JP6539061B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、
画像データを、画像形成装置で濃度表現するための変換処理であるスクリーン処理する画像変換手段と、を備え、
前記画像変換手段は、画像データの濃度が第1濃度である場合は、第1走査速度で走査される第1区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数の方が少なくなるように前記スクリーン処理を行い、
画像データの濃度が前記第1濃度より濃い第2濃度である場合は、前記第1区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数より、前記第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数の方が多くなるように、前記スクリーン処理を行うことを特徴とする画像形成装置が提供される。
さらに他の側面によれば、レーザ光を回転多面鏡により偏向させて、fθレンズを用いることなく前記レーザ光により感光体表面を走査することで静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
前記感光体表面に形成される画素の幅を、前記感光体表面における主走査方向の位置にかかわらず一定とし、かつ幅が同一の画素についての積算光量を同一にするよう、前記レーザ光を制御する手段を有し、
前記手段はさらに、前記レーザ光の制御に加えて、孤立画素および孤立画素抜けの幅を、前記主走査方向の端部になるほど大きくなるよう前記レーザ光を制御することを特徴とする画像形成装置が提供される。
さらに他の側面によれば、
感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、
画像データの濃度を補正する濃度補正手段と、を備え、
前記濃度補正手段は、画像データの濃度が第1濃度である場合は、第1走査速度で走査される第1区間における画像データの濃度より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における画像データの濃度の方が濃くなるように補正を行い、画像データの濃度が前記第1濃度より濃い第2濃度である場合は、前記第1区間における画像データの濃度より、前記第2区間における画像データの濃度の方が薄くなるように補正を行うことを特徴とする画像形成装置が提供される。
さらに他の側面によれば、
感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、を備え、
前記時間補正手段は、第1走査速度で走査される第1区間における孤立ドットおよび孤立ドットの幅より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの幅の方が広くなるように補正することを特徴とする画像形成装置が提供される。
はじめに、実施形態1の電子写真方式の画像形成装置の部分倍率補正おおよび輝度補正について、その動作および効果について説明する。
図1は、画像形成装置9の構成概略図である。光走査手段である光走査装置400内のレーザ駆動部300は、画像信号生成手段100(以降、画像信号生成部100と記述する)から出力された画像信号、および制御部1から出力される制御信号に基づき、走査光208(以降、レーザ光208と記述する)を発する。不図示の帯電手段により帯電された感光体4(以降、感光ドラム4と記述する)をレーザ光208で走査し、感光ドラム4の表面に潜像を形成する。そして不図示の現像手段により潜像に色剤(例えばトナー)を付着させ、潜像に対応したトナー像を形成する。トナー像は、給紙ユニット8から給送されローラ5で感光ドラム4と接触する位置に搬送された紙等の記録媒体に転写される。記録媒体に転写されたトナー像は、定着器6で記録媒体に熱定着され、排紙ローラ7を経て、機外に排出される。
図2は、実施形態1に係る光走査装置400の断面図であり、図2(a)は主走査断面を、図2(b)は副走査断面を示している。主走査断面は走査光の経路を含む面である。副走査断面は主走査断面と直交する面であり、図2ではさらに主走査ラインとも直交している。
図2に示すように、結像レンズ406は、入射面(第1面)406a及び出射面(第2面)406bの2つの光学面(レンズ面)を有する。結像レンズ406は、主走査断面内において、偏向面405aにて偏向された光束が被走査面407上を所望の走査特性で走査させる構成となっている。また、結像レンズ406は、被走査面407上でのレーザ光208のスポットを所望の形状にする構成となっている。また、結像レンズ406により、副走査断面内においては、偏向面405aの近傍と被走査面407の近傍とが共役の関係となっている。これにより、面倒れを補償(偏向面405aが倒れた際の被走査面407上での副走査方向の走査位置ずれを低減すること)する構成となっている。
Y=(K/B)tan(Bθ) ... (1)
式(1)では、偏向器405による走査角度(走査画角)をθ、光束の被走査面407上での主走査方向の集光位置(像高)をY[mm]、軸上像高における結像係数をK[mm]、結像レンズ406の走査特性を決定する係数(走査特性係数)をBとしている。なお、実施形態1において、軸上像高は、光軸上の像高(Y=0=Ymin)を指し、走査角度θ=0に対応する。また、軸外像高は、中心光軸(走査角度θ=0の時)よりも外側の像高(Y≠0)を指し、走査角度θ≠0に対応している。さらに、最軸外像高とは、走査角度θが最大(最大走査画角)となる時の像高(Y=+Ymax、−Ymax)を指す。なお、被走査面407上の潜像を形成可能な所定の領域(走査領域)の主走査方向の幅である走査幅WはW=|+Ymax|+|−Ymax|で表される。走査領域の中央が軸上像高で端部が最軸外像高となる。
dY/dθ=K/cos2(Bθ) ... (2)
さらに、式(2)を軸上像高における速度dY/dθ=Kで除すると、次式(3)に示すようになる。
((dY/dθ)/K)−1=1/cos2(Bθ)−1=tan2(Bθ) ... (3)
式(3)は、軸上像高の走査速度に対する各軸外像高の走査速度のずれ量(部分倍率)を表現したものである。実施形態1に係る光走査装置400は、B=0の場合以外においては、軸上像高と軸外像高とで光束の走査速度が異なっていることになる。
図5は、画像形成装置9における露光制御構成を示す電気ブロック図である。画像信号生成部100に含まれる画像変調部101は、CPU102の制御の下で不図示のホストコンピュータより印字情報を受け取り、画像データ(画像信号)に対応するVDO信号110を生成する。また、画像信号生成部100は画素幅を補正する機能も有する。制御部1は、画像形成装置9の制御と、輝度補正手段として光源401の光量制御をおこなう。レーザ駆動部300は、VDO信号110に基づいて電流を光源401に供給することにより、光源401を発光させる。
画像信号生成部100による部分倍率補正方法について説明する。その説明に先立って部分倍率の要因及び補正原理について図6(b)を用いて説明する。図6(b)は、BD信号111、VDO信号110のタイミング、被走査面407上の潜像により形成したドットイメージを示した図である。図中左から右に向かって時間が経過する。
次に、図5、図12、図13を用いて、輝度補正について説明する。輝度補正を行う理由は、部分倍率補正により、像高Yの絶対値が大きくなる程、1画素の長さが短くなるよう補正を行う為、光源401による1画素への総露光量(積分光量)が像高Yの絶対値が大きくなる程、低下するからである。輝度補正では、光源401の輝度を補正することで、1画素への総露光量(積分光量)が各像高で一定となるように補正する。
図13は、上記で説明した部分倍率補正および輝度補正を説明するタイミングチャートである。図5のメモリ304には、光走査装置400の部分倍率特性情報317が記憶されている。この部分倍率特性情報317は光走査装置400を組み立て後に個々の装置において測定して記憶しても良いし、個々の装置間のバラツキが少ない場合は個別に測定せずに代表的な特性を記憶しても良い。図13の例では、部分倍率特性情報317は、主走査ラインを27区間に区分した区分ごとに対応する部分倍率を含む。CPUコア2はシリアル通信307を介してメモリ304から部分倍率特性情報317を読み出し、シリアル通信113を介して画像信号生成部100にあるCPU102に送出する。CPU102は、この情報を基に、部分倍率補正情報314を生成し、図5の画像変調部101にある画素片挿抜制御部128に送る。図13では、部分倍率特性情報317で示された走査速度の変化率Cが35%であるため、軸上像高を基準としたとき最軸外像高で35%の部分倍率が発生する場合を例にとって説明している。本例では、部分倍率補正情報314は、17%のポイントを倍率補正ゼロとし、最軸外像高を−18%(−18/100)とし、軸上像高を+17%(+17/100)としている。そのため、図のように、主走査方向に関して、像高の絶対値が大きい端部付近では画素片を間引いて画像長を短くし、像高の絶対値が小さい中央付近では画素片を挿入し画像長を伸ばすエリアとしている。図11を用いて説明した通り、最軸外像高で−18%の補正を行うには、画素片100区画に対し画素片18区画を間引き、軸上像高を+17%の補正を行うには、画素片100区画に対し画素片17区画を挿入する。これにより、軸上像高(中央)付近を基準に見た時、最軸外像高(端部)付近では画素片100区画に対して画素片35区画が抜粋されたのと実質的に同じ状態となり、35%分の部分倍率を補正することができる。つまり、レーザ光208のスポットが走査面407上を1画素の幅(42.3um(600dpi))だけ移動させる期間を、最軸外像高を軸上像高の0.74倍になる。
100[%]/(100[%]+C[%])
=100[%]/(100[%]+35[%])
=0.74
このような1画素未満の幅の画素片の挿抜により、画素幅を補正し、主走査方向に関して実質的に等間隔に各画素に対応する潜像を形成できるようになる。
R=(C/(100+C))*100
=35[%]/(100[%]+35[%])*100
=26[%]
部分倍率特性情報317は走査速度の変化率に相関した値なので、最軸外像高を基準とした、像高に応じた輝度の減衰率は、たとえば、((100+Mmax)−(100+M))/(100+Mmax)[%]で与えることができる。ここでMmaxは最軸外像高に相当する主走査線上の区間における部分倍率であり、Mは対象区間における部分倍率である。図13の例ではMmaxは35[%]である。したがって最軸外像高に相当する区間では、補正電流情報の値は0となる。また軸上像高に相当する区間の部分倍率は0であるから、その区間の減衰率は上述の通り0.259(≒26[%])となる。またたとえば部分倍率がM=29[%]であれば、(135−129)/135≒0.044=4.4%となる。また、DAコンバータ21の入力と輝度の低下率は比例関係にあり、例えばCPUコア2内のDAコンバータ21の入力がFFh(最大値)で光量が26%ダウンするように設定した場合は、80h(最大値の1/2)で13%ダウンすることになる。すなわちDAコンバータ21は、その入力値の1ステップ(すなわち01h)がR/(DAコンバータの分解能)%となるように輝度補正アナログ電圧312を出力する。上記数値例では1ステップが26/FFh≒0.1%に相当する。たとえば4.4[%]はDAコンバータ21の入力値に換算すると2Chに相当する。このように主走査線上の区間に応じた(すなわち像高に応じた)輝度の減衰率をDAコンバータ21への入力値に換算した値が輝度補正値315である。このようにして、部分倍率補正情報314に含まれた区間ごとの部分倍率あるいは補正電流情報に基づいて、対応する区間ごとの輝度補正値315を決定することができる。本例では、部分倍率特性情報317から決定することができるが、補正電流情報を独立して有するならば、部分倍率情報から独立して輝度補正値を決めることができる。
図4(a)〜(b)及び図15は、光波形と主走査LSF(LineSpreadFunction)プロファイルを示す図である。これら光波形と主走査LSFプロファイルは、光源401が、軸上像高、中間像高、最軸外像高のそれぞれにおいて、所定の輝度、期間で発光した場合のものをそれぞれ示している。なお、実施形態1の光学構成では、最軸外像高における走査速度は軸上像高におけるそれの135%となり、軸上像高に対する最軸外像高の部分倍率は35%である。光波形は光源401の発光波形である。主走査LSFプロファイルとは、主走査方向にスポットを移動させながら、上述した光波形で発光することにより被走査面407上に形成されたスポットプロファイルを副走査方向に積分したものである。これは、上述した光波形で光源401を発光させた際の被走査面407上での総露光量(積分光量)を示すものである。
しかしながら、前記のように、部分倍率補正と輝度補正を行う場合でも、軸上像高のLSFプロファイルと最軸外像高のLSFプロファイルは完全に一致しない。このLSFプロファイル変動が原因で、主走査方向に印字濃度ムラが発生する。具体的には、画像データ濃度が薄い場合には、最軸外像高ほど印字濃度が薄くなり、画像データ濃度が濃い場合には、最軸外像高ほど印字濃度が濃くなる。この現象について、図17から図21を用いて説明する。
次に、実施形態1の画像処理方法について説明する。実施形態1の画像処理方法は、画像データ濃度および像高に応じてスクリーン処理を変える事を特徴とする。画像処理方法の構成および動作は、基本的に部分倍率補正および輝度補正を説明した時と同じである。異なる点は、スクリーンの成長順を画像データ濃度および像高に応じて変える点である。
実施形態1では、画素片の挿抜により部分倍率補正を行ったが、このような方法により部分倍率を補正する場合、fθレンズを用いることなく高品質の画像を形成できるという利点がある。さらに、特許文献1に示したようなクロック周波数を主走査方向で変化させると比べて以下に示すような効果がある。特許文献1に示す構成では、クロック周波数を主走査方向で変化させるため、複数の異なる周波数のクロックを出力可能なクロック生成手段が必要であり、そのクロック生成手段の分コストがアップしてしまう。しかしながら、実施形態1であれば、1つのクロック生成手段さえ有していれば部分倍率補正が可能であり、クロック生成手段に関するコストを抑えることができる。また、部分倍率補正はきめ細かく倍率を変えることができるので、クロック周波数を切り替える場合に比べてより高品質の画像を提供できる。
実施形態2では、LSFプロファイル変動により主走査方向について濃度ムラが発生する現象に対して、実施形態1と同様に部分倍率補正および輝度補正を行った上で画像処理を行う。実施形態2の画像処理は、実施形態1と異なり、孤立ドット幅および孤立ドット白抜け幅を像高に応じて変化させる事を特徴とする。
図23は、実施形態2における画像変調部101の一例を示すブロック図である。図23のブロック図の中で、図7と同じ部分については説明を省略する。実施形態2では、画像変調部101に、孤立ドット制御部261が存在する。ハーフトーン処理部269は、ハーフトーン処理後の画像データ262を、孤立ドット制御部261に送信する。孤立ドット制御部261は、画像データ262から孤立ドットおよび孤立ドット白抜けを検出し、孤立ドットを印字する時は、VCLK125に同期して孤立ドット検出信号263を画素片挿抜制御部264に送信し、孤立ドット抜けを印字する時は、VCLK125に同期して孤立ドット抜け信号265を画素片挿抜制御部264に送信する。
実施形態2の孤立ドット幅制御を行う事で、孤立ドット幅および孤立ドット白抜け幅が主走査方向で変動する事が抑えられる。したがって、孤立ドットのLSFプロファイルが主走査方向で変動する事で発生する、印字濃度ムラを抑制できる。
実施形態3では、LSFプロファイル変動により主走査方向について濃度ムラが発生する現象に対して、実施形態1と同様に部分倍率補正および輝度補正を行った上で画像処理を行う。実施形態3の画像処理は、像高に応じて濃度補正テーブルを変化させる事を特徴とする。実施形態3における、部分倍率補正方法および輝度補正方法は実施形態1と同じである。以下に、図28と図29を用いて実施形態3について説明する。
図28は、実施形態3における画像変調部101の一例を示すブロック図である。図28のブロック図の中で、図7と同じ部分については説明を省略する。濃度補正処理部311は、不図示のホストコンピュータから受信した画像信号を適正な濃度で印字するための濃度補正テーブルを格納しており、部分倍率情報103を利用し、濃度および像高に応じて、この濃度補正テーブルをさらに変化させる。
実施形態3の濃度補正テーブル変更を行うことで、孤立ドットのLSFプロファイルが主走査方向で変動する事で発生する、印字濃度ムラを抑制できる。また本実施形態によれば、実施形態1の構成に対して、ハーフトーン処理時の濃度特性を変更することのみで実現できるために、実施が容易であり、また安価である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (9)
- 感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、
画像データを、画像形成装置で濃度表現するための変換処理であるスクリーン処理する画像変換手段と、を備え、
前記画像変換手段は、画像データの濃度が第1濃度である場合は、第1走査速度で走査される第1区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数の方が少なくなるように前記スクリーン処理を行い、
画像データの濃度が前記第1濃度より濃い第2濃度である場合は、前記第1区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数より、前記第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの数の方が多くなるように、前記スクリーン処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像変換手段は、前記画像データから孤立ドットおよび孤立ドット抜けを検出し、前記時間補正手段は、前記第1走査速度に応じた孤立ドットおよび孤立ドット抜けの幅より、前記第2走査速度に応じた孤立ドットおよび孤立ドット抜けの幅の方が長くなるように、前記レーザ光の時間を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像データの濃度を補正するための濃度補正手段を有し、
前記濃度補正手段は、前記画像データの濃度と前記主走査の走査速度とに応じて、前記濃度が基準値以上の場合には、前記第1走査速度に応じた画像データの濃度より、前記第2走査速度に応じた画像データの濃度の方が濃くなるように、前記濃度が基準値より低い場合には、前記第1走査速度に応じた画像データの濃度より、前記第2走査速度に応じた画像データの方が薄くなるように、前記画像データの濃度を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記時間補正手段は、幅が1画素より小さな画素片を挿入又は間引くことにより、画像データの1画素の幅を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記主走査方向に関して所定の領域に潜像を形成可能であり、前記光照射手段は、前記レーザ光が前記主走査方向に移動する速度を、前記主走査方向に関して、前記所定の領域の中央から端部にかけて速くすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記レーザ光を偏向させて前記感光体の表面を走査させるための偏向器とを有し、
前記偏向器は一定の角速度で回転する反射鏡を含み、前記走査速度は、前記レーザ光により走査される前記感光体の表面の像高に応じて決まることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - レーザ光を回転多面鏡により偏向させて、fθレンズを用いることなく前記レーザ光により感光体表面を走査することで静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置であって、
前記感光体表面に形成される画素の幅を、前記感光体表面における主走査方向の位置にかかわらず一定とし、かつ幅が同一の画素についての積算光量を同一にするよう、前記レーザ光を制御する手段を有し、
前記手段はさらに、前記レーザ光の制御に加えて、孤立画素および孤立画素抜けの幅を、前記主走査方向の端部になるほど大きくなるよう前記レーザ光を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、
画像データの濃度を補正する濃度補正手段と、を備え、
前記濃度補正手段は、画像データの濃度が第1濃度である場合は、第1走査速度で走査される第1区間における画像データの濃度より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における画像データの濃度の方が濃くなるように補正を行い、画像データの濃度が前記第1濃度より濃い第2濃度である場合は、前記第1区間における画像データの濃度より、前記第2区間における画像データの濃度の方が薄くなるように補正を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、
レーザ光を主走査方向の複数の区間に対して一定でない走査速度で露光走査することで、前記感光体に潜像を形成する光照射手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光時間を補正する時間補正手段と、
前記主走査方向のいずれの区間に対応するレーザ光であるかに応じて、レーザ光の発光輝度を変更する輝度変更手段と、を備え、
前記時間補正手段は、第1走査速度で走査される第1区間における孤立ドットおよび孤立ドットの幅より、前記第1走査速度よりも速い第2走査速度で走査される区間であって、前記第1区間よりも前記主走査方向において端部側である第2区間における孤立ドットおよび孤立ドット抜けの幅の方が広くなるように補正することを特徴とする画像形成装置。
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2015
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