JPH0698104A - Ld駆動回路およびシェーディング補正方法 - Google Patents

Ld駆動回路およびシェーディング補正方法

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JPH0698104A
JPH0698104A JP4242888A JP24288892A JPH0698104A JP H0698104 A JPH0698104 A JP H0698104A JP 4242888 A JP4242888 A JP 4242888A JP 24288892 A JP24288892 A JP 24288892A JP H0698104 A JPH0698104 A JP H0698104A
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JP
Japan
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shading correction
drive circuit
power
optical power
circuit
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Application number
JP4242888A
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English (en)
Inventor
Katsumi Ito
克実 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ書き込み光学系における、レーザビー
ムスキャン幅内でのレーザパワーの変位(シェーディン
グ)をLD駆動回路内で補正し、画像品質を向上させ
る。 【構成】 LD駆動IC8、APC制御回路9、LD部
10等から構成されたLD駆動回路に、シェーディング
補正回路11および同期検知回路12を設け、ポリゴン
回転状態のときのみ、像面のビームパワーが一定となる
ようにLD駆動回路上でシェーディング補正を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、P
PC、プリンタ等のレーザ書き込みユニットにおけるL
D駆動回路およびシェーディング補正方法に関し、特に
シェーディング補正機能を有するLD駆動回路およびそ
れを用いたシェーディング補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置やプリンタ等の
レーザ書き込み光学系は、図2のように、レーザダイオ
ードユニット(LDユニット)1、シリンドリカルレン
ズ2、fθレンズ等のレンズ群3、ポリゴンミラー等の
スキャナミラー4、折り返しミラー群5から構成され
る。また、LDユニット1を構成するLD駆動回路は、
図3のように、LD駆動IC8、オートパワーコントロ
ール回路(APC制御回路)9、LD部10を備え、書
き込みパワーの制御(APC制御)は、LD部10内の
ホトダイオード(PD)の信号をフィードバックするこ
とにより実施している。このAPC制御の手順は、図4
に示す通りであり、ある周期毎に、光パワーがどのくら
い出力されているかを検知して、一定パワーになるよう
に制御するものである。すなわち、LDが点灯すると
(401)、LD部10のPDの信号(図3の電流
m)を検知し(402)、その値が適正であれば(4
03)、電流Iopを設定する(405)。また、ステッ
プ403で指定のIm値が得られない場合は、適正な値
が得られるように電流Iopの値を指示する(404)。
こうして、電流Iopが設定されると、LDの点灯指示を
確めて(406)、ステップ402へ戻るか、あるいは
LDを消灯させる(407)。一方、図1における折り
返しミラー5は各マシンの光学系ごとに異なり、この折
り返しミラー5の特性と数により、感光体面6における
パワー特性が異なる。特に、折り返しミラーの数が増え
れば、レーザビームスキャン幅内のパワーの変動が大き
くなり、画像に影響を及ぼすレベルになる。例えば、レ
ーザ光でA4幅やB4幅をスキャンするとき、少なくと
も1枚以上の折り返しミラーが必要である。また、光源
が一定パワーにて発光すれば、図5に示すような像高
(スキャン幅)−感光体面パワー特性になり、像高を振
ったときの感光体面6上の光パワーのバラツキ(シェー
ディング特性)はSh1で表わされる。なお、従来のシ
ェーディング補正方法に関するものとしては、例えば、
特開平1−185075号、特開平2−121470
号、特開平2−131078号等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、レ
ーザ書き込み光学系において、APC制御は実施してい
るが、像高を振ったときの感光体面(結像面)でのパワ
ーのバラツキに関しては制御していない。本発明の目的
は、このような問題点を改善して、レーザ書き込み光学
系における、レーザビームスキャン幅内でのレーザパワ
ーの変位(シェーディング)を自回路内で補正し、画像
品質の向上をはかるのに好適なLD駆動回路およびシェ
ーディング補正方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のLD駆動回路は、図1のLD駆動IC8
と、APC制御回路9と、LDスキャン時の同期信号を
検知する手段(同期検知回路12)と、予め測定した像
高−感光体面パワー特性に基づいて、感光体面上の光パ
ワーが一定になるように上記LD駆動ICを制御するシ
ェーディング補正手段(シェーディング補正回路11)
とを備えたことに特徴がある。また、本発明のシェーデ
ィング補正方法は、上記LD駆動回路を用い、上記同期
信号が検出された場合のみ、予め測定した像高−感光体
面パワー特性に基づいて、感光体面上の光パワーが一定
になるように上記LD駆動ICを制御することに特徴が
ある。さらに、上記LD駆動回路を有するマシンごと
に、スキャン幅の数点で出力パワー一定のときの像面の
ビームパワーを測定して像高−感光体面パワー特性を
得、その特性に基づいて感光体面上の光パワーが一定に
なるように上記LD駆動ICを制御することに特徴があ
る。
【0005】
【作用】本発明においては、LD駆動回路上でシェーデ
ィング補正を行なうので、折り返しミラーの数や特性に
拘らず、適正な補正を行なえる。また、ポリゴン回転状
態のときのみ(動特性でのみ)、LD駆動回路上でシェ
ーディング補正を行ない、ポリゴン停止状態(静特性)
では、一定の光パワーでLD点灯するので、製造ライン
等において、LDスキャンを止め、LD点灯のみでレー
ザビームの特性を測定することができる。これにより、
製造工程での検査、調整が可能となる。さらに、マシン
ごとに測定した像高−感光体面パワー特性に基づき、感
光体面上の光パワーを精度良く制御して、パワー変調に
よる多値記録を行なうこともできる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例におけるLD駆動回路の
構成図である。図1において、8はLD駆動IC、9は
APC制御回路、10はLD部、11はLD駆動時にシ
ェーディング補正を行なうためのシェーディング補正回
路、12はポリゴン回線状態なのか、ビデオ信号発生状
態なのかを検知する同期検知回路である。本実施例で
は、図2に示したレーザ書き込み光学系の特性を測定
し、図5に示した像高−感光体面パワー特性を得て、こ
れをもとに、シェーディング補正回路11により、図6
に示すような特性をもたせた制御を光源側(LC駆動I
C8)に行なわせる。なお、図6のSh2の値は、レー
ザ書き込み光学系の特性(図2に示したSh1)より、
適正な値を実験により求める。このようなシェーディン
グ補正を行なうことによって、感光体面パワーは図7に
示すように1ラインスキャン時間一定となる。
【0007】ここで、本実施例におけるLD駆動回路の
動作について述べる。図8は、本発明の一実施例におけ
るLD駆動回路の動作を示すフローチャートである。本
実施例では、LDが点灯すると(801)、従来と同様
に一定時間毎にIm値を検知し、フィードバックしてI
op値を設定してAPC制御を行なう(802〜80
5)。次に、同期信号の有無によりポリゴン回転状態で
あるか否かを検知し(806)、シェーディング補正回
路11による制御を行なうか否かを判断する。そして、
ポリゴン回転中であれば、LD駆動IC8を介して図6
に示した制御を行ない、電流Iopを設定・出力して(8
07,808)、ステップ809以降へ進む。この場
合、図7に示した感光体面パワーが得られ、シェーディ
ング特性が補正される。一方、ポリゴン回転中でなけれ
ば(806)、図6に示した制御は行なわず(通常のA
PC制御のみ行ない)、電流Iopを出力して(80
8)、ステップ809以降へ進む。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、シェーディング補正を
LD駆動回路上で行なうことができるので、ミラーの特
性によらず補正ができる。また、ミラーが多数枚になる
と、ミラーのコーティングによる補正効果は減少する
が、LD駆動回路上でシェーディング補正を行なうの
で、像面のビームパワーが一定となるように制御でき、
多数枚でも一枚でも容易に補正できる。また、ポリゴン
回転状態のときのみLD駆動回路上での補正を行なうの
で、動特性のみ補正し、静特性(ポリゴン停止状態)で
は、一定のパワーで点灯するので、工程での検査、調整
もできる。さらに、精度良く制御することができるの
で、パワー変調による多値記録を可能とする。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるLD駆動回路の構成
図である。
【図2】従来のレーザ書き込み光学系の構成図である。
【図3】従来のLD駆動回路の構成図である。
【図4】従来のAPC制御を示すフローチャートであ
る。
【図5】レーザ書き込み光学系の像高−感光体面パワー
特性を示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるシェーディング補正
回路のタイミングチャートである。
【図7】本発明の一実施例におけるシェーディング補正
後の感光体面パワーを示す図である。
【図8】本発明の一実施例におけるLD駆動回路の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 LDユニット 2 シリンドリカルレンズ 3 レンズ群 4 スキャナミラー 5 折り返しミラー 6 感光体面 7 光路 8 LD駆動IC 9 APC制御回路 10 LD部 11 シェーディング補正回路 12 同期検知回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 116 H01S 3/096

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LD駆動ICおよびAPC制御回路を備
    えたLD駆動回路において、レーザビームスキャン時の
    同期信号を検知する手段と、予め測定したスキャン幅内
    での光パワーの変位に基づいて、感光体面上の光パワー
    が一定になるように上記LD駆動ICを制御するシェー
    ディング補正手段とを設けたことを特徴とするLD駆動
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のLD駆動回路を用いたシ
    ェーディング補正方法において、上記同期信号が検出さ
    れた場合のみ、予め測定したスキャン幅内での光パワー
    の変位に基づいて、感光体面上の光パワーが一定になる
    ように上記LD駆動ICを制御することを特徴とするシ
    ェーディング補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のLD駆動回路を用いたシ
    ェーディング補正方法において、該LD駆動回路を有す
    るマシンごとに、スキャン幅内での光パワーの変位を測
    定し、該変位に基づいて感光体面上の光パワーが一定に
    なるように上記LD駆動ICを制御することを特徴とす
    るシェーディング補正方法。
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