JP6642053B2 - 半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置に関し、詳細には、面発光型半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置に関する。
電子写真式の画像形成装置は、半導体レーザを半導体レーザ駆動部で駆動して、一様に帯電されている感光体に、画像データに応じて変調されたレーザ光を照射することで、感光体表面上に静電潜像を形成する。画像形成装置は、感光体にトナー等の現像剤を付与して静電潜像を現像してトナー画像を生成し、該トナー画像を用紙等の被記録媒体に転写することで、画像形成する。
このような電子写真式の画像形成装置は、一般的に、その搭載する半導体レーザ駆動部が、APC(Auto Power Control)回路を備えている。半導体レーザ駆動部は、APC回路により、レーザ光源の駆動電流をレーザ光源の光量調整を行う調整値に応じて調整する調整電流を制御して、所定光量でレーザ光源を駆動させるAPC処理を行う。
また、画像形成装置は、光学系ばらつき及び感光体の帯電ばらつきによって画像品質の劣化が発生するため、半導体レーザ駆動部が、これら光学系ばらつき及び感光体の帯電ばらつきを補正するシェーディング補正を行う。なお、この光学系ばらつきは、レーザ光源から露光面に向かって出射されたレーザ光が、露光面までの途中に設けられているレーザ光を偏向する偏向素子やレンズの特性の影響を受けて、レーザ光源から一定の光量で出射されていても、露光面で、その光量が一定ではなくなることをいう。半導体レーザ駆動部は、一般的には、画像領域において主に駆動電流(スイッチング電流)を制御することで、シェーディング補正を行う(特許文献1等参照)。
そして、画像形成装置は、画像形成の高速化を図るために、レーザ光源部として、面発光型半導体レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)等の主走査方向及び副走査方向に複数配列されたレーザ光源を備えたレーザ光源部を備えるようになってきている。
画像形成装置は、このような面発光型半導体レーザを備えている場合においても、各レーザ光源に対して、APC処理やシェーディング補正処理を行う必要がある。ところが、全てのレーザ光源に対して、APC処理やシェーディング補正を行うと、回路規模が大きくなり、コストが高くなる。
そこで、従来の面発光型半導体レーザを用いた画像形成装置においては、半導体レーザ駆動部は、主走査方向において数画素単位でシェーディング補正を行うことで、コストの削減を図っている。
しかしながら、上記従来技術にあっては、面発光型半導体レーザを用いている場合、半導体レーザ駆動部が、コスト削減のために、主走査方向数画素単位でのみシェーディング補正を行っている。したがって、主走査方向においてシェーディング補正の実行されないレーザ光源が存在し、シェーディング補正の実行されないレーザ光源に、光量不足等の不正光源が存在するおそれがある。このようなシェーディング補正の実行されない不正のレーザ光源が主走査方向において存在すると、主走査及び副走査して、用紙等の被記録媒体に画像を形成したときに、副走査方向に連続するスジ(以下、縦スジという。)が発生し、画像品質が劣化する。ところが、面発光型半導体レーザの全てのレーザ光源に対して、シェーディング補正を行うと、回路規模が増大し、コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行うことを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の半導体レーザ駆動装置は、副走査方向をチャネル方向として該チャネル方向に複数の光源が配設され、該光源のチャネルが主走査方向に複数配設されて、各光源がそれぞれ駆動電流に応じた光量のレーザ光を出射する光源手段と、前記チャネル毎にそのチャネルの前記光源へ供される前記駆動電流を、シェーディング補正値に基づいて補正するシェーディング補正手段と、前記各光源の光量調整値に応じて前記駆動電流を調整する光量調整手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行うことができる。
本発明の第1実施例を適用した画像形成装置の概略構成図。 画像形成装置の要部ブロック図。 VCSELの平面図。 半導体レーザ駆動部の要部回路図。 全光源を共通タイミングでシェーディング補正したときのドットずれの一例を示す図。 グループ毎にシェーディング補正したときのドットずれの一例を示す図。 第2実施例の半導体レーザ駆動部の腰部回路図。 図7の半導体レーザ駆動部の実装上の要部回路図。 半導体チップに実装した半導体レーザ駆動部の一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図6は、本発明の半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置の第1実施例を適用した画像形成装置1の概略構成図である。
図1において、画像形成装置1は、給紙ユニット2、プリンタユニット3、制御部4、電源部5及び操作表示部6(図2参照)等を備えている。なお、画像形成装置1は、図示しないスキャナユニット及びADF(Auto Document Feeder)を備えていてもよい。
給紙ユニット2は、複数(図1では、2つ)の給紙トレイ21、22及び搬送部23等が設けられており、各給紙トレイ21、22には、各種サイズの用紙(被記録媒体)Pが、任意の給紙方向で収納される。
プリンタユニット3は、4連ドラム方式(タンデム方式)のフルカラープリンタユニットであって、レーザ書込部31、画像形成部32、定着部33、収納部34等を備えており、給紙ユニット2の各給紙トレイ21、22から搬送部23により搬送されてきた用紙Pの上面に画像形成部32で画像形成した後、定着部33で定着して、本体内部に取り付けられている排紙トレイ35に送り出す。
画像形成部32は、無端ベルト状の第1転写ベルト32aに沿ってC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、B(ブラック)の作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkが順次配列されている。第1転写ベルト32aは、一対の支持ローラ32c、32d及びテンションローラ32eに張り渡されており、図1に矢印で示す反時計方向に回転駆動される。上記作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkは、一対の支持ローラ32c、32dの間に配設されており、テンションローラ32eには、第1転写ベルト32a上に残留する残留トナーを除去する転写体クリーニング部32fが配設されている。各作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkは、番号を付与していないが、それぞれ図1に矢印で示す時計方向に回転する感光体の周囲に、感光体を一様に帯電させる帯電ローラ、トナーを供給する現像部、感光体上のトナー像を第1転写ベルト32aに順次重ね合わせて転写させる転写ローラ等が配設されている。各作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkは、帯電ローラによって一様に帯電された感光体に、レーザ書込部31から各色の画像データに基づいて変調されたレーザ光が対応する色の感光体に照射されて静電潜像が形成される。画像形成部32は、該静電潜像の形成された感光体に現像部から対応する色のトナーを供給して各感光体上に対応する色のトナー画像を形成し、該各トナー画像を転写ローラによって第1転写ベルト32a上に順次重ね合わせて転写することで、カラートナー画像を形成する。なお、画像形成部32は、ブラックの作像ユニット32bkのみを用いて、単色黒のみの画像を形成する場合もある。レーザ書込部31は、後述するようにVCSEL(面発光型半導体レーザ)53(図2、図3参照)が用いられている。
第1転写ベルト32aの図1の右側方には、2次転写部36の第2転写ベルト36aが配設されており、2次転写部36は、第1転写ベルト32a及び第2転写ベルト36aを挟んで支持ローラ32dと対向する位置に2次転写ローラ36bが配設されている。画像形成部32は、第1転写ベルト32aと第2転写ベルト36aとの間には、給紙ユニット2から送り出されてきた用紙Pが、レジストローラ24でタイミング調整されて送られてくる。
なお、第2転写ベルト36aは、矢印方向に移動可能に、支持ローラ及び駆動ローラ(符号略)間に支持、張架されている。
画像形成部32は、第1転写ベルト32a上のカラートナー画像を、2次転写ローラ36bの転写電圧によって、第1転写ベルト32aと第2転写ベルト36aとの間に搬送されてきた用紙Pに転写し、第2転写ベルト36aは、トナー画像の転写された用紙Pを定着部33に搬送する。
定着部33は、図示しない定着ヒータにより所定の定着温度に加熱される定着ローラ33a及び定着ローラ33aに所定の当接圧で当接されて定着ローラ33aとともに回転する加圧ローラ33b等を備えている。定着部33は、定着ヒータにより所定の定着温度に加熱されている定着ローラ33aと加圧ローラ33bとの間に搬送されてきたトナー画像の転写されている用紙Pを、加熱しつつ加圧搬送することで、該トナー画像を用紙Pに定着させる。定着部33は、トナー画像定着後の用紙Pを排紙トレイ35に送り出す。
なお、図1において、収納部34は、補給用の各色のトナーが収納されており、収納部34の各色のトナーは、図示しない粉体ポンプにより、作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkの対応する色の現像部に搬送される。
そして、画像形成装置1は、図2に示すように、プリンタユニット3、制御部4及び操作表示部6が、図2に示すようにブロック構成されている。なお、図2には示していないが、画像形成装置1は、上記給紙ユニット2、電源部5等を備えている。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43、操作I/F(インターフェイス)44、不揮発性メモリ45、プリンタI/F46及び外部I/F47等を備えている。制御部4は、各部が、バス48により接続される。
また、プリンタユニット3は、本体I/F51、駆動制御部52、VCSEL53、搬送制御部54及び用紙搬送部55等を備えている。なお、駆動制御部52及びVCSEL53は、VCSEL53の駆動を制御する半導体レーザ駆動部(半導体レーザ駆動装置)60を構築している。
電源部5は、外部商用電源から画像形成装置1で使用する交流及び直流の内部電源電力を生成し、制御部4及びプリンタユニット3等の各部へ必要な内部電源電力を供給する。
まず、制御部4について説明する。ROM42は、画像形成装置1の基本プログラム、特に、半導体レーザ駆動制御プログラム等のプログラム及び必要なし無データ等を格納している。
CPU41は、ROM42内のプログラムに基いて、RAM43をワークメモリとして利用しつつ、画像形成装置1の各部を制御して、画像形成装置1としての基本動作を制御するとともに、半導体レーザ駆動部60の動作を制御する。
RAM43は、CPU41のワークメモリとして利用されるとともに、プリンタユニット3で画像形成する1ページ分の描画データが展開されるページメモリとしても利用される。
操作I/F44は、操作表示部6が接続される。
操作表示部6は、各操作の行われる操作キー、操作内容や画像形成装置1からユーザに通知する各種情報の表示されるディスプレイ及び各種ボタンやLED(Light Emitting Diode)等を備えている。
操作I/F44は、操作表示部6での各種操作内容を取得して、CPU41へ通知し、CPU41からの表示情報を操作表示部6へ渡してディスプレイへ表示させる。
不揮発性メモリ45は、画像形成装置1の電源がオフの場合にも記憶内容を保持し、例えば、受信したり読み取った画像データやその他のデータを記憶する。
プリンタI/F46は、プリンタユニット3の本体I/F51に接続され、描画データ、設定制御信号、処理状況信号等の授受を行う。
外部I/F47は、コンピュータ等のホスト装置に接続されているネットワークNWに接続され、CPU41の制御下で、ホスト装置との間で、データの授受等を行う。
CPU41は、外部I/F47がホスト装置から受信した画像データや図示しないスキャナが読み取った画像データに基づいて、プリンタユニット3で画像を用紙に記録出力させる。
次に、プリンタユニット3について、説明する。本体I/F51は、制御部4のプリンタI/F46に接続され、プリンタI/F46との間で、描画データ、設定制御信号、処理状況信号等の授受を行う。
搬送制御部54は、各作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkの感光体の回転駆動を制御し、また、用紙搬送部55を駆動制御する。用紙搬送部55は、作像ユニット32bc、32bm、32by、32bkの支持ローラ32c、32d及び2次転写部36の各ローラ36b等を駆動する。
駆動制御部52は、本体I/F51を介して制御部4からの各種駆動信号に基づいて、VCSEL53の駆動を制御する。
VCSEL(光源手段)53は、同一の半導体チップ上に複数の光源(半導体レーザ)を格子状に配置した面発光型半導体レーザである。VCSEL53は、例えば、図3に示すように、複数の光源Ld1〜Ld40が斜め格子状に配置されている。
光源Ld1〜Ld40は、レーザ書込部31に配設されており、出射するレーザ光は、各色に対応した数だけ発生される。光源Ld1〜Ld40から出射されたレーザ光は、図示しないポリゴンミラーにより偏向されて、反射ミラーで反射され、シリンドリカルレンズで集光された後に感光体ドラムに照射される。
なお、図3において、VCSEL53の光源Ld1〜Ld40は、主走査方向及び副走査方向に2次元配列されている。すなわち、光源Ld1〜Ld4、Ld5〜Ld12、Ld13〜Ld20、Ld21〜Ld28、Ld29〜Ld36、Ld37〜Ld40が、主走査方向に並んだ状態で、図3に実線で囲んで示すグループGa〜Gh毎に、副走査方向に配設されている。すなわち、光源Ld1〜Ld40は、副走査方向をチャネル方向として該チャネル方向に複数の光源Ld1〜Ld40が配設され、該光源Ld1〜Ld40のチャネルが主走査方向に複数配設されている。本実施例においては、このチャネルを、それぞれグループGa〜Ghとしている。なお、グループGaには、光源Ld5、Ld13、Ld21、Ld29、Ld37が、グループGbには、光源Ld6、Ld14、Ld22、Ld30、Ld38が、グループGcには、光源Ld7、Ld15、Ld23、Ld31、Ld39が、グループGdには、光源Ld8、Ld16、Ld24、Ld32、Ld40が、グループGeには、光源Ld1、Ld9、Ld17、Ld25、Ld33が、グループGfには、光源Ld2、Ld10、Ld18、Ld26、Ld34が、グループGgには、Ld3、Ld11、Ld19、Ld27、Ld35が、グループGhには、Ld4、Ld12、Ld20、Ld28、Ld29、Ld36が、それぞれ属している。
半導体レーザ駆動部60は、図4に示すように回路構成されており、VCSEL53の各光源Ld1〜Ld40は、駆動制御部52により駆動される。駆動制御部52は、グループGa〜Gh毎に、グループ補正電流生成部61a〜61hを備えているとともに、光源Ld1〜Ld40毎の個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36等を備えている。
グループ補正電流生成部61a〜61hは、そのグループGa〜Ghに属する各光源Ld1〜Ld40に対するシェーディング補正値に応じたシェーディング補正電流を、対応するグループGa〜Ghの個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36へ出力する。
個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、各光源Ld1〜Ld40に対する画像データに応じた基準電流を生成する。また、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、該基準電流を、グループ補正電流生成部61a〜61hからのシェーディング補正電流により補正する。個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、シェーディング補正した基準電流を、個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36へ出力する。したがって、グループ補正電流生成部61a〜61h及び個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、全体として、シェーディング補正手段として機能している。
個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36は、各光源Ld1〜Ld40の光量調整を行う調整値に応じた調整電流を生成する。個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36は、調整電流を、対応する個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36へ出力する。
個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36は、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36からのシェーディング補正された基準電流に、対応する個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36からの調整電流を加算して、最終駆動電流として、対応する光源Ld1〜Ld40へ供給する。
したがって、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36は、全体として、光量調整手段として機能している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、その半導体レーザ駆動部60が、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行う。
画像形成装置1は、APC処理機能を備えており、CPU41の制御下で、適宜のタイミングで、APC調整用の調整値を取得して、駆動制御部52の図示しないメモリに保管する。また、画像形成装置1は、シェーディング補正機能を備えており、CPU41の制御下で、適宜のタイミングで、シェーディング補正値取得処理を行って、駆動制御部52の図示しないメモリに保管する。
画像形成装置1は、画像形成する場合、スキャナで読み取った画像データや外部から受信した画像データから制御部4のCPU41が、プリンタユニット3で画像形成可能な描画データと制御信号を生成して、プリンタI/F46から本体I/F51へ渡す。
プリンタユニット3は、搬送制御部54が、用紙搬送部55を制御して用紙Pの搬送を制御する。
そして、半導体レーザ駆動部60は、駆動制御部52が、画像データである描画データに基づいて各レーザ光源Ld1〜Ld40の基準駆動電流を生成するとともに、基準駆動電流のAPC調整値に基づく調整と、シェーディング補正値に基づく補正を行う。
半導体レーザ駆動部60は、上記縦スジの発生を防止した状態で、シェーディング補正を行うために、図3及び図4に示したように、レーザ光源Ld1〜Ld40をグループGa〜Ghに分けて、グループGa〜Gh毎にシェーディング補正を行っている。
すなわち、半導体レーザ駆動部60は、半導体レーザ光源Ld1〜Ld40が、図3に示したように、斜め格子状に配置されており、副走査方向に並んだ光源Ld1〜Ld40毎に、グループGa〜Ghに分けられている。
そして、半導体レーザ駆動部60は、その駆動制御部52が、図4に示したように、レーザ光源Ld1〜Ld40毎に、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36が配設されている。
そして、これらの各部が、グループGa〜Gh毎に、分けられて、グループGa〜Gh毎に、グループ補正電流生成部61a〜61hが配設されている。各グループ補正電流生成部61a〜61hは、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36が接続されている。
そして、グループ補正電流生成部61a〜61hは、そのグループGa〜Ghに属する各光源Ld1〜Ld40に対するシェーディング補正値に応じたシェーディング補正電流を、対応するグループGa〜Ghの個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36へ出力する。
個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、各光源Ld1〜Ld40に対する画像データに応じた基準電流を生成する。また、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、該基準電流を、グループ補正電流生成部61a〜61hからのシェーディング補正電流により補正する。
そして、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、シェーディング補正した基準電流を、個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36へ出力する。
個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36は、各光源Ld1〜Ld40の光量調整を行う調整値に応じた調整電流を生成する。個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36は、調整電流を、対応する個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36へ出力する。
個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36は、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36からのシェーディング補正された基準電流に、対応する個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36からの調整電流を加算して、最終駆動電流として、対応する光源Ld1〜Ld40へ供給する。
したがって、画像形成装置1は、半導体レーザ駆動部60によって、主走査方向への走査中に副走査単位でシェーディング補正することができる。その結果、全てのレーザ光源Ld1〜Ld40に個別にシェーディング補正回路を設けることなく、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行うことができる。
なお、図3において、グループGaとグループGhでは、主走査方向に物理的なビーム間隔を有しているため、シェーディング補正を全てのレーザ光源Ld1〜Ld40に対して、共通に行って、1画素単位で縦スジの補正を行おうとすると、ドット形成に該当ビーム間隔分のズレが生じる。
例えば、図3に示したレーザ光源Ld1〜Ld40を、全て共通チャネルの共通シェーディングデータタイミングと形成ドットで、ドット形成した場合、例えば、図5に示すように、物理的なビーム間隔分だけ濃度強度ドットのズレが発生する。なお、図5は、各列の最上段の光源Ld5、Ld6、Ld7、Ld8、Ld1、Ld2、Ld3、Ld4が同時に濃度強のドット形成をシェーディング補正で実行しようとしたときに、物理的なビーム間隔分だけ、濃度強ドットのズレが発生している状態が示されている。また、図5は、光源Ld1〜Ld40の配列間隔が、例えば、20〜30um程度であり、1200dpiの1〜1.5dotのギャップである場合が示されている。
ところが、本実施例の画像形成装置1の半導体レーザ駆動部60は、レーザ光源Ld1〜Ld40をグループGa〜Ghに分けて、図6に示すように、グループGa〜Gh毎にシェーディング補正を行っている。
したがって、図6に示すように、グループGa〜Gh毎に、シェーディング補正を行うことができ、ドットズレの発生を抑制しつつシェーディング補正を行うことができる。その結果、縦スジ等の補正をより一層適切に行うことができ、画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明においては、全てのグループGa〜Ghに、シェーディング補正回路であるグループ補正電流生成部61a〜61hを設けているが、全てのグループGa〜Ghに、グループ補正電流生成部61a〜61hを設ける場合に限るものではない。例えば、1グループおきに、グループ補正電流生成部、すなわち、シェーディング補正回路を設けてもよく、このようにすると、シェーディング補正回路の回路規模を、半分に削減することができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、その半導体レーザ駆動部60が、副走査方向をチャネル方向として該チャネル方向に複数の光源Ld1〜Ld40が配設され、該光源Ld1〜Ld40のチャネル(グループGa〜Gh)が主走査方向に複数配設されて、各光源Ld1〜Ld40がそれぞれ駆動電流に応じた光量のレーザ光を出射するVCSEL(光源手段)53と、前記チャネル(グループGa〜Gh)毎にそのチャネルの前記光源Ld1〜Ld40へ供される前記駆動電流を、シェーディング補正値に基づいて補正する個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36及びグループ補正電流生成部61a〜61hからなるシェーディング補正手段と、前記各光源Ld1〜Ld40の光量調整値に応じて前記駆動電流を調整する個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36からなる光量調整手段と、を備えている。
したがって、全てのレーザ光源Ld1〜Ld40に個別にシェーディング補正回路を設けることなく、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行うことができる。
また、本実施例の半導体レーザ駆動部60は、上記光量調整手段及び上記シェーディング補正手段として、デジタル/アナログ変換回路が用いられている。
したがって、より簡単な構成で、コストを抑制しつつ、縦スジの発生を防止したシェーディング補正を行うことができる。
図7及び図8は、本発明の半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置の第2施例を示す図であり、図7は、本発明の半導体レーザ駆動装置及び画像形成装置の第2施例を適用した画像形成装置の半導体レーザ駆動回路70の要部回路図である。
なお、本実施例は、上記第1レジスト同様の画像形成装置1及び半導体レーザ駆動回路60に適用したものであり、本実施例の説明においては、第1実施例と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を簡略化または省略する。また、本実施例の説明において、図示しない部分についても、必要に応じて、第1実施例で用いた符号を使用して説明する。
図7において、本実施例の半導体レーザ駆動回路70は、半導体レーザ光源Ld1〜Ld40が、第1実施例の場合と同様に、副走査方向に並んだ光源Ld1〜Ld40毎に、グループGa〜Ghにグループ分けされている。
半導体レーザ駆動部70は、グループGa〜Ghに分けられたレーザ光源Ld1〜Ld40と駆動制御部71を備えている。
駆動制御部71は、第1実施例と同様の光源Ld1〜Ld40毎の個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36を備えているとともに、光学補正電流生成部61aaと、グループGa〜Gh毎の縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhと、を備えている。
光学補正電流生成部61aaは、全レーザ光源Ld1〜Ld40に共通に適用される通常の光学系ばらつきを補正するための光学系補正値Phに応じた光学系補正電流を、各縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhに出力する。したがって、光学補正電流生成部61aaは、第1シェーディング補正手段として機能している。
縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhは、光学補正電流生成部61aaからの光学系補正電流に、各グループGa〜Gh毎の縦スジ補正値As〜Hsに応じた縦スジ補正電流を加算して、対応するグループGa〜Ghの個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36へ出力する。したがって、縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhは、第2シェーディング補正手段として機能している。
個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36は、第1実施例と同様であり、生成する基準電流を、グループ補正電流生成部61a〜61hからのシェーディング補正電流により補正する。
個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36は、第1実施例と同様であり、各光源Ld1〜Ld40の光量調整を行う調整値に応じた調整電流を生成する。
個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36は、第1実施例と同様であり、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36からのシェーディング補正された基準電流に、対応する個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36からの調整電流を加算して、最終駆動電流として、対応する光源Ld1〜Ld40へ供給する。
なお、上記図7の半導体レーザ駆動部70は、実際の回路としては、図8に示すように組み込まれることとなる。すなわち、半導体レーザ駆動部70は、光学補正電流生成部61aa、縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhとして、DAC(digital analog convertor)が用いられている。また、半導体レーザ駆動部70は、その他の個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36も、DACが用いられている。
そして、半導体レーザ駆動部70は、1チップの半導体として構築する際に、図9に示すように、その駆動制御部71の個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36の配置を、グループGa〜Ghに合わせてレイアウトすることが、小型化を向上させる上で、重要である。
図9では、グループGa〜Ghのレーザ光源Ld1〜Ld40毎に、個別基準電流生成補正部62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36、個別調整電流生成部63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36及び個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36がまとめられている。なお、図9では、個別加算部64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36については、記載が省略されている。
これらのレーザ光源Ld1〜Ld40毎の回路が、グループGa〜Gh毎にまとめられて、縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhに接続され、さらに、光学補正電流生成部61aaに接続されている状態でレイアウトされている。
このようにすると、1チップ化した半導体レーザをより一層小型化することができる。
すなわち、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、その駆動制御部71が、通常の光学系ばらつきを補正するための光学補正電流生成部61aaが1つと、縦スジ補正専用の縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhが、各グループGa〜Gh毎に設けられている。そして、一般的に、通常の光学系ばらつき補正光量範囲よりも、縦スジ補正の光量範囲の方が小さいことが多い。そこで、本実施例では、補正範囲の広い光学補正電流生成部61aaを1つ、補正範囲の狭い縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhをグループGa〜Gh毎に設けている。
したがって、回路規模が増大するのをより一層抑制することができる。
なお、本実施例においては、駆動制御部71は、1つの光学補正電流生成部61aaで、通常の光学系ばらつきを補正している。ところが、駆動制御部71は、複数の光学補正電流生成部61aaを設けて、レーザ光源Ld1〜Ld40を複数のグループに分けて、通常の光学系ばらつきを補正してもよい。
このように、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、前記シェーディング補正手段が、前記全てのレーザ光源Ld1〜Ld40または適宜に選択された複数のレーザ光源Ld1〜Ld40へ供給される駆動電流を同時にシェーディング補正する光学補正電流生成部(第1シェーディング補正手段)61aaと、前記チャネル(グループGa〜Gh)毎にそのチャネルのレーザ光源Ld1〜Ld40へ供される駆動電流をシェーディング補正する縦スジ補正電流生成部(第2シェーディング補正手段)61ba〜61bhと、を備え、該光学補正電流生成部61aaと該縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhは、直列に配設されている。
したがって、コストと回路規模を抑制しつつ、縦スジの発生をより一層適切に防止したシェーディング補正を行うことができる。
また、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、光学補正電流生成部61aaが、縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhのシェーディング補正値よりも大きいシェーディング補正値で、駆動電流を補正する。
したがって、回路規模を良い一層抑制しつつ、縦スジの発生をより一層適切に防止したシェーディング補正を行うことができる。
さらに、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、縦スジ補正電流生成部61ba〜61bhが、光学補正電流生成部61aaが駆動電流を補正する補正速度よりも速い補正速度で該駆動電流を補正する。
したがって、駆動電流のシェーディング補正をスムーズに処理することができ、回路規模をより一層抑制しつつ、速やかに縦スジの発生をより一層適切に防止したシェーディング補正を行うことができる。
また、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、前記第1シェーディング補正手段及び前記第2シェーディング補正手段が、デジタル/アナログ変換回路が用いられている。
したがって、より簡単でな構成でコストを削減しつつ、縦スジの発生をより一層適切に防止したシェーディング補正を行うことができる。
さらに、本実施例の半導体レーザ駆動部70は、レーザ光源Ld1〜Ld40が、チャネル(グループGa〜Gh)毎に纏められた状態で半導体素子の端面に構築され、シェーディング補正手段が、前記チャネル毎に、その出力が、レーザ光源Ld1〜Ld40に対応する状態で、該半導体素子に構築されている。
したがって、半導体レーザ駆動部70を構築する半導体素子を小型化することができ、縦スジの発生をより一層適切に防止したシェーディング補正を小型の半導体素子で行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 画像形成装置
2 給紙ユニット
3 プリンタユニット
4 制御部
5 電源部
6 操作表示部
21、22 給紙トレイ
23 搬送部
30 エンジン部
31 レーザ書込部
32 画像形成部
32a 第1転写ベルト
32bc、32bm、32by、32bk 作像ユニット
32c、32d 支持ローラ
32e テンションローラ
33 定着部
33a 定着ローラ
33b 加圧ローラ
34 収納部
35 排紙トレイ
36a 第2転写ベルト
40 制御部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 操作I/F
45 不揮発性メモリ
46 プリンタI/F
47 外部I/F
48 バス
51 本体I/F
52 駆動制御部
53 VCSEL
54 搬送制御部
55 用紙搬送部
60 半導体レーザ駆動部
P 用紙
Ld1〜Ld40 光源
Ga〜Gh グループ
61a〜61h グループ補正電流生成部
62a5、62a13、62a21、62a29、62a37、〜、62h4、62h12、62h20、62h28、62h36 個別基準電流生成補正部
63a5、63a13、63a21、63a29、63a37、〜、63h4、63h12、63h20、63h28、63h36 個別調整電流生成部
64a5、64a13、64a21、64a29、64a37、〜、64h4、64h12、64h20、64h28、64h36 個別加算部
70 半導体レーザ駆動部
71 駆動制御部
61aa 光学補正電流生成部
61ba〜61bh 縦スジ補正電流生成部
特許第5568945号公報

Claims (8)

  1. 副走査方向をチャネル方向として該チャネル方向に複数の光源が配設され、該光源のチャネルが主走査方向に複数配設されて、各光源がそれぞれ駆動電流に応じた光量のレーザ光を出射する光源手段と、
    前記チャネル毎にそのチャネルの前記光源へ供される前記駆動電流を、シェーディング補正値に基づいて補正するシェーディング補正手段と、
    前記各光源の光量調整値に応じて前記駆動電流を調整する光量調整手段と、
    を備えていることを特徴とする半導体レーザ駆動装置。
  2. 前記シェーディング補正手段は、
    前記全ての光源または適宜に選択された複数の光源へ供給される前記駆動電流を同時にシェーディング補正する第1シェーディング補正手段と、
    前記チャネル毎にそのチャネルの前記光源へ供される前記駆動電流をシェーディング補正する第2シェーディング補正手段と、
    を備え、該第1シェーディング補正手段と該第2シェーディング補正手段は、直列に配設されていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。
  3. 前記第1シェーディング補正手段は、
    前記第2シェーディング補正手段の前記シェーディング補正値よりも大きいシェーディング補正値で、前記駆動電流を補正することを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ駆動装置。
  4. 前記第2シェーディング補正手段は、
    前記第1シェーディング補正手段が前記駆動電流を補正する補正速度よりも速い補正速度で該駆動電流を補正することを特徴とする請求項2または請求項3記載の半導体レーザ駆動装置。
  5. 前記半導体レーザ駆動装置は、
    前記光量調整手段及び前記シェーディング補正手段として、デジタル/アナログ変換回路が用いられていることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ駆動装置。
  6. 前記第1シェーディング補正手段及び前記第2シェーディング補正手段は、
    デジタル/アナログ変換回路が用いられていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置。
  7. 前記半導体レーザ駆動装置は、
    前記光源が、前記チャネル毎に纏められた状態で半導体素子の端面に構築され、
    前記シェーディング補正手段は、
    前記チャネル毎に、その出力が、前記光源に対応する状態で、前記半導体素子に構築されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置。
  8. 半導体レーザ駆動部により、画像データに応じたレーザ光を感光体に照射して画像形成する画像形成装置であって、
    前記半導体レーザ駆動部として、請求項1から請求項7のいずれかに記載の半導体レーザ駆動装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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