JP5598034B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関する。
画像形成装置においては、露光面上の光量は光束を偏向する偏向素子やレンズの特性の影響を受けることにより、光源から一定の光量で光束を出射しても露光面の光量が一定ではなくなる。このため記録媒体の静電潜像にばらつきが生じ、現像された画像にむらができてしまい、最終的に形成された画像に知覚バンディングとして表れることで画像品質に影響を与えていた。
従来の画像形成装置では、露光面の光量が変動しないような特性のレンズを用いたり、光路上にフィルタを配置するなどの光学素子による画像品質の向上を図っていた。また、この他、光源駆動素子の駆動電圧をPWM変調したりPM変調することでシェーディング補正を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、光学素子により画像品質を向上させる手法では、光学素子の劣化などにより経時変化に対応させることが難しい。
また、シェーディング補正の場合、補正特性が図11に示すようなレンズなどの光学特性に応じた連続的な補正カーブであるため、光源駆動素子の駆動電圧をPWM変調する手法で行う場合は、階調数を多くしなければならず、装置構成上、例えばLUT(Look Up Table)が過大となったり、高速処理などのため回路規模が過大となる。
また、階調数が少ないと、図12に示すように補正カーブに階段状の段差が生じてしまい、段差の前後で画像にむらが生じる一因になり、更には、外部にフィルタ素子が必要であり、装置構成が過大となってしまう。
また、PM変調による手法の場合も、PWM変調による手法と同様に、階調数が多くなると、回路規模が過大となるといった問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置構成を過大とせずに、光学特性に合わせた滑らかなシェーディング補正を行うことで濃度むらを低減した高品質な画像を得ることができる画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、シェーディング補正を行う画像形成装置であって、光束を射出する光源と、前記光源を駆動する光源駆動手段と、前記光源駆動手段に対する光量調整量を制御するために、前記光量調整量が増減する期間において、前記光量調整量を増減する期間の単位である増減周期、増減の期間または増減の回数を設定することにより、シェーディング補正曲線に応じた光量調整を行う光量調整量制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光源駆動手段に対する光量調整量および前記光量調整量を増減する期間の単位である増減周期を制御して、シェーディング補正曲線に応じた光量調整を行うことで、装置構成を過大とせずに、光学特性に合わせた滑らかなシェーディング補正を行うことで濃度むらを低減した高品質な画像を得ることができるという効果を奏する。
図1は、画像形成装置の実施形態を示した図である。 図2−1は、VCSELの構成図である。 図2−2は、VCSELの他の例を示す構成図である。 図3は、VCSELを含む光学装置が感光体ドラムを露光する場合の概略的な斜視図を示した図である。 図4は、画像形成装置の制御ユニットの概略的な機能ブロック図を示した図である。 図5は、書き込み制御部の詳細な機能ブロックを示した図である。 図6は、光量調整量制御部345とLDドライバ132の詳細な構成を示す説明図である。 図7は、書込みクロック、DAC設定値、ストローブの出力タイミングを示す図である。 図8は、実施の形態1の光量調整量制御部345から出力される光量調整量とシェーディング補正カーブを示す図である。 図9は、実施の形態2の光量調整量制御部345から出力される光量調整量とシェーディング補正カーブを示す図である。 図10は、シェーディング補正の結果を示す図である。 図11は、シェーディング補正カーブ示す図である。 図12は、シェーディング補正カーブの階段状の状態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の画像形成装置の機械的構成を示す模式図である。本実施の形態の画像形成装置100は、VCSEL200(図2−1,図2−2,図3参照)、ポリゴンミラー102aなどの光学要素を含む光学装置102と、感光体ドラム、帯電装置、現像装置などを含む像形成部112と、中間転写ベルトなどを含む転写部122を含んで構成される。光学装置102は、半導体レーザとしてVCSEL200を含んで構成される。図1に示す実施形態では、VCSEL200(図1では不図示)から射出された光ビームは、一旦、第1シリンドリカルレンズ(図示せず)により集光され、ポリゴンミラー102aにより、反射ミラー102bへと偏向される。
ここで、VCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER)200とは、同一チップ上に複数の光源(半導体レーザ)を格子状に配置した面発光型半導体レーザである。このようなVCSEL200を使用した画像形成装置としては様々な技術が知られており、本実施の形態の画像形成装置100の光学装置102には、これらの公知技術と同様の構成で、VCSEL200が組み込まれている。図2−1は、本実施の形態の光学装置102に組み込まれたVCSEL200の構成図である。本実施の形態のVCSEL200は、図2−1に示すように、格子状に複数の光源1001(複数の半導体レーザ)が格子状に配置された半導体レーザアレイを構成している。そして、複数の光源1001の配列方向が偏向器としてのポリゴンミラー102aの回転軸に対して所定の角度θで傾斜して設けられている。
図2−1では、光源の縦配列方向をa〜c、横配列方向を1〜4とし、例えば、図2−1の左上の光源1001をa1のように表記する。光源1001がポリゴンミラー角度θをもって配置されていることにより、光源a1と光源a2とは異なる走査位置を露光し、この2光源により1つの画素(1画素)を構成する場合、すなわち、図2−1において、2光源で1画素を実現する場合を考える。例えば2光源a1,a2で1画素、2光源a3,a4で1画素を構成していくとすると、図中の光源によって図2−1の右端に示すような画素が形成される。図の縦方向を副走査方向としたとき、2光源により構成される画素の中心間距離が600dpi相当であるとする。このとき、1画素を構成する2光源の中心間隔は1200dpi相当となり、画素密度に対して光源密度が2倍となっている。よって1画素を構成する光源の光量比を変えることで、画素の重心位置を副走査方向にずらすことが可能となり、高精度な画像形成が実現できる。
図2−2は、VCSEL200の他の例を示す構成図である。この例のVCSEL200では、光源1001が副走査方向にずれた位置に配置されている。各光源の中心間隔(図2−2のndpi)は、2400dpiであり、中央付近の一部が4800dpiとなり、不均一な配列構成となっている。なお、図2−2に示す配列のVCSEL200では、インタレース走査により露光する。
光ビームLは、図示した実施形態ではシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色に対応した数発生されていて、反射ミラー102bで反射され、第2シリンドリカルレンズ102cで再度集光された後に感光体ドラム104a、106a、108a、110aを露光している。
光ビームLの照射は、上述したように複数の光学要素を使用して行われるため、主走査方向および副走査方向に関して、タイミング同期が行われている。なお、以下、主走査方向を、光ビームの走査方向として定義し、副走査方向を、主走査方向に対して直交する方向として定義する。
感光体ドラム104a、106a、108a、110aは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と、電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。光導電層は、それぞれ感光体ドラム104a、106a、108a、110aに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどを含んで構成される帯電器104b、106b、108b、110bにより表面電荷が付与される。
各帯電器104b、106b、108b、110bにより感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に付与された静電荷は、光ビームLにより像状露光され、静電潜像が形成される。感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に形成された静電潜像は、現像スリーブ、現像剤供給ローラ、規制ブレードなどを含む現像器104c、106c、108c、110cにより現像され、現像剤像が形成される。
感光体ドラム104a、106a、108a、110a上に担持された現像剤は、搬送ローラ114a、114b、114cにより矢線Aの方向に移動する中間転写ベルト114上に転写される。中間転写ベルト114は、C、M、Y、Kの現像剤を担持した状態で2次転写部へと搬送される。2次転写部は、2次転写ベルト118と、搬送ローラ118a、118bと含んで構成される。2次転写ベルト118は、搬送ローラ118a、118bにより矢線Bの方向に搬送される。2次転写部には、給紙カセットなどの受像材収容部128から上質紙、プラスチックシートなどの受像材124が搬送ローラ126により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト114上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト118上に吸着保持された受像材124に転写する。受像材124は、2次転写ベルト118の搬送と共に定着装置120へと供給される。定着装置120は、シリコーンゴム、フッソゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材130を含んで構成されていて、受像材124と多色現像剤像とを加圧加熱し、印刷物132として画像形成装置100の外部へと出力する。多色現像剤像を転写した後の転写ベルト114は、クリーニングブレードを含むクリーニング部116により転写残現像剤が除去された後、次の像形成プロセスへと供給される。
図3は、VCSEL200を含む光学装置102が感光体ドラム104aを露光する場合の概略的な斜視図を示す。VCSEL200から射出された光ビームLは、光ビーム束を整形するために使用される第1シリンドリカルレンズ202により集光され、反射ミラー204および結像レンズ206を経た後、ポリゴンミラー102aにより偏向される。ポリゴンミラー102aは、数千〜数万回転するスピンドルモータなどにより回転駆動されている。ポリゴンミラー102aで反射された光ビームLは、反射ミラー102bで反射された後、fθレンズ(不図示)を透過し、第2シリンドリカルレンズ102cにより再整形され、感光体ドラム104a上を露光する。
また、光ビームLの副走査方向への走査開始タイミングを同期するため、反射ミラー208が配置されている。反射ミラー208は、副走査方向の走査を開始する以前で、光ビームLを、フォトダイオードなどを含む同期検出装置210へと反射させる。同期検出装置210は、当該光ビームを検出すると、副走査を開始させるために同期信号を発生させ、VCSEL200への駆動制御信号の生成処理などの処理を同期する。
VCSEL200は、後述する書き込み制御部310から送付されるパルス信号により駆動され、後述するように、画像データの所定の画像ビットに対応する位置に光ビームLが露光され、感光体ドラム104a上に静電潜像を形成する。
図4は、本画像形成装置100の制御ユニット300の概略的な機能ブロック図を示す。制御ユニット300は、スキャナ部302と、プリンタ部308と、主制御部330として構成されている。スキャナ部302は、画像を読み取る手段として機能しており、スキャナが読み取った信号をA/D変換して黒オフセット補正、シェーディング補正、画素位置補正を行うVPU304と、主に取得された画像を、RGB表色系からCMYK表色系での画像データとしてディジタル変換するための画像処理を行うIPU306とを含んで構成されている。スキャナ部302が取得した読み取り画像は、ディジタルデータとしてプリンタ部308へと送られる。
プリンタ部308は、VCSEL200の駆動制御を行う制御手段として機能する書き込み制御部310と、書き込み制御部310が生成した駆動制御信号により半導体レーザ素子を駆動させるための電流を、半導体レーザ素子に供するLDドライバ312と、2次元的に配置された半導体レーザ素子を実装するVCSEL200とを含んで構成される。本実施形態の書き込み制御部310は、スキャナ部302から送られた画像データについて、画素データにVCSEL200の射出する半導体レーザ素子の空間的なサイズに対応するように画素データを分割して高解像度化処理を実行する。
また、スキャナ部302とプリンタ部308は、システムバス316を介して主制御部330と接続されていて、主制御部330の指令により、画像読み取りおよび画像形成が制御されている。主制御部330は、中央処理装置(以下、CPUとして参照する。)320と、CPU320が処理のために使用する処理空間を提供するRAM322とを含んでいる。CPU320は、これまで知られたいかなるCPUでも使用することができ、例えば、PENTIUM(登録商標)シリーズ、またはその互換CPUなどCISC(Complex Instruction Set Computer)、MIPSなどのRISC(Reduced Instruction Set Computer)などを使用することができる。CPU320は、インタフェース328を介してユーザからの指令を受け付け、指令に対応する処理を実行するプログラムモジュールを呼び出して、コピー、ファクシミリ、スキャナ、イメージストレージなどの処理を実行させる。さらに、主制御部330は、ROM324を含んでおり、CPU320の初期設定データ、制御データ、プログラムなどをCPU320が利用可能に格納する。イメージストレージ326は、ハードディスク装置、SDカード、USBメモリなどの固定または着脱自在のメモリ装置として構成され、画像形成装置100が取得した画像データを、格納して、ユーザによる各種処理のために利用可能としている。
スキャナ部302が取得した画像データについてプリンタ部308を駆動して感光体ドラム104aなどに静電潜像として画像を出力する場合、CPU320は、上質紙、プラスチックフィルムなどの受像材の主走査方向制御および副走査位置制御を実行する。CPU320は、副走査方向のスキャンを開始させる場合、書き込み制御部310にスタート信号を出力する。書き込み制御部310は、スタート信号を受領すると、IPU306がスキャン処理を開始する。その後、書き込み制御部310は、バッファメモリなどに格納した画像データを受信し、その後、その受信した画像データを処理し、処理した画像データをLDドライバ312に出力する。LDドライバ312は、書き込み制御部310から画像データを受け取ると、VCSEL200の駆動制御信号を生成する。その後、LDドライバ312は、この駆動制御信号をVCSEL200に送出することにより、VCSEL200を点灯させる。なお、LDドライバ312は、半導体レーザ素子を、PWM制御などを使用して駆動させる。本実施形態で説明するVCSEL200は、半導体レーザ素子を8ch備えるが、VCSEL200のチャネル数は限定されるものではない。
ところで、感光体上のレーザー光は各レンズなどで減衰すると同時に、レンズ特性の影響を受けることで光源出射口の光量が一定であっても、主走査位置によってその強度が異なる。感光体中央を像高0とした場合、例えば図11に示したような光量分布となる。この例示の光量分布を全像高で像光0の光量と同じになるように光量補正を実施するためには、像高端部の光量を上げるようにし、像高0に向かうに従い徐々に光量を上げないように制御すれば良いことが分かる。
本実施の形態では、このような光量調整を以下のように行っている。図5は、書き込み制御部310のより詳細な機能ブロックを示す。書き込み制御部310は、同期信号を受信して、IPU306から送付される画像データを格納して記憶するFIFOバッファなどのメモリ340を備えていて、IPU306から送信された画像データをバッファメモリ340を介して画像処理部342に渡している。画像処理部342は、メモリ340から画像データを読み込んで、画像データの解像度変換、半導体レーザ素子チャネルの割当て、および画像ビット(すなわち、画像データを変倍するための補正画素)の追加・削除の処理(すなわち、画像データの補正処理)を実行する。画像データは、主走査方向に規定される主走査ラインアドレス値および副走査方向に規定される副走査ラインアドレス値により、感光体ドラム104aに対して露光される位置が規定されている。
出力データ制御部344は、VCSEL200の光量調整を行い、LDドライバ312にVCSEL200の駆動制御信号を送出する。出力データ制御部344は、LDドライバ312によるVCSEL200の光量調整のための制御を行う光量調整量制御部345を備えている。すなわち、光量調整量制御部345は、LDドライバ132がVCSEL200からの出射光量を調整するための光量調整量を制御する。
図6は、光量調整量制御部345とLDドライバ132のインタフェースについて詳細な構成を示す説明図である。光量調整量制御部345には、DAC設定値・ストローブ導出部355と、フリップフロップ351、352とが設けられている。また、LDドライバ312にはフロップフロップ353とシェーディング補正用DAC(D−Aコンバータ)354が設けられている。
光量調整量制御部345のDAC設定値・ストローブ導出部355は、DAC設定値とストローブを導出して、DAC設定値をフリップフロップ351に出力し、ストローブをフリップフロップ352に出力する。光量調整量制御部345のフリップフロップ351,352には書込みクロックが入力され、フリップフロップ351から光量調整量としてのDAC設定値がLDドライバ312に出力される。また、フリップフロップ352からストローブがLDドライバ312に出力される。書込みクロック、DAC設定値、ストローブの出力タイミングは図7に示すとおりである。このようなタイミングとしたのは、LDドライバ312のフリップフロップ353のセットアップタイミングにマージンを持たせるためである。
DAC設定値とストローブは、LDドライバ312のフリップフロップ353に入力され、DAC設定値がシェーディング補正用DAC354に設定され、DAC354により光量調整が行われる。
図8は、実施の形態1の光量調整量制御部345から出力される光量調整量とシェーディング補正カーブを示す図である。
光量調整量制御部345は、図8に示すように、同期検知により得られたタイミング信号を基準にしてシェーディング補正(光量調整)を行っている。同期検知を行うための光量は光電変換素子が反応するために必要な光量にする必要があるため、光量調整量制御部345は同期検知タイミング以前の期間T3では光量調整量S1を出力する。
また、良好な画像形成を達成するためには静電潜像形成期間である期間T2にシェーディング補正を行う必要があるため、光量調整量制御部345は同期検知が終了してから静電潜像形成開始まではシェーディング補正開始時に必要となる光量調整量S2を出力している。
図8に示すように、期間T2は異なる複数の期間T1毎に分割されおり、最初のT1期間に達すると、光量調整量制御部345は不図示の書込みクロック周期単位(2以上の自然数)で光量調整量を出力する。ここで、期間T1は、光量調整量を増減する期間である。
図8の例では、光量調整量制御部345は、最初の期間T1で出力される光量調整量SS0〜SS3を減少させている。このため、光量を光量補正量でシェーディング補正した補正後の光量が0.1〜0.13%ずつ徐々に低下することになる。
本実施の形態では、光量調整量制御部345は、さらに、光量調整量を増減する期間T1の増減の単位期間である増減周期(光量調整量SS0、SS1、SS2、・・・、SSn−1のそれぞれを出力する期間)や期間T1自体を調整することでシェーディング補正カーブを変更し、光量調整量の増減の傾斜、すなわち、VICSEL200からの出射光量の増減を滑らかにしている。この光量調整量の増減周期や期間T1の調整は、光量調整量制御部345で予め設定しておく他、利用者等の指定により調整するように構成してもよい。
また、期間T2における最後の期間T1では、光量調整量制御部345は光量調整量SSn−2〜SSnを増加させている。このため、補正後の光量が0.1〜0.13%ずつ徐々に上昇する。
光量調整量制御部345は、最後の期間T1経過後、期間T3までの間、最後の光量調整量SSnを出力し続ける。なお、期間T2に期間T3が重なった場合では、光量調整量制御部345は、期間T3に達した時点から光量調整量S1を出力する。
このように本実施の形態では、期間T1の光量調整量の増減周期や期間T1を調整することでシェーディング補正カーブを変更し、光量調整量の増減の傾斜を滑らかにしているので、装置構成を過大とせずに、光学特性に合わせた滑らかなシェーディング補正を行うことで濃度むらを低減した高品質な画像を得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、期間T1の光量調整量の増減周期や期間T1を調整することでシェーディング補正カーブを変更していたが、この実施の形態2では、光量調整量の増減回数を指定することによりシェーディング補正カーブを滑らかにしている。この光量調整量の増減回数の調整は、光量調整量制御部345で予め設定しておく他、利用者等の指定により調整するように構成してもよい。
図9は、実施の形態2の光量調整量制御部345から出力される光量調整量とシェーディング補正カーブを示す図である。
本実施の形態の画像形成装置の各部構成は、図1から5に示した実施の形態1と同様である。
図9に示すように、期間T2´は異なる複数の期間T1´毎に分割されており、最初のT1´期間に達すると、光量調整量制御部345の不図示の書込みクロック周期単位(2以上の自然数)で光量調整量を出力する。
図9の例では、最初の期間T1´において増減回数は5回と設定されているものとする。従って、光量調整量制御部345は、最初の期間T1´で出力される光量調整量SS0´〜SS4´を減少させており、このため補正後の光量が0.1〜0.13%ずつ徐々に低下する。
また、期間T2´における最後の期間T1´において増減回数は4回と設定されているものとする。従って、光量調整量制御部345は、期間T2´における最後の期間T1´では光量調整量SSn−3´〜SSn´を増加させており、このため、補正後光量が0.1〜0.13%ずつ徐々に上昇している。
また、光量調整量制御部345は、最後の期間T1´経過後、期間T3まで最後の光量調整量SSn´を出力し続ける。
なお、光量調整量制御部345は、期間T2´に期間T3が重なった場合は期間T3に達した時点から光量調整量S1を出力する。
本実施の形態では、光量調整量制御部345は期間T1´における光量調整量の増減回数を調整することにより、シェーディング補正カーブを滑らかにする。すなわち、光量調整量の増減周期はT1´の期間に何回増減を行うかの設定により定まり、期間T1´が増減回数で割り切れない場合は期間T1´の最後の光量調整量(例えば図9のSS4´)の周期が伸縮する。
このように本実施の形態では、光量調整量の増減回数を設定することによりシェーディング補正カーブを滑らかにしているので、装置構成を過大とせずに、光学特性に合わせた滑らかなシェーディング補正を行うことで濃度むらを低減した高品質な画像を得ることができる。
(変形例)
ここで、光量調整量制御部345における光量調整量の上限値から下限値、すなわち分解能がLDドライバ312と同一である場合に、図10上段に示すシェーディング補正を実行する場合、図10中段に示す処理を行ってしまうと、所望の結果が得られない。このため、本変形では、図1の下段に示すように、光量調整量制御部345における光量調整量の上限値から下限値範囲をLDドライバ312の光量の範囲よりも広く設定しておくように構成すればよい。これにより、図10上段に示すような所望のシェーディング補正を実行することが可能となる。
100 画像形成装置
102 光学装置
102a ポリゴンミラー
102b 反射ミラー
102c 第2シリンドリカルレンズ
104a、106a、108a、110a 感光体ドラム
104b、106b、108b、110b 帯電器
104c、106c、108c、110c 現像器
112 画像形成部
114 中間転写ベルト
114a、114b、114c 搬送ローラ
118 2次転写ベルト
120 定着装置
122 転写部
124 受像材
130 定着部材
132 印刷物
200 VCSEL
201 制御装置
202 第1シリンドリカルレンズ
204 反射ミラー
206 結像レンズ
208 反射ミラー
210 同期検知装置
300 制御ユニット
302 スキャナ部
304 VPU
306 IPU
308 プリンタ部
310 書き込み制御部
312 LDドライバ
316 システムバス
330 主制御部
340 メモリ
342 画像処理部
344 出力データ制御部
345 光量調整量制御部
特開2002−172817号公報

Claims (5)

  1. シェーディング補正を行う画像形成装置であって、
    光束を射出する光源と、
    前記光源を駆動する光源駆動手段と、
    前記光源駆動手段に対する光量調整量を制御するために、前記光量調整量が増減する期間において、前記光量調整量を増減する期間の単位である増減周期、増減の期間または増減の回数を設定することにより、シェーディング補正曲線に応じた光量調整を行う光量調整量制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記光量調整量制御手段は、前記光量調整量を、前記光源駆動手段における光量調整の最大値から最小値までの範囲で調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記光量調整量制御手段は、前記光量調整量の増減周期を画像書込みクロック周期の倍数(2以上の自然数)に調整することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 光束を検知する前の期間において、前記光量調整量を所定の値に設定することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  5. 光束を射出する光源を備え、シェーディング補正を行う画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    前記光源を駆動する光源駆動ステップと、
    前記光源駆動ステップおける光量調整量を制御するために、前記光量調整量が増減する期間において、前記光量調整量を増減する期間の単位である増減周期、増減の期間または増減の回数を設定することにより、シェーディング補正曲線に応じた光量調整を行う光量調整量制御ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
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