JP2001284939A - 衛星通信用移動体装置 - Google Patents

衛星通信用移動体装置

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JP2001284939A
JP2001284939A JP2000096150A JP2000096150A JP2001284939A JP 2001284939 A JP2001284939 A JP 2001284939A JP 2000096150 A JP2000096150 A JP 2000096150A JP 2000096150 A JP2000096150 A JP 2000096150A JP 2001284939 A JP2001284939 A JP 2001284939A
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Yuji Sato
雄司 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】衛星通信用移動体装置の向きに拘らず、簡単な
構造により衛星通信用アンテナの向きを常に垂直方向に
保持して安価な衛星通信用移動体装置を提供すること。 【解決手段】衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸3
と、アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送受信
を行う衛星通信用アンテナ1と、衛星通信用アンテナに
重りを与える重力制御部4とを備え、衛星通信用移動体
装置2の向きに拘らず、通信衛星用アンテナ1の向きを
重力により常に垂直方向に保持するという構成を有して
いる。このようにして、電気的な制御が不要であるた
め、及び装置の構造を簡易にして安価にすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信衛星と送受信
する衛星通信用移動体装置に関し、特に待ち受け時、通
話時、または衛星通信用移動体装置の向きに拘らず、重
力の利用により衛星通信用アンテナの向きを常に垂直方
向に保持するようにした衛星通信用移動体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衛星通信用移動体装置と
しては、特開平5−37431号公報に記載されている
ものが知られている。その記載によると、水平方向から
の仰角が大きくなるにしたがって広い指向性パターンを
有する複数のアンテナ素子と、通信衛星から到来する電
波を受信した上記複数のアンテナ素子それぞれの受信電
界強度を測定する受信電界強度測定手段と、通信衛星の
位置を検出し、その位置情報を得る位置情報検出手段
と、受信電界強度測定手段によって測定された受信電界
強度または位置情報検出手段から得られた位置情報に基
づいて複数のアンテナ素子からアンテナ素子を選択する
アンテナ素子選択手段とからなり、受信電界強度測定手
段または位置情報検出手段によって得られた通信衛星の
受信電界強度または位置情報に基づいて複数のアンテナ
素子から使用するアンテナ素子を選択するものである。
【0003】また、この種の他の従来技術としては、特
開平5−335828号公報に記載されているものが知
られている。すなわち、指向性アンテナと、地磁気によ
り方位を測定する方位センサと、移動体の進行方向を測
定するジャイロスコープと、方位センサの出力とジャイ
ロスコープの出力とを積算して比較する演算器と、演算
器からの出力によって指向性アンテナを回転させる駆動
装置とからなり、ジャイロスコープの出力と方位センサ
の出力との相互的な補正を行い、常に一定の方位に指向
性アンテナを向けるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の従来技術に
おいては、通信衛星の位置情報に基づいて複数のアンテ
ナ素子から使用するアンテナ素子を選択するようにした
ものである。また、上記後者の従来技術においては、地
磁気により方位を測定したものと、移動体の進行方向を
測定したものとを比較して、常に一定の方位に指向性ア
ンテナを向けるようにしたものである。しかしながら、
上記従来のいずれの移動体装置においても、装置の構造
が複雑であったり、特別な部品を必要とするため、高価
になるという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、衛星通信用移動体装置の向きに拘ら
ず、簡単な構造により衛星通信用アンテナの向きを常に
一定の方向に保持するようにして、安価な衛星通信用移
動体装置を提供するものである。
【0006】また、本発明は、電界レベルの表示を確認
しながら、衛星通信用アンテナの向きを簡単な構造によ
り安価に最適な方向に調整するようにした衛星通信用移
動体装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における衛星通信
用移動体装置は、衛星通信用アンテナを支えるアンテナ
軸と、前記アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と
送受信を行う衛星通信用アンテナと、前記衛星通信用ア
ンテナに重りを与える重力制御部とを備え、衛星通信用
移動体装置の向きに拘らず、通信衛星用アンテナの向き
を重力により常に垂直方向に保持するという構成を有し
ている。この構成により、電気的な制御が不要であるた
め、装置の構造を簡易にかつ安価にすることができる。
【0008】本発明における衛星通信用移動体装置は、
衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸と、前記アンテ
ナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送受信を行う衛星
通信用アンテナと、前記衛星通信用アンテナに重りを与
える重力制御部とを有するアンテナ装置を備え、前記ア
ンテナ装置を衛星通信用移動体装置に着脱自在に設置し
て、衛星通信用移動体装置の向きに拘らず、通信衛星用
アンテナの向きを重力により常に垂直方向に保持すると
いう構成を有している。この構成により、電気的な制御
が不要であるため、装置の構造を簡易にかつ安価にで
き、また、任意に取り外して他の衛星通信用移動体装置
に取付けて使用することができる。
【0009】本発明における衛星通信用移動体装置は、
衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸と、前記アンテ
ナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送受信を行う衛星
通信用アンテナと、前記衛星通信用アンテナに重りを与
える重力制御部とを備え、前記アンテナ軸には衛星通信
用アンテナを任意の回転位置で固定する固定手段を備
え、通信衛星用アンテナの向きを重力により常に垂直方
向に保持するか、回転した位置で固定するという構成を
有している。この構成により、使用者の使用形態に合わ
せて、衛星通信用アンテナの方向を任意に設定し、変更
することができる。
【0010】本発明における衛星通信用移動体装置は、
衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸と、前記アンテ
ナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送受信を行う衛星
通信用アンテナと、前記衛星通信用アンテナに重りを与
える重力制御部とを有するアンテナ装置を備え、前記ア
ンテナ軸には衛星通信用アンテナを任意の回転位置で固
定する固定手段を備え、前記アンテナ装置を衛星通信用
移動体装置に着脱自在に設置して、通信衛星用アンテナ
の向きを重力により常に垂直方向に保持するか、回転し
た位置で固定するという構成を有している。この構成に
より、使用者の使用形態に合わせて、衛星通信用アンテ
ナの方向を任意に設定し変更することができ、また任意
に取り外して他の衛星通信用移動体装置に取付けて使用
することもできる。
【0011】本発明における衛星通信用移動体装置は、
前記アンテナ軸が前記衛星通信用アンテナを任意の位置
に固定する固定手段を有し、前記重力制御部は前記衛星
通信用アンテナの下部に重りを与えるという構成を有し
ている。この構成により、衛星通信用アンテナの下部に
重りを具備することにより、衛星通信用移動体装置の向
きに拘らず、衛星通信用アンテナの向きを常に安定して
垂直方向に保持することができる。
【0012】本発明における衛星通信用移動体装置は、
前記アンテナ軸が前記衛星通信用アンテナを任意の位置
に固定する固定手段を有し、前記衛星通信用移動体装置
は通信衛星からの電波の電界レベルを表示する電界表示
部を備えるという構成を有している。この構成により、
電界表示部により衛星からの電波の電界レベルを確認す
ることができる。
【0013】本発明における衛星通信用移動体装置は、
前記電界表示部に通信衛星からの電波の電界レベルを表
示することにより、電波の電界レベルが最適な方向に衛
星通信用アンテナを調整しそこで固定するという構成を
有している。この構成により、電界レベルの表示を確認
しながら、衛星通信用アンテナの向きを最適な方向に調
整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4に基づき、本
発明の第1乃至第4の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)まず、図1を参照して、本発明の
第1の実施の形態における衛星通信用移動体装置の構成
を説明する。図1において、衛星通信用移動体装置2は
衛星通信用アンテナ1を介して通信衛星(図示せず)と
送信及び受信を行う。アンテナ軸3は衛星通信用アンテ
ナ1を回転自在に支え、衛星通信用アンテナ1の下部に
は重りを具備する重力制御部4を有し衛星通信用アンテ
ナ1の下部に重力を与える。
【0015】次に、図1を参照して、本発明の第1の実
施の形態における衛星通信用移動体装置の動作を説明す
る。例えば、通信衛星(図示せず)と送受信する場合、
衛星通信用移動体装置2が左右どちらかに傾いた場合で
も、衛星通信用アンテナ1の下部に重りを有しているた
め、アンテナ軸3を中心に、衛星通信用アンテナ1は衛
星通信用移動体装置2が傾いた方向とは相対的に逆の方
向に傾き、衛星通信用アンテナ1の向きを常に垂直方向
に保持することができる。
【0016】(第2の実施の形態)次に、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における衛星通信用移動
体装置の構成を説明する。図2において、衛星通信用移
動体装置6は衛星通信用アンテナ5を介して通信衛星
(図示せず)と送信及び受信を行う。アンテナ軸7は衛
星通信用アンテナ5を回転自在に支え、衛星通信用アン
テナ5の下部には重りを具備する重力制御部8を有し衛
星通信用アンテナ5の下部に重力を与える。また、衛星
通信用アンテナ5、アンテナ軸7、重力制御部8はアン
テナ装置9に設けられ、アンテナ装置9は衛星通信用移
動体装置に対し着脱自在にし、他の如何なる衛星通信用
移動体装置にも使用できるように構成される。
【0017】次に、図2を参照して、本発明の第2の実
施の形態による衛星通信用移動体装置の動作を説明す
る。例えば、通信衛星(図示せず)と送受信する場合、
衛星通信用移動体装置6が左右どちらかに傾いた場合で
も、衛星通信用アンテナ5の下部に重りを有しているた
め、アンテナ軸7を中心に、衛星通信用アンテナ5は衛
星通信用移動体装置6が傾いた方向とは相対的に逆の方
向に傾き、衛星通信用アンテナ5の向きを常に垂直方向
に保持することができる。
【0018】また、例えば、衛星通信用アンテナ装置9
を他の衛星通信用移動体装置にとりつけて使用したい場
合には、衛星通信用移動体装置6からアンテナ装置9を
取り外し、他の衛星通信用移動体装置に装着することが
できる。
【0019】(第3の実施の形態)まず、図3を参照し
て、本発明の第3の実施の形態における衛星通信用移動
体装置の構成を説明する。図3は本発明の第3の実施の
形態における衛星通信用移動体装置の斜視図(A)とブ
ロック図(B)である。図3の(A)に示す斜視図にお
いて、衛星通信用移動体装置11は衛星通信用アンテナ
10を介して通信衛星15と送信及び受信を行う。アン
テナ軸12は衛星通信用アンテナ10を回転自在に支
え、また、固定手段を有しその固定手段により衛星通信
用アンテナ10を回転した位置に固定することができ
る。なお、固定手段としては、ネジや掛け具等如何なる
形式のものでもよい。衛星通信用アンテナ10の下部に
は重りを具備する重力制御部13を有し衛星通信用アン
テナ10の下部に重力を与える。また、電界表示部14
は通信衛星15からの電波の電界レベルを表示し、ま
た、台16は衛星通信用移動体装置11を置く台であ
る。
【0020】図3の(B)に示すブロック図おいて、無
線部17は通信衛星15からの電波の送信及び受信を行
い、制御部18は無線部17で復調した信号を受け取
り、通信衛星15からの電波の電界レベルを検出する。
電界表示部19により制御部18で検出した電界レベル
を表示する。
【0021】次に、図3の(A)を参照して、本発明の
第3の実施の形態における衛星通信用移動体装置の動作
を説明する。例えば、通信衛星15と送受信する場合、
衛星通信用移動体装置11が左右どちらかに傾いた場合
でも、衛星通信用アンテナ10の下部に重りを有してい
るためアンテナ軸12を中心に、衛星通信用アンテナ1
0は衛星通信用移動体装置11が傾いた方向とは相対的
に逆の方向に傾き、衛星通信用アンテナ10の向きを常
に垂直方向に保持することができる。
【0022】また、待ち受け時などにおいて、例えば、
台16に衛星通信用移動体装置11を置いた場合、衛星
通信用アンテナ10を手動で左右に傾斜させる。その
際、衛星通信用アンテナ10が傾く度に電界表示部14
に通信衛星15からの電波の電界レベルが表示される。
そして、最大の電界レベルが得られる方向に、衛星通信
用アンテナ10を手動で傾斜させ、固定手段によりその
位置に固定することにより、受信感度を向上させること
ができる。図3の(A)に示す場合は、衛星通信用アン
テナ10を左に傾斜させ、衛星通信用アンテナ10を電
界レベルが最大の方向にアンテナ軸12の固定手段で固
定した状態を示す。また、衛星通信用アンテナ10を右
に傾斜させても同様に動作することができる。
【0023】更に、図3の(B)を参照して、本発明の
第3の実施の形態における衛星通信用移動体装置の動作
を説明する。例えば、通信衛星15から受信する場合、
通信衛星15からの電波を無線部17で受信し、復調を
行い、その復調信号を制御部18に送り、制御部18に
おいて、通信衛星15から受信した電波の電界レベルを
復調信号から検出し、電界表示部19に送り、電界表示
部19では通信衛星15から受信した電波の電界レベル
を表示して、電界レベルの大きさを確認することができ
る。
【0024】(第4の実施の形態)まず、図4を参照し
て、本発明の第4の実施の形態における衛星通信用移動
体装置について説明する。図4は本発明の第4の実施の
形態における衛星通信用移動体装置の斜視図(A)とブ
ロック図(B)である。図4の(A)に示す斜視図にお
いて、衛星通信用移動体装置21は衛星通信用アンテナ
20を介して通信衛星26と送信及び受信を行う。アン
テナ軸22は衛星通信用アンテナ20を回転自在に支
え、また、固定手段を有しその固定手段により衛星通信
用アンテナ20を回転した位置に固定することができ
る。なお、固定手段としては、ネジや掛け具等如何なる
形式のものでもよい。衛星通信用アンテナ20の下部に
は重りを具備する重力制御部23を有し、衛星通信用ア
ンテナ20の下部に重力を与える。電界表示部24は通
信衛星26からの電波の電界レベルを表示し、また、台
27は衛星通信用移動体装置21を置く台である。ま
た、衛星通信用アンテナ20、アンテナ軸22、重力制
御部23及び電界表示部24を備え、着脱可能にして、
他の如何なる衛星通信用移動体装置にも装着できるアン
テナ装置25を構成する。
【0025】図4の(B)に示すブロック図おいて、無
線部28は通信衛星26からの電波の送信及び受信を行
い、制御部29は無線部28で復調した信号を受け取
り、通信衛星26からの電波の電界レベルを検出する。
電界表示部30により制御部29で検出した電界レベル
を表示する。
【0026】次に、図4の(A)を参照して、本発明の
第4の実施の形態における衛星通信用移動体装置の動作
を説明する。例えば、通信衛星26と送受信する場合、
衛星通信用移動体装置21が左右どちらかに傾いた場合
でも、衛星通信用アンテナ20の下部に重りを有してい
るため、アンテナ軸22を中心に衛星通信用アンテナ2
0は衛星通信用移動体装置21が傾いた方向とは相対的
に逆の方向に傾き、衛星通信用アンテナ20の向きを常
に垂直方向に保持することができる。
【0027】また、待ち受け時などにおいて、例えば、
台27に衛星通信用移動体装置21を置いた場合、衛星
通信用アンテナ20を手動で左右に傾斜させる。その
際、衛星通信用アンテナ20が傾く度に電界表示部24
に通信衛星26からの電波の電界レベルが表示される。
そして、最大の電界レベルが得られる方向に、衛星通信
用アンテナ20を手動で傾斜させ、固定手段によりその
位置に固定することにより、受信感度を向上させること
ができる。図4の(A)に示す場合は、衛星通信用アン
テナ20を左または右に傾斜させ、衛星通信用アンテナ
20を電界レベルが最大の方向にアンテナ軸22の固定
手段で固定した状態を示す。このように、衛星通信用ア
ンテナ20を左右どちらに傾斜させても同様に動作する
ことができる。
【0028】また、例えば、衛星通信用アンテナ装置2
5を他の衛星通信用移動体装置にとりつけて使用したい
場合には、衛星通信用移動体装置21からアンテナ装置
25を取り外し、他の衛星通信用移動体装置に装着する
ことができる。
【0029】更に、図4の(B)を参照して、本発明の
第4の実施の形態における衛星通信用移動体装置の動作
を説明する。例えば、通信衛星26から受信する場合、
通信衛星26からの電波を無線部28で受信し、復調を
行い、その復調信号を制御部29に送り、制御部29に
おいて、通信衛星26から受信した電波の電界レベルを
復調信号から検出し、電界表示部30に送り、電界表示
部30では通信衛星26から受信した電波の電界レベル
を表示して、電界レベルの大きさを確認することができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明における衛星通信用移動体装置
は、上記のように構成され、特に衛星通信用アンテナの
下部に重りを与えるようにした重力制御部を備え、衛星
通信用アンテナを回転自在に保持するようにしたことに
より、衛星通信用移動体装置の向きに拘わらず衛星通信
用アンテナの向きを常に垂直方向に保持して、電気的制
御を必要とせず、構造簡単にして安価な衛星通信用移動
体装置を提供することができる。
【0031】また、本発明における衛星通信用移動体装
置は、通信衛星からの電波の電界レベルを表示する電界
表示部を備えることにより、電界レベルを確認して衛星
通信用アンテナの向きを最適な方向に向けるよう制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における衛星通信用
移動体装置の構成を示す斜視図、
【図2】本発明の第2の実施の形態における衛星通信用
移動体装置の構成を示す斜視図、
【図3】本発明の第3の実施の形態における衛星通信用
移動体装置の構成を示し、(A)は斜視図、(B)はブ
ロック図、
【図4】本発明の第4の実施の形態における衛星通信用
移動体装置の構成を示し、(A)は斜視図、(B)はブ
ロック図。
【符号の説明】
1、5、10、20 衛星通信用アンテナ 2、6、11、21 衛星通信用移動体装置 3、7、12、22 アンテナ軸 4、8、13、23 重力制御部 9、25 アンテナ装置 14、19、24、30 電界表示部 15、26 通信衛星 16、27 台 17、28 無線部 18、29 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸
    と、前記アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送
    受信を行う前記衛星通信用アンテナと、前記衛星通信用
    アンテナに重りを与える重力制御部とを備え、衛星通信
    用移動体装置の向きに拘らず、前記通信衛星用アンテナ
    の向きを重力により常に垂直方向に保持することを特徴
    とする衛星通信用移動体装置。
  2. 【請求項2】衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸
    と、前記アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送
    受信を行う前記衛星通信用アンテナと、前記衛星通信用
    アンテナに重りを与える重力制御部とを有するアンテナ
    装置を備え、前記アンテナ装置を衛星通信用移動体装置
    に着脱自在に設置して、前記衛星通信用移動体装置の向
    きに拘らず、前記通信衛星用アンテナの向きを重力によ
    り常に垂直方向に保持することを特徴とする衛星通信用
    移動体装置。
  3. 【請求項3】衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸
    と、前記アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送
    受信を行う前記衛星通信用アンテナと、前記衛星通信用
    アンテナに重りを与える重力制御部とを備え、前記アン
    テナ軸には前記衛星通信用アンテナを任意の回転位置で
    固定する固定手段を備え、前記通信衛星用アンテナの向
    きを重力により常に垂直方向に保持するか、回転した位
    置で固定するようにしたことを特徴とする衛星通信用移
    動体装置。
  4. 【請求項4】衛星通信用アンテナを支えるアンテナ軸
    と、前記アンテナ軸に回転自在に支えられ通信衛星と送
    受信を行う衛星通信用アンテナと、前記衛星通信用アン
    テナに重りを与える重力制御部とを有するアンテナ装置
    を備え、前記アンテナ軸には衛星通信用アンテナを任意
    の回転位置で固定する固定手段を備え、前記アンテナ装
    置を衛星通信用移動体装置に着脱自在に設置して、通信
    衛星用アンテナの向きを重力により常に垂直方向に保持
    するか、回転した位置で固定するようにしたことを特徴
    とする衛星通信用移動体装置。
  5. 【請求項5】前記アンテナ軸が前記衛星通信用アンテナ
    を任意の位置に固定する固定手段を有し、前記重力制御
    部は前記衛星通信用アンテナの下部に重りを与えること
    を特徴とする請求項1または2記載の衛星通信用移動体
    装置。
  6. 【請求項6】前記アンテナ軸が前記衛星通信用アンテナ
    を任意の位置に固定する固定手段を有し、前記衛星通信
    用移動体装置は通信衛星からの電波の電界レベルを表示
    する電界表示部を備えることを特徴とする請求項1また
    は2記載の衛星通信用移動体装置。
  7. 【請求項7】前記電界表示部に通信衛星からの電波の電
    界レベルを表示することにより、電波の電界レベルが最
    適な方向に衛星通信用アンテナを調整しそこで固定する
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の衛星通信用
    移動体装置。
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Cited By (2)

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WO2004073102A2 (ja) * 2003-02-13 2004-08-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 移動体通信用レンズアンテナ装置
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