JP5601565B2 - 電波受信装置 - Google Patents

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Description

本発明はGPS(Global Positioning System)に用いて好適な電波受信装置に関する。
GPSは地球を周回する複数の人工衛星(以下、GPS衛星と称す)からの電波を利用して現在位置を特定するための3次元測位システムである。GPSでは、GPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、予め備えた地図データと受信したGPS信号とを用いて自装置の位置を算出するGPS受信機を使用する。GPS受信機は携帯電話機等の端末装置に搭載されてナビゲーションにも利用される。GPSを搭載した端末装置は、その位置を通信相手に簡易に伝えることができるため、事件や事故等の緊急事態の通報にも利用できる。米国では、CDMA(Code Division Multiple Access)方式の携帯電話機にGPS受信機を搭載し、E−911(Enhanced 911:拡張型緊急通報システム)への通報時に、GPSを利用して通報者の位置を特定するシステムが提案されている。また、物流監視やペット等の所在監視にもGPS受信機を搭載した端末装置を利用することが検討されており、GPS受信機の小型化や軽量化が望まれている。
GPSの測位機能を十分に発揮させるには、GPS衛星からのGPS信号を安定して受信できる必要がある。そのため、GPS受信機が備えるアンテナには高い利得が要求される。その一方、上述したようにGPS受信機を搭載する端末装置には小型化や軽量化が要望されているため、そのアンテナにも小型化が要求される。したがって、GPS用のアンテナには小型化や薄型化を実現しつつ高い利得を得るための工夫が必要になる。
GPS受信機は、複数のGPS衛星からの電波を同時に受信する必要があるため、そのアンテナの利得は通信端末の周囲にできるだけ均等である(無指向性)ことが望ましい。
しかしながら、厳密な意味の無指向性アンテナは理論的に実現不可能であり、アンテナには方向(方角)による利得差が必ず生じる。また、理想的な無指向性に近いアンテナは全ての方向で利得が低下してしまう。
なお、本明細書では、「無指向性アンテナ」及び「指向性アンテナ」と記載するが、これらは指向性が比較的弱い(広い)アンテナと、指向性が比較的強い(狭い)アンテナという意味であり、無指向性アンテナと称しても理想的な無指向性アンテナを指しているわけではない。
ところで、GPSを利用するカーナビゲーションシステムでは、複数のGPS衛星からGPS信号を受信できるように、天空方向に広い角度で比較的高い利得が得られるアンテナを選定し、該選定したアンテナを車両に取り付ければよい。例えば、薄い誘電体基板の一方の面に金属膜が形成され、他方の面にストリップ構造のアンテナ素子が形成されたパッチアンテナは、アンテナ素子が形成された面(主放射面)と垂直な方向に対して広い角度の指向性を有している。したがって、パッチアンテナを、主放射面が天空方向へ向くように、地面と水平となるように車体に取り付ければ、車両の向きに関係なくGPS信号を良好に受信できる。
本明細書では、無指向性アンテナとして、このパッチアンテナを例示する。これに対して、例えば逆Fアンテナは、パッチアンテナのように板状であるが、指向性が強く、板面を地面と水平となるように配置しても、その方角によってGPS衛星からの受信感度に差が生じる。そこで、本明細書では、指向性アンテナとして、この逆Fアンテナを例示する。
GPSを利用する機器は、例えばカーナビゲーションシステムを搭載した車両のように、地面と水平な方向に対して大きな角度で移動することがほとんど無い。そのため、パッチアンテナ等の無指向性アンテナは、一度地面と水平となるように取り付ければ、その後の位置調整は原則として不要である。さらに、パッチアンテナは主放射面にのみ指向性を有する半円状の放射パターンを備えているため、地面の方向に対する無駄な指向性を持たず、利得が非常に高いという利点がある。そのため、パッチアンテナは、GPSを利用する機器の小型アンテナとして多用されている。
一方、携帯電話機やPHS(Personal Handy phone System)あるいはPDA(Personal Digital Assistants)のような小型で持ち運びを前提とした携帯型の端末装置は、使用状況に応じて装置本体の姿勢が変化する。
したがって、装置本体にパッチアンテナ等の平面状のアンテナを取り付けると、アンテナの姿勢も変化するため、GPS衛星からの電波を良好に受信できる場合と電波をほとんど受信できない場合とがある。そのため、上記E−911のようなシステムでは、通報者の端末装置がGPS衛星からの電波を受信できないために、その位置を判別できない可能性がある。
そこで、複数のアンテナを折畳み式の携帯電話機の異なる位置にそれぞれ配置し、スイッチを用いて使用するアンテナを切り替える技術が、例えば特開2002−354073号公報に記載されている。以下、この特開2002−354073号公報に記載された技術を第1背景技術と称す。
第1背景技術の携帯電話機は、ディスプレイ等を備える上蓋と操作用のキー等が配置された下部筐体とを有し、下部筐体のヒンジ側端部にCDMA方式による無線通信とGPSで共用するポール状のアンテナが配置されている。また、第1背景技術の携帯電話機は、下部筐体または上蓋表面の所要の位置に、平面状のGPS用のアンテナが配置されている。
図1は第1背景技術の携帯電話機の構成を示す斜視図である。図1は、ユーザが携帯電話機100の上蓋101を開いた状態で下部筐体102を手103で保持している様子を示している。このような折り畳み式の携帯電話機100では、上蓋101を開いたとき、例えば下部筐体102のヒンジ104側端部に配置されたアンテナを上蓋101が覆ってしまう。そのため、図1ではCDMA方式による無線通信とGPSで共用する共用アンテナを図示していない。したがって、図1に示すような折り畳み式の携帯電話機100では、上蓋101を開いているとき、下部筐体102のヒンジ104側端部に配置された共用アンテナがGPS衛星からの電波を受信するのに適していないという問題がある。
そこで、第1背景技術では、例えば上蓋101のディスプレイ105近傍にパッチアンテナからなるGPS用のアンテナ(GPSアンテナ106)を配置し、上蓋101を開いているときはGPSアンテナ106を使用してGPS信号を受信するように不図示のスイッチで切り替えている。
一方、上蓋101を閉じた状態では、GPSアンテナ106が上蓋101によって覆われるが、下部筐体102のヒンジ104側端部に配置された共用アンテナが露出する。したがって、上蓋101を閉じているときは、共用アンテナを使用してGPS信号を受信するように不図示のスイッチで切り替えている。
しかしながら、第1背景技術では、図1に示す上蓋101がGPS信号の受信時に障害になるか否かという観点だけで2つのアンテナを切り替えているだけであり、アンテナの指向性については何等考慮していない。そのため、ユーザはGPS信号が良好に受信できるように携帯電話機100の姿勢や方角を調整する必要があり、GPSの利用時に携帯電話機100の使用方法が制限されてしまう問題がある。
そこで、GPS信号が良好に受信できるようにアンテナの傾斜を調整することが、例えば特開2004−336458号公報に記載されている。以下、この特開2004−336458号公報に記載された技術を第2背景技術と称す。
第2背景技術のアンテナ装置は、平板状のアンテナが取り付けられた保持部材を保持する第1可動片と、第1可動片を仰角方向に回転自在に支持する第2可動片と、第2可動片を方位方向に回転自在に支持する筐体とを備えている。第2可動片は第1可動片の回転を特定仰角で停止することが可能であり、筐体は第2可動片の回転を特定方位角で停止することが可能である。
第2背景技術によれば、アンテナの仰角及び方角をそれぞれ調整できる。したがって、各種の使用状況に応じてアンテナの向き最適に変更できる。
しかしながら、第2背景技術のアンテナ装置は、仰角及び方角を調整する機構として、円筒状の容器内壁に回転軸を取り付け、この回転軸に平板状のアンテナが取り付けられた保持部材を揺動自在に取り付けると共に円筒状の容器をその中心軸を中心に回転自在に取り付ける構造を採用している。ここで、保持部材の揺動可能な角度の範囲を大きくするには、円筒状の容器を大きくする必要がある。そのため、第2背景技術のアンテナ装置は、アンテナの仰角及び方角を調整するために複雑な機構が必要であり、その駆動装置やセンサ等を含めると、装置全体が大型化する問題がある。また、第2背景技術のアンテナ装置では、複雑な機構を採用することで高価になってしまう。したがって、第2背景技術のアンテナ装置は、小型で比較的安価な携帯型の端末装置に採用することが困難である。
なお、携帯電話機等の端末装置では、装置本体の表面にパッチアンテナ等の平板状のアンテナを取り付けると、ディスプレイや操作用のキーの配置が制限されてしまう問題もある。
そこで、本発明は、装置本体表面の部品配置に影響を与えることなく、装置の姿勢に係わらず電波を良好に受信できる電波受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の電波受信装置は、アンテナを、方角及び傾斜角を変更自在に保持する、装置本体に配置されたアンテナ保持部材と、
前記装置本体の姿勢の変化を検出する検出部と、
前記検出部で検出された前記装置本体の姿勢に応じて前記アンテナ保持部材の姿勢を制御する制御部と、
予め複数の電波発信源の方位及び傾斜角の情報が格納される記憶部と、
を有し、
前記アンテナは指向性が狭いアンテナであり、
前記制御部は、
前記記憶部に格納された複数の電波発信源の方位及び傾斜角の情報を順次読み出し、該読み出した情報を用いて複数の前記電波発信源の方位に順次前記アンテナの指向性が一致するように前記アンテナ保持部材の姿勢を制御し、
前記アンテナで受信した前記電波発信源毎の受信信号の信号対雑音比から所定のしきい値以上の受信信号を複数選択し、
該選択した受信信号を用いて現在位置を算出する構成である。
図1は第1背景技術の電波受信装置の構成を示す斜視図である。 図2は第1の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図である。 図3は図2に示した回転部を90度回転させたときの様子を示す斜視図である。 図4は第1の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。 図5は第1の実施の形態の電波受信装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6は第1の実施の形態の電波受信装置の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図7は第2の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図である。 図8は図7に示した回転部をスライドさせたときの様子を示す斜視図である。 図9は第2の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。 図10は第2の実施の形態の電波受信装置の回路構成の変形例を示すブロック図である。 図11は第3の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図である。 図12は図11に示した仰角変化装置の一構成例を示す斜視図である。 図13は第3の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。 図14は第3の実施の形態の電波受信装置の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図15は第4の実施の形態の携帯電話機の外観の一例を示す斜視図である。 図16は図15に示したアンテナ水平機構の一構成例を示す斜視図である。 図17は第4の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。 図18は第4の実施の形態の電波受信装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
次に本発明について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図2は第1の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図であり、図3は図2に示した回転部を90度回転させたときの様子を示す斜視図である。
第1の実施の形態では、GPS衛星等からの電波を受信する電波受信装置として、図2に示す第1の本体部201と第2の本体部202とがヒンジ機構203で開閉自在に連結された折り畳み式の携帯電話機200を例にして説明する。
第1の本体部201は、ヒンジ機構203で第2の本体部202と連結される基部205と、基部205に対して回転自在に取り付けられた回転部206とを備えている。
基部205には、その中央近傍に不図示の回転軸を備え、該回転軸に回転部206を取り付けることで、図3に示すように回転部206を基部205に対して約90度回転させることができる。
回転部206にはディスプレイ211及びスピーカ212が設けられている。また、回転部206には、第1の逆Fアンテナ221、第2の逆Fアンテナ222、アンテナ切替器218、GPS制御部216及び磁気センサ213を備えた回路基板215が内蔵されている。
第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222は、指向性を示す放射パターンの方角が異なるアンテナであり、例えばそれぞれの指向性が直交するように配置されている。
GPS制御部216は、第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号を用いて現在位置の演算に必要な各種の情報を出力する。
アンテナ切替器218は、携帯電話機200の動作全般を制御する不図示の制御部からの指示にしたがって第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号をGPS制御部216へ供給する。
磁気センサ213は、基部205に対して回転部206が回転していない状態にあるか、90度回転した状態にあるかを検出するためのものである。磁気センサ213は、例えば図2に示すように長方形状の回路基板215のうち、第1の逆Fアンテナ221が配置された一方の角部と短辺を共通にする他方の角部近傍に埋設されている。磁気センサ213の出力は上記制御部に供給される。基部205には、回転部206が回転していない状態の磁気センサ213の位置に対応して、磁石225が埋設されている。
図4は第1の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、GPS制御部216は、帯域通過フィルタ231、低雑音アンプ232及び信号解析部233を備えている。
帯域通過フィルタ231は、アンテナ切替器218から出力された、第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号の帯域を制限する。
低雑音アンプ232は、帯域通過フィルタ231から出力されたGPS信号を、制御部235から指示された増幅率で増幅する。
信号解析部233は、低雑音アンプ232で増幅されたGPS信号から現在位置の算出(以下、位置測定と称す)に必要な各種の情報を抽出して携帯電話機200の動作全般を制御する制御部235へ出力すると共に、GPS信号の受信レベルが位置測定可能なレベルであるか否かを判定し、その判定結果であるGPS判別信号(ディジタル信号)を制御部235に出力する。GPS信号の受信レベルが位置測定可能なレベルであるか否かは、例えばGPS信号のSNR(Signal to Noise Ratio)や受信データの誤り率等で判断できる。
GPS信号から抽出した現在位置の算出用いる各種の情報並びにGPS判別信号は、データ転送のための標準フォーマットであるNMEA(National Marine Electronics Association)メッセージを用いて制御部235へ供給される。NMEAメッセージには、受信可能なGPS衛星の数、GPS衛星毎の仰角(度)、GPS衛星毎の方位(度)、GPS衛星毎の受信信号のSNR値(デシベル)の情報が含まれる。制御部235は、例えばGPS衛星毎のSNR値を比較し、これらの中から位置測定に使用する複数のGPS信号を選択できる。
制御部235は、所定の制御プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)236と、該制御プログラムが格納されたメモリ237とを備えている。
制御部235は、GPS制御部216から受信した情報を用いて自装置の現在位置を算出する。また、制御部235は、磁気センサ213が磁石225(図3)の磁気を検出しているか否かによって回転部206(図2)の回転の有無を判別する。具体的には、磁気センサ213が磁気を検出しているときは図2に示すように回転部206が回転していない状態であり、磁気センサ213が磁気を検出していないときは図3に示すように回転部206が90度回転している状態である。
さらに、制御部235は、磁気センサ213による磁気の検出結果にしたがってアンテナ切替器218を制御することで、第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号をGPS制御部216へ供給する。このとき、制御部235は、メモリ237に予め格納された第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の受信感度の情報を用いて、アンテナを切り替えても信号解析部233へ供給されるGPS信号のレベルが変化しないように低雑音アンプ232の増幅率を制御する。これは、第1の逆Fアンテナ221と第2の逆Fアンテナ222とが仮に同一の特性であり、回路基板215(図2)内に正確に90度の関係で配置されていても、回転部206の表面に配置された部品の影響により第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の放射パターンや受信感度が異なってしまうからである。第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の放射パターンや受信感度に影響を与える部品としてはディスプレイ211や電池がある。放射パターンや受信感度の情報は、例えば工場出荷時にメモリ237に書き込まれる。
なお、アンテナの放射パターンや受信感度は、家庭内や事務所に設置されたテレビジョン受像機等の電気製品によっても影響されることがある。したがって、携帯電話機200は、ユーザの操作により、位置情報に対応するアンテナ毎の放射パターンや受信感度等の情報がメモリ237に格納できるようにしておくことが好ましい。その場合、制御部235はGPS信号から現在位置を算出すると、該位置情報を基に該当する受信感度等の情報をメモリ237から読み出すことで活用できる。
図4に示すように、携帯電話機200には水晶発信器234を備え、水晶発信器234で生成されたクロックが信号解析部233、制御部235及びその他のクロックを必要とする回路へ供給される。
図5は第1の実施の形態の電波受信装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。図5はGPS機能を利用する方向設定モードにおける携帯電話機200の処理手順を示している。
ユーザは、携帯電話機200をどの方角に向けたときにGPSをより良好に利用できるかを調べるとき、所定の操作により携帯電話機200を方向設定モードに設定する。携帯電話機200が方向設定モードに設定されると、GPS制御部216に電力が供給され、制御部235はGPS制御部216から出力されるGPS判別信号を含むNMEAメッセージを取り込むことができる(ステップS301)。
制御部235は、GPS制御部216からGPS判別信号を取得すると、該GPS判別信号により受信したGPS信号が位置測定可能なレベルにあるか否かを判定する(ステップS302)。
制御部235は、アンテナ切替器218により、回転部206が図2に示す状態にあるときは第1の逆Fアンテナ221で受信したGPS信号を選択し、回転部206が図3に示す状態にあるときは第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号を選択する。
GPS信号が位置測定可能なレベルにあるとき、制御部235はディスプレイ211にGPSによる位置測定が可能であることを示すマーク(アイコン)を表示すると共にGPS信号の受信レベルを数値で表示する(ステップS303)。GPS信号の受信レベルを数値で表示することで、ユーザは該数値によりGPS信号をより安定して受信できる最適な方角や姿勢を容易に探すことができる。なお、受信レベルは棒グラフや色を変化させる等の他の手法で表示してもよい。
GPS信号が位置測定可能なレベルにない場合、制御部235はディスプレイ211に位置測定が不可であることを示すマーク(アイコン)を表示すると共に受信レベルを数値で表示する(ステップS304)。この場合、ユーザは、受信レベルがより大きな値になるように、携帯電話機200の方角や姿勢を変化させればよい。
ステップS303あるいはステップS304の処理が終了すると、制御部235は、方向設定モードの終了が指示されているか否かを判定し(ステップS305)、方向設定モードの終了が指示されている場合は処理を終了する。また、方向設定モードの終了が指示されていない場合は、ステップS301の処理へ戻ってステップS301〜S305の処理を繰り返す。
以上の処理によれば、ユーザは、携帯電話機200が備えるGPS機能を活用するとき、位置測定に最適な方角や姿勢、あるいは位置測定が可能な方角や姿勢を容易に判別できる。
図6は第1の実施の形態の電波受信装置の処理手順の他の例を示すフローチャートである。図6はユーザがGPS機能を利用するために回転部を回転させた場合の携帯電話機の処理手順を示している。
図6に示すように、制御部235は、磁気センサ213が磁気の変化を検出したか否かを判定する(ステップS321)。磁気の変化を検出した場合、制御部235は、その変化後に磁気が検出されているか否かを判定する(ステップS322)。
磁気が検出されていない場合、磁気センサ213が基部205に埋設された磁石225から離れたことを意味するため、回転部206は図3に示したように基部205に対して90度回転した状態にある。この場合、制御部235は、アンテナ切替器218に第2の逆Fアンテナ222を選択するための切替信号を送信し、第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号をGPS制御部216へ出力させる。また、制御部235は、メモリ237から第2の逆Fアンテナ222の受信感度の情報を読み出し、第1の逆Fアンテナ221から第2の逆Fアンテナ222へ切り替えることでGPS信号の受信レベルが大きく変化しないように低雑音アンプ232の増幅率を変化させる(ステップS323)。
ステップS322の処理で磁気が検出されている場合、磁気センサ213が基部205に埋設された磁石225の近傍にあることを意味するため、回転部206は図2に示したように基部205に対して回転していない状態にある。この場合、制御部235は、アンテナ切替器218に第1の逆Fアンテナ221を選択するための切替信号を送信し、第1の逆Fアンテナ221で受信したGPS信号をGPS制御部216へ出力させる。また、制御部235は、メモリ237から第1の逆Fアンテナ221の受信感度の情報を読み出し、第2の逆Fアンテナ222から第1の逆Fアンテナ221へ切り替えることでGPS信号の受信レベルが大きく変化しないように低雑音アンプ232の増幅率を変化させる(ステップS324)。
ステップS323あるいはステップS324の処理が終了すると、制御部235は、リターンヘ移行して(ステップS321の処理へ戻って)ステップS321〜S324の処理を繰り返す。
以上の処理によれば、携帯電話機200は、ユーザが回転部206を基部205と直交するように回転させる操作と元に戻す操作とを繰り返しても、GPS信号を継続して受信できる。
第1の実施の形態によれば、携帯電話機200の回転部206に指向性の方角が異なる第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222を配置し、基部205に対する回転部206の状態に応じて使用するアンテナを切り替えることで、ユーザが携帯電話機200の方向や姿勢を一度適正に調整すれば、その後はディスプレイ211を回転させても、GPS信号が受信できなくなる不具合や受信レベルが大きく低下する不具合が解消される。そのため、携帯電話機200の操作性の悪化が防止される。
また、第1の実施の形態の携帯電話機200では、アンテナが露出していないため、アンテナの破損が防止されると共に、該アンテナがディスプレイ211等の他の部品の配置の邪魔になることがない。そのため、これらの部品の配置面積を十分に確保できる。
(第2の実施の形態)
図7は第2の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図であり、図8は図7に示した回転部をスライドさせたときの様子を示す斜視図である。なお、図7及び図8に示す構成要素のうち、図1及び図2に示した携帯電話機と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、GPS衛星等からの電波を受信する電波受信装置として、図7に示す第1の本体部201Aと第2の本体部202とがヒンジ機構203Aで開閉自在に連結された折り畳み式の携帯電話機200Aを例にして説明する。
第2の実施の形態の携帯電話機200Aでは、長方形状のディスプレイ211を縦に使用する場合、図7に示すように回転部206Aを基部205Aと重なる位置に配置する。一方、ディスプレイ211を任意の角度で使用する場合、図8に示すように回転部206Aを基部205A上の第2の本体部202から最も離れる位置までスライドさせ、その位置で回転部206Aを回転させる。図8ではディスプレイ211を180度回転させた様子を示している。
本実施形態の回路基板215Aは、第1の実施の形態で示した磁気センサ213に代えて加速度センサ401を備え、該加速度センサ401を用いて回転部206Aの回転角を検出する。
図9は第2の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。なお、図9に示す各構成要素のうち、図4に示した携帯電話機と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
制御部235Aは、メモリ237Aに予め格納された第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の放射パターンを参照し、加速度センサ401で検出された回転部206Aの回転角に応じて位置測定に用いるアンテナを選択し、選択したアンテナで受信したGPS信号がGPS制御部216Aへ供給されるようにアンテナ切替器218を切り替える。
第1の実施の形態の携帯電話機200では、図2及び図3で示したように回転部206が回転していないか(図2)90度回転しているか(図3)によって、GPS制御部216へ供給するGPS信号の受信アンテナを第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222に切り替えていた。
第2の実施の形態の携帯電話機200Aでは、第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の放射パターンに基づき、GPS制御部216Aへ供給するGPS信号の受信アンテナを第1の逆Fアンテナ221または第2の逆Fアンテナ222に切り替える。したがって、第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222の放射パターンによっては、例えば回転部206Aの回転角が90度よりも小さい角度でアンテナを切り替える場合や90度よりも大きい角度でアンテナを切り替える場合がある。
図10は第2の実施の形態の電波受信装置の回路構成の変形例を示すブロック図である。なお、図10に示す各構成要素のうち、図9に示した携帯電話機と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
図10に示す携帯電話機200Bは、第1の逆Fアンテナ221と第2の逆Fアンテナ222とを用いてダイバーシチ受信を行う構成である。
第1の逆Fアンテナ221で受信したGPS信号は、GPS制御部216Bの帯域通過フィルタ231を通過した後、低雑音アンプ232で増幅され、第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号は、GPS制御部216Bの帯域通過フィルタ231を通過した後、低雑音アンプ232で増幅される。低雑音アンプ232及び232で増幅されたGPS信号は信号解析部233Bでそれぞれ解析される。
信号解析部233Bは、第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号を、回転部206Aの回転角に応じた割合で用いることで解析を行う。メモリ237Bには、制御部235Bによる、第2の実施の形態の変形例の処理で必要な制御プログラムが格納されている。
携帯電話機200Bは、第1の逆Fアンテナ221及び第2の逆Fアンテナ222で受信したGPS信号をそれぞれ利用するため、NMEAメッセージには、上述した衛星番号、仰角(度)、方位(度)、SNR値(デシベル)等に加えてGPS信号に対応するアンテナ番号が含まれる。
なお、図10に示す携帯電話機200Bでは図9に示したアンテナ切替器218が不要になるが、帯域通過フィルタ231及び低雑音アンプ232を2組用意する必要がある。そのため、図10に示す構成は、許容される携帯電話機の消費電力やパッケージサイズ等を考慮して採用するか否かを決定すればよい。
(第3の実施の形態)
図11は第3の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図であり、図12は図11に示した仰角変化装置の一構成例を示す斜視図である。なお、図11に示す各構成要素のうち、図2に示した携帯電話機と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、GPS衛星等からの電波を受信する電波受信装置として、図11に示す第1の本体部201Cと第2の本体部202とがヒンジ機構203Cで開閉自在に連結された折り畳み式の携帯電話機200Cを例にして説明する。
携帯電話機200Cは、第1の本体部201Cの角部に仰角変化装置501が内蔵された構成である。仰角変化装置501は、アンテナの方角及び仰角を携帯電話機200Cの姿勢に応じて補正する装置である。
図12に示すように、仰角変化装置501には、円盤載置面505上に配置された中空の円盤503を備えている。円盤503は、第1の本体部に内蔵されたモータ等の円盤駆動源506と軸502で結合され、軸502を中心に回動可能である。円盤503の上面にはヒンジ機構510で連結された第1の直方体部材508及び第2の直方体部材509から成る開閉部材511が配置されている。第1の直方体部材508の下面は円盤503の上面に固設されている。
第1の直方体部材508の、ヒンジ機構510と対向する端部近傍には、上下方向に貫通する円筒状の穴が設けられ、該穴の内壁に形成されたネジ山(不図示)にネジ513が螺合されている。ネジ513の上端部は第2の直方体部材509の下面に当接している。
ネジ513の上端部は磁化され、これによりネジ513の上端部と鉄製の第2の直方体部材509の下面とが磁気力で吸着する。ネジ513の下端部は円盤503に内蔵された不図示のネジ駆動源と接続されている。
第2の直方体部材509は、その下面が露出するように直方体状のアンテナモジュール514と一体的に形成されている。アンテナモジュール514内には、主放射面がアンテナモジュール514の上面と平行になるように配置された、不図示のパッチアンテナが封入されている。なお、パッチアンテナは、アンテナモジュール514の上面に固定されていてもよく、第2の直方体部材509の上面に固定されていてもよい。第2の直方体部材509とネジ513の上端部とを磁気力で吸着するのは、ネジ513の上下運動にアンテナモジュール514を常に追随させるためである。
図13は第3の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。
図13に示すように、仰角変化装置501は、図12に示した円盤503を回転させる円盤駆動源521と、ネジ513を回転させるネジ駆動源522とを備えている。円盤駆動源521には円盤駆動源521を駆動するための円盤駆動ドライバ回路523が接続され、ネジ駆動源522にはネジ駆動源522を駆動するためのネジ駆動ドライバ回路524が接続されている。
円盤駆動ドライバ回路523及びネジ駆動ドライバ回路524には、円盤駆動源521及びネジ駆動源522の動作を制御するための制御信号が制御部235Cから供給される。
制御部235Cには加速度センサ401の検出値が入力され、制御部235Cは該検出値から図12に示した円盤載置面505の傾斜角を判別できる。
図12に示したアンテナモジュール514に収容されたパッチアンテナ531で受信したGPS信号は、GPS制御部216Cの帯域通過フィルタ231Cを通過した後、低雑音アンプ232Cで増幅されて信号解析部233Cで解析される。
パッチアンテナ531は、上述したように、その板状の一方の面(主放射面)の方向では無指向性アンテナと見なすことができる。一方、図11に示した携帯電話機200Cは、その姿勢によってパッチアンテナ531の主放射面が水平面に対して傾斜し、その方角も変動する。
制御部235Cは、加速度センサ401で検出された円盤載置面505の傾斜角に応じて仰角変化装置501の円盤503及びネジ513を駆動し、パッチアンテナ531が水平となるようにアンテナモジュール514の傾斜角を制御する。制御部235Cは、メモリ237Cに格納された制御プログラムにしたがって処理を実行するCPU236で実現できる。
第3の実施の形態によれば、携帯電話機200Cの姿勢が変化してもパッチアンテナ531が水平に保たれるため、GPS信号を安定して受信できる。
なお、上述した第3の実施の形態では、パッチアンテナ531を水平に保つよう制御する例を示しているが、複数のGPS衛星の方位及び傾斜角の情報を予めメモリ237Cに格納しておけば、それらの情報を用いて各GPS衛星の方向へアンテナを指向させることも可能である。その場合、パッチアンテナ531に代えて逆Fアンテナのような比較的指向性の強いアンテナを使用しても複数のGPS衛星からの電波をそれぞれ受信できる。
また、複数のGPS衛星からGPS信号が受信可能であり、それらのGPS信号から任意のGPS信号を選択して現在位置を算出する場合、予めGPS信号のSNR値に所定のしきい値を設定し、該しきい値よりもSNR値が大きいGPS信号を選択する制御も可能である。
図14は第3の実施の形態の電波受信装置の処理手順の変形例を示すフローチャートである。なお、図14は逆Fアンテナ等の指向性の強いアンテナを使用してGPSを利用して現在位置を算出するときの処理手順を示している。
なお、図14は、図13に示したパッチアンテナ531に代えて逆Fアンテナを備えた携帯電話機の処理の一例を示している。その他の構成は図13に示した携帯電話機200Cと同様である。
図14に示すように、制御部237Cは、まずその時点で存在するm個のGPS衛星の番号を示す変数iの値を「1」に初期化する(ステップS551)。
次に、制御部237Cは、第iのGPS衛星の方位の情報をメモリ237Cから読み出す(ステップS552)。メモリ237Cには、予め各GPS衛星のそれぞれの方位のデータ(演算結果)が格納されているものとする。
制御部237Cは、第iのGPS衛星の方位にアンテナの指向性が一致するように仰角変化装置501を制御し(ステップS553)、第iのGPS衛星からGPS信号を受信する(ステップS554)。
次に、制御部237Cは、変数iの値が「m」以上であるか否かを判定する(ステップS555)。変数iの値が「m」より小さい場合は、変数iの値に「1」を加算し(ステップS556)、ステップS552の処理に戻ってステップS552〜S555の処理を繰り返す。
変数iの値が「m」以上の場合、制御部237Cは、第1のGPS衛星〜第mのGPS衛星から受信したGPS信号のうち、SNR値が予め設定されたしきい値よりも大きいGPS信号を抽出する(ステップS557)。
続いて、制御部237Cは、ステップS557で抽出したGPS信号の総数が現在位置の演算で必要な数以上であるか否かを判別し(ステップS558)、演算で必要な数以上の場合は、ステップS557で抽出したGPS信号を用いて現在位置を算出し(ステップS559)、処理を終了する。
一方、電波環境が悪化している場合やノイズ等によって仰角変化装置501が良好に制御されていない場合、しきい値よりも大きいGPS信号の総数が現在位置の演算に必要な数よりも少なくなることがある。そのような場合、制御部237CはステップS551の処理に戻ってステップS551〜S558の処理を繰り返す。
(第4の実施の形態)
図15は第4の実施の形態の電波受信装置の外観の一例を示す斜視図であり、図16は図15に示したアンテナ水平機構の一構成例を示す斜視図である。なお、図15に示す各構成要素のうち、図2に示した携帯電話機と同一の構成要素については同一の符号を付与し、その説明は適宜省略する。
第4の実施の形態では、第1の実施の形態〜第3の実施の形態と同様に、GPS衛星等からの電波を受信する電波受信装置として、図15に示す第1の本体部201Dと第2の本体部202とがヒンジ機構203Dで開閉自在に連結された折り畳み式の携帯電話機200Dを例にして説明する。
図15に示す携帯電話機200Dは、第1の本体部201Dの角部にアンテナ水平機構601が内蔵される構成である。アンテナ水平機構601は、アンテナの方角及び仰角を携帯電話機200Cの姿勢に応じて補正する装置である。なお、図15に示す携帯電話機200Dでは、第1の本体部201Dにアンテナ水平機構601が搭載されておらず、アンテナ水平機構601が搭載される部位にアンテナ水平機構601と接続される本体側接続コネクタ602のみが設置された様子を示している。
図16に示すように、アンテナ水平機構601は、アルコールあるいは粘性を持つオイル等の液体612が収容された直方体状の密閉容器611を備え、該液体612内にアンテナモジュール613が浮いている構造である。
アンテナモジュール613には、主放射面がアンテナモジュール613の上面と平行になるように不図示のパッチアンテナが埋設されている。
パッチアンテナには同軸ケーブル615が接続され、同軸ケーブル615は、アンテナモジュール613の下面から液体612中に引き出されて、その端部がモジュール側接続コネクタ616と接続されている。
アンテナモジュール613は、同軸ケーブル615に影響されることなく、その上面が液体612の表面とほぼ同一面を形成するように液体612中に浮いている。ここで、携帯電話機200Dが静止しているとき、液体612の表面は常に水平となる。
したがって、アンテナモジュール613は、図15に示した携帯電話機200Dがどのような姿勢にあっても、該携帯電話機200Dが静止している状態であれば常に水平を保っている。そのため、アンテナモジュール613内に備えるパッチアンテナによりGPS信号を良好に受信できる。
図17は第4の実施の形態の電波受信装置の回路構成例を示すブロック図である。
第4の実施の形態の携帯電話機200Dでは、上述したように、携帯電話機200Dが静止しているとき、アンテナ水平機構601に内蔵されたパッチアンテナ651が水平を維持している。したがって、第1の実施の形態〜第3の実施の形態のように、センサを用いて携帯電話機200Dの方角や姿勢を検出したり制御部235Dによってアンテナを切り替えたりアンテナの方角や仰角を制御する必要がない。
しかしながら、第4の実施の形態の携帯電話機200Dでは、液体612中に浮いたアンテナモジュール613の姿勢が安定している状態で、受信したGPS信号を用いて現在位置を算出する必要がある。そのため、制御部235Dは、不図示のセンサ等を用いて携帯電話機200Dの姿勢の変化を検出し、姿勢の変化を検出した場合は、これにより生じる液体612の液面の振動がある程度収まった後、GPS信号を用いて位置測定を開始する。
ところで、携帯電話機では、ユーザの指示により、あるいは所定の制御プログラムにしたがって各種のアプリケーションソフトウェアが起動する。これらのアプリケーションソフトウェアのうち、例えばユーザが目的地へ到達するのを支援するアプリケーションソフトウェア等はGPSを利用する。どのアプリケーションソフトウェアでGPSを利用するかは、制御部が備えるメモリに予め記録されているものとする。
以下、起動したアプリケーションソフトウェアによってGPS機能で用いる各回路への電力の供給/停止を制御するための手順について図18を用いて説明する。
図18は第4の実施の形態の電波受信装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図18に示すように、制御部235Dは、アプリケーションソフトウェアの起動指示の有無を監視し(ステップS701)、アプリケーションソフトウェアの起動が指示されると、メモリ237Dに記録された情報を参照して該アプリケーションソフトウェアがGPSを利用するか否かを判定する(ステップS702)。起動したアプリケーションソフトウェアがGPSを利用しない場合はリターンに移行し、ステップS701から再び処理を開始する。
一方、起動したアプリケーションソフトウェアがGPSを利用する場合、制御部235Dは、GPS制御部216Dを含むGPS機能で用いる全ての回路(GPSシステム)へ既に電力が供給されているか否かを判別する(ステップS703)。GPSを利用する他のアプリケーションソフトウェアによって既にGPSシステムへ電力が供給されている場合はリターンへ移行する(ステップS701へ戻る)。
GPSシステムへ電力が供給されていない場合、制御部235Dは、GPSシステムへ電力を供給し、起動したアプリケーションソフトウェア用にGPS信号を取得する(ステップS704)。このように必要なときにのみGPSシステムへ電力を供給することで、携帯電話機200D(図15)の消費電力を節約できる。
ステップS701の処理において、アプリケーションソフトウェアの起動指示が無い場合、制御部235Dは、アプリケーションソフトウェアの終了指示があるか否かを判定する(ステップS705)。アプリケーションソフトウェアの終了が指示されていない場合はステップS701の処理へ戻る。
また、アプリケーションソフトウェアの終了が指示されている場合、制御部235Dは、GPSを利用する他のアプリケーションソフトウェアが起動中であるか否かを判定する(ステップS706)。GPSを利用する他のアプリケーションソフトウェアが起動中である場合はリターンへ移行する。
GPSを利用する他のアプリケーションソフトウェアが起動していない場合は、GPSシステムの各回路に対する電力の供給を停止する(ステップS707)。
第4の実施の形態によれば、携帯電話機200Dの姿勢が変化してもパッチアンテナ651を常に水平に保つことができるため、GPS信号を安定して受信できる。
また、アプリケーションソフトウェアの起動/停止と連動してGPSを利用するときのみGPSシステムを起動するため、携帯電話機200Dの消費電力を節約できる。
なお、上述した第1の実施の形態〜第4の実施の形態並びにその変形例では、電波受信装置として携帯電話機を例にして説明したが、本発明は、PHSやPDA等の他の携帯用の端末装置にも適用できる。
また、上述した第1の実施の形態〜第4の実施の形態並びにその変形例では、指向性アンテナとして逆Fアンテナを例示し、無指向性アンテナとしてパッチアンテナを例示したが、指向性アンテナや無指向性アンテナはこれらに限定されるものではなく、その他の各種のアンテナを用いる場合も、その指向性の広さに応じた最適な構成を選択すればよい。
さらに、上述した第1の実施の形態〜第4の実施の形態並びにその変形例では、電波受信装置としてGPS衛星からの電波を受信する機器を例にして説明したが、本発明は比較的高い高度から到来する電波を受信する機器にも適用できる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細は本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更が可能である。
この出願は、2007年9月13日に出願された特願2007−237425号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (1)

  1. アンテナを、方角及び傾斜角を変更自在に保持する、装置本体に配置されたアンテナ保持部材と、
    前記装置本体の姿勢の変化を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記装置本体の姿勢に応じて前記アンテナ保持部材の姿勢を制御する制御部と、
    予め複数の電波発信源の方位及び傾斜角の情報が格納される記憶部と、
    を有し、
    前記アンテナは指向性が狭いアンテナであり、
    前記制御部は、
    前記記憶部に格納された複数の電波発信源の方位及び傾斜角の情報を順次読み出し、該読み出した情報を用いて複数の前記電波発信源の方位に順次前記アンテナの指向性が一致するように前記アンテナ保持部材の姿勢を制御し、
    前記アンテナで受信した前記電波発信源毎の受信信号の信号対雑音比から所定のしきい値以上の受信信号を複数選択し、
    該選択した受信信号を用いて現在位置を算出する電波受信装置。
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