャッキ張出しモード:1
スライド格納モード:0.28
ジャッキ格納モード:0.66
全操作モード:1
個別操作モード:0.25×N(N:同時に操作させるシリンダ数)
微速モード:0.1
そして、設定された各モードの係数から可変容量ポンプ100の容量比を図4の表に示すように求めるものである。
0.7(スライド張出モード)×1(全操作モード)=0.7
となる。この容量比は、可変容量ポンプ100の最大容量1に対する比として求めることになる。
0.7(スライド張出モード)×0.25(個別操作モード)=0.175
となる。
22S〜52S ジャッキシリンダ(油圧シリンダ)
100 可変容量ポンプ(油圧源)
101 張出格納方向切換弁
102 容量切換弁
110〜113 制御弁
201 制御部
Claims (5)
- 複数のアウトリガと、各アウトリガの張り出しと格納をそれぞれ行うとともに油圧源に接続された複数の油圧シリンダとを備えた作業機のアウトリガ装置であって、
前記油圧源を可変容量ポンプとし、
この可変容量ポンプの容量を制御する制御部を備え、
前記制御部は、全てのアウトリガの張り出しを所定の張り出し量まで行った後に1つのアウトリガの張り出しを行う場合、この張り出し開始時から張り出し完了までの間、前記複数のアウトリガの全ての張り出しを同時に行う場合の張り出し速度より、1つのアウトリガの張り出し速度が遅くなるように前記可変容量ポンプの容量を制御し、
又は、全てのアウトリガの格納を所定の格納量まで行った後に1つのアウトリガの格納を行う場合、この格納開始時から格納完了までの間、前記複数のアウトリガの全ての格納を同時に行う場合の格納速度より、1つのアウトリガの格納速度が遅くなるように前記可変容量ポンプの容量を制御することを特徴とするアウトリガ装置。 - 請求項1に記載のアウトリガ装置であって、
前記各アウトリガは、作業機の側方に進退するスライド部と、上下方向に進退するジャッキ部とを有し、
前記各油圧シリンダは、前記スライド部を進退させるスライドシリンダと、前記ジャッキ部を進退させるジャッキシリンダとで構成され、
前記制御部は、駆動されるスライドシリンダ及びジャッキシリンダの数に応じて前記可変容量ポンプの容量を制御することにより、全てのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを所定の長さまで伸長させた後に1つのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを伸長する場合、この伸長開始時から伸長完了までの間、全てのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを同時に伸張させる伸張速度より1つのスライドシリンダ又はジャッキシリンダの伸張速度を遅くするとともに、全てのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを所定の長さまで縮小させた後に1つのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを縮小する場合、この縮小開始時から縮小完了までの間、全てのスライドシリンダ又はジャッキシリンダを同時に縮小させる縮小速度より1つのスライドシリンダ又はジャッキシリンダの縮小速度を遅くすることを特徴とするアウトリガ装置。 - 複数のアウトリガと、各アウトリガの張り出しと格納をそれぞれ行うとともに油圧源に接続された複数の油圧シリンダとを備えた作業機のアウトリガ装置であって、
前記油圧源を可変容量ポンプとし、
この可変容量ポンプの容量を制御する制御部を備え、
前記各アウトリガは、作業機の側方に進退するスライド部と、上下方向に進退するジャッキ部とを有し、
前記各油圧シリンダは、前記スライド部を進退させるスライドシリンダと、前記ジャッキ部を進退させるジャッキシリンダとで構成され、
前記制御部は、駆動されるスライドシリンダ又はジャッキシリンダの数に応じて前記可変容量ポンプの容量を制御して、該スライドシリンダ及びジャッキシリンダの伸長動作開始時から伸長動作完了までの伸長動作時間及び縮小開始時から縮小完了までの縮小動作時間がその数に拘わらず一定となるようにしたことを特徴とするアウトリガ装置。 - 前記スライドシリンダを駆動させるスライドモードと、前記ジャッキシリンダを駆動させるジャッキモードと、前記複数のスライドシリンダ又はジャッキシリンダの全てを駆動させる全操作モードと、前記複数のスライドシリンダのうちの特定の1つ以上のスライドシリンダを又は複数のジャッキシリンダのうちの特定の1つ以上のジャッキシリンダを駆動させる個別操作モードとを有することを特徴とする請求項3に記載のアウトリガ装置。
- 前記作業機は、ラフテレーンクレーンであり、前記可変容量ポンプはラフテレーンクレーンのメインポンプであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のアウトリガ装置。
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