JP2016173555A - 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法 - Google Patents

光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】線状光源に含まれる発光素子を複数のグループに分割し、グループ毎にタイミングをずらして1ライン分の発光を行う時分割発光において、複数の線状光源を発光制御する際の瞬間的な消費電流の低減を図ること。【解決手段】LEDAプリントヘッド130を発光制御して感光体ドラム109を露光することにより除電処理を行う光書き込み制御部201を含み、除電処理においてLEDAプリントヘッド130を発光制御する際、複数のLED素子の一部を消灯状態とすると共に、静電潜像を形成するための発光制御における発光時間よりも1回の発光制御における発光時間を長くすることを特徴とする。【選択図】図12

Description

光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。
電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光することにより静電潜像を形成し、トナー等の顕色剤を用いてその静電潜像を現像してトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写することによって紙出力を行う。
このような電子写真方式の画像形成装置においては、感光体上に現像されたトナー画像が転写された後、感光体上に残った電荷を除去するために表面全体を露光する除電露光が行われる。この除電露光については、専用の光源が設けられる場合の他、静電潜像を形成するための光源が用いられる場合もある。
他方、感光体を露光する光源として、主走査方向にLED(Light Emitting Diode)素子や有機EL(Electro-Luminescence)素子等の点光源が線状に配列された線状光源が用いられることがある。LED素子の場合、LEDA(LED Array)と呼ばれる。
このような線状光源を用いた除電処理において、複数の線状光源が一斉に点灯制御されることにより瞬間的に必要な駆動電流が膨大になることを防ぐ方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術によれば、各色に対応した複数のLEDAを分割された夫々の期間のいずれかの期間で点灯させ、複数の光源のうち少なくとも1つを常に非点灯とすることにより、最大の消費電流量を低減している。
特許文献1に開示された技術においては、LEDAを構成する複数の光源をグループ分けし、グループ毎に異なるタイミングで発光駆動させることによって最大の消費電流量を低減している。このような態様は、発光タイミングの違いにより感光体上における露光位置がずれるという問題が生じる。
特許文献1においては、夫々のグループに属する光源の配置を調整することによって、露光位置の問題を解決している。このような場合、LEDAの製造、組み立てが複雑化し、生産性が低下するという問題がある。また、異なるタイミングで光源を発光駆動するための制御により、制御構成が複雑化するという問題もある。従って、他の態様により最大の消費電流量を低減することが求められる。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、線状光源を用いた光書き込み装置において、線状光源を用いて感光体の除電処理を行う場合の瞬間的な消費電流の低減を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、複数の発光素子が線状に配列されて構成された光源装置を発光制御することによって感光体上に静電潜像を形成する光書き込み制御装置であって、前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、取得された前記画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて複数の前記光源装置を発光制御すると共に、前記光源を発光制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理を行う光源制御部とを含み、前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源を発光制御する際、前記複数の発光素子の一部を消灯状態とすると共に、前記静電潜像を形成するための発光制御における発光時間よりも1回の発光制御における発光時間を長くすることを特徴とする。
本発明によれば、線状光源を用いた光書き込み装置において、線状光源を用いて感光体の除電処理を行う場合の瞬間的な消費電流の低減を図ることが可能となる。
本発明の実施形態における実施例1係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例1に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 実施例1に係るプリントエンジンの構成を示す図である。 実施例1に係る光書き込み装置の構成を示す図である。 実施例1に係るLEDAプリントヘッドの構成を示す図である。 実施例1に係る発光駆動のタイミングを示すタイミングチャートである。 全LED素子を発光駆動する際のLED素子の発光状態と感光体ドラム表面の露光状態とを示す図である。 全LED素子を発光駆動する際の主走査位置に応じた露光エネルギーの態様を示す図である。 間引き点灯制御を行う際のLED素子の発光状態と感光体ドラム表面の露光状態とを示す図である。 間引き点灯制御を行う際の主走査位置に応じた露光エネルギーの態様を示す図である。 実施例1に係る除電処理における発光駆動のタイミングを示すタイミングチャートである。 実施例1に係る主走査位置に応じた露光エネルギーの態様を示す図である。 実施例1に係るライン周期毎の各LED素子の点灯状態を示す図である。 実施例1に係るライン周期毎の各LED素子の点灯状態を示す図である。 実施例1に係るライン周期毎の各LED素子の点灯状態を示す図である。 発光駆動されるLED素子から最も遠い位置の露光エネルギーに寄与する周囲のLED素子の態様を示す図である。 発光駆動されるLED素子から最も遠い位置の露光エネルギーに寄与する周囲のLED素子の態様を示す図である。 発光素子からの距離に応じた露光エネルギーの割合を示す図である。 実施例1に係る光書き込み制御部の機能構成を示す図である。 実施例1に係るLEDA制御部の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態における実施例2に係る光書き込み装置の構成を示す上面図である。 実施例2に係る光書き込み装置の構成を示す側断面図である。 実施例2に係る装置全体の動作状態及び感光体の回転状態を示す図である。 実施例2に係る感光体上の露光スポットの配置状態を示す図である。 感光体上の露光スポットの配置状態に応じた露光エネルギーの分布を示す図である。 実施例2に係る感光体上の露光スポットの配置状態を示す図である。 感光体上の露光スポットの配置状態に応じた露光エネルギーの分布を示す図である。 実施例2に係る感光体上の露光スポットの配置状態を示す図である。 感光体上の露光スポットの配置状態に応じた露光エネルギーの分布を示す図である。 実施例2に係るポリゴンミラーの反射面と主走査ラインの関係を示す図である。 実施例2に係る光書き込み制御部の機能構成を示す図である。 実施例2に係るLEDA制御部の機能構成を示す図である。 実施例2に係るLD制御部の機能構成を示す図である。 帯電電荷と除電エネルギーの関係を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について実施例を挙げて詳細に説明する。
本実施例1においては、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)としての画像形成装置を例として説明する。本実施例1に係る画像形成装置は、電子写真方式による画像形成装置であり、感光体を露光するための光源として主走査方向に発光素子が配列された線状光源が用いられる。
そして、本実施例1に係る画像形成装置においては、トナー画像が転写された後の感光体に残留した電荷を除去するための露光にも上述した線状光源が用いられる。そのような線状光源による除電処理に際して瞬間的な消費電流量を低減するために発光駆動する発光素子を間引くと共に、それによる露光エネルギーの低下をストローブ期間、即ち、1回の発光制御における発光時間の延長により補うことが本実施例1に係る要旨の1つである。
図1は、本実施例1に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例1に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施例1に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、エンジン13、HDD(Hard Disk Drive)14及びI/F15がバス18を介して接続されている。また、I/F15にはLCD(Liquid Crystal Display)16及び操作部17が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM11は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン13は、画像形成装置1において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F15は、バス18と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD16は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部17は、画面上に構成されるタッチパネルや、各種のハードキー等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM12に格納されたプログラムや、HDD14若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体からRAM11に読み出されたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施例1に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施例1に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図2は、本実施例1に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施例1に係る画像形成装置1は、コントローラ20、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)21、スキャナユニット22、排紙トレイ23、ディスプレイパネル24、給紙テーブル25、プリントエンジン26、排紙トレイ27及びネットワークI/F28を有する。
また、コントローラ20は、主制御部30、エンジン制御部31、入出力制御部32、画像処理部33及び操作表示制御部34を有する。図2に示すように、本実施例1に係る画像形成装置1は、スキャナユニット22、プリントエンジン26を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル24は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。従って、ディスプレイパネル24は、図1のLCD16及び操作部17によって構成される。ネットワークI/F28は、画像形成装置1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、上述したようにCPU10の演算によって構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ20が構成される。コントローラ20は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部30は、コントローラ20に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ20の各部に命令を与える。エンジン制御部31は、プリントエンジン26やスキャナユニット22等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部32は、ネットワークI/F28を介して入力される信号や命令を主制御部30に入力する。また、主制御部30は、入出力制御部32を制御し、ネットワークI/F28を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン26が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置1が認識可能な形式に変換された画像情報である。操作表示制御部34は、ディスプレイパネル24に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル24を介して入力された情報を主制御部30に通知する。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部32がネットワークI/F28を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部32は、受信した印刷ジョブを主制御部30に転送する。主制御部30は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部33を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部33によって描画情報が生成されると、エンジン制御部31は、生成された描画情報に基づいてプリントエンジン26を制御し、給紙テーブル25から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン26が画像形成部として機能する。プリントエンジン26によって画像形成が施された文書は排紙トレイ27に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル24の操作若しくはネットワークI/F28を介して外部のPC等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部34若しくは入出力制御部32が主制御部30にスキャン実行信号を転送する。主制御部30は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部31を制御する。
エンジン制御部31は、ADF21を駆動し、ADF21にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット22に搬送する。また、エンジン制御部31は、スキャナユニット22を駆動し、ADF21から搬送される原稿を撮像する。また、ADF21に原稿がセットされておらず、スキャナユニット22に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット22は、エンジン制御部31の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット22が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット22に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部31は、スキャナユニット22が生成した撮像情報を画像処理部33に転送する。画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、エンジン制御部31から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部33が生成した画像情報はHDD14等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。即ち、スキャナユニット22、エンジン制御部31及び画像処理部33が連動して、原稿読み取り部として機能する。
画像処理部33によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD14等に格納され若しくは入出力制御部32及びネットワークI/F28を介して外部の装置に送信される。即ち、ADF21及びエンジン制御部31が画像入力部として機能する。
また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部31がスキャナユニット22から受信した撮像情報若しくは画像処理部33が生成した画像情報に基づき、画像処理部33が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部31がプリントエンジン26を駆動する。
次に、本実施例1に係るプリントエンジン26の構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、本実施例1に係るプリントエンジン26は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の画像形成部106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ101から給紙ローラ102により分離給紙される用紙(記録媒体の一例)104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)106Y、106M、106C、106K(以降、総じて画像形成部106とする)が配列されている。
また、給紙トレイ101から給紙された用紙104は、レジストローラ103によって一度止められ、画像形成部106における画像形成のタイミングに応じて搬送ベルト105からの画像の転写位置に送り出される。
複数の画像形成部106Y、106M、106C、106Kは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部106Kはブラックの画像を、画像形成部106Mはマゼンタの画像を、画像形成部106Cはシアンの画像を、画像形成部106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部106Yについて具体的に説明するが、他の画像形成部106M、106C、106Kは画像形成部106Yと同様であるので、その画像形成部106M、106C、106Kの各構成要素については、画像形成部106Yの各構成要素に付したYに替えて、M、C、Kによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初の画像形成部106Yがイエローのトナー画像を転写する。画像形成部106Yは、感光体としての感光体ドラム109Y、この感光体ドラム109Yの周囲に配置された帯電器110Y、光書き込み装置111、現像器112Y、感光体クリーナ113Y等から構成されている。光書き込み装置111は、夫々の感光体ドラム109Y、109M、109C、109K(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109Yの外周面は、暗中にて帯電器110Yにより一様に帯電された後、光書き込み装置111からのイエロー画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112Yは、この静電潜像をイエロートナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109Y上にイエローのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム109Yと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器115Yの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にイエローのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109Yは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナ113Yにより払拭された後、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部106Yにより搬送ベルト105上に転写されたイエローのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次の画像形成部106Mに搬送される。画像形成部106Mでは、画像形成部106Yでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたイエローの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたイエロー、マゼンタのトナー画像は、更に次の画像形成部106C、106Kに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム109K上に形成されたブラックのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ101に収納された用紙104は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト105と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙104は更に搬送され、定着器116にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
また、用紙に転写されずに搬送ベルト105上に残留したトナーを除去するため、ベルトクリーナ118が設けられている。ベルトクリーナ118は、図3に示すように、駆動ローラ107の下流側であって、感光体ドラム109よりも上流側において搬送ベルト105に押し当てられたクリーニングブレードであり、搬送ベルト105の表面に付着したトナーをかきとる顕色剤除去部である。
このようにして1つの印刷ジョブが完了すると、光書き込み装置111によって除電処理が行われる。除電処理において、光書き込み装置111は、各色の感光体ドラム109の全面を露光し、トナー画像が転写された後の感光体ドラム109表面に残留した電荷を除去する。
尚、図3においては搬送ベルト105上に形成された画像が用紙に転写される中間転写方式を例としているが、夫々の感光体ドラム109から用紙に画像が直接転写される直接転写方式であっても同様に適用可能である。
次に、本実施例1に係る光書き込み装置111について説明する。図4は、LED素子が主走査方向に配列された線状光源を用いる場合における、光書き込み装置111と感光体ドラム109との配置関係を示す図である。図4に示すように、各色の感光体ドラム109Y、109M、109C、109K夫々に照射される照射光は、LEDAプリントヘッド130Y、130M、130C、130K(以降、総じてLEDAプリントヘッド130とする)から照射される。このLEDAプリントヘッド130が光源装置として用いられる。
図5は、LEDAプリントヘッド130の構成を示す図である。図5においては、LEDAプリントヘッド130に含まれる光源であるLEDAの照射面を正面から表示している。図5に示すように、LEDAプリントヘッド130は、基板131上に複数のLEDA132が配列されて構成されている。このLEDA132が配列されている方向が、感光体ドラム109の主走査方向に対応する。
夫々のLEDA132は、各LEDA132が配列されている方向と同一の方向に発光素子であるLED素子が複数配列されて構成されている発光素子アレイである。夫々のLEDA132に含まれる各LED素子が1画素分の照射を行う。
また、基板131内部には、夫々のLEDA132を発光駆動する複数の駆動回路133が設けられている。夫々の駆動回路133は、夫々のLEDA132と1対1で対応している。
光書き込み装置111に含まれる制御部は、LEDAプリントヘッド130において主走査方向に並べられている夫々のLEDの点灯/消灯状態を、コントローラ20から入力された描画情報に基づいて主走査ライン毎に制御することにより、感光体ドラム109の表面を選択的に露光し、静電潜像を形成する。
図5に示すように、1つのLEDAプリントヘッド130は、複数のLEDA132を含む。ここで、全てのLEDA132に含まれる全てのLED素子を同時に発光駆動すると、その瞬間に必要な電力量は1つのLEDAプリントヘッド130に含まれる全LED素子を発行させるために必要な電力量の合計となる。特に、上述した除電処理においては、感光体ドラム109表面の全体を露光する必要があるため、全てのLED素子の発光駆動が求められることとなる。
また、図4等に示すように、本実施例1に係る画像形成装置1は、CMYK各色のLEDAプリントヘッド130を含む。従って、各色の感光体ドラム109の露光に際しては、各色のLEDAプリントヘッド130を発光駆動する必要がある。
その際、異なる色に対応したLEDAプリントヘッド130を発光駆動する期間が重なってしまうと、その重なった期間において必要となる電力量が更に増えてしまう。そのため、本実施例1に係る光書き込み装置111は、図6に示すように、CMYK各色のLEDAプリントヘッド130を発光駆動するタイミングが1ライン周期の中で重ならないように制御する。
このような構成において、本実施例1に係る光書き込み装置111は、上述した除電処理における瞬間的な消費電流量を低減するための制御に特徴を有する。以下、除電処理における制御の態様について説明する。
図7は、LEDAプリントヘッド130に含まれる全てのLED素子を発光駆動した場合において、感光体ドラム109表面に与えられる露光エネルギーをドットの濃度で示す図である。また、図8は、図7の場合において、夫々のLED素子によって与えられる露光エネルギーの強さを主走査位置毎に示すと共に、除電のために必要な露光エネルギー(以降、「除電エネルギー」とする)を破線で示す図である。
図8に示すように、夫々のLED素子によって与えられる露光エネルギーは、夫々のLED素子の配置に対応する主走査位置をピークとして分布する。そして、夫々のLED素子の配置位置から主走査方向にずれても、1つのLED素子によって与えられる露光エネルギーが除電エネルギーを下回る前に隣接するLED素子の配置位置に到達する。結果的に、図8に示すように、感光体ドラム109の全面に対して、除電エネルギーを超える露光エネルギーが与えられることとなる。
これに対して、図9は、LEDAプリントヘッド130に含まれるLED素子を1つおきに発光駆動した場合において、感光体ドラム109表面に与えられる露光エネルギーをドットの濃度で示す図である。また、図10は、図9の場合において、夫々のLED素子によって与えられる露光エネルギーの強さを主走査位置毎に示すと共に、除電のために必要な露光エネルギーを破線で示す図である。
図9、図10の場合、同時に発光駆動されるLED素子の数は、図7、図8の場合に比べて半分となるため、除電処理における瞬間的な消費電流量は半分となる。但し、図10の場合、夫々のLED素子の配置位置から主走査方向にずれると、1つおきに発光駆動される次のLED素子によって除電エネルギーを上回る主走査位置に到達する前に、与えられる露光エネルギーが除電エネルギーを下回る。
このような問題に対して、LEDAプリントヘッド130に含まれる全LED素子を複数のグループに分割し、1ライン周期の間においてグループ毎に異なるタイミングで発光駆動する時分割駆動と呼ばれる制御が行われる場合がある。時分割駆動によれば、同時に点灯されるLED素子の数は1つのグループに含まれるLED素子の数となるため、瞬間的な消費電流量を低減することができる。
しかしながら、時分割駆動の場合には、異なるタイミングで発光駆動をすることにより、1ライン分の画像に含まれる各画素の感光体ドラム109上の照射位置がグループ毎に異なることとなってしまうデメリットがある。これに対して、除電処理の場合には感光体ドラム109の表面が露光されれば良いため、照射位置のずれの問題は生じない。
即ち、除電処理の場合においては、時分割駆動のデメリットを意識せずに瞬間的な消費電流量を低減するというメリットのみを享受することが可能である。従って、画像形成出力のための露光の際には1ライン分のLED素子を一斉に点灯させるような制御を行い、除電処理の際には時分割駆動を採用することが考えられる。
しかしながら、画像形成出力の際と除電処理の際とで発光駆動の態様を切り替えるような方式を採用する場合、光書き込み装置111においてLEDAプリントヘッド130を制御するための構成が複雑化してしまう。従って、本実施例1においては、時分割駆動を用いることなく瞬間的な消費電流量を低減する方法を説明する。
結果的に、図9に示すように、感光体ドラム109の全面に与えられる露光エネルギーが図7の場合に比べて小さくなり、除電エネルギーを超える露光エネルギーが与えられない領域が発生する。
このような問題を回避するため、本実施例1に係る光書き込み装置111においては、除電処理において各LED素子を発光駆動する際のストローブ期間を延長する。基本的な発光駆動のタイミングは図6において説明した通りである。
これに対して、除電処理においては、図11に示すように、夫々のストローブ間隔がのばされたタイミングで発光駆動が行われる。図11の例においては、図6の例に対してストローブ期間が2倍となっている。
図12は、図11に示すようにストローブ期間が2倍とされた場合の主走査位置に応じた露光エネルギーを示す図であり、図10に対応している。図12においては、図10における露光エネルギーを一点鎖線で示している。
図12に示すように、ストローブ期間が2倍とされることにより、各LED素子の配置位置に対応する露光エネルギーのピークが高くなり、露光エネルギーの主走査方向分布が全体的に高くなる。また、1つおきに発光駆動されるLED素子によって与えられる露光エネルギーの合計により、駆動されないLED素子の配置位置に対応する主走査位置の露光エネルギーも、除電エネルギーを上回ることとなる。これにより、感光体ドラム109全体に対して除電エネルギーを上回る露光エネルギーを与えることが可能となる。
図13、図14は、ライン周期毎に点灯されるLED素子の例を示す図である。図6、図11に示すように、実際には、1ライン周期毎にCMYKの4回分の点灯制御が行われるが、図13、図14においては1ライン周期毎に1回の点灯制御のみを示している、また、図13、図14においては、1〜13までの番号を付けたLED素子を例として示している。
図13の例においては、“1”、“3”、“5”・・・のように奇数の番号が付されたLED素子のみが点灯制御されている。これに対して、図14の例においては、“2”、“4”、“6”・・・のように偶数の番号が付されたLED素子のみが点灯制御されている。いずれの場合においても、一部のLED素子が消灯状態とされて、点灯制御されるLED素子の数は全体の半分となり、瞬間的な消費電流量が低減される。
図13に示す制御態様と、図14に示す制御態様とは、切り替えて用いられる。図13に示す制御態様も図14に示す制御態様も、図11、図12において説明したようにストローブ期間を延ばすことにより除電に際して十分な露光エネルギーを確保することが可能である。
これに対して、LED素子を1つおきに点灯制御する場合、除電に際して点灯制御されるLED素子と、点灯制御されないLED素子とで発光駆動される回数に偏りが生じ、その結果経時劣化に変化が生じてしまう。同一のLEDAプリントヘッド130に含まれるLED素子間に状態の差異が生じると、同一の条件で駆動しても発光量が異なるため、結果的に主走査ライン上において画像の濃度に際が生じてしまう。
また、同様にLED素子を1つおきに点灯制御する場合、図12に示すように、感光体ドラム109の主走査位置に応じて、与えられる露光エネルギーに差が発生する。この状態が長く続くと、感光体ドラム109表面に対する累積的な露光量が、位置に応じて異なってしまい、感光体ドラム表面の材質の経時変化に差が発生してしまう。
これに対して、図13に示す態様と図14に示す態様とを切り替えて用いることにより、同一のLEDAプリントヘッド130に含まれるLED素子間で発光駆動される回数に偏りが生じることを防ぐことができる。また、感光体ドラム109表面に対する累積的な露光量が位置に応じて異なってしまう問題を解決することができる。尚、図13に示す態様と図14に示す態様との切り替え態様は、ジョブ毎の切り替えが考えられる。
上述したように、光書き込み装置111による除電露光は1つのジョブが完了する毎に実行される。従って、1つ目のジョブが終わった後には図13の態様を用い、2つ目のジョブが終わった後に図14の態様を用いるように切り替えることが考えられる。その他、1ジョブ毎ではなく、複数のジョブ毎でも良いし、時間で切り替えても良い。
図15は、図13、図14とは異なる切り替え態様を示す図である。図15の例の場合、ライン周期毎の点灯制御に際して、ライン周期毎に奇数のLED素子を発光させる態様と偶数のLED素子を発光させる態様とが切り替えられている。これにより、上記と同様に感光体ドラム109表面に対する累積的な露光量が位置に応じて異なってしまう問題を解決することができる。図15の態様は、1ライン周期毎に限らず、複数ライン周期毎でも良い。
また、図15に示す態様により、感光体ドラム109の表面上で得られる露光エネルギーのうち、発光駆動されるLED素子に対向していない部分の露光エネルギーが変化する。発光駆動されるLED素子に対向していない部分の露光エネルギーは、図12において説明したように周囲に配置されて発光駆動されるLED素子による露光エネルギーによってカバーされる。
このように、周囲に配置されて発光駆動されるLED素子による露光エネルギーは、発光駆動されるLED素子からの距離に応じて減少する。図16は、図13、図14の態様の場合において、発光駆動されるLED素子から最も遠い位置の露光エネルギーに寄与する周囲のLED素子の態様を示す図である。また図17は、図15の態様の場合において、発光駆動されるLED素子から最も遠い位置の露光エネルギーに寄与する周囲のLED素子の態様を示す図である。
図16、図17においては、発光駆動されるLED素子を斜線の付された円で、消灯されるLED素子を白い円で示している。また、図16、図17においては、発光駆動されるLED素子から最も遠い位置を星印で示している。図中に星印で示された点が、発光駆動されるLED素子から最も遠い位置、即ち、得られる露光エネルギーが最も小さい位置である。尚、図16、図17においては、主走査方向と副走査方向の解像度が同一である場合を示しており、解像度は例えば1200dpi×1200dpiである。
ここで、隣接して配置されているLED素子間の距離を“1”とすると、図16の場合において、星印の位置から発光駆動されるLED素子までの距離は(51/2)/2となる。他方、図17の場合、星印の位置から発光駆動されるLED素子までの距離は1である。そして、LED素子からの距離に対して得られる露光エネルギーの割合は、例えば図18のようになる。
図18の例において、発光素子からの距離に応じた露光エネルギーは、距離が“0”即ち、LED素子が配置された位置を100%とすると、隣接するLED素子の間隔である“1”の場合には40%となる。また、図16の例における星印とLED素子との間隔である“(51/2)/2”の場合には25%となる。
図18の例に従うと、図16の場合における星印の点の露光エネルギーは、15%×4=100%となる。他方、図17の場合における星印の点の露光エネルギーは、40%×4=160%となる。即ち、図17の態様の方が、星印の位置における露光エネルギーの点で有利であることが分かる。
図16〜図18は一つの例であり、例えば発光駆動されるLED素子からの距離に応じた露光エネルギーの変化はLED素子の発光特性によって異なる。また、星印の位置と発光駆動されるLED素子との間隔は、主走査方向及び副走査方向の解像度に応じても変化する。
従って、図18に示すようなLED素子からの距離に応じた露光エネルギー及び主走査方向、副走査方向の解像度に基づいて、図13〜図14若しくは他の様々なLED素子の発光パターンから、最適なものを選択することが好ましい。ここでいう最適な発光パターンとは、例えば図16、図17に示す星印の点、即ち、発光駆動されるLED素子から最も遠い点の露光エネルギーが最大となるパターンである。
他方、上述したように、図18の例においては、図16の場合が100%であり、図17の場合が160%である。図17の態様の方が、図16の態様よりも露光エネルギーを稼げる反面、100%を超えているため、星印の点に対する露光エネルギーがむしろ過剰となる場合もある。そのような場合には、図16の態様を選択することにより、LED素子に対向している位置と同様の露光エネルギーを星印の位置に与えることが可能となる。
他方、ストローブ期間で調整しても良い。即ち、図16の例のように星印の位置の露光エネルギーが100%を超えるような場合において、ストローブ期間を短くすることにより、過剰な露光を抑えるようにしても良い。この場合、最大消費電流に加えて消費電力を削減することも可能となる。
次に、本実施例1に係る光書き込み装置111の制御ブロックについて、図19を参照して説明する。図19は、本実施例1に係る光書き込み装置111においてLEDAプリントヘッド130を制御する光書き込み制御部201の機能構成と、LEDAプリントヘッド130及びコントローラ20との接続関係を示す図である。
図19に示すように、本実施例1に係る光書き込み制御部201は、光書き込み装置111全体の動作を制御するCPU202、主記憶装置としてのRAM203、ラインメモリ204、205及びLEDA書き込み制御回路210を含む。また、LEDA書き込み制御回路210は、周波数変換部211、画像処理部212、スキュー補正部213及びLEDA制御部214を含む。
このように、本実施例1に係る光書き込み制御部201は、図1において説明したハードウェア構成と同様に、記憶媒体に記憶されている制御プログラムがRAM203にロードされ、CPU202がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって構成される。光書き込み制御部201が、光書き込み制御装置として機能する。
LEDA書き込み制御回路210は、コントローラ20から入力される描画情報に基づいてLEDAプリントヘッド130の発光を制御する制御回路であり、集積回路等によって構成され、CPU202の制御に従って動作する。
周波数変換部211は、コントローラ20から入力される描画情報をLEDA書き込み制御回路210の動作周波数に対応させて出力する。そのため、周波数変換部211は、コントローラ20から入力される描画情報を、周波数変換用に設けられたラインメモリ204に一次的に格納し、LEDA書き込み制御回路210の動作周波数に従って出力する。周波数変換部211は、コントローラ20から入力される画像情報を取得する画像情報取得部としても機能する。
画像処理部212は、周波数変換されて出力された画像データに対して、諸々の画像処理を行う。画像処理部212が行う画像処理としては、画像サイズの変更やトリミング処理並びに内部パターンの付加等がある。また、画像処理部212は、周波数変換部211から多階調の画像情報として入力される描画情報を、有色/無色の二階調に変換し、最終的にLEDAプリントヘッド130を発光制御するための画素情報を生成する二値化処理を行う。
更に、本実施例1に係る画像処理部212は、除電処理の際、図13〜図15において説明したようなLED素子の間引き点灯制御を行うためのデータを生成する。LED素子の点灯状態は、画像形成出力においては、画像データに基づいて制御される。従って、図13〜図15に示すような点灯状態を実現するためには、それに対応した画像データが必要となる。
本実施例1に係る除電処理においては、画像処理部212が、図13〜図15に示すような点灯状態を実現するためのデータを生成して、画像形成出力時における画像データと同様に出力する。これにより、図13〜図15に示すような間引きされた点灯制御が実現される。
スキュー補正部213は、LEDAプリントヘッド130と感光体ドラム109との配置による誤差等、様々な要因によって生じる画像のスキューを補正する。スキュー補正に関するパラメータ値は光書き込み制御部201に含まれる記憶装置に記憶されており、CPU202の制御によってスキュー補正部213に設定される。スキュー補正部213は、画像処理部212から入力された画像データをラインメモリ205に主走査ライン毎に格納し、設定されたパラメータ値に従ってラインメモリ205から画像データを読み出すことによりスキュー補正を実行する。
スキュー補正部213は、ラインメモリ205に複数の主走査ライン分の画素データが格納された状態において、補正するべき画像の傾きに応じて、主走査ライン上の所定の位置において画素データを読み出すラインをシフトする。例えば、1ライン目から画素データを読み出していた場合において、主走査ライン上の所定の位置(以降、「シフト位置」とする)において、画素データを読み出す主走査ラインを2ライン目に切り替える。このような処理により、画像の傾きを補正することが可能となる。
尚、上述したように、除電処理において図13〜図15に示すような点灯状態を実現するためのデータも、通常の画像データと同様に画像処理部212からスキュー補正部213に入力される。しかしながら、除電処理においてスキュー補正を行う必要はないため、除電処理においてはスキュー補正部213によるスキュー補正を省略するような制御が好ましい。
スキュー補正の省略に際しては、例えば上述したようにCPU202によって設定されるパラメータとして、スキューが存在しないようなパラメータが設定されることにより実現される。これにより、スキュー補正部213は、ラインメモリ205に書き込んだ画像データをそのまま読み出すため、副走査方向への画像シフトは行われない。
この他、スキュー補正部213がバイパスされてそのままLEDA制御部214にデータが入力されるようにしても良い。
LEDA制御部214は、スキュー補正部213から出力される画素情報に基づき、動作周波数に従ってLEDAプリントヘッド130の発光を制御する。即ち、LEDA制御部214が光源制御部として機能する。
本実施例1に係るLEDA制御部214は、CMYK各色に対応する夫々のLEDAプリントヘッド130の発光期間が重ならないように、図6に示すように各色の発光タイミングを制御する。
次に、本実施例1に係るLEDA制御部214及びLEDAプリントヘッド130の具体的な構成について、図20を参照して説明する。図20は、本実施例1に係るLEDA制御部214及びLEDAプリントヘッド130の機能構成及び接続関係を示す図である。図20に示すように、本実施例1に係るLEDA制御部214は、レジスタ301、信号生成部302、データ転送部303及び発光制御部304を含む。
レジスタ301は、CPU202によって設定されるパラメータ値を記憶する記憶部である。信号生成部302は、LEDA制御部214の外部から入力される基準クロックCLKに基づき、主走査ライン毎のLEDAプリントヘッド130の発光周期を示すライン周期信号LSYNCを生成して出力する。LSYNCが、主走査ライン毎の周期を示す主走査同期信号である。信号生成部302は、CMYK夫々の色毎にLSYNCを生成して出力する。
データ転送部303は、スキュー補正部213から入力される画像データDATAを、信号生成部302から入力されるLSYNCのタイミングに応じてLEDAプリントヘッド130に転送する。データ転送部303は、CMYK各色のLEDAプリントヘッド130に対応して設けられる。そして、スキュー補正部213は、CMYK各色の画像データDATAを、夫々の色に対応したデータ転送部303に入力する。
発光制御部304は、信号生成部302から入力されるLSYNCのタイミングに応じて、LEDAプリントヘッド130を発光制御するためのストローブ信号STRBを出力する。発光制御部304は、CMYK夫々の色毎のLEDAプリントヘッド130に対応して設けられる。そのため、信号生成部302は、CMYK夫々の色毎に生成したLSYNCを各色に対応する発光制御部304に対して出力する。
ここで、発光制御部304は、通常の画像形成出力の際は図6に示す態様で、除電処理の際は図11に示す態様で夫々ストローブ信号STRBを出力する。その設定は、レジスタ301に対するCPU202の設定によって行われる。発光制御部304は、レジスタ301に設定された、画像形成処理か除電処理かを示す設定値に基づき、出力するストローブ信号STRBの期間を切り替える。これにより、図6に示すようなストローブ期間と図11に示すようなストローブ期間との切り替えが実現される。
CMYK各色のLEDAプリントヘッド130においては、発光信号入力部135が、発光制御部304から入力されるSTRBを取得して夫々のLEDA132に対応する駆動回路133に入力する。
データ転送部303から入力されたデータ信号DATAは、LEDAプリントヘッド130において画像データ入力部134が取得し、夫々のLEDA132に対応する駆動回路133に入力される。画像データ入力部134は、シリアルデータとして入力されるデータ信号DATAをパラレルに展開するため、例えばシフトレジスタによって構成される。
駆動回路133は、画像データ入力部134から入力されたDATAに基づいてLEDA132に含まれる複数のLED素子の点灯/消灯を切り替え、発光信号入力部135から入力されるストローブ信号STRBに従ってLEDA132を発光駆動する。
除電処理に際しては、上述したように画像処理部212によって生成された除電処理用の点灯制御に対応した画像データのデータ信号DATAが、データ転送部303から画像データ入力部134に転送される。このデータが画像データ入力部134から夫々の駆動回路133に入力されることにより、図13〜図15に示すような点灯状態が実現される。
以上説明したように、本実施例1に係る光書き込み装置が搭載された画像形成装置によれば、光書き込みを行うための線状光源によって除電処理を行う。その際、瞬間的な消費電流量を低減するため、発光させるLED素子を等間隔で間引いた間引き点灯制御を行う。
そのような間引き点灯制御によって感光体ドラム109表面に与えられる露光エネルギーが不足して十分な露光が行えなくなる状態を回避するため、1回の点灯制御におけるストローブ期間を、通常の画像形成出力時よりも長くする。このような態様により、十分な除電露光を行いつつ、除電処理における瞬間的な消費電流の低減を図ることが可能となる。
尚、上記実施例1においては、除電処理におけるストローブ期間を通常の画像形成出力におけるストローブ期間の2倍とする場合を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、間引き点灯制御によって不足する露光エネルギーを補うことが可能な程度に過不足なく延長することが好ましい。
従って、2倍で足りなければそれ以上のストローブ期間を設定する必要がある。他方、1回の露光は1ライン周期以内に終える必要があり、且つ1ライン周期には図6、図11に示すようにCMYKの4色分の露光を終える必要がある。従って、延長することが可能な最大のストローブ期間は、1ライン周期の4分の1の期間である。
また、上記実施例1においては、間引き点灯制御の態様として、図13〜図15に示すように、奇数番目、偶数番目のいずれかを点灯させる1つおきの点灯制御を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、点灯させるLED素子を間引いて瞬間的な消費電流量を低減する態様であれば、他の態様を採用しても良い。
他の態様の例としては、主走査方向において2素子発光させる毎に1素子を消灯させるように制御する態様や、同じく4素子発光させた後4素子消灯させるように制御する態様等を採用することができる。これらの態様に限らず、発光させるLED素子のグループと発行させないLED素子のグループとが周期的に並ぶ構成であればどのような態様であっても実現可能である。
但し、1つおきの点灯制御を採用することにより、消灯されるLED素子に対応する位置の露光エネルギーを、その両側に配置されたLED素子によって与えられる露光エネルギーによって補うことが可能である。これにより、上述したストローブ期間の延長による露光エネルギーの補足を好適に達成することが可能となる。
実施例1は線状光源を使用して光書き込みを行う例であったが、本実施例2はポリゴンミラーで反射させて操作する回転反射光源を使用して光書き込みを行う例である。尚、実施例1において、図1から図6を参照して説明した技術事項は本実施例2においても同様なので重複する説明は省略する。
図21は、LD(Laser Diode)光源から照射されるレーザー光を回転するポリゴンミラーで反射して走査する回転反射光源を用いる場合における光書き込み装置111を上面から見た図である。また、図22は、回転反射光源を用いる光書き込み装置111を側面から見た断面図である。
図4及び図5に示すように、各色の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Yに書き込みを行うレーザー光はLD光源281BK、281Y、281M、281C(以降、総じてLD光源281とする)から照射される。尚、本実施例2に係るLD光源281は、半導体レーザー、コリメータレンズ、スリット、プリズム、シリンダレンズ等で構成されている。
LD光源281から照射されたレーザー光は、反射鏡280によって反射される。各レーザー光は図示しないfθレンズ等の光学系によって夫々ミラー282BK、282Y、282M282C(以降、総じて282とする)に導かれ、更にその先の光学系によって各感光体ドラム109BK、109M、109C、109Yの表面へと走査される。
反射鏡280は6面体のポリゴンミラーであり、回転することによってポリゴンミラー1面につき主走査方向のライン分のレーザー光を走査することができる。本実施例2に係る光書き込み装置111は、4つの光源装置を281BK、281Yと、281M、281Cの2色ずつの光源装置に分けて反射鏡280の異なる反射面を用いて走査を行う。これにより、1つの反射面のみを用いて走査する方式よりコンパクトな構成で、同時に異なる4つの感光体ドラムに書き込むことが可能となる。
また、反射鏡280によってレーザー光が走査される範囲の走査開始位置近傍には、水平同期検知センサ283が設けられている。LD光源281から照射されたレーザー光が水平同期検知センサ283に入射することにより、主走査ラインの走査開始位置のタイミングが検知され、LD光源281を制御する制御装置と反射鏡280との同期がとられる。
図23は、本実施例2に係る画像形成装置1の動作状態と、感光体ドラム109の回転状態とを時系列に示す図である。図23においては、2ページ分の印刷出力を行う場合を例としている。図23に示すように、画像形成装置1が2ページ分の印刷出力を行う場合、「待機」、「1枚目印刷」、「2枚目印刷」、「除電」、「待機」の順に状態が変化する。
これに対して、感光体ドラム109の回転状態は、図23に示すように、画像形成装置1の状態が「待機」の場合には「停止」である。そして、画像形成装置1の状態が「1枚目印刷」、「2枚目印刷」、「除電」の場合には「回転」である。このような制御により、1つの印刷ジョブ毎に除電処理が実行され、次の印刷ジョブにおける画像の濃度を安定させることができる。
また、印刷出力における感光体ドラム109の回転速度を維持したまま除電処理を行うことにより、除電処理のために生じる画像形成装置1のダウンタイムを最低限にすることができる。
次に、感光体ドラム109上における露光スポットの配置状態と露光エネルギーの関係について説明する。図24は、印刷出力時と同様の副走査方向の解像度で光書き込み装置111を駆動した場合の感光体ドラム109表面における露光スポットの配置状態を示す図である。
また、図25は、図24の場合において、夫々の画素に対応する露光エネルギーの強さを感光体表面の位置毎に示すと共に、除電のために必要な露光エネルギー(以降、「除電エネルギー」とする)Eを破線で示す図である。尚、図24における露光スポットのスポット径は、図25においてEを満たす範囲の径である。
図24に示すように、夫々のLED素子によって与えられる露光エネルギーは、夫々の画素の露光点に対応する位置をピークとして分布する。そして、夫々の露光点の配置位置からずれても、1つの画素について与えられる露光エネルギーが除電エネルギーを下回る前に隣接する他の画素の露光範囲に到達する。結果的に、図25に示すように、感光体ドラム109の全面に対して、除電エネルギーを超える露光エネルギーが与えられることとなる。
図24、図25の場合、感光体ドラム109に与えられる露光エネルギーは、副走査方向の全範囲において除電エネルギーEを大きく上回っている。即ち、図24、図25に示す駆動態様で光書き込み装置111を駆動して除電処理を行うと、感光体ドラム109に対して与えられる露光エネルギーが冗長であり、余分な消費電力が発生していることとなる。
これに対して、図26は、夫々の主走査ライン間の間隔を広げることにより副走査方向の解像度を下げた場合における露光スポットの配置状態を示す図である。図26においては、感光体ドラム109上における露光スポットが感光体ドラム109上の全面をカバーするギリギリの状態となるように、夫々の主走査ライン間の間隔が拡げられている。
図27は、図26の場合において、夫々の画素毎に与えられる露光エネルギーの強さを副走査位置毎に示すと共に、除電エネルギーEを破線で示す図である。
図26、図27の場合、露光スポットが除電エネルギーEを超える範囲が、感光体ドラム109上において隙間なく配置される。従って、図13において実線で示すように、感光体ドラム109上の全面を十分に除電することが可能であると共に、図24、図25に示す例よりも消費電力を低減することが可能となる。
図28は、夫々の主走査ライン間の間隔を図12の態様よりも更に広げることにより副走査方向の解像度を更に下げた場合における露光スポットの配置状態を示す図である。図28においては、感光体ドラム109上において、露光スポットによってカバーされない範囲が生じている。
図29は、図27の場合において、夫々の画素毎に与えられる露光エネルギーの強さを副走査位置毎に示すと共に、除電エネルギーEを破線で示す図である。
図28、図29の場合、感光体ドラム109の表面において露光スポットが除電エネルギーEを下回る範囲が生じる。これに対して、図29において点線で示すように、夫々の画素に対応した露光エネルギーが除電エネルギーEを超えない位置であっても、複数の画素に対応した露光エネルギーが重畳されることにより、除電エネルギーEを超えることとなる。
従って、図28、図29に示す態様であっても、感光体ドラム109上の全面を十分に除電することが可能であると共に、図26、図27に示す例よりも更に消費電力を低減することが可能となる。
通常の印刷出力時においては、画質の向上や画像のスキュー補正の高精細化のため、光書き込み装置111は、図24、図25に示すような高解像度で光源装置を点灯制御している。これに対して、除電処理においては、光書き込み装置111が図26、図28に示すように副走査方向の解像度を下げて点灯制御を行い、十分な除電効果を維持しながら消費電力を低減することが本実施例2に係る要旨である。
図4に示す線状光源の場合、光書き込み装置111は、図6において説明したライン周期を調整することにより、図24、図26、図28に示すような副走査方向の解像度を変更する。他方、図7に示す回転反射光源の場合、ライン周期を調整するためには反射鏡280の回転速度を制御する必要がある。反射鏡280の回転速度を調整して安定化させるためには相応の時間を要するため、それを実施すると図23に示す「除電」の期間が長くなり、装置のダウンタイムが長くなる。
従って、本実施例2に係る光書き込み装置111は、回転反射光源を用いる場合、主走査ラインを間引くことによって副走査方向の解像度を調整する。図30は、そのような場合の概念を示す図である。
図30に示すように反射鏡280は、6面の反射面を有し、夫々の面が1主走査ライン分の走査を行う。そして、1回転により6ライン分の走査を行う。このような場合、例えば奇数番号若しくは偶数番号に対応する反射面に対してのみ、レーザー光を照射することにより、1ラインおきに主走査ラインが間引かれることとなる。その結果、副走査方向の解像度を半分にすることができる。
次に、本実施例2に係る光書き込み装置111の制御ブロックについて、図31を参照して説明する。図31は、本実施例2に係る光書き込み装置111においてLEDAプリントヘッド130若しくはLD光源281等の光源装置を制御する光書き込み制御部201の機能構成と、コントローラ20との接続関係を示す図である。
図31に示すように、本実施例2に係る光書き込み制御部201は、光書き込み装置111全体の動作を制御するCPU202、主記憶装置としてのRAM203、ラインメモリ204、205及び書き込み制御回路210aを含む。また、書き込み制御回路210aは、周波数変換部211、画像処理部212、スキュー補正部213及び点灯制御部215を含む。
このように、本実施例2に係る光書き込み制御部201は、図1において説明したハードウェア構成と同様に、記憶媒体に記憶されている制御プログラムがRAM203にロードされ、CPU202がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって構成される。光書き込み制御部201が、光書き込み制御装置として機能する。
書き込み制御回路210aは、コントローラ20から入力される描画情報に基づいてLEDAプリントヘッド130やLD光源281の発光を制御する制御回路であり、集積回路等によって構成され、CPU202の制御に従って動作する。
周波数変換部211は、コントローラ20から入力される描画情報を書き込み制御回路210aの動作周波数に対応させて出力する。そのため、周波数変換部211は、コントローラ20から入力される描画情報を、周波数変換用に設けられたラインメモリ204に一次的に格納し、書き込み制御回路210aの動作周波数に従って出力する。周波数変換部211は、コントローラ20から入力される画像情報を取得する画像情報取得部としても機能する。
画像処理部212は、周波数変換されて出力された画像データに対して、諸々の画像処理を行う。画像処理部212が行う画像処理としては、画像サイズの変更やトリミング処理並びに内部パターンの付加等がある。また、画像処理部212は、周波数変換部211から多階調の画像情報として入力される描画情報を、有色/無色の二階調に変換し、最終的にLEDAプリントヘッド130若しくはLD光源281を発光制御するための画素情報を生成する二値化処理を行う。
更に、本実施例2に係る画像処理部212は、除電処理の際、除電処理のためにLED素子やLD光源281を点灯させるためのデータ(以降、「除電用データ」とする)を生成する。除電処理においては感光体ドラム109上の全面に対して除電エネルギーEが与えられる。従って、除電用データは例えばベタ画像である。
他方、図29において説明したように、隣接する画素に対応した露光エネルギーによって除電エネルギーEが得られるのであれば、ベタ画像である必要はない。従って、画像処理部212は、除電用データとして、感光体ドラム109上の全面に対して除電エネルギーEが与えられるような有色画素のパターンによって構成される除電用データを生成しても良い。この除電用データは、上述した副走査方向の解像度に応じて生成される。
スキュー補正部213は、LEDAプリントヘッド130と感光体ドラム109との配置による誤差、LD光源281と反射鏡280との配置による誤差等、様々な要因によって生じる画像のスキューを補正する。スキュー補正に関するパラメータ値は光書き込み制御部201に含まれる記憶装置に記憶されており、CPU202の制御によってスキュー補正部213に設定される。スキュー補正部213は、画像処理部212から入力された画像データをラインメモリ205に主走査ライン毎に格納し、設定されたパラメータ値に従ってラインメモリ205から画像データを読み出すことによりスキュー補正を実行する。
スキュー補正部213は、ラインメモリ205に複数の主走査ライン分の画素データが格納された状態において、補正するべき画像の傾きに応じて、主走査ライン上の所定の位置において画素データを読み出すラインをシフトする。例えば、1ライン目から画素データを読み出していた場合において、主走査ライン上の所定の位置(以降、「シフト位置」とする)において、画素データを読み出す主走査ラインを2ライン目に切り替える。このような処理により、画像の傾きを補正することが可能となる。
尚、上述したように、除電処理において画像処理部212によって生成される除電用データも、通常の画像データと同様に画像処理部212からスキュー補正部213に入力される。しかしながら、除電処理においてスキュー補正を行う必要はないため、除電処理においてはスキュー補正部213によるスキュー補正を省略するような制御が好ましい。
スキュー補正の省略に際しては、例えば上述したようにCPU202によって設定されるパラメータとして、スキューが存在しないようなパラメータが設定されることにより実現される。これにより、スキュー補正部213は、ラインメモリ205に書き込んだ画像データをそのまま読み出すため、副走査方向への画像シフトは行われない。この他、スキュー補正部213がバイパスされてそのまま点灯制御部215にデータが入力されるようにしても良い。
点灯制御部215は、スキュー補正部213から出力される画素情報に基づき、動作周波数に従ってLEDAプリントヘッド130若しくはLD光源281の発光を制御する。即ち、点灯制御部215が光源制御部として機能する。
次に、本実施例2に係る点灯制御部215の具体的な構成について説明する。図32は、LEDAプリントヘッド130を用いる場合、即ち線状光源に対応した点灯制御部215の機能構成及びLEDAプリントヘッド130の構成を示すブロック図である。図32に示すように、線状光源に対応した点灯制御部215は、レジスタ301、信号生成部302、データ転送部303及び発光制御部304を含む。
レジスタ301は、CPU202によって設定されるパラメータ値を記憶する記憶部である。信号生成部302は、点灯制御部215の外部から入力される基準クロックCLKに基づき、主走査ライン毎のLEDAプリントヘッド130の発光周期を示すライン周期信号LSYNCを生成して出力する。LSYNCが、主走査ライン毎の周期を示す主走査同期信号である。信号生成部302は、CMYK夫々の色毎にLSYNCを生成して出力する。
ここで、信号生成部302が出力するLSYNCの周期は、通常の印刷出力においては図24に対応する周期であり、除電処理においては図26、図28に対応する周期である。このLSYNCの周期の設定は、CPU202がレジスタ301に設定値を書き込むことによって行われる。
データ転送部303は、スキュー補正部213から入力される画像データDATAを、信号生成部302から入力されるLSYNCのタイミングに応じてLEDAプリントヘッド130に転送する。データ転送部303は、CMYK各色のLEDAプリントヘッド130に対応して設けられる。そして、スキュー補正部213は、CMYK各色の画像データDATAを、夫々の色に対応したデータ転送部303に入力する。
発光制御部304は、信号生成部302から入力されるLSYNCのタイミングに応じて、LEDAプリントヘッド130を発光制御するためのストローブ信号STRBを出力する。発光制御部304は、CMYK夫々の色毎のLEDAプリントヘッド130に対応して設けられる。そのため、信号生成部302は、CMYK夫々の色毎に生成したLSYNCを各色に対応する発光制御部304に対して出力する。
CMYK各色のLEDAプリントヘッド130においては、発光信号入力部135が、発光制御部304から入力されるSTRBを取得して夫々のLEDA132に対応する駆動回路133に入力する。
データ転送部303から入力されたデータ信号DATAは、LEDAプリントヘッド130において画像データ入力部134が取得し、夫々のLEDA132に対応する駆動回路133に入力される。画像データ入力部134は、シリアルデータとして入力されるデータ信号DATAをパラレルに展開するため、例えばシフトレジスタによって構成される。
駆動回路133は、画像データ入力部134から入力されたDATAに基づいてLEDA132に含まれる複数のLED素子の点灯/消灯を切り替え、発光信号入力部135から入力されるストローブ信号STRBに従ってLEDA132を発光駆動する。
除電処理に際しては、上述したように画像処理部212によって生成された除電処理用の点灯制御に対応した画像データのデータ信号DATAが、データ転送部303から画像データ入力部134に転送される。このデータが画像データ入力部134から夫々の駆動回路133に入力されると共に、レジスタ301に対する設定によって調整されたLSYNCに基づいて発光制御部304がSTRBを出力する。これにより、図26、図28に示すような点灯状態が実現される。
図33は、回転反射光源に対応した点灯制御部215の機能構成及びLD光源281等の回転反射光源を構成する各部との接続関係を示すブロック図である。図32に示すように、回転反射光源に対応した点灯制御部215は、LD制御部401、ポリゴンモータ制御部402、レジスタ403、同期検知用点灯制御部404及び画素クロック生成部410を含む。
LD制御部401は、画素クロック生成部410から入力される画素クロックに従い、スキュー補正部213から入力される画素データに基づいてLD光源281を点灯制御する。ポリゴンモータ制御部402は、反射鏡280を回転制御する。LD制御部401及びポリゴンモータ制御部402は、CPU202によってレジスタ403に書き込まれた設定値に従って夫々上記制御を行う。
同期検知用点灯制御部404は、反射鏡280によって反射されたレーザー光が水平同期検知センサ283に入射するタイミングにおいてLD光源281を強制的に点灯させるためにLD制御部401に点灯信号を入力する。同期検知用点灯制御部404は、最初はLD制御部401を強制的に点灯させて水平同期検知センサ283からの信号を取得することにより、水平同期検知センサ283からの水平同期検知信号の周期を認識する。以降、そのように認識した水平同期検知信号の周期に従ってLD制御部401に点灯信号を入力する。
画素クロック生成部410は、基準クロック発生部411、VCO(Voltage Controlled Oscillator)クロック発生部412及び位相同期クロック発生部413を含む。そして、これらの機能により、LD制御部401が1主走査ライン上において各画素に対応した点灯制御を行うための画素クロックを生成する。
基準クロック発生部411は、CPU202によってレジスタ403に書き込まれた設定値に基づいて基準クロックを生成して出力する。VCOクロック発生部412は、基準クロックに基づいてVCOクロックを生成して出力する。位相同期クロック発生部413は、VCOクロックを水平同期検知センサ283から入力される水平同期信号に同期させて画素クロックとして出力する。
このような構成において、LD制御部401は、図16において説明したように、奇数番目のライン及び偶数番目の主走査ラインのいずれかにおいて、スキュー補正部213から入力される画素データに関わらずLD光源281を点灯しない。これにより、副走査方向の解像度が元の解像度の半分に制御される。
尚、回転反射光源を用いる場合の副走査方向の解像度の調整量は、上述した奇数番目及び偶数番目いずれかの主走査ラインを消灯する態様、即ち解像度を半分とする態様に限らない。例えば、3ラインに1ラインだけ点灯する場合には、副走査方向の解像度を3分の1に制御することが可能である。
このように回転反射光源を用いる場合、主走査ライン毎にLD光源281を点灯させる頻度をレジスタ403に設定することにより、点灯制御部215は、副走査方向の解像度を元の解像度の整数分の1に制御することが可能である。
図34は、帯電器110によって感光体ドラム109に与えられる帯電バイアスの電圧に応じて必要な露光エネルギー、即ち除電エネルギーEを示す図である。図34においては、帯電バイアスがー400V〜−900Vの夫々の場合において、感光体表面電位と露光エネルギーとの関係が示されている。
図34に示すように、除電エネルギーEは、帯電バイアスに応じて異なり、その絶対値が大きい程より高い露光エネルギーを要する。図25、図27、図29に示すように、感光体上の位置に応じた露光エネルギーのうち最も低い値は、副走査方向の解像度が低い程低くなる。
従って、本実施例2に係るCPU202は、帯電器110が感光体ドラム109に印加する帯電バイアスに基づき、感光体ドラム109上の全面において除電エネルギーEが満たされる副走査方向の解像度を算出する。そして、疎の算出結果に基づいて点灯制御部215のレジスタ301又はレジスタ403に副走査方向の解像度を設定する。
上述した副走査方向の解像度の計算においては、図34に示すように帯電バイアスebに基づいて定まる除電エネルギーEの他、感光体ドラム109の回転速度に応じた線速v、現像バイアスDb、1画素あたりの発光時間t、温度T、湿度h等、露光エネルギーに影響する各パラメータが加味される。即ち、CPU202は、以下の式(1)に示すように、上記の各パラメータ値を用いた計算式により副走査方向の解像度Rを求める。
そして、CPU202は、上記式(1)により求めた副走査方向の解像度Rを、レジスタ301又はレジスタ403に設定する。これにより、図32、図33において説明した機能により、除電処理における副走査方向の解像度が変更される。
以上説明したように、本実施例2に係る光書き込み装置が搭載された画像形成装置によれば、光書き込み装置によって除電のための露光が実行され、除電処理における副走査方向の解像度として、通常の印刷処理よりも低く調整された解像度が設定される。この低く調整された解像度は、図15において説明したように、異なる画素に対して得られた露光エネルギーが重畳されることによってEが満たされることを加味し、感光体ドラム109の全面でEが得られるように設定される。
これにより、除電に必要な露光エネルギーを保ったまま消費電力を低減することができる。そして、このような制御であれば、上述したように、線状光源を用いる場合であっても、回転反射光源を用いる場合であっても適用可能である。従って、静電潜像を形成する光書き込み装置を用いて感光体の除電処理を行う場合の消費電力の低減を、光源装置の種類によらずに実現することができる。
また、夫々の印刷ジョブの最後において、感光体ドラム109の回転速度を維持したまま除電処理が実行されるため、除電効果を維持したまま、除電処理による装置のダウンタイムを最低限に抑えることができる。
1 画像形成装置
10 (画像形成装置の)CPU
11 (画像形成装置の)RAM
12 ROM
13 エンジン
14 HDD
15 I/F
16 LCD
17 操作部
18 バス
20 コントローラ
21 ADF
22 スキャナユニット
23 排紙トレイ
24 ディスプレイパネル
25 給紙テーブル
26 プリントエンジン
27 排紙トレイ
28 ネットワークI/F
30 主制御部
31 エンジン制御部
32 入出力制御部
33 画像処理部
34 操作表示制御部
101 給紙トレイ
102 給紙ローラ
103 レジストローラ
104 用紙
105 搬送ベルト
106K、106C、106M、106Y 画像形成部
107 駆動ローラ
108 従動ローラ
109K、109C、109M、109Y 感光体ドラム
110K 帯電器
111光書き込み装置
112K、112C、112M、112Y 現像器
113K、113C、113M、113Y 感光体クリーナ
115K、115C、115M、115Y 転写器
116 定着器
131 基板
132 LEDA
133 駆動回路
134 画像データ入力部
135 発光信号入力部
201 光書き込み制御部
202 (光書き込み制御部の)CPU
203 (光書き込み制御部の)RAM
204、205 ラインメモリ
210 LEDA書き込み制御回路
210a 書き込み制御回路
211 周波数変換部
212 画像処理部
213 スキュー補正部
214 LEDA制御部
301 レジスタ
302 信号生成部
303 データ転送部
304 発光制御部
特開2013−109295号公報

Claims (10)

  1. 複数の発光素子が線状に配列されて構成された光源装置を発光制御することによって感光体上に静電潜像を形成する光書き込み制御装置であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、
    取得された前記画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて複数の前記光源装置を発光制御すると共に、前記光源装置を発光制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理を行う光源制御部とを含み、
    前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源装置を発光制御する際、前記複数の発光素子の一部を消灯状態とすると共に、前記静電潜像を形成するための発光制御における発光時間よりも1回の発光制御における発光時間を長くすることを特徴とする光書き込み制御装置。
  2. 光源装置を発光制御することによって感光体上に静電潜像を形成する光書き込み制御装置であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、
    取得された前記画像情報に基づいて前記光源装置を点灯制御して前記感光体を露光させて前記静電潜像を形成すると共に、形成した前記静電潜像が現像された画像が転写された後に前記感光体上の電荷を除去するために前記光源装置を点灯制御して前記感光体を露光させる除電処理を行う点灯制御部とを含み、
    前記光源制御部は、前記除電処理において前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度が、前記静電潜像を形成するために前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度よりも低くなるように制御することを特徴とする光書き込み制御装置。
  3. 前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源装置を発光制御する際、前記複数の発光素子を等間隔に間引いて発光制御することにより、一部を消灯状態とすることを特徴とする請求項2に記載の光書き込み制御装置。
  4. 前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源装置を発光制御する際、前記複数の発光素子を1つおきに発光制御することを特徴とする請求項3に記載の光書き込み制御装置。
  5. 前記光源制御部は、前記感光体上の電荷を除去するために必要な露光エネルギーが前記感光体上の全面において得られるように、前記除電処理において前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度を制御することを特徴とする請求項2に記載の光書き込み制御装置。
  6. 前記光源制御部は、前記光源装置を点灯制御することにより前記感光体上に与えられた露光エネルギーのうち、異なる主走査ラインに対応する露光エネルギーが重畳することによって、電荷を除去するために必要な露光エネルギーが得られるように、前記除電処理において前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度を制御することを特徴とする請求項5に記載の光書き込み制御装置。
  7. 前記光源装置は、レーザー光を回転する反射鏡に対して照射することにより前記感光体上を走査する回転反射光源であり、
    前記光源制御部は、前記レーザー光を照射する主走査ラインを間引くことによって前記除電処理において前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度を制御することを特徴とする請求項2、5及び6のいずれか1項に記載の光書き込み制御装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光書き込み制御装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
  9. 複数の発光素子が線状に配列されて構成された光源装置を発光制御することによって感光体上に静電潜像を形成する光書き込み制御方法であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得し、
    取得された前記画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて複数の前記光源装置を発光制御すると共に、前記光源装置を発光制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理を行い、
    前記除電処理において、前記光源装置を発光制御する際、前記複数の発光素子の一部を消灯状態とすると共に、前記静電潜像を形成するための発光制御における発光時間よりも1回の発光制御における発光時間を長くすることを特徴とする光書き込み制御方法。
  10. 光源装置を発光制御することによって感光体上に静電潜像を形成する光書き込み制御方法であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得し、
    取得された前記画像情報に基づいて前記光源装置を点灯制御して前記感光体を露光させて前記静電潜像を形成し、
    形成した前記静電潜像が現像された画像が転写された後に前記感光体上の電荷を除去するために前記光源装置を点灯制御して前記感光体を露光させる除電処理を行い、
    前記除電処理において前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度が、前記静電潜像を形成するために前記光源装置を点灯制御する際の副走査方向の解像度よりも低くなるように制御することを特徴とする光書き込み制御方法。
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