JP2016151758A - 画像形成装置及光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】fθ特性を有しない走査レンズを用いて、画素を所望の間隔に配置するとともに、光走査装置の経時変化や組み付け誤差などによる部分倍率の変化を解消する仕組みを提供する。
【解決手段】本実施形態に係る画像形成装置は、偏向器400によって偏向されたレーザ光を感光ドラム4へ照射させる結像レンズ406であって、感光ドラム4の表面上の異なる像高において、レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない、即ち、fθ特性を有しない結像レンズ406を備える。また、本画像形成装置は、感光ドラム4の表面上における基準像高の走査速度と比較して、基準像高と異なる他の像高における走査速度の変化量を検出し、他の像高において、レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、検出した変化量に従って、光源へ入力される画像信号を補正する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レーザビームを使用して光書き込みを行う画像形成装置及び光走査装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置には、感光体を露光するための光学走査ユニットが備えられている。光学走査ユニットは、画像データに基づいてレーザ光を出射し、そのレーザ光を回転多面鏡で反射させて、走査レンズを透過させることで感光体へ照射し露光する。回転多面鏡を回転させることにより感光体の表面に形成したレーザ光のスポットを移動させる走査を行うことで、感光体に潜像を形成する。
上記走査レンズは所謂fθ特性を有するレンズである。fθ特性とは、回転多面鏡が等角速度で回転している時に感光体の表面のレーザ光のスポットが感光体の表面上を等速で移動するようにレーザ光を感光体の表面に結像させる光学的特性である。このようにfθ特性を有する走査レンズを用いることにより、適切な露光を行うことができる。
このようなfθ特性を有する走査レンズは、比較的大きくコストも高い。そのため、画像形成装置の小型化やコストダウンを目的として、走査レンズ自体を使用しない、或いはfθ特性を有していない走査レンズを使用することが考えられている。例えば、特許文献1では、感光体の表面におけるレーザ光のスポットが感光体の表面上を等速で移動しない場合でも、感光体の表面上に形成するドットが一定の幅となるよう、一走査する間に画像クロック周波数を変更することが開示されている。
特開昭58−125064号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、fθ特性を有する走査レンズを用いない場合であっても、光走査装置の経時変化や、画像形成装置への組み付け誤差などにより、レーザ光のスポット等にズレが生じてしまう。このような誤差等が発生すると、走査方向の部分倍率特性が変化し、走査方向の画素の間隔を所望の間隔に配置することが困難なものとなり、色ずれ等の画像不良が発生してしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、fθ特性を有しない走査レンズを用いて、画素を所望の間隔に配置するとともに、光走査装置の経時変化や組み付け誤差などによる部分倍率の変化を解消する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置であって、像担持体と、入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、前記像担持体の表面上における基準像高の走査速度と比較して、前記基準像高と異なる他の像高における走査速度の変化量を検出する検出手段と、前記像担持体の表面上の前記他の像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記検出手段によって検出された変化量に従って、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置の像担持体へレーザ光を照射する光走査装置であって、入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、前記像担持体の表面上における基準像高の走査速度と比較して、前記基準像高と異なる他の像高における走査速度の変化量を検出する検出手段と、前記像担持体の表面上の前記他の像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記検出手段によって検出された変化量に従って、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置の像担持体へレーザ光を照射する光走査装置であって、入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、前記光学系の温度を検出するセンサと、前記センサによって検出された温度から得られる前記光学系の膨張率に従って、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、fθ特性を有しない走査レンズを用いて、画素を所望の間隔に配置するとともに、光走査装置の経時変化や組み付け誤差などによる部分倍率の変化を解消することができる。
画像形成装置の構成例を示す図。 (A)光走査装置の主走査断面図、(B)光走査装置の副走査断面図。 光走査装置の像高に対する部分倍率の特性を示すグラフ。 一実施系形態に係る画像形成装置の制御構成を示すブロック図。 (A)同期信号と画像信号のタイムチャート、(B)BD信号と画像信号のタイムチャートと、被走査面上でのドットイメージを示す図。 画像変調部を示すブロック図。 (A)スクリーンの一例を示す図、(B)画素と画素片を説明する図。 画像変調部の動作に関するタイムチャート。 (A)ハーフトーン処理部に入力される画像信号の一例を示す図、(B)スクリーンを示す図、(C)ハーフトーン処理後の画像信号の一例を示す図。 (A)画素片の挿入を説明する図、(B)画素片の抜去を説明する図。 (A)初期(工場出荷時)の部分倍率特性と偏光面と被走査面との距離が主走査方向に渡って一律に広がった場合の部分倍率特性を示す図、(B)初期の部分倍率特性と光走査装置が偏向器(ポリゴンミラー)の回転方向にずれた場合の部分倍率特性を示す図。 (A)初期の部分倍率特性におけるトナーマークを検出する構成を示す図、(B)偏光面と被走査面との距離が主走査方向に渡って一律に広がった場合のトナーマークを検出する構成を示す図、(C)光走査装置が偏向器(ポリゴンミラー)の回転方向にずれた場合のトナーマークを検出する構成を示す図。 (A)初期の部分倍率特性におけるセンサの出力波形を示す図、(B)初期の部分倍率特性と偏光面と被走査面との距離が主走査方向に渡って一律に広がった場合のセンサの出力波形を示す図、(C)初期の部分倍率特性と光走査装置が偏向器(ポリゴンミラー)の回転方向にずれた場合のセンサの出力波形示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<画像形成装置の構成>
以下では、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、光走査装置の組み付け誤差や経時変化で初期(工場出荷時)の部分倍率特性が変化した場合には、当該部分倍率特性情報を補正して使用する。部分倍率特性についての詳細は後述する。まず、図1を参照して、画像形成装置50の構成例について説明する。
画像形成装置50は、制御部1、画像信号生成部100、光走査装置400、感光ドラム(像担持体)4、ローラ5、定着器6、排紙ローラ7、給紙ユニット8、センサ200、現像器204、及び温度センサ220を備える。光走査装置400内のレーザ駆動部300は、画像信号生成部100から出力された画像信号に従って、制御部1から出力される制御信号を受信し、走査光(以下、レーザ光と称する。)208を感光体である感光ドラム4へ照射する。帯電部により帯電された感光ドラム4をレーザ光208で走査すると、感光ドラム4の表面には潜像が形成される。そして現像部により潜像にトナーを付着させ、潜像に対応したトナー像(現像剤像)を形成する。トナー像は、給紙ユニット8から給送されローラ5で感光ドラム4と接触する位置に搬送された紙等の記録媒体に転写される。記録媒体に転写されたトナー像は、定着器6で記録媒体に熱定着される。トナー像が定着された記録媒体は、排紙ローラ7を経て、機外に排出される。センサ200は、トナーマーク203の有無を検出するためのトナーマーク検出部(トナーマーク検出センサ)である。トナーマークについての詳細は後述する。
<光学走査装置>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る光走査装置400の構成について説明する。図2(A)は主走査断面を示し、図2(B)は副走査断面を示す。
本実施形態によれば、光源401から出射されたレーザ光(光束)208は、開口絞り402によって楕円形状に整形されてカップリングレンズ403に入射する。カップリングレンズ403を通過した光束は、略平行光に変換されて、アナモフィックレンズ404に入射する。ここで、略平行光とは、弱収束光及び弱発散光を含むものである。アナモフィックレンズ404は、主走査断面内において正の屈折力を有しており、入射する光束を主走査断面内においては収束光に変換する。また、アナモフィックレンズ404は、副走査断面内において偏向器405の偏向面405aの近傍に光束を集光し、主走査方向に長い潜像を形成する。
そして、アナモフィックレンズ404を通過した光束は、偏向器(ポリゴンミラー)405の偏向面(反射面)405aにて反射される。反射面405aで反射した光束は、レーザ光208として、結像レンズ406を透過し、図1に示すように感光ドラム4の表面に入射する。結像レンズ406は結像光学素子(光学系)である。本実施形態では、一例として、単一の結像光学素子(結像レンズ406)のみで結像光学系が構成されている。
結像レンズ406を通過(透過)した光束は、感光ドラム4の表面である被走査面407に入射し、当該被走査面407を走査する。結像レンズ406によって被走査面407上で光束が結像し、所定のスポット状の像(スポット)を形成する。偏向器405を駆動部により矢印A方向に一定の角速度で回転させることにより、被走査面407上でスポットが主走査方向に移動し、感光ドラム4の被走査面407上に静電潜像を形成する。ここで、主走査方向とは、感光ドラム4の表面に平行で且つ感光ドラム4の表面の移動方向に直交する方向である。副走査方向とは、主走査方向及び光束の光軸に直交する方向である。
ビームディテクト(以下、BDと称する。)センサ409とBDレンズ408は、被走査面407上に静電潜像を書き込むタイミングを決定する同期用光学系である。偏向器405で反射した光束は、BDレンズ408を通過し、フォトダイオードを含むBDセンサ409に入射し検知される。BDセンサ409により光束を検知したタイミングに基づいて、書き込みタイミングの制御が行われる。
光源401は、半導体レーザチップである。本実施形態に係る光源401は、例えば、1つの発光部11(図4参照)を備えている構成としてもよい。しかしながら、光源401として、独立して発光制御可能な複数の発光部を備える構成であってもよい。複数の発光部を備える場合も、そこから出射される複数の光束は、それぞれカップリングレンズ403、アナモフィックレンズ404、偏向器405、及び結像レンズ406を経由して被走査面407へ到達する。被走査面407上では副走査方向にずれた位置に各光束に対応するスポットがそれぞれ形成される。
センサ200は部分倍率特性情報を取得するセンサであり、例えば感光ドラム4上のトナーマーク203の有無を検知するセンサである。なお、光走査装置400において、光源401、カップリングレンズ403、アナモフィックレンズ404、結像レンズ406、及び偏向器405等の各種光学部材は、図1に示すように、筐体(光学箱)400aに収納される。
<結像レンズ>
続いて、結像レンズ406の詳細について説明する。図2に示すように、結像レンズ406は、入射面(第1面)406a及び出射面(第2面)406bの2つの光学面(レンズ面)を有する。結像レンズ406は、図2(A)に示すように、偏向面405aで偏向された光束を、被走査面407上へ所望の走査特性で走査させる構成となっている。また、結像レンズ406は、被走査面407上でのレーザ光208のスポットを所望の形状にする構成となっている。結像レンズ406によって、図2(B)に示すように、偏向面405aの近傍と被走査面407の近傍とが共役(conjugate)の関係となっている。これにより、面倒れを補償(偏向面405aが倒れた際の被走査面407上での副走査方向の走査位置ずれを低減すること)する構成となっている。
なお、本実施形態に係る結像レンズ406は、射出成形によって形成されたプラスチックモールドレンズであるが、結像レンズ406としてガラスモールドレンズを採用してもよい。モールドレンズは、非球面形状の成形が容易であり、かつ大量生産に適しているため、結像レンズ406としてモールドレンズを採用することで、その生産性及び光学性能の向上を図ることができる。

結像レンズ406は、所謂fθ特性を有していない。つまり、偏向器405が等角速度で回転している場合に、結像レンズ406を通過する光束のスポットを被走査面407上で等速に移動させるような走査特性有していない。このように、fθ特性を有していない結像レンズ406を用いることにより、結像レンズ406を偏向器405に近接して、即ち、図2(A)に示す距離D1が短い位置に配置することが可能となる。また、fθ特性を有していない結像レンズ406は、fθ特性を有する結像レンズよりも、当該レンズにおける主走査方向(幅LW)及び光軸方向(厚みLT)のサイズを小さくできる。このようなことから、光走査装置400の筐体400aの小型化を実現することができる。また、fθ特性を有するレンズの場合、主走査断面(図2(A))で見た場合のレンズの入射面、出射面の形状に急峻な変化がある場合があり、そのような形状の制約がある場合、良好な結像性能を得られない可能性がある。これに対して、本実施形態に係る結像レンズ406は、fθ特性を有していないため、主走査断面で見た場合のレンズの入射面、出射面の形状に急峻な変化が少なく、良好な結像性能を得ることができる。
このような本実施形態に係る結像レンズ406の走査特性は、以下の式(1)で表される。
Y=(K/B)×tan(B×θ)・・・(1)
式(1)では、偏向器405による走査角度(走査画角)をθ、光束の被走査面407上での主走査方向の集光位置(像高)をY[mm]としている。また、軸上像高(基準像高)における結像係数をK[mm]、結像レンズ406の走査特性を決定する係数(走査特性係数)をBとしている。なお、本実施形態において、軸上像高は、光軸上の像高(Y=0=Ymin)を指し、走査角度θ=0に対応する。また、軸外像高は、中心光軸(走査角度θ=0の時)よりも外側の像高(Y≠0)を指し、走査角度θ≠0に対応している。さらに、最軸外像高とは、走査角度θが最大(最大走査画角)となる時の像高(Y=+Ymax、−Ymax)を指す。なお、被走査面407上の潜像を形成可能な所定の領域(走査領域)の主走査方向の幅である走査幅WはW=|+Ymax|+|−Ymax|で表される。被走査面407において所定の領域の中央が軸上像高となり、両端部が最軸外像高となる。
ここで、結像係数Kは、結像レンズ406に平行光が入射する場合の走査特性(fθ特性)Y=fθにおけるfに相当する係数である。すなわち、結像係数Kは、結像レンズ406に平行光以外の光束が入射する場合に、fθ特性と同様に集光位置Yと走査角度θとを比例関係にするための係数である。
走査特性係数について補足すると、B=0の時の式(1)は、Y=Kθとなるため、従来の光走査装置に用いられる結像レンズの走査特性Y=fθに相当する。また、B=1の時の式(1)は、Y=Ktanθとなるため、撮像装置(カメラ)などに用いられるレンズの射影特性Y=ftanθに相当する。すなわち、式(1)において、走査特性係数Bを0≦B≦1の範囲で設定することで、射影特性Y=ftanθとfθ特性Y=fθとの間の走査特性を得ることができる。
ここで、式(1)を走査角度θで微分すると、次式(2)に示すように走査角度θに対する被走査面407上での光束の走査速度が得られる。
dY/dθ=K/(cos2(B×θ))・・・(2)
さらに、式(2)を軸上像高における速度dY/dθ=Kで除すると、次式(3)に示すようになる。
((dY/dθ)/K)−1=(1/cos2(B×θ))−1=tan2(B×θ)・・・(3)
式(3)は、軸上像高の走査速度に対する各軸外像高の走査速度のずれ量(部分倍率)を表現したものである。つまり、本実施形態に係る光走査装置400は、B=0の場合以外においては、軸上像高と軸外像高とで光束の走査速度が異なっていることになる。
図3は、本実施形態に係る被走査面407上での走査位置をY=Kθの特性でフィッティングした際の、像高と部分倍率との関係を示すグラフである。横軸に像高(mm)を示し、縦軸に部分倍率(%)を示す。本実施形態では、式(1)に示した走査特性を結像レンズ406に与えたことで、図3に示すように、軸上像高から軸外像高に向かうにつれて徐々に走査速度が遅くなるため部分倍率が大きくなっている。例えば、部分倍率30%とは、単位時間だけ光照射した場合に、被走査面407での主走査方向の照射長が、1.3倍となることを意味している。従って、画像クロックの周期によって決めた一定の時間間隔(走査時間)で主走査方向の画素幅を決めてしまうと、軸上像高と軸外像高とで画素密度が異なってしまう。そこで、本実施形態では、良好な画質を得るために、上述した部分倍率の補正を行う。
<露光制御構成>
次に、図4を参照して、画像形成装置50における露光制御に関する制御構成について説明する。画像信号生成部100は、ホストコンピュータ等の外部装置や内部のメモリ等から印字情報を取得し、画像データ(画像信号)に対応するVDO信号110を生成する。また、画像信号生成部100は、画素幅を補正する機能も有する。当該機能の詳細については後述する。制御部1は、画像形成装置50の制御と、輝度補正部として光源401の光量制御を行う。レーザ駆動部300は、VDO信号110に基づいて電流を光源401に供給することにより、光源401を発光させる。
画像信号生成部100は、画像形成のための画像信号の出力の準備が完了すると、シリアル通信113を通じて、制御部1に印字開始の指示を行う。制御部1は、印字の準備が完了すると、副走査同期信号であるTOP信号112、と主走査同期信号であるBD信号111を画像信号生成部100の画像変調部101に送信する。画像信号生成部100は、同期信号を受信すると、所定タイミングで画像信号であるVDO信号110をレーザ駆動部300に出力する。
制御部1は、CPUコア2と8ビットDAコンバータ21とレギュレータ22を内蔵したIC3を有している。レーザ駆動部300は、記憶部であるメモリ304と、電圧を電流に変換するVI変換回路306と、レーザドライバIC9を有し、光源401のレーザダイオードである発光部11へ駆動電流を供給する。メモリ304には、光走査装置400の部分倍率特性情報317が記憶されている。部分倍率特性情報は、主走査方向に対して複数の像高に対応する部分倍率情報である。この部分倍率特性情報は光走査装置400を組み立てた後に個々の装置において測定して記憶されてもよいし、個々の装置間のバラツキが少ない場合は個別に測定せずに代表的な特性を記憶させてもよい。なお、部分倍率情報に代えて、被走査面407上での走査速度の特性情報であってもよい。つまり、部分倍率情報は、本実施形態において適用するfθ特性を有しない結像レンズ406においても、感光ドラム4へ照射されたレーザ光のスポットが当該感光ドラム4の表面上を等速で移動するように補正するための情報となる。
CPUコア2はシリアル通信307を介してメモリ304から部分倍率特性情報317を読み出し、シリアル通信113を介して画像信号生成部100にあるCPU102に送出する。CPUコア2は、取得した部分倍率特性情報317に基づき、部分倍率補正情報を生成し、図4の画像変調部101に備えられた後述する画素片挿抜制御部128に送る。
続いて、レーザ駆動部300の動作を説明する。制御部1のIC3は、レギュレータ22から出力される電圧23を調整し出力する。電圧23はDAコンバータ21の基準電圧となる。次に、IC3は、DAコンバータ21の入力データ20を設定し、BD信号111に同期して、アナログ電圧312をレーザ駆動部300のVI変換回路306に出力する。VI変換回路306は、アナログ電圧312を電流値Id313に変換し、レーザドライバIC9に出力する。
レーザドライバIC9は、VDO信号110に応じて、電流ILを発光部11に流すか、ダミー抵抗10に流すかを切り換えることで、光源401の発光のON/OFFを制御する。発光部11に供給するレーザ電流値ILは、定電流回路15で設定した電流Iaから、VI変換回路306によって出力される電流値Id313を差し引いた電流値となる。定電流回路15に流す電流Iaは、発光部11の光量モニタ用に光源401に設けられたフォトディテクタ12が検知する輝度が所望の輝度となるようにレーザドライバIC9内部の回路によりフィードバック制御することで自動調整する。この自動調整は所謂APC(Automatic Power Control)である。発光部11の輝度の自動調整は、レーザ発光量の主走査毎の印字領域外でBD信号111を検知するために発光部11を発光させている間に実施する。可変抵抗13は、工場組立て時に、発光部11が所定輝度に発光している場合に、所望の電圧としてレーザドライバIC9に入力されるよう値を調整しておく。画像信号生成部100の各々の主な構成ブロックについては後述する。
図5(A)は、記録媒体1ページ分に相当する画像形成動作を行った際の各種同期信号と画像信号のタイミングチャートを示す。図中左から右に向かって時間が経過する。TOP信号112の「HIGH」は、記録媒体の先端が所定の位置に到達したことをあらわす。画像信号生成部100はTOP信号112の「HIGH」を受信すると、BD信号111に同期して、VDO信号110をレーザドライバIC9に送信する。このVDO信号110に基づいて光源401が発光し感光ドラム4に潜像を形成する。
なお、図5(A)では図の簡略化のため、VDO信号110が複数のBD信号111を跨いで連続的に出力されているように記載している。しかしながら、実際には、VDO信号110はBD信号111が出力されてから次のBD信号111が出力されるまでの間のうちの所定の期間に出力されるものである。
<部分倍率補正方法>
次に、画像信号生成部100による部分倍率補正の方法について説明する。その説明に先立って部分倍率の要因及び補正原理について図5(B)を用いて説明する。図5(B)は、BD信号111、VDO信号110のタイミング、被走査面407上の潜像により形成したドットイメージを示す。図中左から右に向かって時間が経過する。
画像信号生成部100は、BD信号111の立ち上がりエッジを受信すると、感光ドラム4の左端から所望の距離だけ離れた位置に潜像を形成できるように、当該受信から所定時間が経過した後にVDO信号110を送信する。そしてVDO信号110に基づき光源401が発光し、被走査面407上にVDO信号110に応じた潜像を形成する。
ここでは、VDO信号110に基づき軸上像高及び最軸外像高において同じ期間だけ光源401を発光させてドット形状の潜像を形成した場合について説明する。このドットのサイズは600dpiの1ドット(主走査方向42.3umの幅)に相当する。光走査装置400は、上述したように、被走査面407上の中央部(軸上像高)に比べて、端部(最軸外像高)の走査速度は速い光学構成である。トナー像Aに示すように、軸上像高の潜像dot2と比較すると、走査速度の速い最軸外像高の潜像dot1は、主走査方向に肥大してしまう。そのため、本実施形態では部分倍率補正として、主走査方向の位置に応じてVDO信号110の周期や時間幅を補正する。つまり、本実施形態で適用する構成においては、部分倍率補正により、最軸外像高の発光時間間隔(走査時間)を軸上像高の発光時間間隔と比較して短くし、トナー像Bに示すように最軸外像高の潜像dot3と軸上像高の潜像dot4とを同等のサイズにする。このような補正によって、fθレンズのように、主走査方向に関して、実質的に等間隔に各画素に対応するドット形状の潜像を形成できるようにする。
次に、図6乃至図10を参照して、軸上像高から軸外像高に移るに従って部分倍率の増加分だけ光源401の照射時間を短くする部分倍率補正の具体的な制御について説明する。図6は、画像変調部101の制御構成の一例を示す。画像変調部101は、濃度補正処理部121、ハーフトーン処理部122、PS変換部123、FIFO124、PLL部127、及び画素片挿抜制御部128を備える。
濃度補正処理部121は、ホストコンピュータから受信した画像信号を適正な濃度で印字するための濃度補正テーブルを格納している。ハーフトーン処理部122は、入力される多値パラレル8ビットの画像信号をスクリーン(ディザ)処理して画像形成装置50で濃度表現するための変換処理を行う。PS変換部123、FIFO124、PLL部127、及び画素片挿抜制御部128についての動作については後述する。
図7(A)はスクリーンの一例を示す。主走査3画素、及び副走査3画素の200線のマトリクス153で濃度表現を行なうものである。図中の白い部分が光源401を発光させない(オフ)部分で、網掛け部分が光源401を発光させる(オン)部分である。マトリクス153は、階調毎に設けられており、矢印で示す順に階調が上がっていく、即ち、濃度が濃くなる。本実施形態では、1つの画素157は、被走査面407で600dpiの1ドットを形成するために画像データを区切る単位となる。図7(B)に示すように、画素幅を補正する前の状態において、1画素は1画素の1/16の幅の画素片16個で構成され、画素片毎に光源401を発光のオン・オフを切り替えられる。つまり、1画素で16ステップの階調を表現可能である。
PS変換部123は、パラレル−シリアル変換部であり、ハーフトーン処理部122から入力したパラレル16ビットの信号129をシリアル信号130に変換する。FIFO124は、シリアル信号130を受信し、ラインバッファに蓄積して、所定時間経過後に、同じくシリアル信号として、後段のレーザ駆動部300にVDO信号110として出力する。FIFO124のライト及びリードの制御は、画素片挿抜制御部128が、CPU102からCPUバス103を介して受信する部分倍率特性情報に従って、ライトイネーブル信号WE131、リードイネーブル信号RE132を制御することで行われる。PLL部127は、1画素に相当するクロック(VCLK)125の周波数を16倍に逓倍したクロック(VCLKx16)126をPS変換部123やFIFO124に供給する。
次に、図6のブロック図のハーフトーン処理以降の動作を、図8の画像変調部101の動作に関するタイミングチャートを用いて説明する。上述したように、PS変換部123は、ハーフトーン処理部122から多値16ビットの信号129をクロック125に同期して取り込み、クロック126に同期してシリアル信号130をFIFO124に送る。
FIFO124は、画素片挿抜制御部128からのWE信号131が有効「HIGH」の場合のみPS変換部123からの信号130を取り込む。部分倍率の補正のために主走査方向に画像を短くする場合は、画素片挿抜制御部128は、部分的にWE信号を無効「LOW」にすることで、FIFO124にシリアル信号130を取り込ませないように制御することができる。図8には、801に示すように、通常1画素を16の画素片から構成する場合において、1st画素から画素片1つ分を抜去し、15個の画素片で構成した例を示す。つまり、図5(B)に示すように、最軸外像高の潜像dod3と軸上像高の潜像dod4とを同等のサイズにすべく、画素片を抜去する。
また、FIFO124は、RE信号132が有効「HIGH」の場合のみ蓄積されたデータをクロック126(VCLKx16)に同期して読み出し、VDO信号110をレーザ駆動部300へ出力する。部分倍率の補正のため主走査方向に画像を長くする場合は、画素片挿抜制御部128は、部分的にRE信号132を無効「LOW」にすることで、FIFO124は読み出しデータを更新せず、クロック126の1クロック前のデータを継続して出力させる。つまり、直前に処理した主走査方向に対して上流側に隣接する画素片のデータと同じデータの画素片を挿入することになる。図8には、802及び803に示すように、通常1画素を16の画素片から構成する場合において、2nd画素に画素片2つ分を挿入し、18個の画素片で構成した例を示す。このように、本実施形態によれば、軸上像高よりも走査速度が速い像高では1画素を示す所定数の画素片から少なくとも1つの画素片を抜去する。一方、軸上像高よりも走査速度が遅い像高では、1画素を示す所定数の画素片へ少なくとも1つの画素片を挿入する。なお、本実施形態で用いたFIFO124は、RE信号を無効「LOW」とした場合、出力がHi−Z状態となるのではなく、前の出力を継続する構成の回路として説明した。
図9と図10は、ハーフトーン処理部122の入力画像であるパラレル16ビットの信号129からFIFO124の出力であるVDO信号110まで、画像イメージを用いて説明した図である。
図9(A)は、ハーフトーン処理部122に入力される多値パラレル8ビットの画像信号の一例である。各画素は8ビットの濃度情報を有している。画素150はF0h、画素151は80h、画素152は60h、白地部は00hの濃度情報となっている。図9(B)は、スクリーンであり、図7(A)で説明した通り、200線で中央から成長するスクリーンである。図9(C)は、ハーフトーン処理後のパラレル16ビットの信号129であるの画像信号の画像イメージであり、上述したように各画素157は16個の画素片で構成されている。
図10はシリアル信号130に対して、図9(C)の主走査方向に8画素のエリア158に着目して、画素片を挿入して画像を伸ばす例と、画像片を抜去して画像を短くする例を示している。図10(A)は、部分倍率を8%増やす例である。100個の連続する画素片群に対し、均等又は略均等な間隔で、計8個の画素片を挿入することで、部分倍率を8%増やすように画素幅を変更して潜像を主走査方向に伸ばすことができる。1000は、エリア158に対応する、補正前の画像データを示す。1001は、画像データ1000に対して、画素片を挿入する位置を示す。1002は、1001に示す位置に画素片を挿入した後の画像データを示す。
図10(B)は、部分倍率を7%減らす例である。100個の連続する画素片群に対し、均等又は略均等な間隔で、計7個の画素片を抜去することで、部分倍率を7%減らすように画素幅を変更して潜像を主走査方向に短くすることができる。1003は、エリア158に対応する、補正前の画像データを示す。1004は、画像データ1003に対して、画素片を抜去する位置を示す。1005は、1004に示す位置から画素片を抜去した後の画像データを示す。
このように部分倍率補正では、主走査方向の長さが1画素未満の画素幅を変更することにより、画像データの各画素に対応するドット形状の潜像を主走査方向に関して実質的に等間隔に形成できるようにする。なお、主走査方向に関して実質的に等間隔とは、完全に各画素が等間隔に配置されていないものも含む。つまり、部分倍率補正を行った結果、画素間隔に多少のバラつきがあってもよく、所定の像高範囲の中で平均的に画素間隔が等間隔となっていればよい。上述したように、均等又は略均等な間隔で画素片を挿入又は抜去する場合、隣り合う2つの画素同士で画素を構成する画素片の数を比較すると、画素を構成する画素片数の差は0又は1に制限することが望ましい。このように制限することで、元の画像データと比較した場合の主走査方向の画像濃度のバラつきを抑えられるので、良好な画質を得ることができる。また、画素片を挿入、又は、抜去する位置は、主走査方向に関して、各走査線(ライン)毎に同じ位置としてもよいし、位置をずらしてもよい。
上述したように、像高Yの絶対値が大きくなる程、走査速度が速くなる。このため部分倍率補正では、像高Yの絶対値が大きくなる程画像が短くなるよう(1画素の長さが短くなるよう)、上述した画素片の挿入及び抜去の少なくとも一方を行う。このようにして、主走査方向に関して実質的に等間隔に各画素に対応する潜像を形成し、適切に部分倍率を補正することができる。また部分倍率補正を行う別の方法としては、例えばクロック周波数を主走査方向で変化させる方法もある。
<部分倍率特性の変化情報取得>
次に、図4、及び図11乃至図13を参照して、部分倍率特性(走査速度の変化量)を示す変化情報を取得する構成について説明する。本実施形態では、情報取得部の一例として、センサ200を用いて説明する。画像形成装置50に光走査装置400を組み付ける際の誤差などにより、偏向器(ポリゴンミラー)405の偏向面(反射面)405aと被走査面407の距離及び主走査方向の走査角度が初期に取得した時の部分倍率特性情報(以下、初期の部分倍率特性情報とする。)から変化する。
図11(A)及び図11(B)は、初期の部分倍率特性(破線)からの変化を示す。それぞれ横軸に像高を示し、縦軸に部分倍率を示す。図11(A)の実線は、例えば偏光面405aと被走査面407との距離が主走査方向に渡って一律に広がった場合を示す。この場合、同じ像高(例えば像高A点)での走査速度が速くなるため、図11(A)の実線のように部分倍率特性は、初期の部分倍率特性である図11(A)破線と比較すると全体的に部分倍率が低くなる特性となる。
図11(B)の実線は、光走査装置400が偏向器(ポリゴンミラー)405の回転方向にずれた場合を示す。この場合、図11(B)の実線のように軸外像高の走査速度がそれぞれの端部で異なるような部分倍率特性を示す。例えばA点とB点とは、軸上から等距離の端部であるにも関わらず、上記ずれにより部分倍率が異なってくる。
このように、経年変化や組み付け誤差等により初期の部分倍率特性情報と異なる特性となることがあるため、部分倍率特性を補正するためには部分倍率特性情報の変化情報を取得する必要がある。図12(A)乃至図12(C)に本実施形態における部分倍率特性情報(走査速度の変化量)を示す変化情報を取得する構成を示す。図12(A)乃至図12(C)は感光ドラム4の被走査面407を展開した様子を示している。
感光ドラム4の回転方向は図中の上方向である。センサ200aと200bは感光ドラム4上のトナーマーク201a及び201bを検出するトナーマーク検出センサであり、LEDとフォトトランジスタから構成される。センサ200aと200bは、LEDで感光ドラム4に光を照射し、反射した反射光をフォトトランジスタで検出する。トナーの有無で反射光の強度が異なり、フォトトランジスタの出力が変化するため、トナーを検出することができる。本実施形態では回転体として感光ドラム4上のトナーマーク201a及び201bを検出する構成で説明している。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば、中間転写ベルト上のトナーマーク201a及び201bをセンサ200a及び200bで検出する構成としてもよい。検出した信号は、CPUコア2に送られ処理される。
トナーマーク201a及び201bは、感光ドラム4の主走査方向に平行な所定の線上において、それぞれが当該線の中心から異なる方向へ所定の間隔だけ離れた位置に形成される。具体的には、トナーマーク201a及び201bは、第1の輪郭線と、当該第1の輪郭線とは平行でない第2の輪郭線とを有する。さらに、当該トナーマーク201a及び201bは、感光ドラム4が回転することで第1の輪郭線と第2の輪郭線とがセンサ200aと200bの検出位置を通過する。そこで、本実施形態では、センサ200aと200bにより第1の輪郭線が検出されたタイミングから第2の輪郭線が検出されたタイミングまでの時間差を、マークの検出時間として取得する。
図12(A)は、初期の部分倍率特性情報を取得した時の、トナーマーク検知構成を示している。センサ200a及び200bはA点及びB点に配置される。ここで、A点及びB点付近の副走査上に形成された第1のトナーマークである三角形状のトナーマーク201a及び201bをそれぞれセンサ200a及び200bで検出する。検出波形の例を図13(A)に示す。図13の各グラフは、横軸に時間を示し、縦軸にセンサ出力を示す。センサ200a及び200bがトナーマーク201a及び201bを検出していない時はHIGHを、検出しているときはLOWを出力する。ΔT1及びΔT2がそれぞれセンサ200a及び200bがトナーマーク201a及び201bを検出している時間(検出時間)である。製造初期の検出においては、ΔT1とΔT2がほぼ同じ時間を示している。ΔT1とΔT2の導出には上記のように実際に検知した波形からCPUコア2などで算出してもよいし、感光ドラム4の回転速度、トナーマーク201a及び201bの形状、センサ200a及び200bの位置などから計算した値であってもよい。
次に、図11(A)の実線に示すように偏光面405aと被走査面407との距離が主走査方向に渡って一律に広がった場合を考える。図12(B)に検知構成を示す。トナーマーク形成部である現像器204はメモリ304に記憶されている部分倍率特性情報を基にトナーマーク201a及び201bを形成する。しかし偏光面405aと被走査面407との距離が主走査方向に渡って一律に広がっているため、トナーマーク201a及び201bは図12(A)に比べて主走査方向の辺と斜辺のなす角度が大きい三角形となる。これは偏光面405aと被走査面407との距離が広がり、軸外像高における走査速度が速くなったことによるものである。検出波形の例を図13(B)に示す。偏光面405aと被走査面407との距離が主走査方向に渡って一律に広がっているため、センサ200a及び200bでトナーマーク201a及び201bを検知した時間ΔT1’及びΔT2’はほぼ同じである。しかし、先ほどのΔT1及びΔT2に比べてその値は小さくなることが分かる。よって初期の部分倍率特性情報を取得した時から偏光面405aと被走査面407との距離が広がったことを検知することができる。例えばセンサ200aで読み取った際の部分倍率Xは、センサ200aで初期に読み取った部分倍率がZ%であったとすると、
X=Z%×(ΔT1−ΔT1’)/ΔT1[%]・・・(4)
と表すことができる。センサ200a及び200bで検知した箇所以外の領域に対しては、適宜補間すればよい。例えば部分倍率特性は二次関数特性を示すことが既知であるため、二次関数に補完するなどである。検知した部分倍率特性の変化はCPUコア2で計算され、新しい部分倍率特性(以下、補正後部分倍率特性と称する。)としてメモリ304に格納される。その後は補正後部分倍率特性を用いて、画像変調を行うことができる。
別の例として、図11(B)のように光走査装置400が偏向器(ポリゴンミラー)405の回転方向にずれた場合を考える。図12(C)に検知構成を示す。現像器204は初期の部分倍率特性情報を基にトナーマーク201a及び201bを形成する。しかし光走査装置400が偏向器(ポリゴンミラー)405の回転方向にずれているため、トナーマーク201aと201bは主走査方向の辺と斜辺のなす角度が互いに異なる三角形となる。これは部分倍率特性が図11(B)のように、軸外像高の走査速度がそれぞれの端部(A点及びB点)で異なることによるものである。検出波形の例を図13(C)に示す。センサ200a及び200bでトナーマーク201a及び201bを検知した時間ΔT1’’及びΔT2’’が異なっている。またΔT1’’>ΔT2’’となっている。よって初期の部分倍率特性情報を取得してから光走査装置400が偏向器(ポリゴンミラー)405の回転方向にずれたことを検知したことになる。
以上説明したように、本画像形成装置は、偏向器405によって偏向されたレーザ光を感光ドラム4へ照射させる結像レンズ406であり、感光ドラム4の表面上の異なる像高において、レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない結像レンズ406を備える。即ち、fθ特性を有しないレンズを備える。また、本画像形成装置は、感光ドラム4の表面上における基準像高の走査速度と比較して、他の像高における走査速度の変化量を各像高ごとに検出し、各像高において、レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御する。具体的には、検出した変化量に従って、光源へ入力される画像信号を補正する。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、各像高における走査速度(部分倍率)の変化量を取得して当該変化量を解消すべく画像信号を補正することができる。即ち、fθ特性を有しないレンズを使用して画素を等間隔に配置することができるとともに、光走査装置の経年変化や組み付け誤差によるずれをも解消することができる。
本発明は上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、トナーマーク201a及び201bの形状は、例えば三角形や、台形など副走査方向に形成される辺の傾きが異なる形状であればよい。また本実施形態では、三角形の領域内にもトナーがある構成であったが、三角形の境界のみにトナーを形成するトナーマーク201a及び201bでも同様の効果が得られる。またカラー画像形成装置50における色ずれに対する補正に関しては、印字する際は補正後部分倍率特性に基づき、第2のトナーマークである色ずれ補正用トナーマーク201a及び201bを形成し、センサ200a及び200bなどで検出し補正すればよい。本実施形態では2つのセンサ200a及び200bで検知する構成例を示したが、より精度よく部分倍率を補正するために3つ以上のセンサやラインセンサを配置する構成としてもよい。
<第2の実施形態>
以下では、本発明に係る第2の実施形態について説明する。本実施形態では、情報取得部の一例として、温度センサ220を用いて説明する。上記第1の実施形態と同じ構成については同一符号とし説明を省略する。軸上付近で結像レンズ406が固定されている場合、結像レンズ406付近の温度上昇によって軸上から軸外に向かって結像レンズ406が膨張する可能性がある。図1における温度センサ220は情報取得部である光走査装置周辺の温度を検出するセンサであり、例えばサーミスタがある。温度センサ220は光走査装置400の近傍に設置され、特に結像レンズ406近傍の温度を検出する。検出した温度情報はCPUコア2に送られ、温度に応じて部分倍率特性を計算しメモリ304に格納される。例えば温度が上昇していたとすると、一般に結像レンズ406は膨張するため、検出した温度から得られる膨張の程度(レンズの膨張率)に合わせて変化量を算出し、部分倍率を補正すればよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
4:感光ドラム、50:画像形成装置、100:画像信号生成部、200:トナーマーク検出センサ、203:トナーマーク、208:レーザ光、220:温度センサ、304:メモリ、401:光源、405:偏向器

Claims (12)

  1. 画像形成装置であって、
    像担持体と、
    入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、
    前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、
    前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、
    前記像担持体の表面上における基準像高の走査速度と比較して、前記基準像高と異なる他の像高における走査速度の変化量を検出する検出手段と、
    前記像担持体の表面上の前記他の像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記検出手段によって検出された変化量に従って、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正手段は、前記他の像高において、前記画像信号の1画素に対応する走査時間を合わせるように前記画像信号を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正手段は、
    前記画像信号における1画素を所定数の画素片で表わした場合に、前記基準像高よりも走査速度が速い像高では前記1画素を示す所定数の画素片から少なくとも1つの画素片を抜去した走査時間に、前記基準像高よりも走査速度が遅い像高では前記1画素を示す所定数の画素片へ少なくとも1つの画素片を挿入した走査時間に、合わせるように前記画像信号を補正することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正手段は、
    前記画素片を抜去する場合に、前記光源へ入力される画像信号の、対応する画素片を無効にすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正手段は、
    前記画素片を挿入する場合に、前記光源へ入力される画像信号において、挿入する画素片として、主走査方向に対して上流側の隣接する画素片と同じ画素片を挿入することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置の工場出荷時における、前記他の像高における走査速度の変化量を示す変化情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記検出した変化量が、前記記憶手段に記憶された変化情報が示す変化量と異なる場合には、該検出した変化量で前記記憶手段に記憶された変化情報を更新し、
    前記補正手段は、前記記憶手段に記憶された前記変化情報が示す変化量に従って、前記光源へ入力される画像信号を補正すること特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段は、
    前記像担持体に形成されたトナーマークを検出するセンサであって、前記像担持体の主走査方向に平行な線上において、それぞれが当該線の中心から異なる方向へ所定の間隔だけ離れた位置に形成される2つのマークを検知する2つの前記センサと、
    前記2つのセンサによって各トナーマークを検出した検出時間に基づいて、前記変化量を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーマークは、第1の輪郭線と、当該第1の輪郭線とは平行でない第2の輪郭線とを有し、
    前記像担持体が回転することで前記第1の輪郭線と前記第2の輪郭線とが前記センサの検出位置を通過し、前記センサにより前記第1の輪郭線が検出されたタイミングから前記第2の輪郭線が検出されたタイミングまでの時間差が、前記検出時間として取得されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記検出手段は、
    前記光学系の温度を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された温度から得られる光学系の膨張率に基づいて、前記変化量を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記基準像高は、前記光学系の光軸に対応する軸上像高であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成装置の像担持体へレーザ光を照射する光走査装置であって、
    入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、
    前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、
    前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、
    前記像担持体の表面上における基準像高の走査速度と比較して、前記基準像高と異なる他の像高における走査速度の変化量を検出する検出手段と、
    前記像担持体の表面上の前記他の像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記検出手段によって検出された変化量に従って、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする光走査装置。
  12. 画像形成装置の像担持体へレーザ光を照射する光走査装置であって、
    入力された画像信号に応じて、前記像担持体に照射されるレーザ光を出射する光源と、
    前記光源から出射されたレーザ光を偏向する偏向器と、
    前記偏向器によって偏向されたレーザ光を前記像担持体へ照射させる光学系であって、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度が一定でない前記光学系と、
    前記光学系の温度を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された温度から得られる前記光学系の膨張率に従って、前記像担持体の表面上の異なる像高において、前記レーザ光の主走査方向への走査速度を一定に制御すべく、前記光源へ入力される画像信号を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする光走査装置。
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