JP2004338125A - 光源制御方法、画像形成方法、画像形成装置及び電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源より出射したビーム光束8を走査して感光体7を露光する光源制御方法であって、ビーム光束8が静止状態のときの光量分布を取得する光量取得手段と、感光体7上に形成する潜像の最小解像度を構成する光ビームの点灯時間よりも高い周波数の駆動信号で光源を駆動する光源駆動手段と、駆動信号の振幅を変化させる振幅変化手段と、振幅変化手段によりビーム光束8の静止時における光量分布の振幅を調整する振幅調整手段とを備え、振幅調整手段により振幅調整された光ビームの静止時の光量分布を、ビーム光束8の走査速度と駆動信号の変調周期とをかけ合わせた距離だけ、走査方向に位置をずらして畳み込み積分し、畳み込み積分で得られた光量分布を露光エネルギ分布とした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に電子写真方式の書込みユニット、感光体等から構成される画像形成部を持つ複写機、プリンタ製品等の電子写真製品において、走査ビームを感光体に露光し、露光エネルギ分布に応じた潜像を形成して、トナー付着量を制御することにより、画像データに応じた走査光量分布を導出、露光し、高精細な画像を出力可能とする光源制御方法、画像形成装置、電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子写真装置において、出力画像の濃淡を制御する方法として、トナー画像の面積比率による階調制御が用いられている。そのため、トナーが付着している面積を所望の画像データと同一に取得されることが望ましい。これまで、トナー画像の面積制御として、光源のPWM方式等による露光パターンの幅を調整して行うのが一般的であり、更に、ディザ処理やMTF補正等の処理が施されて、光源駆動パターンを決定している。
【0003】
また、PWM方式ではパターン幅を可変とするが、走査ビームでは感光体面上にビーム光束が移動しながら照射されるため、露光エネルギは重畳され、最小解像ドットとそれより広い幅を有するドットとではピーク露光エネルギに差が生じる。そのため、感光体の感光閾値を一定とすると、ドット幅による露光エネルギ量の差により、所望の露光エネルギ分布が得られないこととなる。そのため、所望の露光エネルギ分布が得られないと、潜像、トナー付着量を制御できないこととなるため、所望の露光エネルギ分布から光源駆動信号を決定する必要がある。
【0004】
例えば、特許文献1では、複数光源を有し、露光面での照射光量分布の一部が重なるように配置し、ハイパワーな光源を適用すること無く、重畳した領域を露光エネルギ分布に適用して、高信頼、高解像なドットパターンを取得する。
【0005】
また、特許文献2では、レーザドライバによるパワー制御手段により、ドット毎の駆動パルスにおけるパルス高を孤立ドットパターンと孤立ラインパターンとで変更し、LDに供給するエネルギを画像パターンに応じて制御し、画像形成している。
【0006】
さらに、特許文献3では、パルス列よりなる光変調信号において、パルス幅、パルスパターンを変化させることによって感光手段が露光される露光エネルギ分布を変化させている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−180757号公報
【特許文献2】
特開2001−287402号公報
【特許文献3】
特開2002−264392号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1に記載の従来技術では、 照射光量分布が重畳した領域のみを用いて高精細な露光エネルギ分布を取得することは可能であるが、隣接するドットと重畳する可能性があり、露光エネルギとして顕在化しない領域の制御も必要となってくるなど、適用困難な場合がある。
【0009】
また、特許文献2に記載の従来技術では、孤立ドットパターン、孤立ラインパターンについて限定的に光源制御パルス幅、パルス高の比を調整することで、同様なトナー画像濃度を得ることが可能となるが、画像データの組合わせ、画像全体のバランスという面で、副走査方向と主走査方向の孤立ドット、孤立ラインの再現が困難であり、主副の露光エネルギ分布を得るための光ビームの光量分布の重畳部分の処理が問題となる。
【0010】
さらに、特許文献3に記載の従来技術では、パルス幅とパターンの変調で露光エネルギ量制御する方法として優れており、露光量をドットパターンに応じて略一定にすることが可能となる。しかし、光源の出力をも制御し、露光エネルギの重畳状態を所望の画像データと一致させてトナー付着量を制御可能とすることで、さらなる画質を向上することが望まれている。
【0011】
本発明では、露光エネルギ分布と画像データを比較し、それぞれの差異が最小となるときの時間軸上での光源制御の振幅データを導出して、高精細、高画質の出力画像を取得可能とする、光源制御方法、画像形成方法、画像形成装置及び電子写真製品を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、光源より出射した光ビームを所定の方向に走査して感光手段を露光する光源制御方法であって、光ビームが静止状態のときの光量分布を取得する光量取得手段と、感光手段上に形成する潜像の最小解像度を構成する光ビームの点灯時間よりも高い周波数の駆動信号で光源を駆動する光源駆動手段と、駆動信号の振幅を変化させる振幅変化手段と、振幅変化手段により光ビームの静止時における光量分布の振幅を調整する振幅調整手段とを備え、振幅調整手段により振幅調整された光ビームの静止時の光量分布を、光ビームの走査速度と駆動信号の変調周期とをかけ合わせた距離だけ、走査方向に位置をずらして畳み込み積分を行い、畳み込み積分で得られた光量分布を露光エネルギ分布とすることを特徴とする。
【0013】
この請求項1に記載の発明では、ポリゴンミラーが静止状態のときの光量分布を時間軸上で相似的に振幅を変化させることで、ポリゴンミラーが回転駆動のときの感光体面上での露光エネルギ分布を擬似的に導出することが可能となり、
この露光エネルギ分布を利用して高精細、高画質の出力画像を取得可能とする光源制御方法を提供することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、畳み込み積分で得られた露光エネルギ分布と、感光手段上に形成する所定の画像データとを比較する画像データ比較手段とを有し、画像データ比較手段に基づいて光源駆動信号の振幅を調整することを特徴とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、請求項1において導出した露光エネルギ分布と所望の画像データとを比較することで光源の時間軸上での振幅の制御を行うことができ、高精細、高画質の出力画像を得ることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、光ビームの静止時の露光面における断面、走査方向又は副走査方向に光量を積算した光量分布を予め取得し、露光エネルギ分布を取得するための静止時の光量分布とすることを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載に発明と同様の作用効果を奏するとともに、主走査方向の微小区間で重畳した光量分布状態を露光エネルギ分布の導出に反映させることができ、露光エネルギ状態を高精彩に形成することができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明において、光ビームの静止時の光量分布を関数で置換する関数置換手段を有し、関数置換手段により露光エネルギ分布を取得することを特徴とする。
【0019】
この請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3の発明と同様の作用効果を奏するとともに、ガウシアン関数やベッセル関数のような一般解を光量分布として反映させることにより、露光エネルギ分布の導出を簡単に行うことができる。
【0020】
また、光源制御パルスの調整に関し、時間軸上の光量の振幅を制御するため、全走査幅で所望の露光エネルギ分布を実現することが可能となるため、走査光学系のシェーディング補正にも応用可能である。
【0021】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明において、光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する走査幅で重畳された光量分布を、光ビームの静止時の光量分布とすることを特徴とする。
【0022】
この請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、感光体面上での露光エネルギ分布状態を導出する際に、光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する微小走査幅で重畳した光量分布を、走査ビームに対する露光エネルギ分布の導出のための最小単位とすることで、露光エネルギ分布を高精彩に得ることができる。
【0023】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する走査幅で重畳した光量分布を取得する光量分布取得手段と、光源駆動信号の振幅を駆動信号の周波数で調整する周波数調整手段とを備え、周波数調整手段は所定の画像データと重畳した光量分布との差が最小となるように設けられており、所定の画像データに対応した露光エネルギ分布を取得し、取得した露光エネルギ分布に基づいて感光手段上に光ビームを照射することを特徴とする。
【0024】
この請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、所望の画像データと露光エネルギ分布が一致する最適な光量の振幅を導出するために、両者の差異を最小となるよう振幅を自動調整して、所望の画像データを形成する際の振幅データを決定することで、所望の光源制御用のパルスを得ることができる。
【0025】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の光源制御方法により感光手段に光ビームを照射して潜像を形成する画像形成方法であって、感光手段は光ビームの副走査方向に駆動回転しており、光ビームが感光手段上を一往復する間に感光手段が移動する距離は、光ビームが感光手段上に形成する潜像の最小解像度の大きさよりも短くしており、光ビームの副走査方向の画像データとの差が最小となるように光ビームを照射することを特徴とする。
【0026】
この請求項7に記載の発明では、副走査方向でも、感光体の送り速度を空間軸上の露光エネルギ分布に変化を与えるパラメータとして制御することで、露光エネルギ分布の重畳状態等を考慮に入れた光ビームの照射が可能となり、副走査方向にも所望の画像データに対応した露光エネルギ分布を得ることが可能となる。
【0027】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、二次元の画像データを格納する格納手段と、光量を重畳した露光エネルギ分布の二次元データを取得する二次元データ取得手段とを有し、光ビームの走査方向には光源駆動信号の駆動周期の走査幅だけ位置をずらして静止時の光量分布を配置し、光ビームの副走査方向には感光手段の移動幅だけ位置をずらして静止時の光量分布を配置しており、格納した二次元画像データと露光エネルギ分布の二次元データとの差が最小となるように光源駆動信号の振幅を調整することで、感光手段上に所定の潜像を形成することを特徴とする。
【0028】
この請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、全画像データに対応した、照射されるビーム光束の重畳された光量分布状態から求まる露光エネルギ分布を、両者の差異が最小となるようにビーム光束照射前に導出し、全画像における光源制御パルスを決定してから、感光体面上への露光を開始して、全画面で最適な画像を取得することが可能となる。
【0029】
請求項9に記載の発明は、光源を感光手段上に形成する潜像の最小解像度を構成する光ビームの点灯時間よりも高い周波数で振幅を変調、駆動する光源駆動手段と、前記周波数で振幅を変調した光量分布を重畳し、所定の画像データとの差が最小になるように調整する振幅データを導出するデータ処理手段とを有することを特徴とする。
【0030】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像形成装置を具備した電子写真装置であることを特徴とする。
【0031】
請求項9及び10に記載の発明では、感光体上への高精細な露光エネルギ分布ならびに出力画像を取得することが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
第1実施の形態は図1に示すように、回転する回転多面鏡1で、光源駆動回路3により変調されたLD(レーザダイオード)ユニット2から出射されたビーム光束(光ビーム)8が反射され、fθレンズ4を透過し、感光体7位置と想定される結像位置5に結像される画像形成装置6において、回転多面鏡1が静止状態のとき結像位置でのビーム光束8の光量は、図2に示すような分布となる。
【0033】
回転多面鏡1の回転時では、回転多面鏡1の回転をr[rpm]、印刷幅をd[m]、回転多面鏡1の面数をn[面]とし、印刷に有効となる走査幅の割合をu[%]とすると、回転多面鏡1の1回転にかかる時間は60/r[sec]、回転多面鏡1の1面分が走査する時間は、60/r/n[sec]、回転多面鏡の1面が走査する距離は、d/(u/100)[m]、ビーム光束8が結像面で走査する速度vは、下記式(a)で示すことができ、この式で導出される速度vで主走査方向に移動している。
【0034】
【数1】
v={d/(u/100)}/(60/r/n)[m/sec] (a)
図3は、ビーム光束8の駆動パルスの振幅と光量分布の関係を示しており、ビーム光束8が主走査方向に移動しながら照射され、図4に示すように、感光体7面上では露光エネルギ分布が微小時間の静止光量分布が重畳された状態となる。
【0035】
パルス幅のみを変調させてドットパターンを変化させた場合、図5に示すように、露光エネルギ分布はドットパターンにより異なる。そのため、パルス幅に応じたトナー付着量を得ることができない。また、図6に示すような段階的な階調の露光エネルギ分布を取得するために、同一形状のパルス幅と駆動電流量の調整を実施したビーム光束8を照射すると、図7に示すように、露光エネルギ分布が重畳することにより、所望の露光エネルギ分布とは異なる状態となる。
【0036】
通常、図8に示すように、光源の駆動閾値以上の注入電流では、注入電流量の変化に対し、図9に示すように相似的に光量分布状態が変化する。このことを利用し、最小解像度を取得するためのパルス幅よりも短い幅のパルスを利用することで、所望の露光エネルギ分布と比較しながら、重畳露光されるビーム光束8の微小時間での振幅を調整し、たたみ込み積分を実施することで所望の露光エネルギ分布に対応したビーム光束8を得ることが可能となる。
【0037】
例えば、図10に示すような所望の露光エネルギ分布に対し、図24で示す光源駆動パルスの振幅を、図11に示すような調整を実施したビーム光束8を重畳して照射すると、図12に示すような露光エネルギ分布となる。同様に、図6に示した所望の露光エネルギ分布に対し、図25に示す光源駆動パルスの振幅を、図13に示すような調整を実施したビーム光束8を重畳して照射すると、図14で示すような露光エネルギ分布を得ることができる。
【0038】
尚、所望の露光エネルギ分布と比較するパラメータとしては、上記に示したようなビーム光束8の振幅データではなく、ビーム光束8の光量積分値として、微小期間毎の積分値と微小期間毎の露光エネルギ分布を比較し、その差異が最小となったときの振幅データを駆動パルスとする方法もある。
【0039】
所望の露光エネルギ分布とビーム光束8の光量分布の重畳状態を比較する際は、図15に示すように、ビーム光束8の微小位置の光量データをI(t,x)で規定すると、図中Aで重畳した露光エネルギ量は、下記式(b)で示すことができる。
【0040】
【数2】
【0041】
この(b)式で導出される微小位置での露光エネルギ分布と、所望の露光エネルギ分布を駆動パルスの最小幅でビーム光束8が移動する微小距離で分割し、その位置と(b)式で対応している位置での露光エネルギを比較する。
【0042】
光源に入力する駆動パルス、静止ビーム光量分布、走査ビーム光量分布、個々のパルスによる露光エネルギ分布、重畳した露光エネルギ分布、画像データ等の振幅比較する際、単位や応答時間の長さ等の条件が異なるため、直接大小の比較はできない。そこで、各観測量に関し、それぞれ基準値を設定し、各観測量と基準値との比較により振幅の制御が可能となる。
【0043】
各観測量の検出方法としては、2次元CCDカメラで撮像又は検出する方法、スリットスキャン方式など既存の技術で可能である。また、結像面で重畳した光量分布の検出には、2次元CCDカメラで走査ビームを直接検出する方法があり、結像面での光源駆動パルス振幅による微小時間の光量変化は、図26に示すように、PD等の受光素子でビーム光束8のドットを検出し、アナログデジタル変換し、微小時間に分割することで図27に示すようなデータが検出可能である。
【0044】
また、図28に示すように、微小時間毎の振幅に静止時のビーム光束8の光量分布を乗じて重畳することで、図29に示すように、光源駆動パルスの振幅変化による重畳された結果のビーム光束8の光量分布が導出される。そして、導出結果と所望の露光エネルギ分布を形成するビーム光束8の光量分布とを比較することで、光源駆動パルスの振幅にフィードバックすることが可能となる。
【0045】
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述した部分と同一の作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では、主に第1実施の形態と異なる点を説明する。
【0046】
第2の実施の形態では、感光体7に露光する露光エネルギ分布を形成するためのビーム光束8を擬似的に取得するために、予め露光面位置で取得した静止時の光量分布を用い、画像形成装置6の光学系特有の光学特性で得られる潜像が形成される露光エネルギの分布状態を高精細に形成する光源制御方法を示している。
【0047】
露光エネルギ分布状態を高精度に形成するため、図16に示すように、回転多面鏡1が静止状態のときの、ビーム光束8の光量分布状態を2次元的に表示する。このビーム光束8の光量分布状態はCCDカメラを用いた2次元でのビーム光束撮像による光量分布測定で取得できる。主走査方向に重畳する露光エネルギ分布と比較するには、図中Bで示す断面プロファイルか、又は図中の副走査方向に画素の値を積算して、図中Cで示す積算プロファイルを用いて、比較する静止時の光量分布として、上述したような第1実施形態の構成・動作に用いる。
【0048】
CCDカメラを用いたものの他に、積算光量分布を導出する場合は、スリットスキャン方式でも可能である。露光エネルギ分布が主に主走査方向に重畳していくということを重視すれば、断面プロファイルよりも図中Cで示した積算プロファイルを適用すれば、主走査方向の微小区間での全光量を示す点で有効である。
【0049】
次に第3実施の形態について説明する。第3実施の形態では、静止時の光量分布を理想的な関数で近似することで、時間軸、空間軸上でのデータの取り扱いを容易にし、潜像が形成される露光エネルギの分布状態の一般解を取得するようにしている。例えば、静止時の光量分布をガウシアン関数で近似する場合には、下記式(c)、ビーム光束の回折を考慮してベッセル関数による下記式(d)で表す。
【0050】
【数3】
【0051】
【数4】
【0052】
ここで、上記式中のパラメータは、A:振幅、B:幅、C:ノイズ、D:測定装置の解像度によるビーム光束の光量分布を分割したデータ数を示す。
【0053】
尚、精度向上のために、上記(c)式においては、パラメータA,B,C、(d)式においては、パラメータA,B,C,Dを調整し、静止状態のビーム光束8の光量分布実測データと近似する必要がある。近似方法としては、Levemberg−marquart法や準Newton法等のアルゴリズムが適用可能である。
【0054】
また、重畳した露光エネルギ分布を取得するための光量分布は、上述した(b)式と(c)式、及び(d)式より、下記式(e)を導くことができる。
【0055】
【数5】
【0056】
この(e)式の各位置での光量分布状態と所望の露光エネルギ分布とを比較し、近似することにより最適な光源制御パルスの幅と振幅を導出することが可能となる。ただし、(e)式で用いる関数(c)式及び(d)式において、振幅Aは下記式(f)として、時間により変化する変数となる。
【0057】
【数6】
A=An(t) (f)
また、光量分布の微小区間を示す変数xは、光源駆動パルスの最小幅δtと結像位置でのビーム光束の走査速度vを用いて、下記式(g)で示すことができる。
【0058】
【数7】
x=x−n×v×δt (g)
ここで、nは重畳させる光量分布のそれぞれのビーム光束の番号を示す。
【0059】
このように、ガウシアン関数やベッセル関数のような一般解を光量分布として反映させることにより露光エネルギ分布の導出を簡単に行うことができる。
【0060】
また、光源制御パルスの調整に関し、時間軸上の光量の振幅を制御するため、全走査幅で所望の露光エネルギ分布を実現することが可能となるため、走査光学系のシェーディング補正にも応用可能である。
【0061】
第4実施の形態では、光源駆動信号の最短パルス発生周期でもビーム光束が移動している影響を走査ビーム導出に反映するため、最短パルスの周期の間だけ同一の光量分布をたたみ込み、静止光量分布とすることで、所望の潜像に対応した露光エネルギ分布を高精細に形成することを可能とする光源制御方法を示している。
【0062】
例えば、光源駆動回路から入力するパルスの最小幅をδt[s]としたとき、δt[s]の期間はパルスの振幅が一定とみなし、第1実施の形態の構成・動作で示した結像位置での走査速度とδt[s]とを掛け合わせた最小パルス内での移動範囲内で、図17で示すように、畳込み積分より導出した光量分布を、ビーム光束8を導出するための最小単位としている。
【0063】
感光体7面上での露光エネルギ分布状態を導出する際に、最短クロック時でも、次のパルスまでの微小期間でビームは走査している。そのため、その期間での走査幅で光量を重畳し、微小走査幅で重畳した露光エネルギ分布をビーム光束8に対する露光エネルギ分布導出のための最小単位とすることで、さらに露光エネルギ分布を高精細に形成することを可能となる。
【0064】
第5実施の形態では、最短駆動信号の周期に空間軸上で走査した幅だけずらした静止光量分布のたたみ込みデータを、各周期での静止光量分布の振幅データをパラメータとして調整し、所望の露光エネルギ分布状態に近似して、差が最小となったときの振幅データを光源駆動信号の振幅とすることで、自動的に所望の潜像に対応した露光エネルギ分布を形成するための光源駆動信号を発生することを可能とする光源制御方法を示している。
【0065】
具体的には、図18に示す所望の画像データを得るための露光エネルギ分布において、微小区間での露光量の振幅をM(x)、同図中、近似前の重畳した光量分布の微小区間での光量を(x)とすると、各微小区間での誤差をrとして、下記式(h)で規定する。
【0066】
【数8】
【0067】
上記式(h)において、rが最小となるときのI(x)を構成する各区間(時間)でのI(t,x)が、光源駆動パルスの振幅となる。また、rを最小とする各I(t,x)の導出は、第3実施の形態の構成・動作と同様、Levemberg−marquart法や準Newton法等のアルゴリズムが適用可能である。
【0068】
第6実施の形態では、走査ビームの走査方向と垂直な方向で所望の潜像を形成する露光エネルギ分布を取得することを可能とする画像形成方法を示している。図19に示すように、ビーム光束(8)が主走査方向に1ライン走査後、副走査方向に回転している感光体7表面の次のラインに、ビーム光束8が照射されるように、ビーム光束8の光源駆動、回転多面鏡1の回転、感光体7の回転速度の同期が取られている。
【0069】
通常、黒べた画像等の白スジ発生などの問題を回避するため、副走査方向のライン間隔はドットが所定の比率で重なるように設定されている。感光体7の回転速度を他の走査光学系の各要素に対し、相対的に遅くすることで、ライン間隔は狭めることが可能で、重畳する露光エネルギ分布を形成するビーム光束8の数を増やすことが可能となる。
【0070】
第6実施の形態によれば、第1乃至5の実施形態の構成・動作における、ビーム光束の走査速度vを感光体7の回転線速に、また光源駆動パルスの最小幅δtを回転多面鏡1の1面走査あたりの時間に置き換えることで、副走査方向にも所望の露光エネルギ分布を取得可能な重畳した光量分布を形成することが可能となる。
【0071】
第7実施の形態では、高周波の光源駆動信号と、微小移動機構の感光体7により、高精細な露光エネルギ分布状態を形成可能とし、二次元の画像データと最も近似された振幅を有する静止光量分布の二次元配置を導出して、所望の潜像に対応した露光エネルギ分布を形成することを可能とする画像形成方法を示している。
【0072】
図20に示すように、静止時のビーム光束8の2次元光量分布と、図21に示す所望の2次元露光エネルギ分布とを、図22に示すように全画面で近似し、近似後の各位置でのビーム光束8の振幅から、光源駆動パルスの振幅を決定している。
【0073】
第7実施の形態によれば、全画像データに対応した、照射されるビーム光束8の重畳された光量分布状態から求まる露光エネルギ分布を、両者の差異が最小となるようにビーム光束8の照射前に導出し、全画像における光源制御パルスを決定してから、感光体7面上への露光を開始して、全画面で最適な画像を取得することが可能となる。
【0074】
第8実施の形態では、高周波の光源駆動信号と、微小移動機構の感光体7により、所望の潜像に対応した高精細な露光エネルギ分布状態を形成可能とし、高精細な出力画像を取得可能とする画像形成装置、電子写真装置を提供することを示している。尚、電子写真装置では感光体7の静電潜像がトナーにより現像されて用紙に転写される。
【0075】
図23に示すように、画像形成装置は画像データ格納部10、重畳光量分布導出処理部9、光源駆動回路3aを有し、画像データとビーム光束8の重畳した光量分布を比較、近似し光源駆動パルスを導出した後、パルス発光し、感光体7への露光動作を行う。本実施の形態における光源制御方法を有する画像形成装置は例えば、電子写真による複写機、ファクス、プリンタ等に搭載する。
【0076】
第8実施の形態によれば、上述した第1乃至7の実施形態の光源制御方法、画像形成方法を具現化することで、感光体7面への高精細な露光エネルギ分布ならびに出力画像を取得することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、ポリゴンミラーが静止状態のときの光量分布を時間軸上で相似的に振幅を変化させることで、ポリゴンミラーが回転駆動のときの感光体面上での露光エネルギ分布を擬似的に導出することが可能となり、
この露光エネルギ分布を利用して高精細、高画質の出力画像を取得可能とする光源制御方法を提供することができる。
【0078】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、請求項1において導出した露光エネルギ分布と所望の画像データとを比較することで光源の時間軸上での振幅の制御を行うことができる。
【0079】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載に発明と同様の効果を奏するとともに、主走査方向の微小区間で重畳した光量分布状態を露光エネルギ分布の導出に反映させることができ、露光エネルギ状態を高精彩に形成することができる。
【0080】
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、ガウシアン関数やベッセル関数のような一般解を光量分布として反映させることにより、露光エネルギ分布の導出を簡単に行うことができる。
【0081】
また、光源制御パルスの調整に関し、時間軸上の光量の振幅を制御するため、全走査幅で所望の露光エネルギ分布を実現することが可能となるため、走査光学系のシェーディング補正にも応用可能である。
【0082】
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、感光体面上での露光エネルギ分布状態を導出する際に、光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する微小走査幅で重畳した光量分布を、走査ビームに対する露光エネルギ分布の導出のための最小単位とすることで、露光エネルギ分布を高精彩に得ることができる。
【0083】
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、所望の画像データと露光エネルギ分布が一致する最適な光量の振幅を導出するために、両者の差異を最小となるよう振幅を自動調整して、所望の画像データを形成する際の振幅データを決定することで、所望の光源制御用のパルスを得ることができる。
【0084】
請求項7に記載の発明では、副走査方向でも、感光体の送り速度を空間軸上の露光エネルギ分布に変化を与えるパラメータとして制御することで、露光エネルギ分布の重畳状態等を考慮に入れた光ビームの照射が可能となり、副走査方向にも所望の画像データに対応した露光エネルギ分布を得ることが可能となる。
【0085】
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、全画像データに対応した、照射されるビーム光束の重畳された光量分布状態から求まる露光エネルギ分布を、両者の差異が最小となるようにビーム光束照射前に導出し、全画像における光源制御パルスを決定してから、感光体面上への露光を開始して、全画面で最適な画像を取得することが可能となる。
【0086】
請求項9および10に記載の発明では、感光体上への高精細な露光エネルギ分布ならびに出力画像を取得することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光源制御方法での露光装置を示す平面図である。
【図2】第1実施形態に係る光源制御方法において、回転多面鏡が静止している状態での光ビームの光量を示すグラフである。
【図3】第1実施形態に係る光源制御方法において、駆動パルス振幅と光量分布の関係を示すグラフである。
【図4】第1実施形態に係る光源制御方法において、駆動パルスと露光エネルギの関係を示すグラフである。
【図5】第1実施形態に係る光源制御方法において、パルス幅のみを変調させた場合のドットパターンの違いによる露光エネルギ分布の状態を示すグラフである。
【図6】第1実施形態に係る光源制御方法において、段階的な諧調の露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図7】第1実施形態に係る光源制御方法において、所望の露光エネルギ分布と重畳した露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図8】第1実施形態に係る光源制御方法において、注入電流量の強度に対する光量の違いを示すグラフである。
【図9】第1実施形態に係る光源制御方法において、正規化後の各注入電流量に対する光量を示すグラフである。
【図10】第1実施形態に係る光源制御方法において、所望のエネルギ分布を示すグラフである。
【図11】第1実施形態に係る光源制御方法において、光源振幅調整後の光量分布を示すグラフである。
【図12】第1実施形態に係る光源制御方法において、所望の露光エネルギ分布と重畳した露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図13】第1実施形態に係る光源制御方法において、光源振幅調整後の光量分布を示すグラフである。
【図14】第1実施形態に係る光源制御方法において、所望の露光エネルギ分布と重畳した露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図15】第1実施形態に係る光源制御方法において、所望の露光エネルギ分布と光ビームの光量分布の重畳状態を比較するグラフである。
【図16】本発明の第2実施形態に係る光源制御方法において、2次元での光量分布測定を示すグラフである。
【図17】本発明の第4実施形態に係る光源制御方法において、露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図18】本発明の第5実施形態に係る光源制御方法において、露光エネルギ分布を示すグラフである。
【図19】本発明の第6実施形態に係る光源制御方法において、感光体への光ビームの照射を示す斜視図である。
【図20】本発明の第7実施形態に係る光源制御方法において、静止時の光ビームの2次元光量分布を示す図である。
【図21】本発明の第7実施形態に係る光源制御方法において、所望の2次元露光エネルギ分布を示す図である。
【図22】本発明の第7実施形態に係る光源制御方法において、静止時の光ビームの2次元光量分布と所望の2次元露光エネルギ分布とを全画面で近似するようすを示す図である。
【図23】本発明の第8実施形態に係る光源制御方法において、露光装置を示す平面図である。
【図24】本発明の第1実施形態に係る光源制御方法において、静止時の光量分布に振幅調整するための駆動パルス振幅を示すグラフである。
【図25】本発明の第1実施形態に係る光源制御方法において、静止時の光量分布に振幅調整するための駆動パルス振幅を示すグラフである。
【図26】本発明の第1実施形態に係る光源制御方法において、静止時の光量分布を2次元CCDカメラで検出する方法を示す露光装置の平面図である。
【図27】図26に示す2次元CCDカメラで結像面での光源駆動パルス振幅による光量変化を示すグラフである。
【図28】図27で示す光量分布の微小時間毎の振幅に静止ビームの光量分布を乗じて重畳するようすを示すグラフである。
【図29】図28で示す光源駆動パルスの振幅変化によって重畳された結果の走査ビームの光量分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1、1a 回転多面鏡
2、2a LDユニット
3、3a 光源駆動回路
4、4a fθレンズ(画像形成装置の光学素子)
5、5a 画像形成装置の結像位置(感光体面)
6、6a 画像形成装置
7 感光体
8 ビーム光束(光ビーム)
9 重畳光量分布導出処理部
10 画像データ格納部
11 PD
12 A/D変換器
Claims (10)
- 光源より出射した光ビームを所定の方向に走査して感光手段を露光する光源制御方法であって、光ビームが静止状態のときの光量分布を取得する光量取得手段と、感光手段上に形成する潜像の最小解像度を構成する光ビームの点灯時間よりも高い周波数の駆動信号で光源を駆動する光源駆動手段と、駆動信号の振幅を変化させる振幅変化手段と、振幅変化手段により光ビームの静止時における光量分布の振幅を調整する振幅調整手段とを備え、振幅調整手段により振幅調整された光ビームの静止時の光量分布を、光ビームの走査速度と駆動信号の変調周期とをかけ合わせた距離だけ、走査方向に位置をずらして畳み込み積分を行い、畳み込み積分で得られた光量分布を露光エネルギ分布とすることを特徴とする光源制御方法。
- 畳み込み積分で得られた露光エネルギ分布と、感光手段上に形成する所定の画像データとを比較する画像データ比較手段とを有し、画像データ比較手段に基づいて光源駆動信号の振幅を調整することを特徴とする請求項1に記載の光源制御方法。
- 光ビームの静止時の露光面における断面、走査方向又は副走査方向に光量を積算した光量分布を予め取得し、露光エネルギ分布を取得するための静止時の光量分布とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源制御方法。
- 光ビームの静止時の光量分布を関数で置換する関数置換手段を有し、関数置換手段により露光エネルギ分布を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の光源制御方法。
- 光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する走査幅で重畳された光量分布を、光ビームの静止時の光量分布とすることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の光源制御方法。
- 光源駆動信号の変調周期の間に光ビームが移動する走査幅で重畳した光量分布を取得する光量分布取得手段と、光源駆動信号の振幅を駆動信号の周波数で調整する周波数調整手段とを備え、周波数調整手段は所定の画像データと重畳した光量分布との差が最小となるように設けられており、所定の画像データに対応した露光エネルギ分布を取得し、取得した露光エネルギ分布に基づいて感光手段上に光ビームを照射することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光源制御方法。
- 請求項1乃至6に記載の光源制御方法により感光手段に光ビームを照射して潜像を形成する画像形成方法であって、感光手段は光ビームの副走査方向に駆動回転しており、光ビームが感光手段上を一往復する間に感光手段が移動する距離は、光ビームが感光手段上に形成する潜像の最小解像度の大きさよりも短くしており、光ビームの副走査方向の画像データとの差が最小となるように光ビームを照射することを特徴とする画像形成方法。
- 二次元の画像データを格納する格納手段と、光量を重畳した露光エネルギ分布の二次元データを取得する二次元データ取得手段とを有し、光ビームの走査方向には光源駆動信号の駆動周期の走査幅だけ位置をずらして静止時の光量分布を配置し、光ビームの副走査方向には感光手段の移動幅だけ位置をずらして静止時の光量分布を配置しており、格納した二次元画像データと露光エネルギ分布の二次元データとの差が最小となるように光源駆動信号の振幅を調整することで、感光手段上に所定の潜像を形成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
- 光源を感光手段上に形成する潜像の最小解像度を構成する光ビームの点灯時間よりも高い周波数で振幅を変調、駆動する光源駆動手段と、前記周波数で振幅を変調した光量分布を重畳し、所定の画像データとの差が最小になるように調整する振幅データを導出するデータ処理手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項9に記載の画像形成装置を具備していることを特徴とする電子写真装置。
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